JP6754945B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、室内機に内蔵されたエアフィルタに付着した塵埃を自動的に清掃するフィルタ清掃機能を備える空気調和機に関する。
従来、この種の空気調和機としては、例えば、特許文献1(特開2008−57883号公報)に開示されたものが知られている。
特許文献1に開示された空気調和機の自動清掃装置は、エアフィルタを移動させる移送手段と、移動過程においてエアフィルタに付着した塵埃を除去する清掃手段を備え、フィルタガイド部の折返しガイド部が途中で通常ガイド部に連通する移動経路を有する枠体を備えた構成のものである。
特開2008−57883号公報
特許文献1の空気調和機においては、図17に示すように、自動清掃装置の清掃手段を湾曲部の折返し点を過ぎた位置に配置した場合や、枠体の形状を変更した場合に、エアフィルタの往路の長さよりも復路の長さの方が短くなることがある。これにより、エアフィルタにおいて清掃手段で清掃できない部分が生じるという課題がある。
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、前記のようなエアフィルタの移動経路を有する自動清掃装置を備えた空気調和機において、エアフィルタの未清掃箇所を無くすことにある。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、室内機に内蔵されたエアフィルタに付着した塵埃を自動的に清掃するフィルタ清掃機能を備える空気調和機であって、前記エアフィルタを移動させる移送手段と、移動過程において前記エアフィルタに付着した塵埃を除去する清掃手段を備え、前記移送手段はフィルタ保持部とフィルタ駆動装置から成り、前記フィルタ保持部は通常ガイド部と折返しガイド部とを有し、前記折返しガイド部は前記通常ガイド部の中途部へと連通するとともに、前記折返しガイド部には、通常ガイド部における前記エアフィルタの厚み方向の幅よりも大きな間口空間が設けられている。
本発明の空気調和機によれば、前記構成を有することより、エアフィルタに付着した塵埃の取残しを無くすことができる。
本発明の実施形態に係る空気調和機が備える室内機の斜視図 図1の室内機の断面図 本発明の実施形態に係るフィルタ保持部を示す断面図 本発明の実施形態に係るフィルタ保持部の細部を示す拡大断面図 ブレード、塵埃受け部、塵埃回収部に関する部品を示す斜視図 塵埃受け部が上向き姿勢である状態を示す断面図 塵埃受け部が下向き姿勢である状態を示す断面図 吸引装置に関連する部品を示す側面図 塵埃回収部の他端部の拡大斜視図であり、排出通路の開口部が開放された状態を示す図 塵埃回収部の他端部の拡大斜視図であり、排出通路の開口部が閉塞された態を示す図 塵埃回収部に関連する部品の側面図 図9のA1−A1線断面図 図9のA2−A2線断面図 塵埃受け部に関連する部品を示す斜視図 図12の支持部材の周辺の構成を示す拡大斜視図 図12のB1−B1線断面図 本発明が解決しようとする課題を示す断面図
本発明の空気調和機は、室内機に内蔵されたエアフィルタに付着した塵埃を自動的に清掃するフィルタ清掃機能を備える空気調和機であって、前記エアフィルタを移動させる移送手段と、移動過程において前記エアフィルタに付着した塵埃を除去する清掃手段を備え、前記移送手段はフィルタ保持部とフィルタ駆動装置から成り、前記フィルタ保持部は通常ガイド部と折返しガイド部とを有し、前記折返しガイド部は前記通常ガイド部の中途部へと連通するとともに、前記折返しガイド部には、通常ガイド部における前記エアフィルタの厚み方向の幅よりも大きな間口空間が設けられている。
この構成によれば、自動清掃装置の清掃手段を湾曲部の折返し点を過ぎた位置に配置した場合など、エアフィルタの長さが、折返しガイド部(復路)の長さよりも長くなるような構成において、復路に存在するエアフィルタの先端部が通常ガイド部の最終点まで到達したとき、さらに図3に示すように、エアフィルタ後端部は折返しガイド部の間口空間で湾曲しつつ移動動作することができる。従って、清掃機構がコンパクトでありながら清掃手段で清掃できない部分が生じるという現象を無くすことができる。
また、フィルタ保持部は、前記通常ガイド部と前記折返しガイド部とを分離する区画部を有し、前記間口空間は、前記区画部の一部に設けられているものである。
この構成によれば、フィルタ保持部を拡大することなく、折返しガイド部の間口空間を拡大することができるため、室内機本体への収納性に影響を与えない。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施形態)
本発明の実施形態に係る空気調和機は、冷媒配管で互いに接続された室外機と室内機とで構成されている。図1は、本実施形態に係る空気調和機の室内機の斜視図である。図2は、図1の室内機の断面図である。
図1又は図2に示すように、本実施形態に係る室内機は、本体2と、本体2の前面開口部2aを開閉自在に塞ぐ可動式の前面パネル4とを備えている。空気調和機の運転停止時において、前面パネル4は、本体2に密着して前面開口部2aを閉じるように設けられている。一方、空気調和機の空調運転時において、前面パネル4は、本体2から離反する方
向に移動して前面開口部2aを開放するように設けられている。なお、図1及び図2は、前面パネル4が前面開口部2aを閉じた状態を示している。
本体2の内部には、図2に示すように、前面開口部2a及び上面開口部2bから取り入れられた室内空気を熱交換する熱交換器6と、熱交換器6で熱交換された空気を室内に吹き出すための風力源であるファン8とが設けられている。ファン8は、例えば、クロスフローファンであり、本体2の下方に設けられた吹出口10を通じて室内に空気を吹き出すように設けられている。また、本体2の内部には、吹出口10を開閉するとともに空気の吹き出し方向を上下に変更する上下風向変更羽根12と、空気の吹き出し方向を左右に変更する左右風向変更羽根14とが設けられている。
空気調和機が空調運転を開始すると、上下風向変更羽根12が開制御されて吹出口10が開放される。この状態でファン8が駆動されることで、室内空気が前面開口部2a及び上面開口部2bを介して室内機の内部に取り入れられる。取り入れられた室内空気は、熱交換器6で熱交換され、ファン8を通過し、ファン8の送風方向の下流側に形成された通風路16を通過して、吹出口10より吹き出される。
また、前面開口部2a及び上面開口部2bと熱交換器6との間には、前面開口部2a及び上面開口部2bから取り入られた室内空気に含まれる塵埃を除去するためのエアフィルタ18が設けられている。エアフィルタ18は、枠体部分と、当該枠体部分に保持された網部分とを備えている。本実施形態にかかる空気調和機は、エアフィルタ18の網部分に付着した塵埃を自動的に清掃するフィルタ清掃機能を備えている。
エアフィルタ18は、フィルタ保持部20により保持されている。フィルタ保持部20には、エアフィルタ18を保持するための通常ガイド部20Aと折返しガイド部20Bとが設けられている。エアフィルタ18は、フィルタ駆動装置22により通常ガイド部20Aと折返しガイド部20Bに搬送される。
フィルタ駆動装置22は、室内機の幅方向(図2では奥行き方向)に延在するシャフト24と、シャフト24の外周面の一部に取り付けられたギヤ26とを備えている。エアフィルタ18にはラック歯19が配設されて、シャフト24に架け回されるとともに、ギヤ26と係合するように取り付けられる。
エアフィルタ18は、通常、通常ガイド部20A内に位置し、前面開口部2a及び上面開口部2bから取り入れられた室内空気に含まれる塵埃を除去する。エアフィルタ18の清掃開始が指示されると、ギヤ26が正方向(図2では反時計回り)に回転し、エアフィルタ18は、通常ガイド部20Aから折返しガイド部20Bへ搬送される。エアフィルタ18が折返しガイド部20Bと通常ガイド部20Aとの合流部分を通過して、通常ガイド部20Aの最終端に到達すると、ギヤ26が逆方向(図2では時計回り)に回転し、エアフィルタ18は、折返しガイド部20Bから通常ガイド部20Aへと搬送される。
なお、本実施の形態において、通常ガイド部20Aから折返しガイド部20Bまでのエアフィルタ18の搬送経路を「往路」といい、折返しガイド部20Bから通常ガイド部20Aまでのエアフィルタ18の搬送経路を「復路」という。
シャフト24の近傍には、エアフィルタ18がシャフト24の周囲に沿って移動するようにガイドするガイド部材28が設けられている。ガイド部材28は、シャフト24に対して所定の空間が設けられている。
また、シャフト24の近傍には、エアフィルタ18の表面に付着した塵埃を除去するブ
ラシ30が設けられている。ブラシ30の下方には、ブラシ30に付着した塵埃を除去するブレード32が設けられている。ブレード32は、例えば、ゴムなど弾性体、好ましくは柔軟性のある軟質性弾性体により構成されている。
ブラシ30の基端部は、ブラシ移動装置の一例であるブラシ保持部34により保持されている。ブラシ30及びブラシ保持部34は、室内機の幅方向に延在するように設けられている。ブラシ保持部34が室内機の幅方向に延在する回転軸を中心として回転することにより、ブラシ30の先端部は、ガイド部材28よりも往路の下流側でエアフィルタ18に接触する位置と、ブレード32の先端部に接触する位置とに移動する。ブラシ30の先端部がエアフィルタ18に接触することによりブラシ30に付着した塵埃は、ブラシ30がブレード32に接触することにより除去される。
ブレード32の基端部は、ブレード32に掻き落とされた塵埃を受ける塵埃受け部36に保持されている。塵埃受け部36の下方には、ブラシ30及びブレード32により除去された(掻き落とされた)塵埃を回収する塵埃回収部38が設けられている。ブレード32、塵埃受け部36、及び塵埃回収部38は、室内機の幅方向に延在するように設けられている。
図3は、本発明の実施形態に係るフィルタ保持部20を示す断面図である。図3に示すように、折返しガイド部20Bの間口81付近の空間は、通常部分80の空間よりも大きく構成している。より具体的には、エアフィルタの厚み方向の空間の寸法を他に部分より大きくとっている。
なお、間口81付近の空間は、通常ガイド部20Aと折返しガイド部20Bとを分離する区画部21の空間を利用して拡大したものである。
図4は、通常ガイド部20Aと折返しガイド部20Bとの合流部分を示した断面図である。図4に示すように、通常ガイド部20Aと折返しガイド部20Bとの合流部分は、フィルタ桟23で区画している。そして、フィルタ桟23には半径Rで形成したリブ82が折返しガイド部20B内に設けてある。なお、半径Rは、エアフィルタ18に設けたラック歯19のピッチ寸法Pと同等以上の値となるように設定している。
図5は、ブレード32、塵埃受け部36、及び塵埃回収部38に関連する部品を示す斜視図である。図5に示すように、塵埃受け部36の一端部には、塵埃受け部36を軸回りに回転させる回転装置40が接続されている。
図6は、塵埃受け部36が上向き姿勢である状態を示す断面図である。図7は、塵埃受け部36が下向き姿勢である状態を示す断面図である。図6及び図7に示すように、回転装置40は、回転軸36Aを中心として塵埃受け部36を回転させるように構成されている。回転装置40が、塵埃受け部36を図6に示す上向き姿勢から図7に示す下向き姿勢に回転させることで、塵埃受け部36が受けた塵埃が塵埃回収部38に回収される。
塵埃回収部38には、段部38Aが設けられている。塵埃受け部36は、図6に示すように、上向き姿勢であるとき、回転軸36Aから離れた一端部36Bが段部38A上に載置され、回転を規制される。また、塵埃受け部36が上向き姿勢であるとき、塵埃受け部36と塵埃回収部38との間に、ブラシ30によってエアフィルタ18から除去された塵埃の一部を通過させる隙間S1が設けられている。隙間S1は、図3に示すように、エアフィルタ18とブラシ30とが接触する領域の略鉛直下方に設けられている。
回転装置40の駆動により、塵埃受け部36が下向き姿勢に回転されると、図7に示す
ように、隙間S1が塞がれ、塵埃受け部36と塵埃回収部38とで筒状の排出通路42が構成される。このとき、ブレード32は、排出通路42内に位置する。塵埃回収部38は、排出通路42内に位置するブレード32から下方に離れるように突出する突出部38Bを有している。この突出部38Bにより、ブレード32と塵埃回収部38の底部との間隔を拡大し、ブレード32と塵埃回収部38の底部との間に塵埃が詰まることが抑えられる。
また、図5に示すように、排出通路42の一端部には、塵埃回収部38に回収された塵埃を気流により排出する排出装置の一例である吸引装置44が接続されている。吸引装置44は、排出通路42内の塵埃を吸引する装置である。排出通路42の他端部には、開口部42Aが設けられている。
なお、図6に示すように塵埃受け部36は、断面が凸状に湾曲する湾曲面を有し、湾曲面の端に突起70が設けられている。突起70は、塵埃受け部36が上向き姿勢から下向き姿勢に回転動作するときに、湾曲面に集塵された塵埃が飛散することを防止するものである。
また、図7に示すように塵埃受け部36が下向き姿勢であるとき、塵埃回収部38の内壁面と塵埃受け部36とで第1シール部71と第2シール部72とが構成され、排出通路42の気密性を向上させている。
図7に示すようにシール部の隙間は、第1シール部71よりも第2シール部72の方が広く設けられている。これは、第1シール部71は塵埃受け部36を塵埃回収部38の内壁面に当接させて形成しており、第2シール部72は塵埃受け部36と塵埃回収部38の内接面との間に微小な隙間を設けて形成させているためである。この構成により、塵埃受け部36の回転動作の停止とスムーズな動きを確保している。
図8は、吸引装置44に関連する部品を示す側面図である。図8に示すように、吸引装置44は、吸引管46と、吸引管46内に吸引力を発生させる吸引ファン48とを備えている。吸引管46の一端部は塵埃回収部38の一端部に接続され、吸引管46の他端部46Aは開口している。吸引管46の他端部46Aは、吸引管46内を通る塵埃を室外に排出できるように、一端が室外に開口した排気ホース(図示せず)に接続される。吸引ファン48は、塵埃受け部36と塵埃回収部38とで排出通路42が構成されるときに駆動され、排出通路42内の塵埃を吸引する。
次に、エアフィルタ18に付着した塵埃を清掃する動作の一例について説明する。エアフィルタ18に付着した塵埃を清掃する動作中は、塵埃受け部36は上向き姿勢(図6参照)である。なお、エアフィルタ18の清掃動作は、図示しない制御部の制御の下で行われる。
図2の状態からギヤ26が正方向(図2では反時計回り)に回転されると、エアフィルタ18が通常ガイド部20Aから折返しガイド部20Bへ搬送される。エアフィルタ18の先端部がブラシ保持部34とシャフト24との間を通過するとき、ブラシ保持部34が正方向(図2では時計回り)に回転して、ブラシ30の先端部がエアフィルタ18の先端部と網部分とに跨るように接触する。
ギヤ26が更に正方向に回転されると、エアフィルタ18が更に折返しガイド部20Bへと搬送される。この搬送の間、ブラシ保持部34は、ブラシ30をエアフィルタ18と接触する位置で固定する。これにより、エアフィルタ18に付着した塵埃は、定位置で固定されるブラシ30で堰き止められ、ブラシ30のエアフィルタ18の搬送方向の上流側
に溜められる。このとき、ブラシ30に溜められた塵埃とエアフィルタ18に付着した塵埃とが絡み合って紙縒のように纏まる。これにより、エアフィルタ18に付着した塵埃の除去効率が向上される。ブラシ30に付着した塵埃の一部は、隙間S1を通じて塵埃回収部38内に掻き落とされる。なお、エアフィルタ18に対するブラシ30の押圧力を一定にするため、例えば、ブラシ30にダンパーなどの弾性体を設けてもよい。これにより、エアフィルタ18に付着した塵埃の除去効率が一層向上される。
ギヤ26が更に正方向に回転され、エアフィルタ18が折返しガイド部20Bと通常ガイド部20Aとの合流部分を通過して、通常ガイド部20Aの最終端へ到達すると、ギヤ26の正方向の回転が停止される。このとき、エアフィルタ18の後端の一部は折返しガイド部20Bの間口81で、図3に示すように湾曲した状態で停止される。ブラシ30の先端部の少なくとも一部は、エアフィルタ18の清掃領域外にあるエアフィルタ18の後端部(枠体部分)に接触した状態にある。
その後、ブラシ保持部34が逆方向(図2では反時計回り)に回転され、ブラシ30がブレード32に接触する位置で揺動される。これにより、ブラシ30に付着した塵埃の残部が、隙間S1を通じて塵埃回収部38内と、塵埃受け部36に受けられる。なお、このとき、ブラシ30だけでなく、ブレード32も揺動させてもよい。これにより、ブラシ30に付着した塵埃の除去効率を向上させることができる。
ブレード32によるブラシ30に付着した塵埃の除去が終了すると、ブラシ保持部34が逆方向に回転され、ブラシ30がエアフィルタ18と接触する位置に復帰する。その後、ギヤ26が逆方向に回転され、エアフィルタ18の復路の搬送が開始される。
エアフィルタ18の復路の搬送の間、ブラシ保持部34は、ブラシ30をエアフィルタ18と接触する位置で固定する。これにより、エアフィルタ18に付着した塵埃は、定位置で固定されるブラシ30で堰き止められ、ブラシ30のエアフィルタ18の搬送方向の上流側に溜められる。ブラシ30に付着した塵埃の一部は、塵埃受け部36に受けられる。
エアフィルタ18の復路の搬送が終了すると、ギヤ26の逆方向の回転が停止される。その後、ブラシ保持部34が逆方向(図2では反時計回り)に回転され、ブラシ30がブレード32に接触する位置で揺動される。これにより、ブラシ30に付着した塵埃の残部が、隙間S1を通じて塵埃回収部38内と、塵埃受け部36に受けられる。なお、このとき、上述したように、ブラシ30だけでなく、ブレード32も揺動させてもよい。
ブレード32によるブラシ30に付着した塵埃の除去が終了すると、エアフィルタ18の清掃動作が完了する。
次に、塵埃受け部36及び塵埃回収部38内の塵埃の排出動作について説明する。なお、当該塵埃の排出動作は、図示しない制御部の制御の下で行われる。
エアフィルタ18の往路又は復路の搬送が終了すると、回転装置40が駆動され、塵埃受け部36が上向き姿勢(図6参照)から下向き姿勢(図7参照)に回転される。これにより、塵埃受け部36に受けられた塵埃が塵埃回収部38内に回収される。また、このとき、塵埃受け部36と塵埃回収部38とで筒状の排出通路42が構成される。
その後、吸引装置44の吸引ファン48が駆動され、吸引管46内に吸引力となる気流が発生する。この気流により、排出通路42内の塵埃が吸引管46を通じて室外に排出される。これにより、塵埃受け部36及び塵埃回収部38内の塵埃の排出動作が完了する。
本実施形態に係る空気調和機によれば、塵埃受け部36と塵埃回収部38とで筒状の排出通路42を構成し、当該排出通路42に吸引力となる気流を発生させることで塵埃を排出するようにしている。この構成により、塵埃回収部38を本体2から取り外す等して塵埃回収部38内の塵埃を除去する必要性を無くすことができる。従って、塵埃回収部38内の塵埃を除去する手間を軽減することができる。
また、本実施形態に係る空気調和機によれば、折返しガイド部20Bの間口81付近の空間を通常部分80の空間よりも大きく構成している。この構成により、エアフィルタ18の長さが復路長さよりも長い場合において、折返しガイド部20Bを移動するエアフィルタ18は、図3に示すように、空間81内で湾曲することができるため、エアフィルタの突っ張りや、清掃手段29で清掃できない部分を無くすことができる。
また、本実施形態に係る空気調和機によれば、折返しガイド部20Bの間口81の空間を拡大する際、区画部21の空間を利用して拡大している。この構成により、フィルタ保持部20を拡大することなく、折返しガイド部20Bの間口空間を拡大することができるため、室内機本体への収納性に影響を与えない。
また、本実施形態に係る空気調和機によれば、フィルタ桟23に、エアフィルタ18に設けたラック歯19のピッチ寸法Pと同等以上の半径Rを持つリブ82を折返しガイド部内に形成している。この構成により、エアフィルタ18が復路から往路へと移動途中に発生する、ラック歯19とフィルタ桟23との引っ掛かりを防止することができる。なお、リブ82は、フィルタ桟23の通常ガイド部内に設けてもかまわない。この構成により、エアフィルタ18が往路から復路へと移動するときに、ラック歯19とフィルタ桟23との引っ掛りを防止することができる。
また、本実施形態に係る空気調和機によれば、塵埃受け部36が上向き姿勢であるとき、塵埃受け部36と塵埃回収部38との間に隙間S1が設けられている。この構成によれば、エアフィルタ18から除去された塵埃の一部を、隙間S1を通じて塵埃回収部38に直接的に回収することができる。これにより、エアフィルタ18から除去された塵埃の全部を塵埃受け部36が受ける必要性を無くすことができる。
また、本実施形態に係る空気調和機によれば、隙間S1は、エアフィルタ18とブラシ30とが接触する領域の略鉛直下方に設けられている。特に、隙間S1は、エアフィルタ18の往路の搬送時に、ブラシ30のエアフィルタ18の搬送方向の上流側に設けられていることが好ましい。この構成によれば、隙間S1を通じて塵埃回収部38に直接的に回収される塵埃の量を増加させることができる。
また、本実施形態に係る空気調和機によれば、吸引装置44が気流により排出通路42内の塵埃を排出する際、ブレード32が排出通路42内に位置するので、ブレード32に付着した塵埃も前記気流により除去することが可能になる。
また、本実施形態に係る空気調和機によれば、排出通路42の他端部が開口部42Aを有するので、排出通路42の略全長にわたって気流を生じさせることができ、排出通路42内の塵埃の除去効率を向上させることができる。
なお、排出通路42の他端部の開口部42Aを常時開放したままにすると、台風などの強い風が吸引装置44側から排出通路42に流入し、排出通路42を逆流して開口部42Aから排出されることが起こり得る。このとき、排出通路42内に塵埃が存在すると、当該塵埃が開口部42Aから排出されることが起こり得る。通常、開口部42Aは、室内に
位置するので、塵埃が室内に放出されることになる。このため、図9及び図10に示すように、塵埃受け部36と一体的に回転するように取り付けられ、塵埃受け部36が下向き姿勢にあるときに開口部42Aを開放し(図9参照)、塵埃受け部36が上向き姿勢にあるときに開口部42Aを閉塞する(図10参照)開閉弁50を備えることが好ましい。この構成によれば、塵埃受け部36が回転する力を利用して開口部42Aを開閉することができ、室内に塵埃が放出されることを抑えることができる。
また、通常、吸引装置44の吸引力は、吸引装置44から離れるほど小さくなる。このため、排出通路42は、吸引装置44から離れるに従い開口面積が小さくなるように構成されることが好ましい。図11は塵埃回収部38に関連する部品の側面図であり、図12は図11のA1−A1線断面図であり、図13は図11のA2−A2線断面図である。図11〜13に示すように、吸引装置44から離れるに従い排出通路42の開口面積が小さくなるように構成することで、吸引装置44から離れた位置の吸引力を向上させることができる。これにより、排出通路42内の吸引力をより均一にすることができる。
また、塵埃回収部38の長手方向の中間部には、塵埃受け部36を下方から支持する支持部材52が設けられることが好ましい。図14は塵埃受け部36に関連する部品を示す斜視図であり、図15は図14の支持部材52の周辺の構成を示す拡大斜視図であり、図16は図14のB1−B1線断面図である。図14〜図16に示すように、塵埃受け部36を下方から支持する支持部材52を設けることで、支持部材52により塵埃受け部36が撓むことを抑えることができる。また、支持部材52は、下向き姿勢の塵埃受け部36の下端部よりも上方に設けられることが好ましい。例えば、塵埃受け部36の長手方向の中間部に、支持部材52を受け入れる溝部36Cを設け、支持部材52を塵埃回収部38の段部38Aに載置するように構成することが好ましい。この構成によれば、排出通路42の開口面積が支持部材52により狭くなることを抑えることができる。これにより、排出通路42内の気流の流れを円滑にして、排出通路42内の塵埃の除去効率を向上させることができる。なお、塵埃受け部36は、2つの部材に分割して、当該2つの部材を溝部36Cで連結するように構成されてもよい。
また、ブレード32が塵埃受け部36に保持される場合、ブレード32とブラシ30とが接触する際に生じる圧力が塵埃受け部36にかかる。この場合、塵埃受け部36は長尺部材であるので、塵埃受け部36が変形することが起こり得る。このため、塵埃受け部36は、図16に示すように、回転装置40により回転される方向に切った断面において凸状に湾曲する湾曲面36Dを有し、ブレード32は、湾曲面36Dの頂部に設けられることが好ましい。この構成によれば、塵埃受け部36が平板状である場合よりも、塵埃受け部36の強度を向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、塵埃回収部内の塵埃を除去する手間を軽減することができるので、一般家庭で使用される空気調和機を含む様々な空気調和機として有用である。
2 本体
2a 前面開口部
2b 上面開口部
4 前面パネル
6 熱交換器
8 ファン
10 吹出口
12 上下風向変更羽根
14 左右風向変更羽根
16 通風路
16A 開口部
18 エアフィルタ
19 ラック歯
20 フィルタ保持部
20A 通常ガイド部
20B 折返しガイド部
21 区画部
22 フィルタ駆動装置
23 フィルタ桟
24 シャフト
26 ギヤ
28 ガイド部材
29 清掃手段
30 ブラシ
32 ブレード
34 ブラシ保持部
36 塵埃受け部
36A 回転軸
36B 一端部
36C 溝部
36D 湾曲面
38 塵埃回収部
38A 段部
38B 突出部
40 回転装置
42 排出通路
42A 開口部
44 吸引装置(排出装置)
46 吸引管
46A 他端部
48 吸引ファン
50 開閉弁
52 支持部材
60 送風装置
62 風向切替装置
64 送風管
64A 開口部
66 開閉弁
70 突起
71 第1シール部
72 第2シール部
80 通常部分
81 間口
82 リブ

Claims (2)

  1. 室内機に内蔵されたエアフィルタに付着した塵埃を自動的に清掃するフィルタ清掃機能を備える空気調和機であって、エアフィルタと、前記エアフィルタを移動させる移送手段と、移動過程において前記エアフィルタに付着した塵埃を除去する清掃手段を備え、前記移送手段はフィルタ保持部とフィルタ駆動装置から成り、前記フィルタ保持部は通常ガイド部と折返しガイド部とを有し、前記折返しガイド部は前記通常ガイド部の中途部へと連通するとともに、前記折返しガイド部には、通常ガイド部における前記エアフィルタの厚み方向の幅よりも大きな間口空間が設けられ、復路に存在するエアフィルタの先端部が通常ガイド部の最終点まで到達したとき、さらに、折返しガイド部の間口空間でエアフィルタが湾曲しつつエアフィルタ後端部が移動動作することができることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記フィルタ保持部は、前記通常ガイド部と前記折返しガイド部とを分離する区画部を有し、前記間口空間は、前記区画部の一部に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の空気調和機。
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