JP6768753B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、インバータ回路の直流部に配置される電流検出素子によって相電流を検出するモータ制御装置に関する。
モータを制御するためにU,V,W各相の電流を検出する場合、インバータ回路の直流部に挿入した1つのシャント抵抗を用いて電流検出を行う技術がある。この方式で3相の全ての電流を検出するには、PWM(Pulse Width Modulation,パルス幅変調)キャリア(搬送波)の1周期内において、2相以上の電流を検出できるように3相のPWM信号パターンを発生させる必要がある。そのため、1周期内におけるPWM信号の位相をシフトさせることで常に2相以上の電流を、騒音を増大させること無く検出できるモータ制御装置が提案されている(特許文献1)。
また、モータに制動トルクを発生させモータを減速させる方法として、インバータ回路の下アーム側スイッチング素子を全て同時に導通させることで、誘起電圧により発生するモータ電流で制動トルクを発生させる短絡ブレーキや、電力を発電させてインバータ回路に回生させ、制動トルクを発生する回生ブレーキ等がある(特許文献2)。
特開2012−70519号公報 特開2006−129663号公報
しかし、特許文献1の構成において短絡ブレーキを行うと、インバータ回路の直流部に配置されているシャント抵抗に電流が流れないため電流が検出できなくなるという問題がある。
そこで、特許文献1に開示されている電流検出方式においても、極力2相以上の電流を検出しながらモータに制動トルクを作用させることができるモータ制御装置を提供する。
実施形態のモータ制御装置は、3相ブリッジ接続された複数のスイッチング素子を所定のPWM信号パターンに従いオンオフ制御することで、直流を3相交流に変換するインバータ回路を介してモータを駆動するものにおいて、
前記インバータ回路の直流側に接続され、電流値に対応する信号を発生する電流検出素子と、
前記モータの相電流に基づいてロータ位置を決定し、前記ロータ位置に追従するように3相のPWM信号パターンを生成するPWM信号生成部と、
前記電流検出素子に発生した信号と前記PWM信号パターンとに基づいて、前記モータの相電流を検出する電流検出部とを備え、
前記PWM信号生成部は、前記電流検出部が、前記PWM信号の搬送波周期内の2点のタイミングで2相の電流を検出可能となるように、3相のPWM信号パターンを生成する3相変調を行うもので、
3相のPWM信号のうち1相については、前記搬送波周期の任意の位相を基準として遅れ側,進み側の双方向にデューティパルスを増減させ、
他の1相については、前記搬送波周期の任意の位相を基準として遅れ側,進み側の一方向にデューティパルスを増減させ、
残りの1相については、前記搬送波周期の任意の位相を基準として前記方向とは逆方向にデューティパルスを増減させ、
前記3相のPWM信号のデューティを同一に設定することで、前記モータに制動トルクを発生させる制動制御部を更に備える。
第1実施形態であり、モータ制御装置の構成を示す機能ブロック図 一般的な短絡ブレーキを行う際の3相PWM信号のデューティパルス波形を示す図 ベクトル制御により3相変調を行っている際に、d軸電圧Vd,q軸電圧Vqを何れもゼロに設定した場合の3相パルス波形を示す図 図3に示す3相パルス波形に、特許文献1における位相シフトを加えた状態を示す図 図4に示すベクトルパターン(1)〜(4)に対応する各相電圧を示す図 図4に示すベクトルパターン(1)〜(4)に対応するq軸電圧Vqとそれらの合計とを示す図 図4に示すベクトルパターン(1)〜(4)に対応するd軸電圧Vdとそれらの合計とを示す図 モータが回転している場合に、各相PWM信号の上相(U+,V+,W+)及び下相(U−,V−,W−)を何れもオフにした場合の速度変化を示す各信号の波形図 図3に示す波形により短絡ブレーキを行った場合のモータの速度変化を示す各信号の波形図 図4に示す波形により短絡ブレーキを行った場合のモータの速度変化を示す各信号の波形図 第2実施形態であり、ブレーキ制御部における割り込み処理を示すフローチャート(その1) ブレーキ制御部における割り込み処理を示すフローチャート(その2) 2相変調を行っている際に、特許文献1における位相シフトを加えた3相パルス波形を示す図
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1から図7を参照して説明する。尚、本実施形態は特許文献1の構成を基本としたものであるから、特許文献1に開示されている構成と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。図1は、特許文献1の図1相当図であり、モータ制御装置の構成を示す機能ブロック図である。特許文献1と相違している点は、PWM信号生成部9に替わるPWM信号生成部21が、ブレーキ制御部22を備えている点である。制動制御部に相当するブレーキ制御部22は、上位の制御装置等によりブレーキ指令が与えられると、シャント抵抗4により2相の電流を検出可能な状態を極力維持しながら、モータ6に制動トルクを発生させるように制御する。
次に、本実施形態の作用について図2から図7も参照して説明する。図2は、一般的な短絡ブレーキを行う際の3相PWM信号のデューティパルス波形である。ベクトル制御により2相変調を行っている際に、d軸電圧Vd,q軸電圧Vqを何れもゼロに設定すると、このように下アーム側のFET5U−〜5W−を同時にオンするパターンとなる。この時、定常状態でのdq軸電圧方程式は次式となる。
Vd=0=R×Id−ω×Lq×Iq …(1)
Vq=0=R×Iq−ω×Ld×Id+ω×φ …(2)
R:抵抗[Ω]
ω:モータ角速度[rad/sec]
Id:d軸電流[A]
Lq:q軸インダクタンス[H]
Iq:q軸電流[A]
Ld:d軸インダクタンス[H]
φ:誘起電圧[線間Vrms/Hz]
(1)式,(2)式において、任意の角速度ωを与えれば電流Id,Iqが算出でき、(5)式に基づき短絡ブレーキのトルクTallが求められる。
Tm=√(3/2)×P×φ×Iq …(3)
Tr=3/2×P×(Ld−Lq)×Id×Iq …(4)
Tall=Tm+Tr …(5)
Tm:マグネットトルク
P:極対数
Tr:リラクタンストルク
角速度ωは、ブレーキ動作により低下していくため、(2)式の右辺第2項,第3項は減少していく。これによりq軸電流Iqが負の方向に増加してブレーキトルクが増加する。この短絡ブレーキ時には、回転数に応じた電流がモータ6に流れる。しかしながら、このような信号パターンでは、本実施形態のように、インバータ回路3の直流部にシャント抵抗4を配置した構成では、PWM制御の1周期内に2相の電流を検出することができない。
図3は、同じくベクトル制御により3相変調を行っている際に、d軸電圧Vd,q軸電圧Vqを何れもゼロに設定した場合の3相パルス波形であり、特許文献1のように3相パルスの位相をシフトしない場合である。上アーム側のFET5U+〜5W−を同時にオンするパターンと、下アーム側のFET5U−〜5W−を同時にオンするパターンとが、それぞれデューティ比50%の波形になる。この場合も図2のケースと同等に、回転数に応じた電流がモータ6に流れるが、PWM制御の1周期内に2相の電流を検出することができない。
そこで、本実施形態では、図3に示す3相パルス波形に対し、特許文献1において行っている位相シフトを加えることで、図4に示す3相パルス波形を出力する。すなわち、U相キャリアである三角波の谷であるPWM制御周期の中央位相を基準として、V相上アームのパルスV+は図中左方向にパルスを伸ばし、U相上アームのパルスU+は図中左右方向にパルスを伸ばし、W相上アームのパルスW+は図中右方向にパルスを伸ばす。
この時、図4に示すように4種類の電圧ベクトルパターン(1)〜(4)が発生する。各電圧ベクトルパターンでの相電圧を図5に示す。また、この場合のq軸電圧Vqを図6に,d軸電圧Vdを図7に示す。各電圧ベクトルパターンでd軸電圧Vd,q軸電圧Vqが発生するが、電気角0〜360度に亘る4つの電圧ベクトルパターン(1)〜(4)の合計値であるd軸電圧Vd,q軸電圧Vqはゼロになる。したがって、従来のd軸電圧Vd,q軸電圧Vq=0と同様の短絡ブレーキを実現できる。つまり、図3に示す3相パルス波形と同様の短絡ブレーキがモータ6に作用する。そして、例えば電流を検出するタイミングが、中央位相近傍の遅れ側と進み側との2点であれば、中央位相より遅れ側近傍の期間ではW相電流(−)が検出でき、同進み側近傍の期間ではV相電流(−)が検出できる。
図8は、モータ6が回転している場合に、各相PWM信号の上相(U+,V+,W+)及び下相(U−,V−,W−)を何れもオフにした場合の速度変化を示す。この時、モータ6はフリーラン状態となるため、モータ6が停止するまでに時間22.5sを要している。図9は、図3に示す短絡ブレーキを行った場合であり、モータ6が停止するまでの時間が3.39sとなる。これらに対して、図10は、本実施形態の図4に示す3相パルス波形による短絡ブレーキを行った場合である。制御周期の途中で上アーム側短絡としたアーム側短絡とが切り替わるため、モータ6が停止するまでの時間は4.37sとなり、図6のケースより若干長くなるが、図8のケースよりは十分短いといえる。
以上のように本実施形態によれば、インバータ回路3を構成するMOSFET5U±,V±,W±を所定のPWM信号パターンに従いオンオフ制御する際に、インバータ回路3の直流母線2b側にシャント抵抗4を接続し、PWM信号生成部21が、モータ6の相電流に基づいてロータ位置θを決定し、そのロータ位置θに追従するように3相のPWM信号パターンを生成する。電流検出部7が、シャント抵抗4に発生した信号とPWM信号パターンとに基づきモータ6の相電流を検出する場合、PWM信号生成部21は、電流検出部7が、キャリア周期内の2点のタイミングで2相の電流を検出可能となるように3相のPWM信号パターンを生成する。
具体的には、3相のPWM信号のうち1相は、キャリア周期の中間位相を基準として遅れ側,進み側の双方向にデューティパルスを増減させ、他の1相は、前記基準より遅れ方向にデューティパルスを増減させ、残りの1相は、前記基準より進み方向にデューティパルスを増減させる。そして、ブレーキ制御部22は、モータ6に制動トルクを作用させる際には、3相のPWM信号のデューティを同一に設定する。これにより、1シャント電流検出方式を採用した構成においても、極力3相の電流を検出しながらモータ6に制動トルクを作用させることが可能になる。
また、ブレーキ制御部22は、ベクトル制御における出力電圧指令値Vd,Vqをゼロに設定して3相のPWM信号のデューティを50%に設定することで、簡単にモータ6に制動トルクを発生させることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図11から図13を参照して説明する。第2実施形態では、モータ6の回転数に応じて作用させるブレーキの形態を変化させる。尚、以下での説明において、「シフト2PWM」とは、特許文献1における3相パルスの位相シフト制御を意味し、「通常PWM」とは、一般的に行われている基準位相を中心に3相デューティパルスを左右対称に発生させることを意味する。図11及び図12に示す割り込み処理は、PWM周期毎に実行される。
図11に示す割り込み処理において、ブレーキ制御部22は、短絡ブレーキ指令が入力されると(S1;YES)、3相変調において「シフト2PWM」を行う(S2)。すなわち、第1実施形態の図4に示す3相パルス波形を出力することで短絡ブレーキを行う。短絡ブレーキ指令が入力されていなければ(NO)、通常のモータ6の駆動制御を行う(S6)。
次に、ブレーキ制御部22は、モータ6の回転数が予め設定されている閾値未満となったか否かを判断する(S3)。モータ6の回転数は、図示しない位置センサが出力するセンサ信号に基づき検出するか、又は位置センサレス制御により推定される回転数を用いても良い。尚、ここでは、短絡ブレーキの作用によりモータ6の回転数がある程度低下したことを判断すれば良いので、短絡ブレーキを開始してからの時間が閾値を超えたか否かを判断しても良い。モータ6の回転数が閾値以上であれば(S3;NO)そのまま短絡ブレーキを継続する(S5)。一方、モータ6の回転数が閾値未満になると(YES)、回生ブレーキ指令を発生させる(S4)。
図12に示す割り込み処理において、回生ブレーキ指令が未発生であれば(S11;NO)ステップS6と同様の処理を行う(S18)。一方回生ブレーキ指令が発生していれば(YES)回生ブレーキを行う(S12)。この場合、ベクトル制御においてq軸電流指令Iqref又は電圧指令Vqを負の値に設定する。そして、回生ブレーキの実行中は、ステップS13,S14において、3相のPWMデューティのうち最大のものが、それぞれ閾値1,2を超えたか否かを判断する。尚、閾値1は、電流が検出できる範囲で設定し、例えば70%とする。また、閾値2は閾値1よりも低い値で、且つ電流が検出できる範囲で設定し、例えば50%とする。
デューティが閾値1を超えていれば(S13;YES)「通常PWM」で2相変調を行う(S14)。デューティが閾値1以下で且つ閾値2を超えていれば(S15;YES)「シフト2PWM」で2相変調を行う(S16)。この場合の3相パルスの波形は、図13に示すようになる。そして、デューティが閾値2以下であれば(S15;NO)「シフト2PWM」で3相変調を行う(S17)。
すなわち、モータ6の回転数が高い状態で回生ブレーキを作用させると、インバータ回路3の直流電圧が上昇し、FET5や図示しない整流回路に過大な電圧が印加されるおそれがある。そこで、最初に短絡ブレーキを作用させて回転数がある程度低下した段階で回生ブレーキに移行する。
回生ブレーキに移行した際にデューティが閾値1を超えていれば、制動作用により電圧をより速く低下させることを優先して「通常PWM」で2相変調を行う。デューティが閾値1以下になれば「シフト2PWM」で2相変調を行うことで2相の電流を検出可能とし、且つFET5によるスイッチング損失を低下させる。そしてデューティが閾値2以下になれば、「シフト2PWM」で3相変調を行うことで電流検出率を向上させる。尚、図12に示す処理は、図11に示す処理に続いて、1つの割込み処理として行っても良い。
以上のように第2実施形態によれば、ブレーキ制御部22は、モータ6に制動トルクを発生させる際に、最初に3相のPWM信号のデューティを同一に設定して短絡制動を行った後、モータ6に負のトルクを発生させる指令値を与えることで回生ブレーキを行う。これにより、回生される電力の電圧を低下させて、回路素子等を過電圧より保護できる。
具体的には、ブレーキ制御部22は、モータ6に回生ブレーキを作用させる際に、出力電圧に相当するPWMデューティが閾値2より高い場合は、PWM信号生成部21により2相変調を行い、PWMデューティが閾値2以下になると3相変調を行う。これにより、回生電力の電圧が高い状態ではインバータ回路3におけるスイッチング損失の低減を図り、前記電圧が低い状態では電流検出率を向上させることができる。
更に、ブレーキ制御部22は、PWMデューティが閾値2よりも高い閾値1を上回る場合は、2相のPWM信号のデューティパルスが何れも基準位相より対称に延びるように生成し、PWMデューティが閾値1以下になると、2相のPWM信号の一方のデューティパルスが基準位相より対称に延びるように、且つ他方のデューティパルスが基準位相より何れか一方向に延びるように生成する。これにより、2相変調により回生ブレーキを行っている期間の電流検出率を向上させることができる。
(その他の実施形態)
電流検出部7が、キャリア周期内で2相の電流を検出するタイミングは、必ずしもキャリアのレベルが最小又は最大を示す位相を基準とする必要はなく、2相の電流を検出可能な範囲でキャリアの任意の位相に基づいて設定すれば良い。
また、電流を検出するタイミングは、PWMキャリアの周期に一致させる必要はなく、例えばキャリア周期の2倍や4倍の周期で検出を行っても良い。したがって、電流検出部7に入力する電流検出タイミング信号は、キャリアそのものである必要はなく、例えばキャリアに同期して所定の周期を有するパルス信号であっても良い。
シャント抵抗4を、正側母線2aに配置しても良い。また、電流検出素子はシャント抵抗4に限ることなく、例えばCT(Current Transformer)等を設けても良い。
スイッチング素子はNチャネル型のMOSFETに限ることなく、Pチャネル型のMOSFETや、IGBT,パワートランジスタ等を使用しても良い。短絡ブレーキ時に2相の電流を検出できる範囲で、各相のパルス幅を例えば20%とするように調整しても良い。
短絡ブレーキと回生ブレーキとの切り替えの順番は、短絡ブレーキ後に回生ブレーキの実施するものに限らず、回生ブレーキ,短絡ブレーキの順でも良く、短絡ブレーキ,回生ブレーキ,短絡ブレーキのように繰り返しても良い。
第2実施形態における閾値1,2の設定値は、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、3はインバータ回路、4はシャント抵抗、5はパワーMOSFET、6はモータ、7は電流検出部)、9はPWM信号生成部、21はPWM信号生成部、22はブレーキ制御部を示す。

Claims (6)

  1. 3相ブリッジ接続された複数のスイッチング素子を所定のPWM信号パターンに従いオンオフ制御することで、直流を3相交流に変換するインバータ回路を介してモータを駆動するモータ制御装置において、
    前記インバータ回路の直流側に接続され、電流値に対応する信号を発生する電流検出素子と、
    前記モータの相電流に基づいてロータ位置を決定し、前記ロータ位置に追従するように3相のPWM信号パターンを生成するPWM信号生成部と、
    前記電流検出素子に発生した信号と前記PWM信号パターンとに基づいて、前記モータの相電流を検出する電流検出部とを備え、
    前記PWM信号生成部は、前記電流検出部が、前記PWM信号の搬送波周期内の2点のタイミングで2相の電流を検出可能となるように、3相のPWM信号パターンを生成する3相変調を行うもので、
    3相のPWM信号のうち1相については、前記搬送波周期の任意の位相を基準として遅れ側,進み側の双方向にデューティパルスを増減させ、
    他の1相については、前記搬送波周期の任意の位相を基準として遅れ側,進み側の一方向にデューティパルスを増減させ、
    残りの1相については、前記搬送波周期の任意の位相を基準として前記方向とは逆方向にデューティパルスを増減させ、
    前記3相のPWM信号のデューティを同一に設定することで、前記モータに制動トルクを発生させる制動制御部を更に備えるモータ制御装置。
  2. 前記制動制御部は、出力電圧指令値をゼロに設定することで前記3相のPWM信号のデューティを50%に設定し、前記モータに制動トルクを発生させる請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 前記制動制御部は、前記モータに負のトルクを発生させる指令値を与えることで、前記モータに制動トルクを発生させる請求項1又は2記載のモータ制御装置。
  4. 前記制動制御部は、前記モータに制動トルクを発生させる際に、最初に前記3相のPWM信号のデューティを同一に設定し、その後に、前記モータに負のトルクを発生させる指令値を与える請求項3記載のモータ制御装置。
  5. 前記制動制御部は、前記モータに負のトルクを発生させる指令値を与える際に、出力電圧が閾値より高い場合は、前記PWM信号生成部により2相のPWM信号パターンを生成する2相変調を行い、出力電圧が前記閾値以下になると前記PWM信号生成部により3相変調を行う請求項3又は4記載のモータ制御装置。
  6. 前記制動制御部は、前記閾値を第2閾値とすると、その第2閾値よりも高い第1閾値を設定し、
    出力電圧が前記第1閾値より高い場合は、2相のPWM信号のデューティパルスが何れも、基準位相より対称に延びるように生成し、
    出力電圧が前記第1閾値以下になると、2相のPWM信号の一方のデューティパルスが前記基準位相より対称に延びるように、且つ他方のデューティパルスが前記基準位相より何れか一方向に延びるように生成する請求項5記載のモータ制御装置。
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