JP6765174B2 - 空気調和機および空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機および空気調和機の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、交流電源または直流電源から供給される電力によって動作する空気調和機等に関する。
室内の気温、湿度、または空気清浄度などを調節する空気調和機は従来から広く用いられている。また、近年では蓄電池(直流電源)から供給される電力と、商用電源(交流電源)から供給される電力との両方を利用可能な空気調和機も開発されている(例えば下記の特許文献1)。具体的には、特許文献1には、蓄電池の電圧が低下したときに、商用電源ラインから蓄電池に充電を行うことが記載されている。
特開2000−217271号公報(2000年8月4日公開)
しかしながら、上述のような従来技術では、直流電源の使用時に生じ得る問題の発生を回避することができない場合がある。すなわち、蓄電池などの直流電源の使用時には、蓄電している電力量の低下以外にも様々な問題が発生し得るが、電圧低下後も蓄電池の使用を継続する上記従来技術では、これら問題を回避することができない。
例えば、蓄電池、蓄電池と空気調和機との接続部分、空気調和機内の回路などに接触不良や断線などの障害が生じる可能性があり、上記従来技術ではこのような障害の発生時に空気調和機を動作させることができなくなる。また、空気調和機の回路構成によっては、空気調和機を動作停止した後も、蓄電池から室外機への電力供給が継続して、不要な待機電力を消費する場合もある。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、直流電源の使用状態を継続することによって生じ得る問題の発生を回避することができる空気調和機等を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る空気調和機は、交流電源または太陽電池にて発電した電力を蓄えることのできる蓄電池から供給される電力によって動作する空気調和機であって、電力の供給源を交流電源と上記蓄電池とで切り替える切替部と、電力の供給源が上記蓄電池であるときに、上記蓄電池から供給される電圧が所定の閾値未満となる異常が発生したことを検出した場合に、上記切替部を制御して電力の供給源を交流電源に切り替える制御部と、上記太陽電池にて発電した電力の売電開始を検出するための売電開始検出回路と、を備え、上記空気調和機は、室内機と、室外機と、を有し、上記制御部は、上記売電開始検出回路からの出力に基づいて売電開始を検出した場合に、上記切替部を制御して上記室外機への電力の供給源を、上記蓄電池を使用する場合よりも売電価格が高くなる交流電源に切り替えることを特徴とする。
を備えている。
そして、本発明に係る空気調和機の制御方法は、上記の課題を解決するために、交流電源または太陽電池にて発電した電力を蓄えることのできる蓄電池から供給される電力によって動作する空気調和機の制御方法であって、上記空気調和機は、室内機と、室外機とを有し、上記蓄電池から供給される電圧が所定の閾値未満となる異常が発生したことを検出する検出ステップと、上記太陽電池にて発電した電力の売電開始を検出するための売電開始検出ステップと、電力の供給源が上記蓄電池であるときに、上記検出ステップにて上記異常が発生したことを検出した場合、および電力の供給源が上記蓄電池であるときに、上記売電開始検出ステップからの出力に基づいて売電開始を検出した場合に、上記室外機への電力の供給源を、上記蓄電池を使用する場合よりも売電価格が高くなる交流電源に切り替える切替ステップと、を含むことを特徴とする
本発明の上記各態様によれば、直流電源の使用状態を継続することによって生じ得る問題の発生を回避することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る空気調和機の要部構成の一例を示す図である。 上記空気調和機が備えるDC電源SWと、その変形例を示す図である。 上記空気調和機が備える室外機マイコンによる使用電源の切り替えの一例を示す図である。 DC過小電圧エラーの発生時に、使用電源をDC電源からAC電源に切り替える切替処理の一例を示すフローチャートである。 昇圧後DC過小電圧エラーの発生時に、使用電源をDC電源からAC電源に切り替える切替処理の一例を示すフローチャートである。 端子温度上昇エラーの発生時に、使用電源をDC電源からAC電源に切り替える切替処理の一例を示すフローチャートである。 任意のエラーの発生時に、使用電源をDC電源からAC電源に切り替える切替処理の一例を示すフローチャートである。 運転停止時に使用電源をDC電源からAC電源に切り替える切替処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る、売電開始時に電力供給源をDC電源からAC電源に切り替えるシステムの概要を示すブロック図である。 上記システムに含まれる室外機およびパワーコンディショナの要部構成を示す図である。 売電開始検出時に、使用電源をDC電源からAC電源に切り替える切替処理の一例を示すフローチャートである。 DC電圧異常検出回路を利用して売電開始を検出する売電開始検出回路の例を示す図である。 伝送される信号のノイズを抑制するための構成を備えた売電開始検出回路およびの例を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1から図8に基づいて詳細に説明する。
〔空気調和機の構成〕
本実施形態に係る空気調和機1の構成を図1に基づいて説明する。図1は、空気調和機1の要部構成の一例を示す図である。なお、本発明の特徴点と関連性の低い構成(例えば熱交換器等)については、適宜図示を省略している。空気調和機1は、被空調空間(例えば室内)の気温を調節(空調)する装置である。
図示のように、空気調和機1は、室内機10と室外機20とを備えている。そして、室内機10にはAC電源60が接続されており、室外機20にはDC電源(直流電源)50およびAC電源(交流電源)60の両方が接続されている。AC電源60は商用電源であり、DC電源50は蓄電池(二次電池)である。DC電源50は、図示しない太陽電池に接続されており、該太陽電池が発電した電力を蓄電して、室外機20に供給することができる。
室内機10は、AC電源SW11を備えている。AC電源SW11は、AC電源60からの電力を室内機10および室外機20の各部に供給する状態(ON)と、供給停止する状態(OFF)とを切り替えるスイッチ(リレースイッチ)である。室内機10においては、AC電源60に接続されている限り、図示しない室内機マイコンが動作しており、図示しないリモートコントローラからの信号を受理可能な状態にある。そして、AC電源SW11は上記室内機マイコンが制御する。
例えば図示しないリモートコントローラ等により、空気調和機1に運転開始指示を送信すると、AC電源SW11がOFFからONに切り替えられる。そして、これにより、AC電源60からの電圧が室外機20に供給される。
室外機20は、DC電源SW21、AC電源SW22、フィルタ回路23、DC電圧異常検出回路(電圧異常検出回路)24、ダイオード25、ACDC切替SW(切替部)26、コンバータ(昇圧回路)27、コンバータ異常検出回路(昇圧後電圧異常検出回路)28、インバータ29、モータ30、電源回路31、室外機マイコン(制御部)32、DC端子板温度ヒューズ33、および整流回路34を備えている。
DC電源SW21は、DC電源50からの電力を室内機10および室外機20の各部に供給する状態(ON)と、供給停止する状態(OFF)とを切り替えるスイッチ(リレースイッチ)である。なお、図示の例では、DC電源SW21をDC電源50の正極側に1つ設けているが、負極側にも設けてもよい。これについて、図2に基づいて説明する。図2は、DC電源SW21と、その変形例を示す図である。同図の(a)に示すDC電源SW21は、図1の例と同じ構成である。一方、同図の(b)に示すDC電源SW21aは、正極側と負極側の両方にスイッチが設けられている点でDC電源SW21と異なっている。このように2つのスイッチを設けることにより、1つの場合よりも安全性を高めることができる。例えば、ACDC切替SW26が溶着してしまった場合に、DC電源50側の回路を確実に絶縁して、AC電源60とDC電源50が通電する等の問題の発生を回避することができる。
AC電源SW22は、AC電源60からの電力を室内機10および室外機20の各部に供給する状態(ON)と、供給停止する状態(OFF)とを切り替えるスイッチ(リレースイッチ)である。
フィルタ回路23は、DC電源50からの電流のうち、所定範囲の周波数の電流を通過させ、他の周波数の電流を阻止する回路である。
DC電圧異常検出回路24は、DC電源50が供給する電圧値に異常が生じたことを検出するための回路である。より詳細には、DC電圧異常検出回路24は、DC電源50と並列に接続された2つの抵抗(抵抗241と242)と、室外機マイコン32に参照電圧を出力する配線(直列に接続された抵抗241と242との間に接続されている)とを含む回路である。DC電圧異常検出回路24からは、DC電源50が供給する電圧と、抵抗241と242との分圧抵抗比とに応じた参照電圧が室外機マイコン32に出力される。抵抗241は例えば780KΩ、抵抗242は例えば37.5KΩとしてもよい。そして、この場合、室外機マイコン32は、DC電圧異常検出回路24からの出力電圧値が所定の閾値(例えば3.75V:DC電源50の供給電圧が約80Vの場合に相当)未満となったときに、DC過小電圧エラーが発生したと判定してもよい。
ダイオード25は、電流の逆流を防ぐためのものであり、DC電源50の正極側に配置されている。ダイオード25が配置されていることにより、DC電源50の正極と負極とを誤って逆に接続してしまった場合であっても、室外機20内で電流が逆流することがない。また、この場合、DC電圧異常検出回路24からの出力は0Vとなり、室外機マイコン32はDC過小電圧エラーが発生したと判定する。詳細は後述するが、DC過小電圧エラーの発生時には、電力の供給源をAC電源60に切り替えるので、DC電源50の正極と負極とを誤って逆に接続してしまった場合であっても、空気調和機1をAC電源60にて動作させることができる。
ACDC切替SW26は、AC電源60からの電力を室内機10および室外機20の各部に供給する状態(ON)と、供給停止する状態(OFF)とを切り替えるスイッチ(リレースイッチ)である。
コンバータ27は昇圧回路であり、コンバータ異常検出回路28はコンバータ27による昇圧後の電圧値に異常が生じたことを検出するための回路である。コンバータ異常検出回路28は、コンバータ27と並列に接続された2つの抵抗(抵抗282、283)と、室外機マイコン32に参照電圧を出力する配線(直列に接続された抵抗282と283との間に接続されている)とを含む回路である。また、これらの抵抗282および283と並列に接続されたコンデンサ281も含まれている。コンバータ異常検出回路28は、DC電圧異常検出回路24と同様の原理にて、コンバータ27による昇圧後の電圧と、抵抗282と283との分圧抵抗比とに応じた参照電圧を室外機マイコン32に出力する。室外機マイコン32は、この参照電圧と所定の閾値とを比較して、参照電圧が該閾値未満であること、すなわち昇圧後DC過小電圧エラーを検出する。例えば、コンバータ27が動作不良となったときにこのエラーが検出される。
インバータ29は、直流電流を交流電流に変換すると共に、該交流電流の周波数を変えることにより、モータ30の回転数を変化させる。また、モータ30は、図示しない圧縮機を動作させるためのものである。
電源回路31は、室外機マイコン32に電力を供給する回路であり、室外機マイコン32は、電源回路31からの電力の供給を受けて室外機20の各部を制御するものである。具体的には、室外機マイコン32は、電力の供給源がDC電源50である状態で所定の事象が発生したことを検出した場合に、ACDC切替SW26を制御して電力の供給源をAC電源に切り替える。詳細は後述するが、上記所定の事象は、空気調和機1に異常が発生したこと、および空気調和機1を動作停止状態とすることである。なお、室外機マイコン32は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
DC端子板温度ヒューズ33は、DC電源50の空気調和機1への接続部分における温度異常を検出するためのヒューズであり、図示しないDC端子板に過大な電流が流れたときに断線する。DC端子板温度ヒューズ33は、室外機マイコン32と配線で接続されており、DC端子板温度ヒューズ33の断線時には、その旨を示す信号(DC端子板温度ヒューズ断線信号)が上記配線を介して室外機マイコン32に出力される。そして、この信号を受信した室外機マイコン32は、端子温度上昇エラーが発生したと検出する。つまり、DC端子板温度ヒューズ33と上記配線は、DC電源50の空気調和機1への接続部分における温度異常を検出するための温度異常検出回路として機能する。
整流回路34は、交流電流を直流電流とする回路である。室内機10のAC電源SW11がONであるとき、AC電源60からの電圧が整流回路34に印可され、整流回路34はACDC切替SW26に直流電流を出力する。
〔使用電源の切り替え〕
室外機マイコン32による使用電源の切り替えについて、図3に基づいて説明する。図3は、室外機マイコン32による使用電源の切り替えの一例を示す図である。
同図の(a)には、AC電源60(AC)からDC電源50(DC)への切替例を示している。なお、室外機マイコン32がAC電源60(AC)からDC電源50(DC)に切り替える契機は特に限定されない。例えば、空調開始時から室温が設定温度付近になるまでの期間のように消費電力の多い(負荷の高い)期間には出力の安定したAC電源60を使用し、室温が設定温度付近になって消費電力が少なく(負荷が低く)なったときにDC電源50に切り替えてもよい。
同図の(a)の切替例では、室外機マイコン32は、まずAC電源SW22をONからOFFに切り替え、次に、ACDC切替SW26をACからDCに切り替え、そして、DC電源SW21をOFFからONに切り替える。
一方、同図の(b)には、DCからACへの切替例を示している。詳細は後述するが、室外機マイコン32は、運転の負荷に応じてDCからACに切り替える他、空気調和機1に異常が発生したことを検出したとき、および空気調和機1を動作停止状態とすることを検出したときにDCからACに切り替える。
同図の(b)の切替例では、室外機マイコン32は、まずDC電源SW21をONからOFFに切り替え、次に、ACDC切替SW26をDCからACに切り替え、そして、AC電源SW22をOFFからONに切り替える。なお、例えばDC電源50の蓄電量が低下したとき等には、室外機マイコン32への供給電圧も低下していくので、上記の一連の切り替えは、室外機マイコン32が動作不能になる前(動作可能な程度の電圧が供給されている期間)に即座に行うことが望ましい。
〔切り替えの必要性〕
空気調和機1は、電源OFF中(非運転時)には、室外機20への電源供給がされておらず、電源ON(運転開始)によって室外機20を動作させる必要が生じたときに、室内機10が、AC電源SW11をONにする。これにより、図示しない室外機制御マイコンに電力が供給され、室外機20にも電力が供給される。その後、室内機10からの電力の供給によって動作可能となった室外機マイコン32がAC電源SW22をONにし、これにより室外機20の制御が開始される。
ここで、空気調和機1に異常が発生して動作停止状態となった場合には、室内機10が制御するAC電源SW11はそのままON継続して、室外機20のみ一定時間停止後に再起動することで再度動作可能な状態とすることができる。また、発生した異常によっては、室内機10がAC電源SW11をOFFにして室外機20への給電を停止することもある。この場合、室外機20にAC電力が供給されなくなるので、室外機マイコン32への給電も停止される。また、ユーザ操作により空気調和機1の運転を停止した場合にも、室内機10のAC電源SW11がOFFに切り替えられ、これにより室外機マイコン32への給電が停止される。
つまり、空気調和機1は、室内機10のAC電源SW11をONすることにより室外機マイコン32に給電される仕様となっている。この仕様では、AC電源SW11をOFFにしたときに、室外機20のACDC切替SW26がDC側であった場合、室外機マイコン32への給電が停止されることにより、ACDC切替SW26をAC側に戻すことができなくなる。このため、室内機10のAC電源SW11がOFFされた後も、直流電源50から室外機20の各部への給電状態が維持されてしまう。
また、DC電源50を使用した運転中に、DC電源50との接続線が断絶される場合や、コンバータ27の故障により動作に十分なDC電圧が得ることができなくなる場合も想定される。このような場合、DC電圧が下がる前にACDC切替SW26をAC側にしないと、DC側のまま室外機マイコン32への給電が停止されてACDC切替SW26の切り替えができなくなる。この状態では、AC電源60からの給電ができないため、室外機マイコン32は再起動することができない。
そこで、室外機マイコン32は、室内機10のAC電源SW11がOFFされるような条件を充足する場合(例えば空気調和機1の運転を停止させるユーザ操作を検出した場合等)には、ACDC切替SW26をAC側(商用電源側)に切り替える。これにより、室内機AC電源SWがOFFとなった後は、室外機20への給電が停止されるが、ACDC切替SW26はAC側になっているので、直流電源50から室外機20の各部への給電状態が維持されることはない。よって、空気調和機1の停止時に無駄な電力を消費することはない。
また、室外機マイコン32は、DC電源50を使用した運転中に、DC電源50に関係する可能性のある異常を検出した場合には、室外機マイコン32に供給されるDC電圧が下がる前に、即座にACDC切替SW26をAC側に切替える。もしくは、室外機マイコン32は、DC電源50を使用した運転中に異常を検出した場合は、検出した異常の種類にかかわらず、すべてDC電源50に関連した異常である可能性があると判断して、上記と同様の切り替えを行う。これにより、室内機10のAC電源SW11をONに切り替えれば、ACDC切替SW26を介して室外機20の各部に給電されるので、室外機20が再起動できない状態を回避することができる。
このように、室外機マイコン32は、ACDC切替SW26を適切なタイミングでAC側に切り替えることにより、ACDC切替SW26がDC側となっている場合に生じ得る問題の発生を回避し、空気調和機1を快適に使用できるようにしている。つまり、本発明によれば、快適で利便性の高い空気調和機1を提供することができる。
また、DC過小電圧エラーの発生時には、ACDC切替SW26をAC側に切り替えるので、DC電源50の正極と負極とを誤って逆に接続してしまった場合であっても、空気調和機1をAC電源60にて動作させることができる。また、DC過小電圧エラーの発生が検出されて、電力の供給源がAC電源60に切り替わったことにより、ユーザはDC電源50に異常があることに気付くことができる。よって、設置工事の不備をユーザに気付かせて、DC電源50の正極と負極を正しい向きに直させることができる。なお、DC電源50の接続線が接続されていない場合にも、上記の例と同様にDC過小電圧エラーが検出されるので、このような設置工事の不備についてもユーザに気付かせることができる。
〔切替処理の流れ(DC過小電圧エラー)〕
室外機マイコン32は、DC電源50からの出力電圧が低下してDC過小電圧エラーが発生したときに、使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える。この切替処理の流れを図4に基づいて説明する。図4は、DC過小電圧エラーの発生時に、使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える切替処理の一例を示すフローチャートである。
まず、室外機マイコン32は、空気調和機1をAC電源(AC電源60)で動作させているか否かを判定する(S1)。AC電源60で動作させている場合(S1でTrue)、室外機マイコン32は、切り替えを行わずに処理を終了する。
一方、AC電源60で動作させていない場合(S1でFalse)、すなわちDC電源50で動作させている場合、室外機マイコン32は、蓄電池のDC電圧が所定の閾値(Vdc_btry)未満であるか否かを判定する(S2、検出ステップ)。この判定は、DC過小電圧エラーの発生を検出するための処理であり、DC電圧異常検出回路24から室外機マイコン32に出力される電圧値と所定の閾値とを比較することによって行われる。
ここで、所定の閾値以上であれば(S2でFalse)、室外機マイコン32は、切り替えを行わずに処理を終了する。一方、所定の閾値未満の場合(S2でTrue)、すなわちDC過小電圧エラーが発生している場合には、室外機マイコン32は、ACDC切替SW26をDCからACに切り替えて(S3、切替ステップ)、処理を終了する。
なお、図4では図示を省略しているが、室外機マイコン32は、DCからACへの切り替え前にはコンプレッサ等の消費電力の大きい構成の動作は停止させる。また、図4では図示を省略しているが、図3に基づいて説明したように、ACDC切替SW26の切り替え前にDC電源SW21をONからOFFに切り替え、ACDC切替SW26の切り替え後にAC電源SW22をOFFからONに切り替える。以下、図5〜8、11についても同様である。
〔切替処理の流れ(昇圧後DC過小電圧エラー)〕
室外機マイコン32は、コンバータ27からの出力電圧が低下して昇圧後DC過小電圧エラーが発生したときにも、使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える。この切替処理の流れを図5に基づいて説明する。図5は、昇圧後DC過小電圧エラーの発生時に、使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える切替処理の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは図4との相違点であるS2aについてのみ説明し、図4と同様のS1およびS3の説明は省略する。
S2a(検出ステップ)では、室外機マイコン32は、昇圧後のDC電圧が所定の閾値(Vdc_pfc)未満であるか否かを判定する。この判定は、昇圧後DC過小電圧エラーの発生を検出するための処理であり、コンバータ異常検出回路28から室外機マイコン32に出力される電圧値と所定の閾値とを比較することによって行われる。ここで、所定の閾値以上であれば(S2aでFalse)切り替えを行わずに処理を終了し、一方、所定の閾値未満の場合(S2aでTrue)、すなわち昇圧後DC過小電圧エラーが発生している場合にはS3で切り替えを行って処理を終了する。
〔切替処理の流れ(端子温度上昇エラー)〕
室外機マイコン32は、DC電源50と室外機20とをつなぐ端子の温度が異常に上昇する端子温度上昇エラーが発生したときにも、使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える。この切替処理の流れを図6に基づいて説明する。図6は、端子温度上昇エラーの発生時に、使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える切替処理の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは図4との相違点であるS2bについてのみ説明し、図4と同様のS1およびS3の説明は省略する。
S2b(検出ステップ)では、室外機マイコン32は、端子板温度ヒューズ断線信号を受信したか否かを判定する。この信号の受信は、DC電源50と室外機20とをつなぐ端子の温度が異常に上昇したことを示しているので、S2bの判定は端子温度上昇エラーが発生したか否かを判定しているとも言える。ここで、端子板温度ヒューズ断線信号を受信していなければ(S2bでFalse)切り替えを行わずに処理を終了し、一方、受信していれば(S2bでTrue)、すなわち端子温度上昇エラーが発生している場合にはS3で切り替えを行って処理を終了する。
以上説明した図4〜図6では、DC電源50に関する異常(エラー)の検出時にDC電源50からAC電源60に切り替える例を示した。これらの例のように、DC電源50に関するエラーの検出時に切り替えを行うことにより、DC電源50に関するエラーが発生しており、AC電源60への切り替えの必要性が高い状況において、適切に切り替えを行うことができる。このため、上述したようなDC電源50に関するエラーの検出時には切り替えを行い、DC電源50に関係のないエラーの検出時は切り替えを行わず、DC電源50の使用を継続してもよい。
〔切替処理の流れ(任意のエラー)〕
空気調和機1のような機器には、DC電源50に直接には関係しないエラーや、全く関係しないエラー等、多様なエラーが発生する可能性がある。エラーの例としては、例えば、吐出・熱交換機などのサイクル温度異常エラー、IPMエラー、AC電流エラー、ガスリークエラー、ファン制御エラー、および圧縮機制御エラー等が挙げられる。そして、多くのエラーでは、AC電源60に切り替えておけば(ACDC切替SW26をAC側にしておけば)、その後も空気調和機1の動作を継続することが可能であり、また、空気調和機1の動作が一旦停止した後で再起動することが可能である。このため、検出したエラーの種類にかかわらずDC電源50からAC電源60に切り替えてもよい。
ここでは、室外機マイコン32が任意のエラーを検出したときに、使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える切替処理の流れを図7に基づいて説明する。図7は、任意のエラーの発生時に、使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える切替処理の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは図4との相違点であるS2cについてのみ説明し、図4と同様のS1およびS3の説明は省略する。
S2c(検出ステップ)では、室外機マイコン32は、異常(エラー)を検出したか否かを判定する。なお、エラーの検出方法は、エラーの種類に応じた公知の方法を適用することができる。ここで、エラーを検出していなければ(S2cでFalse)切り替えを行わずに処理を終了し、一方、検出していれば(S2cでTrue)、すなわち何らかのエラーが発生している場合にはS3で切り替えを行って処理を終了する。
〔切替処理の流れ(運転停止時)〕
上述のように、空気調和機1は、ACDC切替SW26をDC側とした状態で運転を停止した場合、運転停止後もDC電源60から室外機20への電力供給が継続する。このため、空気調和機1は、運転を停止する際に、ACDC切替SW26をAC側に切り替えて、使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える。
ここでは、運転停止時に使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える切替処理の流れを図8に基づいて説明する。図8は、運転停止時に使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える切替処理の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは図4との相違点であるS2dについてのみ説明し、図4と同様のS1およびS3の説明は省略する。
S2d(検出ステップ)では、室外機マイコン32は、空気調和機1の運転を停止する運転OFF信号を検出したか否かを判定する。なお、運転OFF信号は、ユーザが例えばリモートコントローラ等によって室内機10に運転停止指示を行ったことに応じて、室内機10から室外機マイコン32に送信される。つまり、図1には示していないが、空気調和機1は、空気調和機を動作停止状態とすることを検出するための停止検出回路を備えている。そして、上記停止検出回路は、空気調和機を動作停止状態とするときに、室外機マイコン32に運転OFF信号を送信する。ここで、運転OFF信号を検出していなければ(S2dでFalse)切り替えを行わずに処理を終了し、一方、検出していれば(S2dでTrue)、すなわち空気調和機1の運転を停止する場合にはS3で切り替えを行って処理を終了する。
なお、運転OFF信号の検出時以外にも、室内機10のAC電源SW11がOFFとなる条件を充足した場合には、OFFとなる前にDC電源50からAC電源60に切り替えることが好ましい。例えば、室内機10のAC電源SW11がOFFとなるようなエラーを検出した場合に、DC電源50からAC電源60に切り替えてもよい。この例によれば、図7の例のように任意のエラーの検出を切り替えの契機としなくとも、室内機10のAC電源SW11がOFFとなる場合に、適切に切り替えを行うことができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図9〜図13に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
太陽電池を利用して空気調和機を動作させる先行技術としては、例えば下記の特許文献2が挙げられ、蓄電地を電源として空気調和機を動作させる先行技術としては、例えば下記の特許文献3が挙げられる。また、太陽電池と蓄電池を併用して空気調和機を動作させる先行技術としては、例えば下記の特許文献4が挙げられる。
ここで、太陽電池にて発電した電力は、電力会社に売電することができるが、太陽電池と蓄電池を併用したシステムの場合、発電中における蓄電池の使用の有無に応じて異なる売電価格が設定されている。すなわち、発電中に蓄電池を使用している場合(「押し上げあり」と呼ばれる)は、使用していない場合(「押し上げなし」と呼ばれる)と比べて低い売電価格が設定されている。これは、蓄電池は太陽光発電の売電価格より買電価格が安い商用電源にて充電することが可能であるためである。
押し上げの有無は、太陽電池と接続されたパワーコンディショナで判定されており、太陽電池にて発電した電力の売電が開始された後、所定の時間(0.5秒)以内に蓄電池のDC電力の使用を停止しなければ押し上げありとなる。
〔特許文献2〕特開平5−168172号公報(1993年7月2日公開)
〔特許文献3〕特開2001−65927号公報(2001年3月16日公開)
〔特許文献4〕特開2000−217271号公報(2000年8月4日公開)
しかしながら、上記従来技術では、売電について特に考慮されておらず、押し上げありとなることを回避することができないという問題がある。なお、パワーコンディショナを含めた、家庭で使用する様々な機器を管理するシステムとして、HEMS(Home Energy Management System)が知られている。HEMSを利用することにより、パワーコンディショナが売電開始したことを検出して、空気調和機の電力供給源を切り替えることは可能である。しかし、このような制御では、電力供給源の切り替えまでに時間のロスが生じるので、上記所定時間内での切り替えが難しい。例えば、パワーコンディショナの売電状態を30秒間隔で監視するHEMSでは、上記所定時間内に電力供給源を切り替えさせることは困難である。また、監視の時間間隔を上記所定時間に応じた短い時間にすると、HEMSの負荷が著しく高まるので好ましくない。
本実施形態では、上記課題を解決するために、パワーコンディショナの売電情報を電気信号として空気調和機1に入力することにより、瞬時にDC電力の使用を中止してAC電力による運転に切り替える。これにより、押し上げありとなることを回避して、押し上げなしの高い売電価格で売電することが可能になる。
〔システム構成〕
本実施形態のシステムの構成を図9に基づいて説明する。図9は、売電開始時に電力供給源をDC電源50からAC電源60に切り替えるシステムの概要を示すブロック図である。図9には、図1に示した構成に加えて、パワーコンディショナ(外部の装置)70と太陽電池80を図示している。
太陽電池80は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する装置であり、太陽電池80が発電した電力はまずパワーコンディショナ70に供給される。パワーコンディショナ70は、太陽電池80が発電した電気を空気調和機1等で使用できるように変換する装置である。また、パワーコンディショナ70は、売電の制御も行う。具体的には、パワーコンディショナ70は、太陽電池80が発電した電力を、図示しない送電線に逆流させて他の電力消費先に供給する。そして、この供給量を売電量としてカウントする。
本実施形態のパワーコンディショナ70は、売電開始時に、売電を開始する(あるいは開始した)ことを示す売電情報(信号)を室外機20に出力する点が従来のパワーコンディショナとの相違点である。そして、本実施形態の室外機20は、上記売電情報の受信を契機として、電力供給源をDC電源50からAC電源60に切り替える。
これにより、売電開始時に速やかにDC電源50の使用が中止されるので、押し上げなしの高い売電価格で売電することが可能になる。また、電力供給源は、自動的にAC電源60に切り替えられるので、ユーザは何ら操作を行うことなく空気調和機1の使用を継続することができる。なお、本実施形態の切り替えは、上記実施形態の切り替えと併用することができる。つまり、エラー等の発生時にAC電源60への切り替えを行うと共に、売電開始時にもAC電源60への切り替えを行う空気調和機1も本発明の範疇に含まれる。
〔詳細構成〕
続いて、本実施形態の室外機20およびパワーコンディショナ70のより詳細な構成を図10に基づいて説明する。図10は、室外機20およびパワーコンディショナ70の要部構成を示す図である。なお、室外機20は、図1と同様にACとDCの切り替えを行うための各種構成を備えているが、図10では図示を省略している。
図示のように、パワーコンディショナ70は、売電開始通知用SW71を備えている。売電開始通知用SW71は、パワーコンディショナ70が売電を開始したときにONに切り替わり、売電の終了時にOFFに切り替わるスイッチ(リレースイッチ)である。つまり、売電開始通知用SW71は、売電中はON、非売電中はOFFとなる。
一方、室外機20は、売電開始検出回路40を備えている。売電開始検出回路40は、売電開始通知用SW71の一方の端子を0Vに接続する配線と、売電開始通知用SW71の他方の端子を抵抗(プルアップ抵抗、例えば1KΩ)を介して5Vに接続する配線とを含む。また、売電開始検出回路40は、参照電圧を室外機マイコン32に出力するための配線を含み、該配線は、上記他方の端子と上記抵抗との間の部分と室外機マイコン32とを接続している。
売電が行われておらず、売電開始通知用SW71がOFFの状態では、売電開始検出回路40は、抵抗を介して5Vの参照電圧(Hiレベル信号)を室外機マイコン32に出力する。室外機マイコン32は、Hiレベル信号を受信しても使用電源の切り替えは行わない。
一方、売電が開始され、売電開始通知用SW71がONとなると、売電開始検出回路40は、0Vの参照電圧(Lowレベル信号)を室外機マイコン32に出力する。より詳細には、売電開始検出回路40の0Vに接続されている配線から、売電開始通知用SW71を介して室外機マイコン32にLowレベル信号(図9の売電情報に対応)が出力される。そして、このときの使用電源がDC電源50であれば、室外機マイコン32は使用電源をAC電源60に切り替える。
〔切替処理の流れ(売電開始検出)〕
本実施形態の室外機マイコン32が実行する切替処理の流れを図11に基づいて説明する。図11は、売電開始検出時に、使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える切替処理の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは図4との相違点であるS2eについてのみ説明し、図4と同様のS1およびS3の説明は省略する。
S2eでは、室外機マイコン32は、パワーコンディショナ70(より詳細には売電開始通知用SW71)からの入力が0V(Lowレベル)であるか否か、言い換えれば売電開始したことを検出したか否かを判定する。上述のように、パワーコンディショナ70の売電開始通知用SW71がOFFの状態では室外機マイコン32に入力される参照電圧は5V(Hiレベル)であり、ONに切り替わると0V(Lowレベル)となる。
ここで、入力が5Vであれば(S2eでFalse)切り替えを行わずに処理を終了する。この場合、コンプレッサ等も含めて室外機20の動作に変更はない。一方、0Vであれば(S2eでTrue)S3で切り替えを行って処理を終了する。なお、上述のように、押し上げなしで売電するためには、売電開始後、所定時間以内にDC電力の使用を停止する必要があるため、S3では上記所定時間以内に速やかにDC電力の使用を停止する。また、図示していないが、上記実施形態と同様、切り替え前にはコンプレッサ等の消費電力の大きい構成の動作は停止させる。
〔DC電圧異常検出回路の利用〕
DC電圧異常検出回路24を利用して売電開始を検出することもできる。これについて図12に基づいて説明する。図12は、DC電圧異常検出回路24を利用して売電開始を検出する売電開始検出回路41の例を示す図である。
売電開始検出回路41は、DC電圧異常検出回路24を含む。そして、売電開始検出回路41は、売電開始通知用SW71の一方の端子を、DC電圧異常検出回路24の抵抗242側の端部に接続する配線と、売電開始通知用SW71の他方の端子を、DC電圧異常検出回路24が参照電圧を出力する配線に接続する配線とを含む。上述のように、抵抗241は例えば780KΩ、抵抗242は例えば37.5KΩとしてもよい。そして、この場合、室外機マイコン32は、DC電圧異常検出回路24からの出力電圧値が所定の閾値(例えば3.75V:DC電源50の供給電圧が約80Vの場合に相当)未満となったときに、DC過小電圧エラーが発生したと判定してもよい。
売電開始検出回路41は、売電開始通知用SW71がOFFであれば、DC電圧異常検出回路24の参照電圧をそのまま室外機マイコン32に出力する。つまり、売電開始通知用SW71がOFFの期間(非売電中)は、売電開始検出回路41は、DC過小電圧エラーの検出回路として機能する。よって、室外機マイコン32は、非売電中においては、図4等に基づいて説明したように、DC過小電圧エラーの発生時に使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える。
一方、売電開始通知用SW71がONであれば、売電開始検出回路41の出力する参照電圧は、0V(Lowレベル)となる。よって、室外機マイコン32は、売電中においては、DC過小電圧エラーが発生したと判定し、使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える。
このように、売電開始検出回路41は、DC過小電圧エラーを契機として使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替える室外機マイコン32をそのまま適用して、売電開始時に使用電源をDC電源50からAC電源60に切り替えさせることができる。なお、売電開始検出回路41と同様に、売電開始時に出力値がエラーとして検出される値となるように、他のエラー検出回路(例えばコンバータ異常検出回路28)の設計を変更することも可能である。
〔ノイズの抑制〕
上記図10および図12の例において、伝送される信号のノイズを抑制するための構成を追加してもよい。これについて、図13に基づいて説明する。図13は、伝送される信号のノイズを抑制するための構成を備えた売電開始検出回路40aおよび41aの例を示す図である。
同図の(a)に示す売電開始検出回路40aは、図10の売電開始検出回路40にコモンモードコイル(ノイズ除去部)401と、コンデンサ(ノイズ除去部)402および403とを追加した構成である。コモンモードコイル401は、図示しないパワーコンディショナ70の売電開始通知用SW71と室外機20とを結ぶ2本の配線を跨いで設けられている。つまり、コモンモードコイル401に含まれるコイルの一方は、売電開始通知用SW71と室外機20とを結ぶ配線の1つに設けられている。そして、コモンモードコイル401に含まれるコイルの他方は、上記一方のコイルと対向するように、売電開始通知用SW71と室外機20とを結ぶ配線の他の1つに設けられている。これにより、売電開始通知用SW71と室外機20との間で伝送される信号(売電信号)からノイズ成分を除去することができる。
また、コンデンサ402および403は、いずれも売電開始通知用SW71と並列に接続されている。コンデンサ403は、コモンモードコイル401よりも売電開始通知用SW71側に、コンデンサ402は、コモンモードコイル401よりも室外機マイコン32側に接続されている。コンデンサ402および403によって、フィルタ回路が形成されるので、売電開始通知用SW71と室外機20との間で伝送される信号(売電信号)からノイズ成分を除去することができる。
同図の(b)に示す売電開始検出回路41aは、図12の売電開始検出回路41にコモンモードコイル401と、コンデンサ402および403とを追加した構成である。図13の(a)に示す売電開始検出回路40aと同様に、売電開始通知用SW71と室外機20とを結ぶ配線にコモンモードコイル401と、コンデンサ402および403とを設けている。これにより、売電開始通知用SW71と室外機20との間で伝送される信号(売電信号)からノイズ成分を除去することができる。なお、図13の(a)(b)の例では、コモンモードコイル401と、コンデンサ402および403との両方を設けているが、いずれか一方を設けた構成であってもノイズ除去の効果を得ることは可能である。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態は、実施形態1と実施形態2の空気調和機の制御を組み合わせたものである。これにより、実施形態1と実施形態2の特徴をもつ空気調和機を提供することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る空気調和機(1)は、交流電源(AC電源60)または直流電源(DC電源50)から供給される電力によって動作する空気調和機であって、電力の供給源を交流電源と直流電源とで切り替える切替部(ACDC切替SW26)と、電力の供給源が直流電源であるときに上記空気調和機に異常が発生したことを検出した場合に、上記切替部を制御して電力の供給源を交流電源に切り替える制御部(室外機マイコン32)と、を備えている。
上記の構成によれば、直流電源である状態で空気調和機に異常が発生したことを検出した場合に、電力の供給源を交流電源に切り替えるので、異常発生後に直流電源による動作が継続することがない。よって、異常発生後に直流電源の使用状態を継続することによって生じ得る様々な問題の発生を回避することができる。
本発明の態様2に係る空気調和機は、上記態様1において、上記直流電源から供給される電圧が所定の閾値未満となる異常を検出するための電圧異常検出回路(DC電圧異常検出回路24)を備えていてもよい。
上記の構成によれば、直流電源から供給される電圧が所定の閾値未満となる異常を検出することができ、よって、この異常を検出した場合に、電力の供給源を交流電源に切り替えることができる。これにより、供給電圧が低下した直流電源の利用を継続することにより、空気調和機が電力不足で動作停止してしまう、あるいは動作停止後に制御部に給電できないことにより再起動が不能になる等の問題の発生を回避することができる。
本発明の態様3に係る空気調和機は、上記態様1または2において、上記直流電源の昇圧回路から供給される電圧が所定の閾値未満となる異常を検出するための昇圧後電圧異常検出回路を備えていてもよい。
上記の構成によれば、直流電源の昇圧回路から供給される電圧が所定の閾値未満となる異常を検出することができ、よって、この異常を検出した場合に、電力の供給源を交流電源に切り替えることができる。これにより、正常な電圧値まで昇圧できない状態で直流電源の利用を継続することにより、空気調和機が動作停止してしまう等の問題の発生を回避することができる。
本発明の態様4に係る空気調和機は、上記態様1から3のいずれか1態様において、上記直流電源の上記空気調和機への接続部分における温度異常を検出するための温度異常検出回路を備えていてもよい。
上記の構成によれば、直流電源の上記空気調和機への接続部分における温度異常を検出することができ、よって、この異常を検出した場合に、電力の供給源を交流電源に切り替えることができる。これにより、温度異常の状態で直流電源の利用を継続することにより、空気調和機が正常に動作しなくなる、あるいは過熱により空気調和機や直流電源が損傷する等の問題の発生を回避することができる。
本発明の態様5に係る空気調和機は、交流電源または直流電源から供給される電力によって動作する空気調和機であって、電力の供給源を交流電源と直流電源とで切り替える切替部と、上記空気調和機を動作停止状態とすることを検出するための停止検出回路と、電力の供給源が直流電源であるときに、上記停止検出回路からの出力に基づいて上記空気調和機を動作停止状態とすることを検出した場合に、上記切替部を制御して電力の供給源を交流電源に切り替える制御部と、を備えている。
上記の構成によれば、空気調和機を動作停止状態とすることを検出した場合に、電力の供給源を交流電源に切り替えるので、電力の供給源が直流電源である状態で空気調和機を動作停止状態とすることがない。よって、空気調和機が動作停止状態となった後に、直流電源の使用状態を継続することにより直流電源からの電力が空気調和機に供給され続ける問題の発生を回避することができる。
本発明の態様6に係る空気調和機は、上記態様1から5のいずれか1態様において、上記直流電源は太陽電池にて発電した電力を蓄えることのできる蓄電池であり、上記太陽電池にて発電した電力の売電開始を検出するための売電開始検出回路を備え、上記制御部は、上記売電開始検出回路からの出力に基づいて売電開始を検出した場合に、上記切替部を制御して電力の供給源を交流電源に切り替えてもよい。
上記の構成によれば、売電開始を検出して電力の供給源を交流電源に切り替える。よって、売電開始後速やかに直流電源(蓄電池)の使用が停止されるので、押し上げありで売電することにより、売電価格が低下してしまう問題の発生を回避することができる。
本発明の態様7に係る空気調和機は、上記態様6において、上記売電開始検出回路は、非売電時には上記空気調和機の異常を検出するための値を出力し、売電時には上記制御部が、上記空気調和機の異常と検出する値を出力し、上記制御部は、売電開始検出回路からの出力に基づいて上記空気調和機の異常を検出した場合に、上記切替部を制御して電力の供給源を交流電源に切り替えてもよい。
上記の構成によれば、非売電時には空気調和機の異常を検出するための値を出力するので、非売電時に空気調和機に異常が発生したときには、これを検出して電力の供給源を交流電源に切り替えることができる。また、売電時には、売電開始検出回路が空気調和機の異常と検出する値を出力するので、このときにも電力の供給源を交流電源に切り替えることができる。
よって、売電開始検出回路という1つの回路を用い、異常の有無という1つの判定基準による判定にて、空気調和機の異常時の交流電源への切り替えと、売電時の交流電源への切り替えとの双方を実現することができる。
本発明の態様8に係る空気調和機は、上記態様6または7において、上記売電開始検出回路は、売電が開始された、または開始されることを示す売電信号を外部の装置から受信し、該売電信号を受信したことを示す値を上記制御部に出力するものであり、上記外部の装置から上記売電信号を受信する配線に、該売電信号に含まれるノイズを除去するノイズ除去部が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、売電信号に含まれるノイズを除去するので、売電信号を確実に検出して売電時に交流電源に切り替えることができる。
本発明の態様9に係る空気調和機の制御方法は、交流電源または直流電源から供給される電力によって動作する空気調和機の制御方法であって、上記空気調和機に異常が発生したことを検出する検出ステップと、電力の供給源が直流電源であるときに、上記検出ステップにて上記空気調和機に異常が発生したことを検出した場合に、電力の供給源を交流電源に切り替える切替ステップと、を含む。該制御方法によれば、上記態様1と同様の作用効果を奏する。
本発明の態様10に係る空気調和機の制御方法は、交流電源または直流電源から供給される電力によって動作する空気調和機の制御方法であって、上記空気調和機への電力供給が停止することを検出する検出ステップと、電力の供給源が直流電源であるときに、上記検出ステップにて上記空気調和機への電力供給が停止することを検出した場合に、電力の供給源を交流電源に切り替える切替ステップと、を含む。該制御方法によれば、上記態様5と同様の作用効果を奏する。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 空気調和機
24 DC電圧異常検出回路(電圧異常検出回路)
26 ACDC切替SW(切替部)
27 コンバータ(昇圧回路)
28 コンバータ異常検出回路(昇圧後電圧異常検出回路)
32 室外機マイコン(制御部)
33 DC端子板温度ヒューズ(温度異常検出回路)
40、40a、41、41a 売電開始検出回路
50 DC電源(直流電源)
60 AC電源(交流電源)
70 パワーコンディショナ(外部の装置)
80 太陽電池
402、403 コンデンサ(ノイズ除去部)
401 コモンモードコイル(ノイズ除去部)

Claims (9)

  1. 交流電源または太陽電池にて発電した電力を蓄えることのできる蓄電池から供給される電力によって動作する空気調和機であって、
    電力の供給源を交流電源と上記蓄電池とで切り替える切替部と、
    電力の供給源が上記蓄電池であるときに、上記蓄電池から供給される電圧が所定の閾値未満となる異常が発生したことを検出した場合に、上記切替部を制御して電力の供給源を交流電源に切り替える制御部と、
    上記太陽電池にて発電した電力の売電開始を検出するための売電開始検出回路と、を備え、
    上記空気調和機は、室内機と、室外機と、を有し、
    上記制御部は、上記売電開始検出回路からの出力に基づいて売電開始を検出した場合に、上記切替部を制御して上記室外機への電力の供給源を、上記蓄電池を使用する場合よりも売電価格が高くなる交流電源に切り替えることを特徴とする空気調和機。
  2. 上記異常を検出するための電圧異常検出回路を備えていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 上記蓄電池の昇圧回路から供給される電圧が所定の閾値未満となる上記異常を検出するための昇圧後電圧異常検出回路を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 上記蓄電池の上記空気調和機への接続部分における温度異常を検出するための温度異常検出回路を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  5. ユーザが上記空気調和機を動作停止状態とすることを検出するための停止検出回路を備え、
    上記制御部は、前記電力の供給源が上記蓄電池であるときに、上記停止検出回路からの出力に基づいて上記ユーザが上記空気調和機を動作停止状態とすることを検出した場合に、上記切替部を制御して上記室外機への電力の供給源を交流電源に切り替えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の空気調和機。
  6. 上記売電開始検出回路は、非売電時には上記異常を検出するための値を出力し、売電時には上記制御部が、上記異常と検出する値を出力し、
    上記制御部は、売電開始検出回路からの出力に基づいて上記異常を検出した場合に、上記切替部を制御して上記室外機への電力の供給源を交流電源に切り替えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の空気調和機。
  7. 上記売電開始検出回路は、売電が開始された、または開始されることを示す売電信号を外部の装置から受信し、該売電信号を受信したことを示す値を上記制御部に出力するものであり、
    上記外部の装置から上記売電信号を受信する配線に、該売電信号に含まれるノイズを除去するノイズ除去部が設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の空気調和機。
  8. 交流電源または太陽電池にて発電した電力を蓄えることのできる蓄電池から供給される電力によって動作する空気調和機の制御方法であって、
    上記空気調和機は、室内機と、室外機とを有し、
    上記蓄電池から供給される電圧が所定の閾値未満となる異常が発生したことを検出する検出ステップと、
    上記太陽電池にて発電した電力の売電開始を検出するための売電開始検出ステップと、
    電力の供給源が上記蓄電池であるときに、上記検出ステップにて上記異常が発生したことを検出した場合、および、電力の供給源が上記蓄電池であるときに、上記売電開始検出ステップにおいて売電開始を検出した場合に、上記室外機への電力の供給源を、上記蓄電池を使用する場合よりも売電価格が高くなる交流電源に切り替える切替ステップと、を含むことを特徴とする空気調和機の制御方法。
  9. 上記検出ステップでは、ユーザが上記空気調和機を動作停止状態とすることを検出し、
    上記切替ステップでは、電力の供給源が上記蓄電池であるときに、上記検出ステップにてユーザが上記空気調和機を動作停止状態とすることを検出した場合に、上記室外機への電力の供給源を交流電源に切り替えることを特徴とする請求項に記載の空気調和機の制御方法。
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