JP6767063B2 - 絞り成形装置 - Google Patents
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Description
インナーパネル1は、パネル本体10と、パネル本体10の周縁部に設けられ、アウターパネルにヘミング加工によって接合される接合部11と、窓ガラスを支持するサッシュ部12とで構成されている。パネル本体10は、図3に示すように、上下方向中央部分が上下両端部よりも車室外方へ張り出すような形状とされている。サッシュ部12の上縁部には、車室外方へ向けて延びる上面部10aが設けられている。パネル本体10の下縁部には、車室外方へ向けて延びる下面部10bが設けられている。また、パネル本体10の車両前後方向の両縁部には、それぞれ車室外方へ向けて延びる端面部10cが設けられている。上面部10a、端面部10c及び下面部10bは、インナーパネル1の周方向に連続している。上面部10a、端面部10c及び下面部10bは、絞り成形によって得られる部分である。
図6や図9に示すように、絞り成形装置20は、インナーパネル1を成形するための下型30及び上型40と、下型30及び上型40の一方を他方に対して接離する方向に駆動する型駆動装置50とを備えている。上型40は下型30の上方に配置されている。この実施形態では、下型30が固定され、上型40が型駆動装置50によって上下方向に駆動されて下型30に対して接離する。上型40の上死点付近を図6及び図9にそれぞれ示し、上型40の下死点付近を図8及び図11にそれぞれ示している。型駆動装置50は、例えば流体圧シリンダ等の動力発生装置で構成することができ、図示しない制御装置等によって制御される。
図4は下型30の平面図である。この実施形態の説明では、説明の便宜を図るために、インナーパネル1の各方向を基準として下型30を説明する。即ち、下型30の「前側」とは、インナーパネル1の車両前側が配置される側であり、下型30の「後側」とは、インナーパネル1の車両後側が配置される側である。また、下型30の「上辺側」とは、インナーパネル1の車両上側(ルーフ側)が配置される側であり、下型30の「下辺側」とは、インナーパネル1の車両下側(フロア側)が配置される側である。
図9に示すように、上型40は、ダイ(第2金型)41と、ダイ41の下辺側に設けられる上型下辺側パッド44と、ダイ41の上辺側に設けられる上型上辺側パッド45と、上型下辺部ガススプリング48及び上型上辺部ガススプリング49とを備えている。
上型下辺部ガススプリング48及び上型上辺部ガススプリング49は縮んでいない状態(図6及び図9に示す)では、ダイ41の上型ワーク把持部56(前側ブランクホルダー32の接触面32aと対向する部分)、ダイ41の上型ワーク把持部57(後側ブランクホルダー33の接触面33aと対向する部分)、上型下辺側パッド44の接触面44a及び上型上辺側パッド45の接触面45aが略同一高さとなるように、各部材の高さが設定されている。
次に、上記のように構成された絞り成形装置20の動作について説明する。まず、図6及び図9に示すように、上型40を型駆動装置50によって略上死点位置まで上昇させておく。その後、所定の形状にブランク加工されたワークWを例えばロボット等によって搬送し、前側ブランクホルダー32の接触面32a、後側ブランクホルダー33の接触面33a、下型下辺側パッド34の接触面34a及び下型上辺側パッド35の接触面35aに載置する。このとき、ダイ41の上型ワーク把持部56、上型ワーク把持部57、上型下辺側パッド44の接触面44a及び上型上辺側パッド45の接触面45aが略同一高さになっている。
本実施形態では、図5に示すように、前側ブランクホルダー32が、パンチ31の外周における第1成形面31b側から第2成形面31c側に周り込むように形成されていて、接触面32aにおける内縁部32cがパンチ31の曲面成形面31dに沿う形状とされていることが特徴となっている。以下、この特徴構成による作用について説明する。
以上説明したように、この実施形態に係る絞り成形装置20によれば、前側ブランクホルダー32を、パンチ31の外周における絞り深さの深い第1成形面31bから絞り深さの浅い第2成形面31cに周り込むように形成し、前側ブランクホルダー32のワークWへの接触面32aにおける内縁部32cは、パンチ31の曲面成形面31dに沿う形状としている。これにより、絞り成形中に、パンチ31の曲面成形面31dに沿うようにワークWを引っ張ることができるので、絞り深さの異なる部分を絞り成形する場合に、金型形状の複雑化を回避しながらワークWのワレやシワの発生を抑制し、しかも歩留まりをより一層向上させることができる。
図12は、本発明の実施形態に係る絞り成形装置20によりインナーパネル1を成形した場合のシミュレーション結果画像であり、絞り成形工程の下死点付近のパネル本体10の下面部10b及び前側の端面部10cの境界部分10eを示している。この画像から明らかなように、絞り成形中のパネル本体10の境界部分10eとその周辺部にはシワが殆ど見られない。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
10b 下面部(第2側面)
10c 端面部(第1側面)
10e 曲面
20 絞り成形装置
30 下型
31 パンチ(第1金型)
31b 第1成形面
31c 第2成形面
31d 曲面成形面
32 前側ブランクホルダー
32a 接触面
32b ビード
32c 内縁部
34 下型下辺側パッド
34b ビード
40 上型
41 ダイ(第2金型)
Claims (3)
- 板状ワークを絞り成形することにより、外周部に相対的に絞り深さの深い第1側面と絞り深さの浅い第2側面とが周方向に連続して形成されるとともに、前記第1側面と前記第2側面との境界部分が所定形状の曲面で構成されているパネル状部品を成形する金型を備え、
前記金型は、前記板状ワークを厚み方向に挟むように配置される第1金型及び第2金型を有し、該第1金型及び該第2金型の一方が他方に対して接離する方向に駆動され、
前記第1金型には、前記第1側面を成形するための第1成形面と、前記第2側面を成形するための第2成形面とが当該第1金型の周方向に連続するように設けられ、前記第1成形面と前記第2成形面との境界部分が前記曲面を成形する曲面成形面とされ、
前記第1金型の外周における前記第1成形面に対応する部分には、前記第2金型と共にワークを厚み方向に挟持するブランクホルダーが配置され、
前記第1金型の外周における前記第2成形面に対応する部分には、前記第2金型と共にワークを厚み方向に挟持するパッドが配置され、
前記ブランクホルダーと前記パッドとに異なるストロークで動作させるように構成された絞り成形装置において、
前記ブランクホルダーは、前記第1金型の外周における前記第1成形面側から前記第2成形面側に周り込むように形成されており、
前記ブランクホルダーの前記ワークへの接触面における内縁部は、前記曲面成形面に沿う形状とされていることを特徴とする絞り成形装置。 - 請求項1に記載の絞り成形装置において、
前記ブランクホルダー及び前記パッドには、前記ワークに圧接して該ワークの絞り成形時の流れを抑制するビードがそれぞれ形成されていることを特徴とする絞り成形装置。 - 請求項1または2に記載の絞り成形装置において、
前記ブランクホルダーの前記ワークへの接触面における内縁部は、前記曲面成形面と略相似形状とされていることを特徴とする絞り成形装置。
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