JP6106981B2 - 電子回路装置 - Google Patents
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Description
直流電源部(21,24)と該直流電源部(21,24)から電力供給される被電力供給回路(22,25)とを含んだ回路群(3,4)を複数有した電子回路装置において、
前記回路群(3,4)の何れか1つに設けられ、該回路群(4)の直流電源部(24)の過電圧を検出する過電圧検出部(28)と、
前記過電圧検出部(28)を有していない回路群(3)毎に設けられ、前記過電圧検出部(28)を有した回路群(4)側から、前記過電圧検出部(28)を有していない回路群(3)への電流の逆流を防止するように、前記過電圧検出部(28)を有していない回路群(3)の直流電源部(21)と前記過電圧検出部(28)とを接続するダイオード(D)と、
を備え、
前記過電圧検出部(28)が過電圧を検出した場合に、それぞれの被電力供給回路(22,25)への所定の電力供給路を断つ制御部(27)を備えたことを特徴とする。
第1の発明の電子回路装置において、
前記被電力供給回路(22,25)の少なくともひとつはインバータ回路(22)であり、
前記過電圧検出部(28)が過電圧を検出した場合に、前記インバータ回路(22)の動作を停止させる制御部(27)を備えたことを特徴とする。
第1又は第2の発明の電子回路装置において、
前記過電圧検出部(28)を有した回路群(4)の直流電源部(24)と、過電圧検出部(28)との間に抵抗(R5)を備えたことを特徴とする。
以下では、本発明に係る電子回路装置として、室内の冷房や暖房を行うセパレート型空気調和機を説明する。図1は、本発明の実施形態1に係るセパレート型空気調和機(1)の概略構成を示す図である。同図に示すように、セパレート型空気調和機(1)は、室内機(10)及び室外機(20)を備えている。この例では、室内機(10)が交流電源(2)を受電している。室外機(20)には、室内機(10)が受電した電力が配線で供給される。
この例では、室内機(10)は、室内機制御用電源回路(11)、室内機制御回路(12)、室内機側通信回路(13)、及びスイッチ(SW1)を備えている。室内機制御用電源回路(11)は、室内機制御回路(12)に電力を供給する。室内機制御回路(12)は、室内機内のファン(図示は省略)の制御や、ユーザーからの指示(リモートコントローラからの信号)の処理を行う。また、室内機側通信回路(13)は、室外機(20)との通信を行う。この通信では、例えば、室外機(20)の運転状態を変更するための信号が室外機(20)に送られたり、室外機(20)の状態を示す信号が室外機(20)から室内機側通信回路(13)に送られたりする。スイッチ(SW1)は、室外機(20)を起動する際に、室外機(20)への電力供給を制御するスイッチである(詳細は後述)。
室外機(20)は、コンバータ回路(21)、インバータ回路(22)、圧縮機(23)、整流回路(24)、室外機制御用電源回路(25)、室外機側通信回路(26)、室外機制御回路(27)、過電圧検出部(28)、ダイオード(D)、及び2つのスイッチ(SW2,SW3)を備えている。
通常の運転状態の場合は、室内機(10)では、室内機制御回路(12)によってスイッチ(SW1)がオフ状態にされる。室外機(20)では、室外機制御回路(27)によって、スイッチ(SW3)がオン状態に制御されるとともに、スイッチ(SW2)が配線(L1)側に接続状態に制御される。この状態では、コンバータ回路(21)及び整流回路(24)は、配線(L1,L2)を介して給電される。
例えば、交流電源(2)が過電圧となると、コンバータ回路(21)及び整流回路(24)の出力電圧が上昇する。そして、前記出力電圧の上昇によって、直列抵抗(R1,R2)の中点の電位が前記基準電位を越えると、コンパレータ(28a)から所定の信号が室外機制御回路(27)に出力される。
例えば、圧縮機(23)(モータ)からの回生が起こると、インバータ回路(22)の直流リンク側の電圧が上昇する。そうすると、過電圧検出部(28)における直列抵抗(R1,R2)の両端の電圧が上昇する。直列抵抗(R1,R2)の中点の電位が前記基準電位を越えると、コンパレータ(28a)から所定の信号が室外機制御回路(27)に出力される。
過電圧保護のために室外機(20)を停止させた状態からは、一例として、次のように動作することで通常運転の状態に復帰できる。
以上のように、本実施形態によれば、ひとつの過電圧検出部(28)によって、二つの回路群(3,4)の過電圧を検出できる。また、コンバータ回路(21)の出力側で過電圧を検出するので、交流電源(2)側の過電圧に加え、圧縮機(23)側からの回生時の過電圧も検出できる。すなわち、本実施形態では、コストアップやサイズアップを抑制しつつ、過電圧を確実に検出できる。そして、過電圧を検出した後は、被電力供給回路(インバータ回路(22)や整流回路(24))への所定の電力供給路を断つことで、回路群(3,4)を過電圧から確実に保護することができる。そして、このような確実な保護が可能になると、コンバータ回路(21)、インバータ回路(22)、圧縮機(23)、整流回路(24)、室外機制御用電源回路(25)、室外機制御回路(27)の各部を構成する部品の耐圧を過剰に設定する必要がない。
図3は、本発明の実施形態2に係るセパレート型空気調和機(1)の概略構成を示す図である。本実施形態のセパレート型空気調和機(1)は、室外機(20)の構成が実施形態1とは異なっている。
図4は、過電圧検出部(28)の他の構成例を示す図である。本実施形態の過電圧検出部(28)は、実施形態1及び2の何れにも適用できる。
なお、前記の過電圧保護の機構は、セパレート型空気調和機以外の電子回路装置にも適用できる。
3 回路群
4 回路群
21 コンバータ回路(直流電源部)
22 インバータ回路(被電力供給回路)
24 整流回路(直流電源部)
25 室外機制御用電源回路(被電力供給回路)
27 室外機制御回路(制御部)
28 過電圧検出部
Claims (3)
- 直流電源部(21,24)と該直流電源部(21,24)から電力供給される被電力供給回路(22,25)とを含んだ回路群(3,4)を複数有した電子回路装置において、
前記回路群(3,4)の何れか1つに設けられ、該回路群(4)の直流電源部(24)の過電圧を検出する過電圧検出部(28)と、
前記過電圧検出部(28)を有していない回路群(3)毎に設けられ、前記過電圧検出部(28)を有した回路群(4)側から、前記過電圧検出部(28)を有していない回路群(3)への電流の逆流を防止するように、前記過電圧検出部(28)を有していない回路群(3)の直流電源部(21)と前記過電圧検出部(28)とを接続するダイオード(D)と、
を備え、
前記過電圧検出部(28)が過電圧を検出した場合に、それぞれの被電力供給回路(22,25)への所定の電力供給路を断つ制御部(27)を備えたことを特徴とする電子回路装置。 - 請求項1の電子回路装置において、
前記被電力供給回路(22,25)の少なくともひとつはインバータ回路(22)であり、
前記過電圧検出部(28)が過電圧を検出した場合に、前記インバータ回路(22)の動作を停止させる制御部(27)を備えたことを特徴とする電子回路装置。 - 請求項1又は請求項2の電子回路装置において、
前記過電圧検出部(28)を有した回路群(4)の直流電源部(24)と、過電圧検出部(28)との間に抵抗(R5)を備えたことを特徴とする電子回路装置。
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