JP6671040B2 - 体毛処理機用の外刃、および、体毛処理機 - Google Patents

体毛処理機用の外刃、および、体毛処理機 Download PDF

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Description

本発明は、電気かみそりなどの体毛処理機用の外刃、および、当該外刃を備えた体毛処理機に関する。
体毛処理機は、本体部に電池などの電源部やモータなどの駆動部を内蔵し、端部に内刃および外刃からなる刃ブロックが取り付けられた構造であり、本体を把持して外刃を肌面に押し当てながら滑らせて、外刃の刃孔に取り入れた髭を内刃で切断するものである(例えば、特許文献1参照)。
特許第4140558号公報
この種の体毛処理機においては、外刃を肌面に押し当てながら滑らせることにより、両者の間に摩擦が生じるため、いかに円滑に髭剃りができるかが課題となる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、円滑に体毛を剃ることを可能とする体毛処理機用の外刃、および、体毛処理機の提供を目的とする。
本発明の1つである外刃は、本体の端部に取り付けられる体毛処理機用の外刃であって、所定の間隔で並んで配置される矩形棒状の桟部と、前記桟部の肌面に当たる側の第一面部から内刃側の第二面部に向かって四方が囲まれた状態で陥凹し、肌面に所定の効果を及ぼす物質である薬剤を保持可能な薬剤保持部とを備えている。
また、本発明の他の1つである体毛処理機は、所定の間隔で並んで配置される矩形棒状の桟部と、前記桟部の肌面に当たる側の第一面部から内刃側の第二面部に向かって四方が囲まれた状態で陥凹し、肌面に所定の効果を及ぼす物質である薬剤を保持可能な薬剤保持部とを備えている外刃と、前記外刃の内側に配置され、前記外刃と相対的に移動する内刃と、前記外刃と前記内刃とを保持する本体とを備える。
本発明によれば、外刃の肌面と接触する部分に薬剤保持部を設けたので、水やシェービングクリームなどの薬剤を保持し使用中に肌面と外刃との間に漏出させることができ、外刃と肌面との滑りを良好にして円滑な髭剃りなどが可能となる。
図1は、実施の形態1における体毛処理機を示す正面図である。 図2は、実施の形態1における固定刃の配置を示す斜視図である。 図3は、実施の形態1における外刃の一部を示す斜視図である。 図4は、実施の形態1における外刃および内刃の断面を肌とともに示す断面図である。 図5は、薬剤保持部を形成する工程を示す図である。 図6は、実施の形態2における外刃を示す斜視図である。 図7は、実施の形態2における薬剤保持部を含む桟部の断面図である。 図8は、薬剤保持部の別例を示す断面斜視図である。 図9は、薬剤保持部の別例を示す平面図である。
(体毛処理機用の外刃、および、体毛処理機が取り得る形態の一例)
本発明の1つである体毛処理機用の外刃は、本体の端部に取り付けられる体毛処理機用の外刃であって、所定の間隔で並んで配置される矩形棒状の桟部と、前記桟部の肌面に当たる側の第一面部から内刃側の第二面部に向かって四方が囲まれた状態で陥凹し、肌面に所定の効果を及ぼす物質である薬剤を保持可能な薬剤保持部とを備える。
これにより、外刃の肌面側の表面の薬剤保持部にフォームやジェルなどの薬剤が保持でき、薬剤保持部に保持された薬剤により外刃と肌面との間の摩擦を低減することができる。さらに陥凹状の薬剤保持部により、外刃の表面と肌との接触面積も減少する。以上から、体毛を処理する際の摩擦が減り、肌への負担を低減させることができる。
また、前記薬剤保持部は、桟部の長手方向に沿って延在する形状でもよい。
これによれば、四方を囲まれた薬剤保持部を、桟部に沿った溝形状とすることにより、薬剤の保持量を増加させることが可能となる。従って、より肌への負担を低減させることができる。
また、前記薬剤保持部の前記第一面部に平行な断面積は、前記第一面部側より前記第二面部側が小さくてもよい。
これによれば、薬剤保持部は肌面側が広く開口し、第二面部側の深い部分は狭い空間となっているため、外刃の表面と肌面との接触面積を抑制し、薬剤の保持量を確保しつつ、桟部の構造的強度を維持することができる。
また、前記薬剤保持部に充填された薬剤をさらに備えてもよい。
これによれば、薬剤保持部に水で溶け出すような固形の薬剤などを保持させることにより、肌に薬剤などを塗布することなく肌面との摩擦を抑制して肌への負担を低減することが可能となる。
また、前記桟部の前記第一面部は、幅方向において、中間部から端部のそれぞれに向かうに従い徐々に前記第二面部側に近づくように傾斜し、前記薬剤保持部は、前記中間部に配置されてもよい。
これによれば、第一面部が肌面側に凸となるため、肌面との接触状態が滑らかとなり肌への負担を軽減することができる。また、凸の頂点部分に薬剤保持部が配置されるため、薬剤保持部に保持された薬剤により外刃と肌面との間の摩擦を低減することが可能となる。
また、前記桟部は2以上の屈曲部を備えるクランク形状を呈し、前記薬剤保持部は、隣り合う屈曲部の間に配置されてもかまわない。
これによれば、外刃を動かす方向に交差するように薬剤保持部が配置されるため、薬剤による摩擦低減効果を効果的に発揮することができる。
また、本発明の1つである体毛処理機は、上記の外刃と、前記外刃の内側に配置され、前記外刃と相対的に移動する内刃と、前記外刃と前記内刃とを保持する本体とを備える。これによれば、肌に優しく高い起毛効果で効果的に体毛を剃ることができる。
また、前記外刃よりも厚さの薄い第二外刃をさらに備えてもよい。
これによれば、薬剤保持部に保持される薬剤による摩擦低減効果により、肌に対して滑らかに外刃と第二外刃とを移動させることができ、外刃で長い体毛を切断した後、第二外刃で体毛をさらに短く切断し、深剃りを実現することができる。
また、前記外刃は、複数の前記第二外刃の間に挟まれた位置に配置されてもよい。
これによれば肌に対し外刃を往復動させることでどちらの方向に移動させた場合でも同様の深剃り効果を得ることができる。
[実施の形態]
次に、本発明に係る体毛処理機用の外刃、および、体毛処理機の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明に係る体毛処理機用の外刃、および、体毛処理機の一例を示したものに過ぎない。従って本発明は、以下の実施の形態を参考に請求の範囲の文言によって範囲が画定されるものであり、以下の実施の形態のみに限定されるものではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
また、図面は、本発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
(実施の形態1)
[体毛処理機]
図1は、実施の形態1における体毛処理機を示す正面図である。
図2は、固定刃の配置を示す斜視図である。
これらの図に示すように、本実施の形態にかかる体毛処理機200は、いわゆる電気かみそりであって、本体202を人間の片手で把持し、外刃100および第二外刃201(以下これらを総称して「固定刃」と記載する場合がある)を顔などの肌面に押し付けながら滑らせることで体毛である髭を切断(剃る)する装置である。体毛処理機200は、固定刃のそれぞれの内側の面に沿って摺動する内刃210(図4参照)を備えている。
本体202は、内刃210を駆動する駆動装置、駆動装置に電源を供給する電源装置、これらを制御する制御装置を収容する。本実施の形態の場合、本体202は、電源スイッチ205、体毛処理機200の状態を表示する表示部206などが設けられ、使用者が手に持つ部分である把持部203と、着脱自在に固定刃が取り付けられるヘッド部204とを備えており、ヘッド部204は把持部に203に対して自在に角度を変える(首を振る)ことができるものとなっている。ヘッド部204の内方に収容される駆動機構は、可動刃である内刃210と連結され、固定刃に対して往復動することができる。このように、体毛処理機200は、固定刃の内面に摺接させた内刃210を、固定刃に対して相対的に変位させることによって、固定刃に設けられた刃孔110内に挿入された体毛を切断するように構成されている。
[内刃]
内刃210は、固定刃のそれぞれに対して少なくとも1つ備えられており、固定刃の内面に対して摺動することにより、固定刃に設けられた刃孔110に入り込んだ体毛を切断する部材である。内刃210の形状や動作態様は、固定刃との関係で定められるものであり特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、内刃210の形状は、固定刃のそれぞれの内面形状に合致したブレードを複数枚、固定刃の延在方向(図中X軸方向)に並べて配置された形状であり、内刃210の動作は、固定刃の延在方向に剃って固定刃のそれぞれに対して相対的に往復動するものである。
なお、内刃210は、外刃100などの面に垂直な軸周りで回転する放射状に複数枚のブレードが配置された回転式の内刃210や、外刃100などの面に平行な軸周りで回転する螺旋状のブレードを有するロータリー式の内刃210などであってもかまわない。
[第二外刃]
第二外刃201は、外刃100よりも肉厚の薄い部材であり、外刃100よりも体毛を短く切断するための部材である。本実施の形態の場合、第二外刃201は、多数の刃孔110が設けられた薄板を湾曲させたいわゆるネット刃であり、短い髭などの体毛を根元から剃る深剃りの機能を担っている。また、第二外刃201は、後述の外刃100が備える陥凹状の薬剤保持部102を備えておらず、外刃100を挟むようにして外刃100の延在方向に平行に複数個(本実施の形態では4個)配置されている。
具体的には、内刃210の往復動する方向(図中X軸方向)と垂直な方向において中央位置に外刃100が配置され、この外刃100の両側位置にそれぞれ第二外刃201が配置されている。
[外刃]
図3は、外刃の一部を示す斜視図である。
同図に示すように、外刃100は、体毛処理機200の本体202の端部に取り付けられる部材であって、桟部101と薬剤保持部102を備えている。本実施の形態の場合、外刃100は、第二外刃201で剃りにくい長く伸びた体毛を剃る部材でありスリット状の刃孔110と桟部101とが交互に平行に並んだいわゆるスリット刃である。
また、外刃100を構成する材料は特に限定されるものではないが、マルテンサイト系ステンレス鋼などを例示することができる。外刃100の厚さも限定されるものではないが、第二外刃201よりも肉厚に設定される。具体的に例えば、マルテンサイト系ステンレス鋼の場合では、外刃100の厚みは0.1mm以上必要であり、好ましくは0.2mm以上である。また、体毛を剃るという観点から外刃100の厚みは0.7mm以下が好ましい。
図4は、外刃および内刃の断面を肌とともに示す断面図である。
桟部101は、所定の間隔で並んで配置される矩形棒状の部分であり、相対的に摺動する内刃210と共に刃孔110に挿入される体毛を切断する部分である。本実施の形態の場合、桟部101は、2つの屈曲部103を備えたクランク状に屈曲しており、肌面410に触れる側の面である第一面部111は、幅方向(図中X軸方向)において、中間部から外方に向かうに従い徐々に内刃210側の第二面部112に近づくように傾斜している。また、第一面部111の端縁であるエッジ113は、第二面部112よりも外方に突出し、第一面部111の中間部分よりも第二面部112側に位置している。
桟部101のこのような形状により、エッジ113が肌面410に食い込むことを回避しつつ、肌面410に沿って生える体毛409を起毛して刃孔110に導入することが可能となる。また、桟部101がクランク状になっているため、いろいろな方向に生えている体毛でも効果的に起毛することが可能となる。
また、複数の桟部101は、桟部101が配置される面に対して起立し、桟部101の並び方向に延在する短冊状の枠部104に一体に接続されている。
[薬剤保持部]
薬剤保持部102は、桟部101の肌面に当たる側の第一面部111から内刃210側の第二面部112に向かって四方が囲まれた状態で陥凹し、肌面に所定の効果を及ぼす物質である薬剤を保持する有底の空間であり桟部101により形成される部分である。
ここで、四方が囲まれた状態とは、薬剤保持部102の開口を囲む桟部101の部分に隙間がないこと、つまり、所定の姿勢の薬剤保持部102に水などの流動性の高い液体を貯留した場合に、液体が流出する箇所がなく液体を保持し続けることができることを意味している。また、薬剤保持部102が保持する薬剤は、特に限定されるものではなく水も含むものである。具体的に例えば薬剤としては、外刃100と肌面410との摩擦を軽減するいわゆるシェービングジェルやシェービングフォームのようなもの、肌に潤いを与えたり肌の荒れを防止したりする薬効成分を含んだものを挙示することができる。
薬剤保持部102の数は特に限定されるものではなく、1つの桟部101に1つの薬剤保持部102が設けられていてもよく、複数の薬剤保持部102が設けられてもよい。また、全ての桟部101に薬剤保持部102が存在しても良く、薬剤保持部102が設けられていない桟部101が存在してもかまわない。
薬剤保持部102の形状も特に限定されるものではなく、円形や矩形など任意の形状を採用することができる。
本実施の形態の場合、薬剤保持部102は、全ての桟部101にそれぞれ1箇所設けられており、より多くの薬剤を保持することができるものとなっている。また、薬剤保持部102は、桟部101の長手方向に沿って2つの隣り合う屈曲部103に跨がるように延在しており、第一面部111の中間部の突出部分に配置されている。これにより、1つの薬剤保持部102に多くの薬剤を保持させることができる。また、肌面410に押し付けられる部分に開口しているため、保持した薬剤を効果的に利用することが可能となる。また、第一面部111に垂直な方向で見た薬剤保持部102の形状(図中XY平面における形状)は、桟部101に沿ったクランク状の形状となっており、肌面410に対して複数の異なる方向に外刃100を滑らせた場合でも保持した薬剤を有効に利用することが可能となる。また、薬剤保持部102の深さ方向(図中Z軸方向)に垂直な面(図中XY平面)における面積は、第一面部111側より第二面部112側が小さくなっている。具体的には、図4に示すように、桟部101の幅方向(図中Z軸方向)における薬剤保持部102の幅は、第一面部111側(開口側)から第二面部112側(底側)に行くに従い徐々に短くなっている。これによれば、薬剤を保持する体積を十分に確保しつつ桟部101の構造的強度を確保することが可能となる。
[製法例]
桟部101に薬剤保持部102を形成する方法は、特に限定されるものではない。例えば、図5に示すように、尖った先端部310を有する工具301を用い、基台302に載置された桟部101に対しパンチ加工により矩形棒状の桟部101を塑性変形させて形成してもかまわない。また、切削加工、レザー加工、放電加工、エッチングなどにより桟部101の一部を切除することにより形成してもかまわない。さらに、電鋳加工など桟部101の形成と共に形成してもかまわない。
(実施の形態2)
続いて、外刃100の他の実施の形態について説明する。なお、前記実施の形態1と同様の作用や機能、同様の形状や機構や構造を有するもの(部分)には同じ符号を付して説明を省略する場合がある。また、以下では実施の形態1と異なる点を中心に説明し、同じ内容については説明を省略する場合がある。
図6は、実施の形態2における外刃を示す斜視図である。
図7は、実施の形態2における薬剤保持部を含む桟部の断面図である。
これらの図に示すように、外刃100は、桟部101に設けられた薬剤保持部102に充填された薬剤を備えている。本実施の形態の場合、薬剤保持部102は、保持する薬剤109の量を多くするため第一面部111から第二面部112に至るまで薬剤保持部102の幅はほぼ一定となっている。
薬剤109は特に限定されるものではないが、体毛処理機200を使用していない状態(例えば、温度:20℃、相対湿度:65%、気圧:1013hPaの環境で体毛処理機200を放置している状態)において固体であるが、水などを薬剤109に付着させることにより薬剤保持部102から溶け出すような物質が好ましい。これにより、外刃の使用前後においては、薬剤は薬剤保持部102の中で固定状態であり、体毛処理機200を運んだ場合などにおいても薬剤保持部102から薬剤が落ちることはない。一方、体毛処理機200を使用する際に肌面410に水を塗布するだけで薬剤が溶出し、例えば肌に対する固定刃の滑りをよくするなど薬剤の効能を発揮することが可能となる。ここで、「固体」とは、水などを吸収していない状態において体毛処理機200を持ち運んでも薬剤保持部102から薬剤109か抜け落ちない状態を意味し、薬剤保持部102内で薬剤が完全に固化している場合ばかりではなく、ジェル状やゲル状などでも前記要件を満たしている場合は固体に含むものとしている。
[その他]
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本発明に含まれる。
例えば、図8に示すように、桟部101は、屈曲せずに真っ直ぐでもよい。また、薬剤保持部102は、1つの桟部101の第一面部111に分散状態で配置されるものでもよい。また、薬剤保持部102の断面形状が半円形でもかまわない。
また、薬剤保持部102のXY平面における形状は、桟部101に沿ったクランク形状や円形ばかりでなく、図9に示すように、矩形であってもかまわない。
また、薬剤保持部102は、隣り合う屈曲部の間にのみ配置されていてもかまわない。
また、薬剤保持部102の開口端縁は鋭利なものとして図示したが、薬剤保持部102に対しプレス加工やブラスト加工、表面研磨加工などを行い、薬剤保持部102の開口端縁に丸みを持たせてもかまわない。これにより、肌面410に対する桟部101の滑りが良好となり、外刃100を肌面410に押し付けた場合でもその刺激を抑えることが出来る。
また、桟部101は平行に並ぶばかりでなく、放射状に並んでもかまわない。また、体毛処理機200の体毛を剃る方式は限定されるものではなく、往復動式、回転式、ロータリー式などを例示することができ、外刃100もこれに対応した桟部の並びや形状を採用してもかまわない。
また、エッジ113は、図において鋭利な部分として記載しているが、ある程度丸みを帯びた端縁もエッジ113に含まれる。
本発明は、髭や毛髪など体毛を剃るための体毛処理機に用いられる外刃、および、当該外刃を備えた体毛処理機に利用可能である。
100 外刃
101 桟部
102 薬剤保持部
103 屈曲部
104 枠部
109 薬剤
110 刃孔
111 第一面部
112 第二面部
113 エッジ
200 体毛処理機
201 第二外刃
202 本体
203 把持部
204 ヘッド部
205 電源スイッチ
206 表示部
210 内刃
301 工具
302 基台
310 先端部
409 体毛
410 肌面

Claims (9)

  1. 本体の端部に取り付けられる体毛処理機用の外刃であって、
    所定の間隔で並んで配置され、相対的に摺動する内刃と共に刃孔に挿入される体毛を切断する矩形棒状の桟部と、
    前記桟部の肌面に当たる側の第一面部から前記内刃と摺動する第二面部に向かって四方が囲まれた状態で陥凹し、肌面に所定の効果を及ぼす物質である薬剤を保持可能な薬剤保持部と
    を備える体毛処理機用の外刃。
  2. 前記薬剤保持部は、前記桟部の長手方向において前記桟部の形状に沿って延在する
    請求項1記載の体毛処理機用の外刃。
  3. 前記薬剤保持部の深さ方向に垂直な面における面積は、前記第一面部側より前記第二面部側が小さい
    請求項1または2に記載の体毛処理機用の外刃。
  4. 前記薬剤保持部に充填された薬剤をさらに備える
    請求項1から3のいずれかに記載の体毛処理機用の外刃。
  5. 前記桟部の前記第一面部は、
    幅方向において、中間部から端部のそれぞれに向かうに従い徐々に前記第二面部側に近づくように傾斜し、
    前記薬剤保持部は、前記中間部に配置される
    請求項1から4のいずれかに記載の体毛処理機用の外刃。
  6. 前記桟部は2以上の屈曲部を備えるクランク形状を呈し、
    前記薬剤保持部は、隣り合う屈曲部の間に配置される
    請求項1から5のいずれかに記載の体毛処理機用の外刃。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の体毛処理機用の外刃と、
    前記外刃の内側に配置され、前記外刃と相対的に移動する内刃と、
    前記外刃と前記内刃とを保持する本体と
    を備える体毛処理機。
  8. 前記外刃よりも厚さの薄い第二外刃をさらに備る
    請求項7に記載の体毛処理機。
  9. 前記外刃は、複数の前記第二外刃の間に挟まれた位置に配置される
    請求項7または8に記載の体毛処理機。
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