JP6667403B2 - 振動モータ - Google Patents

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Description

本発明は、振動モータに関する。
従来、スマートフォン等の各種機器には、振動モータが備えられる。近年、触覚を通じて情報を伝達する技術であるハプティック技術が向上している。これにより、振動モータは、従前からの無音通知のためのバイブレーション機能を有するだけでなく、触覚フィードバック等のために細かい振動を伝えることのできる機能が要求される。触覚フィードバック等には高応答性が求められる。
ここで、特許文献1には、次のような従来のリニアモータが開示される。このリニアモータは、固定子と可動子を有する。固定子は、ケーシング、コイル、ヨーク、およびリニアブッシュを有する。可動子は、シャフト、スラスト磁石、ラジアル磁石、および止め輪を有する。
ケーシングの内側には、シャフト、コイル、およびヨークが収容される。コイルは、ケーシングの内部において、シャフトの周囲を囲むように設けられる。ヨークは、ケーシングの内部において、コイルの外側に設けられる。ケースの両端には、シャフトを移動可能に保持するリニアブッシュが配置される。
シャフトには、周方向に沿って延びる2本の溝が形成される。止め輪は、各溝に嵌め込まれる。スラスト磁石とラジアル磁石はともに筒状形状を有する。複数のスラスト磁石と複数のラジアル磁石は、2つの止め輪の間に挟まれて配置されて、シャフトに取り付けられる。
スラスト磁石は、発生させる磁束の方向がシャフトの延びる方向と平行となる。ラジアル磁石は、発生させる磁束の方向がシャフトの径方向となる。スラスト磁石とラジアル磁石は、交互に並べられる。すなわち、スラスト磁石とラジアル磁石は、所謂ハルバッハ配列でシャフトに取り付けられる。
このような構成により、コイルに流す電流を制御することで、シャフトの延びる方向に可動子を移動させることが可能となる。
特許第5872108号公報
上述したリニアモータの構成を仮に振動モータに適用した場合、磁石のハルバッハ配列によりコイル側に磁束を集中させることができ、振動モータの応答性を高めることは可能となる。
ここで、振動モータは、特に小型化が要求されており、内蔵する磁石も小型化が求められる。中心軸方向に着磁させる上記スラスト磁石は小型化しても、着磁することは容易である。しかしながら、内外周方向に着磁させる上記ラジアル磁石は小型化すると、着磁させるための着磁ヨークを製作することが困難であり、また、充分に着磁させることも困難となる。従って、従来技術では、振動モータを小型化することが阻まれていた。
上記状況に鑑み、本発明は、小型化且つ高応答性を実現することが可能となる振動モータを提供することを目的とする。
本発明の例示的な振動モータは、一方向に延びるシャフトと、
筐体およびコイルを有する静止部と、
前記シャフトの径方向外側に配置され、前記静止部に対して一方向に振動可能な振動体と、
前記静止部と前記振動体との間に配置される弾性部材と、
を備え、
前記コイルは、前記シャフト周りを囲んで配置され、
前記振動体は、
おもりと、
前記シャフト周りに環状であり、内外周方向に着磁された複数の第1磁石と、
前記シャフト周りに環状であり、前記シャフトと前記第1磁石との間に配置される複数の磁性体と、
一方向に着磁されて前記シャフト周りに環状であり、一方向に隣り合う前記磁性体によって挟まれて配置される1つ以上の第2磁石と、を含み、
一方向に隣り合う前記第1磁石は、内外周において互いに逆の磁極を有する、構成としている。
例示的な本発明の振動モータによれば、小型化且つ高応答性を実現することが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る振動モータの概略側面断面図である。 図2は、本発明の第2実施形態に係る振動モータの概略側面断面図である。 図3は、本発明の第3実施形態に係る振動モータの概略側面断面図である。 図4は、本発明の第4実施形態に係る振動モータの概略側面断面図である。 図5は、本発明の第5実施形態に係る振動モータの概略一部側面断面図である。 図6は、本発明の第6実施形態に係る振動モータの概略一部側面断面図である。
以下に本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る振動モータ1の概略側面断面図である。なお、図1において、振動モータ1に含まれるシャフト20の延びる一方向をX方向として示す。
図1に示す第1実施形態に係る振動モータ1は、静止部10と、弾性部材15A、15Bと、シャフト20と、振動体21と、を備える。本実施形態では、シャフト20と振動体21から可動部が構成される。
静止部10は、ケース11と、コイル12と、蓋部13A、13Bと、軸受部14A、14Bと、を有する。ケース11は、一方向に延びる筒状の形状をしている。なお、ケース11の一方向に視た断面は、円環状であっても矩形環状であってもよい。
蓋部13Aは、ケース11の一方の端部を塞ぐ位置に配置される。蓋部13Bは、ケース11の他方の端部を塞ぐ位置に配置される。軸受部14Aは、蓋部13Aの中央に形成される孔部に嵌合する。軸受部14Bは、蓋部13Bの中央に形成される孔部に嵌合する。ケース11は、筐体に相当する。すなわち、静止部10は、筐体およびコイル12を有する。
振動体21は、おもり22と、第1磁石23A〜23Cと、磁性体24A〜24Cと、第2磁石25A、25Bと、を有する。
シャフト20は、両端をそれぞれ軸受部14A、14Bに一方向に移動可能に保持される。シャフト20は、磁性体で構成してもよいし、樹脂等の非磁性体で構成してもよい。おもり22は、筒状の形状をしており、例えばタングステン合金により形成される。おもり22の内側にシャフト20が通されて固定される。おもり22は、例えば接着剤によりシャフト20に固定される。
第1磁石23A〜23Cは、一方向に配列される。第1磁石23A〜23Cはそれぞれ、シャフト20周りに環状であり、内外周方向に着磁される。磁性体24A〜24C(磁性体ブロック)はそれぞれ、シャフト20周りに環状であり、シャフト20と第1磁石23A〜23Cのそれぞれとの間に配置される。磁性体24A〜24Cは、強磁性体で構成される。第1磁石23A〜23Cと磁性体24A〜24Cとの固定は、例えば接着剤による接着により行われる。磁性体24A〜24Cとシャフト20との固定は、例えば接着剤による接着により行われる。第1磁石23Aおよび磁性体24Aは、おもり22の表面に接触し、おもり22に一方向において隣接して配置される。
第2磁石25A、25Bはそれぞれ、一方向に着磁され、シャフト20周りに環状である。第2磁石25Aは、一方向に隣り合う磁性体24A、24Bによって挟まれて配置される。第2磁石25Bは、一方向に隣り合う磁性体24B、24Cによって挟まれて配置される。
第2磁石25A、25Bはそれぞれ、シャフト20に嵌合して固定される。すなわち、第2磁石25A、25Bとシャフト20との間には、磁性体等の他の部材が存在しない。これにより、部品点数を削減できる。なお、第2磁石25A、25Bとシャフト20との固定は、例えば接着剤による接着により行われる。
上記のような振動体21の構成により、振動体21は、シャフト20の径方向外側に配置される。巻きバネである弾性部材15Aは、蓋部13Aとおもり22との間に配置される。巻きバネである弾性部材15Bは、蓋部13Bと磁性体24Cとの間に配置される。すなわち、弾性部材15A、15Bは、静止部10と振動体21との間に配置される。
ここで、一方向に隣り合う第1磁石23A、23Bは、内外周において互いに逆の磁極を有する。同様に、一方向に隣り合う第1磁石23B、23Cは、内外周において互いに逆の磁極を有する。また、一方向に隣り合う第2磁石25A、25Bは、一方向における磁束の向きが互いに逆となる。また、コイル12は、シャフト20周りに巻かれて構成され、ケース11の内壁面に固定される。すなわち、コイル12は、シャフト20周りを囲んで配置される。コイル12の径方向内側に、第1磁石23Bが配置される。第1磁石23A〜23Cの一方向長さは同一であり、第1磁石23Bとコイル12は一方向長さが同一である。
これにより、第1磁石23A〜23C、磁性体24A〜24C、および第2磁石25A、25Bによって所謂ハルバッハ配列構造が構成される。磁性体24A〜24Cが磁化することにより、第2磁石25A、25Bを介した一方向の磁路が形成され、コイル12側に磁束が集中する。コイル12に流す電流を制御することにより、第1磁石23A〜23Cによって生じる磁束とコイル12によって生じる磁束との相互作用によって、振動体21とシャフト20は可動部として静止部10に対して一方向に振動可能となる。
振動モータ1を小型化するに当たり、第1磁石23A〜23Cを小型化する場合でも、第1磁石23A〜23Cの内周側には磁性体24A〜24Cを配置させるので、第1磁石23A〜23Cの内径を大きくすることができる。従って、第1磁石23A〜23Cは、内外周方向に着磁させる磁石であるが、着磁ヨークを製作すること、および着磁を充分に行うことは可能となる。従って、振動モータ1を小型化することを実現できる。
さらに、上述したように第1磁石23A〜23C、磁性体24A〜24C、および第2磁石25A、25Bによってハルバッハ配列構造を構成することにより、コイル12側の磁力を高めることができ、振動モータ1の高応答性を実現することもできる。すなわち、本実施形態の振動モータ1によれば、小型化且つ高応答性を実現することが可能となる。
また、第2磁石25A、25Bの一方向長さL2は、第1磁石23A〜23Cの一方向長さL1以下である。一方向の磁路を確保することを目的とする第2磁石25A、25Bの一方向長さは、駆動に直接的に寄与する第1磁石23A〜23Cの一方向長さ以下であればよく、振動モータ1の一方向寸法を小さくすることができる。
また、振動モータ1を製造するに当たり、シャフト20と振動体21から可動部を組み立てる場合、例えば、まずシャフト20におもり22を固定した上で、第1磁石23Aと磁性体24Aの組、第2磁石25A、第1磁石23Bと磁性体24Bの組、第2磁石25B、第1磁石23Cと磁性体24Cの組の順にシャフト20に固定する。
ここで、第2磁石25A、25Bの外径は、第1磁石23A〜23Cの外径と等しい。すなわち、第2磁石25A、25Bは、第1磁石23A〜23Cと一方向において重なる。これにより、上記可動部の組み立て工程において、第1磁石23Bを第2磁石25Aに接触させることで第1磁石23Bの一方向における位置決めが可能となり、第1磁石23Cを第2磁石25Bに接触させることで第1磁石23Cの一方向における位置決めが可能となる。
なお、可動部の組み立て工程において、まず第1磁石23Cと磁性体24Cの組をシャフト20に固定する場合でも、上記と同様の第1磁石の位置決めによる効果が奏される。
また、上記位置決めの効果を奏するためには、第2磁石の外径を第1磁石の外径よりも短くし、且つ第2磁石が第1磁石と一方向において重なるようにすることも可能である。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図2は、本発明の第2実施形態に係る振動モータ101の概略側面断面図である。
図2に示す振動モータ101の構成における上記第1実施形態との相違点は、振動体211の構成である。振動体211では、第2磁石251A、251Bの外径は、磁性体24A〜24Cの外径と等しい。従って、第1実施形態で述べたような可動部の組み立て工程における位置決めの効果は奏されない。しかしながら、第1実施形態に比して第2磁石の使用量を少なくすることができ、コスト低減につなげることができる。
そして、本実施形態によっても、第1磁石23A〜23Cの内周側に磁性体24A〜24Cを配置することによる振動モータ101の小型化の効果を奏することができる。さらに、第1磁石23A〜23C、磁性体24A〜24C、および第2磁石251A、251Bによってハルバッハ配列構造が形成されるので、振動モータ101の高応答性の効果を奏することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図3は、本発明の第3実施形態に係る振動モータ102の概略側面断面図である。
図3に示す振動モータ102の構成における上記第2実施形態との相違点は、振動体212の構成である。振動体212は、第2実施形態における振動体211に対してさらに環状磁性体26A、26Bを有する。
環状磁性体26A、26B(磁性体ブロック)は、シャフト20周りに環状であり、強磁性体で構成される。環状磁性体26A、26Bはそれぞれ、第2磁石251A、251Bの外周側に配置される。また、環状磁性体26A、26Bの外径は、第1磁石23A〜23Cの外径と等しい。すなわち、環状磁性体26A、26Bは、第1磁石23A〜23Cと一方向において重なる。
第1実施形態で述べた効果と同様に、環状磁性体26A、26Bを設けることで、可動部を組み立てる場合に第1磁石24A〜24Cの一方向における位置決めを行うことが可能となる。
なお、環状磁性体が第1磁石と一方向において重なっていれば、環状磁性体の外径は第1磁石の外径よりも短くすることも可能である。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図4は、本発明の第4実施形態に係る振動モータ103の概略側面断面図である。
図4に示す振動モータ103の構成における上記第2実施形態との相違点は、振動体213の構成である。振動体213は、第1磁石231A〜231Cと、磁性体241A〜241Cを有する。
一方向に隣り合う第1磁石231A、231Bのうち一方である第1磁石231Aは、一方向においてコイル12と重なる。そして、他方である第1磁石231Bは、コイル12の径方向内側に配置される。これにより、第1磁石231A、231B間における磁束の漏れを抑制することができる。また、一方向に隣り合う第1磁石231B、231Cについても同様の構成である。
但し、本実施形態では、振動モータ103の組み立ての際、例えばケース11の一端を蓋部13B(および軸受部14B)によって塞いだ状態で、弾性部材15Bを配置してから、仮にシャフト20と振動体213から予め組み立てた可動部をケース11の蓋部13Bと反対側から内部に挿入して組み付けようとしても、第1磁石231Cがコイル12と干渉してしまい、組み付けができない。
この点では、第1〜第3実施形態では、第1磁石と、第2磁石または環状磁性体は一方向においてコイル12と重ならないので、上記の組み立て方法であっても可動部をコイル12との干渉なく組み付けることが可能である。
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図5は、本発明の第5実施形態に係る振動モータ104の概略一部側面断面図である。
図5に示す振動モータ104に含まれる振動体214は、第1実施形態に係る振動モータ1(図1)の振動体21に対して第1磁石の個数を増やした構成となる。具体的には、振動体214は、4個の第1磁石232A〜232Dと、シャフト20と第1磁石232A〜232Dとの間に配置される磁性体242A〜242Dと、一方向に隣り合う磁性体242A〜242Dの各組によって挟まれて配置される第2磁石252A〜252Cと、を有する。また、4個の第1磁石のうち内側の2つの第1磁石232B、232Cのそれぞれの径方向外側にコイル121A、121Bが配置される。
第1磁石232A〜232Dのうち一方向に隣り合う各組においては、内外周において互いに逆の磁極を有する。また、第2磁石252A〜252Cのうち一方向に隣り合う各組においては、一方向における磁束の向きが互いに逆となる。これにより、本実施形態においても、ハルバッハ配列構造が形成される。
<第6実施形態>
次に、本発明の第6実施形態について説明する。図6は、本発明の第6実施形態に係る振動モータ105の概略一部側面断面図である。
図6に示す振動モータ105に含まれる振動体215は、第5実施形態に係る振動モータ104(図5)の振動体214に対して第1磁石の個数をさらに増やした構成となる。具体的には、振動体215は、5個の第1磁石232A〜232Eと、シャフト20と第1磁石232A〜232Eとの間に配置される磁性体242A〜242Eと、一方向に隣り合う磁性体242A〜242Eの各組によって挟まれて配置される第2磁石252A〜252Dと、を有する。また、4個の第1磁石のうち内側の3つの第1磁石232B〜232Dのそれぞれの径方向外側にコイル121A〜121Cが配置される。
第1磁石232A〜232Eのうち一方向に隣り合う各組においては、内外周において互いに逆の磁極を有する。また、第2磁石252A〜252Dのうち一方向に隣り合う各組においては、一方向における磁束の向きが互いに逆となる。これにより、本実施形態においても、ハルバッハ配列構造が形成される。
<部材の個数の関係について>
第1〜第4実施形態では、第1磁石の個数が3個に対して、第2磁石の個数は2個である。また、第5実施形態では、第1磁石の個数が4個に対して、第2磁石の個数は3個である。また、第6実施形態では、第1磁石の個数が5個に対して、第2磁石の個数は4個である。すなわち、第2磁石の個数は、第1磁石の個数よりも1個だけ少ない。
また、第1、第2、第4実施形態では、第1磁石の個数が3個に対して、磁性体の個数は3個である。第5実施形態では、第1磁石の個数が4個に対して、磁性体の個数は4個である。第6実施形態では、第1磁石の個数が5個に対して、磁性体の個数は5個である。また、第3実施形態では、第1磁石の個数3個、第2磁石の個数2個に対して、磁性体の個数は3個で、環状磁性体の個数は2個である。すなわち、磁性体を含む磁性体ブロックの個数は、第1磁石の個数と等しいか、または第1磁石の個数と第2磁石の個数との和である。
<その他>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態のようにハルバッハ配列構造を構成すると、磁束が回転し、コイルに対して垂直に入る磁束が少なくなる場合もあるので、第1磁石の一方向長さを、コイルの一方向長さよりも長くする構成としてもよい。
また、コイルが配置されるケースは磁性体により構成すると、コイルに対して磁束が垂直に入り易くなるので好適となる。すなわち、筐体は磁性体により構成されることが望ましい。
また、上記実施形態ではシャフトは可動部に含めたが、シャフトを筐体に固定し、シャフトに対して振動体が一方向に可動する構成としてもよい。
また、弾性部材は、振動体の一方向における両端に配置することに限らず、振動体の一方向における一端のみに配置してもよい。すなわち、弾性部材は1個のみとしてもよい。
また、上記実施形態では、1本のシャフトが振動体を貫通する構成としたが、シャフトを2本用い、一方のシャフトは、振動体における磁石が配置される側の端部から挿入されておもりの内側の途中まで通され、他方のシャフトは、振動体におけるおもりが配置される側の端部からおもりの内側の途中まで通される構成としてもよい。この場合例えば、一方のシャフトは、一方の軸受部に保持され、他方のシャフトは他方の軸受部に保持される。
本発明は、例えばスマートフォン、またはゲームパッドなどに備えられる振動モータに利用することができる。
1、101、102、103、104、105・・・振動モータ
10・・・静止部
11・・・ケース
12・・・コイル
13A、13B・・・蓋部
14A、14B・・・軸受部
15A、15B・・・弾性部材
20・・・シャフト
21、211、212、213、214、215・・・振動体
22・・・おもり
23A〜23C、231A〜231C、232A〜232E・・・第1磁石
24A〜24C、241A〜241C、242A〜242E・・・磁性体
25A、25B、251A、251B、252A〜252D・・・第2磁石
26A、26B・・・環状磁性体

Claims (9)

  1. 一方向に延びるシャフトと、
    筐体およびコイルを有する静止部と、
    前記シャフトの径方向外側に配置され、前記静止部に対して一方向に振動可能な振動体と、
    前記静止部と前記振動体との間に配置される弾性部材と、
    を備え、
    前記コイルは、前記シャフト周りを囲んで配置され、
    前記振動体は、
    おもりと、
    前記シャフト周りに環状であり、内外周方向に着磁された複数の第1磁石と、
    前記シャフト周りに環状であり、前記シャフトと前記第1磁石との間に配置される複数の磁性体と、
    一方向に着磁されて前記シャフト周りに環状であり、一方向に隣り合う前記磁性体によって挟まれて配置される1つ以上の第2磁石と、を含み、
    一方向に隣り合う前記第1磁石は、内外周において互いに逆の磁極を有する、
    ことを特徴とする振動モータ。
  2. 前記第2磁石の一方向長さは、前記第1磁石の一方向長さ以下であることを特徴とする請求項1に記載の振動モータ。
  3. 前記第2磁石は、前記シャフトに嵌合することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の振動モータ。
  4. 前記第2磁石は、前記第1磁石と一方向において重なることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の振動モータ。
  5. 前記振動体は、前記シャフト周りに環状である環状磁性体をさらに含み、
    前記環状磁性体は、前記第2磁石の外周側に配置され、前記第1磁石と一方向において重なることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の振動モータ。
  6. 一方向に隣り合う前記第1磁石のうち一方は、一方向において前記コイルと重なり、
    一方向に隣り合う前記第1磁石のうち他方は、前記コイルの径方向内側に配置されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の振動モータ。
  7. 前記第1磁石の一方向長さは、前記コイルの一方向長さよりも長いことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の振動モータ。
  8. 前記筐体は、磁性体により構成されることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の振動モータ。
  9. 前記第2磁石の個数は、前記第1磁石の個数よりも1個だけ少なく、
    前記磁性体を含む磁性体ブロックの個数は、前記第1磁石の個数と等しいか、または前記第1磁石の個数と前記第2磁石の個数との和である、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の振動モータ。
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