JP6724489B2 - コンベヤベルト用繊維補強層およびコンベヤベルト - Google Patents

コンベヤベルト用繊維補強層およびコンベヤベルト Download PDF

Info

Publication number
JP6724489B2
JP6724489B2 JP2016071333A JP2016071333A JP6724489B2 JP 6724489 B2 JP6724489 B2 JP 6724489B2 JP 2016071333 A JP2016071333 A JP 2016071333A JP 2016071333 A JP2016071333 A JP 2016071333A JP 6724489 B2 JP6724489 B2 JP 6724489B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor belt
width direction
fiber
belt
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016071333A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017179668A (ja
Inventor
奈那 田代
奈那 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2016071333A priority Critical patent/JP6724489B2/ja
Priority to PCT/JP2017/007810 priority patent/WO2017169465A1/ja
Priority to CN201780016521.8A priority patent/CN108712991A/zh
Priority to AU2017242170A priority patent/AU2017242170A1/en
Publication of JP2017179668A publication Critical patent/JP2017179668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6724489B2 publication Critical patent/JP6724489B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G15/00Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration
    • B65G15/30Belts or like endless load-carriers
    • B65G15/32Belts or like endless load-carriers made of rubber or plastics
    • B65G15/34Belts or like endless load-carriers made of rubber or plastics with reinforcing layers, e.g. of fabric
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D1/00Woven fabrics designed to make specified articles
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D13/00Woven fabrics characterised by the special disposition of the warp or weft threads, e.g. with curved weft threads, with discontinuous warp threads, with diagonal warp or weft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Description

本発明は、コンベヤベルト用繊維補強層およびコンベヤベルトに関し、さらに詳しくは、コンベヤベルトの幅方向両端部の耐引き裂き性を向上させることができるコンベヤベルト用繊維補強層およびコンベヤベルトに関するものである。
コンベヤベルトの搬送側では、ベルト幅方向両端部を中央部に対して上側に屈曲させてトラフ状にして使用される。そのため、ベルト幅方向両端部では中央部よりも引っ張り歪みが大きくなり、これに起因して引き裂きが生じ易い。
コンベヤベルトには、張設した際の張力を負担する心体が埋設されているが、これら心体を工夫した様々なコンベヤベルトが提案されている(例えば、特許文献1、2)。特許文献1では、心体の耐挫屈性を損なうことなく生産性を向上させるために、平織構造の心体の縦糸および横糸を無撚り化するとともに、コンベヤベルトの伸びを特定範囲に限定することが提案されている。特許文献2では、横糸としてポリエステル繊維を採用した心体の品質を向上させるために、横糸の繊度および撚り数を特定範囲に限定することが提案されている。
しかし、これら提案されている心体は、ベルト幅方向両端部に生じる引き裂きに注目したものではないため、コンベヤベルトがトラフ状になった状態では、ベルト幅方向両端部の引っ張り歪みが相対的に高くなる。それ故、ベルト幅方向両端部の耐引き裂き性を向上させることはできない。
特開2009−274798号公報 特開2014−201853号公報
本発明の目的は、コンベヤベルトの幅方向両端部の耐引き裂き性を向上させることができるコンベヤベルト用繊維補強層およびコンベヤベルトを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のコンベヤベルト用繊維補強層は、縦糸が長手方向に延在し、横糸が幅方向に延在する織構造のコンベヤベルト用繊維補強層において、前記繊維補強層の長手方向の切断荷重の1/10荷重時の幅方向両端部での伸度が、幅方向中央部での伸度の110%以上200%以下であり、前記幅方向両端部における前記縦糸がポリアミド繊維からなり、前記幅方向中央部における前記縦糸がポリエステル繊維からなり、前記幅方向両端部および前記幅方向中央部における前記横糸はすべて同じ材質の繊維からなり、前記織構造が2/2破れ綾織構造であることを特徴とする。
本発明のコンベヤベルトは、上記のコンベヤベルト用繊維補強層が、前記縦糸の延在方向をベルト長手方向にして心体として埋設されていることを特徴とする。
本発明によれば、繊維補強層の幅方向では、比較的低い引っ張り荷重での伸びが、両端部において相対的に大きくなっている。そのため、この繊維補強層をその縦糸の延在方向をベルト長手方向にして心体としてコンベヤベルトに埋設すれば、ベルト幅方向両端部の伸びが相対的に大きくなる。これにより、コンベヤベルトがトラフ状で使用されても、ベルト幅方向両端部の引っ張り歪みが緩和されるので、ベルト幅方向両端部の耐引き裂き性を向上させることが可能になる。
ここで、前記織構造を2/2破れ綾織構造にするとよい。これにより、コンベヤベルトの耐衝撃性を向上させるには有利になる。
前記幅方向両端部における前記縦糸が例えばポリアミド繊維からなり、前記幅方向中央部における前記縦糸が例えばポリエステル繊維からなる仕様にする。この仕様によれば、コンベヤベルトがトラフ状になった状態において、ベルト幅方向両端部の伸びを相対的に大きくし易くなる。
本発明のコンベヤベルトでは、前記心体が複数の補強層を積層した複層構造であり、この複層構造の最外周の補強層が前記コンベヤベルト用繊維補強層である仕様にすることもできる。この仕様により、本発明の繊維補強層による効果を効率的に得ることができる。
本発明のコンベヤベルト用繊維補強層を埋設したコンベヤベルトを例示する横面図である。 図1のコンベヤベルトの平面図である。 図1の繊維補強層を拡大して平面視で例示する説明図である。 図1のコンベヤベルトを張設した状態を例示する説明図である。 図4のA−A断面図である。
以下、本発明のコンベヤベルト用繊維補強層およびコンベヤベルトを図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1、図2に例示する本発明のコンベヤベルト1には、本発明のコンベヤベルト用繊維補強層3(以下、繊維補強層3という)が心体2として埋設されている。心体2は、張設されたコンベヤベルト1に生じる張力を負担する部材である。心体2の上下にはそれぞれ、上カバーゴム6、下カバーゴム7が配置されていて、心体2、上カバーゴム6および下カバーゴム7は加硫接着によって一体化している。心体2はベルト長手方向に連続していて、幅方向寸法はベルト幅よりも若干小さくなっている。これにより、コンベヤベルト1の幅方向両端は、心体2が存在していない耳ゴムになっている。
この実施形態では、心体2は、本発明の繊維補強層3が1層と、別の繊維補強層3aの3層とが積層された4層構造になっている。本発明の繊維補強層3は、心体2の最外周の補強層になっている。心体2を構成する繊維補強層3、3aの積層数はコンベヤベルト1に対する要求性能(剛性、伸び等)により決定され、この実施形態のような4層に限定されず、単層或いはその他の複数層にすることもできる。
本発明の繊維補強層3は、図3に例示するように、縦糸4が長手方向に延在し、横糸5が幅方向に延在する織構造になっている。繊維補強層3は、縦糸4の延在方向をベルト長手方向にして埋設される。即ち、縦糸4の長手方向がコンベヤベルト1の長手方向になり、横糸5の長手方向がコンベヤベルト1の幅方向になる。
この実施形態では、繊維補強層3の織構造は2/2破れ綾織構造になっている。その他に、繊維補強層3の織構造としては、平織構造などの他の織構造を採用することもできる。
繊維補強層3は、繊維補強層3の切断荷重の1/10荷重時の幅方向両端部R1での伸度E1が、幅方向中央部R2の伸度E2に比して大きくなっていて、幅方向中央部R2の伸度の110%以上200%以下になっている。繊維補強層3の切断荷重の1/10荷重時の伸度は、例えば、JIS K6322のベルトの引張試験に準拠した試験によって測定する。
繊維補強層3の幅方向中央部R2とは、例えば、繊維補強層3の幅方向中心CRを中心にした繊維補強層3の全幅WRの50%〜60%程度の領域である。幅方向両端部R1は、幅方向中央部R2以外の領域なので、繊維補強層3の幅方向両端からそれぞれ全幅WRの20%〜25%程度の領域になる。心体2(繊維補強層3)の全幅WRは、コンベヤベルト1の全幅WBよりも若干小さい程度であり概ね同じである。そして、幅方向中心CRとベルト幅方向中心CBとは概ね一致した位置となるので、コンベヤベルト1のベルト幅方向両端部Z1に繊維補強層3の幅方向両端部R1が埋設され、コンベヤベルト1のベルト幅方向中央部Z2に繊維補強層3の幅方向中央部R2が埋設されることになる。
幅方向両端部R1での伸度E1を幅方向中央部R2の伸度E2に対して相対的に大きくするには、例えば、幅方向両端部R1、幅方向中央部R2それぞれにおける縦糸4の材質を変えて、幅方向両端部R1には相対的に伸びの大きな材質を用いる。具体的には、幅方向両端部R1における縦糸4をポリアミド繊維で構成し、幅方向中央部R2における縦糸4をポリエステル繊維で構成する。幅方向両端部R1における縦糸4には複数本のポリアミド繊維を撚ったマルチフィラメントヤーンを用いることも、モノフィラメントヤーンを用いることもできる。幅方向中央部R2における縦糸4には、複数本のポリエステル繊維を撚ったマルチフィラメントヤーンを用いることもモノフィラメントヤーンを用いることもできる。ポリアミド繊維としては、ナイロン6、ナイロン66等を例示できる。
コンベヤベルト1は、図4、図5例示するようにプーリ8a、8bの間に張設されて使用される。そして、搬送物10を載せて運ぶ搬送側では、ベルト幅方向両端部Z1は回転軸が水平に対して所定角度aで傾斜した支持ローラ9により下面を支持され、ベルト幅方向中央部Z2は回転軸が水平な支持ローラ9により下面を支持される。これにより、ベルト幅方向両端部Z1(幅方向両端部R1)は、ベルト幅方向中央部Z2(幅方向中央部R2)に対して上側に屈曲して、コンベヤベルト1はトラフ状になって使用される。
そのため、心体2が負担する張力は、ベルト幅方向中央部Z2(幅方向中央部R2)よりもベルト幅方向両端部Z1(幅方向両端部R1)において相対的に大きくなる。これに伴い、ベルト幅方向両端部Z1(幅方向両端部R1)ではベルト幅方向中央部Z2(幅方向中央部R2)よりも引っ張り歪みが大きくなるため、引き裂きが生じ易くなる。即ち、ベルト幅方向両端部Z1には、相対的に大きな引張り歪みに起因してベルト幅方向に延びる引き裂きが発生し易くなる。
ところが、本発明では、心体2として埋設している繊維補強層3は、この繊維補強層3の切断荷重の1/10荷重時の伸度が、幅方向両端部R1では幅方向中央部R2に比して相対的に大きくなっている。そのため、コンベヤベルト1がトラフ状になって使用されても、ベルト幅方向両端部Z1(幅方向両端部R1)において繊維補強層3が相対的に大きく伸びることで、ベルト幅方向両端部Z1の引っ張り歪みが緩和される。これに伴い、ベルト幅方向両端部Z1の耐引き裂き性を向上させることが可能になる。ここで、維補強層3の切断荷重の1/10荷重時の伸度を用いているのは、この1/10荷重の大きさが、張設されたコンベヤベルト1の心体2(繊維補強層3、3a)が通常時に負担する張力と比較的近似したレベルであるためである。
繊維補強層3の幅方向両端部R1での伸度E1が、幅方向中央部R2での伸度E2の110%未満では、幅方向中央部R2に対する幅方向両端部R1の相対的な伸びが過小であり、ベルト幅方向両端部Z1の耐引き裂き性を向上させるには不十分になる。一方、方向両端部R1での伸度E1が、幅方向中央部R2での伸度E2の200%超では、ベルト幅方向両端部Z1が過剰に変形してコンベヤベルト1としての機能が低下する。
心体2が複数の補強層を積層した積層構造の場合、すべての補強層を本発明の繊維補強層3にしてもよいが、コストを抑えるために、一部だけを本発明の繊維補強層3にして、残りは安価な汎用の別の補強層3aにすることもできる。例えば、この実施形態のように、最外周の1層のみを本発明の繊維補強層3にする。或いは、最外周から1層目および2層目のみを本発明の繊維補強層3にする。
積層構造の心体2において、コンベヤベルト1がトラフ状になった場合に、最も引張り歪みが大きくなるのは、最外周の補強層である。それ故、最外周の補強層として本発明の繊維補強層3を用いると、繊維補強層3の使用量を最小限にしながらも、上述した繊維補強層3よる効果を効率的に得ることができる。
また、繊維補強層3の織構造を2/2破れ綾織構造にすると、平織構造等に比してコンベヤベルト1の耐衝撃性を向上させることができる。コンベヤベルト1における引き裂きは、基本的に、投入される搬送物10によって生じる局所的な応力集中に起因し、これによりコンベヤベルト1が破損に至ることもある。平織構造では応力集中した場合、縦糸と横糸が1本ずつ交差している為、それぞれの1本に全ての負荷がかかるが、2/2破れ綾織構造であれば、縦糸と横糸がそれぞれ2本引き揃えられている部分がある為、その2本に衝撃を分散させることができる。したがって、コンベヤベルト1(特に上カバーゴム6および繊維補強層3)が損傷し難くなる。
コンベヤベルト1に投入される搬送物10によって直接的に衝撃を受けるのは上カバーゴム6である。したがって、積層構造の心体2では、最外周の補強層として2/2破れ綾織構造の繊維補強層3を用いると、繊維補強層3の使用量を最小限にしながらも、上述した2/2破れ綾織構造よる効果を効果的に得ることができる。
コンベヤベルト用繊維補強層のサンプルとして表1に示す6種類(従来例、比較例1、2、実施例1〜3)を製造した。すべてのサンプルの横糸はポリエステル繊維にした。表1中の1/10荷重時の伸度とは、それぞれのサンプルの縦糸の延在方向に対する切断荷重の1/10荷重時の伸度であり、幅方向端部における伸度E1および幅方向中央部における伸度E2を測定した。表1中の幅方向両端部寸法/全幅とは、幅方向両端部の幅寸法の合計値を、全幅(幅方向両端部の幅寸法の合計値と幅方向中央部の幅寸法との合計値)で除した比率(%)である。表1中のPETはポリエステル、N66はナイロン66を意味する。
それぞれのサンプルを用いて表1に示すコンベヤベルト6種類(従来例ベルト、比較例ベルト1、2、実施例ベルト1〜3)を製造した。それぞれのコンベヤベルトには繊維補強層を4層埋設し、最外周の1層の繊維補強層のみを異ならせた。これらコンベヤベルトに対して下記の3つの性能を測定し、その結果は表1に示すとおりであった。
Figure 0006724489
[幅方向両端部の耐引き裂き性]
それぞれのコンベヤベルトのカットサンプルを用いて、コンベヤベルトの幅方向端部でのベルト幅方向に対する耐引き裂き性を評価した。この評価測定は、所定の引き裂きが生じるまでに要するエネルギーを算出し、算出したエネルギーの大きさを指数で示した。引き裂き抵抗力の測定は、JIS L1096に準拠した方法で行った。従来例ベルト1の結果を基準の指数100にして評価した。指数の数値が大きい程、耐引き裂き性に優れていることを意味する。
[幅方向中央部の耐衝撃性]
それぞれのコンベヤベルトのカットサンプルを用いて、コンベヤベルトの幅方向中央部における耐衝撃性を評価した。この評価測定は、下端が尖った所定重量の重りを水平に張設したコンベヤベルトの上カバーゴムの上に落下させて、重りがコンベヤベルトを厚さ方向に貫通した際の落下高さを測定した。従来例ベルト1の結果を基準の指数100にして評価した。数値の数値が大きい程、耐衝撃性に優れていることを意味する。
[クリープ性]
それぞれのコンベヤベルトのカットサンプルに、ベルト長手方向に所定の引張り力を負荷し続けて、所定時間後のベルト長手方向の伸びを測定してクリープ性能を評価した。従来例ベルト1の結果を基準の指数100にして評価した。指数の数値が大きい程、クリープによる伸びが小さくて優れていることを意味する。
表1の結果から実施例ベルト1〜3は従来例ベルトに比して、ベルト幅方向両端部の耐引き裂き性が向上し、クリープ性能は同等であることが分かる。また、幅方向中央部の耐衝撃性については、実施例ベルト1は従来例ベルトと同等であり、実施例ベルト2、3は従来例に比して向上していることが分かる。
1 コンベヤベルト
2 心体
3 繊維補強層
3a 他の繊維補強層
4 縦糸
5 横糸
6 上カバーゴム
7 下カバーゴム
8a、8b プーリ
9 支持ローラ
10 搬送物

Claims (4)

  1. 縦糸が長手方向に延在し、横糸が幅方向に延在する織構造のコンベヤベルト用繊維補強層において、
    前記繊維補強層の長手方向の切断荷重の1/10荷重時の幅方向両端部での伸度が、幅方向中央部での伸度の110%以上200%以下であり、前記幅方向両端部における前記縦糸がポリアミド繊維からなり、前記幅方向中央部における前記縦糸がポリエステル繊維からなり、前記幅方向両端部および前記幅方向中央部における前記横糸はすべて同じ材質の繊維からなり、前記織構造が2/2破れ綾織構造であることを特徴とするコンベヤベルト用繊維補強層。
  2. 前記横糸がポリエステル繊維からなる請求項1に記載のコンベヤベルト用繊維補強層。
  3. 請求項1または2に記載のコンベヤベルト用繊維補強層が、前記縦糸の延在方向をベルト長手方向にして心体として埋設されているコンベヤベルト。
  4. 前記心体が複数の補強層を積層した複層構造であり、この複層構造の最外周の1層目の補強層のみまたは最外周の1層目および2層目の補強層のみが前記コンベヤベルト用繊維補強層であり、前記複数の補強層のうち一部の補強層だけが前記コンベヤベルト用繊維補強層である請求項3に記載のコンベヤベルト。
JP2016071333A 2016-03-31 2016-03-31 コンベヤベルト用繊維補強層およびコンベヤベルト Active JP6724489B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016071333A JP6724489B2 (ja) 2016-03-31 2016-03-31 コンベヤベルト用繊維補強層およびコンベヤベルト
PCT/JP2017/007810 WO2017169465A1 (ja) 2016-03-31 2017-02-28 コンベヤベルト用繊維補強層およびコンベヤベルト
CN201780016521.8A CN108712991A (zh) 2016-03-31 2017-02-28 传动带用纤维增强层及传动带
AU2017242170A AU2017242170A1 (en) 2016-03-31 2017-02-28 Fiber-reinforced layer for conveyor belt, and conveyor belt

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016071333A JP6724489B2 (ja) 2016-03-31 2016-03-31 コンベヤベルト用繊維補強層およびコンベヤベルト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017179668A JP2017179668A (ja) 2017-10-05
JP6724489B2 true JP6724489B2 (ja) 2020-07-15

Family

ID=59964114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016071333A Active JP6724489B2 (ja) 2016-03-31 2016-03-31 コンベヤベルト用繊維補強層およびコンベヤベルト

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6724489B2 (ja)
CN (1) CN108712991A (ja)
AU (1) AU2017242170A1 (ja)
WO (1) WO2017169465A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6982410B2 (ja) * 2017-06-07 2021-12-17 アンビック株式会社 低伸縮生地

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599239A (ja) * 1982-07-05 1984-01-18 三ツ星ベルト株式会社 ベルト用織物
SE8701107L (sv) * 1986-03-27 1987-09-28 Cable Belt Ltd Transportband och sett att framstella sadana
US5060787A (en) * 1987-12-18 1991-10-29 Lennart Tingskog Belt conveyor and conveyor belt therefor
JP2527772Y2 (ja) * 1991-05-31 1997-03-05 石川島播磨重工業株式会社 急傾斜・垂直コンベア用ベルト
JP4079701B2 (ja) * 2002-06-25 2008-04-23 横浜ゴム株式会社 コンベヤべルトの構造
JP2005206962A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴム補強用すだれ織物
US7789221B2 (en) * 2008-09-26 2010-09-07 Laitram, L.L.C. Living-hinge conveyor belt
JP5518188B2 (ja) * 2009-07-02 2014-06-11 ザ ゲイツ コーポレイション 歯付き動力伝達ベルト用の改良された布及びベルト
CN201458239U (zh) * 2009-09-03 2010-05-12 单尉峰 一种环形带
JP2012035981A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Bridgestone Corp コンベヤベルト
WO2012120606A1 (ja) * 2011-03-05 2012-09-13 三和テクノ株式会社 織物からなる高速搬送ベルトおよびその装置
US9315325B2 (en) * 2012-05-17 2016-04-19 Joy Mm Delaware, Inc. Belt for a conveyor system
CN202897352U (zh) * 2012-10-29 2013-04-24 中德(扬州)输送工程技术有限公司 一种管状带式输送机用输送带
JP2014201853A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 横浜ゴム株式会社 コンベヤベルト用繊維補強層
EP2829495A1 (en) * 2013-07-23 2015-01-28 Habasit AG Abrasion-resistant belt
CN203624359U (zh) * 2013-12-03 2014-06-04 山东威普斯橡胶股份有限公司 方钢条整体带芯输送带
CN204211014U (zh) * 2014-10-23 2015-03-18 艾艾精密工业输送***(上海)股份有限公司 一种减少边侧毛羽量产生的输送带
CN204549161U (zh) * 2015-03-31 2015-08-12 浙江三维橡胶制品股份有限公司 一种管状输送带

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017179668A (ja) 2017-10-05
CN108712991A (zh) 2018-10-26
AU2017242170A1 (en) 2018-09-27
WO2017169465A1 (ja) 2017-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU593070B2 (en) Reinforced composite structure
EP2890571B1 (en) A tire reinforcement material
RU2721108C2 (ru) Армирующий корд слоя брекера
US9688100B2 (en) Tire cord fabric
TWI694186B (zh) 有機纖維合撚紗線、纖維強化複合材料、及有機纖維合撚紗線之製造方法
EP2459393B1 (en) Hybrid steel-textile reinforcement ply for radial tires
AU2016269892B2 (en) Conveyor belt
US7797919B2 (en) Strand with increased adherence to metal disks
JP6724489B2 (ja) コンベヤベルト用繊維補強層およびコンベヤベルト
JP5169465B2 (ja) コンベヤベルト
US5061557A (en) Reinforced composite structure
JP2007062585A (ja) 空気入りタイヤ
AU2016302499B2 (en) Conveyor belt
AU2016269893B2 (en) Reinforcing layer for rubber product
CN110546084B (zh) 传送带用纤维增强层以及传送带
EP4000960A1 (en) Fabric layer and tire comprising such a fabric layer
JP5504580B2 (ja) コンベヤベルト
WO2024062669A1 (ja) コンベヤベルトおよびその製造方法
EP4008816A1 (en) Fabric structure for a tire
WO2024096824A1 (en) Tire cord fabric
JPWO2003016181A1 (ja) 布補強コンベヤベルト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200526

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6724489

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250