JP6717204B2 - ディジタルフィルタ回路、信号処理装置およびディジタルフィルタ処理方法 - Google Patents
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Description
本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態に係るディジタルフィルタ回路のブロック構成図を図1に示す。図1において、ディジタルフィルタ回路10は、分離手段20、フィルタ係数生成手段30、第1のフィルタ40、第2のフィルタ50および合成手段60を備える。
第2の実施形態について説明する。本実施形態に係るディジタルフィルタ回路のブロック構成図を図2に示す。図2において、ディジタルフィルタ回路100は、FFT回路200、IQ分離回路300、フィルタ係数生成回路410、420、フィルタ回路510、520、IQ合成回路600およびIFFT回路700を備える。
FFT回路200は、入力された時間領域における複素数信号x(n)にFFTを施し、式(2)によって示される周波数領域の複素数信号データX(k)に変換してIQ分離回路300へ出力する。
ここで、FFTの変換サンプル数がN(整数)である場合、nは時間領域上の信号サンプル番号を示す0≦n≦N−1の整数、kは周波数領域上の周波数番号を示す0≦k≦N−1の整数である。なお、FFTは、高速にフーリエ変換を行うための1つの手法であり、FFT以外の方式によるフーリエ変換を適用することも出来る。
IQ分離回路300には、式(2)の複素数信号データX(k)と、式(3)の複素数信号データX(N−k)とが入力される。IQ分離回路300のブロック構成図を図3に示す。図3において、IQ分離回路300は、複素共役生成部310、加算部320、330、減算部340、350および乗算部360、370、380、390を備える。ここで、図3においては、複素数信号を太線で、実数の信号を細線で表記した。以下、他の図においても同様に表記する。
加算部320、330、減算部340、350および乗算部360、370、380、390は、入力された複素数信号データX(k)と、複素共役生成部310を通過することによって生成された複素共役データX*(N−k)とから、式(5)に示されるI成分信号データXI(k)および式(6)に示されるQ成分信号データXQ(k)を生成する。
XQ(k)={X(k)−X*(N−k)}/2={A(k)−A(N−k)}/2+j{B(k)+B(N−k)}/2・・・式(6)
具体的には、第1の加算部320は、複素数信号データX(k)の実数部と複素共役データX*(N−k)の実数部とを加算し、第2の加算部330は、複素数信号データX(k)の虚数部と複素共役データX*(N−k)の虚数部とを加算する。さらに、第1の減算部340は、複素数信号データX(k)の実数部から複素共役データX*(N−k)の実数部を減算し、第2の減算部350は、複素数信号データX(k)の虚数部から複素共役データX*(N−k)の虚数部を減算する。乗算部360、370、380、390は、第1の加算部320、第2の加算部330、第1の減算部340および第2の減算部350からの出力に所定の係数1/2をそれぞれ乗算する。
XQ(k)=XQI(k)+jXQQ(k) ・・・式(8)
フィルタ係数生成回路410は、ディジタルフィルタ回路100の上位回路から入力された複素数係数V(k)に、ディジタルフィルタ回路100の上位回路から入力された複素数係数H(k)を複素乗算することによって、複素数係数CI(k)を生成する。フィルタ係数生成回路410のブロック構成図を図4に示す。図4のフィルタ係数生成回路410は、入力された複素数係数V(k)およびH(k)により、0≦k≦N−1の周波数番号kごとに、式(9)によって示される複素数係数CI(k)を生成し、フィルタ回路510へ出力する。
ここで、V(k)、H(k)はそれぞれ、実数部と虚数部とに分けて、式(10)、式(11)のように記載できる。
H(k)=HI(k)+jHQ(k) ・・・式(11)
式(9)に式(10)、式(11)を代入することにより、複素数係数CI(k)は式(12)のように記載される。
ここで、CII(k)、CIQ(k)は、複素数係数CI(k)の実数部、虚数部であり、それぞれ式(13)、式(14)によって記載できる。
CIQ(k)=VQ(k)×HI(k)+VI(k)×HQ(k)・・・式(14)
フィルタ係数生成回路420は、ディジタルフィルタ回路100の上位回路から入力された複素数係数W(k)に、ディジタルフィルタ回路100の上位回路から入力された複素数係数H(k)を複素乗算することによって、複素数係数CQ(k)を生成する。フィルタ係数生成回路420のブロック構成図を図5に示す。図5のフィルタ係数生成回路420は、入力された複素数係数W(k)およびH(k)により、0≦k≦N−1の周波数番号kごとに、式(15)によって示される複素数係数CQ(k)を生成し、フィルタ回路520へ出力する。
ここで、W(k)も実数部と虚数部とに分けて式(16)のように記載できる。
式(15)に式(11)、式(16)を代入することにより、複素数係数CQ(k)は式(17)のように記載される。
ここで、CQI(k)、CQQ(k)は、複素数係数CQ(k)の実数部、虚数部であり、それぞれ式(18)、式(19)によって記載できる。
CQQ(k)=WQ(k)×HI(k)+WI(k)×HQ(k)・・・式(19)
フィルタ回路510には、IQ分離回路300から出力された式(7)によって示されるI成分信号データXI(k)と、フィルタ係数生成回路410から出力された式(12)によって示される複素数係数CI(k)と、が入力される。フィルタ回路510のブロック構成図を図6に示す。
={XII(k)+jXIQ(k)}×{CII(k)+jCIQ(k)}
=XII'(k)+jXIQ'(k)・・・式(20)
ここで、XII'(k)、XIQ'(k)は、XI'(k)の実数部、虚数部であり、それぞれ式(21)、式(22)によって記載できる。
XIQ'(k)=XII(k)×CIQ(k)+XIQ(k)×CII(k)・・・式(22)
フィルタ回路520には、IQ分離回路300から出力された式(8)によって示されるQ成分信号データXQ(k)と、フィルタ係数生成回路420から出力された式(17)によって示される複素数係数CQ(k)と、が入力される。フィルタ回路520のブロック構成図を図7に示す。
={XQI(k)+jXQQ(k)}×{CQI(k)+jCQQ(k)}
=XQI'(k)+jXQQ'(k)・・・式(23)
ここで、XQI'(k)、XQQ'(k)は、複素数信号データXQ'(k)の実数部、虚数部であり、それぞれ式(24)、式(25) によって記載できる。
XQQ'(k)=XQI(k)×CQQ(k)+XQQ(k)×CQI(k)・・・式(25)
IQ合成回路600は、フィルタ回路510から入力された式(20)の複素数信号データXI'(k)と、フィルタ回路520から入力された式(23)の複素数信号データXQ'(k)とを、0≦k≦N−1の周波数番号kごとに合成し、式(26)によって示される複素数信号データX"(k)を生成してIFFT回路700へ出力する。
={XII'(k)+jXIQ'(k)}+{XQI'(k)+jXQQ'(k)}
=XI"(k)+jXQ"(k) ・・・式(26)
ここで、XI"(k)、XQ"(k)は、それぞれ複素数信号データX"(k)の実数部、虚数部であり、それぞれ式(27)、式(28)によって記載できる。
XQ"(k)=XIQ'(k)+XQQ'(k) ・・・式(28)
XII'(k)、XIQ'(k)、XQI'(k)、XQQ'(k)はそれぞれ、式(21)、式(22)、式(24)、式(25)の通りである。
ここで、R(k)は時間領域における実数の実数部信号r(n)が実数FFTにより変換された周波数領域の複素数信号データであり、S(k)は時間領域における実数の虚数部信号s(n)が実数FFTにより変換された周波数領域の複素数信号データである。すなわち、R(k)とr(n)、および、S(k)とs(n)、はそれぞれ対応する。このとき、複素共役の対称性から式(30)が成立する。
ここで、複素数信号データX*(N−k)は、複素数信号データX(N−k)の複素共役である。そして、IQ分離回路300は、式(29)、式(30)によって示されるX(k)、X*(N−k)から、式(5)によって示されるI成分信号データXI(k)および式(6)によって示されるQ成分信号データXQ(k)を生成する。式(5)、式(6)、式(29)、式(30)から、XI(k)、XQ(k)はそれぞれ式(31)、式(32)のように記載できる。
XQ(k)={X(k)−X*(N−k)}/2=jS(k) ・・・式(32)
この場合、複素数信号データXI'(k)は、式(9)、式(20)、式(31)、式(32)から、式(33)のように記載できる。
また、複素数信号データXQ'(k)は、式(15)、式(23)、式(31)、式(32)から、式(34)のように記載できる。
式(26)に、式(33)、式(34)を代入することにより、複素数信号データX"(k)は、式(35)のように記載できる。
=R(k)V(k)H(k)+jS(k)W(k)H(k)
={R(k)V(k)+jS(k)W(k)}×H(k) ・・・式(35)
式(35)は、IQ合成回路600から出力されたIFFT前の複素数信号データX"(k)を、フィルタ係数V(k)、W(k)およびH(k)と、IQ分離回路300に入力されるFFT後の複素数信号データX(k)におけるR(k)およびS(k)を用いて表したものである。
まず、ディジタルフィルタ回路100は、時間領域における実数部信号r(n)がFFTにより変換された周波数領域の複素数信号データR(k)に対して、係数V(k)によるフィルタ処理を行う。従って、V(k)には、実数部信号r(n)に対して時間領域で実数演算によるフィルタ処理を行った場合の実数フィルタ係数に対応する、周波数領域での複素数フィルタ係数が割り当てられる。
2)S(k)に対する係数W(k)によるフィルタ処理
同様に、ディジタルフィルタ回路100は、時間領域における虚数部信号s(n)がFFTにより変換された周波数領域の複素数信号S(k)に対して、係数W(k)によるフィルタ処理を行う。従って、W(k)には、虚数部信号s(n)に対して時間領域で実数演算によるフィルタ処理を行った場合の実数フィルタ係数に対応する、周波数領域での複素数フィルタ係数が割り当てられる。
3)1)、2)のフィルタ処理結果に対する係数H(k)によるフィルタ処理
さらに、ディジタルフィルタ回路100は、それぞれ独立に処理された上記の2つのフィルタ処理後の、R(k)V(k)およびS(k)W(k)からなる複素数信号データ{R(k)V(k)+jS(k)W(k)}に対して、係数H(k)によるフィルタ処理を行う。複素数信号データ{R(k)V(k)+jS(k)W(k)}は、時間領域における実数部信号r(n)および虚数部信号s(n)のそれぞれに独立にフィルタ処理した2つの信号からなる時間領域の信号に対応する、周波数領域の複素数信号データである。実数部信号r(n)および虚数部信号s(n)をそれぞれに独立にフィルタ処理した信号とは、図10における、r'(n)、s'(n)に相当する。そして、r'(n)、s'(n)からなる時間領域の信号とは、図10のx’(n)に相当する。このように、複素数信号データ{R(k)V(k)+jS(k)W(k)}は、時間領域において実数部および虚数部のそれぞれに独立にフィルタ処理した時間領域の信号x’(n)に対応する、周波数領域の信号である。
20 分離手段
30 フィルタ係数生成手段
40 第1のフィルタ
50 第2のフィルタ
60 合成手段
100、100B ディジタルフィルタ回路
200 FFT回路
300 IQ分離回路
410、420 フィルタ係数生成回路
510、520 フィルタ回路
600 IQ合成回路
700 IFFT回路
800 ディジタルフィルタ回路
810、820、830 周波数領域フィルタ
900 ディジタルフィルタ回路
910 FFT回路
920 複素共役生成回路
930 フィルタ係数生成回路
940、950 フィルタ回路
960 複素共役合成回路
970 IFFT回路
Claims (8)
- フーリエ変換により時間領域の複素数信号が変換された周波数領域の第1の複素数信号を、前記時間領域の複素数信号の実数部に対応する周波数領域の第2の複素数信号と、前記時間領域の複素数信号の虚数部に対応する周波数領域の第3の複素数信号とに分離する分離手段と、
複素数の第1、第2及び第3の入力フィルタ係数が入力し、前記第1及び第3の入力フィルタ係数から複素数の第1の周波数領域フィルタ係数を、前記第2及び第3の入力フィルタ係数から複素数の第2の周波数領域フィルタ係数を、生成するフィルタ係数生成手段と、
前記第2の複素数信号に対し、前記第1の周波数領域フィルタ係数によるフィルタ処理を行い、第4の複素数信号を出力する第1のフィルタと、
前記第3の複素数信号に対し、前記第2の周波数領域フィルタ係数によるフィルタ処理を行い、第5の複素数信号を出力する第2のフィルタと、
前記第4の複素数信号と、前記第5の複素数信号とを合成して第6の複素数信号を生成する合成手段と、
を備えることを特徴とするディジタルフィルタ回路であって、
前記第1、第2及び第3の入力フィルタ係数は、周波数領域でのフィルタ処理における複素数フィルタ係数であり、
前記第1の入力フィルタ係数は、前記時間領域の複素数信号に対する時間領域でのフィルタ処理である時間領域フィルタ処理における、前記時間領域の複素数信号の実数部に対する実数演算のフィルタ係数に対応し、
前記第2の入力フィルタ係数は、前記時間領域フィルタ処理における、前記時間領域の複素数信号の虚数部に対する実数演算のフィルタ係数に対応し、
前記第3の入力フィルタ係数は、前記時間領域フィルタ処理における、前記時間領域の複素数信号に対する複素数演算のフィルタ係数に対応する、
ディジタルフィルタ回路。 - 入力された前記時間領域の複素数入力信号を、前記フーリエ変換により前記第1の複素数信号に変換するフーリエ変換手段と、
前記第6の複素数信号を、逆フーリエ変換により時間領域の複素数信号に変換する逆フーリエ変換手段と、
をさらに備える請求項1記載のディジタルフィルタ回路。 - 前記フーリエ変換の変換サンプル数をN(NはN>0の整数)とするとき、
前記フーリエ変換手段は、前記第1の複素数信号として、周波数番号k(0≦k≦N−1)の複素数信号X(k)および複素数信号X(N−k)を出力し、
前記分離手段は、
前記出力された複素数信号X(N−k)の複素共役X*(N−k)を生成する生成手段と、
前記出力された複素数信号X(k)の実数部と前記生成された複素共役X*(N−k)の実数部とを加算する第1の加算手段と、
前記出力された複素数信号X(k)の虚数部と前記生成された複素共役X*(N−k)の虚数部とを加算する第2の加算手段と、
前記出力された複素数信号X(k)の実数部から前記生成された複素共役X*(N−k)の実数部を減算する第1の減算手段と、
前記出力された複素数信号X(k)の虚数部から前記生成された複素共役X*(N−k)の虚数部を減算する第2の減算手段と、
前記第1の加算手段からの出力に1/2を乗算する第1の乗算手段と、
前記第2の加算手段からの出力に1/2を乗算する第2の乗算手段と、
前記第1の減算手段からの出力に1/2を乗算する第3の乗算手段と、
前記第2の減算手段からの出力に1/2を乗算する第4の乗算手段と、
を備え、
前記第1及び第2の乗算手段の出力から前記第2の複素数信号が生成され、前記第3及び第4の乗算手段の出力から前記第3の複素数信号が生成される、
請求項2記載のディジタルフィルタ回路。 - 前記第1のフィルタは、周波数番号k(0≦k≦N−1)の第4の複素数信号XI'(k)を出力し、
前記第2のフィルタは、周波数番号k(0≦k≦N−1)の第5の複素数信号XQ'(k)を出力し、
前記合成手段は、
前記第4の複素数信号XI'(k)の実数部と前記第5の複素数信号XQ'(k)の実数部とを加算する第3の加算手段と、
前記第4の複素数信号XI'(k)の虚数部と前記第5の複素数信号XQ'(k)の虚数部とを加算する第4の加算手段と、
を備え、
前記第3及び第4の加算手段の出力から前記第6の複素数信号が生成される、
請求項3記載のディジタルフィルタ回路。 - 前記フィルタ係数生成手段は、前記第1の入力フィルタ係数に前記第3の入力フィルタ係数を複素乗算して前記第1の周波数領域フィルタ係数を生成し、前記第2の入力フィルタ係数に前記第3の入力フィルタ係数を複素乗算して前記第2の周波数領域フィルタ係数を生成する、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のディジタルフィルタ回路。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のディジタルフィルタ回路を備えた信号処理装置。
- フーリエ変換により時間領域の複素数信号が変換された周波数領域の第1の複素数信号を、前記時間領域の複素数信号の実数部に対応する周波数領域の第2の複素数信号と、前記時間領域の複素数信号の虚数部に対応する周波数領域の第3の複素数信号とに分離し、
入力された複素数の第1及び第3の入力フィルタ係数から、複素数の第1の周波数領域フィルタ係数を生成し、
入力された複素数の第2及び前記第3の入力フィルタ係数から、複素数の第2の周波数領域フィルタ係数を生成し、
前記第2の複素数信号に対し、前記第1の周波数領域フィルタ係数によるフィルタ処理を行い、第4の複素数信号を出力し、
前記第3の複素数信号に対し、前記第2の周波数領域フィルタ係数によるフィルタ処理を行い、第5の複素数信号を出力し、
前記第4の複素数信号と、前記第5の複素数信号とを合成して第6の複素数信号を生成する、ことを特徴とするディジタルフィルタ処理方法であって、
前記第1の入力フィルタ係数は、前記時間領域の複素数信号に対する時間領域でのフィルタ処理である時間領域フィルタ処理における、前記時間領域の複素数信号の実数部に対する実数演算のフィルタ係数に対応する、周波数領域での複素数フィルタ係数であり、
前記第2の入力フィルタ係数は、前記時間領域フィルタ処理における、前記時間領域の複素数信号の虚数部に対する実数演算のフィルタ係数に対応する、周波数領域での複素数フィルタ係数であり、
前記第3の入力フィルタ係数は、前記時間領域フィルタ処理における、前記時間領域の複素数信号に対する複素数演算のフィルタ係数に対応する、周波数領域での複素数フィルタ係数である、
ディジタルフィルタ処理方法。 - 入力された時間領域の複素数入力信号を、フーリエ変換により前記第1の複素数信号に変換し、
前記生成した第6の複素数信号を、逆フーリエ変換により時間領域の複素数信号に変換する、
請求項7記載のディジタルフィルタ処理方法。
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