JP6753751B2 - 紙葉類処理システム及び紙葉類処理方法 - Google Patents

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本発明は、紙葉類処理装置において紙葉類の処理ができない場合であっても、窓口行員等の作業負荷を軽減することができる紙葉類処理システム及び紙葉類処理方法に関する。
従来、銀行等の金融機関に設置され、税金や公共料金等の払込取引を自動的に行う自動取引装置が知られている。例えば、特許文献1には、スキャナで払込書(帳票)のイメージを読み取り、読み取ったイメージから帳票に記載されている口座番号や金額等の文字認識を行い、文字認識によって得られたデータを用いて払込処理等の取引を実行する自動取引装置が記載されている。
特開2003−085618号公報
しかしながら、上記特許文献1によれば、読み込んだ帳票の文字認識が行えなかった場合には、顧客が窓口に帳票を持参し、窓口行員において帳票に記載された事項の手入力を行い、その後に支払い処理を行うという煩雑な処理が必要となる。また、帳票の文字認識が行えた場合であっても、当該装置において取り扱いができない帳票であった場合には、同様の処理を必要とするため、多大な労力を要する。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、紙葉類処理装置において紙葉類の処理ができない場合であっても、顧客及び窓口行員等の作業負荷を軽減することができる紙葉類処理システム及び紙葉類処理方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、紙葉類に記載されている紙葉類情報を取得する紙葉類情報取得手段と、前記紙葉類情報取得手段により取得された紙葉類情報に基づく処理が不能である場合に、前記紙葉類情報を含む取引情報を出力する出力手段とを有する紙葉類処理装置と、前記紙葉類処理装置から前記取引情報が出力された場合に、出力された取引情報を特定する取引特定情報を発行する取引特定情報発行装置と、前記取引特定情報発行装置により発行された取引特定情報に基づいて、前記紙葉類処理装置により出力された取引情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された取引情報に含まれる紙葉類情報に基づいて帳票情報を作成する帳票情報作成手段とを有し、顧客が伝票を作成する際に利用される電子記帳装置とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記取引特定情報発行装置は、前記紙葉類処理装置に含まれることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記紙葉類処理装置は、紙葉類を使用する顧客に係る顧客情報を受け付ける顧客情報受付手段をさらに有し、前記出力手段は、前記顧客情報をさらに含む取引情報を出力することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記取引特定情報発行装置は、取引の受付順序に係る受付順序情報を所定の受付順序情報発行装置から取得する受付順序情報取得手段と、前記受付順序情報取得手段により取得された受付順序情報を前記取引特定情報として発行する発行手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記紙葉類処理装置は、前記電子記帳装置との通信を行う通信手段をさらに有し、前記出力手段は、前記通信手段を介して、前記電子記帳装置に前記取引情報を送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記取引特定情報発行装置は、前記取引特定情報を有する媒体を発行し、前記電子記帳装置は、前記取引特定情報発行装置により発行された媒体から前記取引特定情報を読み取る読取手段をさらに有することを特徴とする。
また、本発明は、紙葉類の処理を行う紙葉類処理装置と、顧客が伝票を作成する際に利用され、前記紙葉類の記帳に関する処理を行う電子記帳装置とを有する紙葉類処理システムにおける紙葉類処理方法であって、前記紙葉類処理装置が、前記紙葉類に記載されている紙葉類情報を取得する紙葉類情報取得工程と、前記紙葉類処理装置が、前記紙葉類情報取得工程により取得された紙葉類情報に基づく処理が不能である場合に、前記紙葉類情報を含む取引情報を出力する出力工程と、取引特定情報発行装置が、前記紙葉類処理装置から前記取引情報が出力された場合に、出力された取引情報を特定する取引特定情報を発行する発行工程と、前記電子記帳装置が、前記取引特定情報発行装置により発行された取引特定情報に基づいて、前記紙葉類処理装置により出力された取引情報を取得する取得工程と、前記電子記帳装置が、前記取得工程により取得された取引情報に含まれる紙葉類情報に基づいて帳票情報を作成する帳票情報作成工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、紙葉類処理装置で読取った帳票について読み込んだ帳票の文字認識が行えなかった場合や、取扱い不可の帳票であった場合においても、紙葉類処理装置で取得した情報が電子記帳装置に受け渡されるため、あらためて初めから伝票を作成する場合と比べて、顧客又は窓口行員等の作業負荷を軽減することが可能となる。
図1は、実施例1に係る紙葉類処理システムの概念を説明するための説明図である。 図2は、実施例1に係る紙葉類処理システムのシステム構成を示す図である。 図3は、図1に示した紙葉類処理装置10の外観構成を示す図である。 図4は、帳票処理部の内部構成を示す断面図である。 図5は、紙葉類処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図6は、電子記帳装置の構成を示す機能ブロック図である。 図7は、紙葉類処理装置、電子記帳装置、窓口端末の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、図7のステップS104に示した帳票処理の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、紙葉類処理装置において処理される帳票の一例を示す図である。 図10は、帳票データ、受付可否判定用データ及び連携データの一例を示す図である。 図11は、受付票及び表示画面例の一例を示す図である。 図12は、実施例2に係る紙葉類処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図13は、受付不可を報知する表示画面の一例を示す図である。 図14は、紙葉類処理装置の帳票データ追加入力処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る紙葉類処理システム及び紙葉類処理方法の好適な実施例を詳細に説明する。
<実施例1に係る紙葉類処理システムの概念>
まず、本実施例1に係る紙葉類処理システムの概念について説明する。図1は、本実施例1に係る紙葉類処理システムの概念を説明するための説明図である。ここでは、紙葉類処理装置10、電子記帳装置20及び窓口端末40が通信可能に接続されているものとする。
従来、顧客が銀行などの金融機関の店舗を訪れた場合に、該店舗の出入口付近に設けられた受付機の所望のボタンを押下操作することで、該受付機から発行された番号札を入手し、顧客は自らの番号が呼び出されるまでの間に手書きで伝票を記入していた。そして、顧客が所持する番号札の番号が呼び出されると、該顧客は、該当する窓口に赴いて窓口担当者に対して番号札と手書きの伝票を受け渡し、窓口担当者に所望の取引処理を依頼していた。
最近では、店舗内に電子記帳装置を配設し、この電子記帳装置を用いて顧客が伝票を作成する場合がある。電子記帳装置により作成された伝票データをオンラインで窓口端末に送信し、窓口担当者が窓口端末を用いて伝票データを処理できるよう構成されている。また、電子記帳装置がオフライン運用されている場合には、電子記帳装置で作成された伝票を印刷し、顧客が印刷された伝票と番号札を窓口担当者に受け渡し、窓口担当者がスキャナ等で伝票を読み取ることで、伝票の処理を行っている。
しかしながら、この種の電子記帳装置を店舗に導入したとしても、依然として顧客が店舗内に滞留することが多いため、税公金に関する納付書(以下、「帳票」と言う)や商品券等を処理する自動機(以下、「紙葉類処理装置」と言う)を店舗内に配設される可能性がある。顧客が紙葉類処理装置を用いて紙葉類を処理することにより、該顧客が窓口での処理を行う必要がなくなるため、顧客及び窓口担当者の作業効率が向上する。
ところで、かかる紙葉類処理装置を店舗内に配設した場合に、紙葉類処理装置が顧客の帳票を判別できなかった場合や、帳票が店舗の運用上紙葉類処理装置の処理対象とされていない場合には、この種の紙葉類処理装置が存在しない場合と同様の対応を行わねばならなくなる。具体的には、顧客があらためて窓口に赴いて伝票の窓口処理を依頼するか、又は顧客が電子記帳装置を用いて伝票を作成し、窓口に持参する必要が生ずる。その結果、紙葉類処理装置を導入した効果が得られず、顧客及び窓口担当者の作業負担が増加することとなる。
このため、本実施例1では、紙葉類処理装置で処理できない帳票であっても、この帳票を読み取った帳票データを電子記帳装置に受け渡し、顧客が電子記帳装置において帳票データを参照しつつ伝票を生成できるようにして、顧客の作業効率を高めるようにしている。また、帳票データを直接窓口端末に送信し、窓口担当者が窓口端末上で帳票データを参照しながら帳票を処理できるようにして、窓口担当者の作業効率を高めるようにしている。
図1を用いて、本実施例1に係る紙葉類処理システムの概要を具体的に説明する。図1に示すように、紙葉類処理装置10は、顧客から帳票Pを受け付けたならば(ステップS1)、帳票Pの画像をOCR処理して該帳票Pの記載事項(氏名、納付区分、納付金額等)を文字認識する。そして、帳票Pの記載事項について読み取りを行ったならば、帳票の取扱が可能であるか否かを判定する(ステップS2)。例えば、帳票Pの記載事項を読み取れなかった場合や帳票Pが紙葉類処理装置10の取扱対象でない場合には、取扱不可であると判定し、それ以外の場合には取扱可能と判定する。帳票Pが取扱可能である場合には、帳票Pの処理を行う。
これに対して、帳票Pが取扱不可である場合には、帳票Pから読み取った帳票データを受付票に記載される識別情報に対応付けて電子記帳装置20に送信し(ステップS3)、電子記帳装置20は、該帳票データと受付票に記載される識別情報とを対応付けて一時記憶する。
その後、紙葉類処理装置10は、受付票を発行する(ステップS4)。受付票を発行する理由は、複数の帳票データが電子記帳装置20に送信されている場合に、利用者に対応する帳票データを特定するためである。特に、店舗内に複数の紙葉類処理装置10及び複数の電子記帳装置20が設けられる場合には、かかる対応関係を特定する必要が生ずる。このため、利用者と帳票データの対応関係を特定するために、受付票を利用する。なお、かかる受付票は、紙葉類処理装置10が生成した帳票データを一意に識別可能な識別情報を印刷した印刷物(バーコード、QRコード(登録商標)等の識別コード(以下、単に「バーコード」と総称する。)を含む)である。また、後述する受付機30により発行される受付番号を印刷した印刷物(バーコードを含む)を受付票とすることもできる。
利用者は、紙葉類処理装置10から発行された受付票を持参して電子記帳装置20に赴き、電子記帳装置20に受付票を読み込ませると(ステップS5)、電子記帳装置20は該受付票から識別情報を読み取り、この識別情報に対応する帳票データを特定し(ステップS6)、特定した帳票データを電子記帳装置20の表示操作部に表示する。
利用者が、この帳票データを利用しつつ伝票データを作成すると(ステップS7)、作成された伝票データが窓口端末40に送信され(ステップS8)、窓口端末の表示部に伝票データを表示することが可能となる。
このように、本実施例1に係る紙葉類処理システムによれば、帳票Pが紙葉類処理装置10で処理できない帳票であっても、この帳票Pを読み取った帳票データを紙葉類処理装置10から電子記帳装置20に受け渡し、顧客が電子記帳装置20において帳票データを参照しつつ伝票データを生成できるようにして、顧客及び窓口担当者等の作業効率を高めるようにしている。
また、ここでは紙葉類処理装置10及び電子記帳装置20及び窓口端末40が通信可能に接続されている場合を説明したが、例えば受付票に帳票データを符号化した2次元バーコードを付与することにより、オフラインの場合であっても受け渡しを行うことができる。特に、受付票がデータ記憶可能なICカードである場合には帳票データのデータ量が大きい場合であっても容易に受け渡すことができる。
なお、上記一連の説明では、紙葉類処理装置10から電子記帳装置20に帳票データを送信する場合について説明したが、帳票データPを直接窓口端末40に送信し、窓口担当者が窓口端末40上で帳票データを参照しながら帳票を修正しつつ処理できるようにして、窓口担当者の作業効率を高めるよう構成することもできる。また、電子記帳装置20から受付票を発行するのではなく、紙葉類処理装置10が後述する受付機30から受付票の識別情報を受信するとともに、受付票自体は受付機30等の他の装置から発行することもできる。
<実施例1に係る紙葉類処理システムのシステム構成>
次に、実施例1に係る紙葉類処理システムのシステム構成について説明する。図2は、実施例1に係る紙葉類処理システムのシステム構成を示す図である。同図に示すように、実施例1に係る紙葉類処理システムは、紙葉類処理装置10と、電子記帳装置20と、受付機30と、窓口端末40と、番号呼出装置50と、テラーモニタ60とを通信可能に接続したものである。
紙葉類処理装置10は、税金や公共料金等の払込取引に用いる帳票Pを受け付け、この帳票Pの自動処理を行う装置である。この紙葉類処理装置10は、自装置で処理可能な帳票については自装置において自動処理し、自装置で処理不能な帳票については電子記帳装置20又は窓口端末40に帳票データを受け渡して処理を委任する。
電子記帳装置20は、銀行の取引伝票の伝票項目に関する入力を受け付け、各伝票項目の内容を含む伝票情報を窓口端末40に送信する装置である。この電子記帳装置20が、紙葉類処理装置10から帳票データを受信し、また顧客が所持する受付票を受け付けたならば、受付票に対応する帳票データを特定し、特定した帳票データを表示部に表示して顧客により伝票データの作成を行わせる。そして、伝票データが作成されたならば、この伝票データを窓口端末40に送信する処理を行う。
受付機30は、顧客の来店時に受付番号を含む番号札を発行する装置である。この受付機30は、表示操作部及び番号札印刷部を有する。顧客は来店時に最初に本装置で来店の受付を行う。具体的には、顧客が、表示操作部に表示される来店目的を選択したならば、顧客により選択された来店目的に基づいて、窓口の種類及び伝票作成の要否等を判定する。そして、伝票の作成が必要と判定された場合には電子記帳装置20へ誘導を行う。なお、紙葉類処理装置10での処理が可能と判定された場合には、紙葉類処理装置10に顧客を誘導するメッセージを表示し、伝票作成が必要と判定された場合には電子記帳装置20へ誘導するメッセージを表示し、直接窓口担当者での接客が必要と判定された場合には、番号札を発行する。
また、受付機30は、窓口からの顧客の呼出の要求を受け付けて、受付番号による顧客の呼出を行う。具体的には、窓口に設置されるテラーモニタ60からの呼出要求を受け付けたならば、要求元の窓口の種類に対して待ちとなっている受付番号のキューの中から次に呼び出す受付番号を決定して、番号呼出装置50に受付番号を出力することによって出力された受付番号に対応する顧客の窓口への呼出を行う。また、受付機30は、紙葉類処理装置10又は電子記帳装置20から受付番号の要求を受け付けたならば、受付番号を発行して要求元の紙葉類処理装置10又は電子記帳装置20に通知する。
窓口端末40は、金融機関の店舗の窓口に設置され、窓口担当者によって操作される端末装置である。この窓口端末40の表示部には、紙葉類処理装置10から受信した帳票データ又は電子記帳装置30から受信した伝票データが表示され、窓口担当者は窓口端末40の表示部に表示された伝票データを確認及び修正しつつ伝票を処理することができる。また、この窓口端末40は、帳票データ又は伝票データ等を印刷する機能を有する。
番号呼出装置50は、窓口等に設置され、窓口担当者が次に処理する顧客の受付番号を表示する装置である。テラーモニタ60は、受付機40に対して、次に呼び出す顧客の受付番号を要求する装置である。テラーモニタ60が、顧客を窓口に呼び出す呼出操作を受け付けると、テラーモニタ60が設置される窓口の識別情報を含む顧客の呼出要求を受付機30に送信する。受付機30は、テラーモニタ60の呼出要求に含まれる識別情報に基づいて、受付番号のキューの中から次に呼び出す受付番号を決定し、決定した受付番号を窓口の識別情報に対応する番号呼出装置50に送信する。受付番号を受け付けた番号呼出装置50は表示部に受け付けた受付番号を表示し、音声で受け付けた受付番号の顧客の呼出を行うことになる。
<紙葉類処理装置10の外観構成及び内部構成>
次に、図1に示した紙葉類処理装置10の外観構成について説明する。図3は、図1に示した紙葉類処理装置10の外観構成を示す図である。図3に示すように、紙葉類処理装置10は、表示操作部11、キャッシュカード受付部12、暗証番号入力部13、レシート印刷部14、帳票受付部15a、硬貨受付部16a、硬貨出金部16b、紙幣受付部16c、紙幣出金部16dを有する。
表示操作部11は、画面の表示と画面上に表示されたボタン等の操作によって入力操作を受け付けるタッチパネル型のディスプレイ又は液晶パネル等の入出力デバイスである。帳票受付部15aは、税金又は公共料金の納付書等の帳票を受け付ける受付部である。
レシート印刷部14は、受け付けた帳票の処理の結果を示した処理レシートを印刷して出力する出力部である。キャッシュカード受付部12は、利用者が支払いに銀行口座からの振込処理を用いる場合に、当該口座のキャッシュカードを受け付ける受付部である。暗証番号入力部13は、利用者が支払いに銀行口座からの振込処理を用いる場合に、当該口座の暗証番号を入力する入力部である。
硬貨受付部16aは、利用者が支払いに硬貨を用いる場合に硬貨を受け付ける受付部である。硬貨出金部16bは、支払い時の釣銭として、あるいは取消処理に応じて返却される硬貨を出金する出金部である。紙幣受付部16cは、利用者が支払いに紙幣を用いる場合に紙幣を受け付ける受付部である。紙幣出金部16dは、支払い時の釣銭として、あるいは取消処理に応じて返却される紙幣を出金する出金部である。図示していないが、硬貨受付部16a、硬貨出金部16b、紙幣受付部16c及び紙幣出金部16dには、シャッターカバーが設けられており、必要時以外には閉塞されるようになっている。
帳票受付部15aが受け付けた帳票は、紙葉類処理装置10の帳票処理部15に取り込まれる。図4は、帳票処理部15の内部構成を示す断面図である。図4に示すように、帳票処理部15は、搬送ローラ15b、搬送路15c、カッタ15d、撮像部15e、スタンプ処理部15f及び収納部15gを有する。
帳票処理部15は、搬送ローラ15bを駆動して帳票受付部15aに所在する帳票を搬送路15cに繰り出す。繰り出された帳票は搬送路15c上を搬送され、撮像部15eが帳票の撮像を行い、かかる帳票の画像をOCR処理して該帳票の請求金額等の帳票情報が読み出される。その後、帳票に係る支払いが確定したならば、スタンプ処理部15fが帳票の所定位置に領収印(日付印含む)を押印し、カッタ15dが帳票から領収書を切り離す。領収書が切り離された帳票は、収納部15gに搬送されて収納される。また、領収書は、帳票受付部15aに排出されて返却される。このように、押印、加工を自動で行わせることにより、行員による作業負荷を低減することができる。
<紙葉類処理装置10の機能的な構成>
次に、紙葉類処理装置の機能的な構成について説明する。図5は、紙葉類処理装置10の構成を示す機能ブロック図である。図5に示すように、紙葉類処理装置10は、すでに説明した表示操作部11、キャッシュカード受付部12、暗証番号入力部13、レシート印刷部14及び帳票処理部15に加え、入出金部16と、通信部17と、記憶部18と、制御部19と、受付票発行部70とを有する。
入出金部16は、貨幣の投入の受付、金種の識別、貨幣の金種別の収納、制御部19から指定された貨幣の払い出しを行う処理部である。通信部17は、紙葉類処理装置10又は電子記帳装置20とデータ通信するためのインタフェース部である。受付票発行部70は、受付票を発行する処理部である。
記憶部18は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。この記憶部18には、帳票データ18a、受付可否判定用データ18b及び連携データ18cを記憶する。帳票データ18aは、帳票画像データと文字認識結果データとを対応付けたデータである。受付可否判定用データ18bは、帳票が受付可能であるか否かを判定する際に用いられるデータであり、受付不能と判定するための条件が含まれる。なお、受付可能と判定するための条件を含めることもできる。連携データ18cは、帳票処理部15により取り込まれた帳票の帳票データを電子記帳装置20に受け渡すためのデータである。
制御部19は、紙葉類処理装置10の全体を制御する制御部であり、帳票データ生成部19a、文字認識部19b、受付可否判定部19c、連携データ処理部19d、受付票処理部19e及び支払処理部19fを有する。実際には、帳票データ生成部19a、文字認識部19b、受付可否判定部19c、連携データ処理部19d、受付票処理部19e及び支払処理部19fに対応するプログラムを不揮発性メモリや磁気ディスク装置などの記憶装置に記憶しておき、これらのプログラムをメモリにロードして、CPU(Central Processing Unit)で実行することで、対応するプロセスを実行させることになる。
帳票データ生成部19aは、帳票処理部15が取り込んだ帳票から帳票データ18aを生成する処理部である。まず、帳票データ生成部19aは、帳票処理部15の撮像部15eが撮像した帳票の画像を帳票画像データとして帳票データ18aに登録するとともに、文字認識部19bに出力する。その後、文字認識部19bが文字認識結果データを出力した場合には、文字認識結果データを帳票データ18aに追加する。
文字認識部19bは、帳票データ生成部19aが出力した帳票画像データに対して文字認識処理を行って、帳票上の文字を認識する処理部である。この文字認識では、収納先、種別、金額、日付などの項目を識別する。例えば、A県自動車税事務所に納付する自動車税で、税額が51000円、納期限が平成27年5月31日であれば、収納先「A県自動車税事務所」、種別「自動車税」、金額「51000円」、日付「平成27年5月31日」と文字認識される。この他、納付する人物の氏名など、帳票上に印字されている文字を適宜識別の対象とすることができる。
受付可否判定部19cは、文字認識部19bから出力された文字認識結果データに基づいて、帳票処理部15が取り込んだ帳票が受付可能な帳票であるか否かを判定する処理部である。例えば、種別の項目が装置の運用上受付不能として定められた種別であったり、税額が50000円以上(収入印紙が必要であるため)であったり、日付(納付期限)が現在日付より前であったり、文字の読み取りに失敗した場合には、受付不能であると判定される。つまり、この種の条件が受付可否判定用データ18bに含まれている。
連携データ処理部19dは、受付可否判定部19cによって帳票処理部15が取り込んだ帳票が受付不能であると判定された場合に、電子記帳装置20と連携するための連携データ18cを生成し、生成した連携データ18cを電子記帳装置20に通知する処理部である。この連携データ18cは、帳票データ生成部19aによって生成された帳票データ18aのうち電子記帳装置20にて利用可能な項目と、表示操作部11を介して顧客から連絡先情報(電話番号)を受け付けている場合は当該連絡先情報と、帳票データ18aを一意に識別する識別情報とが含まれる。この識別情報は、紙葉類処理装置10が独自に発行した識別情報とすることもできるが、ここでは受付票処理部19eにより受付機30から取得された受付番号を識別情報とすることとする。
受付票処理部19eは、受付可否判定部19cによって帳票が受付不能であると判定された場合に、通信部17を介して電子記帳装置20に対して受付票の受付番号を依頼し、この依頼に応答して受付機30から返送される受付番号を取得する。そして、この受付番号を上記連携データ抽出部19dに通知するとともに、受付票発行部70を介して受付番号を記載した受付票を発行する。この受付票には、受付番号及び受付番号を符号化したバーコードが含まれる。
支払処理部19fは、取り込んだ帳票に係る支払いを受け付ける処理部である。具体的には、支払処理部19fは、収納金額が確定した場合に、入出金部16のシャッターカバーを開いて貨幣の投入を可能とする。その後、入出金部16が貨幣の投入を受け付けて金種及び枚数を識別し、投入された貨幣の合計金額を支払処理部19fに通知すると、支払処理部19fは合計金額が収納金額以上であることを条件に支払いを確定する。また、合計金額が収納金額を超えている場合には、支払処理部19fは入出金部16に釣銭の払い出しを指示する。
帳票に係る支払いは現金に限らず、キャッシュカードにより行うことも可能である。キャッシュカードによる支払いでは、キャッシュカード受付部12がキャッシュカードを受け付け、暗証番号入力部13が暗証番号の入力を受け付ける。そして、暗証番号による認証の成功を条件に、キャッシュカードに対応する口座からの振込処理を実行し、帳票に係る支払いを確定する。
支払処理部19fは、帳票に係る支払いが確定した場合に帳票処理部15に支払い完了を通知する。帳票処理部15は、支払い完了の通知を受けたならば、帳票に領収印を押印し、領収書を切り離して帳票受付部15aに返却する。また、領収書が切り離された帳票は、収納部15gに搬送して収納される。
<電子記帳装置20の機能的な構成>
次に、電子記帳装置20の機能的な構成について説明する。図6は、電子記帳装置20の構成を示す機能ブロック図である。図6に示すように、電子記帳装置20は、表示操作部21、バーコードリーダ22、プリンタ23、通信部24、記憶部25及び制御部26を有する。
表示操作部21は、画面の表示及び画面上に表示されたボタン等の操作により入力操作を受け付けるタッチパネル型のディスプレイ又は液晶パネル等の入出力デバイスである。バーコードリーダ22は、受付票等に付されたバーコードから情報を読取るリーダ装置である。プリンタ23は、作成された伝票を印刷出力する印刷デバイスである。
通信部24は、紙葉類処理装置10又は窓口端末40とデータ通信するためのインタフェース部である。記憶部25は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部25は、連携データ25a、伝票様式データ25b、伝票項目データ25c及び伝票データ25d等を記憶する。
連携データ25aは、紙葉類処理装置10から受信したデータである。伝票様式データ25bは、電子記帳装置20において作成対象となる全ての伝票の種類数分存在し、それぞれの伝票の種類ごとに伝票のイメージデータと、伝票上の項目の位置と項目を識別する項目識別番号等とを含む。伝票項目データ25cは、顧客が表示操作部21などで入力した、伝票の項目の入力情報である。伝票データ25dは、伝票様式データ25bと伝票項目データ25cとを用いて、未記入の伝票データに顧客の入力した伝票項目の入力情報を加えたデータである。
制御部26は、電子記帳装置20を全体制御する制御部であり、取引種別選択部26a、受付票処理部26b、伝票項目データ生成部26c及び伝票データ処理部26dを有する。実際には、取引種別選択部26a、受付票処理部26b、伝票項目データ生成部26c及び伝票データ処理部26dに対応するプログラムを不揮発性メモリや磁気ディスク装置などの記憶装置に記憶しておき、これらのプログラムをメモリにロードして、CPU(Central Processing Unit)で実行することで、対応するプロセスを実行させることになる。
取引種別選択部26aは、表示操作部21での入力操作により選択された取引種別(来店目的)に応じた伝票様式データを伝票様式データ25bから選択し、伝票様式データ25bにより特定される伝票項目の入力を要求する処理部である。
受付票処理部26bは、バーコードリーダ22において紙葉類処理装置10にて発行された受付票のバーコードの情報から受付票の受付番号を取得する処理部である。この受付番号は、複数の連携データ25aが存在する場合に、顧客に対応する連携データ25aを特定するために利用される。
伝票項目データ生成部26cは、取引種別選択部26aにて特定された各伝票項目についての入力が表示操作部21により行われた場合に、入力情報に基づいて伝票項目データ25cを生成する処理部である。
伝票データ処理部26dは、伝票様式データ25bと伝票項目データ25cとを用いて伝票データ25dを生成し、生成した伝票データ25dを窓口端末40に送信する処理部である。なお、オフライン運用を行う場合には、伝票データ25dをプリンタ23で印刷した伝票を出力する。
<紙葉類処理装置10、電子記帳装置20、窓口端末40の処理手順>
次に、紙葉類処理装置10、電子記帳装置20、窓口端末40の処理手順について説明する。図7は、紙葉類処理装置10、電子記帳装置20、窓口端末40の処理手順を示すフローチャートである。まず、帳票受付部15aが帳票を受け付けると(ステップS101)、自装置において帳票が処理可能であるか否かを判定する(ステップS102)。具体的には、撮像部15eにより帳票を撮像して帳票画像データを生成し、帳票画像データに対して文字認識処理を実行した文字認識結果データと、受付可否判定用データ18bとに基づいて、帳票が受付可能か否かを判定する。そして、帳票が処理可能である場合には(ステップS103;Yes)、帳票の帳票処理を行う(ステップS104)。なお、この帳票処理の詳細については後述する。
これに対して、帳票が処理可能でない場合には(ステップS103;No)、受付番号を取得する(ステップS105)。具体的には、受付機30に対して受付番号を要求し、該受付機30により発行された受付番号を受信することになる。その後、受付番号(識別情報)、帳票データ18aのうち電子記帳装置20にて利用可能な項目及び顧客の連絡先情報(電話番号)等を含む連携データを生成し(ステップS106)、生成した連携データを電子記帳装置20に送信する(ステップS107)。その後、受付番号及び該受付番号を符号化したバーコードを含む受付票を発行して(ステップS108)、処理を終了する。
電子記帳装置20は、連携データの受信待ちの状態にあり(ステップS109;No)、連携データを受信したならば(ステップS109;Yes)、該連携データを記憶部25に記憶する(ステップS110)。
その後、電子記帳装置20が受付票の受付番号を含むバーコードを読み取ったならば(ステップS111;Yes)、記憶部25に記憶された該受付票の受付番号に対応する連携データを特定し(ステップS112)、この連携データに基づいて伝票データを生成させる(ステップS113)。具体的には、連携データに含まれる帳票データの項目を表示操作部21に表示制御し、顧客からの表示操作部21への操作入力を受け付けることによって伝票データを生成する。そして、生成した伝票データを窓口端末40に対して送信する(ステップS114)。窓口端末40が複数存在する場合には、各窓口端末40を管理する管理装置に伝票データを送信しておき、顧客に対応する窓口端末40が該管理装置から伝票データを取得することになる。
窓口端末40は、伝票データの受信待ちの状態にあり(ステップS115;No)、伝票データを受信したならば(ステップS115;Yes)、該伝票データを記憶部に記憶するとともに(ステップS116)、表示部に伝票データを表示する(ステップS117)。そして、窓口担当者によって伝票データの修正操作がなされたならば(ステップS118;Yes)、伝票データを修正する(ステップS119)。そして、所定の印刷操作がなされたならば、伝票を印刷する(ステップS120)。なお、印刷された伝票は、窓口等に設置された勘定系システムの端末装置に付設されたスキャナにより読み取られ、取引処理が実行される。ここでは、かかる勘定系システムの取引処理についての詳細な説明については省略する。
次に、図7のステップS104に示した帳票処理の処理手順について説明する。図8は、図7のステップS104に示した帳票処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、紙葉類処理装置10は、表示操作部11に文字認識結果を表示する(ステップS201)。その後、顧客からの入金を受け付け(ステップS202)、入金金額が請求金額以上でなければ(ステップS203;No)、ステップS202に移行して引き続き入金を受け付ける。
一方、入金金額が請求金額以上であれば(ステップS203;Yes)、帳票の自動精算処理を行う(ステップS204)。そして、図9に示すように帳票に領収印を押印処理し(ステップS205)、帳票の一部をなす領収書をカット処理により切り離し(ステップS206)、領収書を帳票受付部15aに返却するとともに(ステップS207)、帳票の本体部分(通知書・控)を機内に取り込む(ステップS208)。
その後、帳票データ18aを記憶部18に記憶し(ステップS209)、レシートを印刷して出力し(ステップS210)、入出金部16に釣銭を返却させる(ステップS211)。なお、ステップS202において、キャッシュカード等で支払いを行った場合には、ステップS211の釣銭返却は不要である。また、複数の帳票を処理する場合に、釣銭を一括して返却するのではなく、1の帳票に係る釣銭を返却した後に次の帳票を受け付けるように構成してもよい。
<データ構造の一例>
次に、紙葉類処理装置10におけるデータ構造の一例について説明する。図9は、紙葉類処理装置10において処理される帳票の一例を示す図である。ここでは、自動車税を納付する際に用いられる帳票を示している。
図9に示す帳票には、「A県自動車税事務所」、「税額 59,500円」、「納期限 平成27年5月31日」、「自動車納税証明書」などの文字が印字されている。これらの文字を文字認識することにより、収納先「A県自動車税事務所」、種別「自動車税」、金額「59,500円」、日付「平成27年5月31日」などの項目を特定することができる。また、帳票の右端は領収書となっており、領収印は複数箇所に押印する(済通、銀行控え、領収書)。
図10(a)は、紙葉類処理装置10において作成される帳票データ18aの一例を示している。具体的には、図9に示した帳票の読み取りを行い、顧客から連絡先の電話番号として「090−XXXX−XXXX」が取得されていた場合における帳票データ18aを示している。
図10(b)は、紙葉類処理装置10における受付可否判定用データ18bの一例を示す図である。ここでは、種別が「固定資産税」である帳票、納付金額が「50,000円以上」である帳票、複写紙又は手書き部分が含まれる帳票、読取不良の部分がある帳票について受付不可である旨が示されている。
かかる受付可否判定用データ18bを用いる場合に、図9に示した帳票が読み取られたならば、納付金額が「50,000円以上」という条件に該当するため、受付不能であると判定される。そして、図10(a)のように取得された項目のうち、電子記帳装置20で利用可能な項目として、収納先、氏名、納付金額、電話番号が抽出され、図10(c)のような連携データ18cが作成される。図10(c)に示す連携データ18cでは、受付番号が100番であるデータに、図9の帳票に基づく連携データを含む複数の連携データが関連づけられている状況を示している。
図11(a)は、図10(c)に示す連携データ18cを生成する場合に出力される受付票の一例を示す図である。この受付票には、受付番号Nと連携データを示すバーコードCとが記録されている。ここでは、電子記帳受付番号が「100番」であり、連携データとして連携データ18cを特定可能なバーコードが記載されている例を示している。
図11(b)は、受付票を出力する際に表示操作部11に表示される顧客誘導画面の一例を示している。この顧客誘導画面には、受付番号と、電子記帳装置に受付票を持参して読み込ませることを顧客に促す表示内容が含まれる。
上述してきたように、本実施例1によれば、帳票が紙葉類処理装置10で処理できない帳票であっても、この帳票を読み取った帳票データを紙葉類処理装置10から電子記帳装置20に受け渡し、顧客が電子記帳装置20において帳票データを参照しつつ伝票データを生成できるよう構成したので、顧客及び窓口担当者等の作業効率を高めることができる。特に、紙葉類処理装置10での読取結果を電子記帳装置20で引き継ぐことにより、窓口担当者がゼロから帳票情報の再入力を行う必要がなくなるため、窓口担当者の作業効率を高めることができる。
なお、ここでは税金や公共料金等を振り込む際に使用する帳票を例にとって説明を行うこととしたが、貨幣や商品券等の紙葉類を処理する場合にも、同様に適用することができる。また、本実施例1では、紙葉類処理装置10の内部から受付票を発行することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、紙葉類処理装置10の外部機器から受付票を発行することもできる。例えば、受付機30から受付票を発行することもでき、また紙葉類処理装置10に接続された機器又は紙葉類処理装置10の近傍に設置された機器から受付票を発行することもできる。
また、上記実施例1では、帳票の処理が不可能と判定された場合に紙葉類処理装置10から電子記帳装置20に帳票データを引き継ぐこととしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、帳票の一部が正常に読み取れなかった場合や、顧客が紙葉類処理装置10での処理をキャンセルした場合にも、同様の処理を行うことができる。
また、上記実施例1では、紙葉類処理装置10が受付機30から受け付けた受付番号を用いて電子記帳装置20が連携データを特定する場合を中心に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、紙葉類処理装置10が独自に発行した識別情報を用いて電子記帳装置20が連携データを特定することもできる。この場合には、紙葉類処理装置10から発行される受付票は、電子記帳装置20と連携するための受付票であり、受付機30により発行される番号札とは無関係なものとなる。例えば、発行年月日及び発行時刻により識別情報を形成する場合には、2016年9月30日11時25分に発行されたならば「201609301125」を識別情報とすることができる。また、取引毎に連番を付与することもできる。その他、取引を一意に識別できるものであれば取引情報とすることができる。
また、上記実施例1では、紙葉類処理装置10、電子記帳装置20及びオンラインで接続する場合を中心に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの装置がオフライン運用されている場合であっても、本発明を適用することができる。オフライン運用されている場合には、受付票に連携データを含ませることにより、容易に受け渡すことができる。特に、受付票がICカード等の記憶媒体である場合には、連携データが大量である場合であっても対応可能である。
また、上記実施例1では、紙葉類処理装置10から電子記帳装置20に帳票データを引き継ぐ場合を中心に説明したが、電子記帳装置20が設けられていない場合、電子記帳装置20が故障中である場合、電子記帳装置20の稼働率が高い場合には、紙葉類処理装置10から窓口端末40に帳票データを引き継ぐよう構成することもできる。
また、上記実施例1では、紙葉類処理装置10及び電子記帳装置20を別個の装置とした場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、紙葉類処理装置10と電子記帳装置20を一体化することもできる。この場合、表示操作部11と表示操作部21など、機能が共通する構成は単一の構成として共通化することができる。また、紙葉類処理装置10と電子記帳装置20を一体化して構成した場合には、図7のステップS107の連携データ送信処理は、単に連携データを記憶する処理に置換される。
ところで、上記実施例1では、紙葉類処理装置10での取扱不可と判定された帳票の処理を電子記帳装置20に引き継ぐ場合を示したが、これに加えて、取扱不可と判定した帳票データを記憶しておき、当該種類の帳票の取り扱いが不可であることをあらかじめ顧客にアナウンスすることもできる。また、「電子記帳台にて入力してください。」等の表示による顧客の誘導を行うこともできる。そこで、本実施例2では、紙葉類処理装置10での取り扱いが不可の帳票について顧客にアナウンスする場合について説明する。なお、実施例1と重複する部分については、同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。
図12は、本実施例2に係る紙葉類処理装置10の構成を示す機能ブロック図である。実施例2に係る紙葉類処理装置10は、実施例1の構成に加えて、受付可否判定実績データ18dを記憶部18に記憶している。
実施例2に係る紙葉類処理装置10は、例えば受付可否判定用データ18bの受付不可の帳票種別として「固定資産税」、「法人税」、「相続税」が記憶されている場合に、受付可否判定部19cは、これらの種別の帳票が帳票処理部15に受け付けられ、それぞれの種別について受付不可と判定されるたびに、受付不可判定実績データ18dにその判定件数をカウントアップして記憶する。例えば、「固定資産税」については60件、「法人税」については10件、「相続税」については5件等となる。
そして、実施例2に係る紙葉類処理装置10は、特に受付不可と判定された件数の多い受付不可帳票である「固定資産税」については、待機画面において図13に示すような表示を行って受付不可であることを報知する。そして、この画面上で顧客による確認操作が行われると、通常の帳票読込画面に遷移するようにする。このようにすることで、あらかじめ取扱不可の帳票の種類を顧客に認識させることができ、二度手間を防止することが可能となる。なお、アナウンスする帳票の種別は、受付可否判定用データ18bにおいて受付不可と規定されている種別には限定されない。例えば、種別的には受付可能な帳票であっても、帳票の読取不良が頻発することで受付不可判定実績データ18dにおいて受付不可と判定された実績の多い帳票については、結果的に受付不可となって顧客の二度手間を招く可能性が高いことから、当該種類について窓口での処理を進めるメッセージを待機画面に表示することもできる。
また、顧客へのアナウンス表示は、紙葉類処理装置10の待機画面に表示するだけではなく、紙葉類処理装置10と接続された他のシステムの表示部(例えば、広告等の表示を行うデジタルサイネージ等)に表示するよう構成することもできる。
ところで、上記実施例1では、紙葉類処理装置10において領収書が切り離された帳票(収納先で保管される通知書・控えを含む)は、収納部15gにて収納する場合を示したが、収納部15gに複数のカセットを設け、必要に応じて帳票をカセットごとに振り分けて収納するよう構成することもできる。本実施例3では、処理済みの帳票を複数のカセットに振り分けて収納する場合を示すこととする。なお、上記実施例1と重複する部分については、その詳細な説明を省略する。
<振分パターン1>
税目別に「国税」、「地方税」、「公共料金」として各カセットに振り分けるとともに、これとは別に特定の税に対して専用カセットを設けることができる。この専用カセットは、所得税の帳票の受け付けが多くなる3月には「所得税専用カセット」として運用し、自動車税の受付が増加する5月には「自動車税専用カセット」として運用するなど、期間ごとに専用カセットに対応する帳票を変更して運用することもできる。
<振分パターン2>
紙葉類処理装置10において領収書が切り離された帳票は、領収済通知書と銀行控えが含まれているが、自行が指定金融機関(全国の該当収納先の納付書と納税金額を取りまとめて納付する店舗)の場合、銀行控えを自行で保管する帳票(取りまとめ分)と、それ以外の帳票が存在する。この場合、取りまとめ分に関しては、領収済通知書の切り離し作業を行って収納先へ送付することとなる。このため、自行取りまとめ分の帳票と、それ以外の帳票とを別々のカセットに振り分けて収納することができる。このようにすれば、自行取りまとめ分については、収納先の公共団体等に領収済通知書を直接発送し、それ以外の帳票については事務センター等の取りまとめ先へ発送する作業を容易に行うことができる。
<振分パターン3>
処理済みの帳票を、領収済通知書の発送が不要な帳票と、領収済通知書の発送が必要な帳票に振り分けることができる。領収済通知書の発送が不要な帳票については廃棄可能用紙として廃棄し、領収済通知書の発送が必要な帳票については、事務センター等の取りまとめ先へ発送する。このようにすることで、発送作業を容易に行うことができる。
このように、本実施例3では、紙葉類処理装置10内の複数のカセットを用いて、処理済の帳票を振り分ける(振分パターン1〜3)よう構成したので、処理済の帳票を手作業で振り分ける必要がなくなり、人的労力を削減することが可能となる。
ところで、上記実施例1では、紙葉類処理装置10において取扱不可と判定された帳票を電子記帳装置20に引き継ぐ場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、取扱不可と判定され電子記帳装置20を経て窓口処理された帳票を金融機関の営業終了後に紙葉類処理装置10にて再処理させ、処理済みの帳票を一元管理することもできる。そこで、本実施例4では、紙葉類処理装置10において取扱不可と判定された帳票を営業終了後に再処理する場合について説明する。なお、実施例1と重複する部分については、その詳細な説明を省略する。
紙葉類処理装置10においては、同一種別の帳票について文字認識が成功したものと文字認識が失敗したものが存在する場合に、取扱可能と判定された帳票は紙葉類処理装置10で処理され、取扱不可と判定されたものは電子記帳装置20を経て窓口にて処理される。このため、顧客に返却される領収書部分以外の帳票は、その一部が紙葉類処理装置10のカセットに収納され、他の一部が窓口に保管される結果となり、保管場所が分散してしまう。このため、帳票の紛失や発送漏れが生ずる可能性がある。
このため、本実施例4においては、紙葉類処理装置10をテラーモード(行員が操作するモード)で起動し、窓口に保管された帳票を受付処理することにより、窓口に持ち込まれた帳票のデータを追加する帳票データ追加入力処理を行う。図14は、紙葉類処理装置10の帳票データ追加入力処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、以下ではその説明を省略したが、帳票データ追加入力処理にて受け付ける帳票は、窓口で管理される帳票(領収書部分が切り離された領収済通知書と銀行控えからなる窓口処理済の帳票)を意味する。
まず、帳票受付部15aが帳票を受け付けると(ステップS301)、該帳票に印刷された文字の文字認識を行う(ステップS302)。そして、帳票の項目の中で読取不可となった項目があるかどうかを判定する(ステップS303)。その結果、読取不可となった項目が存在するならば(ステップS303;Yes)、受付番号(紙葉類処理装置10が電子記帳装置20に連携データを送信する処理を行ったときに発行された受付番号)の取得処理を行う(ステップS304)。この受付番号は、入力を促す表示に応じて行員が手入力してもよいし、バーコードスキャナが付設されている場合には、受付票のバーコードから読み取ってもよい。
そして、読み取られた受付番号をキーにして、電子記帳装置20に対して当該受付番号に関する伝票作成時に伝票項目データとして入力された入力項目を要求して取得する(ステップS305)。そして、その入力項目を帳票の情報として補充する。その後、帳票の項目として未取得の項目があるかどうかを判定する(ステップS306)。そして、未取得の項目がある場合には(ステップS306;Yes)、行員が手入力にて項目入力する手入力画面を表示し(ステップS307)、この画面にて行員は実際の帳票を見ながら手入力にて項目の入力を行う。そして、手入力による入力項目を取得する(ステップS305)処理を未取得項目が無くなるまで繰り返す。
そして、未取得項目がなくなったならば(ステップS306;No)、入力された項目をもとに帳票データ18aが作成され(ステップS308)、帳票を収納部15g(カセット)に搬送して収納する(ステップS309)。なお、ステップS303で読取不可項目が無い場合にも(ステップS303;No)、ステップS308に移行して同様の処理を行う。
なお、収納部に収納できない帳票(例えば、破損用紙やテープ等による補正用紙)は、帳票データ18aを作成するものの、帳票自体は紙葉類処理装置10外の別のカセットに行員が手作業で収納する。また、紙葉類処理装置10が電子記帳装置20と通信可能に接続されていない場合には、行員が帳票を見ながら帳票データ18aを手入力して作成し、帳票データ18aとして記憶する。そして、項目入力が終了すると、帳票を収納部15g(カセット)に搬送して収納する。
このようにすることで、窓口で処理した帳票データを紙葉類処理装置10の帳票データ18aに集約することができ、窓口にて処理済の帳票についても紙葉類処理装置10のカセット内に集約することができる。また、同一種別の帳票の文字認識にばらつきがある場合であっても、帳票及び帳票データを一元的に管理することができる。これらのことから、帳票の紛失や発送漏れの可能性を低減することができる。
なお、本実施例4では、帳票データ追加入力処理において文字認識(ステップS302)を行い、読取不可項目の有無を確認することとしたが(ステップS303)、これに加えて、帳票に対して処理済を示す押印がされているか否かを同時に確認するようにし、押印がされていない帳票についてはリジェクト処理を行うよう構成することもできる。このようにすることで、行員が誤って未処理の帳票で帳票データ追加入力処理を行い、処理済の帳票類と混同してしまうことを防止できる。
また、上述した各実施例1〜4で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成であることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
本発明の紙葉類処理システム及び紙葉類処理方法は、紙葉類処理装置で読取った帳票について読み込んだ帳票の文字認識が行えなかった場合や、取扱い不可の帳票であった場合においても、顧客あるいは窓口行員の工数を削減することに適している。
10 紙葉類処理装置
11 表示操作部
12 キャッシュカード受付部
13 暗証番号入力部
14 レシート印刷部
15 帳票処理部
15a 帳票受付部
15b 搬送ローラ
15c 搬送路
15d カッタ
15e 撮像部
15f スタンプ処理部
15g 収納部
16 入出金部
17 通信部
18 記憶部
18a 帳票データ
18b 受付可否判定用データ
18c 連携データ
18d 受付可否判定実績データ
19 制御部
19a 帳票データ生成部
19b 文字認識部
19c 受付可否判定部
19d 連携データ処理部
19e 受付票処理部
19f 支払処理部
20 電子記帳装置
21 表示操作部
22 バーコードリーダ
23 プリンタ
24 通信部
25 記憶部
25a 連携データ
25b 伝票様式データ
25c 伝票項目データ
25d 伝票データ
26 制御部
26a 取引種別選択部
26b 受付票処理部
26c 伝票項目データ生成部
26d 伝票データ処理部
30 受付機
40 窓口端末
50 番号呼出装置
60 テラーモニタ
70 受付票発行部

Claims (7)

  1. 紙葉類に記載されている紙葉類情報を取得する紙葉類情報取得手段と、
    前記紙葉類情報取得手段により取得された紙葉類情報に基づく処理が不能である場合に、前記紙葉類情報を含む取引情報を出力する出力手段と
    を有する紙葉類処理装置と、
    前記紙葉類処理装置から前記取引情報が出力された場合に、出力された取引情報を特定する取引特定情報を発行する取引特定情報発行装置と、
    前記取引特定情報発行装置により発行された取引特定情報に基づいて、前記紙葉類処理装置により出力された取引情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された取引情報に含まれる紙葉類情報に基づいて帳票情報を作成する帳票情報作成手段と
    を有し、顧客が伝票を作成する際に利用される電子記帳装置と
    を備えたことを特徴とする紙葉類処理システム。
  2. 前記取引特定情報発行装置は、前記紙葉類処理装置に含まれることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類処理システム。
  3. 前記紙葉類処理装置は、
    紙葉類を使用する顧客に係る顧客情報を受け付ける顧客情報受付手段をさらに有し、
    前記出力手段は、
    前記顧客情報をさらに含む取引情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の紙葉類処理システム。
  4. 前記取引特定情報発行装置は、
    取引の受付順序に係る受付順序情報を所定の受付順序情報発行装置から取得する受付順序情報取得手段と、
    前記受付順序情報取得手段により取得された受付順序情報を前記取引特定情報として発行する発行手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の紙葉類処理システム。
  5. 前記紙葉類処理装置は、
    前記電子記帳装置との通信を行う通信手段をさらに有し、
    前記出力手段は、
    前記通信手段を介して、前記電子記帳装置に前記取引情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の紙葉類処理システム。
  6. 前記取引特定情報発行装置は、
    前記取引特定情報を有する媒体を発行し、
    前記電子記帳装置は、
    前記取引特定情報発行装置により発行された媒体から前記取引特定情報を読み取る読取手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の紙葉類処理システム。
  7. 紙葉類の処理を行う紙葉類処理装置と、顧客が伝票を作成する際に利用され、前記紙葉類の記帳に関する処理を行う電子記帳装置とを有する紙葉類処理システムにおける紙葉類処理方法であって、
    前記紙葉類処理装置が、前記紙葉類に記載されている紙葉類情報を取得する紙葉類情報取得工程と、
    前記紙葉類処理装置が、前記紙葉類情報取得工程により取得された紙葉類情報に基づく処理が不能である場合に、前記紙葉類情報を含む取引情報を出力する出力工程と、
    取引特定情報発行装置が、前記紙葉類処理装置から前記取引情報が出力された場合に、出力された取引情報を特定する取引特定情報を発行する発行工程と、
    前記電子記帳装置が、前記取引特定情報発行装置により発行された取引特定情報に基づいて、前記紙葉類処理装置により出力された取引情報を取得する取得工程と、
    前記電子記帳装置が、前記取得工程により取得された取引情報に含まれる紙葉類情報に基づいて帳票情報を作成する帳票情報作成工程と
    を含んだことを特徴とする紙葉類処理方法。
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