JP6682861B2 - 定着装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置における熱方式の定着装置、及びこの定着装置を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、像担持体上に画像情報に基づいてトナー像を形成し、該トナー像を紙やOHPシート等の記録媒体上に転写する。その後、記録媒体上に担持された未定着のトナー像は、定着装置によって記録媒体上に定着される。
定着装置には、対向するローラ又はベルトあるいはそれらの組み合わせにより構成された定着回転体が設けられており、記録媒体である記録紙をニップ部にて挟み込み、熱と圧力によりトナー像を記録紙上に定着する。
特許文献1には、定着回転体としての薄肉円筒状の耐熱性フィルム(定着ベルト)を内側からハロゲンヒータによって直接加熱する構成の定着装置が開示されている。この定着装置においては、固定部材に接触する定着ベルトの内面に潤滑剤が塗布されており、定着ベルトと固定部材との接触摩擦抵抗を低減させるようにしている。
通常、潤滑剤は、低温では粘度が高く、温度が高くなるにつれて粘度が低下するため、低温状態において定着ベルトと固定部材との摺動部の接触摩擦抵抗が大きくなる。接触摩擦抵抗が大きい場合、定着ベルトと固定部材との摺動部における負荷(トルク)が増大することになり、モータなどの回転駆動部が損傷又は破損してしまう場合がある。
そこで、特許文献1に開示された定着装置は、潤滑剤の粘度が十分に低くなるまで定着ベルトを加熱してから定着ベルトを回転させるようになっている。その際、定着ベルトの温度は温度センサによって監視されており、温度センサの検知温度が所定温度に到達すると定着ベルトの回転が開始される。
しかしながら、特許文献1に開示されたような定着装置では、加熱時の定着ベルトの昇温が速いため、温度センサにより所定温度を検知してから回転を開始したのでは、定着ベルトの温度が耐熱温度以上まで上昇して定着ベルトが破損してしまう虞がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであって、加熱による定着部材の過昇温を防ぎつつ、モータなどの駆動源の損傷や破損を防止することができる定着装置及びそれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る定着装置は、回転可能に設けられ、記録媒体に未定着画像を定着させる定着部材と、回転可能に設けられ、前記定着部材を外周側から加圧する加圧部材と、前記定着部材の内周側に位置し、かつ前記定着部材と前記加圧部材との間に定着ニップ部を形成する固定部材と、前記定着部材と前記固定部材との間に介在する潤滑剤と、前記定着部材を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する加熱制御手段と、前記加圧部材を回転駆動させる駆動手段と、前記定着部材の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段の検知温度が一定温度未満である状態において、前記加熱制御手段から前記定着部材の加熱を開始するための加熱開始信号が前記加熱手段に出力された場合に、前記加熱開始信号が前記加熱手段に出力されたタイミングから前記加熱開始信号を一定時間遅延させた信号を、前記加圧部材の回転を開始するための回転開始信号として前記駆動手段に出力する遅延回路と、前記温度検知手段の検知温度が一定温度以上である状態において、前記加熱制御手段から前記定着部材の加熱を開始するための加熱開始信号が前記加熱手段に出力された場合に、前記加熱開始信号が前記加熱手段に出力されたタイミングと同時に、前記加熱開始信号を前記加圧部材の回転を開始するための回転開始信号として前記駆動手段に出力する切替回路と、を備え、前記定着部材が前記加圧部材に従動回転する構成である。
本発明は、加熱による定着部材の過昇温を防ぎつつ、モータなどの駆動源の損傷や破損を防止することができる定着装置及びそれを用いた画像形成装置を提供する。
本発明の第1の実施の形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る定着装置の断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る定着装置が備える加熱制御部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る定着装置が備える加熱制御部による制御を説明するためのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態において定着ベルトの加熱と加圧ローラの回転のタイミング例を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態に係る定着装置が備える加熱制御部による制御を説明するためのブロック図である。 本発明の第2の実施の形態において定着ベルトの加熱と加圧ローラの回転のタイミング例を説明する図である。 本発明の第3の実施の形態において温度センサの検知温度に応じて回転速度を変化させる例を説明する図である。 本発明の第4の実施の形態においてモータのトルクの推移の例を示すグラフである。 本発明の第4の実施の形態においてモータのトルクの推移の他の例を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の一実施の形態の概略構成を示す図であり、画像形成装置を電子写真方式の複合機に適用した例を示している。
まず、構成について説明する。
図1に示す画像形成装置200は、電子写真方式を採用するものであり、画像形成装置本体200Kと、画像読取装置200Cと、両面ユニット300と、を備える。画像形成装置200には、画像形成装置本体200Kの上に画像読取装置200Cが設けられ、右側面に両面ユニット300が取り付けられている。
画像形成装置本体200Kは、給紙装置114、露光装置113、作像装置112、中間転写装置110、二次転写装置121、定着装置20、を画像形成プロセス順に有している。
給紙装置114は、画像形成装置本体200Kの内部下方に配置されている。給紙装置114は、記録媒体Pを収納する給紙カセット115を、本実施の形態では二段に備えてなる。そして、各給紙カセット115の右上には、各給紙カセット115内の記録媒体Pを一枚ずつ繰り出して記録媒体搬送路116に入れる給紙コロ117が設けられている。
露光装置113は、給紙カセット115の上部に配置されている。露光装置113は、イメージセンサで受像した原稿P(記録媒体)又は固定原稿の画像データ、あるいは、パーソナルコンピュータや電話回線を通じて受信した画像データに基づいてレーザ光を作像装置112に照射するようになっている。
作像装置112は、シアン(c)、マゼンタ(m)、イエロー(y)、ブラック(k)の各色用の作像装置112c,112m,112y,112kを有し、露光装置113の上部に設けられている。各作像装置112c,112m,112y,112kは中間転写ベルト111の張り渡し方向に沿って四連タンデム式に並べて設けられている。各作像装置112c,112m,112y,112kでは、図中時計回りに回転するドラム状の像担持体の周りに帯電装置、現像装置、転写装置、クリーニング装置などを設置して構成する。
中間転写装置110は、複数のローラに掛け回したエンドレスの中間転写ベルト111をほぼ水平に張り渡し、反時計回りに走行するように設ける。ここで、「エンドレス」とは、ベルトの両端部を接合し、かつ、つなぎ目が存在しない状態をいう。中間転写装置110は、作像装置112c,112m,112y,112kの各像担持体31と中間転写ベルト111を挟んで対峙する一次転写装置125c,125m,125y,125kを有する。一次転写装置125c,125m,125y,125kは、像担持体31に形成されたトナー像を中間転写ベルト111に転写する。
二次転写装置121は、記録媒体搬送路116の経路上に配置されており、中間転写ベルト111に形成した一次転写画像であるトナー像を記録媒体Pに転写する。ここで、記録媒体搬送路116は、画像形成装置本体200K内の右側に下方から上方に向けて形成され、画像形成装置本体200K上に画像読取装置200Cとの間に形成する胴内排紙部118へと通ずるように設けられている。記録媒体搬送路116には、搬送ローラ119、中間転写ベルト111と対向して二次転写装置121、定着装置20、一対の排紙ローラよりなる排紙装置123などが順に設けられている。
搬送ローラ119の上流には、両面ユニット300から再給紙され、又は両面ユニット300を横切って手差し給紙装置136から手差し給紙された記録媒体Pを記録媒体搬送路116に合流する給紙路137を設ける。また、定着装置20の下流には、両面ユニット300への再給紙搬送路124が記録媒体搬送路116と分岐して設けられている。
画像読取装置200Cは、スキャナ装置であり、例えば自動原稿搬送装置によって搬送過程にある原稿Pの画像を読み取る機能と、固定原稿の画像を読み取る機能とを具備している。
画像形成装置200は画像形成時に、画像読取装置200Cで原稿画像を読み取って露光装置113で書き込みを行い、各作像装置112c,112m,112y,112kのそれぞれの像担持体上に各色トナー画像を形成する。さらに、画像形成装置200は、そのトナー像を一次転写装置125c,125m,125y,125kで順次転写して中間転写ベルト111上にカラー画像を形成する。
また、画像形成装置200は、給紙コロ117の1つを選択的に回転して対応する給紙カセット115から記録媒体Pを繰り出して記録媒体搬送路116に搬送し、又は手差し給紙装置136から手差し記録媒体を給紙路137に搬送する。そして、画像形成装置200は、記録媒体搬送路116を通して搬送ローラ119で搬送してタイミングを取って二次転写位置へと記録媒体Pを搬送し、上述したごとく中間転写ベルト111上に形成したカラー画像を二次転写装置121で記録媒体Pに転写する。画像転写後の記録媒体Pは、定着装置20で画像定着後、排紙装置123で排出されて胴内排紙部118上にスタックされる。
両面ユニット300は、画像形成装置本体200Kの右側面に設けられている。記録媒体Pの裏面にも画像を形成するときには、表面に画像が形成された記録媒体Pを再給紙搬送路124に入れて両面ユニット300で反転してから給紙路137を通して再給紙する。そして再給紙された記録媒体Pは、別途中間転写ベルト111上に形成されたカラー画像が二次転写された後、再び定着装置20で定着され、排紙装置123で胴内排紙部118に排出される。
以下、図2に基づき、定着装置20の構成について説明する。
図2に示すように、定着装置20は、未定着画像に接触して記録媒体Pに未定着画像を定着させる定着部材としての定着ベルト21と、定着ベルト21の外周面に当接して定着ベルト21を外周側から加圧する対向部材としての加圧ローラ22と、を備える。定着ベルト21と加圧ローラ22はいずれも回転可能に設けられる。また、定着装置20は、商用電源からの電力により、定着ベルト21を加熱する加熱手段としてのハロゲンヒータ等の熱源23を備える。また、定着装置20は、定着ベルト21の内周側から加圧ローラ22に当接して、定着ベルト21と加圧ローラ22との間に定着ニップ部Nを形成するニップ形成部材24と、ニップ形成部材24を支持する支持部材としてのステー25と、を備える。さらに、定着装置20は、熱源23からの熱を定着ベルト21へ反射する反射部材26、熱源23からの熱を遮蔽する遮蔽部材27、及び、定着ベルト21の温度を検知する温度検知手段としての温度センサ28等を備える。
上記定着ベルト21は、薄肉で可撓性を有する無端状のベルト部材(フィルムも含む)で構成されている。詳しくは、定着ベルト21は、内周側の基材と外周側の離型層とによって構成されている。内周側の基材は、例えばニッケル若しくはSUS(ステンレス鋼)等の金属材料又はポリイミド(PI)等の樹脂材料を用いて形成される。外周側の離型層は、例えばテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)又はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等を用いて形成される。また、基材と離型層との間に、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム、又は、フッ素ゴム等のゴム材料で形成された弾性層を介在させてもよい。
なお、弾性層がない場合は、熱容量が小さくなり定着性が向上するが、未定着トナーを押しつぶして定着させるときにベルト表面の微小な凹凸が画像に転写されて画像のベタ部に光沢ムラが生じる可能性がある。これを防止するには、厚さ100μm以上の弾性層を設けることが望ましい。厚さ100μm以上の弾性層を設けることで、弾性層の弾性変形により微小な凹凸を吸収することができるので、光沢ムラの発生を回避することができるようになる。
本実施の形態では、定着ベルト21の低熱容量化を図るために、定着ベルト21を薄く、かつ、小径化している。具体的には、定着ベルト21を構成する基材、弾性層、離型層のそれぞれの厚さを、20〜50μm、100〜300μm、10〜50μmの範囲に設定し、全体としての厚さを1mm以下に設定している。また、定着ベルト21の直径は、20〜40mmに設定している。さらに、低熱容量化を図るためには、望ましくは、定着ベルト21の全体の厚さを0.2mm以下にするのがよく、さらに好ましくは、0.16mm以下の厚さとするのがよい。また、定着ベルト21の直径は、30mm以下とするのが望ましい。
また、定着ベルト21の内面には、シリコーンオイルやフッ素グリスなどの潤滑剤30が塗布されている。これにより、定着ベルト21とニップ形成部材24との間に潤滑剤30を介在させ、潤滑剤30によって定着ベルト21とニップ形成部材24との接触摩擦抵抗を低減させるようにしている。
上記加圧ローラ22は、芯金22aと、芯金22aの表面に設けられた弾性層22bと、弾性層22bの表面に設けられたPFA又はPTFE等からなる離型層22cと、によって構成されている。弾性層22bは、発泡性シリコーンゴム、シリコーンゴム、又は、フッ素ゴム等から構成される。加圧ローラ22は、スプリング等の加圧手段によって定着ベルト21側へ加圧され、定着ベルト21を介してニップ形成部材24に当接している。この加圧ローラ22と定着ベルト21とが圧接する箇所では、加圧ローラ22の弾性層22bが押しつぶされることで、所定の幅の定着ニップ部Nが形成されている。なお、定着部材と対向部材とは、互いに圧接する場合に限らず、加圧を行わず単に接触させるだけの構成とすることも可能である。
また、加圧ローラ22は、画像形成装置本体200Kに設けられた駆動手段としてのモータ40によって回転駆動するように構成されている。加圧ローラ22が図示矢印B1方向に回転駆動すると、その駆動力が定着ニップ部Nで定着ベルト21に伝達され、定着ベルト21が図示矢印B2方向に従動回転するようになっている。これにより、各色トナー像の転写によってトナーTが付着した記録媒体Pは、図示矢印A1方向から定着装置20の定着ニップ部Nに向かって挿入され、定着ニップ部Nを通過することによりトナーTの定着が行われた後、図示矢印A2方向へと送られる。
なお、本実施の形態では、加圧ローラ22を中実のローラとしているが、中空のローラであってもよい。その場合、加圧ローラ22の内部にハロゲンヒータ等の熱源を配設してもよい。また、弾性層22bはソリッドゴムでもよいが、加圧ローラ22の内部に熱源がない場合は、スポンジゴムを用いてもよい。スポンジゴムとした場合、断熱性が高まり、定着ベルト21の熱が奪われにくくなるので、より望ましい。
上記熱源23は、定着ベルト21の内周側で、かつ、定着ニップ部Nの記録媒体Pの搬送方向の上流側に配設されている。詳しくは、図2において、定着ニップ部Nの記録媒体Pの搬送方向の中央Qと加圧ローラ22の回転中心Oとを通る仮想直線をLaとすると、熱源23は、この仮想直線Laよりも記録媒体Pの搬送方向の上流側(図2の下側)に配設されている。熱源23は、画像形成装置本体200Kに設けられた電源部が後述する加熱制御部48により出力制御されて発熱するように構成されており、その出力制御は、上記温度センサ28による定着ベルト21の表面温度の検知結果に基づいて行われる。このような熱源23の出力制御によって、定着ベルト21の温度(定着温度)を所望の温度に設定できるようになっている。
なお、定着ベルト21の温度を検知する温度センサ28の代わりに、加圧ローラ22の温度を検知する温度センサを設け、その温度センサで検知した温度により、定着ベルト21の温度を予測するようにしてもよい。
本実施の形態では、熱源23は2本設けられているが、画像形成装置200で使用する記録媒体Pのサイズ等に応じて、熱源23の本数を1本又は3本以上としてもよい。また、定着ベルト21を加熱する熱源23として、ハロゲンヒータ以外に、IHヒータ、抵抗発熱体、又は、カーボンヒータ等を用いることも可能である。
上記ニップ形成部材24は、ベースパッド24aと、ベースパッド24aの定着ベルト21と対向する面に設けられた低摩擦性の摺動シート24bと、を有する。ベースパッド24aは、定着ベルト21の軸方向又は加圧ローラ22の軸方向に渡って長手状に配設されている。ベースパッド24aが加圧ローラ22の加圧力を受けることで、定着ニップ部Nの形状が決まる。
本実施の形態では、定着ニップ部Nの形状が平坦状であるが、凹形状やその他の形状としてもよい。
摺動シート24bは、定着ベルト21が回転する際の摺動摩擦を低減するために設けられている。また、摺動シート24bに潤滑剤30を含ませておくことにより、定着ベルト21の回転時に摺動シート24bが定着ベルト21の内面に潤滑剤30を供給して塗布することも可能となる。なお、ベースパッド24aそれ自体が低摩擦性の部材で形成されている場合は、摺動シート24bを有しない構成としてもよい。
ベースパッド24aは、耐熱温度200℃以上の耐熱性材料で構成されている。係る構成により、トナー定着温度域で熱によるニップ形成部材24の変形を防止し、安定した定着ニップ部Nの状態を確保して、出力画質の安定化を図っている。また、ベースパッド24aは、強度確保のために相応の剛性が求められる。
以上の条件を満たすベースパッド24aの材料としては、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)等の樹脂を用いることが可能である。または、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の樹脂を用いることも可能である。この他、金属やセラミックでベースパッド24aを形成することもできる。
また、ベースパッド24aは、ステー25によって固定支持されている。これにより、加圧ローラ22による圧力でニップ形成部材24に撓みが生じるのを防止し、加圧ローラ22の軸方向に渡って均一なニップ幅が得られるようにしている。ステー25は、ニップ形成部材24の撓み防止機能を満足するために、ステンレスや鉄等の機械的強度が高い金属材料で形成することが望ましい。
上記反射部材26は、熱源23と対向するように、ステー25に固定支持されている。この反射部材26によって、熱源23からの輻射熱を定着ベルト21へ反射することで、熱がステー25等に伝達されるのを抑制し、定着ベルト21を効率よく加熱するとともに、省エネルギー化を図っている。反射部材26の材料としては、アルミニウムやステンレス等が用いられる。特に、アルミニウム製の基材に輻射率の低い(反射率の高い)銀を蒸着したものを用いた場合、定着ベルト21の加熱効率を向上させることが可能である。
上記遮蔽部材27は、厚さ0.1mm〜1.0mmの金属板を、定着ベルト21の内周面に沿った円弧状の断面形状に形成して構成されている。また、遮蔽部材27は、定着ベルト21と熱源23との間を周方向に移動可能となっている。
図2に示すように、本実施の形態では、定着ベルト21の周方向領域に、熱源23と対向し、熱源23に直接加熱される被加熱領域αと、熱源23に直接加熱されない非加熱領域βと、が形成される。非加熱領域βは、熱源23との間に、側板等に固定された他部材(反射部材26、ステー25、ニップ形成部材24等)が介在している。
熱遮蔽する必要がある場合は、図2に示すように、遮蔽部材27を被加熱領域α側の一箇所若しくは複数個所に設定された遮蔽位置に配設する。例えば、搬送により通紙する紙幅に応じて、通紙されない領域については遮蔽するように、遮蔽部材27の遮蔽位置への移動を実施する。
一方、熱遮蔽の必要がない場合は、遮蔽部材27を非加熱領域β側に移動させ、遮蔽部材27の全体を反射部材26やステー25の裏側へ退避させることが可能となっている。
このように、遮蔽部材27を回転させることで、定着ベルト21の被加熱領域αの面積を変更して、熱源23から定着ベルト21に照射される輻射熱の熱量を調整するようになっている。遮蔽部材27は耐熱性を要するため、その素材には、アルミニウム、鉄、ステンレス等の金属材料、又は、セラミックを用いることが好ましい。
次に、本実施の形態の定着装置20が備える加熱制御部48の制御構成について、図3を参照しながら説明する。
図3に示すように、加熱制御部48は、CPU41にバスを介して各要素が接続され、CPU41が各要素を制御するように構成されている。
CPU41には、I/O回路42、ROM(Read Only Memory)43、及びRAM(Random Access Memory)44が接続されている。I/O回路42は、温度センサ28、ヒータ電力供給回路45、モータ制御回路46、トルク計測部47、遅延回路51、及び切替回路52との間の入出力を制御するためのインターフェースである。
加熱制御部48は、温度センサ28による検知温度が目標温度を下回った場合は、熱源23の出力を上げる制御を行い、逆に、検知温度が目標温度を上回った場合は熱源23の出力を下げる制御を行う。このようにして、温度センサ28の検知温度が目標温度近傍を維持するように加熱制御が行われる。
例えば、加熱制御部48が実行する制御としては、熱源23の点灯率を0%と100%の2値で構成するON/OFF制御、若しくは、目標温度と現在温度の差分値で点灯率を変えるPID制御の2方式が考えられるが、どちらの方式であっても構わない。
以下に説明するように、本実施の形態の定着装置20は、加熱制御部48を備えることにより、加圧ローラ22の回転開始前にあらかじめ定着ベルト21の加熱を開始し、潤滑剤30の粘性を下げた後に回転開始を実行するようになっている。
図4に示すように、加熱制御部48は、ユーザの操作により定着装置20の電源がオンになった場合、あるいは画像形成装置200から印刷の要求があった場合などに、定着ベルト21の加熱を開始するためのヒータON信号を出力するようになっている。このヒータON信号は、ヒータ電力供給回路45と遅延回路51に入力される。
ヒータ電力供給回路45は、加熱制御部48の制御に応じて、熱源23に電力を供給する回路である。ヒータ電力供給回路45は、加熱制御部48から出力された加熱開始信号としてのヒータON信号を受信することにより、熱源23の駆動を開始するようになっている。
遅延回路51は、トランジスタとコンデンサと抵抗を含んで構成されており、加熱制御部48から出力されたヒータON信号を一定時間Δt遅延させた信号を、加圧ローラ22の回転を開始するための回転開始信号としてモータ制御回路46に出力する。この遅延時間Δtは、ユーザが任意の値に設定できるようになっていることが望ましい。
モータ制御回路46は、遅延回路51から出力された回転開始信号を受信することにより、モータ40への電流供給を開始してモータ40を駆動するようになっている。
つまり、図5に示すように、ヒータON信号が加熱制御部48から出力されたタイミングから、遅延時間Δt経過後にモータ40の駆動が開始され、加圧ローラ22及び定着ベルト21が回転する。これにより、定着ベルト21が過昇温することなく、定着ベルト21の加熱を行うことができる。
以上のように、本実施の形態の定着装置は、定着ベルト21とニップ形成部材24との摺動部における潤滑剤の粘性を下げるために、定着ベルト21の加熱を先に開始してから加圧ローラ22を回転駆動させる。これにより、定着ベルト21とニップ形成部材24との摺動部における接触摩擦抵抗が小さくなり、摺動部で発生するトルクも小さくなる。この際、本実施の形態の定着装置は、温度センサ28による検知温度に応じてソフト的に加圧ローラ22の回転開始を制御するのではなく、遅延回路51によりハード的に加圧ローラ22の回転開始を遅らせる。これにより、検知遅れによる定着ベルト21の過昇温を防ぎつつ、高トルクによるモータ40などの駆動源の損傷や破損を防止することができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明に係る定着装置の第2の実施の形態について、図面を用いて説明する。第1の実施の形態に係る定着装置の構成と同一の構成については、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
図6に示すように、加熱制御部48は、定着ベルト21の加熱を開始するためのヒータON信号をヒータ電力供給回路45と遅延回路51と切替回路52に出力する構成であってもよい。
図6の構成においては、遅延回路51は、ヒータON信号を一定時間Δt遅延させた回転開始信号を切替回路52に出力するようになっている。
切替回路52は、熱源23による定着ベルト21の加熱開始前における温度センサ28の検知温度が一定温度以上の場合、遅延回路51を介さずにヒータON信号を回転開始信号としてモータ制御回路46に出力するようになっている。つまり、図7に示すように、ヒータON信号が加熱制御部48から出力されたタイミングと同時にモータ40の駆動が開始され、加圧ローラ22及び定着ベルト21が回転する。
一方、切替回路52は、熱源23による定着ベルト21の加熱開始前における温度センサ28の検知温度が一定温度未満の場合には、遅延回路51から出力された回転開始信号をモータ制御回路46に出力するようになっている(図5)。
このように、温度センサ28の検知温度に応じて、加圧ローラ22の回転開始のタイミングを調整することが可能となる。上記のように温度センサ28での検知温度が一定温度以上であれば、潤滑剤30の粘性が低いと判断できるため、遅延なく加圧ローラ22を回転させることができる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明に係る定着装置の第3の実施の形態について、図面を用いて説明する。第1及び第2の実施の形態に係る定着装置の構成と同一の構成については、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。
図4,6に示したモータ制御回路46は、熱源23による定着ベルト21の加熱開始前における温度センサ28の検知温度に応じて、遅延回路51又は切替回路52から回転開始信号が入力された後に加圧ローラ22の回転速度を制御するものであってもよい。
例えば、図8に示すように、加熱開始前の温度センサ28の検知温度がA以上の場合には、モータ制御回路46は回転速度bで加圧ローラ22の回転を開始させる。一方、加熱開始前の温度センサ28の検知温度がA未満の場合には、モータ制御回路46は回転速度a(<b)で加圧ローラ22の回転を開始させる。その後、温度センサ28の検知温度がA以上になった場合には、モータ制御回路46は回転速度bで加圧ローラ22を回転させてもよい。
このような構成により、定着ベルト21の温度が比較的高く、潤滑剤30の粘性が低いと考えられる場合には、通常の回転速度bですぐに加圧ローラ22を回転させることができる。また、定着ベルト21の温度が比較的低く、潤滑剤30の粘性が高いと考えられる場合には、遅い回転速度aで加圧ローラ22を回転させるようにすることで、モータ40の破損を防ぐことができる。
(第4の実施の形態)
以下、本発明に係る定着装置の第4の実施の形態について、図面を用いて説明する。第1〜第3の実施の形態に係る定着装置の構成と同一の構成については、同一の符号を付して詳しい説明は省略する。本実施の形態は、モータ40などの駆動系に異常がある場合の停止制御に関する。
図3に示したトルク計測部47は、熱源23による定着ベルト21の加熱開始の時点から、加圧ローラ22を回転させるモータ40のトルクの推移を計測するようになっている。トルク計測部47は、モータ制御回路46からモータ40に出力される電流値に基づいてトルクを検知するようになっている。
加熱制御部48は、トルク計測部47により計測されたトルクがあらかじめ定められた判定閾値以上である場合には、熱源23による定着ベルト21の加熱を停止させるヒータOFF信号をヒータ電力供給回路45に出力するようになっている。また、加熱制御部48は、トルク計測部47により計測されたトルクの推移が上昇傾向にある場合にも、ヒータOFF信号をヒータ電力供給回路45に出力するようになっている。
例えば図6の構成においては、ヒータOFF信号は切替回路52にも入力される。切替回路52は、遅延回路51を介さずにヒータOFF信号を回転停止信号としてモータ制御回路46に出力して、モータ40の回転を停止させるようになっている。
図9は、定着ベルト21の加熱開始を基点としてトルク計測部47により計測された、モータ40のトルクの推移の例を示すグラフである。第1の実施の形態で説明したように、加圧ローラ22の回転前に熱源23により定着ベルト21を加熱することで、通常時には実線で示すように回転開始からトルクが減少していく。
また、図10に示すように、加圧ローラ22の回転開始と同時に熱源23により定着ベルト21が加熱された場合には、通常時には実線で示すように潤滑剤30の粘性が下がるまで一定のトルクが計測され、その後トルクが減少していく。なお、図10の例では、熱源23による定着ベルト21の加熱開始前における温度センサ28の検知温度が一定温度以上となっている。
一方、図9,10のいずれの場合においても、加圧ローラ22の回転開始直後のトルク値が判定閾値以上であれば、加熱制御部48は駆動源としてのモータ40に異常があると判断する。これにより、加熱制御部48はヒータOFF信号を出力して、熱源23による定着ベルト21の加熱とモータ40による加圧ローラ22の回転を停止させる。
また、加圧ローラ22の回転開始直後のトルク値が判定閾値未満であっても、回転開始直後からのトルク値の推移が上昇傾向にある場合には、加熱制御部48は駆動源としてのモータ40に異常があると判断する。これにより、加熱制御部48はヒータOFF信号を出力して、熱源23による定着ベルト21の加熱とモータ40による加圧ローラ22の回転を停止させる。
以上のように、本実施の形態の定着装置は、定着ベルト21の加熱開始を基点としてモータ40のトルク計測を行い、加圧ローラ22の回転開始直後のトルク値が判定閾値以上であれば、定着ベルト21の加熱及び加圧ローラ22の回転を止めることができる。
また、本実施の形態の定着装置は、加圧ローラ22の回転開始直後からのトルク値の推移を計測し、トルク値が低下していかなければ、定着ベルト21の加熱及び加圧ローラ22の回転を止めることができる。
以上により、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態に制限されるものではない。また、本発明は、添付の特許請求の範囲に照らし、種々に変形又は変更することが可能である。
20 定着装置
21 定着ベルト(定着部材)
22 加圧ローラ(加圧部材)
23 熱源(加熱手段)
24 ニップ形成部材(固定部材)
24a ベースパッド
24b 摺動シート
28 温度センサ(温度検知手段)
30 潤滑剤
40 モータ(駆動手段)
45 ヒータ電力供給回路(加熱手段)
46 モータ制御回路(駆動手段)
47 トルク計測部(計測手段)
48 加熱制御部(加熱制御手段)
51 遅延回路
52 切替回路
200 画像形成装置
N 定着ニップ部
特開2011−064726号公報

Claims (7)

  1. 回転可能に設けられ、記録媒体に未定着画像を定着させる定着部材と、
    回転可能に設けられ、前記定着部材を外周側から加圧する加圧部材と、
    前記定着部材の内周側に位置し、かつ前記定着部材と前記加圧部材との間に定着ニップ部を形成する固定部材と、
    前記定着部材と前記固定部材との間に介在する潤滑剤と、
    前記定着部材を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段を制御する加熱制御手段と、
    前記加圧部材を回転駆動させる駆動手段と、
    前記定着部材の温度を検知する温度検知手段と、
    前記温度検知手段の検知温度が一定温度未満である状態において、前記加熱制御手段から前記定着部材の加熱を開始するための加熱開始信号が前記加熱手段に出力された場合に、前記加熱開始信号が前記加熱手段に出力されたタイミングから前記加熱開始信号を一定時間遅延させた信号を、前記加圧部材の回転を開始するための回転開始信号として前記駆動手段に出力する遅延回路と、
    前記温度検知手段の検知温度が一定温度以上である状態において、前記加熱制御手段から前記定着部材の加熱を開始するための加熱開始信号が前記加熱手段に出力された場合に、前記加熱開始信号が前記加熱手段に出力されたタイミングと同時に、前記加熱開始信号を前記加圧部材の回転を開始するための回転開始信号として前記駆動手段に出力する切替回路と、を備え、
    前記定着部材が前記加圧部材に従動回転することを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着部材の温度を検知する温度検知手段を更に備え、
    前記駆動手段は、前記加熱手段による前記定着部材の加熱開始前における前記温度検知手段の検知温度に応じて、前記加圧部材の回転速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記加熱手段による前記定着部材の加熱開始から前記駆動手段のトルクの推移を計測する計測手段を更に備え、
    加熱制御手段は、前記計測手段により計測された前記トルクが閾値以上であるか、あるいは、前記計測手段により計測された前記トルクの推移が上昇傾向にある場合には、前記加熱手段による前記定着部材の加熱を停止させることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記加熱手段がIHヒータであることを特徴とする請求項1ないし3に記載の定着装置。
  5. 前記加熱手段がハロゲンヒータであることを特徴とする請求項1ないしに記載の定着装置。
  6. 前記加熱手段を複数備えることを特徴とする請求項1ないしに記載の定着装置。
  7. 請求項1ないし6に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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