JP4055010B2 - 画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法 - Google Patents

画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、撮像情報に基づいて投写領域の端点を検出する画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法に関する。
例えば、プロジェクタを用いてスクリーンに画像を投写する場合、投写画像にいわゆる台形歪みが発生する場合がある。台形歪み等を補正する手法として、スクリーンに形成される投写領域をカメラで撮像して当該撮像情報に基づいて投写領域の形状を判別して台形歪みを補正する手法がある。
例えば、特許文献1では、2つの異なるキャリブレーション画像を投写し、これらのキャリブレーション画像をそれぞれ撮像し、2つの撮像情報の差異に基づいて投写領域を判別する画像処理システムが開示されている。
特開2003−108109号公報
しかし、特許文献1では、撮像時の撮像手段の露出をどのように設定するかについては全く開示されていない。
また、カメラ付きのプロジェクタの場合、当該カメラの露出設定は外光の影響を受けない理想的な使用環境での設定で固定されている。
しかし、実際の使用環境では、外光の影響を受ける場合もあり、画像の歪みを正確に補正するためには、このような場合であってもプロジェクタは正確な撮像情報を得て投写領域を正確に判定する必要がある。また、投写距離が遠い場合やスクリーンの反射率が低い場合、投写画像が暗くなり、カメラが精度よく撮影することが困難になる場合がある。
また、実際の使用環境では、プロジェクタの設置場所の制約等の理由により、投写画像の一部がスクリーンの外部に表示されてしまう場合もある。このような場合であっても、適切に投写画像の位置等を調整するプロジェクタ等が必要とされている。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、撮像情報に基づいて撮像領域における投写領域の端点をより正確に検出することが可能な画像処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理システムおよびプロジェクタは、第1および第2のキャリブレーション画像を、それぞれ異なる時点において投写する画像投写手段と、
露出調整機能を有し、投写された各キャリブレーション画像を撮像して第1および第2の撮像情報を生成する撮像手段と、
前記第1および第2の撮像情報に基づき、各キャリブレーション画像の前記撮像手段の撮像領域において対応する画素ごとの所定画像信号値の差異を示す差異情報を生成する差異情報生成手段と、
当該差異情報を検索対象として、前記差異を示す値を検索し、当該値が所定値以上となった画素領域を基準として前記撮像領域における投写領域の端点を検出する端点検出手段と、
を含み、
前記撮像手段は、前記第1のキャリブレーション画像の投写時に自動露出で当該キャリブレーション画像を撮像し、前記第2のキャリブレーション画像の投写時に前記自動露出で決定された露出の状態で当該キャリブレーション画像を撮像することを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
コンピュータを、
第1および第2のキャリブレーション画像を、それぞれ異なる時点において投写する画像投写手段と、
露出調整機能を有し、投写された各キャリブレーション画像を撮像して第1および第2の撮像情報を生成する撮像手段と、
前記第1および第2の撮像情報に基づき、各キャリブレーション画像の前記撮像手段の撮像領域において対応する画素ごとの所定画像信号値の差異を示す差異情報を生成する差異情報生成手段と、
当該差異情報を検索対象として、前記差異を示す値を検索し、当該値が所定値以上となった画素領域を基準として前記撮像領域における投写領域の端点を検出する端点検出手段として機能させ、
前記撮像手段は、前記第1のキャリブレーション画像の投写時に自動露出で当該キャリブレーション画像を撮像し、前記第2のキャリブレーション画像の投写時に前記自動露出で決定された露出の状態で当該キャリブレーション画像を撮像することを特徴とする。
また、本発明に係る情報記憶媒体は、コンピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体であって、
上記プログラムを記憶したことを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理方法は、第1のキャリブレーション画像を投写し、
投写した第1のキャリブレーション画像を自動露出設定で撮像して第1の撮像情報を生成し、
第2のキャリブレーション画像を投写し、
投写した第2のキャリブレーション画像を、前記第1のキャリブレーション画像の撮像時の露出で撮像して第2の撮像情報を生成し、
前記第1および第2の撮像情報に基づき、撮像領域において対応する画素ごとの所定画像信号値の差異を示す差異情報を生成し、
当該差異情報を検索対象として、前記撮像領域における投写領域の端点を検出することを特徴とする。
本発明によれば、画像処理システム等は、一旦自動露出設定で第1のキャリブレーション画像を撮像して第1の撮像情報を生成することにより、適用環境に適合した露出で第1の撮像情報を生成することができる。また、画像処理システム等は、第1のキャリブレーション画像の撮像時の露出で第2のキャリブレーション画像を撮像して第2の撮像情報を生成することにより、差異情報の生成に適した露出で第2の撮像情報を生成することができる。
さらに、画像処理システム等は、当該第1および第2の撮像情報に基づいて撮像領域における投写領域の端点を検出することにより、撮像領域における投写領域をより正確に判別することができる。
なお、前記差異としては、例えば、差分値、比率等が該当する。
また、本発明に係る画像処理システムおよびプロジェクタは、第1および第2のキャリブレーション画像を、それぞれ異なる時点において投写する画像投写手段と、
露出調整機能を有し、投写された各キャリブレーション画像を撮像して第1および第2の撮像情報を生成する撮像手段と、
前記第1および第2の撮像情報に基づき、前記撮像手段の撮像領域における所定画素領域を複数画素で構成される画素ブロックに区分し、当該画素ブロックを構成する画素の所定画像信号値の平均値または合計値あるいは当該画素ブロックにおける代表画素の所定画像信号値を示す第1および第2の画素ブロック前処理情報を生成するとともに、前記第1の画素ブロック前処理情報と前記第2の画素ブロック前処理情報の差異に基づき、前記撮像領域における投写領域の端点の基準となる画素領域を設定し、前記第1および第2の撮像情報に基づき、当該画素領域の近傍の画素ごとの前記所定画像信号値の差異を示す差異情報を生成する差異情報生成手段と、
当該差異情報を検索対象として、前記差異を示す値を検索し、当該値が所定値以上となった画素を基準として前記撮像領域における投写領域の端点を検出する端点検出手段と、
を含み、
前記撮像手段は、前記第1のキャリブレーション画像の投写時に自動露出で当該キャリブレーション画像を撮像し、前記第2のキャリブレーション画像の投写時に前記自動露出で決定された露出の状態で当該キャリブレーション画像を撮像することを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
コンピュータを、
第1および第2のキャリブレーション画像を、それぞれ異なる時点において投写する画像投写手段と、
露出調整機能を有し、投写された各キャリブレーション画像を撮像して第1および第2の撮像情報を生成する撮像手段と、
前記第1および第2の撮像情報に基づき、前記撮像手段の撮像領域における所定画素領域を複数画素で構成される画素ブロックに区分し、当該画素ブロックを構成する画素の所定画像信号値の平均値または合計値あるいは当該画素ブロックにおける代表画素の所定画像信号値を示す第1および第2の画素ブロック前処理情報を生成するとともに、前記第1の画素ブロック前処理情報と前記第2の画素ブロック前処理情報の差異に基づき、前記撮像領域における投写領域の端点の基準となる画素領域を設定し、前記第1および第2の撮像情報に基づき、当該画素領域の近傍の画素ごとの前記所定画像信号値の差異を示す差異情報を生成する差異情報生成手段と、
当該差異情報を検索対象として、前記差異を示す値を検索し、当該値が所定値以上となった画素を基準として前記撮像領域における投写領域の端点を検出する端点検出手段として機能させ、
前記撮像手段は、前記第1のキャリブレーション画像の投写時に自動露出で当該キャリブレーション画像を撮像し、前記第2のキャリブレーション画像の投写時に前記自動露出で決定された露出の状態で当該キャリブレーション画像を撮像することを特徴とする。
また、本発明に係る情報記憶媒体は、コンピュータにより読み取り可能なプログラムを記憶した情報記憶媒体であって、上記プログラムを記憶したことを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理方法は、第1のキャリブレーション画像を投写し、
投写した第1のキャリブレーション画像を自動露出設定で撮像して第1の撮像情報を生成し、
第2のキャリブレーション画像を投写し、
投写した第2のキャリブレーション画像を、前記第1のキャリブレーション画像の撮像時の露出で撮像して第2の撮像情報を生成し、
前記第1および第2の撮像情報に基づき、撮像領域における所定画素領域を複数画素で構成される画素ブロックに区分し、
当該画素ブロックを構成する画素の所定画像信号値の平均値または合計値あるいは当該画素ブロックにおける代表画素の所定画像信号値を示す第1および第2の画素ブロック前処理情報を生成し、
前記第1の画素ブロック前処理情報と第2の画素前処理ブロック情報の差異に基づき、前記撮像領域における投写領域の端点の基準となる画素領域を設定し、
前記第1および第2の撮像情報に基づき、当該画素領域の近傍の画素ごとの前記所定画像信号値の差異を示す差異情報を生成し、
当該差異情報を検索対象として、前記撮像領域における投写領域の端点を検出することを特徴とする。
本発明によれば、画像処理システム等は、一旦自動露出設定で第1のキャリブレーション画像を撮像して第1の撮像情報を生成することにより、適用環境に適合した露出で第1の撮像情報を生成することができる。また、画像処理システム等は、第1のキャリブレーション画像の撮像時の露出で第2のキャリブレーション画像を撮像して第2の撮像情報を生成することにより、差異情報の生成に適した露出で第2の撮像情報を生成することができる。
さらに、画像処理システム等は、当該第1および第2の撮像情報に基づいて撮像領域における投写領域の端点を検出することにより、撮像領域における投写領域をより正確に判別することができる。
特に、本発明によれば、画像処理システム等は、端点の基準となる画素領域を設定してからその近傍の画素を検索対象として画素ごとの差異を検索することにより、より短時間で所望の端点を検出することができる。
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記画像投写手段は、前記第1のキャリブレーション画像として、白の単一色のキャリブレーション画像を投写するとともに、前記第2のキャリブレーション画像として、黒の単一色のキャリブレーション画像を投写してもよい。
また、前記画像処理方法において、前記第1のキャリブレーション画像は、白の単一色のキャリブレーション画像であり、前記第2のキャリブレーション画像は、黒の単一色のキャリブレーション画像であってもよい。
これによれば、画像処理システム等は、白のキャリブレーション画像の撮像時に自動露出で撮像することにより、外光の影響を受ける場合、投写距離が遠すぎたりスクリーンの反射率が低すぎて投写光の反射光が弱すぎる場合、投写距離が近すぎたりスクリーンの反射率が高すぎて投写光の反射光が強すぎる場合のいずれにおいても、固定露出で撮像する場合と比べ、カメラのダイナミックレンジを有効に活用して撮像することができる。
また、画像処理システム等は、黒のキャリブレーション画像の撮像時に、白のキャリブレーション画像撮像時の露出で撮像することにより、白の撮像情報と黒の撮像情報の差異を判定する際に、差異をより明確に判定することができる。これにより、画像処理システム等は、より正確に画像投写領域を判別することができる。
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記差異情報生成手段は、前記差異情報として、前記第1の撮像情報で表される第1の撮像画像と、前記第2の撮像情報で表される第2の撮像画像との差分画像を生成し、
当該差分画像は、当該差分画像の中央付近に位置する中央ブロック領域と、当該中央ブロック領域の周辺に位置する周辺ブロック領域と、前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域以外の背景領域とから構成され、
前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域における各画素と、前記背景領域における各画素とは異なる明るさ指標値を有してもよい。
また、前記画像処理方法において、前記差異情報として、前記第1の撮像情報で表される第1の撮像画像と、前記第2の撮像情報で表される第2の撮像画像との差分画像を生成し、
当該差分画像は、当該差分画像の中央付近に位置する中央ブロック領域と、当該中央ブロック領域の周辺に位置する周辺ブロック領域と、前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域以外の背景領域とから構成され、
前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域における各画素と、前記背景領域における各画素とは異なる明るさ指標値を有してもよい。
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記端点検出手段は、
前記差分画像に基づき、前記撮像手段の撮像領域における前記中央ブロック領域の複数の中央基準位置を検出する中央基準位置検出手段と、
前記中央基準位置に基づき、前記撮像領域における前記周辺ブロック領域の複数の周辺基準位置を検出する周辺基準位置検出手段と、
前記中央基準位置と、前記周辺基準位置とに基づき、前記投写領域の端点を示す投写領域情報を生成する投写領域情報生成手段と、
を含んでもよい。
また、前記画像処理方法において、前記差分画像に基づき、撮像領域における前記中央ブロック領域の複数の中央基準位置を検出し、
前記中央基準位置に基づき、前記撮像領域における前記周辺ブロック領域の複数の周辺基準位置を検出し、
前記中央基準位置と、前記周辺基準位置とに基づき、前記投写領域の端点を示す投写領域情報を生成してもよい。
これによれば、画像処理システム等は、投写画像に相当する投写領域よりも小さい中央ブロック領域の中央基準位置を検出することにより、投写画像の一部が投写対象物の外部に表示されてしまうような場合であっても、中央基準位置に基づいて投写領域の端点を正確に検出することができる。
特に、これによれば、画像処理システム等は、中央基準位置だけではなく、その周辺に位置する周辺ブロック領域の周辺基準位置に基づいて投写領域の端点を判定することができるため、より高精度に投写領域の端点を検出することができる。
なお、前記画像処理システム等は、例えば、前記第1のキャリブレーション画像として、単色の画像を採用し、前記第2のキャリブレーション画像として、画像の中央付近に位置する中央ブロック領域と、当該中央ブロック領域の周辺に位置する周辺ブロック領域と、前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域以外の背景領域とから構成され、前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域における各画素と、前記背景領域における各画素とは異なる指標値を有する画像を採用してもよい。
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記投写領域情報生成手段は、前記中央基準位置と、前記周辺基準位置とに基づき、複数の近似直線または近似曲線を設定して前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域の形状または配置を判定することにより、前記投写領域情報を生成してもよい。
また、前記画像処理方法において、前記中央基準位置と、前記周辺基準位置とに基づき、複数の近似直線または近似曲線を設定して前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域の形状または配置を判定することにより、前記投写領域情報を生成してもよい。
また、前記画像処理システム、前記プロジェクタ、前記プログラムおよび前記情報記憶媒体において、前記投写領域および前記中央ブロック領域は、矩形の領域であり、
前記投写領域情報生成手段は、前記複数の近似直線の交点または前記複数の近似曲線の交点を検出することにより、前記中央ブロック領域の4隅の位置を判定し、当該4隅の位置に基づき、前記投写領域の4隅の位置を示す前記投写領域情報を生成してもよい。
また、前記画像処理方法において、前記投写領域および前記中央ブロック領域は、矩形の領域であり、
前記複数の近似直線の交点または前記複数の近似曲線の交点を検出することにより、前記中央ブロック領域の4隅の位置を判定し、当該4隅の位置に基づき、前記投写領域の4隅の位置を示す前記投写領域情報を生成してもよい。
これによれば、画像処理システム等は、中央ブロック領域の4隅の位置に基づき、投写領域の4隅の位置を判定することができるため、より少ない処理で投写領域の4隅の位置を判定することができる。
以下、本発明を、画像処理システムを有するプロジェクタに適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施形態に示す構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
以下、第1の実施例として、画素ブロックを用いて投写領域の端点を検出する手法について説明し、第2の実施例として、パターン画像を用いて投写領域の端点を検出する手法について説明する。
(第1の実施例)
図1は、第1の実施例における画像投写状況を示す概略図である。
プロジェクタ20は、投写対象物の一種であるスクリーン10へ向け画像を投写する。これにより、スクリーン10には、投写領域12が形成される。
本実施形態では、プロジェクタ20は、露出調整機能を有する撮像手段を用いて投写領域12の撮像情報を生成し、当該撮像情報に基づいて撮像領域における投写領域の端点を検出し、種々の画像処理を行う。
このような処理を行うため、本実施形態のプロジェクタ20は、撮像手段であるセンサー60を有する。センサー60は、投写領域12を含む領域を、撮像面(撮像領域)を介して撮像し、撮像情報を生成する。
図2は、第1の実施例における撮像領域210の模式図である。
撮像領域210は、上記撮像面における領域であり、図2において、所定画素数の矩形状の領域ABCDである。また、撮像領域210における実際に投写された画像の形状を示す投写領域220は、IJKLの4点で囲まれた領域である。
このように、例えば、プロジェクタ20の投写光の光軸とセンサー60の光軸、さらにはスクリーン10の角度によって投写領域220の形状は変化する。また、例えば、プロジェクタ20が同じ投写光を投写している場合であっても、外光80の影響やスクリーン10の反射率、投写距離によってスクリーン10からの反射光(投写光の反射光)は変化する。
本実施形態では、プロジェクタ20は、白の単一色のキャリブレーション画像(以下、全白画像という。)と、黒の単一色のキャリブレーション画像(以下、全黒画像という。)を投写する。
そして、センサー60は、自動露出で全白画像を撮像し、全白画像の撮像時に決定された露出で全黒画像を撮像する。
センサー60は、自動露出で全白画像を撮像することにより、外光80のスクリーン10上の投写領域12への影響、投写距離やスクリーン10の反射率の相違による反射光の強弱に応じて適切な露出で画像を撮像することができる。また、センサー60は、全白画像と同じ露出で全黒画像を撮像することにより、全白画像と全黒画像の1画素ごとの差分値を示す差異情報を生成する場合に、適切な差異情報を生成することができる。
そして、プロジェクタ20は、当該差異情報に基づいた画像処理を行うことにより、撮像領域210における投写領域220の端点をより正確に検出することができる。
次に、このような機能を実現するためのプロジェクタ20の機能ブロックについて説明する。
図3は、第1の実施例におけるプロジェクタ20の機能ブロック図である。
プロジェクタ20は、PC(Personal Computer)等からのアナログRGB信号(R1、G1、B1)をデジタルRGB信号(R2、G2、B2)に変換する入力信号処理部110と、画像の色と明るさを補正するため、当該デジタルRGB信号(R2、G2、B2)をデジタルRGB信号(R3、G3、B3)に変換する色変換部120と、色むらを補正するため、当該デジタルRGB信号(R3、G3、B3)をデジタルRGB信号(R4、G4、B4)に変換する色むら補正部130と、当該デジタルRGB信号(R4、G4、B4)をアナログRGB信号(R5、G5、B5)に変換する出力信号処理部140と、当該アナログRGB信号に基づき、画像を投写する画像投写部190とを含んで構成されている。
また、画像投写部190は、空間光変調器192と、空間光変調器192を駆動する駆動部194と、光源196と、レンズ198とを含んで構成されている。駆動部194は、出力信号処理部140からの画像信号に基づき、空間光変調器192を駆動する。そして、画像投写部190は、光源196からの光を、空間光変調器192およびレンズ198を介して投写する。
また、プロジェクタ20は、全白画像および全黒画像を表示するための画像情報(RGB信号)を生成するキャリブレーション情報生成部172と、露出調整機能を有し、全白画像の撮像情報(第1の撮像情報)および全黒画像の撮像情報(第2の撮像情報)を生成するセンサー60と、センサー60の露出設定を行う撮像条件設定部186と、センサー60からの第1および第2の撮像情報等を一時的に記憶する撮像情報記憶部184とを含んで構成されている。なお、センサー60および撮像条件設定部186は撮像手段として機能する。
また、プロジェクタ20は、第1および第2の撮像情報のノイズを低減するノイズ除去部158と、ノイズの低減された第1および第2の撮像情報に基づいて差異情報を生成する差異情報生成部152と、差異情報に基づいて投写領域220の端点を検出する端点検出部154とを含んで構成されている。
さらに、プロジェクタ20は、端点検出部154によって検出された端点に基づいて画素ブロック画像を生成する画素ブロック画像情報生成部156と、デジタル変換されたRGB信号に対して画像の歪み(台形歪み、キーストン歪み等)を補正する画像歪み補正部112と、画素ブロック画像に基づいて画像歪み補正部112のために画像歪み補正量を演算する画像歪み補正量演算部162と、画素ブロック画像に基づいて色むら補正部130のために色むら補正量を演算する色むら補正量演算部164とを含んで構成されている。なお、画像の色むら補正、画像の歪み補正、画像の明るさ補正については後述する。
また、上述したプロジェクタ20の各部を実現するためのハードウェアとしては、例えば、以下のものを適用できる。
図4は、第1の実施例におけるプロジェクタ20のハードウェアブロック図である。
例えば、入力信号処理部110としては、例えばA/Dコンバーター930等、撮像情報記憶部184としては、例えばRAM950等、色むら補正部130、差異情報生成部152、端点検出部154、画素ブロック画像情報生成部156およびキャリブレーション情報生成部172としては、例えば画像処理回路970等、画像歪み補正量演算部162、色むら補正量演算部164としては、例えばCPU910等、色変換部120としては、例えば画像処理回路970、RAM950、CPU910等、出力信号処理部140としては、例えばD/Aコンバーター940等、空間光変調器192としては、例えば液晶パネル920等、駆動部194としては、例えば液晶パネル920を駆動する液晶ライトバルブ駆動ドライバを記憶するROM960等を用いて実現できる。
なお、これらの各部はシステムバス980を介して相互に情報をやりとりすることが可能である。
また、これらの各部は回路のようにハードウェア的に実現してもよいし、ドライバのようにソフトウェア的に実現してもよい。
さらに、差異情報生成部152等としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記憶した情報記憶媒体900からプログラムを読み取って差異情報生成部152等の機能をコンピュータに実現させてもよい。
このような情報記憶媒体900としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、ROM、RAM、HDD等を適用でき、そのプログラムの読み取り方式は接触方式であっても、非接触方式であってもよい。
また、情報記憶媒体900に代えて、上述した各機能を実現するためのプログラム等を、伝送路を介してホスト装置等からダウンロードすることによって上述した各機能を実現することも可能である。
次に、これらの各部を用いた端点検出処理の流れについて説明する。
図5は、第1の実施例における端点検出処理の流れを示すフローチャートである。
まず、キャリブレーション情報生成部172は、全白画像用の画像信号を発生し、画像投写部190は、出力信号処理部140によって処理された当該画像信号に基づき、スクリーン10へ向け全白画像を投写する(ステップS1)。
撮像条件設定部186は、自動露出設定で撮像するようにセンサー60を制御する。これにより、センサー60は、スクリーン10に投写された全白画像を含む領域を自動露出設定で撮像し、第1の撮像情報を生成する(ステップS2)。撮像情報記憶部184は、センサー60からの第1の撮像情報を記憶する。また、撮像条件設定部186は、センサー60の露出を全白画像撮像時の露出に固定する。
次に、キャリブレーション情報生成部172は、全黒画像用の画像信号を発生し、画像投写部190は、出力信号処理部140によって処理された当該画像信号に基づき、スクリーン10へ向け全黒画像を投写する(ステップS3)。
センサー60は、スクリーン10に投写された全黒画像を含む領域を固定露出設定で撮像し、第2の撮像情報を生成する(ステップS4)。撮像情報記憶部184は、センサー60からの第2の撮像情報を記憶する。
なお、撮像情報は、例えば、センサー60の撮像画素ごとに、R信号値、G信号値、B信号値、Y信号値、輝度値、複数の原色値の平均値等の所定画像信号値で表される情報である。
ノイズ除去部158は、第1および第2の撮像情報からノイズを除去する(ステップS5)。具体的には、ノイズ除去部158は、例えば、所定画像信号値が所定値(例えば、0に近い値、全白画像の撮像画像中央部の平均輝度値の50%の値等)以下の場合、当該値を0に変更して撮像情報を更新する。
差異情報生成部152は、ノイズが除去された全白画像撮像時の第1の撮像情報と、ノイズが除去された全黒画像撮像時の第2の撮像情報に基づき、画素ごとの第1の撮像情報と第2の撮像情報の対応画素ごとの差分値を示す差異情報(画素単位差分値情報)を生成し、撮像情報記憶部184に記憶する(ステップS6)。この差異情報は、例えば、2次元配列等で表される。ここでは、差異情報として2次元配列を採用する。
なお、差異情報生成部152は、さらに、当該差異情報に基づき、投写領域220として仮設定する仮投写領域の差分値のみで構成される差異情報(仮投写領域内画素単位差分値情報)を生成してもよい。より具体的には、差異情報生成部152は、差分値が所定の閾値以上の画素のみ当該差分値を保持し、差分値が当該閾値未満の画素の差分値を0に更新して差異情報(仮投写領域内画素単位差分値情報)を生成してもよい。
そして、端点検出部154は、当該差異情報に基づいて撮像領域210における投写領域220の端点(4隅の座標位置)を検出する(ステップS7)。より具体的には、端点検出部154は、例えば、差異情報である2次元配列の中央の要素から45度上方をサーチラインの移動方向として設定し、当該移動方向と直交するラインをサーチラインとして設定し、当該サーチラインに該当する各要素に記憶されている差分値が0であるかどうかを判定する。このようにして端点検出部154は、サーチラインを移動方向に移動させながら各要素の差分値が0であるかどうかを判定する。
そして、端点検出部154は、差分値が0である要素を検出した場合、当該サーチラインの1つ前のサーチライン上にある全要素のうち最大の差分値を有する要素を端点(4隅のうちの1点)として検出する。端点検出部154は、この判定処理を、さらに移動方向を135度、225度、315度と変化させて行うことにより、残りの3つの端点も検出することができる。
なお、端点検出部154は、2次元配列において求めた4隅の点と、撮像情報を用いて当該4隅の点が撮像領域210のどの位置にあるか判定することが可能である。
また、プロジェクタ20は、このような端点検出を行う場合、投写領域220抽出用の画素ブロック前処理情報を生成して端点検出を行ってもよい。次に、画素ブロック前処理情報を生成して端点検出を行う場合の処理について説明する。
図6は、第1の実施例における前処理用の画素ブロックの模式図である。
図5のステップS5の処理終了後、差異情報生成部152は、撮像領域210を所定数の画素ブロックに区分する。例えば、図6に示す例では、縦6個×横8個=48個である。
そして、差異情報生成部152は、ノイズ除去後の第1および第2の撮像情報に基づき、画素ブロックごとに当該画素ブロックを構成する画素の所定画像信号値の平均値を演算し、当該平均値を当該画素ブロックの値とする第1および第2の画素ブロック前処理情報を生成し、撮像情報記憶部184に記憶する。なお、画素ブロック前処理情報は、例えば、画素ブロック位置(例えば、識別番号、座標位置等)と当該画素ブロックにおける上記平均値を含む情報である。
また、差異情報生成部152は、第1および第2の画素ブロック前処理情報に基づき、各画素ブロック前処理情報で対応する画素ブロックごとの上記平均値の比または差分値を演算し、当該値が所定の閾値を超えている画素ブロックで構成される領域を仮投写領域として設定する。
端点検出部154は、当該仮投写領域内の画素ブロック前処理情報に基づき、上述した斜め方向の検索処理と同様の処理を行う。より具体的には、端点検出部154は、中央の画素ブロックから斜めの移動方向に向かってサーチラインを移動させ、当該サーチラインに含まれる全画素ブロックの値が0になった場合、当該サーチラインの1つ前のサーチラインに含まれる全画素ブロックのうち最大値を有する画素ブロックを端点画素ブロックとして設定する。端点検出部154は、移動方向を変えながらこの処理を4回行うことにより、4つの端点画素ブロックを設定する。なお、端点画素ブロックは、投写領域220の端点の基準となる画素領域である。
さらに、端点検出部154は、図6に示すように、端点画素ブロックとその近傍の画素ブロック(ここでは、端点画素ブロックと接する外側の3つの画素ブロック)をサーチ範囲として、当該サーチ範囲に含まれる領域の差異情報(画素単位差分値情報または仮投写領域内画素単位差分値情報)に基づき、端点画素ブロックのうち最も内側の画素から斜め方向にサーチラインを移動させながら上述した端点画素の検出を行う。
このようにして端点検出部154は、4つの端点(投写領域220の4隅の点)を検出することができる。
このような方式は、センサー60が高解像度の場合、処理時間を短縮でき、特に有効である。
以上のように、本実施形態によれば、プロジェクタ20は、一旦自動露出設定で全白画像を撮像して第1の撮像情報を生成することにより、適用環境に適合した露出で第1の撮像情報を生成することができる。また、プロジェクタ20は、全白画像の撮像時の露出で全黒画像を撮像して第2の撮像情報を生成することにより、差異情報の生成に適した露出で第2の撮像情報を生成することができる。
特に、自動露出設定で全白画像を撮像することにより、センサー60は、スクリーン10が外光80の影響を受ける場合、投写距離が遠すぎたりスクリーン10の反射率が低すぎて投写光の反射光が弱すぎる場合、投写距離が近すぎたりスクリーン10の反射率が高すぎて投写光の反射光が強すぎる場合のいずれにおいても、固定露出で撮像する場合と比べ、センサー60のダイナミックレンジを有効に活用して撮像することができる。
さらに、プロジェクタ20は、当該第1および第2の撮像情報に基づいて撮像領域における投写領域220の端点を検出することにより、撮像領域における投写領域をより正確に判別することができる。
また、端点検出部154は、差異情報である2次元配列の中央から外側に向かって端点を検索することにより、ノイズの影響を受けにくく、より正確に端点を検出することができる。なお、端点検出部154は、当該2次元配列の外側から中央に向かって端点を検索してもよい。
なお、端点検出後、プロジェクタ20は、画像の歪み補正および色むら補正(輝度むらによる色むらも含む。)を行う。
画素ブロック画像情報生成部156は、撮像情報記憶部184に記憶された撮像情報と、端点検出部154からの端点位置情報と、画像歪み補正量演算部162および色むら補正量演算部164が要求する画像サイズ(p’×q’)の情報とに基づき、画素ブロック画像情報を生成する。ここで、画素ブロック画像情報について説明する。
図7は、第1の実施例における画素ブロックの模式図である。また、図8は、図7のAA部分を拡大した画素ブロックの模式図である。
例えば、図7に示す例では、投写領域220は、縦n個、横m個でn×m個の画素ブロックに区分されている。なお、この画素ブロック数は、例えば、色むら補正部130等の補正手段の処理に応じた数でもよい。
まず、画素ブロック画像情報生成部156は、撮像領域210のサイズ(p×q)と、画像歪み補正量演算部162および色むら補正量演算部164が要求する画像サイズ(p’×q’)を比較し、後者の画像サイズに合わせて比の演算により、端点位置情報で示される各端点の座標を変換する。そして、画素ブロック画像情報生成部156は、変換後の座標(p’i,q’i)(i=1〜4)と画素ブロック数(n×m)と撮像情報に基づき、各画素ブロック内に長方形の領域を設定し、当該長方形領域内の画素ごとの所定画像信号値の平均値を演算し、当該平均値を当該画素ブロックの値として設定する。
なお、長方形領域は、図8に示すように、縦v、横hの長さを有する画素ブロックに収まる長方形の領域である。また、画素ブロック画像情報生成部156は、上記平均値に代えて、図8の黒丸で示す長方形領域の中央画素の差分値を当該画素ブロックの値として設定してもよいし、長方形領域内の全画素の所定画像信号値の合計値を当該画素ブロックの値として設定してもよい。
以上の処理手順により、画素ブロック画像情報生成部156は、n×mの2次元配列のそれぞれの要素に上記画素ブロックの値が保持された画素ブロック画像情報を生成し、撮像情報記憶部184に記憶する。
画像歪み補正量演算部162は、撮像情報記憶部184に記憶された全白画像の画素ブロック画像情報に基づいて投写領域220における所定画像信号値の変化を判定する。そして、画像歪み補正量演算部162は、当該変化に基づいて投写領域12の歪みを判定し、画像歪み補正量を演算する。
例えば、画像歪み補正量演算部162は、投写領域12の左側の画像信号値が高い場合、投写光軸が投写領域12の中心から左にずれていることを判定でき、投写領域12が左の辺が短く右の辺が長い台形状に歪んでいることを判定できる。
そして、画像歪み補正部112は、画像の歪みを補正するために、画像歪み補正量演算部162からの画像歪み補正量に基づき、アナログRGB信号変換後のデジタルRGB信号を補正してデジタルRGB信号を生成する。
これにより、プロジェクタ20は、画像の歪みを補正できる。
また、色むら補正量演算部164は、画素ブロック画像情報に基づき、画素ブロックごとに入出力特性データの補正量を演算する。なお、色むらを補正する場合、キャリブレーション情報生成部172は、全白画像、全黒画像に加えてR、G、Bの原色のキャリブレーション画像を表示するための画像信号を発生し、画像投写部190は、当該原色のキャリブレーション画像を投写し、センサー60は、スクリーン10に投写された当該原色のキャリブレーション画像を撮像して撮像情報を生成してもよい。
より具体的には、色むら補正量演算部164は、例えば、補正後の入出力特性を示す直線の傾きが1になるように補正量を演算する。
なお、ここで、入出力特性データとは、入出力特性を示すデータであって、入力信号の明るさ指標値(例えば、階調値等)と、出力信号の明るさ指標値との関係を示すデータのことである。また、明るさ指標値とは、明るさの指標となる値のことであり、具体的には、例えば、輝度、照度、色情報値(R信号のデジタル信号値等)、階調値およびこれらの値を正規化等によって変形した値等が該当する。
そして、色むら補正部130は、画像の色むらを補正するため、色むら補正量演算部164からの色むら補正量に基づき、入出力特性データを補正し、当該入出力特性データに基づき、RGB信号を補正する。
そして、画像投写部190は、以上の手順により、画像の歪みと色むらが補正された画像を投写する。
したがって、本実施形態によれば、プロジェクタ20は、投写領域220の4隅を正確に検出することができるため、撮像領域における投写領域220の座標と、空間光変調器192の表示素子の座標とを正確かつ効率的に対応づけることができる。これにより、プロジェクタ20は、画像にいわゆる台形歪みが発生している場合であっても歪みを適切に補正できる。
また、本実施形態によれば、プロジェクタ20は、画像ブロックを用いて画像ブロックごとの色の違いを判定できるため、経時劣化や環境影響(外光80がある場合やスクリーン10が着色されておりむらがある場合等)等による色むらを適切に補正することができる。
(第2の実施例)
次に、パターン画像を用いて投写領域の端点を検出する方式について説明する。
図9は、第2の実施例における画像投写状況を示す概略図である。
プロジェクタ20は、スクリーン10へ向け画像を投写する。これにより、スクリーン10には、投写画像12が表示される。
また、本実施形態のプロジェクタ20は、撮像手段であるセンサー60を有する。センサー60は、投写画像12が表示されたスクリーン10を、撮像面を介して撮像し、撮像情報を生成する。プロジェクタ20は、撮像情報に基づき、投写画像12の歪みや表示位置の調整を行う。
しかし、例えば、図9に示すように、投写画像12の周辺部分がスクリーン10の外部に表示される場合、従来のプロジェクタは、撮像情報に基づき、投写画像12の歪みや表示位置の調整を行うことができなかった。
なぜなら、スクリーン10と、スクリーン10の後ろにある壁との距離が離れており、投写画像12がセンサー60の撮像範囲に入っているとしても、従来のプロジェクタは、どこにあるかわからない壁や背景の物体に表示された、あるいは表示されることもない投写画像12の頂点の位置をスクリーン10の平面上の位置に変換することはできないからである。
本実施形態におけるプロジェクタ20は、従来とは異なるキャリブレーション画像を用い、当該キャリブレーション画像の撮像情報に基づき、簡易な検索処理を実行することにより、従来より広範な条件の下で精度よく投写画像12の位置を把握する。
次に、このような機能を実装するためのプロジェクタ20の機能ブロックについて説明する。
図10は、第2の実施例におけるプロジェクタ20の機能ブロック図である。
プロジェクタ20の構成は、第1の実施例と同様である。
第2の実施例における差異情報生成部152は、差異情報として、第1の撮像情報で表される第1の撮像画像と、第2の撮像情報で表される第2の撮像画像との差分画像を生成する。
また、第2の実施例における端点検出部154は、差分画像に含まれる中央ブロック領域の複数の中央基準位置を検出する中央基準位置検出部151と、差分画像に含まれる周辺ブロック領域の複数の周辺基準位置を検出する周辺基準位置検出部153と、各基準位置に基づき、投写領域の端点(本実施例では頂点)の位置を示す投写領域情報を生成する投写領域情報生成部155とを含んで構成されている。
さらに、プロジェクタ20は、投写画像12の歪みを補正する機能を有する。この機能を実装するため、プロジェクタ20は、撮像情報と、投写領域情報に基づき、投写領域内の輝度ピーク位置(輝度値が最も大きい画素の位置)を検出する輝度ピーク位置検出部166と、輝度ピーク位置に基づき、画像歪み補正量を演算する画像歪み補正量演算部162と、画像歪み補正量に基づき、投写画像12の歪みが補正されるように、入力画像信号を補正する画像歪み補正部112とを含んで構成されている。
また、上述したプロジェクタ20の各部の機能を実装するためのハードウェアとしては、例えば、図4に示すハードウェアを適用できる。
次に、これらの各部を用いた投写領域の位置検出処理の流れについて説明する。
図11は、第2の実施例における投写領域の位置検出処理の流れを示すフローチャートである。また、図12は、第2の実施例におけるキャリブレーション画像の模式図であり、図12(A)は、第1のキャリブレーション画像13の模式図であり、図12(B)は、第2のキャリブレーション画像14の模式図である。
まず、プロジェクタ20は、第1のキャリブレーション画像13として、図12(A)に示す全白(画像全体が白色)のキャリブレーション画像を投写する(ステップS11)。より具体的には、キャリブレーション情報生成部172は、第1のキャリブレーション画像13用のキャリブレーション情報(例えば、RGB信号等)を生成し、画像投写部190は、当該キャリブレーション情報に基づき、全白のキャリブレーション画像を投写する。
センサー60は、スクリーン10上の第1のキャリブレーション画像13を自動露出設定で撮像して第1の撮像情報を生成する(ステップS12)。撮像情報記憶部184は、第1の撮像情報を記憶する。
そして、プロジェクタ20は、第2のキャリブレーション画像14として、図12(B)に示す第2のキャリブレーション画像14を投写する(ステップS13)。より具体的には、キャリブレーション情報生成部172は、第2のキャリブレーション画像14用のキャリブレーション情報を生成し、画像投写部190は、当該キャリブレーション情報に基づき、第2のキャリブレーション画像14を投写する。
本実施例では、第2のキャリブレーション画像14は、画像全体を9つのブロックに均等に区分した場合に、中央ブロック領域と、4隅の4つの周辺ブロック領域が黒色であり、その他のブロック領域が白色であるいわゆるチェッカーパターンのパターン画像である。
センサー60は、スクリーン10上の第2のキャリブレーション画像14を、第1のキャリブレーション画像13撮像時の露出で撮像して第2の撮像情報を生成する(ステップS14)。撮像情報記憶部184は、第2の撮像情報を記憶する。
差異情報生成部152は、第1および第2の撮像情報に基づき、第1のキャリブレーション画像13と第2のキャリブレーション画像14との差分画像を生成する(ステップS15)。なお、差分画像は、例えば、画素ごとの輝度値等を差分演算した画像である。また、差分画像は、例えば、画素ごとの差分値が所定閾値以上の画素はその差分値を、そうでない画素は0を各画素位置の値として有する画像である。なお、差異情報生成部152は、必ずしも画像全体を差分演算する必要はなく、以下の処理に必要な範囲内(画像の一部分)のみ差分演算を行ってもよい。
そして、端点検出部154は、差分画像の生成後、差分画像に含まれる中央ブロック領域の複数(本実施例では4つ)の中央基準位置と差分画像に含まれる周辺ブロック領域の複数(本実施例では8つ)の周辺基準位置を検出する。
図13は、第2の実施例における中央基準位置を検出する際の第1段階の検索方法を示す模式図である。また、図14は、第2の実施例における中央基準位置を検出する際の第2段階の検索方法を示す模式図である。
中央基準位置検出部151は、撮像面に相当する撮像領域15における投写領域(投写画像12に相当する領域)の位置を検出するために、まず、パターン画像の4つの中央基準位置を検出する(ステップS16)。なお、説明をわかりやすくするため、各図にはスクリーン領域18を描いているが、実際の差分画像にはスクリーン領域18やスクリーン領域18の外部の周辺ブロック領域17−1〜17−4の一部が含まれない場合もある。
より具体的には、中央基準位置検出部151は、差分画像に対し、図16に示すように、中央ブロック領域16が位置すると予想される縦位置x=xc上をy=ypからy=ymまで画素ごとに差分値を検索することにより、差分値が変化する点P1、P2を判別する。例えば、P1(xc,y1)、P2(xc,y2)であるものと仮定する。
なお、xc、yp、ym等の検索基準位置の値は、例えば、レンズ198とセンサー60のそれぞれの画角や位置によって決定されてもよいし、実験によって決定されてもよいし、あるいは、撮像結果に応じて決定されてもよい。後述するその他の検索基準位置についても同様である。
そして、中央基準位置検出部151は、図14に示すように、P1、P2を基準とした横位置y=yc上をx=xmからx=xpまで画素ごとに差分値を検索することにより、差分値が変化する点P4、P3を判別する。なお、ここで、例えば、yc=(y1+y2)/2である。
このようにして中央基準位置検出部151は、中央ブロック領域16の4つの中央基準位置P1(xc,y1)、P2(xc,y2)、P3(x1,yc)、P4(x2,yc)を示す中央基準位置情報を周辺基準位置検出部153に出力する。
周辺基準位置検出部153は、中央基準位置情報に基づき、パターン画像の8つの周辺基準位置を検出する(ステップS17)。
図15は、第2の実施例における周辺基準位置を検出する際の第1段階の検索方法を示す模式図である。また、図16は、第2の実施例における周辺基準位置を検出する際の第2段階の検索方法を示す模式図である。
より具体的には、周辺基準位置検出部153は、P1のy座標y1からm%上方のy=yh上をP3のx座標x1からn%中央側のx座標xhからx軸の正方向に向かって差分画像の各画素の差分値が変化する点を検索する。これにより、差分値が変化する点P5が判別される。
同様に、周辺基準位置検出部153は、P2のy座標y2からm%下方のy=yn上をx座標xhからx軸の正方向に向かって差分画像の各画素の差分値が変化する点を検索する。これにより、差分値が変化する点P6が判別される。
同様の手法で、図16に示すように、点P7〜P12が判別される。そして、周辺基準位置検出部153は、これらの8つの点の座標を示す周辺基準位置情報と、中央基準位置情報を投写領域情報生成部155に出力する。
投写領域情報生成部155は、周辺基準位置情報と、中央基準位置情報に基づき、近似直線(近似曲線でもよい。)を用いて投写領域の4隅の位置を検出する(ステップS18)。
図17は、第2の実施例における近似直線を設定する際の第1段階を示す模式図である。図18は、第2の実施例における近似直線を設定する際の第2段階を示す模式図である。
投写領域情報生成部155は、点P5、点P3、点P6の座標に基づき、図17の破線で示される近似直線を設定する。同様の手法により、投写領域情報生成部155は、図18に示すように、破線で示す4つの近似直線を設定し、各近似直線の4つの交点A(xA,yA)〜D(xD,yD)を中央ブロック領域16の4隅の点として判別する。
中央ブロック領域16は、元の投写画像12を1/9に縮小した画像に相当する領域であるため、投写画像12が相当する投写領域の4隅の点EFGHは以下のようになる。すなわち、E(xE,yE)=(2*xA-xC,2*yA-yc)、F(xF,yF)=(2*xB-xD,2*yB-yD)、G(xG,yG)=(2*xC-xA,2*yC-yA)、H(xH,yH)=(2*xD-xB,2*yD-yB)である。
以上のように、本実施形態によれば、プロジェクタ20は、投写画像12がスクリーン10に含まれる場合はもちろん、投写画像12の一部がスクリーン10の外部に表示されている状態であっても、撮像領域15における投写領域の4隅の位置を検出することができる。もちろん、プロジェクタ20は、投写領域の位置情報をスクリーン10平面における位置に変換して投写画像12の4隅の位置情報を生成することも可能である。
これにより、プロジェクタ20は、投写画像12の歪みの補正や位置の調整、投写画像12内におけるレーザーポインター等を用いた指示位置の検出等を適切に行うことができる。
例えば、プロジェクタ20は、投写画像12の歪みの補正(いわゆるキーストン補正)を行う場合、第1のキャリブレーション画像13の撮像情報と、投写領域情報生成部155からの投写領域の4隅の位置を示す投写領域情報に基づき、輝度ピーク位置検出部166を用いて撮像領域内の投写領域内で最も輝度値が高い輝度ピーク位置を検出する。
例えば、スクリーン10とプロジェクタ20とが正対している場合、投写領域の中央が輝度ピーク位置となり、また、例えば、投写領域の左側の輝度値が高い場合、投写光軸が投写画像12の中心から左にずれていることを把握でき、投写画像12が左の辺が短く右の辺が長い台形状に歪んでいることを把握できる。このように、投写領域内の輝度ピーク位置を把握することにより、画像の歪みを把握することができる。
そして、画像歪み補正量演算部162は、投写領域内の輝度ピーク位置に基づき、画像の歪みに応じた補正量を演算する。
さらに、入力信号処理部110内の画像歪み補正部112が当該補正量に基づき、画像の歪みが補正されるように、入力画像信号を補正する。
以上の手順により、プロジェクタ20は、投写画像12の一部がスクリーン10の外部に表示されている場合であっても、画像の歪みを補正することができる。もちろん、画像の歪みの補正方法はこの方法に限定されない。例えば、プロジェクタ20は、撮像画像における輝度値の最も大きな画素を検出し、当該画素の位置に基づいて画像の歪みを補正してもよい。
また、プロジェクタ20は、図12(B)に示すパターン画像のように、中央だけではなく、その周辺にも特徴のある画像を用いることにより、中央だけに特徴があるパターン画像を用いる場合と比べ、より高精度に投写領域の4隅を判別することができる。
例えば、プロジェクタ20は、図13に示す点P1、点P2を判別する際に、その近傍の輝度値が変化する点も判別することが可能である。しかし、これらの間隔の狭い複数の点を用いて近似直線を設定する場合、間隔が離れた複数の点を用いて近似直線を設定する場合と比べ、近似直線の元になる点の1画素の誤差が近似直線により大きく影響してしまう。
本実施形態では、プロジェクタ20は、中央ブロック領域16の基準点と、周辺ブロック領域17−1〜17−4の基準点とを用いることにより、間隔が離れた複数の点を用いて近似直線を設定することができるため、より高精度に投写領域の4隅を判別することができる。
また、これにより、プロジェクタ20は、プロジェクタ20またはセンサー60のシェーディングの影響を回避し、精度よく、投写領域全体の位置を把握することができる。
また、本実施形態によれば、プロジェクタ20は、差分画像全体を検索するのではなく、差分画像のうち必要な領域のみを検索することにより、より簡易かつ高速に投写領域の位置を検出することができる。
また、キャリブレーション画像を投写する際に、一旦自動露出設定で全白画像を撮像して第1の撮像情報を生成することにより、適用環境に適合した露出で第1の撮像情報を生成することができる。また、プロジェクタ20は、全白画像の撮像時の露出で第2の撮像情報を生成することにより、差分画像の生成に適した露出で第2の撮像情報を生成することができる。
特に、自動露出設定で全白画像を撮像することにより、センサー60は、スクリーン10が外光の影響を受ける場合、投写距離が遠すぎたりスクリーン10の反射率が低すぎて投写光の反射光が弱すぎる場合、投写距離が近すぎたりスクリーン10の反射率が高すぎて投写光の反射光が強すぎる場合のいずれにおいても、固定露出で撮像する場合と比べ、センサー60のダイナミックレンジを有効に活用して撮像することができる。
(変形例)
以上、本発明を適用した好適な実施の形態について説明してきたが、本発明の適用は上述した実施例に限定されない。
例えば、上述した実施例では、プロジェクタ20は、全白画像投写時に自動露出設定で撮像し、全黒画像投写時に固定露出設定で撮像した後に、画像の歪みと色むらを補正する処理を行ったが、画像の歪みと色むらを補正する処理以外の処理を行ってもよい。
また、上述した実施例では、プロジェクタ20は、白のキャリブレーション画像と黒のキャリブレーション画像の撮像情報を用いて差異情報を生成したが、例えば、上記キャリブレーション画像に加え、緑の単色のキャリブレーション画像を投写して撮像し、白と黒、緑と黒のそれぞれの撮像情報に基づいて2種類の差異情報を生成し、当該2種類の差異情報の積集合(AND)を演算して真となる領域を仮投写領域230の抽出対象領域として設定してもよい。
これによれば、撮像時のノイズの影響を低減し、プロジェクタ20は、より正確に仮投写領域230や投写領域220を抽出することができる。なお、上述した実施例では、プロジェクタ20は、仮投写領域230を設定してから投写領域220を抽出したが、撮像情報から直接投写領域220を抽出してもよい。
また、上述した実施例では、プロジェクタ20は、差異情報として、差分値を示す情報を用いたが、例えば、比率を示す情報等を用いてもよい。
また、上述した実施例では、プロジェクタ20は、所定画素領域として画素ラインを適用して仮投写領域230を抽出したが、例えば、1画素、複数画素、複数画素で構成される矩形領域等を画素領域として仮投写領域230を抽出してもよい。
また、上述した実施例では、プロジェクタ20は、端点として頂点を用いたが、例えば、対象領域の辺の中点等を端点として用いてもよい。
また、上述した実施例では、プロジェクタ20は、仮投写領域230の内側から外側に向かって検索を行ったが、仮投写領域230の外側から内側に向かって検索を行ってもよく、検索方法は任意である。
例えば、検索の手順は任意であり、プロジェクタ20は、差分画像に対して横方向に検索して中央基準位置や周辺基準位置を検出した後に当該中央基準位置や当該周辺基準位置に基づいて縦方向に検索してもよい。
また、プロジェクタ20は、投写領域情報に基づく画像の歪み補正以外にも、例えば、投写領域情報に基づき、投写領域内の色むら補正、投写領域内の指示位置検出等の投写領域の位置情報を使用する種々の処理を行ってもよい。
さらに、プロジェクタ20は、スクリーン領域18を検出してから投写領域を検出してもよい。
図19は、第3の実施例におけるプロジェクタ20の機能ブロック図である。また、図20は、第3の実施例における周辺基準位置を検出する際の第1段階の検索方法を示す模式図である。また、図21は、第3の実施例における周辺基準位置を検出する際の第2段階の検索方法を示す模式図である。
例えば、図19に示すように、端点検出部154内に投写対象領域境界点検出部159を設ける。
中央基準位置検出部151は、投写対象領域境界点検出部159に中央基準位置情報を出力する。
投写対象領域境界点検出部159は、第1の撮像画像を検索対象として、図20に示すように、点P3および点P4のそれぞれから中央ブロック領域16の横長の所定割合内側にある線と、y=y1の線と、y=y2の線のそれぞれの交点から中央ブロック領域16の外側へ向かって上記所定割合内側にある線上の各画素に対してエッジ検出を行う。なお、エッジ検出には一般的な手法を用いる。これにより、図20に示す点T、U、V、Wが判別される。また、投写対象領域境界点検出部159は、点T、U、V、Wの位置を示すスクリーン領域境界点情報を周辺基準位置検出部153に出力する。
周辺基準位置検出部153は、点TのY座標であるyT、点UのY座標であるyUのうち小さい値と、P1のY座標であるy1に基づき、上側の横方向の検索の基準となる位置Y=yQを検出する。また、周辺基準位置検出部153は、点VのY座標であるyV、点WのY座標であるyWのうち小さい値と、P2のY座標であるy2に基づき、下側の横方向の検索の基準となる位置Y=yRを検出する。
周辺基準位置検出部153は、X=xt、X=xU、Y=yQ、Y=yRの4本の直線が交わるそれぞれの交点から差分画像におけるY=yQ、Y=yR上を外側に検索し、出力のある画素を検出することにより、4つの点P5〜P8を判別する。周辺基準位置検出部153は、同様の手法により、残りの4点P9〜P12を判別する。
端点検出部154は、このような手法によっても中央ブロック領域16の中央基準位置と、周辺ブロック領域17−1〜17−4の周辺基準位置を判別し、投写領域の4隅の位置を判別することができる。
特に、この手法によれば、投写領域情報生成部155は、第2の実施例の手法と比べ、投写対象領域外で周辺基準位置を検出するという望ましくない処理を防止することができ、さらに、近似直線を求めるための3点の間隔をより離した状態で近似直線を求めることができる。これにより、プロジェクタ20は、より高精度に投写領域の位置を検出することができる。
なお、中央基準位置の個数や周辺基準位置の個数は任意であり、上述した実施例に限定されない。
また、第1のキャリブレーション画像13と第2のキャリブレーション画像14のパターンは、図12(A)および図12(B)に示す例に限定されず、少なくとも差分画像になった状態で中央ブロック領域16が形成されればよく、特に、差分画像になった状態で中央ブロック領域16と周辺ブロック領域17−1〜17−4が形成されることが好ましい。例えば、中央ブロック領域16を含む第1のキャリブレーション画像13と、周辺ブロック領域17−1〜17−4を含む第2のキャリブレーション画像14を採用してもよい。
また、キャリブレーション画像、中央ブロック領域16および周辺ブロック領域17−1〜17−4の形状は矩形に限定されず、例えば、円形等の矩形以外の形状を採用してもよい。もちろん、キャリブレーション画像全体の形状と、中央ブロック領域16の形状は、相似形に限定されず、両者の形状の対応がわかる形状であればよい。さらに、周辺ブロック領域17−1〜17−4の個数も任意である。
また、スクリーン10以外の黒板、白板等の投写対象物に画像を投写する場合であっても本発明は有効である。
また、例えば、上述した実施例では、画像処理システムをプロジェクタ20に実装した例について説明したが、プロジェクタ20以外にもCRT(Cathode Ray Tube)等のプロジェクタ20以外の画像表示装置に実装してもよい。また、プロジェクタ20としては、液晶プロジェクタ以外にも、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)を用いたプロジェクタ等を用いてもよい。なお、DMDは米国テキサスインスツルメンツ社の商標である。
また、上述したプロジェクタ20の機能は、例えば、プロジェクタ単体で実現してもよいし、複数の処理装置で分散して(例えば、プロジェクタとPCとで分散処理)実現してもよい。
さらに、上述した実施例では、センサー60をプロジェクタ20に内蔵した構成であったが、センサー60を、プロジェクタ20とは別の独立した装置として構成してもよい。
第1の実施例における画像投写状況を示す概略図である。 第1の実施例における撮像領域の模式図である。 第1の実施例におけるプロジェクタの機能ブロック図である。 第1の実施例におけるプロジェクタのハードウェアブロック図である。 第1の実施例における端点検出処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施例における前処理用の画素ブロックの模式図である。 第1の実施例における画素ブロックの模式図である。 図7のAA部分を拡大した画素ブロックの模式図である。 第2の実施例における画像投写状況を示す概略図である。 第2の実施例におけるプロジェクタの機能ブロック図である。 第2の実施例における投写領域の位置検出処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施例におけるキャリブレーション画像の模式図であり、図12(A)は、第1のキャリブレーション画像の模式図であり、図12(B)は、第2のキャリブレーション画像の模式図である。 第2の実施例における中央基準位置を検出する際の第1段階の検索方法を示す模式図である。 第2の実施例における中央基準位置を検出する際の第2段階の検索方法を示す模式図である。 第2の実施例における周辺基準位置を検出する際の第1段階の検索方法を示す模式図である。 第2の実施例における周辺基準位置を検出する際の第2段階の検索方法を示す模式図である。 第2の実施例における近似直線を設定する際の第1段階を示す模式図である。 第2の実施例における近似直線を設定する際の第2段階を示す模式図である。 第3の実施例におけるプロジェクタの機能ブロック図である。 第3の実施例における周辺基準位置を検出する際の第1段階の検索方法を示す模式図である。 第3の実施例における周辺基準位置を検出する際の第2段階の検索方法を示す模式図である。
符号の説明
20 プロジェクタ、60 センサー(撮像手段)、151 中央基準位置検出部、152 差異情報生成部、153 周辺基準位置検出部、154 端点検出部、155 投写領域情報生成部、156 画素ブロック画像情報生成部、184 撮像情報記憶部、186 撮像条件設定部(撮像手段)、190 画像投写部、900 情報記憶媒体

Claims (15)

  1. 第1および第2のキャリブレーション画像を、それぞれ異なる時点において投写する画像投写手段と、
    露出調整機能を有し、投写された各キャリブレーション画像を撮像して第1および第2の撮像情報を生成するセンサーと、
    前記センサーの露出設定を行うとともに、前記センサーを制御する撮像条件設定手段と、
    前記第1および第2の撮像情報に基づき、各キャリブレーション画像の前記センサーの撮像領域において対応する画素ごとの所定画像信号値の差異を示す差異情報を生成する差異情報生成手段と、
    当該差異情報を検索対象として、前記差異を示す値を検索し、当該値が所定値以上となった画素領域を基準として前記撮像領域における投写領域の端点を検出する端点検出手段と、
    を含み、
    前記撮像条件設定手段は、前記第1のキャリブレーション画像の投写時に前記センサーを自動露出に設定して自動露出で当該キャリブレーション画像を前記センサーに撮像させ、前記第2のキャリブレーション画像の投写時に前記センサーを自動露出で決定された露出である固定露出に設定して当該固定露出の状態で当該キャリブレーション画像を前記センサーに撮像させ
    前記差異情報生成手段は、前記差異情報として、前記第1の撮像情報で表される第1の撮像画像と、前記第2の撮像情報で表される第2の撮像画像との差分画像を生成し、
    当該差分画像は、当該差分画像の中央付近に位置する中央ブロック領域と、当該中央ブロック領域の周辺に位置する周辺ブロック領域と、前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域以外の背景領域とから構成され、
    前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域における各画素と、前記背景領域に
    おける各画素とは異なる明るさ指標値を有し、
    前記端点検出手段は、
    前記差分画像に基づき、前記センサーの撮像領域における前記中央ブロック領域の複数の中央基準位置を検出する中央基準位置検出手段と、
    前記中央基準位置に基づき、前記撮像領域における前記周辺ブロック領域の複数の周辺基準位置を検出する周辺基準位置検出手段と、
    前記中央基準位置と、前記周辺基準位置とに基づき、前記投写領域の端点を示す投写領域情報を生成する投写領域情報生成手段と、
    を含むことを特徴とする画像処理システム。
  2. 第1および第2のキャリブレーション画像を、それぞれ異なる時点において投写する画像投写手段と、
    露出調整機能を有し、投写された各キャリブレーション画像を撮像して第1および第2の撮像情報を生成する撮像手段と、
    前記第1および第2の撮像情報に基づき、前記撮像手段の撮像領域における所定画素領域を複数画素で構成される画素ブロックに区分し、当該画素ブロックを構成する画素の所定画像信号値の平均値または合計値あるいは当該画素ブロックにおける代表画素の所定画像信号値を示す第1および第2の画素ブロック前処理情報を生成するとともに、前記第1の画素ブロック前処理情報と前記第2の画素ブロック前処理情報の差異に基づき、前記撮像領域における投写領域の端点の基準となる画素領域を設定し、前記第1および第2の撮像情報に基づき、当該画素領域の近傍の画素ごとの前記所定画像信号値の差異を示す差異情報を生成する差異情報生成手段と、
    当該差異情報を検索対象として、前記差異を示す値を検索し、当該値が所定値以上となった画素を基準として前記撮像領域における投写領域の端点を検出する端点検出手段と、
    を含み、
    前記撮像手段は、前記第1のキャリブレーション画像の投写時に自動露出で当該キャリブレーション画像を撮像し、前記第2のキャリブレーション画像の投写時に前記自動露出で決定された露出の状態で当該キャリブレーション画像を撮像することを特徴とする画像処理システム。
  3. 請求項1、2のいずれかにおいて、
    前記画像投写手段は、前記第1のキャリブレーション画像として、白の単一色のキャリブレーション画像を投写するとともに、前記第2のキャリブレーション画像として、黒の単一色のキャリブレーション画像を投写することを特徴とする画像処理システム。
  4. 請求項において、
    前記投写領域情報生成手段は、前記中央基準位置と、前記周辺基準位置とに基づき、複数の近似直線または近似曲線を設定して前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域の形状または配置を判定することにより、前記投写領域情報を生成することを特徴とする画像処理システム。
  5. 請求項において、
    前記投写領域および前記中央ブロック領域は、矩形の領域であり、
    前記投写領域情報生成手段は、前記複数の近似直線の交点または前記複数の近似曲線の交点を検出することにより、前記中央ブロック領域の4隅の位置を判定し、当該4隅の位置に基づき、前記投写領域の4隅の位置を示す前記投写領域情報を生成することを特徴とする画像処理システム。
  6. 第1および第2のキャリブレーション画像を、それぞれ異なる時点において投写する画像投写手段と、
    露出調整機能を有し、投写された各キャリブレーション画像を撮像して第1および第2の撮像情報を生成する撮像手段と、
    前記第1および第2の撮像情報に基づき、各キャリブレーション画像の前記撮像手段の撮像領域において対応する画素ごとの所定画像信号値の差異を示す差異情報を生成する差異情報生成手段と、
    当該差異情報を検索対象として、前記差異を示す値を検索し、当該値が所定値以上となった画素領域を基準として前記撮像領域における投写領域の端点を検出する端点検出手段と、
    を含み、
    前記撮像手段は、前記第1のキャリブレーション画像の投写時に自動露出で当該キャリブレーション画像を撮像し、前記第2のキャリブレーション画像の投写時に前記自動露出で決定された露出の状態で当該キャリブレーション画像を撮像し、
    前記差異情報生成手段は、前記差異情報として、前記第1の撮像情報で表される第1の撮像画像と、前記第2の撮像情報で表される第2の撮像画像との差分画像を生成し、
    当該差分画像は、当該差分画像の中央付近に位置する中央ブロック領域と、当該中央ブロック領域の周辺に位置する周辺ブロック領域と、前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域以外の背景領域とから構成され、
    前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域における各画素と、前記背景領域に
    おける各画素とは異なる明るさ指標値を有し、
    前記端点検出手段は、
    前記差分画像に基づき、前記撮像手段の撮像領域における前記中央ブロック領域の複数の中央基準位置を検出する中央基準位置検出手段と、
    前記中央基準位置に基づき、前記撮像領域における前記周辺ブロック領域の複数の周辺基準位置を検出する周辺基準位置検出手段と、
    前記中央基準位置と、前記周辺基準位置とに基づき、前記投写領域の端点を示す投写領域情報を生成する投写領域情報生成手段と、
    を含むことを特徴とするプロジェクタ。
  7. 第1および第2のキャリブレーション画像を、それぞれ異なる時点において投写する画像投写手段と、
    露出調整機能を有し、投写された各キャリブレーション画像を撮像して第1および第2の撮像情報を生成する撮像手段と、
    前記第1および第2の撮像情報に基づき、前記撮像手段の撮像領域における所定画素領域を複数画素で構成される画素ブロックに区分し、当該画素ブロックを構成する画素の所定画像信号値の平均値または合計値あるいは当該画素ブロックにおける代表画素の所定画像信号値を示す第1および第2の画素ブロック前処理情報を生成するとともに、前記第1の画素ブロック前処理情報と前記第2の画素ブロック前処理情報の差異に基づき、前記撮
    像領域における投写領域の端点の基準となる画素領域を設定し、前記第1および第2の撮像情報に基づき、当該画素領域の近傍の画素ごとの前記所定画像信号値の差異を示す差異情報を生成する差異情報生成手段と、
    当該差異情報を検索対象として、前記差異を示す値を検索し、当該値が所定値以上となった画素を基準として前記撮像領域における投写領域の端点を検出する端点検出手段と、
    を含み、
    前記撮像手段は、前記第1のキャリブレーション画像の投写時に自動露出で当該キャリブレーション画像を撮像し、前記第2のキャリブレーション画像の投写時に前記自動露出で決定された露出の状態で当該キャリブレーション画像を撮像することを特徴とするプロジェクタ。
  8. 画像投写手段と、露出調整機能を有するセンサーとを含むプロジェクタの有するコンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
    コンピュータを、
    第1および第2のキャリブレーション画像を、それぞれ異なる時点において前記画像投写手段に投写させる画像投写制御手段と、
    投写された各キャリブレーション画像を前記センサーに撮像させて第1および第2の撮像情報を生成させる撮像条件設定手段と、
    前記第1および第2の撮像情報に基づき、各キャリブレーション画像の前記センサーの撮像領域において対応する画素ごとの所定画像信号値の差異を示す差異情報を生成する差異情報生成手段と、
    当該差異情報を検索対象として、前記差異を示す値を検索し、当該値が所定値以上となった画素領域を基準として前記撮像領域における投写領域の端点を検出する端点検出手段として機能させ、
    前記撮像条件設定手段は、前記第1のキャリブレーション画像の投写時に前記センサーを自動露出に設定して自動露出で当該キャリブレーション画像を前記センサーに撮像させ、前記第2のキャリブレーション画像の投写時に前記センサーを自動露出で決定された露出である固定露出に設定して当該固定露出の状態で当該キャリブレーション画像を前記センサーに撮像させ
    前記差異情報生成手段は、前記差異情報として、前記第1の撮像情報で表される第1の撮像画像と、前記第2の撮像情報で表される第2の撮像画像との差分画像を生成し、
    当該差分画像は、当該差分画像の中央付近に位置する中央ブロック領域と、当該中央ブロック領域の周辺に位置する周辺ブロック領域と、前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域以外の背景領域とから構成され、
    前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域における各画素と、前記背景領域に
    おける各画素とは異なる明るさ指標値を有し、
    前記端点検出手段は、
    前記差分画像に基づき、前記センサーの撮像領域における前記中央ブロック領域の複数の中央基準位置を検出する中央基準位置検出手段と、
    前記中央基準位置に基づき、前記撮像領域における前記周辺ブロック領域の複数の周辺基準位置を検出する周辺基準位置検出手段と、
    前記中央基準位置と、前記周辺基準位置とに基づき、前記投写領域の端点を示す投写領域情報を生成する投写領域情報生成手段と、
    を含むことを特徴とするプログラム。
  9. 画像投写手段と、露出調整機能を有するセンサーとを含むプロジェクタの有するコンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
    コンピュータを、
    第1および第2のキャリブレーション画像を、それぞれ異なる時点において前記画像投写手段に投写させる画像投写制御手段と、
    投写された各キャリブレーション画像を前記センサーに撮像させて第1および第2の撮像情報を生成させる撮像条件設定手段と、
    前記第1および第2の撮像情報に基づき、前記センサーの撮像領域における所定画素領域を複数画素で構成される画素ブロックに区分し、当該画素ブロックを構成する画素の所定画像信号値の平均値または合計値あるいは当該画素ブロックにおける代表画素の所定画像信号値を示す第1および第2の画素ブロック前処理情報を生成するとともに、前記第1の画素ブロック前処理情報と前記第2の画素ブロック前処理情報の差異に基づき、前記撮像領域における投写領域の端点の基準となる画素領域を設定し、前記第1および第2の撮像情報に基づき、当該画素領域の近傍の画素ごとの前記所定画像信号値の差異を示す差異情報を生成する差異情報生成手段と、
    当該差異情報を検索対象として、前記差異を示す値を検索し、当該値が所定値以上となった画素を基準として前記撮像領域における投写領域の端点を検出する端点検出手段として機能させ、
    前記撮像条件設定手段は、前記第1のキャリブレーション画像の投写時に前記センサーを自動露出に設定して自動露出で当該キャリブレーション画像を前記センサーに撮像させ、前記第2のキャリブレーション画像の投写時に前記センサーを自動露出で決定された露出である固定露出に設定して当該固定露出の状態で当該キャリブレーション画像を前記センサーに撮像させることを特徴とするプログラム。
  10. 画像投写手段と、露出調整機能を有するセンサーとを含むプロジェクタの有するコンピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体であって、
    請求項8、9のいずれかに記載のプログラムを記憶したことを特徴とする情報記憶媒体。
  11. 第1のキャリブレーション画像を投写し、
    センサーを自動露出に設定し、
    投写した第1のキャリブレーション画像を自動露出設定で撮像して第1の撮像情報を生成し、
    第2のキャリブレーション画像を投写し、
    センサーを自動露出で決定された露出である固定露出に設定し、
    投写した第2のキャリブレーション画像を、前記第1のキャリブレーション画像の撮像時の露出で撮像して第2の撮像情報を生成し、
    前記第1および第2の撮像情報に基づき、撮像領域において対応する画素ごとの所定画像信号値の差異を示す差異情報を生成し、
    当該差異情報を検索対象として、前記撮像領域における投写領域の端点を検出し、
    前記差異情報として、前記第1の撮像情報で表される第1の撮像画像と、前記第2の撮像情報で表される第2の撮像画像との差分画像を生成し、
    当該差分画像は、当該差分画像の中央付近に位置する中央ブロック領域と、当該中央ブロック領域の周辺に位置する周辺ブロック領域と、前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域以外の背景領域とから構成され、
    前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域における各画素と、前記背景領域に
    おける各画素とは異なる明るさ指標値を有し、
    前記投写領域の端点を検出する際に、
    前記差分画像に基づき、前記撮像手段の撮像領域における前記中央ブロック領域の複数の中央基準位置を検出し、
    前記中央基準位置に基づき、前記撮像領域における前記周辺ブロック領域の複数の周辺基準位置を検出し、
    前記中央基準位置と、前記周辺基準位置とに基づき、前記投写領域の端点を示す投写領域情報を生成することを特徴とする画像処理方法。
  12. 第1のキャリブレーション画像を投写し、
    投写した第1のキャリブレーション画像を自動露出設定で撮像して第1の撮像情報を生成し、
    第2のキャリブレーション画像を投写し、
    投写した第2のキャリブレーション画像を、前記第1のキャリブレーション画像の撮像時の露出で撮像して第2の撮像情報を生成し、
    前記第1および第2の撮像情報に基づき、撮像領域における所定画素領域を複数画素で構成される画素ブロックに区分し、
    当該画素ブロックを構成する画素の所定画像信号値の平均値または合計値あるいは当該画素ブロックにおける代表画素の所定画像信号値を示す第1および第2の画素ブロック前処理情報を生成し、
    前記第1の画素ブロック前処理情報と第2の画素前処理ブロック情報の差異に基づき、前記撮像領域における投写領域の端点の基準となる画素領域を設定し、
    前記第1および第2の撮像情報に基づき、当該画素領域の近傍の画素ごとの前記所定画像信号値の差異を示す差異情報を生成し、
    当該差異情報を検索対象として、前記撮像領域における投写領域の端点を検出することを特徴とする画像処理方法。
  13. 請求項11、12のいずれかにおいて、
    前記第1のキャリブレーション画像は、白の単一色のキャリブレーション画像であり、前記第2のキャリブレーション画像は、黒の単一色のキャリブレーション画像であることを特徴とする画像処理方法。
  14. 請求項11において、
    前記中央基準位置と、前記周辺基準位置とに基づき、複数の近似直線または近似曲線を設定して前記中央ブロック領域および前記周辺ブロック領域の形状または配置を判定することにより、前記投写領域情報を生成することを特徴とする画像処理方法。
  15. 請求項14において、
    前記投写領域および前記中央ブロック領域は、矩形の領域であり、
    前記複数の近似直線の交点または前記複数の近似曲線の交点を検出することにより、前記中央ブロック領域の4隅の位置を判定し、当該4隅の位置に基づき、前記投写領域の4隅の位置を示す前記投写領域情報を生成することを特徴とする画像処理方法。
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