JP2005299411A - 車両における排気系フィニッシャーの配置構造 - Google Patents

車両における排気系フィニッシャーの配置構造 Download PDF

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上兼  正之
Tetsushi Watanabe
哲史 渡辺
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Abstract

【課題】 車両用排気系のテールパイプに装着されるフィニッシャーの配置構造であって、フィニッシャーとリヤバンパーとの隙間を小さくしても、排気ガスが、リヤバンパーに汚損や熱害を与えることがなく、フィニッシャー装着によるテールパイプの終端部周りの美観を向上させるようにした。
【解決手段】 テールパイプ2およびフィニッシャーFは何れも排気ガスの流れ方向に沿う軸線をもつ筒状に形成され、テールパイプ2の終端部2Fの軸線L2F−L2Fは、フィニッシャーFの軸線LF−LFよりも排気ガスの流れ方向で下方側に傾斜している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両における排気系のテールパイプへのフィニッシャーの配置構造に関するものである。
従来、自動車などの車両では、そのエンジンの排気系下流部のテールパイプに、フィニッシャーを装着し、テールパイプ周りの美観を向上させて車両全体のグレードアップを図るようにすることが行われており、そのテールパイプへのフィニッシャーの配置構造が、たとえば特許文献1に開示される。
特開2002−138830号公報
ところで、前記特許文献1に開示されるもの(図2,5参照)では、下流側排気管(テールパイプ)2と、その終端部に装着されるフィニッシャーFは、いずれも排気ガスの流れ方向に沿って筒状に形成されており、テールパイプ2の終端部の軸線と、フィニッシャーFの軸線は、排気ガスの流れ方向に同軸である。
かかるフィニッシャーの配置構造を、車両用エンジンの排気系に実施する場合には、フィニッシャーは、車両に取り付けられるリヤバンパーの下方に配置されるのが一般的であり、フィニッシャー装着によるテールパイプ周りの美観向上を一層図るには、フィニッシャー外周の上方部とリヤバンパー下端との隙間を可及的に小さくすることが望ましい。
しかしながら、このようなフィニッシャーの配置構造を採用した場合に、テールパイプ周りの美観を一層高めるべく、図5に示すように、テールパイプの終端部に装着されるフィニッシャーの外周の上方部とリヤバンパー下端との隙間を小さくすると、図5の白線矢印A′に示すように、テールパイプからフィニッシャーを通って外部に排出される排気ガス流の一部がリヤバンパーに指向するようになり、フィニッシャー周辺のリヤバンパーに汚損や熱害を与えるという問題があり、特に、フィニッシャーの、排気ガスに流れ方向に沿う軸線が、車両の後方に向けて上側(リヤバンパー側)に傾斜している場合には、リヤバンパーに向かう排気ガス流が一層が多くなり、前記問題が一層大きくなる。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、リヤバンパーに汚損や熱害を与えることなく、フィニッシャー外周の上方部とリヤバンパー下端との隙間を小さくすることができ、フィニッシャー装着によるテールパイプ周りの美観向上を一層高めることができるようにした、新規な車両における排気系フィニッシャーの配置構造を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、本請求項1記載の発明は、排気系の下流部を構成するテールパイプの終端部の外周に、フィニッシャーを装着し、このフィニッシャーを車両のリヤバンパーの下方に配置してなる、車両における排気系フィニッシャーの配置構造において、 前記テールパイプおよびフィニッシャーは何れも排気ガスの流れ方向に沿う軸線をもつ筒状に形成されており、テールパイプの終端部の軸線は、フィニッシャーの軸線よりも排気ガスの流れ方向で下方側に傾斜していることを特徴としている。
なお、車両において、リヤバンパーに、その下端から(路面側から)切欠き(凹部)を形成して、この切欠きにフィニッシャーの外周の一部(上方部)が収まるように構成することは一般的であるので、前記「フィニッシャーを車両のリヤバンパーの下方に配置」なる点は、このような構成も含む。
本請求項1記載の発明によれば、テールパイプの終端部の軸線が、フィニッシャーの軸線よりも排気ガスの流れ方向で下方側に傾斜しているので、フィニッシャーから排出される排気ガスが下方側(路面側)に指向するようになり、フィニッシャー周辺のリヤバンパーに汚損や熱害を与えることがなく、フィニッシャー外周の上方部とリヤバンパー下端との隙間を可及的に小さくすることができ、フィニッシャー装着によるテールパイプの終端部周りの美観向上を一層顕著なものとすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
図1は、本発明フィニッシャーの配置構造を備えた、車両用エンジンの排気系の一部斜視図、図2は、図1の2−2線に沿う拡大断面図、図3は、図2の3−3線に沿う断面図、図4は、フィニッシャーの前部支持部材の斜視図である。
図1,2において、車両用のエンジンEの排気系Exにおける排気管1の下流部に消音器Mの入口が接続され、この消音器Mの出口にテールパイプ2が接続され、このテールパイプ2の終端部2FにフィニッシャーFが装着される。
フィニッシャーFは、排気系Exの人目につき易いテールパイプ2の終端部2Fの周りを装飾して、その終端部2F周りの外観を向上させるために、そのテールパイプ2の終端部2Fに取り付けられるものであり、以下に、図2〜4を参照して、フィニッシャーFの構造について説明する。
円筒状のフィニッシャーFは、その主体部分を構成するフィニッシャー本体10と、その前部開口端の内周面に固定される前部支持部材20と、その後部開口端の内周面に固定される後部支持部材30とを備えている。
前記フィニッシャー本体10は、ステンレス板などの耐熱金属板により両端開放の円筒状に形成されており、その外周面11は光沢にある表面仕上げがなされており、また、その後端縁12は、断面U字状に内方に向けて折り返されて、後述する後部支持部材30の後部31が固定される。またフィニッシャー本体10の前部底面には、クランプボルト25の挿通される通口13が開口される。
前記筒状の前部支持部材20は、図4に最も明瞭に示すように、ステンレス板などの耐熱金属板によりリング状に形成されて、その外周に、フィニッシャー本体10の前部内周面に接合される接合面21が形成され、また、左右上半部に径方向内方に凹入する一対の円弧状のテールパイプ受面22,22が形成され、さらに、その下面に平坦なテールパイプ固定部23が形成されており、このテールパイプ固定部23の内面に四角なウエルドナット24が溶接されている。図2に示すように、前部支持部材20は、その外周面(接合面)21が、フィニッシャー本体10の前部内周面に嵌合固定され、ウエルドナット24には、クランプボルト25が螺挿される。
前記後部支持部材30もステンレス板などの耐熱金属板により形成され、フィニッシャー本体10の後端部内面に固定される後部31と、その後部31からフィニッシャー本体10内を前方に向かって延びるコーン状の中間部32と、その前端に続く短円筒状の前部33とより構成されている。そして、その前部33の内周面に、テールパイプ2の終端部2Fの外周面が嵌合支持される。さらに、この筒状の前部32と中間部32との境界部にテールパイプ2の後端部2Fの後縁と衝合するストッパ面34が形成される。
図2,3に示すように、排気ガスの導入されるテールパイプ2は、中空円筒状に形成されていて、その終端部2Fは、排気ガスの流れ方向沿って下方側に傾斜されていて、この終端部2Fの軸線L2F−L2Fは、終端部2Fよりも上流側の部分のテールパイプ2の軸線L2−L2に対して排気ガスの流れ方向で下方側に傾斜されている。
フィニッシャーFを、テールパイプ2に装着するには、テールパイプ2の終端部2FをフィニッシャーFに、その前方から差し込む。これにより、テールパイプ2の終端部2Fは、前部支持部材20に貫通支持されてその後端(下流端)が、後部支持部材30の前部33内周面に嵌合支持されると共にその後端縁は、後部支持部材の33のストッパ面34に衝合(図2参照)し、フィニッシャーFはテールパイプ2に対して軸方向の位置決めがなされる。また、テールパイプ2の終端部2Fの外周面は、前部支持部材20の一対のテールパイプ受面22に当接して、フィニッシャーFに対するテールパイプ2の上方位置が規制される。ここで、フィニッシャー2の下方から、通口13を通してクランプボルト25を、ウエルドナット24に螺挿し締め付ければ、そのクランプボルト25の先端は、終端部2Fの外面に突き当たり、図2,3に示すように、フィニッシャーFを、テールパイプ2に固定することができる。
ところで、図2に示すようにテールパイプ2にフィニッシャーFを固定した状態では、フィニッシャーFは、車両のリヤバンパーRBの下方に小さな隙間Dを存して近接配置される。そして、テールパイプ2の終端部2Fの軸線L2F−L2Fは、フィニッシャーFの軸線LF−LF(終端部2Fよりも上流側のテールパイプ2の軸線L2−L2と平行)に対して排気ガスの流れ方向に下方側(路面G側)に傾斜される。したがって、エンジンEより排気管1、消音器Mを通過してテールパイプ2を流れる排気ガスは、下向きに流れて外部に放出される。
しかして、前述したように、排気ガスの流れるテールパイプ2の終端部2Fの軸線L2F−L2Fは、フィニッシャーFの軸線LF−LF(路面Gに対して略平行)に対して排気ガスの流れ方向に下方側(路面G側)に傾斜していることから、その終端部2Fを流れる排気ガスの流れは、その大部分が図2白線矢印Aに示すように、フィニッシャーFの上縁から離れる方向に下方に指向され、リヤバンパーRBに当たることが殆どない。これにより、フィニッシャーFの外周部の上方部に小さな隙間Dを存してリヤバンパーRBの下端が近接配置されていても、フィニッシャーFから排出される排気ガスがリヤバンパーRBに当たってフィニッシャーF周辺のリヤバンパーRBに汚損や熱害を与えることがない。そして、フィニッシャーFの装着によるテールパイプ2周りの美観を一層向上させることができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば、前記実施例では、フィニッシャーの軸線LF−LFは、路面Gに対して略平行にされているが、この軸線を路面に対して排気ガスの流れ方向に下向きあるいは上向きに傾斜させてもよい。また、前記実施例では、テールパイプ2およびフィニッシャーFは円筒状に形成されるが、これらを楕円筒状その他の筒状に形成してもよい。
本発明フィニッシャーの配置構造を備えた、車両用エンジンの排気系の一部斜視図 図1の2−2線に沿う拡大断面図 図2の3−3線に沿う断面図 フィニッシャーの前部支持部材の斜視図 従来の車両の排気系におけるテールパイプとフィニッシャーの断面図
符号の説明
2・・・・・・・・・テールパイプ
2F・・・・・・・・・テールパイプの終端部
Ex・・・・・・・・・排気系
F・・・・・・・・・フィニッシャー
RB・・・・・・・・・リヤバンパー
L2F−L2F・・・・終端部の軸線
LF−LF・・・・・・フィニッシャーの軸線

Claims (1)

  1. 排気系(Ex)の下流部を構成するテールパイプ(2)の終端部(2F)の外周に、フィニッシャー(F)を装着し、このフィニッシャー(F)を車両のリヤバンパー(RB)の下方に配置してなる、車両における排気系フィニッシャーの配置構造において、
    前記テールパイプ(2)およびフィニッシャー(F)は何れも排気ガスの流れ方向に沿う軸線をもつ筒状に形成されており、
    テールパイプ(2)の終端部(2F)の軸線(L2F−L2F)は、フィニッシャー(F)の軸線(LF−LF)よりも排気ガスの流れ方向で下方側に傾斜していることを特徴とする、車両における排気系フィニッシャーの配置構造。
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