JP6740632B2 - 情報処理システム、画面表示情報生成方法、電子機器及びブラウザプログラム - Google Patents

情報処理システム、画面表示情報生成方法、電子機器及びブラウザプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6740632B2
JP6740632B2 JP2016031309A JP2016031309A JP6740632B2 JP 6740632 B2 JP6740632 B2 JP 6740632B2 JP 2016031309 A JP2016031309 A JP 2016031309A JP 2016031309 A JP2016031309 A JP 2016031309A JP 6740632 B2 JP6740632 B2 JP 6740632B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
template
information
electronic device
screen display
display information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016031309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017151550A (ja
Inventor
達也 白井
達也 白井
高津 和典
和典 高津
みなみ 小川
みなみ 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2016031309A priority Critical patent/JP6740632B2/ja
Publication of JP2017151550A publication Critical patent/JP2017151550A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6740632B2 publication Critical patent/JP6740632B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、情報処理システム、画面表示情報生成方法、電子機器及びブラウザプログラムに関する。
近年、ウェブ技術の普及により様々なデバイスにおいてウェブアプリケーションが動作するようになった。例えば従来の画像形成装置にはウェブブラウザを搭載し、ウェブアプリケーションから画像形成装置の機能を利用する構成が知られている。このような構成においては、ウェブアプリケーションごとに機能を利用するための処理や画面表示を用意すると開発コストが大きいことから、処理や画面表示のソースコードを切り出したライブラリが配布され、利用されていた。
画面開発の効率化を維持すると共に、画像形成装置が有する特有のハードウェアの制御も可能なインタフェースを提供する画像処理システムは、従来から知られている。このような画像処理システムにおける画像形成装置は、オペレーションパネルを備える。画像形成装置はHTML(HyperText Markup Language)データに基づいてオペレーションパネルに操作画面を表示させるウェブブラウザとしてMFPブラウザを備えていた(例えば特許文献1参照)。
配布されたライブラリを利用して作成されたウェブアプリケーションは、利用の度にライブラリを含めてダウンロードされるため、ライブラリの分だけダウンロードに余計な時間が掛かる。なお、配布されたライブラリを利用して作成されたウェブアプリケーションをウェブブラウザにキャッシュさせた場合は、様々なウェブアプリケーションが同じライブラリをキャッシュすることで、キャッシュサイズが大きくなってしまう。一方、処理や画面表示をウェブブラウザに組み込んでしまうとウェブアプリケーションごとにカスタマイズできないか、あるいは、できたとしても自由度が大きく制限されてしまうという問題があった。
本発明の実施の形態は、画面表示の自由度が高いウェブアプリケーションのデータサイズを削減できる情報処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、ウェブブラウザを搭載する電子機器と、前記電子機器にウェブアプリケーションを提供する情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、前記情報処理装置は、画面表示情報の少なくとも一部がテンプレートにより表された前記ウェブアプリケーションを前記電子機器に提供する提供手段、を有し、前記電子機器に搭載されたウェブブラウザは、前記ウェブアプリケーションが該電子機器における画像処理を実行するプログラムを記憶するプログラム記憶部と、前記プログラム記憶部が記憶するプログラムと、少なくとも一部がテンプレートにより表された前記画面表示情報と、前記電子機器の機能に関する情報とに基づき、前記テンプレートにより表された部分を前記電子機器の機能に関する情報により変換して、ユーザが前記ウェブアプリケーションを利用する画面の画面表示情報を生成する変換手段と、前記画面表示情報に基づいて表示される画面を介して前記画像処理の実行指示を受け付けたとき、前記プログラム記憶部が記憶する前記プログラムを用いて前記画像処理を実行する実行手段と、を有することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば画面表示の自由度が高いウェブアプリケーションのデータサイズを削減できる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能ブロック図である。 ウェブアプリケーションで画像形成装置の機能を利用する処理手順を表した一例のシーケンス図である。 スキャンジョブ設定情報の一例の構成図である。 ステップS4で返されるレスポンスの一例の構成図である。 UIテンプレート情報に基づいて画面表示情報を生成する処理の手順を示した一例のフローチャートである。 UIテンプレート情報に基づいて生成された画面表示情報の一例の構成図である。 ウェブブラウザが表示する画面の一例のイメージ図である。 ステップS4で返されるレスポンスの一例の構成図である。 UIテンプレート情報に基づいて生成された画面表示情報の他の例の構成図である。 ウェブブラウザが表示する画面の一例のイメージ図である。 UIテンプレート情報の一例の構成図である。 ジョブの状態情報の一例の構成図である。 UIテンプレート情報に基づいてダイアログの画面表示情報を生成する処理の手順を示した一例のフローチャートである。 UIテンプレート情報に基づいて生成されたダイアログの画面表示情報の一例の構成図である。 ジョブの状態が「読み取り中」であるときに表示される画面の一例のイメージ図である。 ジョブの状態情報の他の例の構成図である。 UIテンプレート情報に基づいて生成されたダイアログの画面表示情報の他の例の構成図である。 ジョブの状態が「原稿待ち状態」であるときに表示される画面の一例のイメージ図である。 本実施形態に係る情報処理システムの他の例の機能ブロック図である。 テンプレート記憶部がテンプレート種別ごとに記憶するUIテンプレート情報の一例の構成図である。 ステップS4で返されるレスポンスの他の例の構成図である。 UIテンプレート情報に基づいて画面表示情報を生成する処理の手順を示した他の例のフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について詳細に説明する。本実施形態では、ウェブブラウザを搭載し、ウェブアプリケーションから機能を利用される電子機器の一例として画像形成装置を例に説明するが、画像形成装置に限定するものではない。例えば電子機器は、プロジェクタ、会議システム、テレビ、レコーダ、カメラ、電子黒板(IWB)などであってもよい。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1はLANやインターネットなどのネットワーク130を介して接続された情報処理装置100、画像形成装置120を有する。情報処理装置100及び画像形成装置120は無線又は有線による通信手段を有している。図1では情報処理装置100及び画像形成装置120が1台である例を示しているが、複数台あってもよい。
情報処理装置100は一台以上のコンピュータによって実現される。情報処理装置100は後述のウェブアプリケーションを画像形成装置120に提供する。画像形成装置120は電子機器の一例である。画像形成装置120はウェブブラウザを搭載し、情報処理装置100から提供されたウェブアプリケーションを実行する。なお、図1の情報処理システム1は一例であって、一台の情報処理装置100が備える機能を複数台の情報処理装置100で実現する構成であってもよい。
<ハードウェア構成>
図1の情報処理装置100は例えば図2に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図2は本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2に示したコンピュータ500は、入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507、及びHDD508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウスなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイなどを含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。通信I/F507はコンピュータ500をネットワーク130に接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
HDD508はプログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータにはコンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOSや、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア等がある。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM505には、コンピュータ500の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。
本実施形態に係る情報処理装置100は上記のコンピュータ500のハードウェア構成により後述するような各種処理を実現できる。
図1の画像形成装置120は、例えば図3に示すようなハードウェア構成により実現される。図3は、本実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。図3に示した画像形成装置120は、コントローラ601、操作パネル602、外部I/F603、通信I/F604、プリンタ605及びスキャナ606などを備える。
コントローラ601はCPU611、RAM612、ROM613、NVRAM614及びHDD615などを備える。ROM613は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM612はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM614は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD615は各種プログラムやデータが格納されている。
CPU611は、ROM613やNVRAM614、HDD615などからプログラムやデータ、設定情報等をRAM612上に読み出し、処理を実行することで、画像形成装置120全体の制御や機能を実現する。
操作パネル602はユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部I/F603は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体603aなどがある。これにより、画像形成装置120は外部I/F603を介して記録媒体603aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体603aにはICカード、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
また、通信I/F604は画像形成装置120をネットワーク130に接続するインタフェースである。これにより、画像形成装置120は通信I/F604を介してデータ通信を行うことができる。
プリンタ605は印刷データを被搬送物に印刷するための印刷装置である。例えば被搬送物は紙、コート紙、厚紙、OHP、プラスチックフィルム、プリプレグ、銅箔など、紙に限定されない。スキャナ606は原稿から画像データ(電子データ)を読み取り、画像ファイル(電子ファイル)を生成するための読取装置である。本実施形態に係る画像形成装置120は上記ハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
本実施形態に係る情報処理システム1は例えば図4に示すような機能ブロックにより実現される。図4は本実施形態に係る情報処理システムの一例の機能ブロック図である。
情報処理装置100はウェブサーバ101、ネットワークI/F104を有する構成である。ウェブサーバ101は、ウェブアプリケーション102を画像形成装置120に提供する。ウェブアプリケーション102はUIテンプレート情報を含む画面表示情報103を保持している。ネットワークI/F104はネットワーク130を介した画像形成装置120との通信を実現する。なお、UIテンプレート情報を含む画面表示情報103の詳細は後述する。
また、画像形成装置120はネットワークI/F121、ウェブサービス122、プリンタ123、スキャナ124、MFP情報管理部125、イベント通知部126、操作部127、ウェブブラウザ128を有する構成である。ウェブブラウザ128はHTML解析部131、スクリプト記憶部132、スクリプト実行部133、テンプレート変換部134、表示制御部135、MFP情報取得部136、入力部137、イベント受信部138を有する。
ネットワークI/F121はネットワーク130を介した情報処理装置100との通信を実現する。ウェブブラウザ128のHTML解析部131は、HTLMデータの解析を行う。スクリプト記憶部132はジョブ実行処理のスクリプトを記憶している。スクリプト実行部133はスクリプトを実行する。
テンプレート変換部134は、情報処理装置100のウェブサーバ101から提供されたウェブアプリケーション102に含まれるUIテンプレート情報を画面表示情報に変換する。表示制御部135は操作部127の表示を制御する。MFP情報取得部136は後述のMFP情報を取得する。入力部137は操作部127に対するユーザからの入力操作を受け付ける。イベント受信部138は、イベント通知部126から各種イベント通知を受信する。
ウェブサービス122はウェブブラウザ128が通常の通信方法であるHTTPプロトコルを用いてプリンタ123、スキャナ124、MFP情報管理部125と通信するために設けられている。イベント通知部126は、ウェブサービス122を介してプリンタ123やスキャナ124からイベントを受信し、ウェブブラウザ128に対してイベント通知を送信する。なお、ウェブブラウザ128と、プリンタ123、スキャナ124又はMFP情報管理部125との通信はHTTPやHTTPSに限定されるものでなく、他のプロトコルによる通信であってもよい。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。
図5はウェブアプリケーションで画像形成装置の機能を利用する処理手順を表した一例のシーケンス図である。ステップS1においてユーザは画像形成装置120のウェブブラウザ128を起動する。ステップS2においてウェブブラウザ128のMFP情報取得部136は、ウェブサービス122を介して、MFP情報管理部125からMFP情報を取得する。ステップS2で取得したMFP情報は、この後に起動される様々なウェブアプリケーション102で利用する。
なお、画像形成装置120の起動中に変更されないMFP情報はステップS2で一度だけ取得すればよい。画像形成装置120の起動中に動的に変更されるMFP情報は必要に応じて適宜取得する必要がある。画像形成装置120の起動中に変更されないMFP情報としては、例えばパンチ機能の有無などである。また、画像形成装置120の起動中に動的に変更されるMFP情報としては、例えばセットされている用紙の枚数や紙詰まりのような情報、実行中の読み取りジョブの情報、ジョブ実行履歴などである。
ステップS3に進み、ユーザは目的のウェブアプリケーション102のURLをウェブブラウザ128に入力する。ステップS4に進み、ウェブブラウザ128は入力されたURLのウェブアプリケーション102をウェブサーバ101にリクエストし、HTLMで記述されたウェブアプリケーション102をレスポンスとして返される。
ステップS5〜S8はウェブブラウザ128がウェブアプリケーション102の画面を表示するための処理である。なお、ここではウェブサーバ101から返されたウェブアプリケーション102がスキャンアプリケーションである例を説明する。
ステップS5において、ウェブブラウザ128はウェブアプリケーション102を画面に表示する。ステップS6において、ウェブブラウザ128は読み取り条件の画面表示情報をUIテンプレート情報から作成して表示する。なお、ステップS6の処理の詳細については後述する。ステップS7において、ウェブブラウザ128はジョブ実行処理と紐付いた実行ボタンをUIテンプレート情報から作成して表示する。なお、ステップS7の処理の詳細については後述する。ステップS8において、ウェブブラウザ128はジョブの状態を表示するダイアログをUIテンプレート情報から作成する。ただし、作成したダイアログは、ここでは表示しない。なお、ステップS8の処理の詳細については後述する。
ステップS9において、ユーザは表示されたウェブアプリケーション102の画面に読み取り条件を設定する。また、ステップS10において、ユーザは表示されたウェブアプリケーション102の画面から読み取り開始を指示する。ステップS11においてウェブブラウザ128は、ウェブサービス122を介してスキャナ124に読み取り開始を指示する。ステップS12において、ウェブサービス122はイベント通知部126を介してウェブブラウザ128にジョブの状態を通知する。ステップS13において、ウェブブラウザ128は通知されたジョブの状態に応じたダイアログを表示する。なお、ステップS13で表示するダイアログはステップS8で作成しておいたものである。
ステップS14において、ユーザはダイアログを通じて読み取り終了をウェブブラウザ128に指示する。ステップS15においてウェブブラウザ128は、ウェブサービス122を介してスキャナ124に読み取り終了を指示する。なお、ユーザはキャンセルや次の用紙の読み取りを継続するなどの指示もダイアログを通じてウェブブラウザ128に指示できる。キャンセルや次の用紙の読み取りを継続するなどの指示も、ウェブサービス122を介してスキャナ124に指示される。
ステップS16はユーザが別のウェブアプリケーション102のURLをウェブブラウザ128に入力した例を示している。ステップS17に進み、ウェブブラウザ128は入力されたURLのウェブアプリケーション102を、ステップS4と同一又は別のウェブサーバ101にリクエストし、HTLMで記述されたウェブアプリケーション102をレスポンスとして返される。そして、ウェブブラウザ128はステップS5〜S8と同様にウェブアプリケーション102の画面を表示する。
ステップS2においてウェブブラウザ128のMFP情報取得部136はMFP情報の一例として例えば図6に示すようなスキャンジョブ設定情報を取得する。図6はスキャンジョブ設定情報の一例の構成図である。図6のスキャンジョブ設定情報は、画像形成装置120においてスキャンジョブに設定できる機能と、その機能で利用できる値とがリストで表されたものである。つまり、ステップS2で取得するMFP情報は、画像形成装置120においてジョブに設定できる機能と、その機能で利用できる値とが対応付けられた情報である。
図6のスキャンジョブ設定情報では「読み取りカラーモード」と「読み取り原稿面」とがジョブに設定できる機能として記載されている。また、図6のスキャンジョブ設定情報では「読み取りカラーモード」機能で利用できる値として「白黒」と「カラー」と「自動カラー」とが記載されている。図6のスキャンジョブ設定情報は一例であって、その他にも様々な機能や値が記載されている。また、図6のスキャンジョブ設定情報は画像形成装置120の機種によって異なってもよい。
なお、図6のスキャンジョブ設定情報は、機能表示名及び値表示名が記載されている例を示したが、機能表示名及び値表示名が記載されていない構成も可能である。この場合はMFP情報管理部125がスキャンジョブ設定情報に機能及び値を記載しておく。ウェブブラウザ128のテンプレート変換部134は、機能と機能表示名との対応、及び、値と値表示名との対応を保持しておくことで、図6と同様なスキャンジョブ設定情報を生成できる。
ステップS4においてウェブブラウザ128は例えば図7に示すようなHTMLで記述されたウェブアプリケーション102をレスポンスとして返される。図7はステップS4で返されるレスポンスの一例の構成図である。図7においてUIテンプレート情報1000は、scriptタグで表現されている。例えば図7のUIテンプレート情報1000の「type="text/x−r−template"」は読み取り条件設定のUIテンプレートであることを示している。UIテンプレート情報1000の{{}}で囲まれた部分は後述する処理によって置き換えられる。
図7においてUIテンプレート情報1000以外の部分は通常のHTLMで表現された画面表示情報103である。図7では記述していないが、ウェブアプリケーション102に動的な動作をさせるためにJavaScript(登録商標)などのスクリプトによる処理を含んでいてもよい。ただし、画像形成装置120の機能についてのスクリプトはウェブブラウザ128のスクリプト記憶部132に記憶されているため、レスポンスとして返されるウェブアプリケーション102に含めない。また、図7ではダイアログについての情報を省略しているが、読み取り条件設定のUIテンプレート情報1000の後ろに追加される。
ウェブブラウザ128のテンプレート変換部134は、図6のスキャンジョブ設定情報と図7のUIテンプレート情報1000とに基づき、図8に示す手順で図9の画面表示情報を生成する。図8はUIテンプレート情報に基づいて画面表示情報を生成する処理の手順を示した一例のフローチャートである。図9はUIテンプレート情報に基づいて生成された画面表示情報の一例の構成図である。図8ではUIテンプレート情報1000をテンプレート部と呼称している。ウェブサーバ101からレスポンスとして返されるウェブアプリケーション102にはテンプレート部が複数含まれていてもよい。
ステップS21において、ウェブブラウザ128のテンプレート変換部134は図7のウェブアプリケーション102に含まれる全てのテンプレート部を探し、それぞれのテンプレート部のscriptタグ内の「data−type」属性を抽出する。scriptタグ内の「data−type」属性はUIテンプレートの種類を表している。例えば図7のテンプレート部では、scriptタグ内の「data−type」属性が「"scanner"」であるため、スキャナのUIテンプレートであることが分かる。テンプレート変換部134はUIテンプレートの種類に応じたMFP情報を利用してステップS22以降の処理を行う。なお、図7のテンプレート部の場合、テンプレート変換部134は図6のスキャンジョブ設定情報を利用してステップS22以降の処理を行う。
ステップS22以降の処理はステップS21で探した全てのテンプレート部について行われる。ここでは、図6のスキャンジョブ設定情報を利用して、図7のテンプレート部に対してステップS22以降の処理を行う例を説明する。
ステップS22において、テンプレート変換部134はテンプレート部の{{機能+Name}}の文字列を図6のスキャンジョブ設定情報の機能表示名に置換する。具体的にテンプレート変換部134は、テンプレート部の{{scanColorName}}の文字列を「読み取りカラーモード」に置換し、{{scanSideName}}の文字列を「読み取り原稿面」に置換する。
また、ステップS23において、テンプレート変換部134はテンプレート部の{{#each 機能}}の文字列を探す。具体的にはテンプレート部の{{#each scanColor}}の文字列と{{#each scanSide}}の文字列とを探す。
なお、ステップS24及びS25の処理は、ステップS23で探した全ての{{#each 機能}}が表す機能の全ての値について行われる。ステップS24において、テンプレート変換部134はテンプレート部の{{value}}を図6のスキャンジョブ設定情報の値に置換する。また、ステップS25においてテンプレート変換部134はテンプレート部の{{name}}を図6のスキャンジョブ設定情報の値表示名に置換する。
図8のフローチャートは機能に対して値を列挙する場合に、全てをテンプレート部に記述するのではなく、{{#each}}という記法を用いる例を示している。テンプレート部に{{#each}}が存在する場合、テンプレート変換部134は{{#each}}から{{/each}}までの文字列について、繰り返し処理を行う。
繰り返し処理が終了すると、テンプレート変換部134はbuttonタグのid属性が「r−start−job」のジョブ実行ボタンに対して、ジョブ実行読み出し処理を紐付ける。例えば図7のテンプレート部の場合、テンプレートの種類としてスキャナが指定されているため、ジョブ実行ボタンに対して紐付けられるジョブ実行読み出し処理はスキャン実行処理となる。
以上の処理により、テンプレート変換部134は図6のスキャンジョブ設定情報と図7のUIテンプレート情報1000とに基づき、ウェブブラウザ128が解析して画面を表示することのできる図9の画面表示情報を生成できる。図9の画面表示情報に含まれている「onclick="startScan()"」はボタンが押されたらスキャン実行処理を開始することを示している。なお、スキャン実行処理はウェブブラウザ128のスクリプト記憶部132に記憶されたスクリプトに記述されている。
図8に示したフローチャートの処理はウェブサーバ101からレスポンスとして返されたHTMLデータや、そのHTMLデータに含まれるスクリプト部から明示的に呼び出すものではない。図8のフローチャートの処理はウェブブラウザ128がウェブサーバ101からHTMLデータを取得して、通常のウェブブラウザと同様にスタイルシートやアプリケーションのためのスクリプト情報を取得し、自動的に実行される。
なお、ウェブブラウザ128はウェブサーバ101からレスポンスとして返されたHTMLデータに、type属性が「"text/x−r−template"」であるscriptタグがなければ、通常のウェブブラウザと同様な表示を行う。
ウェブブラウザ128は図9の画面表示情報を解析して例えば図10に示すような画面を表示する。図10はウェブブラウザが表示する画面の一例のイメージ図である。図10の画面1100からユーザは読み取りカラーモードと読み取り原稿面とを選択して画像形成装置120にスキャナ124による読み取り開始を指示できる。なお、図10の画面1100に含まれる「スキャンアプリケーション」の部分は、UIテンプレート情報1000以外の部分にあるtitleタグで定義されている。
このように、図7のウェブアプリケーション102は、UIテンプレート情報1000とアプリケーション固有の部分とを一つのHTMLデータで記述できる。本実施形態に係るウェブブラウザ128を利用することで、ウェブアプリケーション102の開発者はUIテンプレート情報1000の記述により画像形成装置120の機能を利用可能なウェブアプリケーション102を実現できる。
ステップS4においてウェブサーバ101からレスポンスとして返されるウェブアプリケーション102は例えば図11に示すような構成であってもよい。図11はステップS4で返されるレスポンスの一例の構成図である。図11においてUIテンプレート情報1200はscriptタグで表現されている。
図7では{{#each}}という記法を用いる例を示したが、図11に示すように機能と値とをドット記号「.」で繋いで記述してもよい。図11に示すような記法を用いることにより、UIテンプレート情報1200は列挙する値と、その値の順序とを管理することができる。
図11のUIテンプレート情報1200の場合も、図8に示した手順とほぼ同様な手順で図12の画面表示情報を生成する。図12はUIテンプレート情報に基づいて生成された画面表示情報の他の例の構成図である。図11のUIテンプレート情報1200の場合は{{#each}}という記法による繰り返し処理の代わりに、直接記載されている値及び値表示名を図6のスキャンジョブ設定情報の値及び値表示名に置換する。
テンプレート部の記法は図7に示したものや図11に示したものなど、既存の様々な記法を利用できる。利用できる記法は、例えばMFP情報の参照が必要であり、さらに繰り返し処理と分岐処理とが記述できることが望ましい。
ウェブブラウザ128は図12の画面表示情報を解析して例えば図13に示すような画面を表示する。図13はウェブブラウザが表示する画面の一例のイメージ図である。図13の画面1300からユーザは読み取りカラーモードと読み取り原稿面とを選択して画像形成装置120にスキャナ124による読み取り開始を指示できる。
図10の画面1100では読み取りカラーモードの値として図6のMFP情報で示された白黒、カラー、自動カラーの全てが表示されている。一方、図13の画面1300では読み取りカラーモードの値として、図11のUIテンプレート情報1200で指定された白黒、カラーが表示されている。また、図13の画面1300では読み取り原稿面の値の順番が、図6のMFP情報で示された順番でなく、図11のUIテンプレート情報1200で指定された両面左右開き、片面の順番に表示されている。
ステップS8においてウェブブラウザ128はウェブサーバ101からレスポンスとして返されたウェブアプリケーション102から図14に示すようなUIテンプレート情報1400を探す。なお、UIテンプレート情報1400はscriptタグ内のtype属性「"text/x−r−template"」とdata−type属性「"scanner−job−dialog"」とにより、読み取りジョブ状態を示すダイアログのUIテンプレートと判断される。図14のUIテンプレート情報1400は例えば図7のUIテンプレート情報1000に続けて記述される。
ウェブブラウザ128はMFP情報管理部125から例えば図15に示すジョブの状態情報を取得する。図15はジョブの状態情報の一例の構成図である。図15のジョブの状態情報は読み取り中のときの例を示している。読み取り中の場合、ジョブ状態の理由には特別な理由が無いことを示すnullが記載されている。
ジョブ状態メッセージには画面に表示されるテキストが記載されている。キャンセル可能、完了可能及び継続可能は、読み取り中の場合にユーザからキャンセル、完了又は継続の指示を受け付ける(TRUE)か否(FALSE)かを表している。図15の例は読み取り中の場合にユーザからキャンセルの指示を受け付けることができ、完了及び継続の指示を受け付けることができないことを示している。なお、ジョブ状態メッセージは必ずしもMFP情報管理部125から取得しなくてもよい。例えばテンプレート変換部134はジョブ状態、ジョブ状態の理由及びジョブ状態メッセージの対応表を管理することで図15のジョブの状態情報を生成できる。
ウェブブラウザ128のテンプレート変換部134は、図14のUIテンプレート情報1400と図15のジョブの状態情報とに基づき、図16に示す手順で図17の画面表示情報を生成する。図16はUIテンプレート情報に基づいてダイアログの画面表示情報を生成する処理の手順を示した一例のフローチャートである。図17はUIテンプレート情報に基づいて生成されたダイアログの画面表示情報の一例の構成図である。図16ではUIテンプレート情報1400をテンプレート部と呼称している。
ステップS31において、ウェブブラウザ128のテンプレート変換部134はレスポンスとして返されたウェブアプリケーション102に含まれている全てのテンプレート部を探す。そして、テンプレート変換部134は、それぞれのテンプレート部のscriptタグ内の「data−type」属性を抽出し、読み取りジョブ状態を示すダイアログのUIテンプレート情報1400を見付ける。
例えば図14のテンプレート部は、scriptタグ内の「data−type」属性が「"scanner−job−dialog"」であるため、読み取りジョブ状態を示すダイアログのUIテンプレートであることが分かる。テンプレート変換部134は読み取りジョブ状態を示すダイアログのUIテンプレートが複数見つかった場合、最初の一つ目を用いる。
テンプレート変換部134は、ステップS31で探した読み取りジョブ状態を示すダイアログのUIテンプレート情報1400に対し、図15のジョブの状態情報を利用してステップS32以降の処理を行う。ステップS32において、テンプレート変換部134はテンプレート部の{{job.status.message}}の文字列を図15に示したジョブの状態情報のジョブ状態メッセージ「読み取り中です」に置換する。
次に、ステップS33において、テンプレート変換部134は図15に示したジョブの状態情報にキャンセルの指示を受け付ける(TRUE)が設定されていれば、ステップS34の処理を行う。ステップS34において、テンプレート変換部134はbuttonタグの「data−type」が「"cancel"」であるキャンセルボタンの表示と、そのボタンへのキャンセル処理の紐付けとを行うダイアログの画面表示情報を作成する。
なお、テンプレート変換部134は図15に示したジョブの状態情報にキャンセルの指示を受け付けない(FALSE)が設定されていればステップS35に進む。ステップS35においてテンプレート変換部134はキャンセルボタンが非表示となるようにダイアログの画面表示情報を作成する。なお、テンプレート変換部134はキャンセルボタンが押下できないようにダイアログの画面表示情報を作成してもよい。
次に、ステップS36において、テンプレート変換部134は図15に示したジョブの状態情報に完了の指示を受け付ける(TRUE)が設定されていれば、ステップS37の処理を行う。ステップS37において、テンプレート変換部134はbuttonタグの「data−type」が「"finish"」である完了ボタンの表示と、そのボタンへの完了処理の紐付けとを行うダイアログの画面表示情報を作成する。
なお、テンプレート変換部134は図15に示したジョブの状態情報に完了の指示を受け付けない(FALSE)が設定されていればステップS38に進む。ステップS38においてテンプレート変換部134は完了ボタンが非表示となるようにダイアログの画面表示情報を作成する。なお、テンプレート変換部134は完了ボタンが押下できないようにダイアログの画面表示情報を作成してもよい。
次に、ステップS39において、テンプレート変換部134は図15に示したジョブの状態情報に継続の指示を受け付ける(TRUE)が設定されていれば、ステップS40の処理を行う。ステップS40において、テンプレート変換部134はbuttonタグの「data−type」が「"continue"」である継続ボタンの表示と、そのボタンへの継続処理の紐付けとを行うダイアログの画面表示情報を作成する。
なお、テンプレート変換部134は図15に示したジョブの状態情報に継続の指示を受け付けない(FALSE)が設定されていればステップS41に進む。ステップS41においてテンプレート変換部134は継続ボタンが非表示となるようにダイアログの画面表示情報を作成する。なお、テンプレート変換部134は継続ボタンが押下できないようにダイアログの画面表示情報を作成してもよい。
ここまでの処理により、テンプレート変換部134は図17に示す読み取り中におけるダイアログの画面表示情報を作成できる。ウェブブラウザ128はイベント通知部126からジョブの状態として「読み取り中」が通知されると、図17の画面表示情報を解析して例えば図18に示すような画面を表示する。図18はジョブの状態が「読み取り中」であるときに表示される画面の一例のイメージ図である。
図18の画面1500は、ジョブの状態を示すジョブ状態メッセージと、ユーザが指示を行うためのボタンの一例であるキャンセルボタンと、が含まれる。なお、図18の画面1500はジョブの状態が「読み取り中」であるときに表示され、それ以外のジョブの状態であるときに表示されない。画面1500は例えばvisiblity属性に「"hidden"」の値を設定することで非表示となる。
また、ウェブブラウザ128はMFP情報管理部125から例えば図19に示すようなジョブの状態情報を取得する場合もある。図19はジョブの状態情報の他の例の構成図である。図19のジョブの状態情報は原稿待ち状態のときの例を示している。原稿待ち状態の場合、ジョブ状態の理由には停止の理由が記載されている。
ジョブ状態メッセージには画面に表示されるテキストが記載されている。キャンセル可能、完了可能及び継続可能は、原稿待ち状態の場合にユーザからキャンセル、完了又は継続の指示を受け付ける(TRUE)か否(FALSE)かを表している。図19の例は原稿待ち状態の場合にユーザからキャンセル、完了及び継続の指示を受け付けることができることを示している。
ウェブブラウザ128のテンプレート変換部134は、図14のUIテンプレート情報1400と図19のジョブの状態情報とに基づき、図16に示す手順で図20の画面表示情報を生成する。図20はUIテンプレート情報に基づいて生成されたダイアログの画面表示情報の他の例の構成図である。
図16の処理により、テンプレート変換部134は図21に示す原稿待ち状態におけるダイアログの画面表示情報を作成できる。ウェブブラウザ128はイベント通知部126からジョブの状態として「原稿待ち状態」が通知されると、図20の画面表示情報を解析して例えば図21に示す画面を表示する。図21はジョブの状態が「原稿待ち状態」であるときに表示される画面の一例のイメージ図である。
図21の画面1600は、ジョブの状態を示すジョブ状態メッセージと、ユーザが指示を行うためのボタンの一例であるキャンセルボタン、完了ボタン及び継続ボタンとが含まれる。なお、図21の画面1600はジョブの状態が「原稿待ち状態」であるときに表示され、それ以外のジョブの状態であるときに表示されない。
(まとめ)
以上、本実施形態によれば、ウェブアプリケーション102の画面をUIテンプレート情報により自由に記述することができ、かつ、ウェブアプリケーション102から画像形成装置120の機能を容易に利用できる。また、本実施形態によれば画像形成装置120の機能を利用するためのジョブ実行処理のスクリプトを、ウェブブラウザ128に埋め込んでおくため、ウェブサーバ101から返されるウェブアプリケーション102のデータサイズを小さくできる。このため、本実施形態によれば、ウェブサーバ101からウェブブラウザ128へのウェブアプリケーション102のダウンロード時間を減らすことができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態ではUIテンプレート情報がウェブアプリケーション102に含まれていた。第2の実施形態はUIテンプレート情報をウェブブラウザ128に含めるようにしている。なお、第2の実施形態は一部を除いて第1の実施形態と同様であるため、適宜説明を省略する。
図22は本実施形態に係る情報処理システムの他の例の機能ブロック図である。図22の情報処理システム1はUIテンプレート情報がウェブブラウザ128のテンプレート記憶部139に記憶されている点が図4の情報処理システム1と異なっている。また、テンプレート記憶部139は図23に示すようにテンプレート種別ごとにUIテンプレート情報を記憶する。なお、テンプレート記憶部139は、図23に示すように同一のUIテンプレートの種類(例えばscannerとscanner−detail)のUIテンプレート情報を複数記憶していてもよい。なお、scannerは少ない種類の読み取り条件を設定できるUIテンプレート情報である。scanner−detailは多くの種類の読み取り条件を設定できるUIテンプレート情報である。
第2の実施形態ではウェブサーバ101から例えば図24に示すようなHTMLで記述されたウェブアプリケーション102がレスポンスとして返される。図24はステップS4で返されるレスポンスの他の例の構成図である。図24のレスポンスには、図23に示したテンプレート種別を示す文字列2000、2001が含まれる。
文字列2000、2001では、scriptタグ内の「data−type」属性により、スキャナのUIテンプレート情報と読み取りジョブ状態を示すダイアログのUIテンプレート情報とを指定している。テンプレート変換部134は図25のフローチャートの手順で文字列2000、2001により指定されていたUIテンプレート情報を、文字列2000、2001の位置に置き換えることで、画面表示情報を作成できる。
図25はUIテンプレート情報に基づいて画面表示情報を生成する処理の手順を示した他の例のフローチャートである。図25のフローチャートは図8に示したフローチャートにステップS52、S57の処理を追加したものである。ステップS52では図24に示したテンプレート部の「data−type」属性に対応するUIテンプレート情報をテンプレート記憶部139から取得する。
ステップS53〜S56ではステップS52で取得したUIテンプレート情報に対して図8のステップS22〜S25と同様な処理を行う。そして、テンプレート変換部134はステップS52〜56の処理を行ったUIテンプレート情報を、ステップS57において図24の文字列2000、2001の位置に置き換える。ステップS58は図8に示したステップS26と同様である。
以上、テンプレート変換部134は、図6のスキャンジョブ設定情報と図24のウェブアプリケーション102とテンプレート記憶部139のUIテンプレート情報とに基づきウェブブラウザ128が解析して画面を表示可能な画面表示情報を生成できる。
(まとめ)
以上、本実施形態によれば、予め準備されているUIテンプレート情報をウェブアプリケーション102に指定しておくことにより、ウェブアプリケーション102の画面表示情報を簡単に作成できる。また、予め準備されているUIテンプレート情報をウェブアプリケーション102に指定しておくことで、ウェブアプリケーション102から画像形成装置120の機能を容易に利用できる。
また、本実施形態によれば、画像形成装置120の機能を利用するためのジョブ実行処理のスクリプトと、UIテンプレート情報とを、ウェブブラウザ128に埋め込んでおくことができる。このため、本実施形態によれば、ウェブサーバ101から返されるウェブアプリケーション102のデータサイズを第1の実施形態よりも小さくできる。本実施形態によれば、ウェブサーバ101からウェブブラウザ128へのウェブアプリケーション102のダウンロード時間を第1の実施形態よりも減らすことができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
ウェブアプリケーション102は特許請求の範囲に記載した提供手段の一例である。スクリプト記憶部132はプログラム記憶部の一例である。テンプレート変換部134は変換手段の一例である。MFP情報は電子機器の機能に関する情報の一例である。スクリプトはウェブアプリケーションが実行可能な処理を記述したプログラムの一例である。
1 情報処理システム
100 情報処理装置
101 ウェブサーバ
102 ウェブアプリケーション
103 画面表示情報
104 ネットワークI/F
120 画像形成装置
121 ネットワークI/F
122 ウェブサービス
123 プリンタ
124 スキャナ
125 MFP情報管理部
126 イベント通知部
127 操作部
128 ウェブブラウザ
130 ネットワーク
131 HTML解析部
132 スクリプト記憶部
133 スクリプト実行部
134 テンプレート変換部
135 表示制御部
136 MFP情報取得部
137 入力部
138 イベント受信部
139 テンプレート記憶部
500 コンピュータ
501 入力装置
502 表示装置
503 外部I/F
503a 記録媒体
504 RAM
505 ROM
506 CPU
507 通信I/F
508 HDD
601 コントローラ
602 操作パネル
603 外部I/F
603a 記録媒体
604 通信I/F
605 プリンタ
606 スキャナ
611 CPU
612 RAM
613 ROM
614 NVRAM
615 HDD
1000、1400 UIテンプレート情報
1100、1300、1500、1600 画面
1200 UIテンプレート情報
2000、2001 テンプレート種別を示す文字列
B バス
特開2006−352845号公報

Claims (10)

  1. ウェブブラウザを搭載する電子機器と、前記電子機器にウェブアプリケーションを提供する情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、画面表示情報の少なくとも一部がテンプレートにより表された前記ウェブアプリケーションを前記電子機器に提供する提供手段、を有し、
    前記電子機器に搭載されたウェブブラウザは、前記ウェブアプリケーションが該電子機器における画像処理を実行するプログラムを記憶するプログラム記憶部と、
    前記プログラム記憶部が記憶するプログラムと、少なくとも一部がテンプレートにより表された前記画面表示情報と、前記電子機器の機能に関する情報とに基づき、前記テンプレートにより表された部分を前記電子機器の機能に関する情報により変換して、ユーザが前記ウェブアプリケーションを利用する画面の画面表示情報を生成する変換手段と、
    前記画面表示情報に基づいて表示される画面を介して前記画像処理の実行指示を受け付けたとき、前記プログラム記憶部が記憶する前記プログラムを用いて前記画像処理を実行する実行手段と、を有する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記提供手段は、前記画面表示情報の少なくとも一部としてテンプレートが記述された前記ウェブアプリケーションを前記電子機器に提供し、
    前記変換手段は、前記画面表示情報に含まれる前記テンプレートにより記述されている部分を、前記電子機器の機能に関する情報により変換する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記電子機器に搭載されたウェブブラウザは、前記テンプレートを識別する識別情報と対応付けて前記テンプレートを記憶するテンプレート記憶部を更に有し、
    前記提供手段は、前記画面表示情報の少なくとも一部としてテンプレートの識別情報が記述された前記ウェブアプリケーションを前記電子機器に提供し、
    前記変換手段は、前記画面表示情報に含まれる前記識別情報に対応付けられて前記テンプレート記憶部に記憶されている前記テンプレートを読み出し、そのテンプレートを前記電子機器の機能に関する情報により変換して、前記画面表示情報に含まれる前記テンプレートの識別情報により記述されている部分と置き換える
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  4. 前記電子機器の機能に関する情報は、前記電子機器において設定できる機能と、その機能で利用できる値と、を表す
    ことを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の情報処理システム。
  5. 前記変換手段により生成された前記画面表示情報に基づき、前記電子機器において設定できる機能ごとに、前記機能で利用できる値をユーザに選択させ、ユーザから前記ウェブアプリケーションの実行開始指示を受け付ける画面を表示する画面制御部、を更に有する
    ことを特徴とする請求項4記載の情報処理システム。
  6. ウェブブラウザを搭載する電子機器と、前記電子機器にウェブアプリケーションを提供する情報処理装置と、を有する情報処理システムが行う画面表示情報生成方法であって、
    前記情報処理装置が、画面表示情報の少なくとも一部としてテンプレートが記述された前記ウェブアプリケーションを前記電子機器に提供する提供ステップと、
    前記電子機器に搭載されたウェブブラウザが、プログラム記憶部により記憶されている前記ウェブアプリケーションが該電子機器における画像処理を実行するプログラムと、少なくとも一部にテンプレートが記述された前記画面表示情報と、前記電子機器の機能に関する情報とに基づき、前記テンプレートにより記述されている部分を前記電子機器の機能に関する情報により変換して、ユーザが前記ウェブアプリケーションを利用する画面の画面表示情報を生成する変換ステップと、
    前記電子機器に搭載されたウェブブラウザが、前記画面表示情報に基づいて表示される画面を介して前記画像処理の実行指示を受け付けたとき、前記プログラム記憶部が記憶する前記プログラムを用いて前記画像処理を実行する実行ステップと、を有する
    ことを特徴とする画面表示情報生成方法。
  7. ウェブブラウザを搭載する電子機器と、前記電子機器にウェブアプリケーションを提供する情報処理装置と、を有する情報処理システムが行う画面表示情報生成方法であって、
    前記情報処理装置が、画面表示情報の少なくとも一部としてテンプレートの識別情報が記述された前記ウェブアプリケーションを前記電子機器に提供する提供ステップと、
    前記電子機器に搭載されたウェブブラウザが、前記テンプレートを識別する識別情報と対応付けて前記テンプレートを記憶するテンプレート記憶部から、前記画面表示情報に含まれる前記識別情報に対応付けられて前記テンプレート記憶部に記憶されている前記テンプレートを読み出す読出しステップと、
    前記電子機器に搭載されたウェブブラウザが、前記テンプレート記憶部から読み出した前記テンプレートと、プログラム記憶部により記憶されている前記ウェブアプリケーションが該電子機器における画像処理を実行するプログラムと、少なくとも一部にテンプレートの識別情報が記述された前記画面表示情報と、前記電子機器の機能に関する情報とに基づき、前記テンプレートを前記電子機器の機能に関する情報により変換して、前記画面表示情報に含まれる前記テンプレートの識別情報により記述されている部分と置き換え、ユーザが前記ウェブアプリケーションを利用する画面の画面表示情報を生成する変換ステップと、
    前記電子機器に搭載されたウェブブラウザが、前記画面表示情報に基づいて表示される画面を介して前記画像処理の実行指示を受け付けたとき、前記プログラム記憶部が記憶する前記プログラムを用いて前記画像処理を実行する実行ステップと、を有する
    ことを特徴とする画面表示情報生成方法。
  8. ウェブブラウザを搭載し、情報処理装置から画面表示情報の少なくとも一部としてテンプレートが記述されたウェブアプリケーションを提供される電子機器であって、
    前記ウェブブラウザが、
    前記ウェブアプリケーションが該電子機器における画像処理を実行するプログラムを記憶するプログラム記憶部と、
    前記プログラム記憶部が記憶するプログラムと、少なくとも一部にテンプレートが記述された前記情報処理装置から提供された前記画面表示情報と、前記電子機器の機能に関する情報とに基づき、前記テンプレートにより記述されている部分を前記電子機器の機能に関する情報により変換して、ユーザが前記ウェブアプリケーションを利用する画面の画面表示情報を生成する変換手段と、
    前記画面表示情報に基づいて表示される画面を介して前記画像処理の実行指示を受け付けたとき、前記プログラム記憶部が記憶する前記プログラムを用いて前記画像処理を実行する実行手段と、を有する
    ことを特徴とする電子機器。
  9. ウェブブラウザを搭載し、情報処理装置から画面表示情報の少なくとも一部としてテンプレートの識別情報が記述されたウェブアプリケーションを提供される電子機器であって、
    前記ウェブブラウザが、
    前記ウェブアプリケーションが該電子機器における画像処理を実行するプログラムを記憶するプログラム記憶部と、
    前記テンプレートを識別する識別情報と対応付けて前記テンプレートを記憶するテンプレート記憶部と、
    前記テンプレート記憶部から、前記画面表示情報に含まれる前記識別情報に対応付けられて前記テンプレート記憶部に記憶されている前記テンプレートを読み出し、前記テンプレート記憶部から読み出した前記テンプレートと、前記プログラム記憶部により記憶されている前記ウェブアプリケーションが実行可能な処理を記述したプログラムと、少なくとも一部として前記テンプレートの識別情報が記述された前記画面表示情報と、前記電子機器の機能に関する情報とに基づき、前記テンプレートを前記電子機器の機能に関する情報により変換して、前記画面表示情報に含まれる前記テンプレートの識別情報により記述されている部分と置き換え、ユーザが前記ウェブアプリケーションを利用する画面の画面表示情報を生成する変換手段と、
    前記画面表示情報に基づいて表示される画面を介して前記画像処理の実行指示を受け付けたとき、前記プログラム記憶部が記憶する前記プログラムを用いて前記画像処理を実行する実行手段と、を有する
    ことを特徴とする電子機器。
  10. 情報処理装置から画面表示情報の少なくとも一部としてテンプレートの識別情報が記述されたウェブアプリケーションを提供される電子機器を、
    前記ウェブアプリケーションが該電子機器における画像処理を実行するプログラムを記憶するプログラム記憶部、
    前記テンプレートを識別する識別情報と対応付けて前記テンプレートを記憶するテンプレート記憶部、
    前記テンプレート記憶部から、前記画面表示情報に含まれる前記識別情報に対応付けられて前記テンプレート記憶部に記憶されている前記テンプレートを読み出し、前記テンプレート記憶部から読み出した前記テンプレートと、前記プログラム記憶部により記憶されている前記ウェブアプリケーションが実行可能な処理を記述したプログラムと、少なくとも一部として前記テンプレートの識別情報が記述された前記画面表示情報と、前記電子機器の機能に関する情報とに基づき、前記テンプレートを前記電子機器の機能に関する情報により変換して、前記画面表示情報に含まれる前記テンプレートの識別情報により記述されている部分と置き換え、ユーザが前記ウェブアプリケーションを利用する画面の画面表示情報を生成する変換手段、
    前記画面表示情報に基づいて表示される画面を介して前記画像処理の実行指示を受け付けたとき、前記プログラム記憶部が記憶する前記プログラムを用いて前記画像処理を実行する実行手段、
    として機能させるためのブラウザプログラム。
JP2016031309A 2016-02-22 2016-02-22 情報処理システム、画面表示情報生成方法、電子機器及びブラウザプログラム Active JP6740632B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016031309A JP6740632B2 (ja) 2016-02-22 2016-02-22 情報処理システム、画面表示情報生成方法、電子機器及びブラウザプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016031309A JP6740632B2 (ja) 2016-02-22 2016-02-22 情報処理システム、画面表示情報生成方法、電子機器及びブラウザプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017151550A JP2017151550A (ja) 2017-08-31
JP6740632B2 true JP6740632B2 (ja) 2020-08-19

Family

ID=59741860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016031309A Active JP6740632B2 (ja) 2016-02-22 2016-02-22 情報処理システム、画面表示情報生成方法、電子機器及びブラウザプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6740632B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7135685B2 (ja) * 2018-09-28 2022-09-13 株式会社リコー 電子機器、情報処理システム及び終了操作抑制方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001331393A (ja) * 2000-05-18 2001-11-30 Canon Inc ネットワークデバイス制御装置および方法
JP4615498B2 (ja) * 2005-09-22 2011-01-19 シャープ株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御システム、画像処理装置の制御方法、プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4722697B2 (ja) * 2005-12-26 2011-07-13 株式会社日立ソリューションズ 情報表示システム
JP5761934B2 (ja) * 2010-06-30 2015-08-12 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP5522075B2 (ja) * 2011-02-15 2014-06-18 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システム、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム
JP6178567B2 (ja) * 2012-12-10 2017-08-09 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法とプログラム、及び情報処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017151550A (ja) 2017-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3346685A1 (en) Input/output device and information processing system
US10809993B2 (en) System, management device, information processing device, control method for management device, control method for information processing device, and computer-readable storage medium
US9794447B2 (en) Service providing system, cooperation processing method, and information processing system
US10284451B2 (en) Management apparatus for managing network device and method for controlling the same
JP2013088992A (ja) 印刷システム
JP6638498B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及び印刷システム
JP6825465B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
US20200296245A1 (en) Information processing system, information processing apparatus, and method of generating screen
US10122882B2 (en) Information processing apparatus, control method for information processing apparatus, and program storage medium, relating to displaying setting screens associated with extension software
KR101282254B1 (ko) 화상처리장치 및 화상처리방법과 그 화상처리방법을 수행할 수 있는 프로그램이 포함된 기록매체
JP2017142766A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理方法
JP6740632B2 (ja) 情報処理システム、画面表示情報生成方法、電子機器及びブラウザプログラム
JP6464712B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2018120348A (ja) 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2008211747A (ja) 画像処理装置、サーバ装置、タスク処理方法、記憶媒体、プログラム
JP2010219928A (ja) 情報提供装置、情報提供方法および情報提供プログラム
JP2019160226A (ja) 画像形成装置、設定値入力受付方法及びプログラム
JP6658110B2 (ja) 情報処理システム、プログラム及びリクエスト方法
JP5353771B2 (ja) 画像形成装置、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP6852591B2 (ja) 入出力デバイス、プログラム及び情報処理システム
JP2020030697A (ja) 情報処理装置、端末装置、設定画面表示システム、設定画面表示方法
JP2014071789A (ja) 情報処理装置およびプログラム
US20220405033A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, and information processing method
JP2008027039A (ja) 説明表示制御システム、説明表示制御方法及び説明表示制御プログラム
JP6447385B2 (ja) 情報処理装置、ファイル出力方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200623

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200706

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6740632

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151