JP6746874B2 - 自動認識コードラベルおよび品質管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、温度および時間に応じて色が変化するラベルおよびそれ用いた品質管理方法に関するものである。
食品、医薬品、電子部品等においては適切な温度管理が求められており、種々の品質管理技術が開発されている。
例えば、温度に応じて色が変化する示温インキを用いる手法が知られている。例えば特許文献1には、レトルト殺菌処理の有無の検査において、所定の温度で不可逆的に色変化する示温インキを用いる技術が開示されている。しかしながら、示温インキは所定の温度に達すると瞬時に色が変化するため、設定温度に達した履歴は残るものの、所定の温度以上での累積時間等の履歴は分からない。
また、例えば特許文献2には、支持体上に、感熱記録層と、顔料およびバインダーを含有する浸透層と、融点が0℃以上の感温物質を内包するマイクロカプセル含有層と、保護層とが順次積層された示温ラベル、ならびに、支持体上に、融点が0℃以上の感温物質を内包するマイクロカプセル含有層と、顔料およびバインダーを含有する浸透層と、感熱記録層と、保護層とが順次積層された示温ラベルが提案されている。これらの示温ラベルにおいては、感熱記録層にバーコードのような認識情報を記録しておき、使用直前にマイクロカプセルを加圧破壊(スイッチオン)する。感温物質が融点まで曝されると、融解して浸透層を通って感熱記録層に到達し、その結果バーコードが不鮮明になり読み取りができなくなる。しかしながら、このような示温ラベルにおいても、上記の場合と同様に、設定温度に達した履歴は残るものの、経過時間等の履歴は分からない。
そこで、時間温度インジケーター(TTI;Time Temperature Indicator)が提案されている。TTIは、温度履歴を色変化等で示すものであり、例えば所定の温度に達すると経時的に色が変化するものが知られており、品質管理に広く利用されている。例えばBIZERBA社のOnVuや、TEMPTIME CorporationのFresh−Check等のラベルが実用化されている。
特開2005−181072号公報 特開2004−184920号公報
TTIは色変化を目視で確認できるため、利用者が容易に品質不良を判断することができる。しかしながら、色変化は定量的評価ではないため、判定結果にばらつきが出る場合がある。
また、近年ではトレーサビリティが重要視されており、流通過程の適切な品質管理が要求されている。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、温度および時間に応じて色が変化するラベルであって、品質管理システムに利用可能なラベルを提供することを主目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、基材と、上記基材上に配置され、明パターンおよび暗パターンを有する自動認識コードとを有する自動認識コードラベルであって、上記暗パターンの材料は、フォトクロミック着色剤であり、上記自動認識コード上に、紫外線吸収剤を含有する保護層が配置されており、上記自動認識コードは、熱量に応じて色が変化しないデザイン部分を外枠として、その内側に前記外枠の配置に対応した前記明パターンおよび前記暗パターンが配置された状態で、温度および時間で決まる熱量に応じて上記暗パターンの色が変化することによって、コントラスト値が低下するものであることを特徴とする自動認識コードラベルを提供する。

また本発明は、上述の自動認識コードラベルを用いる品質管理方法であって、上記自動認識コードラベルの自動認識コードが読み取り可能であるか否かを判定する判定工程を有することを特徴とする品質管理方法を提供する。
本発明においては、自動認識コードが温度および時間に応じて色が変化することによって、コントラスト値が低下するものであることから、品質を精度良く、迅速に検査することができ、生産から消費までの流通過程にて品質を適正に管理することができ、商品を安全に提供することができるという効果を奏する。
本発明の自動認識コードラベルの一例を示す概略平面図である。 本発明の自動認識コードラベルの他の例を示す概略平面図である。 本発明の自動認識コードラベルの他の例を示す概略平面図である。 本発明の自動認識コードラベルの他の例を示す概略平面図である。 本発明の品質管理方法の一例を示す工程図である。
以下、本発明の自動認識コードラベルおよび品質管理方法について詳細に説明する。
A.自動認識コードラベル
本発明の自動認識コードラベルは、基材と、上記基材上に配置され、明パターンおよび暗パターンを有する自動認識コードとを有するものであって、上記自動認識コードは、温度および時間で決まる熱量に応じて上記明パターンまたは上記暗パターンの色が変化することによって、コントラスト値が低下するものであることを特徴とするものである。
ここで、「温度および時間で決まる熱量」とは、熱量が、温度に依存する反応速度と時間との積算で表されることを指す。すなわち、温度および時間に応じて明パターンまたは暗パターンの色が変化することにより、コントラスト値が低下し、所定の温度および時間に達すると自動認識コードは読み取り不可となる。
所定の温度および時間は、材料に応じて異なるものである。また、所定の時間は、温度に応じて異なるものである。
本発明の自動認識コードラベルについて図面を参照して説明する。
図1(a)、(b)は本発明の自動認識コードラベルの一例を示す概略平面図である。図1(a)、(b)に例示するように、自動認識コードラベル1Aは、基材2と、基材2上に配置され、明パターン4および暗パターン5を有する自動認識コード3とを有しており、この自動認識コード3はバーコードである。自動認識コード3の暗パターン5は温度および時間で決まる熱量に応じて図1(a)から図1(b)に示すように色が変化するものであり、例えば青色が退色するものである。そのため、自動認識コード3は、所定の熱量に達すると明パターン4および暗パターン5のコントラスト値が低下して読み取りができなくなる。
図2(a)、(b)は本発明の自動認識コードラベルの他の例を示す概略平面図である。図2(a)、(b)に例示するように、自動認識コードラベル1Bは、基材2と、基材2上に配置され、明パターン4および暗パターン5を有する自動認識コード3とを有しており、この自動認識コード3はバーコードである。自動認識コード3の明パターン4は温度および時間で決まる熱量に応じて図2(a)から図2(b)に示すように色が変化するものであり、例えば無色から黒色に変化するものである。そのため、自動認識コード3は、所定の熱量に達すると明パターン4および暗パターン5のコントラスト値が低下して読み取りができなくなる。
本発明においては、自動認識コードが温度および時間に応じて色が変化することにより、コントラスト値が低下するものであり、例えば所定の温度以上であっても所定の時間未満では読み取り可能であることから、実使用可能である。
また本発明においては、自動認識コードが温度および時間に応じて色が変化することにより、コントラスト値が低下するものであることから、本発明の自動認識コードラベルを備える商品においては、品質を精度良く、迅速に検査することができ、生産から消費までの流通過程にて品質を適正に管理することができる。そのため、適正に管理されたもの以外が市場に出回るのを防ぐことができ、商品を安全に提供することができる。また、自動認識コードにより商品番号等の情報を把握することができ、優れた品質管理を行うことができる。さらには、生産量や販売量等のデータ管理も行うことができる。
以下、本発明の自動認識コードラベルについて詳細に説明する。
1.自動認識コード
本発明における自動認識コードは基材上に配置され、明パターンと暗パターンとを有するものである。また、自動認識コードは、温度および時間で決まる熱量に応じて明パターンまたは暗パターンの色が変化することによって、コントラスト値が低下するものである。
自動認識コードとしては、明パターンおよび暗パターンを有し、明パターンおよび暗パターンのコントラスト値により読み取り可能なものであればよく、バーコード、二次元コードが挙げられる。また、自動認識コードは、意匠性を有するデザインバーコードやデザイン二次元コードであってもよい。
また、自動認識コードは数字や文字等の記号を有していてもよい。
色変化前の明パターンおよび暗パターンの色としては、明パターンおよび暗パターンのコントラスト値により自動認識コードが読み取り可能となる色であればよく、例えば一般的なバーコードや二次元コードの色を適用することができ、明パターンまたは暗パターンの色変化に応じて適宜選択される。例えば、暗パターンの色としては黒色、青色、紺色、緑色等を挙げることができ、明パターンの色としては白色、赤色、黄色、橙色等を挙げることができる。
自動認識コードにおいては、温度および時間で決まる熱量に応じて明パターンの色が変化してもよく暗パターンの色が変化してもよい。
暗パターンの色が変化する場合、暗パターンの色変化は、暗パターンの色が変化することで明パターンおよび暗パターンのコントラスト値が低下するような色変化であればよく、明パターンの色に応じて適宜選択される。例えば明パターンの色が白色である場合には、暗パターンの色変化としては、青色が退色する色変化が挙げられる。
また、明パターンの色が変化する場合、明パターンの色変化は、明パターンの色が変化することで明パターンおよび暗パターンのコントラスト値が低下するような色変化であればよく、暗パターンの色に応じて適宜選択される。例えば暗パターンの色が黒色である場合には、明パターンの色変化としては、無色から黒色への色変化が挙げられる。
このような明パターンまたは暗パターンの材料としては、TTI(Time Temperature Indicator)に用いられる材料を挙げることができる。
暗パターンに用いられる材料としては、例えば紫外線照射により活性化されて可逆的色変化を起こし、温度および時間に応じて色戻りが生じるフォトクロミック着色剤が挙げられる。
ここで、色戻りとは、紫外線暴露されていないフォトクロミック着色剤の色に戻ることをいう。
フォトクロミック着色剤は、フォトクロミック染料または顔料である。様々なフォトクロミック染料および顔料が公知であり、多くが市販されている。フォトクロミック着色剤としては、紫外線活性化および色戻りの両方に関して予測可能かつ適切な速度を有するものが用いられる。
フォトクロミック着色剤としては、例えばスピロピラン、ジアリールエテン、スピロペリミジン、ビオロゲン、アゾベンゼン、3,3−ジフェニル−3H−ナフト[2,1−b]ピラン、2,5−ノルボルナジエン、チオインジゴ等が挙げられる。
中でも、フォトクロミック着色剤はスピロピランであることが好ましく、国際公開公報第2005/075978号に開示されているようなスピロピランが好ましく用いられる。
スピロピランは、一般的なスピロ炭素中心を介して別の複素環に結合されたピラン環からなる。無色のスピロピランを紫外線照射すると、C−O結合のヘテロリティック開裂を起こして、しばしば「メロシアニン」型と呼ばれる、cis−(1,2)またはtrans−(1,3)またはオルトキノイドの型を呈し得る、開環有色種が形成する。ピラン環は通常、置換されたベンゾまたはナフトピランであるが、スピロ炭素中心の向こう側に位置する複素環成分は、環構造の長いリスト、例えば、インドール、ベンズチアゾール、ベンゾオキサゾール、ベンズセレナゾール、キノリン、アクリジン、フェナントリジン、ベンゾピラン、ナフトピラン、キサンタン、ピロリジンおよびチアゾリジン等から選択することができる。
例えば、スピロピランとしては、下記式(1)、(2)で表される化合物が挙げられる。
スピロピランは、下記式に示すように、紫外線照射により活性化されると、直ちにその色を薄いベージュ色から濃い青色に変える。青色は、温度および時間に応じて退色する。熱退色は、青色の開環型から薄いベージュ色の閉環型への熱誘起逆反応である。
また、スピロピランとしては、例えば1−(2−ヒドロキシエチル)−3,3−ジメチルインドリノ−6′−ニトロベンゾピリロスピラン、1,3,3−トリメチルインドリノベンゾピリロスピラン、1,3,3−トリメチルインドリノ−6′−ニトロベンゾピリロスピラン、1,3,3−トリメチルインドリノ−6′−ブロモベンゾピリロスピラン、1,3,3−トリメチルインドリノ−8′−メトキシベンゾピリロスピラン、1,3,3−トリメチルインドリノ−β−ナフトピリロスピラン、1,3,3−トリメチルインドリノナフトスピロオキサジン等も挙げられる。
また、ジアリールエテンとしては、例えば2,3−ビス(2,4,5−トリメチル−3−チエニル)マレイン酸無水物、2,3−ビス(2,4,5−トリメチル−3−チエニル)マレイミド、cis−1,2−ジシアノ−1,2−ビス(2,4,5−トリメチル−3−チエニル)エテン、1,2−ビス[2−メチルベンゾ[b]チオフェン−3−イル]−3,3,4,4,5,5−ヘキサフルオロ−1−シクロペンテン、1,2−ビス(2,4−ジメチル−5−フェニル−3−チエニル)−3,3,4,4,5,5−ヘキサフルオロ-1-シクロペンテンが挙げられる。
スピロペリミジンとしては、例えば2,3−ジヒドロ−2−スピロ−4′−[8′−アミノナフタレン−1′(4′H)−オン]ペリミジン(o−体含む)、2,3−ジヒドロ−2−スピロ−7′−[8′−イミノ−7′,8′−ジヒドロナフタレン−1′−アミン]ペリミジンが挙げられる。
ビオロゲンとしては、例えば4,4′−ビピリジル、1,1′−ビス(2,4−ジニトロフェニル)−4,4′−ビピリジニウムジクロリド、1,1′−ジメチル−4,4′−ビピリジニウムジクロリド水和物、1,1′−ジヘプチル−4,4′−ビピリジニウムジブロミド、1,1′−ジ−n−オクチル−4,4′−ビピリジニウムジブロミド、1,1′−ジベンジル−4,4′−ビピリジニウムジクロリド水和物、1,1′−ジフェニル−4,4′−ビピリジニウムジクロリド、1,1′−ジメチル−4,4′−ビピリジニウムジクロリドが挙げられる。
フォトクロミック着色剤を含むインキとして、例えばBASF製のOnVuインキ等を用いることもできる。
暗パターンの形成方法としては、例えばフォトクロミック着色剤を含むインキを用いた、インクジェット法、フレキソ印刷法等の一般的な印刷法が挙げられる。
上記のフォトクロミック着色剤を用いて暗パターンを形成する場合には、暗パターンを形成することで、明パターンおよび暗パターンを有する自動認識コードを形成することができる。
上記のような暗パターンの場合、本発明の自動認識コードラベルを使用する際には、まず暗パターンに紫外線を照射して可逆的色変化を起こす。紫外線の波長および量は、フォトクロミック着色剤に応じて適宜選択される。例えばスピロピランは、波長365nmの紫外線を照射することで活性化することができる。
なお、紫外線照射により活性化されたフォトクロミック着色剤は時間に応じて、また紫外線や可視光線等によって退色することから、本発明の自動認識コードラベルの使用直前に紫外線を照射することが好ましい。そのため、この自動認識コードは使用開始前は明パターンおよび暗パターンのコントラスト値が低く読み取り不可なものとなる場合がある。
明パターンに用いられる材料としては、例えばジアセチレンモノマーが挙げられる。ジアセチレンモノマーが温度および時間に応答して重合反応を生じることでポリマーが生成し、色変化が起こる。
ジアセチレンモノマーとしては、例えば下記式(3)で表される結晶性ジアセチレン化合物を挙げることができる。
−C≡C−C≡C−R (3)
(上記式中、RおよびRはそれぞれ独立して有機置換基である。)
およびRとしては、例えば−RNHCONHR、−CHNHCONHRが挙げられる。ここで、Rは、1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、例えば、エチル基、プロピル基、ブチル基、オクチル基、ドデシル基またはオクタデシル基であり、Rは、1〜20個の炭素原子を有するアルキル基である。
結晶性ジアセチレン化合物は、対称に置換されていることが好ましい。例えば、ジアセチレン化合物は対称中心を有し、対称軸も対称面も存在しない結晶構造を有することができる。対称軸も対称面も有さない結晶構造は一般に「三斜晶系」と称される。
具体的には、結晶性ジアセチレン化合物としては、下記式(4)で表される結晶性ジアセチレン化合物を挙げることができる。
CHCHHNCONH−CH−C≡C−C≡C−CH−NHCONHCHCH (4)
この結晶性ジアセチレン化合物は、三斜晶系結晶構造を有する。
より具体的には、結晶性ジアセチレン化合物としては、2,4−ヘキサジイン−1,6−ビス(アルキル尿素)化合物を挙げることができ、例えば2,4−ヘキサジイン−1,6−ビス(プロピル尿素)、2,4−ヘキサジイン−1,6−ビス(エチル尿素)が挙げられる。
また、ジアセチレンモノマーとしては、例えば下記式(5)で表されるジアセチレン化合物が挙げられる。
[CH(CHNHCONH(CHC≡C−] (5)
(上記式中、mは1〜7の奇数であり、nは1〜19の奇数または2〜20の偶数である。)
nが奇数の場合、固相は、三斜晶系空間群P−1を含む。一方、nが偶数の場合、固相は、b軸が2軸である単斜晶系空間群P2/aまたはP2/cを含む。
なお、ジアセチレンモノマーについては、例えば特開2013−189403号公報、特表2012−522054号公報、特表2011−502166号公報等に詳しい。
また、ジアセチレンモノマーとしては、例えば2,4−ヘンエイコサジイン酸、10,12−ヘプタコサジイン酸、2,4−ヘプタデカジイン酸、10,12−ヘプタデカジイン酸、10,12−ノナコサジイン酸、2,4−ノナデカジイン酸、10,12−ペンタコサジイン酸、2,4−ペンタデカジイン酸、10,12−トリコサジイン酸のようなジアセチレンモノカルボン酸も挙げられる。
明パターンの形成方法としては、例えばジアセチレンモノマーを含むインキを用いた、インクジェット法、フレキソ印刷法、グラビア印刷法等の一般的な印刷法が挙げられる。
上記のジアセチレンモノマーを用いて明パターンを形成する場合には、例えば明パターン形成領域のみにジアセチレンモノマーを含むインキを印刷してもよく、明パターン形成領域および暗パターン形成領域の全域にジアセチレンモノマーを含むインキを印刷した後、暗パターンを形成してもよく、暗パターンを形成した後、明パターン形成領域および暗パターン形成領域の全域にジアセチレンモノマーを含むインキを印刷してもよい。
ジアセチレンモノマーは、温度の他にも紫外線、電子線等の種々の条件で重合反応が生じ得ることから、この場合の自動認識コードラベルは使用前に凍結状態、例えば−24℃以下で維持することが好ましい。そのため、上述したように、明パターン形成領域および暗パターン形成領域の全域にジアセチレンモノマーを含むインキを印刷した後、暗パターンを形成する場合には、暗パターンの形成は凍結状態、例えば−24℃以下で行うことが好ましい。
自動認識コードがデザインバーコードやデザイン二次元コードである場合には、明パターンおよび暗パターン以外の部分は、熱量に応じて明パターンまたは暗パターンの色が変化する際に、同様に色が変化するものであってもよく、色が変化しないものであってもよい。例えば図3(a)、(b)に示すように自動認識コード3がデザインバーコードである場合において、暗パターン5は熱量に応じて色が変化し、デザイン部分6aも熱量に応じて同様に色が変化する。一方、図示しないが、デザイン部分6aは熱量に応じて色が変化しなくてもよい。また、例えば図4(a)、(b)に示すように自動認識コード3がデザインバーコードである場合において、明パターン4は熱量に応じて色が変化し、デザイン部分6bも熱量に応じて同様に色が変化する。一方、図示しないが、デザイン部分6bは熱量に応じて色が変化しなくてもよい。
また、自動認識コードが数字や文字等の記号を有する場合、記号は、熱量に応じて明パターンまたは暗パターンの色が変化する際に、同様に色が変化するものであってもよく、色が変化しないものであってもよい。
自動認識コードは、温度および時間で決まる熱量に応じて明パターンまたは上記暗パターンの色が変化することによって、コントラスト値が低下するものであり、所定の熱量、すなわち所定の温度および時間に達すると読み取り不可となる。
所定の温度および時間は、材料に応じて異なるものである。また、所定の時間は、温度に応じて異なるものであり、例えば分単位、日単位等、材料に応じて適宜調整される。
例えば、暗パターンにフォトクロミック着色剤を用いる場合、起点となる紫外線照射量(積算光量)および温度により、閾値までの色変化させる時間を変化させることができる。下記表1に具体例を示す。なお、評価は10℃環境下にて実施した。
また、上記の場合、紫外線照射量を一定とし、温度を変化させることにより、閾値までの色変化させる時間を変化させることもできる。下記表2に具体例を示す。なお、評価は紫外線照射量250mJ/cm2にて実施した。
2.基材
本発明における基材としては、自動認識コードを形成可能なものであればよく、例えば、樹脂基材、ガラス基材、金属基材、紙等を挙げることができる。
3.その他の構成
本発明の自動認識コードラベルは、基材および自動認識コードに加えて、必要に応じて他の構成を有していてもよい。例えば、保護層、接着層、粘着層等が挙げられる。
(1)保護層
本発明において、暗パターンの材料が上記のフォトクロミック着色剤である場合には、自動認識コード上に紫外線吸収剤を含有する保護層が配置されていることが好ましい。紫外線照射により活性化されたフォトクロミック着色剤を、紫外線や可視光線から保護することができるからである。
保護層は、可視光領域において透明性を有するものである。
保護層としては、例えば紫外線吸収剤およびバインダーを含有するものが挙げられる。
保護層に用いられる紫外線吸収剤としては、例えばヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール、ベンゾフェノン、ベンゾオキサゾン、α−シアノアクリレート、オキサニリド、トリス−アリール−s−トリアジン、ホルムアミジン、シンナメート、マロネート、ベンジリデン、サリチレート、ベンゾエート紫外線吸収剤を挙げることができる。これらの紫外線吸収剤は1種単独で用いてもよく2種以上を混合して用いてもよい。中でも、トリス−アリール−s−トリアジン紫外線吸収剤が好ましい。
中でも、紫外線吸収剤は、フォトクロミック着色剤を活性化するための紫外線を吸収せず、かつ、紫外線照射により活性化されたフォトクロミック着色剤に悪影響を及ぼす紫外線や可視光線を吸収するものであることが好ましい。
一方、紫外線吸収剤が、フォトクロミック着色剤を活性化するための紫外線を吸収するものである場合には、保護層は、暗パターンへの紫外線照射後、速やかに自動認識コード上に配置することが好ましい。
保護層中の紫外線吸収剤の含有量としては、保護層の厚み等に応じて適宜調整されるものであり、例えば35質量%〜60質量%の範囲内であることが好ましい。紫外線吸収剤の含有量が上記範囲内であれば、保護層の厚みが比較的薄くとも、紫外線を十分に吸収することができる。
また、保護層に用いられるバインダーとしては、例えば天然ワックス、合成ワックス、ゼラチン、天然ゴム、セルロース、セルロースアセタート、セルロースプロピオネートおよびセルロースブチラート等のセルロース誘導体、メチルセルロース等のセルロースエーテル、コロホニウム樹脂等が挙げられる。また、バインダーとしては、例えばポリオレフィン、ポリアミド、ポリウレタン、ポリアクリラート、ポリアクリルアミド、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリビニルアセタート、ポリビニルアルコール、ポリエステル、ポリ塩化ビニル等のハロゲン化ビニルポリマー、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル、不飽和ポリアミド、ポリイミド、フッ素化ポリマー、ケイ素含有カルバメートポリマー、ならびにこれらの混合物およびこれらを含むコポリマーを用いることもできる。
保護層中のバインダーの含有量は、例えば1質量%〜60質量%の範囲内とすることができる。
また、保護層は、さらに酸化防止剤、光安定剤、蛍光増白剤等の一般的な添加剤を含有していてもよい。
蛍光増白剤は、紫外線および可視光線を吸収する添加剤として好ましく用いられる。蛍光増白剤としては、例えばビス(ベンゾオキサゾール−2−イル)誘導体、ジスチリルベンゼン、ジスチリルビフェニル、ジビニルスチルベン、トリアジニルアミノスチルベン、スチルベニル−2H−トリアゾール、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、ジフェニルピラゾリン、クマリン、ナフタルイミド等が挙げられる。中でも、ビス(ベンゾオキサゾール−2−イル)誘導体が好ましく、具体的には2,5−チオフェンジイルビス(5−t−ブチル−1,3−ベンゾオキサゾール)が好ましい。
保護層中の蛍光増白剤の含有量は、例えば0.1質量%〜10質量%の範囲内であることが好ましく、0.5質量%〜5質量%の範囲内であることがより好ましい。
保護層の厚みは、例えば0.1μm〜1000μmの範囲内とすることができ、中でも0.1μm〜500μmの範囲内、特に2μm〜100μmの範囲内、さらには2μm〜50μmの範囲内であることが好ましい。
保護層は単層であってもよく2層以上が積層されたものであってもよい。2層以上が積層されている場合、各層の紫外線吸収剤、バインダー、紫外線吸収剤の含有量等は同一であっても異なっていてもよい。
保護層の形成方法としては、例えば熱転写、ホットスタンプ、インクジェット等が挙げられる。
(2)接着層または粘着層
本発明においては、基材の自動認識コードの形成面とは反対側の面に接着層または粘着層が配置されていてもよい。この場合、本発明の自動認識コードラベルは、物品に貼付可能なものとすることができる。
接着層および粘着層に用いられる接着剤および粘着剤としては、一般的なものから適宜選択して用いることができる。
また、接着層または粘着層上には剥離可能な剥離層が配置されていてもよい。
4.自動認識コードラベル
本発明の自動認識コードラベルは、例えば物品に貼付可能なものであってもよく、物品または梱包材等の表面に直に形成されたものであってもよい。後者の場合、自動認識コードラベルを構成する基材は物品または梱包材を構成する部材となる。
本発明の自動認識コードラベルは、通常は物品の外側に配置される。内部温度を管理する場合には、物品の内側に自動認識コードラベルを配置してもよい。
本発明の自動認識コードラベルの用途としては、例えば食品、医薬品、化粧品、電子部品、電子機器等が挙げられる。
B.品質管理方法
本発明の品質管理方法は、上述の自動認識コードラベルを用いる方法であって、上記自動認識コードラベルの自動認識コードが読み取り可能であるか否かを判定する判定工程を有することを特徴とする方法である。
図5は本発明の品質管理方法の一例を示す工程図である。まず、商品に自動認識コードラベルを貼付するまたは自動認識コードを印刷する(S1)。次いで、商品の保管後(S2)、出荷前に商品毎に1回目の判定工程を行う(S3)。自動認識コードが読み取り可能である場合は、その商品は適正に管理されていたと判定し出荷する(S4)。一方、自動認識コードが読み取り不可である場合は、その商品は不良品と判定し出荷しない(S5)。次いで、商品の出荷後(S4)かつ輸送後(S6)に、商品毎に2回目の判定工程を行う(S7)。自動認識コードが読み取り可能である場合は、その商品は適正に管理されていたと判定し小売店に卸される(S8)。一方、自動認識コードが読み取り不可である場合は、その商品は不良品と判定し小売店に卸さない(S9)。次に、小売店の商品の受け入れ後(S8)かつ保管後(S10)、販売前に商品毎に3回目の判定工程を行う(S11)。自動認識コードが読み取り可能である場合は、その商品は適正に管理されていたと判定し販売する(S12)。一方、自動認識コードが読み取り不可である場合は、その商品は不良品と判定し販売しない(S13)。
本発明においては、上述の自動認識コードラベルを用いるため、品質を精度良く、迅速に検査することができ、生産から消費までの流通過程にて品質を適正に管理することができる。そのため、商品を安全に提供することができる。また、自動認識コードにより商品番号等の情報を把握することができ、優れた品質管理を行うことができる。さらには、生産量や販売量等のデータ管理も行うことができる。
本発明における判定工程では、自動認識コードの明パターンおよび暗パターンのコントラスト値が基準コントラスト値以上である場合は読み取り可能、基準コントラスト値未満である場合は読み取り不可とすることができる。自動認識コードは所定の熱量に達すると読み取り不可となるものであるが、基準コントラスト値を適宜調整することにより、品質管理の基準を適宜調整することができる。例えば、基準コントラスト値を高くすることで、品質管理の基準を厳しくすることができ、また基準コントラスト値を低くすることで、品質管理の基準を緩やかにすることができる。したがって、本発明は種々の商品の品質管理に適用可能である。
判定工程の回数は1回でもよく複数回でもよい。例えば、出荷前、輸送後、棚卸時、販売前、配達時等に判定工程を行うことができる。いずれの時点で判定工程を行うのかは、適宜決定することができる。判定工程を複数回行う場合には、各判定工程での基準コントラスト値は同じであってもよく異なっていてもよい。
本発明の品質管理方法の具体例について説明する。
例えば、宅配弁当に自動認識コードラベルを貼付し、配達時に判定工程を行うことができる。この場合、前日に回収された弁当や、高温等の不適当な環境に曝された弁当が誤って配達されるのを防ぐことができる。
また、食料品等の宅配において、食料品等が収納されているボックスに自動認識コードラベルを貼付し、配達時に判定工程を行うことができる。この場合、自動認識コードの読み取りによって、配達時間や、適正な環境で保管および配送されたことを記録することもできる。
また、医薬品に自動認識コードラベルを貼付し、輸送後に判定工程を行うことができる。この場合、自動認識コードの読み取りによって、納入時間や、適正な環境で保管および輸送されたことを記録することもできる。さらに、この場合、期限切れの品や廃棄物として回収されたものが誤って納入されるのを防ぐことができる。
このように本発明においては、品質、安全性を確保することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
裏面に粘着層および剥離紙が配置されたコート紙に、BASF製のOnVuインキ(管理設定温度4℃用)を用いてフレキソ印刷方式でバーコードの暗パターンを形成し、ラベルを作製した。
上記ラベルを、宅配弁当出荷時に弁当に添付し、同時に波長365nmの紫外線を250mJ/cm2照射し、その後、ラベル上にUVカットフィルターを貼った。
出荷時の情報として、ラベルのバーコード読み取りを実施し、読み取りをもって出荷可能と判断し、10℃環境下の保管に入れ、輸送開始した。
弁当を、配送センターから個別の営業所にて邸別に小分けした。その際、ラベルのバーコード読み取りを実施し、読み取りをもって配達可能と判断し、邸別配送を実施した。
顧客に弁当を手渡しする際、さらにラベルのバーコード読み取りを実施し、読み取りをもって手渡し可能と判断し、手渡した。
読み取り記録は、弁当の配達までのトレーサビリティデータとして、記録保管された。
一方、邸別配送を実施したものの、24時間以上経った後に手渡しをしようとした際、バーコードが読み取れず、手渡しは不可と判断された。
1A、1B … 自動認識コードラベル
2 … 基材
3 … 自動認識コード
4 … 明パターン
5 … 暗パターン

Claims (2)

  1. 基材と、前記基材上に配置され、明パターンおよび暗パターンを有する自動認識コードとを有する自動認識コードラベルであって、
    前記暗パターンの材料は、フォトクロミック着色剤であり、
    前記自動認識コード上に、紫外線吸収剤を含有する保護層が配置されており、
    前記自動認識コードは、熱量に応じて色が変化しないデザイン部分を外枠として、その内側に前記外枠の配置に対応した前記明パターンおよび前記暗パターンが配置された状態で、温度および時間で決まる熱量に応じて前記暗パターンの色が変化することによって、コントラスト値が低下するものであることを特徴とする自動認識コードラベル。
  2. 請求項1に記載の自動認識コードラベルを用いる品質管理方法であって、
    前記自動認識コードラベルの自動認識コードが読み取り可能であるか否かを判定する判定工程を有することを特徴とする品質管理方法。
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