JPH09243136A - ソーラエアコン - Google Patents
ソーラエアコンInfo
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- JPH09243136A JPH09243136A JP8052835A JP5283596A JPH09243136A JP H09243136 A JPH09243136 A JP H09243136A JP 8052835 A JP8052835 A JP 8052835A JP 5283596 A JP5283596 A JP 5283596A JP H09243136 A JPH09243136 A JP H09243136A
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- Japan
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- air conditioner
- power
- solar cell
- converter
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/02—Compressor control
- F25B2600/021—Inverters therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】太陽電池の発電電力を有効に利用し利用率を向
上させ、イニシャルコスト回収の早期化を図り、小形制
御回路としたルームエアコンシステム。 【解決手段】商用電源１からの交流を整流回路２４で直
流に変換した電力と、太陽電池９からの直流電力とが供
給されるインバータ回路１０を備えたルームエアコンと
２０、太陽電池９で発電された電力をルームエアコン２
０の負荷状態に応じて制御するＤＣ／ＤＣコンバータ１
２と、太陽電池９の発電電力が余剰時に電力会社に売電
を行うインバータ１０から成る。
上させ、イニシャルコスト回収の早期化を図り、小形制
御回路としたルームエアコンシステム。 【解決手段】商用電源１からの交流を整流回路２４で直
流に変換した電力と、太陽電池９からの直流電力とが供
給されるインバータ回路１０を備えたルームエアコンと
２０、太陽電池９で発電された電力をルームエアコン２
０の負荷状態に応じて制御するＤＣ／ＤＣコンバータ１
２と、太陽電池９の発電電力が余剰時に電力会社に売電
を行うインバータ１０から成る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は商用電源と太陽電池
を併用したルームエアコンシステムに関する。
を併用したルームエアコンシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、太陽電池により発電された電力を
有効に利用するためのシステムが実用化されてきてい
る。太陽電池は、クリーンなエネルギ源として、最近特
に注目を集めているが、太陽光の照度によりその能力が
変化することや、電流形の電池であるため、過負荷状態
では発電電力が低下するという問題があり、その使用方
法が大きな課題の一つとなっている。
有効に利用するためのシステムが実用化されてきてい
る。太陽電池は、クリーンなエネルギ源として、最近特
に注目を集めているが、太陽光の照度によりその能力が
変化することや、電流形の電池であるため、過負荷状態
では発電電力が低下するという問題があり、その使用方
法が大きな課題の一つとなっている。
【０００３】しかし、電力需要の増加傾向などの背景か
ら、特に、消費電力量の多いルームエアコンなどの補助
電源として応用する検討が盛んになってきており、例え
ば、三洋電機では、１９９１年８月のソーラエアコンの
新聞発表後、製品化を行っている。この仕様は、最大出
力が５００Ｗの太陽電池と、１台のエアコンを接続する
家庭用向けソーラエアコンである。太陽電池は５００Ｗ
出力のため、エアコンの消費電力が太陽電池出力を上回
っている場合には、太陽電池と商用交流電源の併用で運
転を行う。太陽電池からの出力をエアコンにつなぐイン
ターフェイス回路は、ＤＣ／ＤＣコンバータ回路を接続
し、太陽電池からの出力を優先的に活用する最大電力採
取方式としている。尚、この種従来例には実開昭６２−
９５２２４号公報がある。
ら、特に、消費電力量の多いルームエアコンなどの補助
電源として応用する検討が盛んになってきており、例え
ば、三洋電機では、１９９１年８月のソーラエアコンの
新聞発表後、製品化を行っている。この仕様は、最大出
力が５００Ｗの太陽電池と、１台のエアコンを接続する
家庭用向けソーラエアコンである。太陽電池は５００Ｗ
出力のため、エアコンの消費電力が太陽電池出力を上回
っている場合には、太陽電池と商用交流電源の併用で運
転を行う。太陽電池からの出力をエアコンにつなぐイン
ターフェイス回路は、ＤＣ／ＤＣコンバータ回路を接続
し、太陽電池からの出力を優先的に活用する最大電力採
取方式としている。尚、この種従来例には実開昭６２−
９５２２４号公報がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、三洋電
機のソーラエアコンは、最大出力が５００Ｗの太陽電池
と、１台のエアコンを接続する家庭用向けソーラエアコ
ンであり、ユーザがエアコンを運転しないかぎり、太陽
光の発電電力は使用されない構成である。従って、利用
率が低く、イニシャルコストの回収に多大な年数を要す
る問題があった。
機のソーラエアコンは、最大出力が５００Ｗの太陽電池
と、１台のエアコンを接続する家庭用向けソーラエアコ
ンであり、ユーザがエアコンを運転しないかぎり、太陽
光の発電電力は使用されない構成である。従って、利用
率が低く、イニシャルコストの回収に多大な年数を要す
る問題があった。
【０００５】また、太陽電池の発展により最近では１５
００Ｗ以上のものが一般化しつつある。この時余剰電力
の問題が出てくるが、従来例では、この点については未
だ開示されていない。
００Ｗ以上のものが一般化しつつある。この時余剰電力
の問題が出てくるが、従来例では、この点については未
だ開示されていない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、商用電源から
の交流を整流回路で直流に変換した電力と、太陽電池か
らの直流電力とが供給されるインバータ回路と、前記イ
ンバータ回路より制御される圧縮機を備えたルームエア
コンにおいて、前記太陽電池で発電された電力を、前記
ルームエアコンの負荷状態に応じて制御するＤＣ／ＤＣ
コンバータを、前記ルームエアコンと一体で備えると共
に、前記商用電源系統にインバータを設けるようにし
た。
の交流を整流回路で直流に変換した電力と、太陽電池か
らの直流電力とが供給されるインバータ回路と、前記イ
ンバータ回路より制御される圧縮機を備えたルームエア
コンにおいて、前記太陽電池で発電された電力を、前記
ルームエアコンの負荷状態に応じて制御するＤＣ／ＤＣ
コンバータを、前記ルームエアコンと一体で備えると共
に、前記商用電源系統にインバータを設けるようにし
た。
【０００７】具体的には、商用電源系統に接続されたイ
ンバータ及びＤＣ／ＤＣとコンバータは、動作制御手段
を有し、前記動作手段により太陽電池から最大発電電力
が得られるための最大出力動作点電圧の設定を可能とし
た。
ンバータ及びＤＣ／ＤＣとコンバータは、動作制御手段
を有し、前記動作手段により太陽電池から最大発電電力
が得られるための最大出力動作点電圧の設定を可能とし
た。
【０００８】ＤＣ／ＤＣコンバータは、太陽電池の発電
電力をルームエアコンに供給する際に、制限値を設け、
太陽電池の発電電力が制限値以下であって、ルームエア
コン負荷が太陽電池の発電電力以上の場合に、太陽電池
の発電電力を最大にしてルームエアコンに電力を供給
し、太陽電池の発電電力が制限値以上であって、ルーム
エアコン負荷が制限値以上の場合に、制限値と同等の太
陽電池の発電電力をルームエアコンに供給し、ルームエ
アコン負荷が制限値以下で、太陽電池の発電電力がルー
ムエアコン負荷以上の場合には、ルームエアコン負荷と
同等の太陽電池の発電電力をルームエアコンに供給する
と共に、余り分をインバータを介して電力会社に売電す
るようにした。
電力をルームエアコンに供給する際に、制限値を設け、
太陽電池の発電電力が制限値以下であって、ルームエア
コン負荷が太陽電池の発電電力以上の場合に、太陽電池
の発電電力を最大にしてルームエアコンに電力を供給
し、太陽電池の発電電力が制限値以上であって、ルーム
エアコン負荷が制限値以上の場合に、制限値と同等の太
陽電池の発電電力をルームエアコンに供給し、ルームエ
アコン負荷が制限値以下で、太陽電池の発電電力がルー
ムエアコン負荷以上の場合には、ルームエアコン負荷と
同等の太陽電池の発電電力をルームエアコンに供給する
と共に、余り分をインバータを介して電力会社に売電す
るようにした。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面によ
り説明する。
り説明する。
【００１０】図１は本発明による太陽電池を備えたルー
ムエアコンシステムの一実施例を示すブロック図であ
り、１は商用電源、９は太陽電池、１２は最適有効電力
制御付きＤＣ／ＤＣコンバータ、１６は各家庭のルーム
エアコンの室外機、２０はルームエアコンの室内機、２
４はこれらルームエアコンの整流回路を示す。そして１
０は太陽電池９で発電された余剰電力を商用電源１側に
戻す時に働くインバータ。
ムエアコンシステムの一実施例を示すブロック図であ
り、１は商用電源、９は太陽電池、１２は最適有効電力
制御付きＤＣ／ＤＣコンバータ、１６は各家庭のルーム
エアコンの室外機、２０はルームエアコンの室内機、２
４はこれらルームエアコンの整流回路を示す。そして１
０は太陽電池９で発電された余剰電力を商用電源１側に
戻す時に働くインバータ。
【００１１】同図において、各家庭のルームエアコンの
室外機１６では、商用電源１の電力が整流回路２４にて
直流に変換され、図示しないインバータに供給され、圧
縮機モータを駆動する。また、太陽電池９の発電電力は
ルームエアコンの運転状況によりＤＣ／ＤＣコンバータ
１２に供給され、ルームエアコンの負荷に応じた太陽電
池９の発電電力を供給する。
室外機１６では、商用電源１の電力が整流回路２４にて
直流に変換され、図示しないインバータに供給され、圧
縮機モータを駆動する。また、太陽電池９の発電電力は
ルームエアコンの運転状況によりＤＣ／ＤＣコンバータ
１２に供給され、ルームエアコンの負荷に応じた太陽電
池９の発電電力を供給する。
【００１２】ここで、ＤＣ／ＤＣコンバータ１２は、太
陽電池９の発電電力をルームエアコン室外機１６に供給
する際に、ＤＣ／ＤＣコンバータに出力電力制限値を設
ける。このことにより、太陽電池９の発電電力が十分大
きく、かつルームエアコンの消費電力をすべて太陽電池
９の発電電力でまかえる場合でも、ある一定の発電電力
（例えば５００Ｗ）しかルームエアコンに供給できなく
なる。あえて、出力電力制限値を設けるのは、ＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータ１２の各々の容量が小さくでき、スイッチ
ングトランスや、チョークコイル、パワー素子等の主要
部品の小型化が図れ、汎用品が使用でき、コスト低減が
図れるためである。同様に、インバータ１０の容量も、
例えば、１０００Ｗの如く汎用品の使用が可能な容量に
設定すれば同様の効果が得られる。
陽電池９の発電電力をルームエアコン室外機１６に供給
する際に、ＤＣ／ＤＣコンバータに出力電力制限値を設
ける。このことにより、太陽電池９の発電電力が十分大
きく、かつルームエアコンの消費電力をすべて太陽電池
９の発電電力でまかえる場合でも、ある一定の発電電力
（例えば５００Ｗ）しかルームエアコンに供給できなく
なる。あえて、出力電力制限値を設けるのは、ＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータ１２の各々の容量が小さくでき、スイッチ
ングトランスや、チョークコイル、パワー素子等の主要
部品の小型化が図れ、汎用品が使用でき、コスト低減が
図れるためである。同様に、インバータ１０の容量も、
例えば、１０００Ｗの如く汎用品の使用が可能な容量に
設定すれば同様の効果が得られる。
【００１３】次に、太陽電池９とＤＣ／ＤＣコンバータ
とルームエアコンにおけるシステムの基本動作を説明す
る。
とルームエアコンにおけるシステムの基本動作を説明す
る。
【００１４】太陽光の日射量が十分に大きい場合、即
ち、発電電力が十分大きい場合については、下記の２通
りの制御となる。
ち、発電電力が十分大きい場合については、下記の２通
りの制御となる。
【００１５】太陽電池発電電力とエアコン消費電力が
ＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限値以上である場
合。
ＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限値以上である場
合。
【００１６】（太陽電池発電電力：１５００Ｗ，出力電
力制限値：５００Ｗ，エアコン消費電力：１０００Ｗ） 太陽電池発電電力がＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力
制限値以上であり、エアコン消費電力がＤＣ／ＤＣコン
バータの出力電力制限値以下である場合。
力制限値：５００Ｗ，エアコン消費電力：１０００Ｗ） 太陽電池発電電力がＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力
制限値以上であり、エアコン消費電力がＤＣ／ＤＣコン
バータの出力電力制限値以下である場合。
【００１７】（太陽電池発電電力：１５００Ｗ，出力電
力制限値：５００Ｗ，エアコン消費電力：３００Ｗ） の場合は、ＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限によ
り、ルームエアコンに５００Ｗの太陽電池発電電力を供
給し、不足分の５００Ｗを商用電源１より供給し、余剰
電力の１０００Ｗはインバータ１０を介して商用電源系
統に戻してやる。の場合は、ＤＣ／ＤＣコンバータを
制御して、エアコンの消費電力３００Ｗだけを供給し、
余剰電力の１２００Ｗはインバータ１０を介して、前記
と同じように商用電源系統に戻してやる。
力制限値：５００Ｗ，エアコン消費電力：３００Ｗ） の場合は、ＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限によ
り、ルームエアコンに５００Ｗの太陽電池発電電力を供
給し、不足分の５００Ｗを商用電源１より供給し、余剰
電力の１０００Ｗはインバータ１０を介して商用電源系
統に戻してやる。の場合は、ＤＣ／ＤＣコンバータを
制御して、エアコンの消費電力３００Ｗだけを供給し、
余剰電力の１２００Ｗはインバータ１０を介して、前記
と同じように商用電源系統に戻してやる。
【００１８】次に太陽光の日射量が小さい場合について
は、下記の２通りの制御となる。
は、下記の２通りの制御となる。
【００１９】太陽電池発電電力がＤＣ／ＤＣコンバー
タの出力電力制限値以下であり、エアコン消費電力がＤ
Ｃ／ＤＣコンバータの出力電力制限値以上である場合。
タの出力電力制限値以下であり、エアコン消費電力がＤ
Ｃ／ＤＣコンバータの出力電力制限値以上である場合。
【００２０】（太陽電池発電電力：４００Ｗ，出力電力
制限値：５００Ｗ，エアコン消費電力：１０００Ｗ） 太陽電池発電電力がＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力
制限値以下であり、エアコン消費電力が太陽電池発電電
力以下である場合。
制限値：５００Ｗ，エアコン消費電力：１０００Ｗ） 太陽電池発電電力がＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力
制限値以下であり、エアコン消費電力が太陽電池発電電
力以下である場合。
【００２１】（太陽電池発電電力：４００Ｗ，出力電力
制限値：５００Ｗ，エアコン消費電力：３００Ｗ） の場合は、ＤＣ／ＤＣコンバータの最適有効電力制御
により、太陽電池の発電電力を最大にしてルームエアコ
ンに供給する。そして不足分の６００Ｗは商用電源１よ
り整流回路２４を介してルームエアコンに供給する。
の場合は、ＤＣ／ＤＣコンバータを制御して、エアコン
の消費電力３００Ｗだけを供給する。そして余剰となる
１００Ｗ分は、インバータ１０を介して商用電源回路に
戻してやる。
制限値：５００Ｗ，エアコン消費電力：３００Ｗ） の場合は、ＤＣ／ＤＣコンバータの最適有効電力制御
により、太陽電池の発電電力を最大にしてルームエアコ
ンに供給する。そして不足分の６００Ｗは商用電源１よ
り整流回路２４を介してルームエアコンに供給する。
の場合は、ＤＣ／ＤＣコンバータを制御して、エアコン
の消費電力３００Ｗだけを供給する。そして余剰となる
１００Ｗ分は、インバータ１０を介して商用電源回路に
戻してやる。
【００２２】次に図２を用いてＤＣ／ＤＣコンバータの
動作について説明する。同図はＤＣ／ＤＣコンバータ１
２を簡易的に示したものであり、４４は電圧検出部、４
５は１次電流検出部、４６は２次電流検出部を示す。
動作について説明する。同図はＤＣ／ＤＣコンバータ１
２を簡易的に示したものであり、４４は電圧検出部、４
５は１次電流検出部、４６は２次電流検出部を示す。
【００２３】このＤＣ／ＤＣコンバータは、負荷や、日
射量により常に変動している太陽電池９の電圧−電流の
関係から得られる電力を、出力電力制限値、最適有効電
力制御等、エアコン負荷に応じて電力を変化させ、出力
電圧ＶＬをエアコンのインバータ電圧以上に昇圧させる
装置である。
射量により常に変動している太陽電池９の電圧−電流の
関係から得られる電力を、出力電力制限値、最適有効電
力制御等、エアコン負荷に応じて電力を変化させ、出力
電圧ＶＬをエアコンのインバータ電圧以上に昇圧させる
装置である。
【００２４】ＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限値
は、２次電流検出部４６によりエアコンに供給している
電流を検出し、出力電圧ＶＬとの積で現在のＤＣ／ＤＣ
コンバータの出力電力を求めることができる。尚、出力
電圧ＶＬは検出せず、制御回路内であらかじめ設定して
おいてもよい。
は、２次電流検出部４６によりエアコンに供給している
電流を検出し、出力電圧ＶＬとの積で現在のＤＣ／ＤＣ
コンバータの出力電力を求めることができる。尚、出力
電圧ＶＬは検出せず、制御回路内であらかじめ設定して
おいてもよい。
【００２５】いま、太陽電池発電電力がＤＣ／ＤＣコン
バータの出力電力制限値以下であり、エアコン消費電力
がＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限値以上である場
合は、まず、１次電圧検出部４４と、１次電流検出部４
５により検出した各信号を、制御回路３５に入力し、そ
の情報をもとに太陽電池出力の最適点である、図３に示
す太陽電池のＶ−Ｉ特性図のΔＩの範囲で太陽電池９の
電力を利用するように、制御回路３５は駆動部３６を制
御し、パワー素子（例えばＭＯＳ ＦＥＴ）３７をＩが
常にΔＩの範囲内になるように駆動させる。
バータの出力電力制限値以下であり、エアコン消費電力
がＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限値以上である場
合は、まず、１次電圧検出部４４と、１次電流検出部４
５により検出した各信号を、制御回路３５に入力し、そ
の情報をもとに太陽電池出力の最適点である、図３に示
す太陽電池のＶ−Ｉ特性図のΔＩの範囲で太陽電池９の
電力を利用するように、制御回路３５は駆動部３６を制
御し、パワー素子（例えばＭＯＳ ＦＥＴ）３７をＩが
常にΔＩの範囲内になるように駆動させる。
【００２６】また、太陽電池発電電力とエアコン消費電
力がＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限値以上である
場合は、ＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限により、
ルームエアコンに５００Ｗの太陽電池発電電力を供給
し、不足分の５００Ｗを商用電源１より供給する。
力がＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限値以上である
場合は、ＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限により、
ルームエアコンに５００Ｗの太陽電池発電電力を供給
し、不足分の５００Ｗを商用電源１より供給する。
【００２７】また、太陽電池発電電力がＤＣ／ＤＣコン
バータの出力電力制限値以上であり、エアコン消費電力
がＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限値以下である場
合（太陽電池発電電力：１５００Ｗ，出力電力制限値：
５００Ｗ，エアコン消費電力：３００Ｗ）や、太陽電池
発電電力がＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限値以下
であり、エアコン消費電力が太陽電池発電電力以下であ
る場合（太陽電池発電電力：４００Ｗ，出力電力制限
値：５００Ｗ，エアコン消費電力：３００Ｗ）は、駆動
部３６を介して、パワー素子（例えばＭＯＳ ＦＥＴ）
３７のオン時間を制御して、エアコンの消費電力３００
Ｗだけを供給する。この際、出力電圧ＶＬが上昇してエ
アコンのインバータが破壊するような電圧に達する場合
は、過電圧保護や、出力電圧ＶＬを検出して、電圧が上
昇しないように駆動部３６を介して、パワー素子（例え
ばＭＯＳ ＦＥＴ）３７のオン時間を制御すればよい。
バータの出力電力制限値以上であり、エアコン消費電力
がＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限値以下である場
合（太陽電池発電電力：１５００Ｗ，出力電力制限値：
５００Ｗ，エアコン消費電力：３００Ｗ）や、太陽電池
発電電力がＤＣ／ＤＣコンバータの出力電力制限値以下
であり、エアコン消費電力が太陽電池発電電力以下であ
る場合（太陽電池発電電力：４００Ｗ，出力電力制限
値：５００Ｗ，エアコン消費電力：３００Ｗ）は、駆動
部３６を介して、パワー素子（例えばＭＯＳ ＦＥＴ）
３７のオン時間を制御して、エアコンの消費電力３００
Ｗだけを供給する。この際、出力電圧ＶＬが上昇してエ
アコンのインバータが破壊するような電圧に達する場合
は、過電圧保護や、出力電圧ＶＬを検出して、電圧が上
昇しないように駆動部３６を介して、パワー素子（例え
ばＭＯＳ ＦＥＴ）３７のオン時間を制御すればよい。
【００２８】尚、太陽電池の発電可能電力を１５００Ｗ
とし、インバータ９の容量を１０００Ｗとし、ＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータ１２の制限値を５００Ｗと決めた場合、ル
ームエアコンの運転状態によっては太陽電池の発電が無
駄となる（１５００Ｗの時、戻せる電力は１０００Ｗ。
従って５００Ｗ分）ので、この時には前記ルームエアコ
ンを自動で運転させるようにしておけば、５００Ｗ分は
常に有効に活用される。
とし、インバータ９の容量を１０００Ｗとし、ＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータ１２の制限値を５００Ｗと決めた場合、ル
ームエアコンの運転状態によっては太陽電池の発電が無
駄となる（１５００Ｗの時、戻せる電力は１０００Ｗ。
従って５００Ｗ分）ので、この時には前記ルームエアコ
ンを自動で運転させるようにしておけば、５００Ｗ分は
常に有効に活用される。
【００２９】
【発明の効果】本発明によれば、ルームエアコンに備え
られたＤＣ／ＤＣコンバータにより、日射量に応じた太
陽電池出力を常に得られ、エアコンを自動運転させるこ
とにより、快適性の向上が図れ太陽電池の発電電力を余
すことなく利用できるため、従来のものに対し、太陽電
池の利用率を大幅に向上させることができる。従って、
太陽電池等のイニシャルコストの回収を早くすることが
できる。さらに、ＤＣ／ＤＣコンバータの出力に制限を
設けることにより、機器の小容量化が図れ、汎用の部品
が使用できるため、システムのコストを大幅に下げるこ
とができる。また太陽電池の発電量に余剰電力が出た場
合には、インバータを介して商用電源系統に戻してやる
か、商用電源を利用する家電品を運転することができる
ので、経済的にも更に有利なシステムとすることができ
る。
られたＤＣ／ＤＣコンバータにより、日射量に応じた太
陽電池出力を常に得られ、エアコンを自動運転させるこ
とにより、快適性の向上が図れ太陽電池の発電電力を余
すことなく利用できるため、従来のものに対し、太陽電
池の利用率を大幅に向上させることができる。従って、
太陽電池等のイニシャルコストの回収を早くすることが
できる。さらに、ＤＣ／ＤＣコンバータの出力に制限を
設けることにより、機器の小容量化が図れ、汎用の部品
が使用できるため、システムのコストを大幅に下げるこ
とができる。また太陽電池の発電量に余剰電力が出た場
合には、インバータを介して商用電源系統に戻してやる
か、商用電源を利用する家電品を運転することができる
ので、経済的にも更に有利なシステムとすることができ
る。
【図１】本発明による太陽電池を備えたルームエアコン
システムのブロック図。
システムのブロック図。
【図２】ＤＣ／ＤＣコンバータの一具体例を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図３】ＤＣ／ＤＣコンバータの最適電力制御の一具体
例を示す特性図。
例を示す特性図。
１…商用電源、 ９…太陽電池、 １０…インバータ、 １２…ＤＣ／ＤＣコンバータ、 １６…ルームエアコン室外機、 ２０…ルームエアコン室内機、 ２４…整流回路。
Claims (3)
- 【請求項１】商用電源からの交流を整流回路で直流に変
換した電力と、太陽電池からの直流電力とが供給される
インバータ回路と、前記インバータ回路により制御され
る圧縮機を備えたルームエアコンにおいて、前記太陽電
池で発電された電力を前記ルームエアコンの負荷状態に
応じて制御するＤＣ／ＤＣコンバータを、前記ルームエ
アコンと一対で備え、前記商用電源の系統にインバータ
を設けたことを特徴とするソーラエアコン。 - 【請求項２】前記商用電源の系統に接続された前記イン
バータ及び前記ＤＣ／ＤＣコンバータは、動作制御手段
を有し、前記動作手段により前記太陽電池から最大発電
電力が得られるための、最大出力動作点電圧の設定を可
能とした請求項１に記載のソーラエアコン。 - 【請求項３】前記太陽電池の発電可能電力、前記インバ
ータの容量、前記ＤＣ／ＤＣコンバータの制限順に、小
さい容量に設定した請求項１に記載のソーラエアコン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8052835A JPH09243136A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | ソーラエアコン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8052835A JPH09243136A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | ソーラエアコン |
Publications (1)
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| JP8052835A Pending JPH09243136A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | ソーラエアコン |
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| JP (1) | JPH09243136A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-03-11 JP JP8052835A patent/JPH09243136A/ja active Pending
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