JP6712947B2 - 水冷エンジンの冷却構造 - Google Patents
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Description
シリンダブロック1に配列された複数のシリンダ2と、
前記複数のシリンダ2の周囲に形成されたウォータジャケットWとを備え、
前記ウォータジャケットWは、前記シリンダブロック1における前記シリンダ2を形成するバレル部4の隣合うものどうしの間に形成されているボア間流路9,10を有し、
前記ボア間流路9,10において前記シリンダ2の軸心方向に延びるリブ壁21が、前記バレル部4の外周壁4Aから張出すように***形成され、
前記リブ壁21は、そのシリンダ2の周方向に沿う幅がシリンダヘッドに近付くに連れて狭くなる先窄まり形状に構成されていることを特徴とする。
前記リブ壁21は、前記ボア間流路9,10におけるシリンダヘッド側の反対側となる反シリンダヘッド側部位に設けられていることを特徴とする。
前記リブ壁21の先窄まり角度θが20±5度に設定されていることを特徴とする。
前記バレル部4の隣合うものどうしのシリンダヘッド側の反対側となる反シリンダヘッド側部位を繋ぐ堰き止め壁16が形成され、前記堰き止め壁16のシリンダヘッド側に前記ボア間流路9,10が形成されるとともに、
前記堰き止め壁16のシリンダ2の周方向に沿う幅がシリンダヘッド側に行くほど狭くなる先細り形状に形成されていることを特徴とする。
前記堰き止め壁16の先細り角度γが20±5度に設定されていることを特徴とする。
その結果、更なる構造工夫により、エンジン長の大型化を招くことなく十分なボア間冷却が行えるようにして、エンジン長の小型化と冷却性能との両立が図れる水冷エンジンの冷却構造を提供することができる。
ウォータジャケットWは、シリンダ2(バレル部4)の外側でシリンダ配列方向に延びる状態で形成されている一対の主流路である吸気側主流路7及び排気側主流路8と、一対の主流路7,8どうしを繋ぐ状態で隣り合うシリンダ2(バレル部4)どうしの間に形成されている第1及び第2ボア間流路9,10、と主流路7,8の始端及び終端どうしを繋ぐ前及び後の端流路wf,wrを有して構成されている。
また、ガイド壁hを、冷却水を送る対象であるボア間流路9,10のシリンダボアと同心又は略同心の円弧状のものとしてあるので、より円滑に冷却水をボア間流路9,10に送り込むことができるようになる。
図2に示されるように、ボア間においては、隣り合うバレル部4,4どうしの下半部を一体化する堰き止め壁16がジャケット底15から競り上がるように形成されており、かつ、隣り合うバレル部4,4どうしの上部を小断面積で一体化する点連結壁17が形成されている。
下リブ壁21の幅(シリンダ周方向幅)や外周壁4Aからの***量、或いは先窄まり角度θは、適宜に変更設定が可能である。同様に、堰き止め壁16の左右幅の長さ、高さ、先細り角度γも適宜に変更設定が可能である。
2 シリンダ
4 バレル部
4A 外周壁
9,10 ボア間流路
16 堰き止め壁
21 リブ壁
W ウォータジャケット
θ 先窄まり角度
γ 先細り角度
Claims (6)
- シリンダブロックに配列された複数のシリンダと、前記複数のシリンダの周囲に形成されたウォータジャケットとを備え、
前記ウォータジャケットは、前記シリンダブロックにおける前記シリンダを形成するバレル部の隣合うものどうしの間に形成されているボア間流路を有し、
前記ボア間流路において前記シリンダの軸心方向に延びるリブ壁が、前記バレル部の外周壁から張出すように***形成され、
前記リブ壁は、そのシリンダの周方向に沿う幅がシリンダヘッドに近付くに連れて狭くなる先窄まり形状に構成されている水冷エンジンの冷却構造。 - 前記リブ壁は、前記ボア間流路におけるシリンダヘッド側の反対側となる反シリンダヘッド側部位に設けられている請求項1に記載の水冷エンジンの冷却構造。
- 前記リブ壁の先窄まり角度が20±5度に設定されている請求項1又は2に記載の水冷エンジンの冷却構造。
- 前記バレル部の隣合うものどうしのシリンダヘッド側の反対側となる反シリンダヘッド側部位を繋ぐ堰き止め壁が形成され、前記堰き止め壁のシリンダヘッド側に前記ボア間流路が形成されるとともに、
前記堰き止め壁のシリンダの周方向に沿う幅がシリンダヘッド側に行くほど狭くなる先細り形状に形成されている請求項1〜3の何れか一項に記載の水冷エンジンの冷却構造。 - 前記堰き止め壁の先細り角度が20±5度に設定されている請求項4に記載の水冷エンジンの冷却構造。
- 前記リブ壁は、前記堰き止め壁からも***形成されている請求項4又は5に記載の水冷エンジンの冷却構造。
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JP2016256247A JP6712947B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 水冷エンジンの冷却構造 |
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JP2016256247A JP6712947B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 水冷エンジンの冷却構造 |
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JP2018109362A JP2018109362A (ja) | 2018-07-12 |
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ID=62844618
Family Applications (1)
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JP2016256247A Active JP6712947B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 水冷エンジンの冷却構造 |
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CN109057983B (zh) * | 2018-09-26 | 2020-01-31 | 潍柴动力股份有限公司 | 发动机及其机体 |
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2016
- 2016-12-28 JP JP2016256247A patent/JP6712947B2/ja active Active
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