JP6690172B2 - 通信機器 - Google Patents

通信機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6690172B2
JP6690172B2 JP2015192158A JP2015192158A JP6690172B2 JP 6690172 B2 JP6690172 B2 JP 6690172B2 JP 2015192158 A JP2015192158 A JP 2015192158A JP 2015192158 A JP2015192158 A JP 2015192158A JP 6690172 B2 JP6690172 B2 JP 6690172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
external device
communication device
wireless
operation mode
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015192158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017069721A (ja
Inventor
訓史 寺下
訓史 寺下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2015192158A priority Critical patent/JP6690172B2/ja
Priority to US15/279,475 priority patent/US10285027B2/en
Publication of JP2017069721A publication Critical patent/JP2017069721A/ja
Priority to US16/401,627 priority patent/US10609532B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6690172B2 publication Critical patent/JP6690172B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/50Service provisioning or reconfiguring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/005Discovery of network devices, e.g. terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/22Processing or transfer of terminal data, e.g. status or physical capabilities
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
    • H04M1/72409User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality by interfacing with external accessories
    • H04M1/72412User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality by interfacing with external accessories using two-way short-range wireless interfaces
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
    • H04W48/14Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery using user query or user detection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本明細書では、外部から設定情報を受信して当該設定情報をメモリに格納する通信機器を開示する。
特許文献1には、以下の技術が開示されている。第1プリンタは、アクセスポイントとの無線接続を確立しており、アクセスポイントとの無線接続を確立するためのネットワーク無線設定を記憶している。第1プリンタは、アドフォック無線設定を利用して第2プリンタとの無線接続を確立し、ネットワーク無線設定を第2プリンタに送信する。これにより、第2プリンタは、ネットワーク無線設定を利用して、アクセスポイントとの無線接続を確立することができる。
特開2009−044701号公報 特開2014−216766号公報 特開2006−166245号公報 特開2003−023391号公報
上記の技術では、例えば、第2プリンタが、第1プリンタからネットワーク無線設定を受信すべき状況において、第1プリンタとは異なる機器との無線接続を確立すると、第1プリンタからネットワーク無線設定を受信することができない可能性がある。本明細書では、通信機器が、設定情報を通信機器に送信すべき対象機器から設定情報を受信すべき状況において、対象機器から設定情報を適切に受信するための技術を開示する。
本明細書によって開示される通信機器は、無線インターフェースと、前記通信機器によって利用されるべき設定情報を格納するための設定領域を備えるメモリと、複数個の動作モードのうちのいずれかの動作モードで前記通信機器を動作させるモード制御部であって、前記複数個の動作モードは、前記設定情報を前記通信機器に送信すべき対象機器から前記設定情報を受信して、前記設定情報を前記設定領域に格納させるための第1の動作モードを含む、前記モード制御部と、前記通信機器が前記第1の動作モードで動作している状態で、前記無線インターフェースを介して、第1の外部機器から第1の接続要求が受信された場合に、前記第1の接続要求に含まれる所定領域内の内容を参照して、前記第1の外部機器が前記対象機器であるのか否かを判断する判断部と、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断された場合に、前記無線インターフェースを介した第1の無線接続を前記第1の外部機器と確立し、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断された場合に、前記無線インターフェースを介した無線接続を前記第1の外部機器と確立しない第1の確立部と、前記第1の無線接続を利用して、前記第1の外部機器から前記設定情報が受信された場合に、前記設定情報を前記設定領域に格納させる設定制御部と、を備える。
上記の構成によると、通信機器は、第1の動作モードで動作している状態、即ち、対象機器から設定情報を受信すべき状況において、対象機器ではない第1の外部機器との無線接続の確立を抑制することができる。従って、通信機器は、対象機器である第1の外部機器との第1の無線接続を適切に確立することができ、この結果、第1の無線接続を利用して第1の外部機器から設定情報を適切に受信することができる。
通信機器を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、通信機器と外部機器(例えば、対象機器、第1の外部機器等)とを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 電源ON時処理のフローチャートを示す。 待機モード処理のフローチャートを示す。 設定処理及び接続印刷処理のフローチャートを示す。 プリンタが設定モードで動作するケースA1のシーケンス図を示す。 プリンタが接続印刷モードで動作するケースBのシーケンス図を示す。 第2実施例のシーケンス図を示す。 第3実施例のシーケンス図を示す。 第4実施例のシーケンス図を示す。
(通信システム2の構成)
図1に示すように、通信システム2は、プリンタ100と端末機器200とを備える。
プリンタ100は、端末機器200との無線接続を確立して、プリンタ100及び端末機器200が所属する無線ネットワークを形成可能である。端末機器200は、AP(Access Pointの略)10との無線接続を確立しており、AP10によって形成されている無線ネットワークに参加している。なお、以下では、ネットワークのことを「NW」と記載することがある。
(プリンタ100の構成)
プリンタ100は、操作部112と、表示部114と、ネットワークインターフェース(以下では「ネットワークI/F」と記載する)116と、印刷エンジン118と、制御部130と、を備える。操作部112は、複数個のキーを備えており、ユーザの操作を受け付ける。表示部114は、様々な情報を表示するためのディスプレイであり、いわゆるタッチパネルとしても機能する。即ち、表示部114は、操作部としても機能する。以下では、プリンタ100の操作部を記載する箇所では、符号112,114を省略して、単に「操作部」と記載する。印刷エンジン118は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構を備える。
ネットワークI/F116は、Wi−Fi方式に従った無線通信を実行するためのI/Fであり、当該I/Fを識別するためのMACアドレスであるMACprが割り当てられている。Wi−Fi方式は、Wi-Fi Allianceによって策定された規格に準拠した無線通信方式であり、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば、802.11a,11b,11g,11n等)に基づく無線通信方式である。ネットワークI/F116は、特に、Wi-Fi Direct方式(以下では「WFD方式」と記載する)をサポートしている。WFD方式の詳細は、Wi-Fi Allianceによって作成された「Wi-Fi Peer-to-Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている。また、米国特許出願公開第2013/0260683号公報にも、WFD方式の詳細が開示されており、当該文献を参照して引用する。
制御部130は、CPU132と、メモリ134と、を備える。メモリ134は、ROM、RAM等によって構成され、プリンタ100が出荷される前からプログラム140Aと所定情報140Bとを予め格納している。CPU132は、プログラム140Aに従って、様々な処理を実行する。所定情報140Bは、プログラム140Aの実行過程でCPU132によって参照される情報であり、所定文字列「DIRECT-setup」と、無線情報WIprと、を含む。所定文字列「DIRECT-setup」は、プリンタ100が、後述の設定モードで動作している状態で、WFD方式のGroup Owner(以下では「G/O」と呼ぶ)として動作すべきか否かを判断するために利用される文字列である。
無線情報WIprは、プリンタ100が、設定モードで動作している状態で、端末機器200との無線接続を確立して無線NWを形成するために利用される情報であり、SSID(Service Set Identifierの略)「DIRECT-target」と、パスワード「PWpr」と、を含む。SSIDは、無線NWを識別するための識別子である。特に、文字列「DIRECT-」を含むSSIDは、G/Oによって形成される無線NW、即ち、WFD方式に従った無線NWを識別するための識別子である。パスワードは、無線NWにおいて認証及び暗号化のために利用される文字列である。
メモリ134は、さらに、設定領域150を備える。設定領域150には、無線情報が格納され得る。ただし、プリンタ100の出荷段階では、無線情報が設定領域150に格納されておらず、その様子を図1の設定領域150内の破線で表現している。設定領域150は、AP10との無線接続を確立するための無線情報WIapを格納するための領域である。具体的には、端末機器200から無線情報WIapが受信される場合に、無線情報WIapが設定領域150に格納される。無線情報WIapは、AP10によって形成されている無線NWで利用される情報であり、SSID「xxxap」と、パスワード「PWap」と、を含む。
メモリ134は、さらに、WFDフラグ160と、G/Oフラグ162と、を格納する。WFDフラグ160は、プリンタ100がWFD方式に従って動作することを意味する「ON」と、動作しないことを意味する「OFF」と、のどちらかの値に設定される。G/Oフラグ162は、プリンタ100がWFD方式に従ったG/O Negotiationを実行することなく自発的にG/Oとして動作することを意味する「ON」と、動作しないことを意味する「OFF」と、のどちらかの値に設定される。
(端末機器200の構成)
端末機器200は、デスクトップPC等の据置型の機器であってもよいし、ノートPC等の可搬型の機器であってもよい。端末機器200は、操作部212と、表示部214と、ネットワークI/F216と、制御部230と、を備える。操作部212は、キーボード及びマウスを備えており、ユーザの操作を受け付ける。表示部214は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。ネットワークI/F216は、Wi−Fi方式に従った無線通信を実行するためのI/Fであり、当該I/Fを識別するためのMACアドレスであるMACte200が割り当てられている。ネットワークI/F216は、WFD方式をサポートしていない。即ち、端末機器200は、WFD方式に従った無線通信を実行不可能ないわゆるレガシー機器である。
制御部230は、CPU232と、メモリ234と、を備える。CPU232は、メモリ234に格納されているOS(Operating Systemの略)プログラム240に従って、様々な処理を実行する。メモリ234は、ROM、RAM等によって構成される。
メモリ234は、さらに、通信プログラム242Aと、所定情報242Bと、を格納し得る。これらの各データ242A,242Bは、プリンタ100のベンダによって提供されるインターネット上のサーバ(図示省略)から端末機器200にインストールされる。変形例では、各データ242A,242Bは、プリンタ100と共に出荷されるメディアから端末機器200にインストールされてもよい。
通信プログラム242Aは、AP10の無線情報WIapをプリンタ100に送信するためのプログラムである。所定情報242Bは、通信プログラム242Aの実行過程でCPU232によって参照される情報であり、プリンタ100に格納されている所定情報140Bと同じ情報(即ち、所定文字列、無線情報WIpr)を含む。
メモリ234は、さらに、プリンタ100内の設定領域150と同様に、設定領域250を備える。図1の状態では、端末機器200がAP10との無線接続を確立しているので、設定領域250には、AP10の無線情報WIapが格納されている。
本実施例では、さらに、端末機器200とは異なる端末機器300,400がプリンタ100の周囲に存在する。端末機器300は、例えばスマートフォン等であり、WFD方式に従った無線通信を実行可能なWFD機器である。また、端末機器400は、端末機器200と同様のレガシー機器である。
(AP10の構成)
AP10は、無線AP、無線LANルータ等と呼ばれる公知のAPである。AP10は、例えばユーザによって決定される無線情報WIapを利用して、無線NWを形成する。AP10は、例えば、WPS(Wi-Fi Protected Setup)等のいわゆる自動無線設定、又は、手動無線設定に従って、端末機器200との無線接続を確立する。この結果、端末機器200の設定領域250には、AP10の無線情報WIapが格納される。
本実施例では、例えば、AP10によって形成されている無線NWにPCが参加している環境(例えば家庭内の無線LAN環境)において、新たに設置されるプリンタ100を当該無線NWに参加させる状況を想定している。このような状況では、例えばスマートフォンのようなWFD機器(即ち端末機器300)ではなく、上記のPCのようなレガシー機器(即ち端末機器200)に通信プログラム242Aがインストールされる。このために、プリンタ100は、WFD機器との無線接続を確立するのではなく、レガシー機器である端末機器200との無線接続を確立して、端末機器200から無線情報WIapを受信する必要がある。これを実現するために、プリンタ100は、以下の処理を実行する。
(プリンタ100の電源ON時処理;図2)
図2を参照して、プリンタ100の初回電源ON時に実行される電源ON時処理の内容を説明する。上記の初回電源ONは、プリンタ100が出荷された後に電源が初めて投入されること、及び、プリンタ100が初期化された後に電源が初めて投入されることを含む。図2の処理が開始される段階では、プリンタ100内の各フラグ160,162はOFFに設定されている。なお、プリンタ100及び端末機器200によって実行される以下の通信及び接続は、ネットワークI/F116,216を介した通信及び接続である。このため、以下では、「ネットワークI/F116(又は216)を介して」という説明を省略する。
S12では、CPU132は、プリンタ100を設定モードで動作させる。設定モードは、端末機器200からAP10の無線情報WIapを受信して、無線情報WIapを設定領域150に格納するための動作モードである。S14では、CPU132は、WFDフラグ160をONに変更する。これにより、プリンタ100がネットワークI/F116を介した各通信(例えば図2のS20、S40等)を実行可能な状態になる。
次いで、S20では、CPU132は、外部からプローブ要求を受信することを監視する。プローブ要求は、無線接続の接続対象を検索するための信号であり、接続対象によって形成されている無線NWのSSIDを記述するためのSSID領域を含む。即ち、SSID領域にSSID(即ち文字列)が記述されているプローブ要求は、当該SSIDによって識別される無線NWを形成している機器、即ち、無線NWの親局として動作している機器を検索するための信号である。一方、SSID領域に何も記述されていないプローブ要求は、当該要求を受信可能なあらゆる機器を検索するための信号である。CPU132は、SSID領域に文字列が記述されているプローブ要求が受信されても、SSID領域に文字列が記述されていないプローブ要求が受信されても、S20でYESと判断して、S22に進む。なお、本実施例では、CPU132は、S20で受信されたプローブ要求に対するプローブ応答を送信しないが、変形例では、当該応答を送信してもよい。
S22では、CPU132は、S20で受信されたプローブ要求内のSSID領域に所定情報140B内の所定文字列「DIRECT-setup」が記述されているのか否かを判断する。CPU132は、当該SSID領域に何も記述されていない場合、又は、当該SSID領域に所定文字列とは異なる文字列が記述されている場合には、S22でNOと判断して、S20に戻る。一方、CPU132は、当該SSID領域に所定文字列が記述されている場合には、S22でYESと判断して、S30に進む。なお、S20及びS22の段階ではプリンタ100が無線NWの親局として動作していない。このために、S22でYESと判断されるプローブ要求は、無線NWの親局として動作しているプリンタ100を検索するための信号ではなく、プリンタ100をG/O(即ち親局)として動作させるためのトリガの役割を有する信号である。
また、CPU132は、S20の監視と同時的に、S24において、プリンタ100の初回電源ONから所定時間が経過することを監視する。CPU132は、SSID領域に所定文字列が記述されているプローブ要求を受信することなく(S20でNO、又は、S22でNO)、所定時間が経過すると、S24でYESと判断し、S30〜S52をスキップしてS60に進む。
S30では、CPU132は、G/Oフラグ162をONに変更して、プリンタ100をG/Oとして動作させる。この結果、所定情報140B内の無線情報WIprが利用される無線NW、即ち、無線情報WIpr内のSSID「DIRECT-target」によって識別される無線NWが形成される。この段階では、当該無線NWにはプリンタ100のみが所属している。S30が終了すると、S40に進む。
S40では、CPU132は、外部からプローブ要求を受信することを監視する。CPU132は、SSID領域に文字列が記述されているプローブ要求が受信されても、SSID領域に文字列が記述されていないプローブ要求が受信されても、S40でYESと判断して、S42に進む。
S42では、CPU132は、S40で受信されたプローブ要求の送信元の機器が対象機器であるのか否かを判断する。対象機器は、通信プログラム242Aに従って無線情報WIapをプリンタ100に送信すべき機器(本実施例では端末機器200)である。WFD方式をサポートしているWFD機器は、WFD方式に従った無線接続を確立すべき接続対象を検索するために、SSID領域に文字列「DIRECT-」が記述されているプローブ要求を送信する。文字列「DIRECT-」は、ハイフンの後ろに何も記述されていない文字列であり、WFD方式に従った動作を実行中であることを示す文字列である。一方、WFD方式をサポートしていないレガシー機器は、通常のWi−Fi方式に従った無線接続を確立すべき接続対象を検索するために、SSID領域に何も記述されていないプローブ要求を送信する。そして、上述したように、本実施例では、プリンタ100が無線接続を確立すべき対象機器は、WFD機器ではなく、レガシー機器(即ち端末機器200)である。このために、CPU132は、S40で受信されたプローブ要求内のSSID領域に何も記述されていない場合、即ち、レガシー機器から当該プローブ要求が受信された場合に、S42でYESと判断して、S50に進む。一方、CPU132は、当該SSID領域に文字列「DIRECT-」が記述されている場合、即ち、WFD機器から当該プローブ要求が受信された場合に、S42でNOと判断して、S40に戻る。なお、CPU132は、仮に、当該SSID領域に文字列「DIRECT-」とは異なる文字列が記述されていても、S42でNOと判断して、S40に戻る。ただし、変形例では、CPU132は、例えば、当該SSID領域に予め決められている文字列(例えば所定情報140B内の文字列「DIRECT-target」)が記述されている場合に、S42でYESと判断してもよい。
また、CPU132は、S40の監視と同時的に、S44において、S30の処理が終了してから所定時間が経過することを監視する。CPU132は、SSID領域に何も記述されていないプローブ要求を受信することなく(S40でNO、又は、S42でNO)、所定時間が経過すると、S44でYESと判断し、S42〜S52をスキップしてS60に進む。
S50では、CPU132は、S30で形成された無線NWを識別するためのSSID「DIRECT-target」を含むプローブ応答を対象機器である端末機器200に送信する。そして、S52では、CPU132は、設定処理(後述の図4参照)を実行する。設定処理は、無線情報WIprを利用して端末機器200との無線接続を確立して、S30で形成された無線NWに端末機器200を子局として参加させることを含む。設定処理は、さらに、端末機器200からAP10の無線情報WIapを受信して、無線情報WIapを設定領域150に格納することを含む。S52が終了すると、S60に進む。
S60では、CPU132は、WFDフラグ160をOFFに変更する。これにより、プリンタ100がネットワークI/F116を介した各通信を実行不可能な状態になり、例えば、CPU132は、プローブ要求を受信しても、プローブ応答を送信しない。また、CPU132は、S30が実行された場合には、G/Oフラグ162をOFFに変更する。これにより、S30で形成された無線NWが消滅する。
S62では、CPU132は、プリンタ100を待機モードで動作させる。待機モードは、ユーザから指示を受け付けるまで待機するモードである。S62が終了すると、次に説明する図3の待機モード処理が実行される。また、初回電源ONより後の2回目以降の電源ON時には、図2の処理が実行されずに、図3の待機モード処理が実行される。なお、変形例では、初回電源ON時のみならず、2回目以降の電源ON時にも、図2の処理が実行されてもよい。
(プリンタ100の待機モード処理;図3)
続いて、図3を参照して、待機モード処理の内容を説明する。図3の処理が開始される段階では、WFDフラグ160及びG/Oフラグ162がOFFに設定されている(図2のS60参照)。
S110では、CPU132は、操作部がプリンタ100を設定モードで動作させるための設定操作を受け付けることを監視する。CPU132は、当該操作を受け付ける場合、即ち、プリンタ100を設定モードで動作させるための指示がユーザから与えられる場合に、S110でYESと判断して、S112に進む。
S112では、CPU132は、図2のS12〜S62と同様の処理を実行する。ただし、WFDフラグ160は、後述のS154でONに変更された後にS162及びS164が実行されると、その後、ユーザによってOFFに変更するための操作が実行されない限り、ONに維持される。従って、S112が開始される時点でWFDフラグ160がONである可能性がある。この場合、S112に含まれる図2のS14において、WFDフラグ160が既にONであるので、CPU132は、WFDフラグ160を変更しない。また、CPU132は、S112に含まれる図2のS14でWFDフラグ160を変更しない場合には、S112に含まれる図2のS60において、WFDフラグ160を変更しない。S112が終了すると、S110に戻る。
上述したように、本実施例では、初回電源ON時と設定操作時とのどちらの場合でも、同じ無線情報WIprが利用される無線NWが形成される(図2のS30、図3のS112に含まれる図2のS30)。ただし、変形例では、初回電源ON時に形成される無線NWで利用される第1の無線情報と、設定操作時に形成される無線NWで利用される第2の無線情報と、は異なっていてもよい。この場合、所定情報140B及び所定情報242Bは、それぞれ、第1及び第2の無線情報を含む。
また、CPU132は、S110の監視と同時的に、S150において、操作部がプリンタ100を接続印刷モードで動作させるためのWFD接続操作を受け付けることを監視する。CPU132は、当該操作を受け付ける場合、即ち、プリンタ100を接続印刷モードで動作させるための指示がユーザから与えられる場合に、S150でYESと判断して、S152に進む。
S152では、CPU132は、プリンタ100を接続印刷モードで動作させる。接続印刷モードは、WFD機器である端末機器300との無線接続を確立して、端末機器300からの印刷実行要求に応じた印刷処理を実行するための動作モードである。S154では、CPU132は、WFDフラグ160がOFFである場合には、WFDフラグ160をONに変更する。
S160では、CPU132は、端末機器300からSSID領域に文字列「DIRECT-」が記述されているプローブ要求を受信することを監視する。CPU132は、当該プローブ要求を受信する場合(S160でYES)に、S162において、SSID領域に文字列「DIRECT-」が記述されているプローブ応答を端末機器300に送信する。即ち、CPU132は、図2のS40及びS42では、SSID領域に文字列「DIRECT-」が記述されているプローブ要求を受信しても、プローブ応答を送信しないが、S160及びS162では、当該プローブ要求を受信する場合に、プローブ応答を送信する。
S164では、CPU132は、接続印刷処理(後述の図5参照)を実行する。接続印刷処理は、端末機器300との無線接続を確立して、端末機器300からの印刷実行要求に応じた印刷処理を実行することを含む。次いで、S170では、CPU132は、プリンタ100を待機モードで動作させて、S110に戻る。
また、CPU132は、S160の監視と同時的に、S166において、プリンタ100が接続印刷モード(S152参照)で動作を開始してから所定時間が経過することを監視する。CPU132は、SSID領域に文字列「DIRECT-」が記述されているプローブ要求を受信することなく(S160でNO)、所定時間が経過すると、S166でYESと判断し、S168に進む。S168では、CPU132は、S154でWFDフラグ160をONに変更した場合には、WFDフラグ160をOFFに変更するが、S154でWFDフラグ160を変更しなかった場合には、WFDフラグ160を変更せずにONに維持する。即ち、CPU132は、S150の操作が実行された際のWFDフラグ160の状態に戻す。S168が終了すると、S170を経てS110に戻る。
(設定処理;図4)
続いて、図4を参照して、図2のS52で実行される設定処理の内容を説明する。図4の処理が開始される段階では、WFDフラグ160及びG/Oフラグ162のそれぞれがONに設定されている(図2のS14,S30参照)。
S210では、CPU132は、対象機器である端末機器200との無線接続を確立するための第1種の接続処理を実行する。具体的には、CPU132は、図2のS30で形成された無線NWの無線情報WIprを利用した第1種の接続処理を実行する。G/Oとして動作すべきG/O機器(ここではプリンタ100)の側から見ると、第1種の接続処理は、Authentication要求の受信、その応答の送信、Association要求の受信、その応答の送信、4-way handshakeの通信と、を含む。プリンタ100及び端末機器200の双方は、S210の通信が開始される前から、無線情報WIprを予め格納しており、無線情報WIprを利用して第1種の接続処理を実行可能である。このために、第1種の接続処理は、G/O機器から子局として動作すべき子局機器(ここでは端末機器200)に無線情報WIprを送信するための通信(即ちWSC Exchange)を含まない。上記の各信号の通信の過程で、G/O機器は、子局機器から無線情報を受信して、当該無線情報の認証(即ち子局機器の認証)を実行し、認証が成功する場合に、子局機器との無線接続を確立する。ここでは、CPU132は、端末機器200から無線情報WIprを受信して、受信済みの無線情報WIprが所定情報140B内の無線情報WIprに一致する場合に、端末機器200の認証が成功したと判断する。この場合、CPU132は、端末機器200との無線接続を確立して、端末機器200を子局(即ちレガシー)として無線NWに参加させる。
S212では、CPU132は、S210の無線接続を利用して(即ち無線NWを利用して)、AP10を介さずに、端末機器200からAP10の無線情報WIapを受信する。そして、S214では、CPU132は、無線情報WIapを設定領域150に格納させる。次いで、S216では、CPU132は、端末機器200から切断要求を受信し、この結果、S210の無線接続を切断する。
S218では、CPU132は、設定領域150内の無線情報WIapを利用して、AP10との無線接続の確立を試行する。具体的には、CPU132は、まず、SSID領域に無線情報WIap内のSSID「xxxap」が記述されているプローブ要求を送信する。AP10がプリンタ100の周囲に存在する場合には、CPU132は、AP10からプローブ応答を受信し、次いで、S210と同様に、第1種の接続処理を実行する。ただし、ここでは、プリンタ100が子局として動作する点において、プリンタ100がG/O(即ち親局)として動作するS210とは異なる。CPU132は、第1種の接続処理の過程で、無線情報WIapをAP10に送信する。そして、AP10において無線情報WIapを利用した認証(即ちプリンタ100の認証)が成功する場合に、CPU132は、AP10との無線接続を確立する。即ち、CPU132は、AP10の無線NWにプリンタ100を子局として参加させる。S218が終了すると、設定処理が終了する。
図示省略しているが、S218でAP10との無線接続の確立が成功する場合には、CPU132は、AP10の無線NWを利用して(即ちAP10を介して)、端末機器200又は他の機器との通信を実行することができる。例えば、CPU132は、端末機器200からAP10を介して印刷実行要求を受信することができる。この場合、CPU132は、印刷実行要求に応じた印刷処理を印刷エンジン118に実行させる。
(接続印刷処理;図4)
続いて、図4を参照して、図3のS164で実行される接続印刷処理の内容を説明する。図4の処理が開始される段階では、WFDフラグ160がONに設定されていると共に、G/Oフラグ162がOFFに設定されている(図3のS154参照)。
S310では、CPU132は、WFD機器である端末機器300からNegotiation要求を受信する。当該要求は、WFD方式のG/O Negotiationの実行を要求するための信号である。次いで、S312では、CPU132は、G/O Negotiationを端末機器300と実行する。具体的には、CPU132は、予め決められているプリンタ100のインテント値(即ちG/Oのなり易さを示す値)を含む信号を端末機器300に送信し、さらに、端末機器300から端末機器300のインテント値を含む信号を受信する。そして、CPU132は、プリンタ100のインテント値が端末機器300のインテント値よりも大きい場合には、プリンタ100がG/Oとして動作すべきことを決定し、端末機器300のインテント値がプリンタ100のインテント値よりも大きい場合には、端末機器300がG/Oとして動作すべきことを決定する。
S314では、CPU132は、端末機器300との無線接続を確立するための第2種の接続処理を実行する。G/O機器の側から見ると、第2種の接続処理は、Service Discovery要求の受信、その応答の送信、Provision Discovery要求の受信、その応答の送信、WSC Exchangeの通信、及び、上記のS210の第1種の接続処理と同様の各信号の通信を含む。即ち、第2種の接続処理は、第1種の接続処理とは異なる信号(例えばService Discovery要求等)の通信を含む。また、G/O機器は、例えばランダムな文字列を決定することによって無線情報を生成し、WSC Exchangeにおいて、当該無線情報をClient機器(以下では「CL機器」と記載する)に送信する。これにより、G/O機器とCL機器との双方が同じ無線情報を利用することができ、G/O機器とCL機器との間に無線接続が確立される。このように、S314では、CPU132は、プリンタ100がG/Oとして動作すべきことをS312で決定した場合には、プリンタ100がG/Oとして動作する無線接続を確立し、プリンタ100がCLとして動作すべきことをS312で決定した場合には、プリンタ100がCLとして動作する無線接続を確立する。
S316では、CPU132は、S314の無線接続を利用して、AP10を介さずに、端末機器300から印刷実行要求を受信する。印刷実行要求は、印刷処理の実行をプリンタ100に要求するためのコマンドであり、印刷対象の対象画像を表わす印刷データを含む。S318では、CPU132は、印刷データを印刷エンジン118に供給して、対象画像の印刷を印刷エンジン118に実行させる。
S320では、CPU132は、S314の無線接続を切断する。プリンタ100がG/O機器である場合には、CPU132は、端末機器300から切断要求を受信して、無線接続を切断する。また、プリンタ100がCL機器である場合には、CPU132は、切断要求を端末機器300に送信して、無線接続を切断する。S320が終了すると、接続印刷処理が終了する。
(ケースA1;図5)
続いて、図5及び図6を参照して、図2〜図4の各処理によって実現される具体的なケースを説明する。まず、図5を参照して、プリンタ100が設定モードで動作するケースA1を説明する。図5の初期状態では、端末機器200は、AP10との無線接続を確立している。このために、設定領域250には、無線情報WIapが格納されている。
T10では、プリンタ100において、初回電源ONが実行されるか(図2の処理のトリガ)、設定操作が実行される(図3のS110でYES)。この場合、プリンタ100は、T12において、設定モードで動作し(S12)、T14において、WFDフラグ160をONに変更する(S14)。
本ケースでは、T14の後に、対象機器でない端末機器300のユーザが、プリンタ100との無線接続を確立することを望む場合に、所定の操作を端末機器300に実行する。この場合、T20では、端末機器300は、WFD方式に従った動作を実行中であることを示す文字列「DIRECT-」がSSID領域に記述されているプローブ要求をブロードキャスト送信する。
プリンタ100は、T20の要求を受信しても(S20でYES)、当該要求内のSSID領域に所定文字列「DIRECT-setup」が記述されていないと判断し(S22でNO)、当該要求に対するプローブ応答を送信しない。これにより、プリンタ100が端末機器300との無線接続を確立する事象が発生しない。
T30では、端末機器200は、通信プログラム242A及び所定情報242Bを端末機器200にインストールするためのインストール操作を受け付ける。この場合、端末機器200は、通信プログラム242Aをインストールして起動し、通信プログラム242Aに従って以下の各処理を実行する。T32では、端末機器200は、SSID領域に所定情報242B内の所定文字列「DIRECT-setup」が記述されているプローブ要求をブロードキャスト送信する。
プリンタ100は、T32の要求を受信すると(S20でYES)、当該要求内のSSID領域に所定文字列「DIRECT-setup」が記述されていると判断し(S22でYES)、T34において、G/Oフラグ162をONに変更して(即ち自発的にG/Oとして動作して)、無線情報WIprが利用される無線NWを形成する(S30)。
上述したように、端末機器300は、T20のプローブ要求を送信しても、プリンタ100からプローブ応答を受信しない。このために、T40では、端末機器300は、プローブ要求を再びブロードキャスト送信する。
プリンタ100は、T40の要求を受信しても(S40でYES)、当該要求内のSSID領域に文字列「DIRECT-」が記述されているので、当該要求の送信元である端末機器300が対象機器でないと判断し(S42でNO)、当該要求に対するプローブ応答を送信しない。これにより、プリンタ100が端末機器300との無線接続を確立する事象が発生しない。
一方、端末機器200は、T32の要求を送信した後に、T50において、SSID領域に何も記述されていないプローブ要求をブロードキャスト送信する。
プリンタ100は、T50の要求を受信すると(S40でYES)、当該要求内のSSID領域に何も記述されていないので、当該要求の送信元である端末機器200が対象機器であると判断し(S42でYES)、T52において、SSID領域にSSID「DIRECT-target」が記述されているプローブ応答を端末機器200に送信する(S50)。これにより、プリンタ100が端末機器200との無線接続を確立するための以下の処理を実行する。即ち、T54では、プリンタ100は、無線情報WIprを利用した第1種の接続処理を実行して、端末機器200との無線接続を確立する(図4のS210)。この結果、プリンタ100及び端末機器200の双方が無線NWに所属している状態が構築される。
端末機器200は、T52の応答を受信すると、当該応答内のSSID「DIRECT-target」を含む無線情報WIprを格納していると判断し(所定情報242B参照)、T54において、無線情報WIprを利用した第1種の接続処理を実行して、プリンタ100との無線接続を確立する。次いで、T60では、端末機器200は、T54の無線接続を利用して、設定領域250内の無線情報WIapをプリンタ100に送信する。
プリンタ100は、T60の無線情報WIapを受信すると(S212)、T62において、無線情報WIapを設定領域150に格納し(S214)、T64において、T54の無線接続を切断する(S216)。そして、T70では、プリンタ100は、設定領域150内の無線情報WIapを利用した第1種の接続処理を実行して、AP10との無線接続を確立する(S218)。これにより、プリンタ100及び端末機器200の双方がAP10の無線NWに所属している状態が構築される。
次いで、プリンタ100は、T80において、WFDフラグ160及びG/Oフラグ162をOFFに変更し(図2のS60)、T82において、待機モードで動作する(S62)。
上述したように、プリンタ100は、初回電源ON時又は設定操作時に設定モードで動作するので(T12)、初回電源ON又は設定操作に合わせて通信プログラム242Aが端末機器200(即ち対象機器)にインストールされると(T30)、端末機器200との無線接続を確立して(T54)、端末機器200から無線情報WIapを受信することができる(T60)。このために、プリンタ100は、無線情報WIapを利用してAP10の無線NWに参加することができる(T70)。ユーザは、通信プログラム242Aを端末機器200にインストールすればよく、プリンタ100をAP10の無線NWに参加させるための他の作業(例えば無線情報WIapを直接的にプリンタ100に入力する作業)を実行せずに済む。このために、ユーザの利便性を向上させることができる。そして、図示省略しているが、プリンタ100は、AP10の無線NWに参加している各機器(例えば端末機器200)との通信を実行することができる。
ここで、プリンタ100が、G/Oとして動作していない状態(即ちT34の前の状態)で、対象機器でない端末機器300からT20のプローブ要求を受信する場合に、SSID領域に文字列「DIRECT-」が記述されているプローブ応答を端末機器300に送信する第1の比較例の構成を採用することを想定する。この場合、プリンタ100は、図4のS310〜S314と同様の処理を実行して、プリンタ100がG/O又はCLとして動作する無線接続を端末機器300と確立し得る。また、プリンタ100が、G/Oとして動作している状態(即ちT34の後の状態)で、対象機器でない端末機器300からT40のプローブ要求を受信する場合に、SSID領域に文字列「DIRECT-target」が記述されているプローブ応答を端末機器300に送信する第2の比較例の構成を採用することを想定する。この場合、例えば、所定情報242Bが端末機器300にインストールされていて、端末機器300が無線情報WIprを格納していれば、プリンタ100は、図4のS210と同様の処理を実行して、プリンタ100がG/Oとして動作する無線接続を端末機器300と確立し得る。このように、上記の第1及び第2の比較例の構成では、プリンタ100は、端末機器300との無線接続を確立し得る。
例えば、プリンタ100がCLとして動作する無線接続が端末機器300と確立されている状態では、プリンタ100は、他の機器との無線接続をさらに確立することができない。また、例えば、プリンタ100がG/Oとして動作する無線NWに参加可能な子局の上限数が「1」に決められていることが想定される。この場合、プリンタ100がG/Oとして動作する無線接続が端末機器300と確立されている状態では、プリンタ100は、他の機器との無線接続をさらに確立することができない。従って、上記のどちらかの状態では、プリンタ100は、端末機器200からT50のプローブ要求を受信しても、端末機器200との無線接続を確立しない。また、例えば、上記の上限数が「2」以上であっても、プリンタ100は、端末機器300との無線接続を確立すると、端末機器300から印刷実行要求を受信し得る。即ち、プリンタ100は、端末機器300からの印刷実行要求に応じた印刷処理を実行する可能性があり、当該処理を実行している間に、端末機器200からT50のプローブ要求を受信しても、端末機器200との無線接続を確立することができない。
これに対し、本実施例では、プリンタ100は、端末機器300からT20又はT40のプローブ要求を受信しても、プローブ応答を端末機器300に送信しない。このために、プリンタ100が設定モードで動作している間に、プリンタ100が対象機器でない端末機器300との無線接続を確立してしまう事象が発生することを抑制することができる。この結果、プリンタ100は、対象機器である端末機器200との無線接続を適切に確立することができ、この結果、端末機器200から無線情報WIapを適切に受信することができる。
なお、変形例では、プリンタ100は、T20のプローブ要求に対するプローブ応答を端末機器300に送信するが、端末機器300との無線接続を確立するためのその後の処理(例えばG/O Negotiation等)を実行しないことによって、端末機器300との無線接続を確立しなくてもよい。また、プリンタ100は、T40の要求に対するプローブ応答を端末機器300に送信するが、端末機器300との無線接続を確立するためのその後の処理(例えばAuthentication要求に対する応答の送信等)を実行しないことによって、端末機器300との無線接続を確立しなくてもよい。このような構成でも、プリンタ100が対象機器でない端末機器300との無線接続を確立してしまう事象が発生することを抑制することができる。
また、プリンタ100が、初回電源ON時に、SSID領域に所定文字列「DIRECT-setup」が記述されているプローブ要求を受信しなくても、自動的にG/Oとして動作する第3の比較例の構成を採用することを想定する。この場合、プリンタ100の初回電源ONに合わせて通信プログラム242Aが端末機器200にインストールされない状況、即ち、端末機器200との無線接続を確立する必要がない状況でも、プリンタ100は、自動的にG/Oとして動作する。G/Oとして動作しているプリンタ100は、周囲の機器に自身の存在を報知するためのビーコン信号を定期的に送信するので、G/Oでない状態と比べると、高い消費電力を有する。即ち、第3の比較例の構成では、プリンタ100が不必要にG/Oとして動作する結果として、プリンタ100において無駄な電力が消費される可能性がある。これに対し、本実施例では、プリンタ100は、端末機器200との無線接続を確立する必要がない状況では、G/Oとして動作しない(図2のS20でNO、又は、S22でNO)。このために、プリンタ100の省電力化を実現することができる。
(ケースB;図6)
続いて、図6を参照して、プリンタ100においてWFD接続操作が実行されるケースBを説明する。ケースBの初期状態では、プリンタ100は、AP10の無線NWに参加している(図5のT70)。ただし、端末機器300は、AP10の無線NWに参加していない。
T110では、プリンタ100は、待機モードで動作している状態で、WFD接続操作を受け付ける(図3のS150でYES)。この場合、プリンタ100は、T112において、接続印刷モードで動作し(S152)、T114において、WFDフラグ160をONに変更する(S154)。
端末機器300は、所定の操作を受け付ける場合に、T120において、SSID領域に文字列「DIRECT-」が記述されているプローブ要求をブロードキャスト送信する。上記の所定の操作は、印刷対象の対象画像を表わす画像ファイルを指定する操作を含む。
プリンタ100は、T120の要求を受信すると(S160でYES)、T122において、SSID領域に文字列「DIRECT-」が記述されているプローブ応答を端末機器300に送信する(S162)。そして、プリンタ100は、T130において、端末機器300からNegotiation要求を受信し(図4のS310)、T132において、G/O Negotiationを端末機器300と実行する(S312)。この結果、T134では、プリンタ100は、プリンタ100自身がG/O又はCLで動作すべきことを決定し、T136では、端末機器300は、端末機器300自身がCL又はG/Oで動作すべきことを決定する。そして、T138では、G/O機器によって決定された無線情報が利用される第2種の接続処理が実行され、プリンタ100と端末機器300との間に無線接続が確立される(S314)。
端末機器300は、プリンタ100のための専用的なドライバプログラム、又は、様々な機種のプリンタのための汎用的なドライバプログラムを有している。端末機器300は、ドライバプログラムに従って、上記の所定の操作で指定された画像ファイルを変換して、プリンタ100の印刷エンジン118が解釈可能な印刷データを生成する。そして、T140では、端末機器300は、印刷データを含む印刷実行要求をプリンタ100に送信する。
プリンタ100は、T140の要求を受信すると(S316)、T142において、当該要求内の印刷データに従った印刷処理を実行する(S318)。次いで、プリンタ100は、T144において、T138の無線接続を切断し(S320)、T146において、待機モードで動作する(図3のS170)。
上述したように、ケースBでは、プリンタ100がAP10の無線NWに参加しているが、端末機器300が当該無線NWに参加していない。このために、プリンタ100は、当該無線NWを利用して、AP10を介して、端末機器300から印刷実行要求を受信することができない。ただし、プリンタ100は、WFD接続操作時に接続印刷モードで動作するので(T112)、端末機器300との無線接続を確立して(T138)、端末機器300から印刷実行要求を受信することができる(T140)。このために、プリンタ100は、印刷処理を適切に実行することができる(T142)。
(対応関係)
設定モード、接続印刷モードが、それぞれ、「第1の動作モード」、「第2の動作モード」の一例である。図3のS110の設定操作、S150のWFD接続操作が、それぞれ、「第1の指示」、「第2の指示」の一例である。AP10の無線NW、図2のS30で形成される無線NWが、それぞれ、「第1の無線ネットワーク」、「第2の無線ネットワーク」の一例である。SSID領域が、「所定領域」の一例である。SSID領域に何も記述されていないことが、「特定の内容」の一例である。文字列「DIRECT-」が、「実行中文字列」の一例である。
図5において、T32のプローブ要求が、「第3の接続要求」の一例である。T40のプローブ要求及びT50のプローブ要求が、「第1の接続要求」の一例である。端末機器200、端末機器300が、それぞれ、「対象機器」であると判断される「第1の外部機器」、「対象機器」でないと判断される「第1の外部機器」の一例である。T54の無線接続、T70の無線接続が、それぞれ、「第1の無線接続」、「第2の無線接続」の一例である。図6において、端末機器300、T120のプローブ要求、T138の無線接続、T140の印刷実行要求が、それぞれ、「第2の外部機器」、「第2の接続要求」、「第3の無線接続」、「実行要求」の一例である。
(第2実施例)
本実施例では、図2のS42の判断処理の内容が第1実施例とは異なる。上述したように、対象機器である端末機器200は、無線情報WIprを格納している(図1の所定情報242B参照)。そして、端末機器200は、プリンタ100がSSID「DIRECT-target」によって識別される無線NWを形成した後に(図2のS30)、SSID領域に無線情報WIpr内の文字列「DIRECT-target」が記述されているプローブ要求を送信する。そして、S42では、CPU132は、S40で受信されたプローブ要求内のSSID領域に文字列「DIRECT-target」が記述されている場合に、S42でYESと判断し、当該SSID領域に文字列「DIRECT-target」が記述されていない場合に、S42でNOと判断する。
(ケースA2;図7)
本実施例では、図5のケースA1に代えて、図7のケースA2が実現される。T210〜T214は、図5のT10〜T14と同様である。
T220では、図5のT20と同様に、対象機器ではない端末機器300は、SSID領域に文字列「DIRECT-」が記述されているプローブ要求をブロードキャスト送信する。また、本ケースでは、さらに、対象機器ではない端末機器400のユーザが、プリンタ100との無線接続を確立させることを望む場合に、所定の操作を端末機器400に実行する状況を想定している。この場合、T220では、レガシー機器である端末機器400は、SSID領域に何も記述されていないプローブ要求をブロードキャスト送信する。プリンタ100は、T220において、各端末機器300,400からプローブ要求を受信しても(S20でYES)、当該要求内のSSID領域に所定文字列「DIRECT-setup」が記述されていないと判断し(S22でNO)、当該要求に対するプローブ応答を送信しない。これにより、プリンタ100が各端末機器300,400との無線接続を確立する事象が発生しない。
T230〜T234は、図5のT30〜T34と同様である。T240では、各端末機器300,400は、プローブ要求を再びブロードキャスト送信する。プリンタ100は、T240の要求を受信しても(S40でYES)、当該要求内のSSID領域に文字列「DIRECT-target」が記述されていないので、当該要求の送信元の端末機器が対象機器でないと判断し(S42でNO)、当該要求に対するプローブ応答を送信しない。これにより、プリンタ100が各端末機器300,400との無線接続を確立する事象が発生しない。
一方、端末機器200は、T232の要求を送信した後に、T250において、SSID領域に文字列「DIRECT-target」が記述されているプローブ要求をブロードキャスト送信する。プリンタ100は、T250の要求を受信すると(S40でYES)、当該要求内のSSID領域に文字列「DIRECT-target」が記述されているので、当該要求の送信元の端末機器200が対象機器であると判断し(S42でYES)、T252において、プローブ応答を端末機器200に送信する(S50)。T254〜T282は、図5のT54〜T82と同様である。
本実施例でも、第1実施例と同様に、プリンタ100が設定モードで動作している間に、プリンタ100が対象機器でない端末機器300との無線接続を確立してしまう事象が発生することを抑制することができる。また、プリンタ100は、2個以上のレガシー機器である端末機器200,400が存在する状況でも、対象機器でない端末機器400からT220又はT240のプローブ要求を受信しても、プローブ応答を端末機器400に送信しない。このために、プリンタ100が設定モードで動作している間に、プリンタ100が対象機器でない端末機器400との無線接続を確立してしまう事象が発生することを抑制することができる。この結果、プリンタ100は、2個以上のレガシー機器のうち、対象機器である端末機器200との無線接続を適切に確立することができ、この結果、端末機器200から無線情報WIapを適切に受信することができる。
本実施例でも、SSID領域が、「所定領域」の一例である。SSID領域に文字列「DIRECT-target」が記述されていることが、「特定の内容」の一例である。また、SSID「DIRECT-target」が、「所定のSSID」の一例である。
(第3実施例)
本実施例では、図2のS30の処理の内容とS42の判断処理の内容とが第1実施例とは異なる。上述したように、対象機器である端末機器200は、SSID領域に所定文字列「DIRECT-setup」が記述されているプローブ要求を送信する。そして、当該プローブ要求は、送信元機器のMACアドレスが記述されるべき送信元領域を含み、当該送信元領域には、端末機器200のMACアドレスであるMACte200が記述されている。S30では、CPU132は、S20で受信されたプローブ要求内の送信元領域に記述されているMACte200をメモリ134に格納させる。そして、S42では、CPU132は、S40で受信されたプローブ要求内の送信元領域に格納済みのMACte200が記述されている場合に、S42でYESと判断し、当該送信元領域に格納済みのMACte200が記述されていない場合に、S42でNOと判断する。
(ケースA3;図8)
本実施例では、図5のケースA1に代えて、図8のケースA3が実現される。T310〜T332は、図7のT210〜T232と同様である。T332のプローブ要求内の送信元領域には、MACte200が記述されている。
プリンタ100は、T332の要求を受信すると、T334において、G/OフラグをONに変更し(S30)、T335において、当該要求内の送信元領域に記述されているMACte200を格納する(S30)。T340は、図7のT240と同様である。T340の要求の送信元が端末機器300である場合には、当該要求内の送信元領域には、端末機器300のMACアドレスであるMACte300が記述されている。T340の要求の送信元が端末機器400である場合には、当該要求内の送信元領域には、端末機器400のMACアドレスであるMACte400が記述されている。プリンタ100は、T340の要求を受信しても(S40でYES)、当該要求内の送信元領域にT335で格納済みのMACte200が記述されていないので、当該要求の送信元の端末機器が対象機器でないと判断し(S42でNO)、当該要求に対するプローブ応答を送信しない。これにより、プリンタ100が各端末機器300,400との無線接続を確立する事象が発生しない。
一方、端末機器200は、T332の要求を送信した後に、T350において、SSID領域に何も記述されていないプローブ要求をブロードキャスト送信する。当該要求内の送信元領域には、端末機器200のMACアドレスであるMACte200が記述されている。プリンタ100は、T350の要求を受信すると(S40でYES)、当該要求内の送信元領域にT335で格納済みのMACte200が記述されているので、当該要求の送信元の端末機器200が対象機器であると判断し(S42でYES)、T352において、プローブ応答を端末機器200に送信する(S50)。T354〜T382は、図5のT54〜T82と同様である。
本実施例でも、プリンタ100が設定モードで動作している間に、プリンタ100が対象機器でない各端末機器300,400との無線接続を確立してしまう事象が発生することを抑制することができる。このために、プリンタ100は、対象機器である端末機器200との無線接続を適切に確立することができ、この結果、端末機器200から無線情報WIapを適切に受信することができる。
本実施例では、送信元領域が、「所定領域」の一例である。T335で格納されるMACte200が、「対象機器のMACアドレス」の一例である。送信元領域にMACte200が記述されていることが、「特定の内容」の一例である。
(第4実施例)
本実施例では、図2のS30の処理の内容とS42の判断処理の内容とが第1実施例とは異なる。S30では、CPU132は、S20で受信されたプローブ要求に対するプローブ応答を対象機器である端末機器200に送信する。当該プローブ応答は、送信元機器のMACアドレスが記述されるべき送信元領域を含み、当該送信元領域には、プリンタ100のMACアドレスであるMACprが記述されている。これにより、端末機器200は、MACprを知ることができる。その後、端末機器200は、SSID領域に何も記述されていないプローブ要求を送信する。当該プローブ要求は、送信先機器のMACアドレスが記述されるべき送信先領域を含み、当該送信先領域には、MACprが記述されている。そして、S42では、CPU132は、S40で受信されたプローブ要求内の送信先領域にMACprが記述されている場合に、S42でYESと判断し、当該送信先領域にMACprが記述されていない場合に、S42でNOと判断する。
(ケースA4;図9)
本実施例では、図5のケースA1に代えて、図9のケースA4が実現される。T410〜T434は、図7のT210〜T234と同様である。
T435では、プリンタ100は、SSID領域に文字列「DIRECT-target」が記述されているプローブ応答を端末機器200に送信する(図2のS30)。当該応答内の送信元領域には、MACprが記述されている。T440は、図7のT240と同様である。T440の要求内の送信先領域には、ブロードキャストであることを示す情報が記述されている。プリンタ100は、T440の要求を受信しても(S40でYES)、当該要求内の送信先領域にMACprが記述されていないので、当該要求の送信元の端末機器が対象機器でないと判断し(S42でNO)、当該要求に対するプローブ応答を送信しない。これにより、プリンタ100が各端末機器300,400との無線接続を確立する事象が発生しない。
一方、端末機器200は、T432の要求を送信した後に、T450において、SSID領域に何も記述されていないプローブ要求をプリンタ100にユニキャスト送信する。即ち、当該要求内の送信先領域には、プリンタ100のMACアドレスであるMACprが記述されている。プリンタ100は、T450の要求を受信すると(S40でYES)、当該要求内の送信先領域にMACprが記述されているので、当該要求の送信元の端末機器200が対象機器であると判断し(S42でYES)、T452において、プローブ応答を端末機器200に送信する(S50)。T454〜T482は、図5のT54〜T82と同様である。
本実施例でも、プリンタ100が設定モードで動作している間に、プリンタ100が対象機器でない各端末機器300,400との無線接続を確立してしまう事象が発生することを抑制することができる。このために、プリンタ100は、対象機器である端末機器200との無線接続を適切に確立することができ、この結果、端末機器200から無線情報WIapを適切に受信することができる。
本実施例では、送信先領域が、「所定領域」の一例である。MACprが、「通信機器のMACアドレス」の一例である。送信先領域にMACprが記述されていることが、「特定の内容」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)「通信機器」は、プリンタ100に限られず、スキャン機能を実行可能なスキャナであってもよい。この場合、印刷エンジン118に代えて、スキャンエンジンが利用される。また、図3のS152及びS164が、接続スキャンモード及び接続スキャン処理になり、図4のS316では、スキャン実行要求が受信され、S318では、スキャンエンジンにスキャンを実行させるスキャン処理が実行される。その後、S314の無線接続を利用して、スキャンデータが端末機器に送信される。本変形例では、接続スキャンモード、スキャンエンジン、スキャン実行要求が、それぞれ、「第2の動作モード」、「画像処理エンジン」、「実行要求」の一例である。
(変形例2)「通信機器」は、印刷機能及びスキャン機能とは異なる機能(例えば、表示機能、演算機能)を実行する機器(例えば、PC、サーバ、携帯端末(携帯電話、スマートフォン、PDA等))であってもよい。この場合、図3のS150〜S170を省略可能である。本変形例では、「第2の動作モード」、「第3の確立部」、「画像処理エンジン」、「エンジン制御部」を省略可能である。
(変形例3)「第2の動作モード」は、各実施例の接続印刷モード、及び、変形例1の接続スキャンモードに限られず、例えば、プリンタ100のステータス(例えば消耗品の残量等)を外部に送信するためのモードであってもよい。この場合、図4のS316及びS318の代わりに、プリンタ100のステータスが端末機器300に送信され、端末機器300において、当該ステータスが表示される。また、「通信機器」が、例えば、ハードディスク装置又はスピーカのように、印刷機能及びスキャン機能とは異なる機能を実行する機器である場合には、「第2の動作モード」は、例えば、外部機器からデータを受信して、当該データを格納したり、当該データを音出力したりするためのモードであってもよい。
(変形例4)第1及び第2実施例において、CPU132は、初回電源ON時に、プリンタ100を自動的にG/Oとして動作してもよい。即ち、図2のS14の後に、S20〜S24が省略されて、S30が直ちに実行されてもよい。本変形例では、「動作制御部」を省略可能である。
(変形例5)CPU132は、図2のS30において、プリンタ100をSoftAP方式に従った親局として動作させて、図4のS210において、SoftAP方式に従った無線接続を確立してもよい。同様に、CPU132は、図4のS314において、SoftAP方式に従った無線接続を確立してもよい。即ち、「第1の無線接続」及び「第3の無線接続」は、WFD方式に従った無線接続に限られず、他の方式(例えばSoftAP方式)に従った無線接続でもよい。
(変形例6)図4のS210では、CPU132は、G/O Negotiationを実行し、さらに、第2種の接続処理を実行してもよい。また、端末機器200が自発的にG/Oとして動作する場合には、S210では、CPU132は、プリンタ100が子局として動作する無線接続を端末機器200と確立してもよい。即ち、「第1の無線接続」は、通信機器が固定の局として動作する無線接続であってもよいし、通信機器が第1の外部機器との通信(例えばG/O Negotiation)に応じて決定される局として動作する無線接続であってもよい。
(変形例7)図5のS310,S312では、CPU132は、G/O Negotiationを実行せずに、例えば、プリンタ100を自発的にG/Oとして動作させてもよい(又は端末機器300が自発的にG/Oとして動作してもよい)。即ち、「第3の無線接続」は、通信機器が固定の局として動作する無線接続であってもよいし、通信機器が第2の外部機器との通信に応じて決定される局として動作する無線接続であってもよい。
(変形例8)図3のS110では、CPU132は、例えば、近距離無線通信(NFC(Near Field Communicationの略)通信、Bluetooth(登録商標)通信等)を実行して、端末機器200から設定モードの動作開始を示す信号を受信する場合に、S110でYESと判断してもよい。本変形例では、上記の信号が、「第1の指示」の一例である。同様に、「第2の指示」は、近距離無線通信によって受信される信号であってもよい。
(変形例9)「設定情報」は、AP10の無線情報WIapに限られず、例えば、デフォルトの印刷設定を示す情報であってもよいし、端末機器200に格納されている電話帳を示す情報であってもよい。本変形例では、「設定情報」は「無線情報」を含まず、「第2の確立部」を省略可能である。一般的に言うと、「設定情報」は、通信機器によって利用(即ち設定)されるべき情報であればよい。
(変形例10)CPU132は、プリンタ100の初回電源ON時に、図2の処理を実行しなくてもよい。別の変形例では、CPU132は、設定操作時に、図3のS112を実行しなくてもよい。また、別の変形例では、CPU132は、WFD接続操作時に、図3のS150〜S170の処理を実行しなくてもよい。例えば、CPU132は、定期的に接続印刷モードで動作してもよい。
(変形例11)上記の各実施例では、図2〜図9の各処理がソフトウェア(即ちプログラム140A,242A)によって実現されるが、図2〜図9の各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下は、出願時の特許請求の範囲に対応する記載である。
(項目1)
通信機器であって、
無線インターフェースと、
前記通信機器によって利用されるべき設定情報を格納するための設定領域を備えるメモリと、
複数個の動作モードのうちのいずれかの動作モードで前記通信機器を動作させるモード制御部であって、前記複数個の動作モードは、前記設定情報を前記通信機器に送信すべき対象機器から前記設定情報を受信して、前記設定情報を前記設定領域に格納させるための第1の動作モードを含む、前記モード制御部と、
前記通信機器が前記第1の動作モードで動作している状態で、前記無線インターフェースを介して、第1の外部機器から第1の接続要求が受信された場合に、前記第1の接続要求に含まれる所定領域内の内容を参照して、前記第1の外部機器が前記対象機器であるのか否かを判断する判断部と、
前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断された場合に、前記無線インターフェースを介した第1の無線接続を前記第1の外部機器と確立し、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断された場合に、前記無線インターフェースを介した無線接続を前記第1の外部機器と確立しない第1の確立部と、
前記第1の無線接続を利用して、前記第1の外部機器から前記設定情報が受信された場合に、前記設定情報を前記設定領域に格納させる設定制御部と、
を備える通信機器。
(項目2)
前記第1の確立部は、
前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断された場合に、前記無線インターフェースを介して、前記第1の接続要求に対する応答を前記第1の外部機器に送信して、前記第1の無線接続を前記第1の外部機器と確立し、
前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断された場合に、前記第1の接続要求に対する応答を前記第1の外部機器に送信しない、項目1に記載の通信機器。
(項目3)
前記設定情報は、アクセスポイントによって形成されている第1の無線ネットワークで利用される無線情報を含み、
前記通信機器は、さらに、
前記第1の外部機器から前記設定情報が受信された場合に、前記設定情報に含まれる前記無線情報を利用して、前記無線インターフェースを介した第2の無線接続を前記アクセスポイントと確立して、前記通信機器を子局として前記第1の無線ネットワークに参加させる第2の確立部を備える、項目1又は2に記載の通信機器。
(項目4)
前記モード制御部は、前記通信機器の電源が投入されてから所定時間が経過するまで、前記通信機器を前記第1の動作モードで動作させる、項目1から3のいずれか一項に記載の通信機器。
(項目5)
前記モード制御部は、前記通信機器が前記第1の動作モードで動作していない状態で、前記通信機器を前記第1の動作モードで動作させるための第1の指示が与えられた場合に、前記通信機器を前記第1の動作モードで動作させる、項目1から4のいずれか一項に記載の通信機器。
(項目6)
前記判断部は、
前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域内の内容が特定の内容である場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断し、
前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域内の内容が前記特定の内容とは異なる内容である場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断し、
前記通信機器は、さらに、
前記通信機器が前記第1の動作モードとは異なる第2の動作モードで動作している状態で、前記無線インターフェースを介して、第2の外部機器から第2の接続要求が受信された場合に、前記第2の接続要求に含まれる前記所定領域の内容が前記特定の内容とは異なる内容であっても、前記無線インターフェースを介した第3の無線接続を前記第2の外部機器と確立する第3の確立部を備える、項目1から5のいずれか一項に記載の通信機器。
(項目7)
前記第2の動作モードは、外部機器から受信される画像処理の実行要求に応じて、前記画像処理を実行するための動作モードであり、
前記モード制御部は、前記通信機器が前記第2の動作モードで動作していない状態で、前記通信機器を前記第2の動作モードで動作させるための第2の指示が与えられた場合に、前記通信機器を前記第2の動作モードで動作させ、
前記通信機器は、さらに、
画像処理エンジンと、
前記第3の無線接続を利用して、前記第2の外部機器から前記実行要求が受信された場合に、前記画像処理エンジンに前記画像処理を実行させるエンジン制御部と、を備える、項目6に記載の通信機器。
(項目8)
前記通信機器は、さらに、
前記通信機器が前記第1の動作モードで動作している状態で、前記無線インターフェースを介して、前記対象機器から所定文字列を含む第3の接続要求が受信された場合に、前記通信機器を第2の無線ネットワークの親局として動作させる動作制御部を備え、
前記第1の確立部は、前記通信機器が前記第2の無線ネットワークの前記親局として動作した後に、前記第1の外部機器から前記第1の接続要求が受信され、かつ、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断された場合に、前記第1の無線接続を前記第1の外部機器と確立して、前記第1の外部機器を子局として前記第2の無線ネットワークに参加させる、項目1から7のいずれか一項に記載の通信機器。
(項目9)
前記通信機器は、さらに、
前記第3の接続要求に含まれる前記対象機器のMACアドレスを前記メモリに格納させる格納制御部を備え、
前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域は、送信元機器のMACアドレスが記述されるべき領域であり、
前記判断部は、
前記所定領域に記述されている前記第1の外部機器のMACアドレスが前記メモリ内の前記対象機器のMACアドレスに一致する場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断し、
前記所定領域に記述されている前記第1の外部機器のMACアドレスが前記メモリ内の前記対象機器のMACアドレスに一致しない場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断する、項目8に記載の通信機器。
(項目10)
前記通信機器は、さらに、
前記対象機器から前記所定文字列を含む前記第3の接続要求が受信された場合に、前記無線インターフェースを介して、前記通信機器のMACアドレスを含む応答を前記対象機器に送信する送信部を備え、
前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域は、送信先機器のMACアドレスが記述されるべき領域であり、
前記判断部は、
前記通信機器のMACアドレスが前記所定領域に記述されている場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断し、
前記通信機器のMACアドレスが前記所定領域に記述されていない場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断する、項目8に記載の通信機器。
(項目11)
前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域は、SSID(Service Set Identifierの略)が記述されるべき領域であり、
前記判断部は、
前記所定領域に何も記述されていない場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断し、
Wi-Fi Direct(登録商標)に従った動作を実行中であることを示す実行中文字列が前記所定領域に記述されている場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断する、項目1から8のいずれか一項に記載の通信機器。
(項目12)
前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域は、SSID(Service Set Identifierの略)が記述されるべき領域であり、
前記判断部は、
前記通信機器が親局として動作する無線ネットワークを識別するための所定のSSIDが前記所定領域に記述されている場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断し、
前記所定のSSIDが前記所定領域に記述されていない場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断する、項目1から8のいずれか一項に記載の通信機器。
(項目13)
通信機器のためのコンピュータプログラムであって、
前記通信機器のコンピュータに、以下の各処理、即ち、
複数個の動作モードのうちのいずれかの動作モードで前記通信機器を動作させるモード制御処理であって、前記複数個の動作モードは、前記通信機器によって利用されるべき設定情報を前記通信機器に送信すべき対象機器から前記設定情報を受信して、前記設定情報を前記通信機器のメモリ内の設定領域に格納させるための第1の動作モードを含む、前記モード制御処理と、
前記通信機器が前記第1の動作モードで動作している状態で、前記通信機器の無線インターフェースを介して、第1の外部機器から第1の接続要求が受信された場合に、前記第1の接続要求に含まれる所定領域内の内容を参照して、前記第1の外部機器が前記対象機器であるのか否かを判断する判断処理と、
前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断された場合に、前記無線インターフェースを介した第1の無線接続を前記第1の外部機器と確立し、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断された場合に、前記無線インターフェースを介した無線接続を前記第1の外部機器と確立しない第1の確立処理と、
前記第1の無線接続を利用して、前記第1の外部機器から前記設定情報が受信された場合に、前記設定情報を前記設定領域に格納させる設定制御処理と、
を実行させるコンピュータプログラム。
2:通信システム、10:アクセスポイント(AP)、100:プリンタ、112:操作部、114:表示部、116:ネットワークインターフェース、118:印刷エンジン、130:制御部、132:CPU、134:メモリ、140A:プログラム、140B:所定情報、150:設定領域、160:WFDフラグ、162:G/Oフラグ、200,300,400:端末機器、212:操作部、214:表示部、230:制御部、232:CPU、234:メモリ、240:OSプログラム、242A:通信プログラム、242B:所定情報、250:設定領域、WIap,WIpr:無線情報

Claims (20)

  1. 通信機器であって、
    無線インターフェースと、
    前記通信機器によって利用されるべき設定情報を格納するための設定領域を備えるメモリと、
    複数個の動作モードのうちのいずれかの動作モードで前記通信機器を動作させるモード制御部であって、前記複数個の動作モードは、前記設定情報を前記通信機器に送信すべき対象機器から前記設定情報を受信して、前記設定情報を前記設定領域に格納させるための第1の動作モードを含む、前記モード制御部と、
    前記通信機器が前記第1の動作モードで動作している状態で、前記無線インターフェースを介して、前記対象機器から所定文字列を含む第3の接続要求が受信された場合に、前記通信機器を第2の無線ネットワークの親局として動作させる動作制御部と、
    前記通信機器が前記第1の動作モードで動作している状態で、前記無線インターフェースを介して、第1の外部機器から第1の接続要求が受信された場合に、前記第1の接続要求に含まれる所定領域内の内容を参照して、前記第1の外部機器が前記対象機器であるのか否かを判断する判断部と、
    前記通信機器が前記第2の無線ネットワークの前記親局として動作した後に、前記第1の外部機器から前記第1の接続要求が受信され、かつ、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断された場合に、前記無線インターフェースを介した第1の無線接続を前記第1の外部機器と確立して、前記第1の外部機器を子局として前記第2の無線ネットワークに参加させ、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断された場合に、前記無線インターフェースを介した無線接続を前記第1の外部機器と確立しない第1の確立部と、
    前記第1の無線接続を利用して、前記第1の外部機器から前記設定情報が受信された場合に、前記設定情報を前記設定領域に格納させる設定制御部と、
    を備える通信機器。
  2. 前記判断部は、
    前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域内の内容が特定の内容である場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断し、
    前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域内の内容が前記特定の内容とは異なる内容である場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断し、
    前記通信機器は、さらに、
    前記通信機器が前記第1の動作モードとは異なる第2の動作モードで動作している状態で、前記無線インターフェースを介して、第2の外部機器から第2の接続要求が受信された場合に、前記第2の接続要求に含まれる前記所定領域の内容が前記特定の内容とは異なる内容であっても、前記無線インターフェースを介した第3の無線接続を前記第2の外部機器と確立する第3の確立部を備える、請求項1に記載の通信機器。
  3. 前記第2の動作モードは、外部機器から受信される画像処理の実行要求に応じて、前記画像処理を実行するための動作モードであり、
    前記モード制御部は、前記通信機器が前記第2の動作モードで動作していない状態で、前記通信機器を前記第2の動作モードで動作させるための第2の指示が与えられた場合に、前記通信機器を前記第2の動作モードで動作させ、
    前記通信機器は、さらに、
    画像処理エンジンと、
    前記第3の無線接続を利用して、前記第2の外部機器から前記実行要求が受信された場合に、前記画像処理エンジンに前記画像処理を実行させるエンジン制御部と、を備える、請求項2に記載の通信機器。
  4. 前記通信機器は、さらに、
    前記第3の接続要求に含まれる前記対象機器のMACアドレスを前記メモリに格納させる格納制御部を備え、
    前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域は、送信元機器のMACアドレスが記述されるべき領域であり、
    前記判断部は、
    前記所定領域に記述されている前記第1の外部機器のMACアドレスが前記メモリ内の前記対象機器のMACアドレスに一致する場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断し、
    前記所定領域に記述されている前記第1の外部機器のMACアドレスが前記メモリ内の前記対象機器のMACアドレスに一致しない場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断する、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信機器。
  5. 前記通信機器は、さらに、
    前記対象機器から前記所定文字列を含む前記第3の接続要求が受信された場合に、前記無線インターフェースを介して、前記通信機器のMACアドレスを含む応答を前記対象機器に送信する送信部を備え、
    前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域は、送信先機器のMACアドレスが記述されるべき領域であり、
    前記判断部は、
    前記通信機器のMACアドレスが前記所定領域に記述されている場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断し、
    前記通信機器のMACアドレスが前記所定領域に記述されていない場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断する、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信機器。
  6. 前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域は、SSID(Service Set Identifierの略)が記述されるべき領域であり、
    前記判断部は、
    前記所定領域に何も記述されていない場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断し、
    Wi-Fi Direct(登録商標)に従った動作を実行中であることを示す実行中文字列が前記所定領域に記述されている場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断する、請求項1からのいずれか一項に記載の通信機器。
  7. 前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域は、SSID(Service Set Identifierの略)が記述されるべき領域であり、
    前記判断部は、
    前記通信機器が親局として動作する無線ネットワークを識別するための所定のSSIDが前記所定領域に記述されている場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断し、
    前記所定のSSIDが前記所定領域に記述されていない場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断する、請求項1からのいずれか一項に記載の通信機器。
  8. 通信機器であって、
    無線インターフェースと、
    前記通信機器によって利用されるべき設定情報を格納するための設定領域を備えるメモリと、
    画像処理エンジンと、
    複数個の動作モードのうちのいずれかの動作モードで前記通信機器を動作させるモード制御部であって、前記複数個の動作モードは、前記設定情報を前記通信機器に送信すべき対象機器から前記設定情報を受信して、前記設定情報を前記設定領域に格納させるための第1の動作モードを含む、前記モード制御部と、
    前記通信機器が前記第1の動作モードで動作している状態で、前記無線インターフェースを介して、第1の外部機器から第1の接続要求が受信された場合に、前記第1の接続要求に含まれる所定領域内の内容を参照して、前記第1の外部機器が前記対象機器であるのか否かを判断する第1の判断部であって、
    前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域内の内容が特定の内容である場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断し、
    前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域内の内容が前記特定の内容とは異なる内容である場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断する、前記第1の判断部と、
    前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断された場合に、前記無線インターフェースを介した第1の無線接続を前記第1の外部機器と確立し、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断された場合に、前記無線インターフェースを介した無線接続を前記第1の外部機器と確立しない第1の確立部と、
    前記第1の無線接続を利用して、前記第1の外部機器から前記設定情報が受信された場合に、前記設定情報を前記設定領域に格納させる設定制御部と、
    前記通信機器が前記第1の動作モードとは異なる第2の動作モードで動作している状態で、前記無線インターフェースを介して、第2の外部機器から第2の接続要求が受信された場合に、前記第2の接続要求に含まれる前記所定領域の内容が前記特定の内容とは異なる内容であっても、前記無線インターフェースを介した第3の無線接続を前記第2の外部機器と確立する第3の確立部であって、前記第2の動作モードは、外部機器から受信される画像処理の実行要求に応じて、前記画像処理を実行するための動作モードである、前記第3の確立部と、
    前記第3の無線接続を利用して、前記第2の外部機器から前記実行要求が受信された場合に、前記画像処理エンジンに前記画像処理を実行させるエンジン制御部と、
    を備える通信機器。
  9. 記モード制御部は、前記通信機器が前記第2の動作モードで動作していない状態で、前記通信機器を前記第2の動作モードで動作させるための第2の指示が与えられた場合に、前記通信機器を前記第2の動作モードで動作させる、請求項8に記載の通信機器。
  10. 前記第1の無線接続及び前記第3の無線接続のそれぞれは、Wi-Fi Direct方式に従った無線接続である、又は、SoftAP方式に従った無線接続である、請求項8又は9に記載の通信機器。
  11. 前記第1の無線接続及び前記第3の無線接続のそれぞれは、Wi-Fi Direct方式に従った無線接続であり、
    前記通信機器は、さらに、
    前記通信機器が前記第2の動作モードで動作している状態において、前記無線インターフェースを介して、前記第2の外部機器から前記第2の接続要求が受信された場合に、前記第2の接続要求に含まれる前記所定領域の内容が、前記第2の外部機器が前記Wi-Fi Direct方式に従った動作を実行中であることを示すのか否かを判断する第2の判断部を備え、
    前記第3の確立部は、
    前記通信機器が前記第2の動作モードで動作している状態において、前記無線インターフェースを介して、前記第2の外部機器から前記第2の接続要求が受信され、かつ、前記第2の接続要求に含まれる前記所定領域の内容が、前記第2の外部機器が前記Wi-Fi Direct方式に従った動作を実行中であることを示すと判断される場合に、前記第2の接続要求に含まれる前記所定領域の内容が前記特定の内容とは異なる内容であっても、前記第3の無線接続を前記第2の外部機器と確立し、
    前記通信機器が前記第2の動作モードで動作している状態において、前記無線インターフェースを介して、前記第2の外部機器から前記第2の接続要求が受信され、かつ、前記第2の接続要求に含まれる前記所定領域の内容が、前記第2の外部機器が前記Wi-Fi Direct方式に従った動作を実行中であることを示さないと判断される場合に、前記第3の無線接続を確立しない、請求項10に記載の通信機器。
  12. 前記モード制御部は、
    前記通信機器が前記第1の動作モード及び前記第2の動作モードとは異なる第3の動作モードであって、前記通信機器を前記第1の動作モード又は前記第2の動作モードで動作させるための指示をユーザから受け付けるまで待機する前記第3の動作モードで動作している状態において、前記通信機器を前記第2の動作モードで動作させるための指示をユーザから受け付ける場合に、前記通信機器を前記第2の動作モードで動作させ、
    前記第2の外部機器から前記実行要求が受信され、かつ、前記画像処理エンジンに前記画像処理を実行させた場合に、前記通信機器を前記第3の動作モードで動作させる、請求項8から11のいずれか一項に記載の通信機器。
  13. 前記第1の確立部は、
    前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断された場合に、前記無線インターフェースを介して、前記第1の接続要求に対する応答を前記第1の外部機器に送信して、前記第1の無線接続を前記第1の外部機器と確立し、
    前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断された場合に、前記第1の接続要求に対する応答を前記第1の外部機器に送信しない、請求項1から12のいずれか一項に記載の通信機器。
  14. 前記設定情報は、アクセスポイントによって形成されている第1の無線ネットワークで利用される無線情報を含み、
    前記通信機器は、さらに、
    前記第1の外部機器から前記設定情報が受信された場合に、前記設定情報に含まれる前記無線情報を利用して、前記無線インターフェースを介した第2の無線接続を前記アクセスポイントと確立して、前記通信機器を子局として前記第1の無線ネットワークに参加させる第2の確立部を備える、請求項1から13のいずれか一項に記載の通信機器。
  15. 前記モード制御部は、前記通信機器の電源が投入されてから所定時間が経過するまで、前記通信機器を前記第1の動作モードで動作させる、請求項1から14のいずれか一項に記載の通信機器。
  16. 前記モード制御部は、前記通信機器が前記第1の動作モードで動作していない状態で、前記通信機器を前記第1の動作モードで動作させるための第1の指示が与えられた場合に、前記通信機器を前記第1の動作モードで動作させる、請求項1から15のいずれか一項に記載の通信機器。
  17. 通信機器であって、
    無線インターフェースと、
    前記通信機器によって利用されるべき設定情報を格納するための設定領域を備えるメモリと、
    複数個の動作モードのうちのいずれかの動作モードで前記通信機器を動作させるモード制御部であって、前記複数個の動作モードは、前記設定情報を前記通信機器に送信すべき対象機器から前記設定情報を受信して、前記設定情報を前記設定領域に格納させるための第1の動作モードを含む、前記モード制御部と、
    前記通信機器が前記第1の動作モードで動作している状態で、前記無線インターフェースを介して、第1の外部機器から第1の接続要求が受信された場合に、前記第1の接続要求に含まれる所定領域内の内容を参照して、前記第1の外部機器が前記対象機器であるのか否かを判断する判断部であって、
    前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域内の内容が特定の内容である場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断し、
    前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域内の内容が前記特定の内容とは異なる内容である場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断する前記判断部と、
    前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断された場合に、前記無線インターフェースを介したWi-Fi Direct方式又はSoftAP方式である特定の通信方式に従った第1の無線接続を前記第1の外部機器と確立し、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断された場合に、前記無線インターフェースを介した無線接続を前記第1の外部機器と確立しない第1の確立部と、
    前記第1の無線接続を利用して、前記第1の外部機器から前記設定情報が受信された場合に、前記設定情報を前記設定領域に格納させる設定制御部と、
    前記通信機器が前記第1の動作モードとは異なる第2の動作モードで動作している状態で、前記無線インターフェースを介して、第2の外部機器から第2の接続要求が受信された場合に、前記第2の接続要求に含まれる前記所定領域の内容が前記特定の内容とは異なる内容であっても、前記無線インターフェースを介して、前記特定の通信方式に従った第3の無線接続を前記第2の外部機器と確立する第3の確立部と、
    を備える通信機器。
  18. 通信機器のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信機器のコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    複数個の動作モードのうちのいずれかの動作モードで前記通信機器を動作させるモード制御処理であって、前記複数個の動作モードは、前記通信機器によって利用されるべき設定情報を前記通信機器に送信すべき対象機器から前記設定情報を受信して、前記設定情報を前記通信機器のメモリ内の設定領域に格納させるための第1の動作モードを含む、前記モード制御処理と、
    前記通信機器が前記第1の動作モードで動作している状態で、前記通信機器の無線インターフェースを介して、前記対象機器から所定文字列を含む第3の接続要求が受信された場合に、前記通信機器を第2の無線ネットワークの親局として動作させる動作制御処理と、
    前記通信機器が前記第1の動作モードで動作している状態で、前記無線インターフェースを介して、第1の外部機器から第1の接続要求が受信された場合に、前記第1の接続要求に含まれる所定領域内の内容を参照して、前記第1の外部機器が前記対象機器であるのか否かを判断する判断処理と、
    前記通信機器が前記第2の無線ネットワークの前記親局として動作した後に、前記第1の外部機器から前記第1の接続要求が受信され、かつ、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断された場合に、前記無線インターフェースを介した第1の無線接続を前記第1の外部機器と確立して、前記第1の外部機器を子局として前記第2の無線ネットワークに参加させ、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断された場合に、前記無線インターフェースを介した無線接続を前記第1の外部機器と確立しない第1の確立処理と、
    前記第1の無線接続を利用して、前記第1の外部機器から前記設定情報が受信された場合に、前記設定情報を前記設定領域に格納させる設定制御処理と、
    を実行させるコンピュータプログラム。
  19. 通信機器のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信機器のコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    複数個の動作モードのうちのいずれかの動作モードで前記通信機器を動作させるモード制御処理であって、前記複数個の動作モードは、前記通信機器によって利用されるべき設定情報を前記通信機器に送信すべき対象機器から前記設定情報を受信して、前記設定情報を前記通信機器のメモリ内の設定領域に格納させるための第1の動作モードを含む、前記モード制御処理と、
    前記通信機器が前記第1の動作モードで動作している状態で、前記通信機器の無線インターフェースを介して、第1の外部機器から第1の接続要求が受信された場合に、前記第1の接続要求に含まれる所定領域内の内容を参照して、前記第1の外部機器が前記対象機器であるのか否かを判断する第1の判断処理であって、
    前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域内の内容が特定の内容である場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断し、
    前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域内の内容が前記特定の内容とは異なる内容である場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断する、前記第1の判断処理と、
    前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断された場合に、前記無線インターフェースを介した第1の無線接続を前記第1の外部機器と確立し前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断された場合に、前記無線インターフェースを介した無線接続を前記第1の外部機器と確立しない第1の確立処理と、
    前記第1の無線接続を利用して、前記第1の外部機器から前記設定情報が受信された場合に、前記設定情報を前記設定領域に格納させる設定制御処理と、
    前記通信機器が前記第1の動作モードとは異なる第2の動作モードで動作している状態で、前記無線インターフェースを介して、第2の外部機器から第2の接続要求が受信された場合に、前記第2の接続要求に含まれる前記所定領域の内容が前記特定の内容とは異なる内容であっても、前記無線インターフェースを介した第3の無線接続を前記第2の外部機器と確立する第3の確立処理であって、前記第2の動作モードは、外部機器から受信される画像処理の実行要求に応じて、前記画像処理を実行するための動作モードである、前記第3の確立処理と、
    前記第3の無線接続を利用して、前記第2の外部機器から前記実行要求が受信された場合に、前記通信機器の画像処理エンジンに前記画像処理を実行させるエンジン制御処理と、
    を実行させるコンピュータプログラム。
  20. 通信機器のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信機器のコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    複数個の動作モードのうちのいずれかの動作モードで前記通信機器を動作させるモード制御処理であって、前記複数個の動作モードは、前記通信機器によって利用されるべき設定情報を前記通信機器に送信すべき対象機器から前記設定情報を受信して、前記設定情報を前記通信機器のメモリ内の設定領域に格納させるための第1の動作モードを含む、前記モード制御処理と、
    前記通信機器が前記第1の動作モードで動作している状態で、前記通信機器の無線インターフェースを介して、第1の外部機器から第1の接続要求が受信された場合に、前記第1の接続要求に含まれる所定領域内の内容を参照して、前記第1の外部機器が前記対象機器であるのか否かを判断する判断処理であって、
    前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域内の内容が特定の内容である場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断し、
    前記第1の接続要求に含まれる前記所定領域内の内容が前記特定の内容とは異なる内容である場合に、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断する、前記判断処理と、
    前記第1の外部機器が前記対象機器であると判断された場合に、前記無線インターフェースを介したWi-Fi Direct方式又はSoftAP方式である特定の通信方式に従った第1の無線接続を前記第1の外部機器と確立し、前記第1の外部機器が前記対象機器でないと判断された場合に、前記無線インターフェースを介した無線接続を前記第1の外部機器と確立しない第1の確立処理と、
    前記第1の無線接続を利用して、前記第1の外部機器から前記設定情報が受信された場合に、前記設定情報を前記設定領域に格納させる設定制御処理と、
    前記通信機器が前記第1の動作モードとは異なる第2の動作モードで動作している状態で、前記無線インターフェースを介して、第2の外部機器から第2の接続要求が受信された場合に、前記第2の接続要求に含まれる前記所定領域の内容が前記特定の内容とは異なる内容であっても、前記無線インターフェースを介して、前記特定の通信方式に従った第3の無線接続を前記第2の外部機器と確立する第3の確立処理と、
    を実行させるコンピュータプログラム。
JP2015192158A 2015-09-29 2015-09-29 通信機器 Active JP6690172B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015192158A JP6690172B2 (ja) 2015-09-29 2015-09-29 通信機器
US15/279,475 US10285027B2 (en) 2015-09-29 2016-09-29 Communication apparatus
US16/401,627 US10609532B2 (en) 2015-09-29 2019-05-02 Communication apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015192158A JP6690172B2 (ja) 2015-09-29 2015-09-29 通信機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017069721A JP2017069721A (ja) 2017-04-06
JP6690172B2 true JP6690172B2 (ja) 2020-04-28

Family

ID=58407582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015192158A Active JP6690172B2 (ja) 2015-09-29 2015-09-29 通信機器

Country Status (2)

Country Link
US (2) US10285027B2 (ja)
JP (1) JP6690172B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6690172B2 (ja) * 2015-09-29 2020-04-28 ブラザー工業株式会社 通信機器
JP6819418B2 (ja) * 2017-03-31 2021-01-27 ブラザー工業株式会社 端末装置のためのコンピュータプログラム、及び、通信装置
JP6879155B2 (ja) * 2017-09-29 2021-06-02 ブラザー工業株式会社 通信装置及び端末装置
JP7151131B2 (ja) 2018-03-30 2022-10-12 ブラザー工業株式会社 通信装置と通信装置のためのコンピュータプログラム

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI113145B (fi) 2001-05-03 2004-02-27 Nokia Corp Laitteen piilottaminen
JP2005198154A (ja) 2004-01-09 2005-07-21 Seiko Epson Corp 無線通信機器の設定方法
JP4182946B2 (ja) 2004-12-09 2008-11-19 ブラザー工業株式会社 管理システム、無線通信装置、プログラム、及び、無線通信装置の管理方法
JP2008035214A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Fuji Xerox Co Ltd 無線通信システム、無線通信装置、無線情報設定プログラム
JP2008219482A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Nec Corp 無線パケット通信システムにおける情報配信システム、情報配信方法及び情報配信装置
JP5125304B2 (ja) 2007-08-13 2013-01-23 ブラザー工業株式会社 無線通信接続システム及びネットワーク装置
JP5396863B2 (ja) * 2009-01-07 2014-01-22 ヤマハ株式会社 ワイヤレスネットワークシステム
JP5659046B2 (ja) 2011-03-02 2015-01-28 オリンパス株式会社 無線通信端末および無線通信方法
US9288228B2 (en) * 2011-08-05 2016-03-15 Nokia Technologies Oy Method, apparatus, and computer program product for connection setup in device-to-device communication
JP5673436B2 (ja) * 2011-08-17 2015-02-18 ブラザー工業株式会社 無線通信装置
JP5962146B2 (ja) 2012-03-30 2016-08-03 ブラザー工業株式会社 通信装置
US8818276B2 (en) * 2012-05-16 2014-08-26 Nokia Corporation Method, apparatus, and computer program product for controlling network access to guest apparatus based on presence of hosting apparatus
US20150249946A1 (en) * 2012-09-11 2015-09-03 Lg Electronics Inc. Network connection method and device supporting same
JP6015459B2 (ja) * 2013-01-18 2016-10-26 株式会社デンソー 車両用ナビゲーション装置
JP6056558B2 (ja) * 2013-03-08 2017-01-11 セイコーエプソン株式会社 無線通信装置、無線通信端末、再接続プログラム、無線通信方法および無線通信システム
MX2015012926A (es) * 2013-03-12 2015-12-03 Gthrive Inc Configuracion de red para dispositivos de interfaz de usuario limitados.
JP6207215B2 (ja) 2013-04-24 2017-10-04 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
KR102077823B1 (ko) * 2013-06-03 2020-02-14 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 엔에프씨를 이용한 모바일 프린팅 시스템 및 방법
JP6119481B2 (ja) * 2013-07-23 2017-04-26 ブラザー工業株式会社 機能実行装置
JP6221587B2 (ja) * 2013-09-30 2017-11-01 ブラザー工業株式会社 通信機器
JP2015115925A (ja) 2013-12-16 2015-06-22 船井電機株式会社 プリンタおよび印刷システム
JP6277758B2 (ja) * 2014-02-12 2018-02-14 セイコーエプソン株式会社 無線通信装置および無線通信設定方法
JP6690172B2 (ja) * 2015-09-29 2020-04-28 ブラザー工業株式会社 通信機器

Also Published As

Publication number Publication date
US20170094441A1 (en) 2017-03-30
US20190261147A1 (en) 2019-08-22
US10609532B2 (en) 2020-03-31
US10285027B2 (en) 2019-05-07
JP2017069721A (ja) 2017-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6572702B2 (ja) 通信機器
JP6406092B2 (ja) 通信機器
JP5857850B2 (ja) 通信装置
JP6536226B2 (ja) 通信機器
JP6281223B2 (ja) 通信機器
JP6281222B2 (ja) 通信機器
JP6477132B2 (ja) 通信機器
JP6019881B2 (ja) 通信装置及び携帯端末
JP6421673B2 (ja) 通信機器
US10609532B2 (en) Communication apparatus
JP6387698B2 (ja) 通信装置
JP2015142163A (ja) 無線通信装置
JP2017050612A (ja) 通信機器及び親局機器
JP6709015B2 (ja) 通信装置
JP6398750B2 (ja) 通信機器
JP6638786B2 (ja) 通信機器
JP2016036190A (ja) 通信装置
JP7156461B2 (ja) 通信機器
JP6919704B2 (ja) 通信機器
JP6852755B2 (ja) 無線通信装置
JP6773177B2 (ja) 通信機器
JP6601463B2 (ja) 通信装置
JP2021090229A (ja) 無線通信装置
JP2019213213A (ja) 通信機器
JP2019030024A (ja) 通信機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190618

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6690172

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150