JP6753302B2 - センタピラー構造 - Google Patents

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Description

本発明は、センタピラー構造に関する。
下記特許文献1には、ホットスタンプで形成されたセンタピラーにおいて、下方部位に帯状の低強度部分を設けることで、側突時の変形モードを制御する構造が開示されている。なお、センタピラーの下部が、ダイクエンチで得られる強度よりも強度が小さい鋼板を用いて塑性加工された構造として、特許文献2に記載されたものがある。
特許5380458号公報 特許5063757号公報
上記特許文献1に記載の構造では、側突時にセンタピラーの帯状の低強度部分が上下方向に伸びるため、センタピラーの車室内側への侵入量が増加する可能性がある。
本発明は上記事実を考慮し、側突時にセンタピラーの車室内側への侵入量を低減することができるセンタピラー構造を得ることが目的である。
第1態様に係るセンタピラー構造は、車両側部に車両上下方向に沿って延在され、車両幅方向外側に配置されるセンタピラーアウタパネルを備えたセンタピラーと、前記センタピラーアウタパネルにおける車両上方側の部分を構成し、車両前後方向に延在されるルーフサイドレールに接合されるピラーアッパ部と、前記センタピラーアウタパネルにおける車両下方側の部分を構成し、車両前後方向に延在されるロッカに接合されるピラーロア部と、を含んで構成されるセンタピラー構造であって、前記ピラーロア部は、前記ピラーアッパ部の引張強度よりも引張強度が低いピラーロア本体部と、前記ピラーロア部に車両上下方向に沿って配置され、前記ピラーロア本体部の引張強度よりも引張強度が高い高強度部と、を有する。
第1態様に係るセンタピラー構造によれば、センタピラーアウタパネルは、車両上方側の部分を構成すると共にルーフサイドレールに接合されるピラーアッパ部と、車両下方側の部分を構成すると共にロッカに接合されるピラーロア部と、を備えている。ピラーロア部は、ピラーアッパ部の引張強度よりも引張強度が低いピラーロア本体部と、ピラーロア部の車両上下方向に沿って配置されてピラーロア本体部の引張強度よりも引張強度が高い高強度部と、を有している。ピラーアッパ部の引張強度よりもピラーロア本体部の引張強度を低くすることで、側突時にピラーアッパ部に比べてピラーロア本体部が車両幅方向内側に変形しやすく、車両正面視にてセンタピラーを略J字型に変形するように制御することができる。そして、ピラーロア部が、ピラーロア本体部の引張強度よりも引張強度が高い高強度部を有することで、ピラーロア部が車両上下方向に伸びることが抑制され、高強度部を設けない構成と比較して、センタピラーの車室内側への侵入量を低減することができる。
第2態様に係るセンタピラー構造は、第1態様に係るセンタピラー構造において、前記ピラーアッパ部と前記高強度部の引張強度は、1500MPa以上であり、前記ピラーロア本体部の引張強度は、980MPa以下である。
第2態様に係るセンタピラー構造によれば、引張強度が1500MPa以上とされたピラーアッパ部とピラーロア部の高強度部は変形しにくく、引張強度が980MPa以下とされたピラーロア本体部は変形しやすい。このため、側突時にピラーアッパ部に対してピラーロア本体部が車両幅方向内側に変形しやすく、センタピラーを車両正面視にて略J字型に変形させつつ、センタピラーの車室内側への侵入量を低減することができる。
第3態様に係るセンタピラー構造は、第1態様又は第2態様に係るセンタピラー構造において、前記高強度部は、前記ピラーロア部の車両上下方向に沿った稜線よりも面方向内側に設けられている。
第3態様に係るセンタピラー構造によれば、高強度部が、ピラーロア部の車両上下方向に沿った稜線よりも面方向内側に設けられており、ピラーロア部の稜線付近の引張強度が低いことで、ピラーロア部の稜線付近が変形しやすい。このため、側突時にセンタピラーを車両正面視にて略J字型に変形させやすくなる。
第4態様に係るセンタピラー構造は、第1態様から第3態様までのいずれか1つの態様に係るセンタピラー構造において、前記高強度部は、前記ピラーロア部と前記ロッカとの接合部よりも車両上下方向上側に設けられている。
第4態様に係るセンタピラー構造によれば、高強度部は、ピラーロア部とロッカとの接合部よりも車両上下方向上側に設けられている。これにより、ピラーロア部の引張強度が低い部分とロッカとを溶接等により接合しやすくなり、ピラーロア部とロッカとの接合部の強度を上げることができる。
本発明に係るセンタピラー構造によれば、側突時にセンタピラーの車室内側への侵入量を低減することができる。
一実施形態に係るセンタピラー構造が適用される車両の側部を示す側面図である。 一実施形態に係るセンタピラー構造が適用されたセンタピラーのセンタピラーアウタパネルを示す側面図である。 一実施形態に係るセンタピラー構造が適用されたセンタピラーのセンタピラーアウタパネルとセンタピラーインナパネルとを示す断面図(図2中の3−3線に沿った断面図)である。 一実施形態に係るセンタピラー構造が適用されたセンタピラーを示す断面図である。 一実施形態に係るセンタピラー構造における側突時のセンタピラーの変形状態を示す断面図である。 比較例に係るセンタピラー構造が適用されたセンタピラーアウタパネルを示す側面図である。 (A)は、比較例に係るセンタピラー構造が適用されたセンタピラーアウタパネルを示す断面図(図6中の7A−7A線に沿った断面図)であり、(B)は、比較例に係るセンタピラー構造が適用されたセンタピラーアウタパネルの狙いの変形状態を示す断面図である。 比較例に係るセンタピラー構造における側突時のセンタピラーの変形状態を示す断面図である。
本発明の実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
以下、図1〜図5を用いて、一実施形態に係るセンタピラー構造について説明する。
図1には、一実施形態のセンタピラー構造S28(図2参照)が適用された車両10の側部12が模式的な側面図にて示されている。図1に示されるように、車両10の側部12には、車両前方側から順にフロントピラー14、センタピラー16、及びリアピラー18が配設されている。なお、フロントピラー14、センタピラー16、及びリアピラー18は、車両10の両サイドに左右一対で設けられている。センタピラー16は、車両10の側部12に形成されたフロントドア用開口部20Aとリアドア用開口部20Bとの間に配置され、略車両上下方向に沿って延在されている。すなわち、センタピラー16は、略車両上下方向を長手方向とする車体骨格部材とされている。
センタピラー16の上部側には、略車両前後方向に延在されるルーフサイドレール22が設けられている。センタピラー16の上端部16Aは、ルーフサイドレール22における車両前後方向の中間部22Aに結合されている。ルーフサイドレール22は、車両上部に略車両幅方向及び略車両前後方向に配置されたルーフパネル(図示省略)の両サイドにおいて、略車両前後方向を長手方向として配置された車体骨格部材とされている。すなわち、ルーフサイドレール22は、フロントドア用開口部20A及びリアドア用開口部20Bの上縁に沿って略車両前後方向に配置されている。センタピラー16とルーフサイドレール22との結合部は略T字状に形成されている。また、ルーフサイドレール22の前端部は、フロントピラー14に結合されており、ルーフサイドレール22の後端部は、リアピラー18に結合されている。
また、センタピラー16の下端部16Bは、ロッカ24における車両前後方向の中間部に結合されている。ロッカ24は、車両10の下部の両サイドにおいて略車両前後方向を長手方向として配置された車体骨格部材とされている。すなわち、ロッカ24は、フロントドア用開口部20A及びリアドア用開口部20Bの下縁に沿って略車両前後方向に配置されている。
図2には、一実施形態のセンタピラー構造S28が適用されたセンタピラー16のピラーアウタパネル32が示されている。図3には、一実施形態のセンタピラー構造S28が適用されたセンタピラー16が断面図(図2中の3−3線に沿った断面図)にて示されている。なお、図2及び図3では、車両背面視にて車両10の幅方向左側のセンタピラー16が示されているが、車両10の幅方向右側のセンタピラーは、左右対称であるため、図示を省略する。図3に示されるように、センタピラー16は、車両幅方向内側に配置されたセンタピラーインナパネル(以下、「ピラーインナパネル」と略称する)30と、ピラーインナパネル30の車両幅方向外側に配置されたセンタピラーアウタパネル(以下、「ピラーアウタパネル」と略称する)32と、を備えている。
ピラーインナパネル30は、略車両上下方向を長手方向として配置されている(図4参照)。ピラーインナパネル30は、水平方向(略車両幅方向及び略車両前後方向)に沿った断面形状が車両幅方向外向きに開口された略ハット形状とされている。より具体的には、ピラーインナパネル30は、車両幅方向内側に略車両前後方向に沿って配置された内側壁部30Aと、内側壁部30Aの車両前後方向の前端部から略車両幅方向外側に延びた縦壁部30Bと、内側壁部30Aの車両前後方向の後端部から略車両幅方向外側に延びた縦壁部30Cと、を備えている。さらに、ピラーインナパネル30は、縦壁部30Bの車両幅方向の外側端部から車両前方側に延びたフランジ部30Dと、縦壁部30Cの車両幅方向の外側端部から車両後方側に延びたフランジ部30Eと、を備えている。
前後一対の縦壁部30B、30Cは、車両幅方向内側に向かって車両前後方向の間隔が狭くなるように斜め方向に配置されている。内側壁部30Aには、開口部34が形成されている。開口部34は、ピラーインナパネル30の内側壁部30Aの車両上下方向の下部に設けられている。ピラーインナパネル30の開口部34は、図示しないシートベルトの巻取り部との干渉を避けるために設けられている。
ピラーアウタパネル32は、略車両上下方向を長手方向として配置されている(図2参照)。ピラーアウタパネル32は、水平方向(略車両幅方向及び略車両前後方向)に沿った断面形状が車両幅方向内向きに開口された略ハット形状とされている。より具体的には、ピラーアウタパネル32は、車両幅方向外側に略車両前後方向に沿って配置された外側壁部32Aと、外側壁部32Aの車両前後方向の前端部から略車両幅方向内側に延びた縦壁部32Bと、外側壁部32Aの車両前後方向の後端部から略車両幅方向内側に延びた縦壁部32Cと、を備えている。さらに、ピラーアウタパネル32は、縦壁部32Bの車両幅方向の内側端部から車両前方側に延びたフランジ部32Dと、縦壁部32Cの車両幅方向の内側端部から車両後方側に延びたフランジ部32Eと、を備えている。
前後一対の縦壁部32B、32Cは、車両幅方向外側に向かって車両前後方向の間隔が狭くなるように斜め方向に配置されている。外側壁部32Aと縦壁部32Bとの間には、略車両上下方向に沿って稜線36Aが形成されており、外側壁部32Aと縦壁部32Cとの間には、略車両上下方向に沿って稜線36Bが形成されている。
ピラーアウタパネル32のフランジ部32Dは、ピラーインナパネル30のフランジ部30Dに重ね合わされて溶接(本実施形態ではスポット溶接)により接合されている。ピラーアウタパネル32のフランジ部32Eは、ピラーインナパネル30のフランジ部30Eに重ね合わされて溶接(本実施形態ではスポット溶接)により接合されている。これにより、ピラーアウタパネル32とピラーインナパネル30とで閉断面構造とされている。
図2に示されるように、ピラーアウタパネル32は、ピラーアウタパネル32における車両上方側の部分を構成するピラーアッパ部40と、ピラーアウタパネル32における車両下方側の部分を構成するピラーロア部42と、を備えている。本実施形態では、ピラーロア部42は、ピラーアウタパネル32の車両上下方向の下側の部位とされている。また、ピラーアッパ部40は、ピラーアウタパネル32のピラーロア部42以外の部位、すなわち、ピラーアウタパネル32の車両上下方向の下側を含む中間部から車両上側の部位とされている。ピラーアッパ部40は、ルーフサイドレール22(図4参照)に接合されている。ピラーロア部42は、ロッカ24(図4参照)に接合されている。
ピラーロア部42は、ピラーアッパ部40の引張強度よりも引張強度が低いピラーロア本体部42Aと、ピラーロア部42の車両前後方向中間部に車両上下方向に沿って配置されると共にピラーロア本体部42Aの引張強度よりも引張強度が高い高強度部42Bと、を備えている。
ピラーアウタパネル32は、例えば、高張力鋼板(High Tensile Strength Steel Sheets)、又は超高張力鋼板であるホットスタンプ材(HS材)をプレス加工することにより形成されている。ここで、高張力鋼板とは、普通鋼板よりも引張強さが高い鋼板の意味であり、主として引張強さが440MPa以上の鋼板を指している。また、超高張力鋼板とは、引張強さが980MPa以上の高張力鋼板を指している。
本実施形態では、ピラーアッパ部40と高強度部42Bの引張強度は、例えば、1500MPa以上とされている。ピラーロア本体部42Aの引張強度は、例えば、980MPa以下とされている。
高強度部42Bは、ピラーロア部42の車両上下方向に沿った稜線36A、36Bよりも面方向内側に設けられている。言い換えると、高強度部42Bは、ピラーロア部42の稜線36A、36Bよりも車両前後方向内側の外側壁部32Aに設けられている(図3参照)。高強度部42Bは、車両側面視にて略台形状とされており、車両上下方向の上側よりも下側の面積が広い形状とされている。
高強度部42Bは、ピラーロア部42におけるロッカ24との接合部44よりも車両上下方向上側に設けられている(図4参照)。
ここで、ピラーアウタパネル32のピラーアッパ部40、ピラーロア本体部42A及び高強度部42Bの製造方法について説明する。
第1の製造方法としては、鋼板を加熱し、加熱した鋼板をプレス装置に取り付けた金型で塑性加工すると共に、ピラーアッパ部40の領域と高強度部42Bの領域を金型との接触により急冷することによって、引張強度が1500MPa以上のホットスタンプ(ピラーアッパ部40及び高強度部42B)を作製する。また、ピラーロア本体部42Aの領域は、急冷せずに、金型を温めて徐冷することで、引張強度が980MPa以下のピラーロア本体部42Aを作製する。これにより、図2に示すピラーアウタパネル32が製造される。
第2の製造方法としては、鋼板を加熱し、加熱した鋼板をプレス装置に取り付けた金型で塑性加工すると共に、ピラーアウタパネル32の全体を金型との接触により急冷することによって、ピラーアウタパネル32の全体の引張強度が1500MPa以上のホットスタンプを作製する。その後、ピラーロア本体部42Aの領域を再度温めて焼戻すことにより、引張強度が980MPa以下のピラーロア本体部42Aを作製する。これにより、図2に示すピラーアウタパネル32が製造される。
図4に示されるように、ルーフサイドレール22は、車両幅方向内側に配置されたルーフサイドレールインナパネル(以下、「レールインナパネル」と略称する)50と、レールインナパネル50の車両幅方向外側に配置されたルーフサイドレールアウタパネル(以下、「レールアウタパネル」と略称する)52と、を備えている。レールインナパネル50は、ルーフサイドレール22の車両幅方向内側の部位を構成し、車両上部で車両前後方向を長手方向として配置されている。レールインナパネル50は、車両上下方向の上部側に車両幅方向内側に延びた上フランジ部50Aと、車両上下方向の下部に車両下方側に延びた下フランジ部50Bと、を備えている。
レールアウタパネル52は、レールインナパネル50の車両幅方向外側の部位を構成し、車両上部で車両前後方向を長手方向として配置されている。レールアウタパネル52は、略車両上下方向及び略車両幅方向に沿った断面視にて断面が略ハット形状とされると共に、車両幅方向内向きに開口されている。レールアウタパネル52は、車両幅方向外側に突出する壁部52Aと、壁部52Aの車両幅方向内側端部から車両幅方向内側に延びた上フランジ部52Bと、壁部52Aの車両下方側の端部から車両下方側に延びた下フランジ部52Cと、を備えている。レールアウタパネル52の上フランジ部52Bは、レールインナパネル50の上フランジ部50Aの上面に重ね合わされて溶接により接合されている。レールアウタパネル52の下フランジ部52Cは、レールインナパネル50の下フランジ部50Bの外側面に重ね合わされて溶接により接合されている。これにより、レールアウタパネル52とレールインナパネル50とで閉断面構造とされている。
ピラーアウタパネル32のピラーアッパ部40の上端部41は、レールアウタパネル52の壁部52Aに沿って屈曲されており、ピラーアッパ部40の上端部41がレールアウタパネル52の壁部52Aに溶接等により接合されている。また、ピラーインナパネル30の上端部31Aは、レールアウタパネル52の壁部52Aに沿って屈曲されており、ピラーインナパネル30の上端部31Aは、レールアウタパネル52の壁部52Aに溶接等により接合されている。
なお、ピラーアウタパネル32及びピラーインナパネル30と、ルーフサイドレール22との結合部の構成は、図4に示す構成に限定されるものではなく、変更が可能である。例えば、ピラーインナパネルの上端部が、レールアウタパネル52の下フランジ部52Cとレールインナパネル50の下フランジ部50Bとの間に挟まれた状態で溶接等により接合される構成でもよい。
図4に示されるように、ロッカ24は、車両幅方向内側に配置されたロッカインナパネル54と、ロッカインナパネル54の車両幅方向外側に配置されたロッカアウタパネル56と、を備えている。ロッカインナパネル54は、ロッカ24の車両幅方向内側の部位を構成し、車両下部で車両前後方向を長手方向として配置されている。ロッカインナパネル54は、略車両上下方向及び略車両幅方向に沿った断面視にて断面が略ハット形状とされると共に、車両幅方向外向きに開口されている。ロッカインナパネル54は、車両幅方向内側に突出する断面U字状の壁部54Aと、壁部54Aの車両上方側の車両幅方向外側端部から車両上方側に延びた上フランジ部54Bと、壁部54Aの車両下方側の車両幅方向外側端部から車両下方側に延びた下フランジ部54Cと、を備えている。
ロッカアウタパネル56は、ロッカ24の車両幅方向外側の部位を構成し、車両下部で車両前後方向を長手方向として配置されている。ロッカアウタパネル56は、略車両上下方向及び略車両幅方向に沿った断面視にて断面が略ハット形状とされると共に、車両幅方向内向きに開口されている。ロッカアウタパネル56は、車両幅方向外側に突出する断面U字状の壁部56Aと、壁部56Aの車両上方側の車両幅方向内側端部から車両上方側に延びた上フランジ部56Bと、壁部56Aの車両下方側の車両幅方向内側端部から車両下方側に延びた下フランジ部56Cと、を備えている。
ロッカアウタパネル56の上フランジ部56Bとロッカインナパネル54の上フランジ部54Bとは、ピラーインナパネル30の下端部31Bを挟持するように配置されている。この状態で、ロッカアウタパネル56の上フランジ部56Bとピラーインナパネル30の下端部31Bとロッカインナパネル54の上フランジ部54Bとが溶接により接合されている。ロッカアウタパネル56の下フランジ部56Cとロッカインナパネル54の下フランジ部54Cとは、ピラーインナパネル30の下端部31Bを挟持するように配置されている。この状態で、ロッカアウタパネル56の下フランジ部56Cとピラーインナパネル30の下端部31Bとロッカインナパネル54の下フランジ部54Cとが溶接により接合されている。これにより、ピラーインナパネル30の下端部31Bを挟んだ状態でロッカアウタパネル56とロッカインナパネル54とで閉断面構造とされている。
ピラーアウタパネル32のピラーロア部42は、ロッカアウタパネル56の壁部56Aの車両幅方向外側の突出面に面接触状態で配置されており、ピラーロア部42とロッカアウタパネル56の壁部56Aとが溶接による接合部44で接合されている。
なお、ピラーアウタパネル32及びピラーインナパネル30と、ロッカ24との結合部の構成は、図4に示す構成に限定されるものではなく、変更が可能である。また、図示を省略するが、センタピラー16、ルーフサイドレール22及びロッカ24の車両幅方向外側を覆うようにサイドアウタパネルが設けられている。
次に、本実施形態のセンタピラー構造S28の作用及び効果について説明する。
図2に示されるように、ピラーアウタパネル32は、車両上方側の部分を構成すると共にルーフサイドレール22に接合されるピラーアッパ部40と、車両下方側の部分を構成すると共にロッカ24に接合されるピラーロア部42と、を備えている。ピラーロア部42は、ピラーアッパ部40の引張強度よりも引張強度が低いピラーロア本体部42Aと、ピラーロア部42の車両上下方向に沿って配置されてピラーロア本体部42Aの引張強度よりも引張強度が高い高強度部42Bと、を有している。
図5には、センタピラー16の変形前の状態が想像線(二点鎖線)で示されており、センタピラー16の側突時の変形状態が実線で示されている。図5に示されるように、センタピラー構造S28では、ピラーアッパ部40の引張強度よりもピラーロア本体部42Aの引張強度を低くすることで、側突時にピラーアッパ部40に比べてピラーロア本体部42Aが車両幅方向内側に変形しやすい。このため、車両正面視にてセンタピラー16のピラーロア本体部42Aが車両幅方向内側に変形することで、センタピラー16を略J字型に変形するように制御することができる。そして、ピラーロア部42が、ピラーロア本体部42Aの引張強度よりも引張強度が高い高強度部42Bを有することで、ピラーロア部42が車両上下方向に伸びることが抑制され、センタピラー16の車室内側(車両幅方向内)への侵入量を低減することができる。
また、センタピラー構造S28では、ピラーアッパ部40と高強度部42Bの引張強度は、1500MPa以上であり、ピラーロア本体部42Aの引張強度は、980MPa以下とされている。これにより、引張強度が1500MPa以上のピラーアッパ部40とピラーロア部42の高強度部42Bは変形しにくく、引張強度が980MPa以下のピラーロア本体部42Aは変形しやすい。このため、側突時にピラーアッパ部40に対してピラーロア本体部42Aが車両幅方向内側に変形しやすく、センタピラー16を車両正面視にて略J字型に変形させつつ、センタピラー16の車室内側(車両幅方向内)への侵入量を低減することができる。
また、センタピラー構造S28では、ピラーロア部42における高強度部42Bは、ピラーロア部42の車両上下方向に沿った稜線36A、36Bよりも面方向内側に設けられている(図2及び図3参照)。すなわち、ピラーロア部42の稜線付近の引張強度が低いことで、ピラーロア部42の稜線付近が変形しやすい。このため、側突時にセンタピラー16を車両正面視にて略J字型に変形させやすくなる。
さらに、センタピラー構造S28では、高強度部42Bは、ピラーロア部42とロッカ24(図4参照)との接合部44よりも車両上下方向上側に設けられている(図2参照)。これにより、ピラーロア部42の引張強度が低い部分とロッカ24とを溶接等により接合しやすくなり、ピラーロア部42とロッカ24との接合部44の強度を上げることができる。
図6〜図8には、比較例のセンタピラー構造S100が示されている。なお、前述した一実施形態のセンタピラー構造S28と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図6に示されるように、センタピラー102のピラーアウタパネル104は、車両上下方向の上部側から下部側に向かって順に、引張強度が高い硬質部106Aと、硬質部106Aよりも引張強度が低い軟質部106Bと、硬質部106Aと同様に引張強度が高い硬質部106Cと、を備えている。硬質部106Cは、ピラーアウタパネル104の車両上下方向の下部に設けられている。軟質部106Bは、ピラーアウタパネル104の車両上下方向の下部側であって、硬質部106Cの上側に帯状に設けられている。硬質部106Aは、ピラーアウタパネル104の中間部から上部側の領域であって、軟質部106Bの上側に設けられている。
ピラーアウタパネル104の硬質部106Aと硬質部106Cは、例えば、1500MPa以上とされている。ピラーアウタパネル104の軟質部106Bの引張強度は、例えば、980MPa以下とされている。
図7(A)には、ピラーアウタパネル104の軟質部106Bの変形前の状態が断面図にて示されている。図7(A)に示されるように、ピラーアウタパネル104は、断面がハット状に形成されており、車両幅方向内向きに開口する形状とされている。
図7(B)には、側突時のピラーアウタパネル104の軟質部106Bの狙いの変形モードが示されている。図7(B)に示されるように、側突時には、ピラーアウタパネル104の下部側の軟質部106Bを変形させることで、ピラーアウタパネル104の下部側の軟質部106Bを車両幅方向内側に潰すことを狙いとしている。
しかし、実際の側突時には、図8中の実線に示されるように、ピラーアウタパネル104の下部側の軟質部106Bが上下方向にも伸びるため、結果として、センタピラー102の車両幅方向内側(車室内側)への侵入量が増える。
これに対し、本実施形態のセンタピラー構造S28では、ピラーアウタパネル32のピラーロア部42は、ピラーアッパ部40の引張強度よりも引張強度が低いピラーロア本体部42Aと、ピラーロア部42の車両幅方向中間部に車両上下方向に沿って配置されると共に引張強度が高い高強度部42Bと、を有している。これにより、側突時にピラーアウタパネル32のピラーロア部42の高強度部42Bが車両上下方向に伸びることが抑制され、センタピラーの車両幅方向内側(車室内側)への侵入量を低減することができる。
なお、本実施形態のセンタピラー構造S28において、ピラーアウタパネル32のピラーロア部42におけるピラーロア本体部42Aの形状及び位置、高強度部42Bの形状及び位置は、変更が可能である。
10 車両
12 側部
16 センタピラー
22 ルーフサイドレール
24 ロッカ
32 ピラーアウタパネル(センタピラーアウタパネル)
36A 稜線
36B 稜線
40 ピラーアッパ部
42 ピラーロア部
42A ピラーロア本体部
42B 高強度部
44 接合部
S28 センタピラー構造

Claims (3)

  1. 車両側部に車両上下方向に沿って延在され、車両幅方向外側に配置されるセンタピラーアウタパネルを備えたセンタピラーと、
    前記センタピラーアウタパネルにおける車両上方側の部分を構成し、車両前後方向に延在されるルーフサイドレールに接合されるピラーアッパ部と、
    前記センタピラーアウタパネルにおける車両下方側の部分を構成し、車両前後方向に延在されるロッカに接合されるピラーロア部と、
    を含んで構成されるセンタピラー構造であって、
    前記ピラーロア部は、
    前記ピラーアッパ部の引張強度よりも引張強度が低いピラーロア本体部と、
    前記ピラーロア部に車両上下方向に沿って配置され、前記ピラーロア本体部の引張強度よりも引張強度が高い高強度部と、
    を有し、
    前記高強度部の少なくとも一部分は、前記ピラーロア部の車両上下方向に沿った一方の稜線の側から前記ピラーロア部の車両上下方向に沿った他方の稜線の側まで車両前後方向に形成されると共に、
    前記高強度部は、前記ピラーロア部の車両上下方向に沿った前記稜線よりも面方向内側に設けられており、
    高さ方向で見て、前記高強度部と前記ピラーアッパ部との間に、前記高強度部及び前記ピラーアッパ部のいずれよりも引張強度の低い前記ピラーロア本体部が介在されているセンタピラー構造。
  2. 前記ピラーアッパ部と前記高強度部の引張強度は、1500MPa以上であり、
    前記ピラーロア本体部の引張強度は、980MPa以下である請求項1に記載のセンタピラー構造。
  3. 前記高強度部は、前記ピラーロア部と前記ロッカとの接合部よりも車両上下方向上側に設けられている請求項1又は請求項2に記載のセンタピラー構造。
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