JP6671771B2 - 配電機器の銅バー配線構造 - Google Patents

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Description

本発明は、配電機器の銅バー配線構造に関するものである。
太陽光発電システム等における直流回路では、高電圧に対応するために3極または4極のブレーカを設けるものとし、さらに2極のうち一方の電源側端子と他方の負荷側端子とをケーブルにより直列に接続することで(所謂たすき掛け配線)、ブレーカの開閉操作時における1極あたりの負荷を低減させるものとしている(特許文献1、特に図7)。
ここで、高電圧に対応するためには前記ケーブルの径を大きくする必要があり、これによりたすき掛け配線時のケーブル曲げ作業が煩雑であったり、またケーブルが径大なることでブレーカの設置スペースが大きくなってしまう問題があった。
そこで、従来はケーブルの代わりに3部材を組み合わせて構成された略コ字状の銅バーを用いていた。ところが、3部材の銅バーは機器取付板等の周囲の部材との絶縁距離を確保するために直角に組み合わせる必要があることから、従来の技術では、部材同士をボルトとナットとにより接続する際に、直角に接続するための専用の治具が必要となり作業性が悪いという問題があった。
特開2012−138173号公報
本発明の目的は前記した従来の問題点を解決し、接続時における作業性が高い配電機器の銅バー配線構造を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、少なくとも3極により構成される配電機器の2極のうち一方の電源側端子と他方の負荷側端子とを接続する配電機器の銅バー配線構造であって、この銅バーは、折り曲げ形成された一体構造を有し、かつ前記配電機器の側方に沿って配置されることを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の配電機器の銅バー配線構造において、前記銅バーは、その幅広面が前記配電機器の外周面と平行に配置されることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の配電機器の銅バー配線構造において、前記配電機器は、ブレーカと、このブレーカが載置される基台とからなり、前記銅バーは、前記基台の側方に沿って配置されることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の配電機器の銅バー配線構造において、前記銅バーは、金属板を平行面内で折り曲げて形成されたことを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、少なくとも3極により構成される配電機器の2極のうち一方の電源側端子と他方の負荷側端子とを接続する配電機器の銅バー配線構造であって、この銅バーは、折り曲げ形成された一体構造を有するとともに、少なくともその一端が前記配電機器よりも外側に位置し、かつ前記配電機器が設置された基台の内側を通って配置されることを特徴とするものである。
本発明に係る配電機器の銅バー配線構造は、配電機器の2極のうち一方の電源側端子と他方の負荷側端子とを接続する銅バーを、折り曲げ形成された一体構造を有し、かつ配電機器の側方に沿って配置されるものとした。このように銅バーを一体構造とすれば、接続時に従来のような治具を用いる必要がなくなるため作業性が高く、また銅バーを配電機器の側方に沿って配置することで配電機器の前方、即ち手前側から銅バーの設置ができることとなり、銅バー取付時において作業性が高い。さらに、ボルトやナットが存在しない分、従来技術と比較して銅バーを配電機器に近付けることが可能となり、配電機器の設置スペースを小型化することができるものとなる。
請求項2に係る発明のように、銅バーは、その幅広面が配電機器の外周面と平行に配置されるものとすれば、銅バーを省スペースに設置することができる。
請求項5に係る発明のように、銅バーを、折り曲げ形成された一体構造とするとともに、少なくともその一端が配電機器よりも外側に位置し、かつ前記配電機器が設置された基台の内側を通って配置されるものしても良く、このような構成によっても接続時に従来のような治具を用いる必要がなくなる。また、銅バーの両端が配電機器の両端子に接続されるように形成されている場合は、銅バーを配電機器が設置された基台の内側に潜らせる際の作業性が悪い。そこで、銅バーの少なくとも一端を配電機器よりも外側位置に形成することで、銅バーが配電機器の後方を潜るように配置される場合でも配電機器の手前側から銅バーの設置が容易にできるものとなり、請求項1と同様、銅バー取付時における作業性が高いものとなる。
本発明の銅バー配線構造を示す斜視図である。 図1を別角度からみた斜視図である。 接続箱を示す全体図である。 銅バーの拡大斜視図である。 絶縁板を配設した斜視図である。 図5を別角度からみた斜視図である。 端子カバーを設けた斜視図である。 実施形態2を示す斜視図である。 実施形態2を下方からみた図である。 図8を別角度からみた斜視図である。 銅バーの拡大斜視図である。 端子カバーを設けた斜視図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。なお、本明細書において上下、左右、前後とは図1に示す方向を指すものとする。
(実施形態1)
図1及び図2は、基台2と基台2に載置される出力用ブレーカ1とにより構成される配電機器を示しており、この出力用ブレーカ1は、基台2に形成された固定孔3により、図3のように太陽光発電システムにおける接続箱4内に設けられた機器取付板5上に取付けられる。なお、6は太陽電池から入力される入力用開閉器である。本実施形態では、基台2を配置することで、高電圧が入力される出力用ブレーカ1の電源側端子7、負荷側端子8及び後述する銅バー9と、機器取付板5との間の絶縁距離を充分に確保するものとしている。なお、配電機器として開閉器を用いることも可能である。
図1及び図2のように、本実施形態に示す出力用ブレーカは4極により構成されており、高電圧に対応するために、右側2極のうち一方の電源側端子7aと他方の負荷側端子8aとを銅バー9により接続して(所謂たすき掛け配線)、1極あたりの負荷を低減させるものとしている。なお、同様に左側2極のうち一方の電源側端子7bと他方の負荷側端子8bとを銅バー9により接続している。
ここで、銅バー9は図1、図2、及び図4に示すように、電源側端子7及び負荷側端子8から各々水平に延びる端子片10と、端子片10の端部から各々略垂直後方に延びる奥行片11と、奥行片11の端部から各々左右外側方向に略90°折れ曲がる左右片12と、さらに各々の左右片12同士を上下方向に亘ってつなぐ側方片13とにより構成される。なお、この銅バー9は、金属板を平行面内で折り曲げて形成された一体構造である。具体的には、同一面上に形成した金属板を端子片10−奥行片11間と、左右片12−側方片13間とで折り曲げることにより形成されている。このように、側方片13は配電機器の側方に沿って配置されており、より詳しくは、側方片13は基台2の側方に沿って配置されるものとしている。
以上のように、2極のうち一方の電源側端子7a/7bと他方の負荷側端子8a/8bとを接続する銅バー9を、折り曲げ形成された一体構造を有するものとすることで、接続時に従来のような治具を用いる必要がなくなるため作業性が高いものとなる。また、銅バー9を出力用ブレーカ1の側方に沿って配置することで、出力用ブレーカ1の前方、即ち手前側から銅バー9の設置ができるため、銅バー9取付時において作業性が高いものとなる。さらに、ボルトやナットが存在しない分、従来技術と比較して銅バー9を出力用ブレーカ1や基台2に近付けることが可能となり、配電機器の設置スペースを小型化することができることとなる。
また、銅バー9は、薄板形状であり、その幅広面が出力用ブレーカ1の外周面と平行に配置されるものとして、銅バー9を省スペースに設置することができるものとしている。
なお、本実施形態は4極から構成される出力用ブレーカ1を用いて説明したが、その他にも3極から構成される出力用ブレーカ1であっても良く、この場合も同様に、2極のうち一方の電源側端子7と他方の負荷側端子8とを銅バー9により接続して、1極あたりの負荷を低減させるものとすれば良い。
また、図5及び図6のように、出力用ブレーカ1と基台2との間に絶縁板14を設けて、基台2の側方に配置された銅バー9を保護するものとしている。さらに、図7のように電源側端子7及び負荷側端子8にはそれぞれ端子カバー15を被せて、作業者が端子に触れることを防止するものとしている。
(実施形態2)
図8乃至図10に示す第2の実施形態は、銅バー9を出力用ブレーカ1の後方を潜るように配置、より詳しくは銅バー9が基台2の内側を通って上下に亘って接続されるものである。さらに、銅バー9自体は折り曲げ形成された一体構造であるが、少なくとも一端が出力用ブレーカ1よりも外側に位置するよう形成されるものとしている。この実施形態では、下側、即ち負荷側端子8側の端部を出力用ブレーカ1よりも外側に位置するよう形成しているが、反対に、電源側端子7側を出力用ブレーカ1よりも外側に位置するよう形成しても良く、または双方が出力用ブレーカ1よりも外側位置に形成されていても差し支えない。そして、負荷側端子8側の端部は、図11に示す接続片16を介して負荷側端子8に接続されるものとしている。なお、その接続にはボルトとナットとが用いられる。また、図11のように、銅バー9は電源側端子7及び接続片16の端部から各々水平に延びる端子片10と、端子片10の端部から各々略垂直後方に延びる奥行片11と、各々の奥行片11同士を上下方向に亘ってつなぐ後方片17とにより構成される。さらに、図12のように端子カバー15を被せて端子に触れることを防止できるものとしている。
以上のような構成によっても、銅バー9が一体に形成されているため接続時に従来のような治具を用いる必要がない。また、銅バー9の両端が電源側端子7及び負荷側端子8の双方に接続されるように形成されている場合は、銅バー9を基台2の内側に潜らせる際の作業性が悪く、基台2に切欠きを形成する等の加工が必要となってしまう。そこで、この実施形態のように銅バー9の少なくとも一端を出力用ブレーカ1よりも外側位置に形成することで、銅バー9が出力用ブレーカ1の後方を潜るように配置される場合であっても、出力用ブレーカ1の手前側から銅バー9の設置が容易にできるものとなり、実施形態1と同様に、銅バー9取付時における作業性が高いものとなる。
1 出力用ブレーカ
2 基台
3 固定孔
4 接続箱
5 機器取付板
6 入力用開閉器
7 電源側端子
8 負荷側端子
9 銅バー
10 端子片
11 奥行片
12 左右片
13 側方片
14 絶縁板
15 端子カバー
16 接続片
17 後方片

Claims (5)

  1. 少なくとも3極により構成される配電機器の2極のうち一方の電源側端子と他方の負荷側端子とを接続する配電機器の銅バー配線構造であって、
    この銅バーは、
    折り曲げ形成された一体構造を有し、
    かつ前記配電機器の側方に沿って配置されることを特徴とする配電機器の銅バー配線構造。
  2. 前記銅バーは、その幅広面が前記配電機器の外周面と平行に配置されることを特徴とする請求項1記載の配電機器の銅バー配線構造。
  3. 前記配電機器は、
    ブレーカと、
    このブレーカが載置される基台とからなり、
    前記銅バーは、前記基台の側方に沿って配置されることを特徴とする請求項1または2記載の配電機器の銅バー配線構造。
  4. 前記銅バーは、金属板を平行面内で折り曲げて形成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の配電機器の銅バー配線構造。
  5. 少なくとも3極により構成される配電機器の2極のうち一方の電源側端子と他方の負荷側端子とを接続する配電機器の銅バー配線構造であって、
    この銅バーは、
    折り曲げ形成された一体構造を有するとともに、少なくともその一端が前記配電機器よりも外側に位置し、
    かつ前記配電機器が設置された基台の内側を通って配置されることを特徴とする配電機器の銅バー配線構造。
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