JP5574893B2 - 像加熱装置 - Google Patents
像加熱装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5574893B2 JP5574893B2 JP2010194214A JP2010194214A JP5574893B2 JP 5574893 B2 JP5574893 B2 JP 5574893B2 JP 2010194214 A JP2010194214 A JP 2010194214A JP 2010194214 A JP2010194214 A JP 2010194214A JP 5574893 B2 JP5574893 B2 JP 5574893B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- relay
- heater
- power supply
- temperature
- turned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
Description
ヒータと、
温度検出素子と、
商用電源から前記ヒータへの電力供給回路に設けられているトライアックと、
前記温度検出素子の検出温度に応じて前記トライアックを制御する制御部と、
を有し、ヒータの熱で記録材上の画像を加熱する像加熱装置において、
前記商用電源の一方の端子と前記ヒータの間の電力供給回路に設けられている第1のリレーと、
前記商用電源の他方の端子と前記ヒータの間の電力供給回路に設けられている第2のリレーと、
前記温度検出素子の検出温度が基準温度より高くなると前記電力供給回路を開放するように前記第1及び前記第2のリレーを駆動する安全回路と、
を有し、
前記安全回路は、前記電力供給回路を開放する際の前記第1のリレーと前記第2のリレーの駆動に時間差をつける遅延手段を有することを特徴とする。
(1−1:画像形成装置の概略構成)
本実施形態では、像加熱装置を画像形成装置の定着器として使用した場合について説明する。図1を参照して、本実施形態における画像形成装置について説明する。本実施形態における画像形成装置は、電子写真プロセスを利用したレーザプリンタである。
図2を参照して、定着器109の概略構成について説明する。図2(a)は、定着器109に設けられているヒータの概略構成を示すものであり、図2(b)は、定着器109の概略断面図である。
路を介して電力が供給されることで発熱する。また、発熱抵抗体121、122の表面は絶縁性を有するガラス等の保護層154によって覆われている。
図3を参照して、本実施形態における電力供給回路について説明する。定着器109には、商用電源からヒータ120に電力を供給する電力供給回路が設けられている。図中1は商用電源(交流電源)であり、商用電源1からACフィルタ2、リレー41、43(スイッチ素子)を介してヒ−タ120の発熱抵抗体121、122に電力を供給することで、発熱抵抗体121、122を発熱させることができる。なお、ここではわかりやすく説明を行うために、リレー41を第1スイッチ素子、リレー43を第2スイッチ素子として説明を行うが、第1、第2スイッチ素子の組み合わせはこれに限られず、この逆であってもよい。また、リレーは複数設けられていてもよい。
ヒータ120への電力供給を制御している。
図4を参照して、本実施形態における安全回路45の概略構成、及びその動作について説明する。通常動作において、ユーザによりプリント要求コマンドがエンジンコントローラ126に入力されると(像加熱プロセスが開始)、ヒータ120へ電力を供給すべく、リレー41、43をオンする。リレー41、43をオンする際は、エンジンコントローラ126は、リレードライブ信号/RLDを安全回路45へ出力する。エンジンコントローラ126よりリレードライブ信号/RLDが入力されると、安全回路45はトランジスタ103をオフする。トランジスタ103がオフされると、トランジスタ107、110、122のベースに抵抗102を介し電流が供給されるため、トランジスタ107、110、122がオンする。
06、115とによる時定数により、オフするまで時定数分の時間がかかる。よって、トランジスタ110、122と、トランジスタ107、116がオフするタイミングに時間差を発生させることができる。リレー43は、トランジスタ107、110が両方オフ状態とならないとオフしないように構成されているので、これによりリレー41、43をそれぞれオフするタイミングに時間差が発生する。さらにこの時間差は、コンデンサ105の静電容量と、抵抗106の抵抗値の設定によって、商用電源(交流電圧)の半周期以上の長さに設定されていること特徴である。なお、コンデンサ105、抵抗106、又はコンデンサ114、抵抗115の組み合わせが、本実施形態における「遅延手段」に相当すし、少なくとも一方のリレーに対して、この「遅延手段」が設けられていればよい。
図5を参照して、オフシーケンス、オンシーケンスの概要について説明する。まず、エンジンコントローラ126へプリント要求コマンドが入力されると、エンジンコントローラ126はリレー駆動信号を出力する。即ち、リレー駆動信号が安全回路45に入力されることで、リレー41、43が同時にオンする。
本実施形態によれば、安全回路に簡易な構成の遅延手段を設けることにより、リレー41、43を時間差を経てオン、オフすることができるので、全てのリレーにアーク放電が生じ、破損すること防ぐことができる。また、時間差は交流電圧の半周期以上の長さに設定されているので、交流波形のゼロクロスタイミングで後続のリレーをオン、オフすることで、後続のリレーでアーク放電が生じることを防ぐことができる。
図6、図7を参照して、本発明を適用可能な第2実施形態に係る像加熱装置について説明する。なお、第1実施形態と同一の構成については説明を省略し、ここでは第1実施形態と異なる構成のみ説明を行う。
図6を参照して、本実施形態における安全回路の概略構成について説明を行う。通常動作において、ユーザによりプリント要求コマンドがエンジンコントローラ126に入力されると(像加熱プロセスが開始)、ヒータ120へ電力を供給すべく、リレー41、43をオンする。
圧値以上となる。すると、比較器225が再度Highレベルを出力し、トランジスタ229がオンされる。リレー41は、トランジスタ212と229がオンされたことによりオンする。このように「オンシーケンス」においても、時間差を経てリレー43、41をこの順にオンすることができる。
図7を参照して、オフシーケンス、オンシーケンスの概要について説明する。まず、エンジンコントローラ126へユーザによりプリント要求コマンドが入力されると、エンジンコントローラ126はリレー駆動信号を出力する。即ち、リレー駆動信号が安全回路45に入力されることで、リレー41、43が同時にオンする。
本実施形態によれば、複数のリレーに対してそれぞれのリレーに対応する比較器を設け、さらに比較器に設定される基準電圧値(ヒータの基準温度に対応)を比較器毎に異ならせているので、時間差を経てリレーをオン、オフすることができる。よって、全てのリレーにアーク放電が生じることを簡易な構成で防ぐことができる。また、時間差は交流電圧の半周期以上の長さに設定されているので、交流波形のゼロクロスタイミングで後続のリレーをオン、オフすることで、後続のリレーでアーク放電が生じることを確実に防ぐことができる。
を抑えることが可能な像加熱装置を提供することが可能になる。
第1実施形態ではコンデンサと抵抗とによって遅延手段を構成しているが、遅延手段の構成はこれに限られるものではない。すなわち、複数設けられているリレーのうちの少なくとも1つに対して、オン・オフの信号を遅延させて伝達可能な手段であれば、他の形態であってもよい。
Claims (7)
- ヒータと、
温度検出素子と、
商用電源から前記ヒータへの電力供給回路に設けられているトライアックと、
前記温度検出素子の検出温度に応じて前記トライアックを制御する制御部と、
を有し、ヒータの熱で記録材上の画像を加熱する像加熱装置において、
前記商用電源の一方の端子と前記ヒータの間の電力供給回路に設けられている第1のリレーと、
前記商用電源の他方の端子と前記ヒータの間の電力供給回路に設けられている第2のリレーと、
前記温度検出素子の検出温度が基準温度より高くなると前記電力供給回路を開放するように前記第1及び前記第2のリレーを駆動する安全回路と、
を有し、
前記安全回路は、前記電力供給回路を開放する際の前記第1のリレーと前記第2のリレーの駆動に時間差をつける遅延手段を有することを特徴とする像加熱装置。 - 前記安全回路は、前記温度検出素子の検出温度が前記基準温度より低くなると前記電力供給回路を繋ぐように前記第1及び前記第2のリレーを駆動し、
前記電力供給回路を繋ぐ際も前記遅延手段により前記第1のリレーと前記第2のリレーの駆動に時間差がつくことを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。 - 前記電力供給回路を開放する際に最初に駆動するリレーと、前記電力供給回路を繋ぐ際に最後に駆動するリレーが同じであることを特徴とする請求項2に記載の像加熱装置。
- 前記第1及び第2のリレーは、前記制御部からの信号によっても駆動可能であり、前記制御部からの信号によって前記電力供給回路を繋ぐ場合、前記第1及び第2のリレーは同時に駆動することを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の像加熱装置。
- 前記遅延手段は、前記安全回路内の前記第1のリレーを駆動する回路及び前記第2のリレーを駆動する回路に夫々設けられたコンデンサ及び抵抗であり、前記コンデンサ及び抵
抗の時定数により前記時間差が発生することを特徴とする請求項1〜4いずれか一項に記載の像加熱装置。 - 前記遅延手段は、前記安全回路内の前記第1のリレーを駆動する回路及び前記第2のリレーを駆動する回路に夫々設けられた前記検出温度と前記基準温度を比較する比較器であり、二つの前記比較器に設定された前記基準温度の差により前記時間差が発生することを特徴とする請求項1〜4いずれか一項に記載の像加熱装置。
- 前記装置は更に、前記ヒータにより加熱され前記記録材と接触しつつ回転する可撓性を有するスリーブを有することを特徴とする請求項1〜6いずれか一項に記載の像加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010194214A JP5574893B2 (ja) | 2010-08-31 | 2010-08-31 | 像加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010194214A JP5574893B2 (ja) | 2010-08-31 | 2010-08-31 | 像加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012053171A JP2012053171A (ja) | 2012-03-15 |
JP5574893B2 true JP5574893B2 (ja) | 2014-08-20 |
Family
ID=45906571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010194214A Expired - Fee Related JP5574893B2 (ja) | 2010-08-31 | 2010-08-31 | 像加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5574893B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6682861B2 (ja) * | 2016-01-08 | 2020-04-15 | 株式会社リコー | 定着装置及びそれを用いた画像形成装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05307340A (ja) * | 1992-04-30 | 1993-11-19 | Ricoh Co Ltd | 熱定着制御装置 |
JP3290805B2 (ja) * | 1994-05-25 | 2002-06-10 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP3969193B2 (ja) * | 2002-05-31 | 2007-09-05 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2010061080A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
2010
- 2010-08-31 JP JP2010194214A patent/JP5574893B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012053171A (ja) | 2012-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4920985B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20090003868A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP5110904B2 (ja) | 電力制御装置および画像形成装置 | |
JP5479025B2 (ja) | 像加熱装置及び画像形成装置 | |
JP3919670B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5004334B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9122224B2 (en) | Image forming apparatus and power supply device | |
JP5350087B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4454972B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4614382B2 (ja) | 電力供給装置及び加熱装置及び画像形成装置 | |
JP5110907B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001100558A (ja) | 加熱装置及び画像形成装置 | |
JP4847173B2 (ja) | 信号処理装置、電流検出装置、電力制御装置、およびこれらを具備する画像形成装置 | |
JP2009181059A (ja) | 加熱制御方法と加熱装置、及び該加熱装置を具備する画像形成装置 | |
JP2001249560A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5574893B2 (ja) | 像加熱装置 | |
JP2007212868A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5473416B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007047471A (ja) | 画像形成装置 | |
US9535379B2 (en) | Image forming apparatus with warmup power control and connectable option device | |
JP2006113117A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009186933A (ja) | 加熱制御方法と加熱装置、及び該加熱装置を具備する画像形成装置 | |
JP2013050634A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011164387A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008116559A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130902 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140421 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140603 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140701 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5574893 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |