JP6779781B2 - 工具装着部、該工具装着部を備えた工作機械の刃物台及び工作機械 - Google Patents

工具装着部、該工具装着部を備えた工作機械の刃物台及び工作機械 Download PDF

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Description

本発明は、加工用の工具を支持する工具装着部、該工具装着部を備えた工作機械の刃物台及び工作機械に関する。
従来より、自動旋盤に装備される刃物台として、刃物台本体に旋回可能に支持されるタレットを備え、バイトやエンドミル等の所定の工具を、前記タレットに工具装着部を介して旋回自在に装着することが可能なタレット刃物台が周知である。
前記タレット刃物台では、例えば、前記工具装着部に装着した回転工具を回転駆動しつつ、回転工具をタレットに対して旋回させてワークを加工することができる(特許文献1、特許文献2参照)。
実用新案登録第3129696号公報 特開2013−226611号公報
特許文献1では、工具(工具装着部)を旋回駆動する工具装着部旋回手段が、複数のギア等が複雑に連結された複雑な構造となっており、特許文献2では、タレットに旋回駆動力を伝えるための筒状のタレット旋回駆動軸の内側に、工具装着部(工具ユニット)に装着される回転工具の回転工具駆動軸と、工具ユニットに前記工具の回転軸の向きを変える旋回駆動力を伝える旋回駆動軸とを取り付ける必要があり、タレット刃物台の構造が複雑になっている。
そこで、本発明は、簡単な構造で、工具装着部に支持された工具を旋回させることができる工具装着部、該工具装着部を備えた工作機械の刃物台及び工作機械を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明の一実施形態に係る工具装着部は、所定の工具を旋回自在に支持して工作機械の刃物台に取り付けられる工具装着部において、前記刃物台側に形成された固定部に着脱自在に固定される外側ホルダと、前記外側ホルダに旋回自在に一体的に保持された内側ホルダとを有し、前記内側ホルダに前記工具の支持部が形成され、前記刃物台側に設けられる駆動力伝動手段に係脱自在に係合する駆動力入力手段が、前記内側ホルダに連係して設けられ、前記外側ホルダを前記固定部に固定することによって前記刃物台に着脱自在に取り付けられ、前記内側ホルダの旋回駆動が可能となるように、前記駆動力入力手段が前記駆動力伝動手段に係合し、前記支持部に支持される前記工具が旋回駆動される。
本発明の他の実施形態に係る工具装着部を備えた工作機械の刃物台は、加工用の工具が旋回自在に支持される工具装着部と、該工具装着部が取り付けられる本体部とを備え、前記工具装着部の前記工具を旋回させて材料の加工を行うことができる工作機械の刃物台において、前記本体部側に、前記工具装着部を着脱自在に固定する固定部を設けるとともに、前記工具を旋回駆動する駆動力伝動手段を設け、前記工具装着部が、前記固定部に係脱自在に固定される外側ホルダと、該外側ホルダに旋回自在に一体的に支持される内側ホルダとを備え、該内側ホルダに、前記工具の支持部が形成され、かつ前記駆動力伝動手段に係脱自在に係合する駆動力入力手段が連係して設けられ、前記外側ホルダを前記固定部に装着することによって前記工具装着部が前記本体部に着脱自在に取り付けられ、前記内側ホルダの旋回駆動が可能となるように、前記駆動力入力手段が前記駆動力伝動手段に係合し、前記支持部に支持される前記工具が旋回駆動されるように構成されている。
本発明の更に他の実施形態に係る工作機械は、上記の刃物台を備えている。
本発明によれば、刃物台側に形成された固定部に工具装着部を装着することで、外側ホルダに旋回自在に一体的に保持された内側ホルダに支持されている所定の工具を簡単に旋回させることができる。
本発明の実施形態1に係る工具装着部及び刃物台を備えた工作機械の一例である自動旋盤の主軸付近を示す概略斜視図。 本発明の実施形態1に係る刃物台の内部構成を示すX軸方向に沿って切断した概略断面図。 本発明の実施形態1に係る刃物台のタレット付近を示す概略断面図。 本発明の実施形態2に係る刃物台のタレット付近を示す概略断面図。 本発明の実施形態3に係る刃物台のタレット付近を示す概略断面図。 本発明の実施形態4に係る刃物台のタレット付近を示す概略断面図。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係るタレット刃物台を備えた工作機械の一例である自動旋盤の主軸付近を示す概略斜視図、図2は、実施形態1に係るタレット刃物台の内部構成を示す概略断面図である。
自動旋盤1は、主軸2が主軸台3に回転駆動自在に支持されている。主軸2の先端部には、ワークWが主軸チャック(図示しない)を介して着脱自在に把持されている。主軸2付近には、タレット刃物台10が設置されている。なお、本実施形態では、主軸軸線Cに沿う方向をZ軸方向、Z軸方向に直交する水平方向をX軸方向、Z軸方向及びX軸方向に直交する上下方向をY軸方向とする。
タレット刃物台10は、刃物台本体11と、この刃物台本体11に割り出し旋回可能に支持された略多角形状のタレット12を備えている。タレット12の周面上の複数のタレット面13には、種々の加工用の工具14が着脱自在に装着されている。各工具14は、タレット刃物台10を支持体として、タレット刃物台10にタレット12により旋回移動自在に支持されている。
タレット12の割り出し旋回によって、各工具14は旋回移動し、所定の工具14がワークWに対応する加工位置に選択的に配置される。なお、刃物台本体11は、図示しないタレット刃物台移動機構によりX,Y,Z軸方向に移動制御可能に構成されている。タレット刃物台10の移動に応じて、タレット12の割り出し旋回によって選択された工具14によりワークWの加工を行うことができる。
刃物台本体11内には、図2に示すように、中空状の固定軸22がZ軸方向に沿って固定されている。固定軸22内に、中空状の工具回転駆動軸21が軸受24a,24bを介して回転可能に挿入支持されている。固定軸22にはタレット旋回軸23が回転自在に外挿されている。工具回転駆動軸21の内側にはパイプ20が挿入されている。パイプ20は刃物台本体11側に固定されている。
工具回転駆動軸21の一端側(図2の右側)にプーリ26が取り付けられており、工具回転モータ28のモータ軸28aにプーリ29が取り付けられている。プーリ26とプーリ29は、ベルト27を介して連係されており、工具回転モータ28の回転駆動力が、プーリ29、ベルト27、プーリ26を介して工具回転駆動軸21側に伝達される。工具回転駆動軸21の他端側(図2の左側)にかさ歯車30が取り付けられている。
タレット旋回軸23の一端側(図2の右側)にタレット旋回歯車34が一体的に取り付けられている。タレット旋回歯車34には、タレット旋回モータ(図示しない)から駆動力が伝動される。タレット旋回軸23の他端側(図2の左側)にタレット12が一体的に固定されている。タレット12は、タレット旋回軸23によって刃物台本体11に旋回可能に支持されている。
タレット旋回軸23の外側には、軸受25a,25bを介して摺動軸35がZ軸方向に摺動自在に設けられている。軸受25a,25bは、摺動軸35のZ軸方向への摺動を許容する。摺動軸35の一端側は、刃物台本体11に形成されたシリンダ室40に挿入されるピストン35aを構成している。摺動軸35の一端部には、3体式のカップリング機構を構成するカップリング要素41が一体的に固定されている。刃物台本体11側とタレット旋回軸23側の各々には、前記カップリング要素41に対向するカップリング要素42,43が一体的に固定されている。カップリング要素41、カップリング要素42、カップリング要素43によって、前記3体式のカップリング機構を構成している。
ピストン35aを作動させて摺動軸35をタレットヘッド側(図2の左側)に移動させることによって、カップリング要素41とカップリング要素42,43とが噛合する。カップリング要素41を介して刃物台本体11側のカップリング要素42にタレット旋回軸23側のカップリング要素43が噛合し、タレット旋回軸23の旋回が規制される。カップリング要素41とカップリング要素42,43との噛合を解除するように摺動軸35を摺動駆動することによって、カップリング要素42とカップリング要素43とが分離し、タレット旋回軸23の旋回が許容される。
タレット旋回軸23の旋回を許容し、タレット旋回軸23を旋回駆動することによってタレット12を旋回させ、所定の旋回角度位置でタレット旋回軸23の旋回を規制することによってタレット12の割り出し旋回が行われる。タレット12の割り出し旋回によってタレット12の所定のタレット面13を選択固定することで、所定の工具14の選択を行うことができる。
固定軸22の先端にはタレット12の中空部12a内に位置する支持部44が一体的に固定されている。支持部44は固定軸22を介して刃物台本体11に一体的に固定される。支持部44に工具回転伝動軸32が回転自在に軸支されている。工具回転伝動軸32の一端側にかさ歯車31が取り付けられている。かさ歯車31とかさ歯車30とが噛み合っており、工具回転駆動軸21から工具回転伝動軸32に駆動力が伝動される。
タレット面13側には、中空の筒状をなす固定部13aが形成されている。図2、図3に示すように、所定の固定部13aには、工具14としてドリルやエンドミル等の回転工具14aが装着される回転工具装置Tが、外側ホルダ50と内側ホルダ52とで構成される工具装着部15Aを介して着脱自在に固定される。
この工具装着部15Aは、固定部13aの内周面に着脱自在に固定される円筒状の外側ホルダ50と、外側ホルダ50の内側に軸受51を介して旋回自在に一体的に保持された内側ホルダ52と、内側ホルダ52の一端の外周面に設けた駆動力伝動歯車53とを備えている。内側ホルダ52は中空筒状をなす。内側ホルダ52の中空部分は、回転工具装置Tを介して回転工具14aを支持する支持部を構成し、回転工具装置Tは、筒状の挿入部Tbが内側ホルダ52に挿入され、挿入部Tbの一端側に設けられたフランジTaを介して内側ホルダ52に着脱自在に固定される。挿入部Tbの端部に設けられた工具回転入力軸33は、内側ホルダ52の中空部分を介してタレット12の内部に突出する。回転工具装置Tは、従来公知のように、工具回転入力軸33を回転駆動することによって回転工具14aが回転するように構成されている。
駆動力伝動歯車53は、工具装着部15Aを固定部13a内に装着したときに工具旋回駆動歯車54と噛合するように配置されている。駆動力伝動歯車53と工具旋回駆動歯車54は、互いに噛み合うかさ歯車で構成されている。
工具旋回駆動歯車54には、工具旋回モータ60のモータ軸61に連結された駆動力伝動部62が連結されている。
駆動力伝動部62は、工具旋回モータ60のモータ軸61に連結されたプーリ63と、固定軸64に軸受65を介して回転自在に支持された回転軸66と、回転軸66の外周面に取り付けたプーリ67と、プーリ63とプーリ67との間に張架されたベルト68とを備えている。工具旋回駆動歯車54は、回転軸66の外周面に一体的に取り付けられている。
このように本実施形態では、駆動力伝動手段としての工具旋回駆動歯車54に係合する駆動力入力手段としての駆動力伝動歯車53が、内側ホルダ52に連係して設けられている。
工具旋回モータ60は、タレット12の端面12bの外側に位置する中空のカバー部材69に取り付けられている。カバー部材69内に、モータ軸61、プーリ63、ベルト68、及び回転軸66のプーリ67側が収容されている。回転軸66の工具旋回駆動歯車54側は、中空部12a内に設けられている。カバー部材69は、支持固定部材70を介して刃物台本体11に支持されて固定されている。カバー部材69の工具旋回モータ60側と反対側は、回転軸66の外周面に近接して周囲を囲む。なお、図1では、タレット12の端面12bの外側に位置する工具旋回モータ60やカバー部材69等は図示していない。
固定軸64は、中空部12a内の支持部44に設けられたブラケット71に一体的に形成されている。回転軸66は、端面12bに設けた中央開口部12c内にZ軸方向に沿って設置されている。中央開口部12cは、タレット12の旋回を許容するように、回転軸66の外周面に略接し、中空部12a内に切粉等が浸入しないようにしている。
工具装着部15Aが所定のタレット面13の固定部13aに装着され、この工具装着部15Aに装着された回転工具14a(回転工具装置T)が選択されると、工具回転入力軸33が工具回転伝動軸32に連結される。なお、工具回転入力軸33と工具回転伝動軸32との間には、この工具装着部15Aに装着された回転工具14aが選択された場合にのみ互いに係合するクラッチ機構72が構成されている。
クラッチ機構72は、工具回転伝動軸32の先端に形成された溝32aと、工具回転入力軸33の先端に形成されたホゾ状突起33aとを有し、タレット12が旋回して回転工具14aを選択したときに、ホゾ状突起33aが溝32aに係合する(嵌まる)ように構成されている。ホゾ状突起33aが溝32aに係合されると、クラッチ機構72が入り状態となる。
工具装着部15Aの回転工具14aを割り出し位置まで旋回させて選択すると、クラッチ機構72が入り状態となり、工具回転モータ28の回転駆動によって、回転駆動力が、モータ軸28a、プーリ29、ベルト27、プーリ26、工具回転駆動軸21、かさ歯車30、かさ歯車31、工具回転伝動軸32、クラッチ機構72、工具回転入力軸33を介して、回転工具装置Tに伝動される。回転工具14aは、回転工具装置Tに伝動された回転駆動力によって軸回りに回転駆動され、ワークWに対して所定の切削加工等を行うことができる。
この際に、工具旋回モータ60を回転駆動することで、モータ軸61、ベルト68、回転軸66、工具旋回駆動歯車54、駆動力伝動歯車53を介して、旋回駆動力が内側ホルダ52に伝動される。回転工具装置Tは、内側ホルダ52に一体的に固定されているため、回転工具14aは回転工具装置Tと一体的に、伝動された旋回駆動力によってタレット面13上で旋回され、ワークWの外周や端面に任意の角度に傾斜した状態で加工を行うことができる。
このように本実施形態では、所定のタレット面13の固定部13aに工具装着部15Aを装着し、回転工具装置Tを工具装着部15Aに取り付けることで、回転工具装置T自体を旋回させることができ、回転工具14aを回転工具装置Tと一体的に旋回させることができる。よって、回転工具14aが回転自在に装着される装着部がタレット面13に固定される固定部に対して旋回自在に設けられるような特別な回転工具装置を用いることなく、簡単な構造で、回転工具を旋回方向に固定的に支持した一般的な回転工具装置の回転工具を旋回させることができる。
<実施形態2>
図4は、本発明の実施形態2に係るタレット刃物台10aのタレット12付近を示す概略断面図である。なお、後述する駆動力伝動部90付近と工具装着部15Bの構成以外は実施形態1と略同様であり、重複する説明は省略する。
本実施形態の工具装着部15Bは、実施形態1の工具装着部15Aと同様に、タレット12の所定のタレット面13(図1参照)に形成した固定部13aの内側に着脱自在に装着される。
工具装着部15Bは、固定部13aの内周面に着脱自在に固定される円筒状の外側ホルダ50と、外側ホルダ50の内側に軸受51を介して旋回自在に一体的に保持された内側ホルダ52と、内側ホルダ52の外周面中央部付近に設けた駆動力伝動歯車53と、駆動力入力手段としての旋回入力軸80と、を備えている。
内側ホルダ52は中空筒状をなす。内側ホルダ52の中空部分は、回転工具装置Tを介して回転工具14aを支持する支持部を構成し、回転工具装置Tは、筒状の挿入部Tbが内側ホルダ52に挿入され、挿入部Tbの一端側に設けられたフランジTaを介して内側ホルダ52に着脱自在に固定される。
旋回入力軸80は、外側ホルダ50内に回転自在に軸支されている。旋回入力軸80には工具旋回駆動歯車54が一体的に取り付けられている。工具旋回駆動歯車54と駆動力伝動歯車53とが噛合している。駆動力伝動歯車53と工具旋回駆動歯車54は、互いに噛み合う平歯車で構成されている。
タレット12側には、駆動力伝動部90が構成されている。駆動力伝動部90は、工具旋回モータ60のモータ軸61に連結された旋回駆動軸91と、旋回駆動軸91に取り付けられた歯車92と、回転軸93に取り付けられて歯車92と噛合する歯車94と、回転軸93に取り付けられた歯車95と、歯車95と噛合する歯車96と、歯車96が取り付けられた旋回伝動軸97とを備えている。
旋回駆動軸91と回転軸93とは、カバー部材69側に設けられる軸受100a,100b、101a,101bを介してカバー部材69の内部に回転自在に軸支されている。旋回伝動軸97は、支持部44側に一体的に設けられている支持体45に、軸受102を介して回転自在に軸支され、工具回転伝動軸32と略平行に設置されている。駆動力伝動部90は、タレット12内の中空部12a及び中空のカバー部材69内に設けられ、工具旋回モータ60のモータ軸61に連結されている。
工具旋回モータ60が取り付けられた中空のカバー部材69は、刃物台本体11に基端側が固定された支持固定部材70の先端側が連結されており、工具旋回モータ60(カバー部材69)が支持固定部材70を介して刃物台本体11側に支持されて固定されている。工具旋回モータ60とカバー部材69は、端面12bの外側に位置している。
カバー部材69の先端側(端面12b側)は、端面12bに形成された穴部12cから突出するように設けられた円形状の固定板103に固定されている。固定板103は、支持部44にブラケット104を介して固定されている。固定板103は、タレット12の旋回を許容するように穴部12cに略接し、中空部12a内に切粉等が浸入しないようにしている。
工具装着部15Bが所定のタレット面13の固定部13aに装着され、この工具装着部15Bに装着された回転工具14a(回転工具装置T)が選択されると、回転工具装置Tの工具回転入力軸33が工具回転伝動軸32に連結され、旋回入力軸80が旋回伝動軸97に連結される。なお、工具回転入力軸33と工具回転伝動軸32との間、及び旋回入力軸80と旋回伝動軸97との間には、この工具装着部15Bに装着された回転工具14aが選択された場合にのみ互いに係合するクラッチ機構72,105がそれぞれ構成されている。
クラッチ機構105は、旋回伝動軸97の先端に形成された溝97aと、旋回入力軸80の先端に形成されたホゾ状突起80aとを有し、タレット12が旋回して回転工具14aを選択したときに、ホゾ状突起80aが溝97aに係合する(嵌まる)ように構成されている。ホゾ状突起80aが溝97aに係合されると、クラッチ機構105が入り状態となる。なお、クラッチ機構72側の構成は実施形態1と同様である。
このように本実施形態では、駆動力伝動手段としての駆動力伝動部90の旋回伝動軸97に係合する駆動力入力手段としての旋回入力軸80が、内側ホルダ52に連係して設けられている。旋回入力軸80は、外側ホルダ50を固定部13aに固定することによって、工具装着部15Bがタレット12に取り付けられると、工具装着部15Bに装着された回転工具14aが選択されることによって、内側ホルダ52の旋回駆動が可能となるように、旋回伝動軸97に係合する。
本実施形態に係るタレット刃物台10aは上記のように構成されており、工具装着部15Bの回転工具14aを割り出し位置まで旋回させて選択すると、実施形態1と同様に、工具回転伝動軸32側からクラッチ機構72、工具回転入力軸33を介して、回転駆動力が回転工具装置Tに伝動される。回転工具14aは、回転工具装置Tに伝動された回転駆動力によって軸回りに回転駆動され、ワークWに対して所定の切削加工等を行うことができる。
この際に、クラッチ機構105が入り状態であるため、工具旋回モータ60を回転駆動することで、モータ軸61、駆動力伝動部90、クラッチ機構105、旋回入力軸80、工具旋回駆動歯車54、駆動力伝動歯車53を介して、旋回駆動力が内側ホルダ52に伝動される。回転工具装置Tは、内側ホルダ52に一体的に固定されているため、回転工具14aは回転工具装置Tと一体的に、伝動された旋回駆動力によってタレット面13上で旋回され、ワークWの外周や端面に任意の角度に傾斜した状態で加工を行うことができる。
このように本実施形態においても、所定のタレット面13の固定部13aに工具装着部15Bを装着し、回転工具装置Tを工具装着部15Bに取り付けることで、実施形態1と同様に、回転工具装置T自体を旋回させることができ、回転工具14aを回転工具装置Tと一体的に旋回させることができる。
<実施形態3>
図5は、本発明の実施形態3に係るタレット刃物台10bのタレット12付近を示す概略断面図である。なお、後述するように、中空部12a内に設けた工具旋回モータ110、モータ軸111に取り付けられた装着部旋回伝動軸112以外の構成は実施形態2と略同様であり、重複する説明は省略する。
図5に示すように、支持部44には、工具旋回モータ110が中空部12a内に位置するように、ブラケット113を介して固定されている。なお、工具旋回モータ110に接続されている電気配線などは、中空のパイプ20内を通してタレット刃物台10b側に引き出され、制御装置(図示しない)側に接続される。
工具旋回モータ110のモータ軸111の先端側に取り付けられた装着部旋回伝動軸112と外側ホルダ50側の旋回入力軸80との間には、タレット12の割り出し旋回によって回転工具14aが選択された場合にのみ両者を連結するクラッチ機構105が設けられている。装着部旋回伝動軸112は、圧入等によってモータ軸111に固定することができる。
クラッチ機構105は、装着部旋回伝動軸112の先端に形成された溝112aと、旋回入力軸80の先端に形成されたホゾ状突起80aとを有し、タレット12が旋回して回転工具14aを選択したときに、ホゾ状突起80aが溝112aに係合する(嵌まる)ように構成されている。ホゾ状突起80aが溝112aに係合されると、クラッチ機構105が入り状態となる。なお、クラッチ機構72側の構成は実施形態1及び実施形態2と同様である。
このように本実施形態では、駆動力伝動手段としての装着部旋回伝動軸112に係合する駆動力入力手段としての旋回入力軸80が、内側ホルダ52に連係して設けられている。旋回入力軸80は、外側ホルダ50を固定部13aに固定することによって、工具装着部15Bがタレット12に取り付けられると、工具装着部15Bに装着された回転工具14aが選択されることによって、内側ホルダ52の旋回駆動が可能となるように、装着部旋回伝動軸112に係合する。
本実施形態に係るタレット刃物台10bは上記のように構成されており、工具装着部15Bの回転工具14aを割り出し位置まで旋回させて選択すると、実施形態1、2と同様に、工具回転伝動軸32側からクラッチ機構72、工具回転入力軸33を介して、回転駆動力が回転工具装置Tに伝動される。回転工具14aは、回転工具装置Tに伝動された回転駆動力によって軸回りに回転駆動され、ワークWに対して所定の切削加工等を行うことができる。
この際に、クラッチ機構105が入り状態であるため、工具旋回モータ110を回転駆動することで、モータ軸111、旋回伝動軸112、クラッチ機構105、旋回入力軸80、工具旋回駆動歯車54、駆動力伝動歯車53を介して、旋回駆動力が内側ホルダ52に伝動される。回転工具装置Tは、内側ホルダ52に一体的に固定されているため、回転工具14aは回転工具装置Tと一体的に、伝動された旋回駆動力によってタレット面13上で旋回され、ワークWの外周や端面に任意の角度に傾斜した状態で加工を行うことができる。
このように本実施形態においても、所定のタレット面13の固定部13aに工具装着部15Bを装着し、回転工具装置Tを工具装着部15Bに取り付けることで、実施形態1、2と同様に、回転工具装置T自体を旋回させることができ、回転工具14aを回転工具装置Tと一体的に旋回させることができる。
更に、本実施形態では、タレット12の中空部12a内に工具旋回モータ110と駆動力伝動部としての旋回伝動軸112が設置されているので、タレット刃物台10bが大型化するのを抑制することができる。
<実施形態4>
図6は、本発明の実施形態4に係るタレット刃物台10cのタレット12付近を示す概略断面図である。なお、後述する工具装着部15C、回転工具装置Tの構成以外は実施形態3と略同様であり、重複する説明は省略する。
本実施形態の工具装着部15Cは、実施形態1の工具装着部15Aと同様に、タレット12の所定のタレット面13(図1参照)に形成した固定部13aの内側に着脱自在に固定される。
図6に示すように、支持部44には、工具旋回モータ110が中空部12a内に位置するように、ブラケット113を介して固定されている。なお、工具旋回モータ110に接続されている電気配線などは、中空のパイプ20内を通してタレット刃物台10c側に引き出され、制御装置(図示しない)側に接続される。
工具14としてドリルやエンドミル等の回転工具14aが装着される回転工具装置Tが、外側ホルダ50と内側ホルダ52とで構成される工具装着部15Cを介して所定のタレット面13に着脱自在に固定されている。
工具装着部15C内には、内側ホルダ52に旋回駆動力を伝達する旋回駆動力伝達機構120と、回転工具14aに回転駆動力を伝達する回転駆動力伝達機構121とが設けられている。工具旋回モータ110のモータ軸111の先端側に連結して取り付けられた装着部旋回伝動軸112と旋回駆動力伝達機構120との間には、タレット12の割り出し旋回によって回転工具14aが選択された場合にのみ両者を連結する第1クラッチ装置105が設けられている。装着部旋回伝動軸112は、ネジによる抱き締めや圧入等によってモータ軸111に固定することができる。
工具回転伝動軸32の他端側(かさ歯車31と反対側)と回転駆動力伝達機構121との間には、タレット12の割り出し旋回によって回転工具14aが選択された場合にのみ両者を連結する第2クラッチ装置72が設けられている。
回転駆動力伝達機構121は、内側ホルダ52に、軸受を介して回転可能に挿入支持された回転駆動力伝達軸122を有している。内側ホルダ52は、軸受を介して外側ホルダ50に回転(旋回)可能に保持されている。回転駆動力伝達軸122の端部にかさ歯車126が設けられている。
第2クラッチ装置72は、工具回転伝動軸32の先端に形成された溝32aと、回転駆動力伝達軸122の先端に形成されたホゾ状突起122aとを有し、タレット12が旋回して回転工具14aを選択したときに、ホゾ状突起122aが溝32aに係合する(嵌まる)ように構成されている。
ホゾ状突起122aが溝32aに係合されると、第2クラッチ装置72が入り状態となり、工具回転伝動軸32に伝動される回転駆動力を、回転駆動力伝達軸122に伝達することができる。
旋回駆動力伝達機構120は、歯車140が取り付けられた第1旋回駆動力伝達軸141と、歯車142が一体的に形成された第2旋回駆動力伝達軸143と、第2旋回駆動力伝達軸143に取り付けられた工具旋回駆動歯車144と、駆動力伝動歯車145が形成された筒状軸146とを有している。歯車140と歯車142が噛み合っており、工具旋回駆動歯車144と駆動力伝動歯車145が噛み合っている。
第1旋回駆動力伝達軸141は、軸受を介して外側ホルダ50に回転可能に支持されている。第2旋回駆動力伝達軸143は、軸受を介して外側ホルダ50に回転可能に支持されている。筒状軸146は、連結部材147を介して内側ホルダ52に一体的に固定されている。内側ホルダ52の先端側に、回転工具装置Tの工具装置本体Tcがボルト等を介して着脱自在に一体的に固定されている。
回転工具装置Tは、工具装置本体Tcに軸受を介して回転可能に支持された第1回転駆動力伝達軸123と、工具装置本体Tcに軸受を介して回転可能に支持された第2回転駆動力伝達軸124とを有する。第2回転駆動力伝達軸124に、チャック機構125を介して回転工具14aが着脱自在に装着される。
第1回転駆動力伝達軸123と第2回転駆動力伝達軸124は、互いに他の歯車(図示しない)等を介して噛合する歯車128,129を介して連係している。第1回転駆動力伝達軸123の端部にかさ歯車127が設けられている。工具装置本体Tcを内側ホルダ52に固定すると、かさ歯車126とかさ歯車127とが互いに噛合し、回転駆動力伝達軸122と第1回転駆動力伝達軸123とが連係する。第2クラッチ装置72を介して工具回転伝動軸32から回転駆動力伝達軸122に回転駆動力が伝動されると、回転駆動力伝達軸122から、かさ歯車126,127、第1回転駆動力伝達軸123、歯車128,129、及び第2回転駆動力伝達軸124を介して回転工具14aに回転駆動力が伝達される。
第1クラッチ装置105は、タレット刃物台10の刃物台本体11側に設けられる装着部旋回伝動軸112の先端に形成された凹状の溝112aと、回転工具14a側となるタレット12(タレット面13)に装着された工具装着部15C内の旋回駆動力伝達機構120の第1旋回駆動力伝達軸141の先端に形成された凸状のホゾ状突起141aとを有する。タレット12が旋回し、回転工具14aが旋回移動によって選択されたときに、ホゾ状突起141aが溝112aに係合する(嵌まる)ように構成されている。装着部旋回伝動軸112と工具回転伝動軸32は略平行に設けられている。
ホゾ状突起141aが溝112aに係合されると、第1クラッチ装置105が入り状態となり、モータ軸111から装着部旋回伝動軸112に伝動される旋回駆動力が、第1クラッチ装置105を介して第1旋回駆動力伝達軸141に伝動され、第1旋回駆動力伝達軸141、歯車140,142、第2旋回駆動力伝達軸143、工具旋回駆動歯車144、駆動力伝動歯車145、筒状軸146を介して、内側ホルダ52に伝達することができる。内側ホルダ52は前記旋回駆動力によって回動する。内側ホルダ52を回動させる工具装着部15Cの旋回駆動によって、回転工具装置Tを内側ホルダ52と一体的に旋回させ、回転工具装置Tと一体的に回転工具14aを旋回させることができる。
このように本実施形態では、駆動力伝動手段としての装着部旋回伝動軸112に係合する駆動力入力手段としての第1旋回駆動力伝達軸141が、内側ホルダ52に連係して設けられている。また、本実施形態では、内側ホルダ52のフランジが、回転工具装置Tを介して回転工具14aを支持する支持部に相当する。第1旋回駆動力伝達軸141は、外側ホルダ50を固定部13aに固定することによって、工具装着部15Cがタレット12に取り付けられると、工具装着部15Cに装着された回転工具14aが選択されることによって、内側ホルダ52の旋回駆動が可能となるように、装着部旋回伝動軸112に係合する。
本実施形態に係るタレット刃物台10cは上記のように構成されており、工具装着部15Cに、回転工具装置Tを介して支持された回転工具14aを割り出し位置まで旋回させて選択すると、第2クラッチ装置72が入り状態となり、工具回転モータ28の回転駆動によって、工具回転モータ28の回転駆動力が、工具回転伝動軸32側から回転駆動力伝達機構121を介して回転工具14aに伝動される。回転工具14aは、伝動された回転駆動力によって回転駆動され、ワークWに対して所定の切削加工等を行うことができる。
この際に、第1クラッチ装置105が入り状態であるため、工具旋回モータ110を回転駆動することで、旋回駆動力伝達機構120を介して、回転工具14aは回転工具装置Tと一体的にタレット面13上で旋回され、ワークWの外周や端面に任意の角度に傾斜した状態で加工を行うことができる。
このように本実施形態においても、所定のタレット面13の固定部13aに工具装着部15Cを装着し、回転工具装置Tを工具装着部15Cに取り付けることで、前記した各実施形態と同様に、回転工具装置T自体を旋回させることができ、回転工具14aを回転工具装置Tと一体的に旋回させることができる。
関連出願の相互参照
本願は、2014年3月31日に日本国特許庁に出願された特願2014−073260号に基づく優先権を主張し、その全ての開示は完全に本明細書で参照により組み込まれる。
1 自動旋盤(工作機械)
2 主軸
3 主軸台
10、10a、10b、10c タレット刃物台
11 刃物台本体
12 タレット
13 タレット面
13a 固定部
14a 回転工具
15A、15B、15C 工具装着部
21 工具回転駆動軸
23 タレット旋回軸
32 工具回転伝動軸
33 工具回転入力軸
50 外側ホルダ
52 内側ホルダ
53、145 駆動力伝動歯車
54、144 工具旋回駆動歯車
60、110 工具旋回モータ
62,90 駆動力伝動部
68 ベルト
80 旋回入力軸
91 旋回駆動軸
97、112 旋回伝動軸
C 主軸軸線
W ワーク
T 回転工具装置
Ta フランジ
Tb 挿入部

Claims (6)

  1. 所定の工具を、ワークの外周や端面に任意の角度に傾斜した状態とする旋回自在に支持して、工作機械の刃物台が備えたタレットに取り付けられる工具装着部であって、
    外側ホルダと、内側ホルダと、駆動力入力手段と、を備え、
    前記外側ホルダは、前記タレットの周面上のタレット面に形成された固定部に、着脱自在に固定され、
    前記内側ホルダは、中空筒状に形成され、かつ、前記外側ホルダに対して旋回自在に保持されているとともに、前記中空筒状の中空部分に前記工具を着脱自在に支持し、
    前記外側ホルダを前記固定部に装着したとき、前記駆動力入力手段が、工具旋回モータに連結された駆動力伝動手段と係合することにより、前記内側ホルダに支持された前記工具を旋回させる工具装着部。
  2. 内側ホルダが中空筒状をなし、
    前記支持部に回転工具を装着した際に、前記内側ホルダの中空部分を介して前記回転工具の回転駆動力が伝動されるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の工具装着部。
  3. 前記駆動力伝動手段が、前記刃物台側に回転駆動自在に設けられる駆動歯車からなり、前記駆動力入力手段が、前記駆動歯車に係脱自在に噛合する駆動力伝動歯車からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の工具装着部。
  4. 前記駆動歯車及び前記駆動力伝動歯車は、互いに噛み合うかさ歯車であることを特徴とする請求項3に記載の工具装着部。
  5. 前記タレットの周面上の前記タレット面に設けられた、請求項1から4のうちいずれか1項に記載の工具装着部の前記外側ホルダが着脱自在に固定される前記固定部と、
    前記工具旋回モータに連結された前記駆動力伝動手段と、を備え、
    前記駆動力伝動手段は、前記外側ホルダを前記固定部に装着したとき、前記工具装着部の前記駆動力入力手段に係合する、工作機械の刃物台。
  6. 請求項5に記載の刃物台を備えた工作機械。
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