JP2018207373A - 投写型表示装置の較正装置、較正方法、プログラム、投写型表示装置、及び投写型表示システム - Google Patents

投写型表示装置の較正装置、較正方法、プログラム、投写型表示装置、及び投写型表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】センサ自体のずれを考慮しながら、投写型表示装置の較正後に生じた投写面と投写型表示装置との相対位置のずれを検出して再較正する。
【解決手段】制御回路11は、プロジェクタ1−1の較正後、スクリーン2の特徴点を示す第1の位置情報と、スクリーン2に投写されたテスト画像41の特徴点を示す第2の位置情報とを取得する。制御回路11は、第1及び第2の位置情報の取得後、スクリーン2の特徴点を示す第3の位置情報と、スクリーン2に投写されたテスト画像41の特徴点を示す第4の位置情報とを取得する。制御回路11は、第1及び第3の位置情報の差分に基づいて、第4の位置情報に含まれるテスト画像41の特徴点の位置を補正して第5の位置情報を生成する。制御回路11は、第2及び第5の位置情報の差分に基づいてプロジェクタ1−1を再較正する。
【選択図】図1

Description

本開示は、投写面に画像を投写する少なくとも1つの投写型表示装置を較正するための較正装置、較正方法、及びプログラムに関する。本開示はまた、そのような較正装置を備えた投写型表示装置に関する。本開示はまた、そのような較正装置及び投写型表示装置を備えた投写型表示システムに関する。
投写面に画像を投写する投写型表示装置は、その初期設定として、画像を投写面の投写領域に合わせて投写するように較正される。較正後にある程度の時間が経過したとき投写面と投写型表示装置との相対位置がずれる可能性があるので、投写型表示装置は定期的に再較正される必要がある。このずれを検出するために、例えば、撮像装置、測距センサなど、投写面と投写型表示装置との相対位置又はその変化を測定するための何らかのセンサが使用されてもよい。
特許文献1は、複数のプロジェクタが投影した各画像により1つの画像を構築させるマルチプロジェクションシステムにおいて、各プロジェクタの画像の間の「幾何ずれ」を検出して再較正することを開示している。具体的には、前回測距センサにより検出された相対位置と今回測距センサにより検出された相対位置とが一致しない場合、スクリーンで構築される1つの画像に「幾何ずれ」が発生したものと判断し、再度較正を行い算出された補正値を用いてスクリーンに1つの画像を再構築することを開示している。
特開2006−304100号公報 特許第5605473号公報
しかし、特許文献1の発明では、測距センサ自体がずれる可能性を考慮していないので、検出された相対位置自体が誤差を含む可能性がある。
本開示は、センサ自体のずれを考慮しながら、投写型表示装置の較正後に生じた投写面と投写型表示装置との相対位置のずれを検出して再較正することができる投写型表示装置の較正装置を提供する。本開示はまた、そのような投写型表示装置の較正方法及びプログラムを提供する。本開示はまた、そのような較正装置を備えた投写型表示装置を提供する。本開示はまた、そのような較正装置及び投写型表示装置を備えた投写型表示システムを提供する。
本開示の一態様に係る較正装置によれば、投写面に画像を投写する少なくとも1つの投写型表示装置を較正するための制御部を備えた較正装置であって、
前記制御部は、
撮像装置により前記投写面を撮影して前記投写面の特徴点の位置を示す第1の位置情報を取得し、前記投写型表示装置によりテスト画像を前記投写面に投写し、前記撮像装置により前記テスト画像を撮影して前記テスト画像の特徴点の位置を示す第2の位置情報を取得し、
その後、前記撮像装置により前記投写面を撮影して前記投写面の特徴点の位置を示す第3の位置情報を取得し、前記投写型表示装置により前記テスト画像を前記投写面に投写し、前記撮像装置により前記テスト画像を撮影して前記テスト画像の特徴点の位置を示す第4の位置情報を取得し、
前記第1及び第3の位置情報の差分に基づいて前記撮像装置及び前記投写面の相対位置のずれを示す第1の変位情報を取得し、前記第1の変位情報に基づいて、前記第4の位置情報に含まれる前記テスト画像の特徴点の位置を補正して第5の位置情報を生成し、
前記第2及び第5の位置情報の差分に基づいて前記投写型表示装置及び前記投写面の相対位置のずれを示す第2の変位情報を取得し、前記第2の変位情報に基づいて、前記投写型表示装置を較正する。
本開示の態様に係る較正装置によれば、センサ自体のずれを考慮しながら、投写型表示装置の較正後に生じた投写面と投写型表示装置との相対位置のずれを検出して再較正することができる。
実施形態1に係る投写型表示システム100を示す模式図である。 図1の制御回路11によって実行される初期較正処理を示すフローチャートである。 図2のステップS3他における特徴点検出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 図2のステップS3を実行するときに撮像装置4によって撮影された画像であって、マーカーM1〜M4を含む画像21を示す図である。 図4の画像21におけるマーカーM1〜M4の座標を示し、図1の記憶装置12に格納されるデータ31のフォーマットを示す図である。 図2のステップS3を実行するときに撮像装置4によって撮影された画像であって、プロジェクタ1−1によってスクリーン2に投写されたテスト画像41を含む画像22を示す図である。 図6のテスト画像41から検出された特徴点の座標FP(N)を示す仮想的な画像23を示す図である。 図7のテスト画像41の特徴点の座標を示し、図1の記憶装置12に格納されるデータ32のフォーマットを示す図である。 図1の制御回路11によって実行される再較正処理を示すフローチャートである。 図9のステップS21を実行するときに撮像装置4によって撮影された画像であって、マーカーM1〜M4を含む画像24を示す図である。 図10の画像24におけるマーカーM1〜M4の座標を示し、図1の記憶装置12に格納されるデータ33のフォーマットを示す図である。 図9のステップS21を実行するときに撮像装置4によって撮影された画像であって、プロジェクタ1−1によってスクリーン2に投写されたテスト画像41を含む画像22を示す図である。 図12のテスト画像41から検出された特徴点の座標FP’(N)を示す仮想的な画像26を示す図である。 図13のテスト画像41の特徴点の座標を示し、図1の記憶装置12に格納されるデータ34のフォーマットを示す図である。 図9のステップS22におけるずれ検出及び補正処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 図6のテスト画像41から検出された特徴点の座標FP(N)と、図15のステップS32で補正された座標を有するテスト画像41の特徴点の座標FP’’(N)とを示す仮想的な画像27を示す図である。 図6のテスト画像41から検出された特徴点の座標FP(N)と、図15のステップS34を実行した後にプロジェクタ1−1によってスクリーン2に仮想的に投写されて撮像装置4によって仮想的に撮影されるテスト画像41の特徴点の座標FP’’’(N)とを示す仮想的な画像28を示す図である。 実施形態2に係る投写型表示システム100Aを示す模式図である。 実施形態3に係る投写型表示システム100Bを示す模式図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するものであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施形態1)
以下、図1〜図17を参照して、実施形態1について説明する。
[1−1.構成]
図1は、実施形態1に係る投写型表示システム100を示す模式図である。投写型表示システム100は、プロジェクタ1−1,1−2、スクリーン2、マーカーM1〜M4、マーカー制御装置3、撮像装置4、及び較正装置10を備える。
プロジェクタ1−1,1−2は、較正装置10の制御下で、スクリーン2(投写面)の投写領域に合わせて画像(又は映像)を投写する投写型表示装置である。プロジェクタ1−1,1−2は投写範囲2−1,2−2をそれぞれ有し、投写範囲2−1,2−2は互いに重畳する重畳部分2−3を有する。複数のプロジェクタを用いてスクリーン2に1つの画像を投写する場合には、エッジブレンディングと呼ばれる手法が一般に使われている。エッジブレンディングでは、隣接する投写範囲2−1,2−2の一部が互いに重なり合うように画像を投写し、重畳部分2−3においては、各プロジェクタ1−1,1−2の輝度を徐々にクロスフェードするようにして画像の繋ぎ目を目立たなくする。
マーカーM1〜M4は、スクリーン2に対して予め決められた複数の位置にそれぞれ設けられる。図1の例では、矩形のスクリーン2が建物の壁面に設けられ、マーカーM1〜M4は、スクリーン2の4つのコーナーの位置において壁面に埋設されるようにそれぞれ設けられる。マーカーM1〜M4は、マーカー制御装置3の制御下で点灯及び消灯する。例えば、各マーカーM1〜M4はLED素子をそれぞれ備え、マーカー制御装置3に接続されたケーブルからの給電により発光する。マーカー制御装置3は、較正装置10の制御下で、マーカーM1〜M4の点灯及び消灯を制御する。
撮像装置4は、較正装置10の制御下で、スクリーン2及びマーカーM1〜M4を含む所定の領域を撮影するように配置される。撮像装置4は、撮影した画像を較正装置10に送る。
較正装置10は、スクリーン2の投写領域に合わせて画像を投写するように、プロジェクタ1−1,1−2を較正する。さらに、較正装置10は、較正後に生じたスクリーン2とプロジェクタ1−1,1−2との相対位置のずれを検出してプロジェクタ1−1,1−2を再較正する。較正装置10は、制御回路11、記憶装置12、入力装置13、及び通信回路14を備える。制御回路11は、較正装置10の全体及び投写型表示システム100の全体の動作を制御する制御部である。記憶装置12は、プロジェクタ1−1,1−2を較正するためのテスト画像を格納し、また、撮像装置4によって撮影された画像における特徴点の位置を格納する。入力装置13は、較正装置10を制御するユーザ入力を受けるスイッチなどを備える。通信回路14は、プロジェクタ1−1,1−2、マーカー制御装置3、及び撮像装置4にそれぞれ接続されるインターフェースを備える通信部である。
較正装置10は、プロジェクタ1−1,1−2を較正するための専用装置であってもよく、プロジェクタ1−1,1−2を較正するためのプログラムを実行するパーソナルコンピュータなどの汎用装置であってもよい。
プロジェクタ1−1,1−2、マーカー制御装置3、及び撮像装置4は、同じ種類のインターフェースを介して較正装置10に接続されてもよく、異なる種類のインターフェースを介して較正装置10に接続されてもよい。例えば、プロジェクタ1−1,1−2はLANケーブルを介して較正装置10と接続され、マーカー制御装置3はRS−232などの通信ケーブルを介して較正装置10と接続され、撮像装置4はUSBなどの通信ケーブルを介して較正装置10と接続されてもよい。
マーカーM1〜M4は、スクリーン2のコーナーに設けられることに限定されない。マーカーM1〜M4がスクリーン2の近傍に固定され、撮像装置4によってスクリーン2及びマーカーM1〜M4を同時に撮影することができ、かつ、スクリーン2と撮像装置4との相対位置及び角度の変化(ずれ)を検出することができるのであれば、マーカーM1〜M4は任意の位置に設けられてもよい。
プロジェクタ1−1,1−2は、建物の壁など、スクリーン2以外の投写対象物の投写面に画像を投写してもよい。
投写型表示システム100は、1つ又は3つ以上のプロジェクタ(投写型表示装置)を備えてもよい。
較正装置10は、プロジェクタ1−1,1−2によりスクリーン2に投写する画像又は映像を、記憶装置12から読み出してもよく、通信回路14を介して他のソース装置から取得してもよい。記憶装置12は、着脱可能な記憶媒体及びその読み出し装置を備えてもよい。
[1−2.動作]
以上のように構成された投写型表示システム100の動作を以下に説明する。
較正装置10の制御回路11は、初期較正処理及び再較正処理を実行する。
[1−2−1.初期較正処理]
図2は、図1の制御回路11によって実行される初期較正処理を示すフローチャートである。
ステップS1において、制御回路11は、マーカーM1〜M4を動作可能に設定する。具体的には、スクリーン2に対して予め決められた位置にマーカーM1〜M4が設置された後、制御回路11は、マーカー制御装置3を介してマーカーM1〜M4を制御可能であるか否かを確認する。
ステップS2において、制御回路11は、スクリーン2の投写領域に合わせて画像を投写するように、プロジェクタ1−1,1−2を較正する(初期較正)。具体的には、制御回路11は、各プロジェクタ1−1,1−2の投写範囲2−1,2−2がスクリーン2の投写領域における予め決められた担当領域を包含するように、各プロジェクタ1−1,1−2の設置角度、レンズシフト、ズーム、及び焦点距離を調整する。さらに、制御回路11は、各プロジェクタ1−1,1−2の投写範囲2−1,2−2がスクリーン2の投写範囲と合致するように、幾何補正を行う。また、制御回路11は、プロジェクタ1−1,1−2の投写範囲2−1,2−2の重畳部分2−3については、エッジブレンディングを設定する。制御回路11は、これらの一連の処理を、撮像装置4を用いて自動的に実行する。
ステップS3において、制御回路11は、ステップS2でプロジェクタ1−1,1−2を較正した直後の投写型表示システム100の状態を測定するために、特徴点検出処理を実行する(初期較正直後の特徴点検出処理)。
ステップS1〜S2は、較正装置10の制御回路11が実行することに代えて、ユーザが手動で行ってもよい。
図3は、図2のステップS3他における特徴点検出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、図3のステップS11〜S15を実行することにより、スクリーン2と撮像装置4との相対位置及び角度を示す情報を取得する。
ステップS11において、制御回路11は、マーカーM1〜M4をオフしてスクリーン2の投写領域を撮影する。具体的には、制御回路11は、消灯コマンドをマーカー制御装置3へ送信し、マーカーM1〜M4を消灯するように設定する。同時に、制御回路11は、消灯コマンドをプロジェクタ1−1,1−2へ送信し、プロジェクタ1−1,1−2が画像を投写しないように設定する。次に、制御回路11は、撮影コマンドを撮像装置4へ送信し、撮像装置4によりスクリーン2及びマーカーM1〜M4を撮影する。撮影された画像は、撮像装置4から較正装置10へ送信されて記憶装置12に格納される。
ステップS12において、制御回路11は、マーカーM1〜M4をオンしてスクリーン2の投写領域を撮影する。具体的には、制御回路11は、点灯コマンドをマーカー制御装置3へ送信し、マーカーM1〜M4を点灯するように設定する。プロジェクタ1−1,1−2は画像を投写しない状態を維持している。次に、制御回路11は、撮影コマンドを撮像装置4へ送信し、撮像装置4によりスクリーン2及びマーカーM1〜M4を撮影する。撮影された画像は、撮像装置4から較正装置10へ送信されて記憶装置12に格納される。最後に、制御回路11は、再び消灯コマンドをマーカー制御装置3へ送信し、マーカーM1〜M4を消灯する。
ステップS13において、制御回路11は、ステップS11及びS12でそれぞれ撮影された画像に基づいて、スクリーン2の差分画像を生成する。これにより、マーカーM1〜M4の位置において高い信号値を有し、それ以外の部分において低い信号値を有する画像が生成される。
ステップS14において、制御回路11は、ステップS13で生成された画像からマーカーM1〜M4の座標を検出し、これらの座標を、スクリーン2の特徴点の位置を示す「第1の位置情報」として取得する。
図4は、図2のステップS3を実行するときに撮像装置4によって撮影された画像であって、マーカーM1〜M4を含む画像21を示す図である。図4は、マーカーM1〜M4の座標を検出するために使用される、ステップS13で生成された画像を示す。図4の例では、画像21は、横1200画素×縦800画素の解像度を有し、画像21内の位置は左上のコーナーを原点とする座標系で表される。画像21において、4つのマーカーM1〜M4が写っている座標MP〜MPに高い信号値が記録されている。なお、図4に示す破線の四辺形は、スクリーン2に対応する領域が、撮影された画像21のどこに位置するかを便宜上示したものであり、実際の画像21に記録されているものではない。画像21の全体から高い信号値を有する座標を検出し、その位置がマーカーM1〜M4の座標MP〜MPとして特定される。
図3のステップS15において、制御回路11は、ステップS14で検出されたマーカーM1〜M4の特徴点の座標MP〜MPを記憶装置12に格納する。
図5は、図4の画像21におけるマーカーM1〜M4の座標を示し、図1の記憶装置12に格納されるデータ31のフォーマットを示す図である。マーカーIDフィールドの数値1〜4はそれぞれマーカーM1〜M4に対応するID番号であり、座標フィールドには各マーカーM1〜M4の座標値が格納される。
続いて、プロジェクタ1−1,1−2のそれぞれについて図3のステップS16〜S19を実行することにより、各プロジェクタ1−1,1−2とスクリーン2との相対位置及び角度を示す情報を取得する。まず、プロジェクタ1−1とスクリーン2との相対位置及び角度を示す情報を取得する動作について説明する。
図3のステップS16において、制御回路11は、プロジェクタ1−1,1−2によりテスト画像をスクリーン2に投写し、撮像装置4によりスクリーン2及び投写されたテスト画像を撮影する。具体的には、制御回路11は、記憶装置12に格納されたテスト画像と、投写コマンドとを、プロジェクタ1−1へ送信し、それらを受信したプロジェクタ1−1は、テスト画像をスクリーン2に投写する。同時に、制御回路11は、プロジェクタ1−1以外のプロジェクタ、すなわちプロジェクタ1−2に消灯コマンドを送信し、プロジェクタ1−2が画像を投写しないように設定する。次に、制御回路11は、撮影コマンドを撮像装置4へ送信し、撮像装置4によりスクリーン2及び投写されたテスト画像を撮影する。撮影された画像は、撮像装置4から較正装置10へ送信されて記憶装置12に格納される。
ステップS17において、制御回路11は、ステップS11及びS16でそれぞれ撮影された画像に基づいて、テスト画像の差分画像を生成する。前述のように、ステップS11において画像を撮影したとき、プロジェクタ1−1,1−2のいずれも画像を投写していない。従って、ステップS17では、テスト画像の写っている領域のみにおいてテスト画像に応じた信号値を有し、それ以外の部分において低い信号値を有する画像が生成される。
図6は、図2のステップS3を実行するときに撮像装置4によって撮影された画像であって、プロジェクタ1−1によってスクリーン2に投写されたテスト画像41を含む画像22を示す図である。テスト画像41は、スクリーン2の投写領域に合わせてプロジェクタ1−1から投写されている。ここで、テスト画像41は、互いに隣接して配置された複数の六角形領域を含み、隣接する領域は異なる色を有する。このテスト画像41において、上下左右に色の異なる領域が交差する箇所が特徴点として検出される。以降の説明のため、画像22内における左上の特徴点から順に1,2,3,…とIDを付し、それらの座標をFP,FP,FP,…と表す。また、画像22は合計でN個の特徴点を含むものとし、それらの特徴点の座標をまとめてFP(N)と表記する。すなわち、FP(N)={FP,FP,FP,…,FP,…,FP}である。
図3のステップS18において、制御回路11は、ステップS17で生成された画像から、テスト画像41の特徴点及びそれらの座標FP(N)を検出し、これらの座標を、テスト画像41の特徴点の位置を示す「第2の位置情報」として取得する。
なお、図6に示すテスト画像41の仕様、及び特徴点の座標FP(N)の検出方法は、例えば特許文献2に開示されている。特許文献2は、光源から出射される光を変調する光変調素子と、光変調素子から出射される光を投写面上に投写する投写ユニットとを有する投写型映像表示装置を開示している。特許文献2の投写型映像表示装置は、複数の隣接領域によって特徴点を定めるテストパターン画像を表示するように光変調素子を制御する素子制御部と、投写面上に投写されたテストパターン画像を撮影する撮像素子から、テストパターン画像の撮像画像を取得する取得部と、取得部によって取得された撮像画像に基づいて、撮像画像に含まれる特徴点を特定し、特定された特徴点に基づいて、投写面上に投写される映像を調整する調整部と、を備える。複数の隣接領域は、第1の隣接領域と第2の隣接領域とからなる。第1の隣接領域は、六角形状を成し、特徴点で互いに隣接するように一方向に複数配置されて第1の隣接領域連結部を形成する。第2の隣接領域は、一方向に対して垂直な方向において、第1の隣接領域連結部を挟み、第1の隣接領域連結部の複数の特徴点に隣接するように配置される。特徴点は互いに隣り合う第1の隣接領域と、互いに隣り合う第2の隣接領域からなる4つの隣接領域により囲まれ、これら4つの隣接領域の色情報は、各特徴点で重複することなく互いに異なるように配色されており、それぞれ赤、緑、青、シアン、黄、マゼンタ、白及び黒の中からいずれか1つ選択された色情報を有する。
テスト画像41の仕様、及び特徴点の座標FP(N)の検出方法として、特許文献2に開示されたものに限らず、他の任意の仕様及び方法を使用してもよい。
図7は、図6のテスト画像41から検出された特徴点の座標FP(N)を示す仮想的な画像23を示す図である。図7の画像23は、ステップS18で検出されたテスト画像41の特徴点を、図6の画像22と同じ画素数の領域にプロットした状態を示す。
図3のステップS19において、制御回路11は、ステップS18で検出されたテスト画像41の特徴点の座標FP(N)を記憶装置12に格納する。
図8は、図7のテスト画像41の特徴点の座標を示し、図1の記憶装置12に格納されるデータ32のフォーマットを示す図である。特徴点IDフィールドの数値は各特徴点に対応するID番号であり、座標フィールドには各特徴点の座標値FPが格納される。
続いて、プロジェクタ1−1の場合と同様に、プロジェクタ1−2について図3のステップS16〜S19を実行することにより、プロジェクタ1−2とスクリーン2との相対位置及び角度を示す情報を取得する。投写型表示システムが3つ以上のプロジェクタを備える場合には、各プロジェクタについて図3のステップS16〜S19をさらに繰り返す。
このように、初期較正処理によれば、制御回路11は、プロジェクタ1−1,1−2を較正した後に、ステップS11〜S15を実行することにより、撮像装置4によりスクリーン2を撮影してスクリーン2の特徴点の位置を示す第1の位置情報を取得する。言い換えると、第1の位置情報は、プロジェクタ1−1,1−2を較正した直後における、スクリーン2と撮像装置4との相対位置及び角度を示す。さらに、制御回路11は、ステップS16〜S19を実行することにより、プロジェクタ1−1,1−2によりテスト画像41をスクリーン2に投写し、撮像装置4によりテスト画像41を撮影してテスト画像41の特徴点の位置を示す第2の位置情報を取得する。言い換えると、第2の位置情報は、プロジェクタ1−1,1−2を較正した直後における、各プロジェクタ1−1,1−2とスクリーン2との相対位置及び角度を示す。さらに、制御回路11は、第1及び第2の位置情報を記憶装置12に格納する。
[1−2−2.再較正処理]
図9は、図1の制御回路11によって実行される再較正処理を示すフローチャートである。
図9の再較正処理は、図2の初期較正処理を実行してから、すなわち、第1及び第2の位置情報を取得してから、ある程度の時間が経過したときに実行される。
ステップS21において、制御回路11は、現時点における投写型表示システム100の状態、すなわち、プロジェクタ1−1,1−2を再較正する直前の投写型表示システム100の状態を測定するために、特徴点検出処理を実行する(再較正直前の特徴点検出処理)。ステップS21の特徴点検出処理は、図3を参照して説明した図2のステップS3の特徴点検出処理と同様である。制御回路11は、第1及び第2の位置情報を取得した後に、図3のステップS11〜S15を実行することにより、撮像装置4によりスクリーン2を撮影してスクリーン2の特徴点の位置を示す「第3の位置情報」を取得する。言い換えると、第3の位置情報は、プロジェクタ1−1,1−2を再較正する直前における、スクリーン2と撮像装置4との相対位置及び角度を示す。さらに、制御回路11は、図3のステップS16〜S19を実行することにより、プロジェクタ1−1,1−2によりテスト画像41をスクリーン2に投写し、撮像装置4によりテスト画像41を撮影してテスト画像41の特徴点の位置を示す「第4の位置情報」を取得する。言い換えると、第4の位置情報は、プロジェクタ1−1,1−2を再較正する直前における、各プロジェクタ1−1,1−2とスクリーン2との相対位置及び角度を示す。さらに、制御回路11は、第3及び第4の位置情報を記憶装置12に格納する。
図10は、図9のステップS21を実行するときに撮像装置4によって撮影された画像であって、マーカーM1〜M4を含む画像24を示す図である。図11は、図10の画像24におけるマーカーM1〜M4の座標を示し、図1の記憶装置12に格納されるデータ33のフォーマットを示す図である。図10のマーカーM1〜M4の座標MP’〜MP’は、ステップS21の特徴点検出処理において、図3のステップS11〜S14を実行することによって取得される。図10はさらに、図2のステップS3の特徴点検出処理(初期較正直後の特徴点検出処理)において取得されたマーカーM1〜M4の座標MP〜MP(図4を参照)を示す。図10及び図11によれば、初期較正の後でスクリーン2と撮像装置4との相対位置又は角度が少し変化したので、現時点におけるマーカーM1〜M4の座標MP’〜MP’は、初期較正直後に取得されたマーカーM1〜M4の座標MP〜MPからずれている。
図12は、図9のステップS21を実行するときに撮像装置4によって撮影された画像であって、プロジェクタ1−1によってスクリーン2に投写されたテスト画像41を含む画像22を示す図である。図13は、図12のテスト画像41から検出された特徴点の座標FP’(N)を示す仮想的な画像26を示す図である。図14は、図13のテスト画像41の特徴点の座標を示し、図1の記憶装置12に格納されるデータ34のフォーマットを示す図である。図9のステップS21を実行するとき、プロジェクタ1−1,1−2は、図6のテスト画像41と同じ画像をスクリーン2に投写する。図12のテスト画像41の特徴点の座標FP’(N)={FP’,FP’,FP’,…}は、ステップS21の特徴点検出処理において、図3のステップS16〜S18を実行することによって取得される。図12〜図14によれば、初期較正の後でプロジェクタ1−1とスクリーン2との相対位置又は角度が少し変化したので、現時点におけるテスト画像41の特徴点の座標FP’(N)は、図2のステップS3の特徴点検出処理(初期較正直後の特徴点検出処理)において取得されたテスト画像41の特徴点の座標FP(N)(図6を参照)からずれている。
制御回路11は、第1及び第2の位置情報と、第3及び第4の位置情報とを別個に記憶装置12に格納する。
図9のステップS22において、制御回路11は、図2のステップS3で取得された第1及び第2の位置情報と、図9のステップS21で取得された第3及び第4の位置情報とに基づいて、ずれ検出及び補正処理を実行する。スクリーン2とプロジェクタ1−1,1−2との相対位置のずれが生じている場合には、制御回路11は、ずれを相殺するようにプロジェクタ1−1,1−2を再較正する。
図15は、図9のステップS22におけるずれ検出及び補正処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
図15のステップS31において、制御回路11は、第1及び第3の位置情報の差分(すなわちマーカーM1〜M4の特徴点のずれ)に基づいて撮像装置4及びスクリーン2の相対位置のずれを示す「第1の変位情報」を取得し、この変位情報に基づいて撮像装置4の座標の補正係数を算出する。
図10〜図14に示す例では、スクリーン2と撮像装置4との相対位置又は角度と、プロジェクタ1−1とスクリーン2との相対位置又は角度との両方がずれている。従って、図2のステップS3の特徴点検出処理において取得されたテスト画像41の特徴点の座標FP(N)(図9)と、ステップS21の特徴点検出処理において取得されたテスト画像41の特徴点の座標FP’(N)(図14)とを比較するだけでは、プロジェクタ1−1からスクリーン2に投写された画像が、スクリーン2の投写領域からどれだけずれているのかを判定できない。そこでまず、図15のステップS31において、スクリーン2と撮像装置4との相対位置又は角度のずれを補正するための補正係数を算出する。
具体的には、制御回路11は、図2のステップS3で取得されたマーカーM1〜M4の座標MP〜MPと、図9のステップS21で取得されたマーカーM1〜M4の座標MP’〜MP’とに基づいて、現時点(再較正処理を実行しているとき)の撮像装置4の座標系を、初期較正処理を実行したときの撮像装置4の座標系へ変換するホモグラフィ行列Hを求める。ここで、現時点で撮像装置4により撮影された画像の座標を(x,y)とし、初期較正処理を実行したときに撮像装置4により撮影された画像の対応する座標を(x’,y’)とし、ホモグラフィ行列Hの各成分を次式で表す。
このとき、以下の関係が成り立つ。
なお、2つの座標系における4つ以上の既知の対応点からホモグラフィ行列Hを求める方法は公知であるので、ここでは説明を省略する。
続いて、プロジェクタ1−1,1−2のそれぞれについて図51のステップS32〜S34を実行することにより、各プロジェクタ1−1,1−2を再較正する。まず、プロジェクタ1−1を再較正する動作について説明する。
図15のステップS32において、制御回路11は、ステップS31で算出された撮像装置4の座標の補正係数に基づいて、ステップS21の特徴点検出処理において取得されたテスト画像41の特徴点の座標FP’(N)を補正する。ここで、テスト画像41の特徴点の座標FP’(N)は、現時点のスクリーン2と撮像装置4との相対位置及び角度に代えて、初期較正処理を実行したときのスクリーン2と撮像装置4との相対位置及び角度の条件下で撮像装置4により撮影されたテスト画像41から取得されたものとして補正される。具体的には、補正された座標FP’’(N)は、ステップS31で算出されたホモグラフィ行列Hを用いて、座標FP’(N)を次式により変換することで求められる。
制御回路11は、補正された座標FP’’(N)を「第5の位置情報」として取得する。
図16は、図6のテスト画像41から検出された特徴点の座標FP(N)と、図15のステップS32で補正された座標を有するテスト画像41の特徴点の座標FP’’(N)とを示す仮想的な画像27を示す図である。図16の座標FP(N)は、初期較正処理を実行したときプロジェクタ1−1からスクリーン2に投写されたテスト画像41から検出された特徴点を示す。図16の座標FP’’(N)は、ステップS21の特徴点検出処理において取得されたテスト画像41の特徴点の座標FP’(N)に数4を適用し、初期較正処理を実行したときのスクリーン2と撮像装置4との相対位置及び角度の条件下で撮像装置4により撮影されたテスト画像41から取得されたものとして補正されている。補正された座標FP’’(N)では、ステップS21の特徴点検出処理において取得されたテスト画像41の特徴点の座標FP’(N)のうち、スクリーン2と撮像装置4との相対位置及び角度のずれに起因する変化分が除去されている。従って、座標FP(N)と座標FP’’(N)とのずれは、プロジェクタ1−1とスクリーン2との相対位置又は角度のずれのみを示す。
図15のステップS33において、制御回路11は、第2及び第5の位置情報の差分(すなわちテスト画像41の特徴点の座標FP(N)及びFP’’(N)のずれ)に基づいてプロジェクタ1−1,1−2及びスクリーン2の相対位置のずれを示す「第2の変位情報」を取得し、この変位情報に基づいてプロジェクタ1の幾何補正パラメータを算出する。具体的には、各特徴点nに対し、座標FP’’が座標FPへ移動するような幾何補正パラメータを算出する。特徴点nと、その右隣の特徴点n+1、下隣の特徴点n+m(ここでmは特徴点の列の個数)、及び右下隣の特徴点n+m+1とを含む4つの特徴点に基づいて、座標FP’’が座標FPに移動するようなホモグラフィ行列Hを幾何補正パラメータとして算出する。
図15のステップS34において、制御回路11は、ステップS33で算出された幾何補正パラメータをプロジェクタ1に設定し、これにより、スクリーン2の投写領域に合わせて画像を投写するように、プロジェクタ1−1を再較正する。具体的には、記憶装置12において、特徴点nに対応する幾何補正パラメータを格納する領域には、現在の幾何補正パラメータであるホモグラフィ行列Holdが格納されている。プロジェクタ1−1にホモグラフィ行列Hが設定されると、新しいホモグラフィ行列Hnew=Hold×Hが算出され、記憶装置12に格納された幾何補正パラメータの内容はホモグラフィ行列Hnewに更新される。
図17は、図6のテスト画像41から検出された特徴点の座標FP(N)と、図15のステップS34を実行した後にプロジェクタ1−1によってスクリーン2に仮想的に投写されて撮像装置4によって仮想的に撮影されるテスト画像41の特徴点の座標FP’’’(N)とを示す仮想的な画像28を示す図である。図17の座標FP’’’(N)は、プロジェクタ1−1に幾何補正パラメータHを設定した結果を示す。プロジェクタ1−1の幾何補正パラメータが更新された結果、プロジェクタ1−1は、スクリーン2の投写領域に合わせて画像を投写するように較正される。図15のステップS31の補正係数と、ステップS33の幾何補正パラメータとに基づいて算出されたテスト画像41の特徴点の座標FP’’’(N)は、初期較正直後に取得されたテスト画像41の特徴点の座標FP(N)に一致する。
なお、上記のステップS33において、座標FP’’(N)が座標FP(N)に一致しているとき、制御回路11は、プロジェクタ1−1とスクリーン2との相対位置及び角度は初期較正処理を実行してからずれていないと判断し、ステップS34を省略してもよい。
続いて、プロジェクタ1−1の場合と同様に、プロジェクタ1−2について図15のステップS32〜S34を実行することにより、プロジェクタ1−2を再較正する。投写型表示システムが3つ以上のプロジェクタを備える場合には、各プロジェクタについて図15のステップS32〜S34をさらに繰り返す。
すべてのプロジェクタ1−1,1−2についてステップS22のずれ検出及び補正処理が終わったとき、図9のステップS23において、制御回路11は、ステップS22においてずれを補正したか否かを判断し、YESのときはステップS24に進み、NOのときは処理を終了する。
ステップS24において、制御回路11は、現時点における投写型表示システム100の状態、すなわち、ステップS22でプロジェクタ1−1,1−2を再較正した直後の投写型表示システム100の状態を測定するために、特徴点検出処理を実行する(再較正直後の特徴点検出処理)。ステップS24の特徴点検出処理は、図3を参照して説明した図2のステップS3の特徴点検出処理と同様である。制御回路11は、プロジェクタ1−1,1−2を再較正した後に、図3のステップS11〜S15を実行することにより、撮像装置4によりスクリーン2を撮影してスクリーン2の特徴点の位置を示す第1の位置情報を再取得する。言い換えると、第1の位置情報は、プロジェクタ1−1,1−2を再較正した直後における、スクリーン2と撮像装置4との相対位置及び角度を示す。さらに、制御回路11は、図3のステップS16〜S19を実行することにより、プロジェクタ1−1,1−2によりテスト画像41をスクリーン2に投写し、撮像装置4によりテスト画像41を撮影してテスト画像41の特徴点の位置を示す第2の位置情報を再取得する。言い換えると、第2の位置情報は、プロジェクタ1−1,1−2を再較正した直後における、各プロジェクタ1−1,1−2とスクリーン2との相対位置及び角度を示す。さらに、制御回路11は、再取得した第1及び第2の位置情報を記憶装置12に格納する。
制御回路11は、ステップS24で取得された第1及び第2の位置情報により、記憶装置12に格納された第1及び第2の位置情報を更新する。
なお、図9の再較正処理は、投写型表示システム100の運用状況に適した時点に実行されてもよい。例えば、投写型表示システム100を再起動するごとに再較正処理を行ってもよく、1週間ごと又は1ヶ月ごとなど定期的に再較正処理を行ってもよい。また、ユーザがスクリーン2に投写された画像を見て再較正が必要であると判断し、ユーザが入力装置13を介して較正装置10に所定のコマンドを入力したときに、再較正処理を行ってもよい。
[1−3.効果等]
本開示の態様に係る投写型表示装置(プロジェクタ1−1,1−2)の較正装置10によれば、スクリーン2に画像を投写する少なくとも1つのプロジェクタ1−1,1−2を較正するための較正装置10であって、較正装置10は記憶装置12及び制御回路11を備える。制御回路11は、プロジェクタ1−1,1−2を較正した後に、撮像装置4によりスクリーン2を撮影してスクリーン2の特徴点の位置を示す第1の位置情報を取得し、プロジェクタ1−1,1−2によりテスト画像41をスクリーン2に投写し、撮像装置4によりテスト画像41を撮影してテスト画像41の特徴点の位置を示す第2の位置情報を取得し、第1及び第2の位置情報を記憶装置12に格納する。制御回路11は、第1及び第2の位置情報を取得した後に、撮像装置4によりスクリーン2を撮影してスクリーン2の特徴点の位置を示す第3の位置情報を取得し、プロジェクタ1−1,1−2によりテスト画像41をスクリーン2に投写し、撮像装置4によりテスト画像41を撮影してテスト画像41の特徴点の位置を示す第4の位置情報を取得し、第3及び第4の位置情報を記憶装置12に格納する。制御回路11は、第1及び第3の位置情報の差分に基づいて撮像装置4及びスクリーン2の相対位置のずれを示す第1の変位情報を取得し、第1の変位情報に基づいて、第4の位置情報に含まれるテスト画像41の特徴点の位置を補正して第5の位置情報を生成する。制御回路11は、第2及び第5の位置情報の差分に基づいてプロジェクタ1−1,1−2及びスクリーン2の相対位置のずれを示す第2の変位情報を取得し、第2の変位情報に基づいて、プロジェクタ1−1,1−2を再較正する。
本開示の態様に係る投写型表示装置の較正装置10によれば、制御回路11は、プロジェクタ1−1,1−2を再較正した後に、第1及び第2の位置情報を再取得して記憶装置12に格納してもよい。
本開示の態様に係る投写型表示装置の較正装置10によれば、スクリーン2に対して予め決められた複数の位置に、制御回路11の制御下で発光する複数のマーカーM1〜M4がそれぞれ設けられてもよい。このとき、制御回路11は、撮像装置4によりスクリーン2及び複数のマーカーM1〜M4を撮影し、複数のマーカーM1〜M4の位置をスクリーン2の特徴点の位置として取得することにより第1及び第3の位置情報を取得する。
本開示の態様に係る投写型表示装置の較正装置10によれば、較正装置10は通信回路14をさらに備えてもよい。このとき、撮像装置4は通信回路14を介して較正装置10に接続される。
本開示の態様に係る投写型表示装置の較正装置10によれば、較正装置10は通信回路14をさらに備えてもよい。このとき、プロジェクタ1−1,1−2は通信回路14を介して較正装置10に接続される。
本開示の態様に係る投写型表示システム100によれば、スクリーン2を有する投写対象物と、少なくとも1つのプロジェクタ1−1,1−2と、撮像装置4と、較正装置10とを備える。
本開示の態様に係る投写型表示装置の構成方法によれば、記憶装置12及び制御回路11を備えた較正装置10により、スクリーン2に画像を投写する少なくとも1つのプロジェクタ1−1,1−2を較正する較正方法であって、較正方法は、プロジェクタ1−1,1−2を較正した後に、制御回路11により、撮像装置4によりスクリーン2を撮影してスクリーン2の特徴点の位置を示す第1の位置情報を取得し、プロジェクタ1−1,1−2によりテスト画像41をスクリーン2に投写し、撮像装置4によりテスト画像41を撮影してテスト画像41の特徴点の位置を示す第2の位置情報を取得し、第1及び第2の位置情報を記憶装置12に格納するステップを含む。較正方法は、第1及び第2の位置情報を取得した後に、制御回路11により、撮像装置4によりスクリーン2を撮影してスクリーン2の特徴点の位置を示す第3の位置情報を取得し、プロジェクタ1−1,1−2によりテスト画像41をスクリーン2に投写し、撮像装置4によりテスト画像41を撮影してテスト画像41の特徴点の位置を示す第4の位置情報を取得し、第3及び第4の位置情報を記憶装置12に格納するステップを含む。較正方法は、制御回路11により、第1及び第3の位置情報の差分に基づいて撮像装置4及びスクリーン2の相対位置のずれを示す第1の変位情報を取得し、第1の変位情報に基づいて、第4の位置情報に含まれるテスト画像41の特徴点の位置を補正して第5の位置情報を生成するステップを含む。較正方法は、制御回路11により、第2及び第5の位置情報の差分に基づいてプロジェクタ1−1,1−2及びスクリーン2の相対位置のずれを示す第2の変位情報を取得し、第2の変位情報に基づいて、プロジェクタ1−1,1−2を再較正するステップを含む。
本開示の態様に係る投写型表示装置のプログラムによれば、スクリーン2に画像を投写する少なくとも1つのプロジェクタ1−1,1−2を較正するプログラムであって、プログラムは、記憶装置12及び制御回路11を備えた較正装置10の制御回路11によって実行される以下のステップを含む。プログラムは、プロジェクタ1−1,1−2を較正した後に、制御回路11により、撮像装置4によりスクリーン2を撮影してスクリーン2の特徴点の位置を示す第1の位置情報を取得し、プロジェクタ1−1,1−2によりテスト画像41をスクリーン2に投写し、撮像装置4によりテスト画像41を撮影してテスト画像41の特徴点の位置を示す第2の位置情報を取得し、第1及び第2の位置情報を記憶装置12に格納するステップを含む。プログラムは、第1及び第2の位置情報を取得した後に、制御回路11により、撮像装置4によりスクリーン2を撮影してスクリーン2の特徴点の位置を示す第3の位置情報を取得し、プロジェクタ1−1,1−2によりテスト画像41をスクリーン2に投写し、撮像装置4によりテスト画像41を撮影してテスト画像41の特徴点の位置を示す第4の位置情報を取得し、第3及び第4の位置情報を記憶装置12に格納するステップを含む。プログラムは、制御回路11により、第1及び第3の位置情報の差分に基づいて撮像装置4及びスクリーン2の相対位置のずれを示す第1の変位情報を取得し、第1の変位情報に基づいて、第4の位置情報に含まれるテスト画像41の特徴点の位置を補正して第5の位置情報を生成するステップを含む。プログラムは、制御回路11により、第2及び第5の位置情報の差分に基づいてプロジェクタ1−1,1−2及びスクリーン2の相対位置のずれを示す第2の変位情報を取得し、第2の変位情報に基づいて、プロジェクタ1−1,1−2を再較正するステップとを含む。
以上のような構成及び動作により、実施形態1に係る投写型表示システム100は、撮像装置4自体のずれを考慮しながら、プロジェクタ1−1,1−2の較正後に生じたプロジェクタ1−1,1−2とスクリーン2との相対位置のずれを検出して再較正することができる。実施形態1に係る投写型表示システム100は、初期較正処理又は再較正処理の実行後にスクリーン2と撮像装置4との相対位置及び角度のずれが生じていても、さらに再較正処理を実行することにより、初期較正処理の際に較正された状態にプロジェクタ1−1,1−2を自動的に正しく再較正することが可能となる。
(実施形態2)
以下、図18を参照して、実施形態2について説明する。
図18は、実施形態2に係る投写型表示システム100Aを示す模式図である。図18の投写型表示システム100Aは、図1の投写型表示システム100からマーカーM1〜M4及びマーカー制御装置3を除去し、また、図1の較正装置10に代えて、マーカーM1〜M4及びマーカー制御装置3を制御しない較正装置10Aを備える。他の点では、図18の投写型表示システム100Aは、図1の投写型表示システム100と同様に構成され、同様に動作する。
本開示の態様によれば、投写面は、枠を有するスクリーン2に形成されてもよい。このとき、制御回路11は、撮像装置4によりスクリーン2及びその枠2aを撮影し、スクリーン2の枠2aの位置をスクリーン2の特徴点の位置として取得することにより第1及び第3の位置情報を取得する。図1のマーカーM1〜M4及びマーカー制御装置3を除去したことにより、実施形態1の場合よりも低コストの投写型表示システム100Aを提供することができる。
代替として、投写型表示システムは、スクリーン2に対して予め決められた複数の位置に赤外線反射マーカーを備えてもよい。このとき、制御回路11は、撮像装置4によりスクリーン2及び複数の赤外線反射マーカーを撮影し、複数の赤外線反射マーカーの位置をスクリーン2の特徴点の位置として取得することにより第1及び第3の位置情報を取得する。
さらに代替として、投写型表示システムは、制御回路11の制御下で発行するレーザ光源を備えてもよい。このとき、制御回路11は、スクリーン2に対して予め決められた複数の位置にレーザ光を投写しながら、撮像装置4によりスクリーン2を撮影し、レーザ光が投写された複数の位置をスクリーン2の特徴点の位置として取得することにより第1及び第3の位置情報を取得する。
(実施形態3)
以下、図19を参照して、実施形態3について説明する。
図19は、実施形態3に係る投写型表示システム100Bを示す模式図である。
図19の投写型表示システム100Bは、図1の投写型表示システム100のプロジェクタ1−1,1−2、撮像装置4、及び較正装置10に代えて、それらを一体化したプロジェクタ装置1Bを備える。
プロジェクタ装置1Bは、1つのプロジェクタ1、撮像装置4、制御回路11、記憶装置12、入力装置13、及び通信回路14を備える。プロジェクタ1は、図1のプロジェクタ1−1,1−2の一方と同様に構成され、同様に動作する。撮像装置4、制御回路11、記憶装置12、入力装置13、及び通信回路14もまた、図1の対応する構成要素と同様に構成され、同様に動作する。
本開示の態様によれば、較正装置10Bは、撮像装置4を内蔵してもよい。
本開示の態様によれば、プロジェクタ装置1Bは、較正装置を内蔵してもよい。
本開示は、投写型表示装置によって投写される画像の調整ずれを回復する技術として広く適用可能である。
1,1−1,1−2…プロジェクタ、
1B…プロジェクタ装置、
2…スクリーン、
3…マーカー制御装置、
4…撮像装置、
10,10A…較正装置、
11…制御回路、
12…記憶装置、
13…入力装置、
14…通信回路、
100,100A,100B…投写型表示システム、
M1〜M4…マーカー。

Claims (11)

  1. 投写面に画像を投写する少なくとも1つの投写型表示装置を較正するための制御部を備えた較正装置であって、
    前記制御部は、
    撮像装置により前記投写面を撮影して前記投写面の特徴点の位置を示す第1の位置情報を取得し、前記投写型表示装置によりテスト画像を前記投写面に投写し、前記撮像装置により前記テスト画像を撮影して前記テスト画像の特徴点の位置を示す第2の位置情報を取得し、
    その後、前記撮像装置により前記投写面を撮影して前記投写面の特徴点の位置を示す第3の位置情報を取得し、前記投写型表示装置により前記テスト画像を前記投写面に投写し、前記撮像装置により前記テスト画像を撮影して前記テスト画像の特徴点の位置を示す第4の位置情報を取得し、
    前記第1及び第3の位置情報の差分に基づいて前記撮像装置及び前記投写面の相対位置のずれを示す第1の変位情報を取得し、前記第1の変位情報に基づいて、前記第4の位置情報に含まれる前記テスト画像の特徴点の位置を補正して第5の位置情報を生成し、
    前記第2及び第5の位置情報の差分に基づいて前記投写型表示装置及び前記投写面の相対位置のずれを示す第2の変位情報を取得し、前記第2の変位情報に基づいて、前記投写型表示装置を較正する、
    較正装置。
  2. 前記制御部は、前記投写型表示装置を較正した後に、前記第1及び第2の位置情報を再取得する、
    請求項1記載の較正装置。
  3. 前記投写面に対して予め決められた複数の位置に、前記制御部の制御下で発光する複数のマーカーがそれぞれ設けられ、
    前記制御部は、前記撮像装置により前記投写面及び前記複数のマーカーを撮影し、前記複数のマーカーの位置を前記投写面の特徴点の位置として取得することにより前記第1及び第3の位置情報を取得する、
    請求項1又は2記載の較正装置。
  4. 前記投写面は、枠を有するスクリーンに形成され、
    前記制御部は、前記撮像装置により前記スクリーンを撮影し、前記スクリーンの枠の位置を前記投写面の特徴点の位置として取得することにより前記第1及び第3の位置情報を取得する、
    請求項1又は2記載の較正装置。
  5. 前記較正装置は通信部をさらに備え、
    前記撮像装置は前記通信部を介して前記較正装置に接続される、
    請求項1〜4のうちの1つに記載の較正装置。
  6. 前記撮像装置をさらに備える、
    請求項1〜4のうちの1つに記載の較正装置。
  7. 前記較正装置は通信部をさらに備え、
    前記投写型表示装置は前記通信部を介して前記較正装置に接続される、
    請求項1〜6のうちの1つに記載の較正装置。
  8. 請求項1〜6のうちの1つに記載の較正装置を備える、
    投写型表示装置。
  9. 投写面を有する投写対象物と、
    少なくとも1つの投写型表示装置と、
    撮像装置と、
    請求項1〜5のうちの1つに記載の較正装置とを備える、
    投写型表示システム。
  10. 投写面に画像を投写する少なくとも1つの投写型表示装置を較正する較正方法であって、
    撮像装置により前記投写面を撮影して前記投写面の特徴点の位置を示す第1の位置情報を取得し、前記投写型表示装置によりテスト画像を前記投写面に投写し、前記撮像装置により前記テスト画像を撮影して前記テスト画像の特徴点の位置を示す第2の位置情報を取得するステップと、
    前記第1及び第2の位置情報を取得した後に、前記撮像装置により前記投写面を撮影して前記投写面の特徴点の位置を示す第3の位置情報を取得し、前記投写型表示装置により前記テスト画像を前記投写面に投写し、前記撮像装置により前記テスト画像を撮影して前記テスト画像の特徴点の位置を示す第4の位置情報を取得するステップと、
    前記第1及び第3の位置情報の差分に基づいて前記撮像装置及び前記投写面の相対位置のずれを示す第1の変位情報を取得し、前記第1の変位情報に基づいて、前記第4の位置情報に含まれる前記テスト画像の特徴点の位置を補正して第5の位置情報を生成するステップと、
    前記第2及び第5の位置情報の差分に基づいて前記投写型表示装置及び前記投写面の相対位置のずれを示す第2の変位情報を取得し、前記第2の変位情報に基づいて、前記投写型表示装置を較正するステップとを含む、
    較正方法。
  11. 投写面に画像を投写する少なくとも1つの投写型表示装置を較正するためのステップをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    撮像装置により前記投写面を撮影して前記投写面の特徴点の位置を示す第1の位置情報を取得し、前記投写型表示装置によりテスト画像を前記投写面に投写し、前記撮像装置により前記テスト画像を撮影して前記テスト画像の特徴点の位置を示す第2の位置情報を取得するステップと、
    前記第1及び第2の位置情報を取得した後に、前記撮像装置により前記投写面を撮影して前記投写面の特徴点の位置を示す第3の位置情報を取得し、前記投写型表示装置により前記テスト画像を前記投写面に投写し、前記撮像装置により前記テスト画像を撮影して前記テスト画像の特徴点の位置を示す第4の位置情報を取得ステップと、
    前記第1及び第3の位置情報の差分に基づいて前記撮像装置及び前記投写面の相対位置のずれを示す第1の変位情報を取得し、前記第1の変位情報に基づいて、前記第4の位置情報に含まれる前記テスト画像の特徴点の位置を補正して第5の位置情報を生成するステップと、
    前記第2及び第5の位置情報の差分に基づいて前記投写型表示装置及び前記投写面の相対位置のずれを示す第2の変位情報を取得し、前記第2の変位情報に基づいて、前記投写型表示装置を較正するステップとを含む、
    プログラム。
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