JP6712089B2 - 回転電機のステータ - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機、特に分布巻モータのステータに配置される巻線の絶縁構造に関するものである。
従来、モータ、ジェネレータ、モータジェネレータなどの3相回転電機に用いられるステータには、U相、V相及びW相の3相の巻線を、ステータコアに形成された複数のスロットに跨って配置する、分布巻きという方法が用いられている。このようなステータコアの製造工程では、まず各スロットにスロットセル(絶縁紙)を配置し、第1層のコイルを挿入する。そして、層間絶縁用のセパレータを配置し、第2層のコイルを挿入した後に、ウェッジにより、各コイル及び各絶縁紙を固定している。
分布巻モータでは、各相の巻線を、固定子の複数のスロットに跨って巻き付けるため、自動機で巻線を配置することが難しい。このため、分布巻モータの製造においては、巻線及び絶縁紙を各スロットに配置する工程を手作業で行っている。このため、スロットセルを配置したスロットに巻線を挿入する際に、スロットセルと巻線が擦れてスロットセルを破損させてしまうこと、また、スロットセルの位置が軸方向にずれてしまうことがあった。そこで、コイル挿入作業によるスロットセルのずれ量を考慮して、ステータコアの軸方向におけるスロットセルの長さを長くし、ステータコアの端部からのはみ出し量を多くするものが開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2013−243841号公報 特開2008−253063号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、スロットセルとコイルとの擦れによるスロットセルの破損については考慮されていない。さらに、スロットセルの、ステータコアの端部からのはみ出し量が多いため、スロットセルの材料コストが増加していた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、スロットセルとコイルとの擦れによるスロットセルの破損を抑制し、さらに、スロットに巻線を挿入する際のスロットセルの位置ずれを防止することのできる回転電機のステータを得るものである。
本発明に係る回転電機のステータは、鋼板を積層して形成され、複数のスロットを有するステータコアと、複数のスロットのそれぞれに配置されるスロットセルと、複数のスロットのそれぞれに、スロットセルを介して配置される巻線とを有する、回転電機のステータであって、スロットセルは、繊維に方向を有する一対の絶縁紙を重ね合わせて形成され、一対の絶縁紙のうち、ステータコアと接する側の絶縁紙は、繊維の方向を鋼板の積層される方向と平行にして配置され、一対の絶縁紙のうち、巻線と接する側の絶縁紙は、繊維の方向を巻線の長手方向と垂直にして配置される。
本発明の回転電機のステータによれば、スロットセルが配置される部位に応じて、スロットセルの繊維の方向を決定することにより、スロットセルの破損を抑制し、巻線とステータコアの絶縁性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1におけるステータが配置される回転電機を示す模式図である。 図1のステータを構成するステータコアを示す図である。 図2のステータコアの形成過程を示す、部分斜視図である。 図2のステータコアに巻線を配置する過程を示す、部分斜視図である。 図2のステータコアに巻線を配置する過程を示す、部分斜視図である。 図5のステータコアを、ステータコアの内周側からみた模式図である。 図6のステータコアを、軸方向からみた模式図である。
以下、本発明の回転電機のステータの好適な実施の形態につき、図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による回転電機のステータ20が配置された分布巻モータ100を示す断面図である。分布巻モータ100は、回転自在に配置されるロータ10と、ロータ10の外周を取り囲むように円環状に設けられるステータ20と、ロータ10及びステータ20を内部に収容するケース部材30とを有する。
ロータ10は、ロータ10の回転軸方向に延設される棒状の部材であるシャフト部材11と、シャフト部材11の外周側に配置されるロータコア12と、ロータコア12に当接配置されるエンドプレート13とを有する。
ケース部材30は、ロータ10及びステータ20を保護する筒状の筐体である。ケース部材30は、ケース部材30の内周面でステータ20を保持する。また、ケース部材30は、ケース部材30の内径端部に設置された軸受31によりロータ10のシャフト部材11を保持している。
図2は、実施の形態1のステータ20を軸方向からみた図である。図2に示すように、ステータ20は、円環状のステータコア21と、ステータコア21のスロット21Cに挿入される巻線22と、スロット21C内に配設されるスロットセル23とを有している。
ステータコア21は、複数の鋼板を積層することにより形成されている。ステータコア21には、内径方向に突出する複数のティース部21Aが形成されている。隣り合う各ティース部21Aの間には、空間としてのスロット21Cが形成されている。
次に、実施の形態1のステータ20の構成について、図3を用いて詳しく説明する。図3は、実施の形態1によるステータ20を、図2に示すAの方向から見た斜視図である。また、図3は、実施の形態1によるステータ20の構成を、ステータ20を形成する過程によって示している。なお、図3では、巻線22の径を太く誇張して表している。
図3のB部に示すように、ステータコア21は、複数の鋼板を積層することにより形成されている。そして、ステータコア21には、複数のティース部21Aが形成されており、隣り合う各ティース部21Aの間には、スロット21Cが形成されている。なお、ステータコア21を形成する鋼板の積層状態は、B部の2つのティース部21Aにのみ示している。また、ティース部21Aの矢印は、鋼板の積層方向aを示している。
各スロット21Cには、スロットセル23が配置される。図3のステータコア21の外に示すように、スロットセル23は、一対の絶縁紙23Dと絶縁紙23Uを、両面テープなどで貼り合わせて形成されている。そして、スロットセル23は、スロット21Cの形状に合わせて折り曲げられ、図3に矢印Cで示すように、各スロット21Cに挿入される。なお、図3のステータコア21の外に示すスロットセル23は、絶縁紙23Dと絶縁紙23Uを、一部のみ重ねた状態で示しているが、スロットセル23をスロット21Cに挿入する際には、絶縁紙23Dと絶縁紙23Uは、重ね合わされた状態で挿入され、図3のDに示すように、スロット21Cに配置される。
ここで、紙は、パルプを一定方向に流しながら製造されるため、進行方向に繊維が揃い、「紙の流れ目」ができる。そして、紙は、この流れ目と平行な方向には、破れやすく折れやすいが、流れ目と垂直な方向には、破れにくく折れにくいという性質がある。絶縁紙も、この「紙の流れ目」を有している。以下、本明細書では、絶縁紙の、「紙の流れ目」の方向を、繊維の方向という。
スロットセル23がスロット21Cに挿入されるとき、スロットセル23の外側を形成する絶縁紙23Dの表面は、スロット21Cの内壁と擦れる。このとき、ステータコア21を形成する積層された鋼板の各端面の向きと、絶縁紙23Dの繊維の方向が平行であると、絶縁紙23Dが破れやすくなる。このため、実施の形態1のステータ20では、図3のステータコア21の外に示すように、スロットセル23の絶縁紙23Dの繊維の方向hが、鋼板の端面と垂直な方向、つまり、鋼板の積層方向aと平行な方向になるように、絶縁紙23Dを配置している。そして、スロットセル23とスロット21Cの内壁が擦れて、スロットセル23が破損することを抑制している。
図3のDのスロット21Cに示すように、スロットセル23が配置されたスロット21Cには、ティース部21Aの内周側に形成されたスロット21Cの開口から、巻線22が挿入される。分布巻モータ100の場合、各スロット21Cに配置される巻線22は、図3のHのスロット21Cに示すように、第1層コイル221と第2層コイル222により構成される。なお、図3では、巻線22、第1層コイル221、第2層コイル222を、切断した状態で示している。第1層コイル221と第2層コイル222をスロット21Cに配置する手順については後述する。
図3のEのスロット21Cは、第1層コイル221が配置された状態を示している。第1層コイル221をスロット21Cに配置する際には、第1層コイル221を構成する巻線22とスロットセル23の絶縁紙23Uとが接触して擦れる。このとき、絶縁紙23Uの繊維の方向が、第1層コイル221を構成する巻線22の長手方向bと平行であると、絶縁紙23Uが破れやすい。このため、実施の形態1のステータ20では、図3のステータコア21の外に示すように、スロットセル23を構成する絶縁紙23Uの繊維の方向kが、第1層コイル221を構成する巻線22の長手方向bと垂直になるように、絶縁紙23Uを配置している。そして、スロットセル23と第1層コイル221を構成する巻線22が擦れて、スロットセル23が破損することを抑制している。
第1層コイル221が配置されたスロット21Cには、セパレータ25が配置される。セパレータ25は、スロット21C内において、第1層コイル221と、第2層コイル222とを絶縁するものである。図3のステータコア21の外に示すように、セパレータ25は、一対の層間絶縁紙25D及び25Uを重ね合わせて、両面テープなどで貼り合わせることにより形成されている。そしてセパレータ25は、図3に矢印Fで示すように、スロット21Cに挿入され、Gのスロット21Cに示すように、第1層コイル221の上に配置される。
なお、図3のステータコア21の外に示すセパレータ25は、層間絶縁紙25Dと層間絶縁紙25Uを、一部のみ重ねた状態で示しているが、セパレータ25をスロット21Cに挿入する際には、層間絶縁紙25Dと層間絶縁紙25Uは、重ね合わされた状態で挿入される。
第1層コイル221が配置されたスロット21Cに、セパレータ25を挿入する際には、セパレータ25を構成する層間絶縁紙25Dと第1層コイル221とが接触して擦れる。このとき、層間絶縁紙25Dの繊維の方向と、第1層コイル221を構成する巻線22の長手方向bとが平行であると、層間絶縁紙25Dが破れやすい。このため、実施の形態1のステータ20では、図3のステータコア21の外に示すように、セパレータ25を構成する層間絶縁紙25Dの繊維の方向nが、第1層コイル221を構成する巻線22の長手方向bと垂直になるように、層間絶縁紙25Dを配置している。そして、セパレータ25と第1層コイル221を構成する巻線22が擦れて、セパレータ25が破損することを抑制している。
また、セパレータ25を構成する層間絶縁紙25Uの両端部には、切込部50が形成されている。2つの切込部50は、スロットセル23が、この2つの切込部50の間に収まるように形成されている。そして、セパレータ25をスロット21Cに挿入した後、この切込部50をスロットセル23の端部に引っ掛ける。これにより、スロットセル23は、セパレータ25に固定される。
セパレータ25が配置されたスロット21Cには、図3のHに示すように、さらに第2層コイル222が配置される。セパレータ25の上に第2層コイル222が挿入される際には、セパレータ25の層間絶縁紙25Uと、第2層コイル222を構成する巻線22とが接触して擦れる。このとき、層間絶縁紙25Uの繊維の方向と、第2層コイル222を構成する巻線22の長手方向bとが平行であると、層間絶縁紙25Uが破れやすい。このため、実施の形態1のステータ20では、図3のステータコア21の外に示すように、セパレータ25を構成する層間絶縁紙25Uの繊維の方向mが、第2層コイル222を構成する巻線22の長手方向bと垂直になるように、層間絶縁紙25Uを配置している。そして、セパレータ25と第2層コイル222を構成する巻線22が擦れて、セパレータ25が破損することを抑制している。つまり、セパレータ25を構成する層間絶縁紙25Dと層間絶縁紙25Uの繊維の方向は、同じ方向となる。以上により、実施の形態1のステータ20が形成される。
次に、分布巻モータ100に、巻線22を配置する手順について、図4及び図5を用いて説明する。図4及び図5は、図3と同様に、ステータコア21を、図2のAの方向からみた図である。なお、図4及び図5では、ステータコア21に配置される巻線22の径を、部分的に誇張して太くしている。
分布巻モータ100のステータコア21に巻線22を配置する場合、まず、図4に示すような、巻線22を複数回巻き回した型巻コイル22Aを複数形成する。そして、1つの型巻コイル22Aの一方の巻線22aを、Jのスロット21Cに挿入して、第1層コイル221を形成する。このとき巻線22aの束は、巻線22を数本ずつに分けて、スロット21Cに挿入する。Jのスロット21Cに、1つの型巻コイル22Aの一方の巻線22aを全て挿入し終えたら、他の型巻コイル22Aの一方の巻線22aを、隣のKのスロット21Cに挿入する。Kのスロット21Cに、他の型巻コイル22Aの一方の巻線22aを全て挿入し終えたら、さらに他の型巻コイル22Aの一方の巻線22aを、隣のLのスロット21Cに挿入する。このようにして、複数の型巻コイル22Aの一方の巻線22aを、ステータコア21の全てのスロット21Cに挿入し、全てのスロット21Cに、第1層コイル221を配置する。
次に、図5に示すように、各スロット21Cに配置した第1層コイル221の上に、それぞれセパレータ25を配置する。そして、型巻コイル22Aの他方の巻線22bを、一方の巻線22aを配置したJのスロット21Cの2つ隣のLのスロット21Cに挿入し、第2層コイル222を形成する。同様に、他の全ての型巻コイル22Aの他方の巻線22bをスロット21Cに挿入して、ステータコア21への巻線22の配置が完了する。
図6は、型巻コイル22Aをスロット21Cに配置した後の状態を、図5のMの方向から見た図である。また、図7は、図6をNの方向から見た図である。なお、図6及び図7では、一つの型巻コイル22Aにより形成された第1層コイル221と第2層コイル222のみを示し、他の第1層コイル221及び第2層コイル222の図示を省略している。
図6及び図7に示すように、第1層コイル221及び第2層コイル222が配置されたスロット21Cの外周側の開口部には、第2層コイル222の飛び出しを防止するウェッジ26が挿入されている。また、スロット21Cの外部に露出する、第1層コイル221及び第2層コイル222のコイルエンド部22Eには、異なる相のコイルエンド部22Eとの間を絶縁する相間絶縁紙60が配置される。以上により、ステータ20が完成する。
このように、実施の形態1による回転電機のステータ20は、ステータコア21に形成された複数のスロット21Cに、それぞれ、絶縁紙23Uと絶縁紙23Dからなるスロットセル23を配置している。そして、ステータコア21と接触する絶縁紙23Dの繊維の方向が、ステータコア21を形成する鋼板の積層方向と平行になるように、絶縁紙23Dを配置している。さらに、巻線22と接触する絶縁紙23Uの繊維の方向が、巻線22の長手方向と垂直になるように、絶縁紙23Uを配置している。
これにより、スロットセル23を構成する一方の絶縁紙23Dが、ステータコア21と擦れて破損することを抑制するとともに、スロットセル23を構成する他方の絶縁紙23Uが、巻線22と擦れて破損することを抑制することができる。よって、スロットセル23の耐久性を向上させるとともに、巻線22とステータコア21間の絶縁を安定して維持することができる。
さらに、実施の形態1による回転電機のステータ20によれば、セパレータ25に切込部50を形成して、スロットセル23をセパレータ25に固定している。これにより、巻線22をスロット21Cに挿入する際に、スロットセル23がずれることを抑制できる。よって、スロットセル23の軸方向の幅を、位置ずれを考慮した長めの寸法にする必要がなく、スロットセル23の材料コストを削減することができる。
なお、実施の形態1のステータ20では、セパレータ25を構成する層間絶縁紙25Uの切込部50を、層間絶縁紙25Uの両端部に形成していたが、切込部50を形成する位置は、これに限るものではない。例えば切込部50は、層間絶縁紙25Uの両端部ではなく、巻線22が挿入される際に、スロットセル23の移動を阻止することが可能な、一方の端部にのみ形成してもよい。さらに、切込部50は、層間絶縁紙25Dに形成してもよいし、層間絶縁紙25Dと層間絶縁紙25Uの両方に形成してもよい。
また、実施の形態1によるステータ20では、スロット21Cに配置される巻線22を、第1層コイル221と第2層コイル222の2層としたが、巻線22の構成は、これに限るものではない。例えばスロット21Cに配置される巻線22の層は、3層以上であってもよい。
10 ロータ、11 シャフト部材、12 ロータコア、13 エンドプレート、20 ステータ、21 ステータコア、21A ティース部、21C スロット、22,22a,22b 巻線、22A 型巻コイル、22E コイルエンド部、221 第1層コイル、222 第2層コイル、23 スロットセル、23D,23U 絶縁紙、25 セパレータ、25D,25U 層間絶縁紙、26 ウェッジ、50 切込部、60 相間絶縁紙、100 分布巻モータ。

Claims (3)

  1. 鋼板を積層して形成され、複数のスロットを有するステータコアと、
    前記複数のスロットのそれぞれに配置されるスロットセルと、
    前記複数のスロットのそれぞれに、前記スロットセルを介して配置される巻線とを有する、回転電機のステータであって、
    前記スロットセルは、繊維に方向を有する一対のスロット絶縁紙を重ね合わせて形成されており、
    前記一対のスロット絶縁紙のうち、前記ステータコアと接する側のスロット絶縁紙は、前記繊維の方向を前記鋼板の積層される方向と平行にして配置され、
    前記一対のスロット絶縁紙のうち、前記巻線と接する側のスロット絶縁紙は、前記繊維の方向を前記巻線の長手方向と垂直にして配置される、
    回転電機のステータ。
  2. 前記巻線は、前記スロットの底面側に配置される第1層コイルと、前記第1層コイルに積層される第2層コイルとからなり、
    前記第1層コイルと前記第2層コイルの間には、セパレータが配置され、
    前記セパレータは、繊維に方向を有する一対の層間絶縁紙を重ね合わせて形成されており、
    前記一対の層間絶縁紙は、それぞれの前記繊維の方向を前記巻線の長手方向と垂直にして配置される、
    請求項1に記載の回転電機のステータ。
  3. 前記一対の層間絶縁紙のうち少なくとも一方の層間絶縁紙は、前記スロットセルの端部に係合する切込み部を有する、
    請求項2に記載の回転電機のステータ。
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