JP6658676B2 - 電流センサ - Google Patents

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Description

本発明は電流センサに関し、特に磁気平衡式電流センサに関する。
磁気抵抗効果素子とフィードバックコイルとを備えた磁気平衡式電流センサは、電流線を流れる電流から発生する磁場を検知することによって、当該電流線を流れる電流を検出する。具体的には、磁気抵抗効果素子に信号磁場が印加されると、磁気抵抗効果素子は信号磁場に応じた電圧信号を出力する。電圧信号はフィードバックコイルに入力され、フィードバックコイルが信号磁場をキャンセルするキャンセル磁場を発生させる。フィードバックコイルを流れるフィードバック電流は電圧に変換されて取り出される。
このような磁気平衡式電流センサでは、信号磁場が印加されているときにフィードバック電流が常に流れるため、消費電力を低減することが重要である。特許文献1には磁気抵抗効果素子と電流線との間に磁気シールドを設けた磁気平衡式電流センサが開示されている。磁気シールドは電流線から発生する磁場を吸収し、磁気抵抗効果素子に印加される信号磁場を減衰させる。また、磁気シールドはキャンセル磁場を強める。これらの効果により、フィードバック電流が低減され、消費電力を抑制することができる。
特許文献2には磁気抵抗効果素子の感磁方向における両側に磁気コアを設けた磁気平衡式電流センサが開示されている。フィードバックコイルが磁気コアの周囲を巻回している。磁気コアはフィードバックコイルが発生するキャンセル磁場だけでなく、磁気抵抗効果素子に印加される信号磁場を強める。このため、磁気平衡式電流センサの感度を高めることができる。
国際公開第2010/143718号 国際公開第2010/143666号
特許文献1に開示された電流センサでは、磁気抵抗効果素子に印加される信号磁場を減衰させる効果がキャンセル磁場を強める効果より大きい。このため、消費電力は抑制されるものの、磁気抵抗効果素子の感度の低下による電流の検出精度の低下が著しい。特許文献2に記載された電流センサでは、磁気抵抗効果素子に印加される信号磁場の増幅率がキャンセル磁場の増幅率より大きい。従って、電流センサの感度は向上するものの、フィードバック電流の増加による消費電力の増加が著しい。
本発明は、電流の検出精度が高くかつ消費電力が抑えられた電流センサを提供することを目的とする。
本発明の電流センサは、電流線の近傍に設置され、電流線を流れる電流により誘起される信号磁場が印加され、信号磁場の変化に応じて磁気抵抗変化を発生させる磁気抵抗効果素子と、磁気抵抗効果素子の近傍に設けられ、信号磁場をキャンセルするキャンセル磁場を発生させるキャンセル磁場発生手段と、磁気抵抗効果素子と電流線との間に設けられた第1の軟磁性体と、磁気抵抗効果素子の感磁方向に関し磁気抵抗効果素子の両側に設けられた一対の第2の軟磁性体と、基板と、を有する。基板には、磁気抵抗効果素子と、キャンセル磁場発生手段と、第1の軟磁性体と、一対の第2の軟磁性体とが設けられる。第1の軟磁性体は、基板と平行な方向に広がり磁気抵抗効果素子を電流線から遮蔽する第1の部分と、第1の部分の感磁方向における少なくとも一方の縁部から基板に近づく方向に延びる第2の部分と、を有する。
本発明によれば、第1の軟磁性体は磁気抵抗効果素子に印加される信号磁場を低減するとともに、磁気抵抗効果素子に印加されるキャンセル磁場を増加させる。第2の軟磁性体は磁気抵抗効果素子に印加される信号磁場とキャンセル磁場の強度を増加させる。すなわち、第1の軟磁性体によって減衰させられた信号磁場は第2の軟磁性体によって増加させられるため、磁気抵抗効果素子に印加される信号磁場が大きく減衰することが防止される。キャンセル磁場は第1の軟磁性体と第2の軟磁性体の両者によって増加させられるため、フィードバック電流が抑えられる。このようにして、本発明によれば、電流の検出精度が高くかつ消費電力が抑えられた電流センサを提供することができる。
電流センサの概略構成を示す回路図である。 第1の実施形態に係る電流センサの概略構成を示す図である。 磁気抵抗効果素子の概略構成を示す断面図である。 図2に示す電流センサの構成をより詳細に示す断面図である。 電流センサの実施例と比較例の概略図である。 フィードバック電流とキャンセル磁場の関係を示すグラフである。 外部磁場とフィードバック電流の関係を示すグラフである。 外部磁場と信号磁場の関係を示すグラフである。 第2の軟磁性体の感磁方向の幅と信号磁場増幅率及び磁場変換効率との関係を示すグラフである。 第2の実施形態に係る電流センサの概略構成を示す図である。 第3の実施形態に係る電流センサの概略構成を示す図である。
以下図面を参照して本発明のいくつかの実施形態に係る磁気平衡式電流センサ(以下、電流センサという)について説明する。以下の説明及び図面において、x方向は信号磁場とキャンセル磁場の印加方向であり電流センサの感磁方向と一致する。y方向は被検出電流の流れる方向ないし電流線の延びる方向である。z方向はx方向及びy方向と直交し、且つ磁気抵抗効果素子の積層方向と平行な方向である。「外部磁場Bo」は電流線を流れる電流によって誘起される磁場を、「信号磁場Bs」は磁気抵抗効果素子に印加される磁場を意味する。換言すれば、「信号磁場Bs」は電流線を流れる電流によって誘起され、以下に述べる第1及び第2の軟磁性体によって増幅され、または減衰させられ、磁気抵抗効果素子に印加される「外部磁場Bo」である。
図1は電流センサ1の概略回路構成を示している。電流センサ1は4つの素子アレイ2〜5を有し、これらの素子アレイ2〜5はブリッジ回路(ホイートストンブリッジ)で相互に接続されている。4つの素子アレイ2〜5は2つの組2〜3、4〜5に分割され、それぞれの組の素子アレイ2〜3及び素子アレイ4〜5は直列接続されている。それぞれの素子アレイの組2〜3、4〜5の一端が電源電圧Vccに接続され、他端が接地(GND)されている。それぞれの素子アレイの組2〜3、4〜5の中点電圧Vout1,Vout2の差分を検出することで、信号磁場Bsを検出することができる。なお、中点電圧Vout1またはVout2だけを使って信号磁場Bsを検出することも可能である。
図2(a)は図1のA−A線に沿った電流センサ1の概略断面図を示している。便宜上、電流線6は磁気抵抗効果素子のz方向直上に描かれているが、電流センサ1の感磁方向であるx方向の磁場成分が電流センサ1に印加される限り、電流センサ1と電流線6の相対位置関係は限定されない。図2(b)は図2(a)のB−B線に沿った断面図である。電流線6の構成は限定されず、電流線6は例えば導電体からなるバスバーであってよい。電流センサ1は直列に接続された複数の磁気抵抗効果素子7を有している。磁気抵抗効果素子7は電流線6の近傍に設置され、印加される信号磁場Bsの変化に応じて磁気抵抗変化を発生させる。図3は磁気抵抗効果素子7の概略断面図を示している。磁気抵抗効果素子7は、一般的なスピンバルブ型の膜構成を有している。具体的には、磁気抵抗効果素子7は、信号磁場Bsに応じて磁化方向が変化するフリー層71と、信号磁場Bsに対して磁化方向が固定されたピンド層73と、フリー層71とピンド層73との間に位置し、フリー層71及びピンド層73に接するスペーサ層72と、スペーサ層72の反対側でピンド層73に隣接する反強磁性層74と、を有している。反強磁性層74は、ピンド層73との交換結合によってピンド層73の磁化方向を固定する。ピンド層73は、非磁性中間層を挟んで2つの強磁性層が設けられたシンセティック構造を有していてもよい。スペーサ層72は、Cuなどの非磁性金属からなる非磁性導電層、またはAlなどの非磁性絶縁体からなるトンネルバリア層である。スペーサ層72が非磁性導電層である場合、磁気抵抗効果素子7は巨大磁気抵抗効果(GMR)素子として機能し、スペーサ層72がトンネルバリア層である場合、磁気抵抗効果素子7はトンネル磁気抵抗効果(TMR)素子として機能する。MR変化率が大きく、ブリッジ回路の出力電圧を大きくすることができるという点で、磁気抵抗効果素子7はTMR素子であることがより好ましい。TMR素子の感磁方向(x方向)の長さ7L(図4参照)は0.1μm以上、10μm以下であることが好ましく、電流線6と平行な方向の長さ、すなわち感磁方向と直交するy方向の長さは感磁方向の長さの2倍以上であることが好ましい。
電流センサ1は、磁気抵抗効果素子7の近傍に設けられたソレノイド型のフィードバックコイル8を有している。フィードバックコイル8は信号磁場Bsをキャンセルするキャンセル磁場Bcを発生させる。フィードバックコイル8は、磁気抵抗効果素子7と後述する第2の軟磁性体10a,10bの周りを螺旋状に巻回している。フィードバックコイル8の一巻分は下段部分8aと、上段部分8bと、下段部分8aと上段部分8bを接続する一対の側方部8c,8dと、からなっている。ソレノイド型のフィードバックコイル8はキャンセル磁場発生手段の一例である。フィードバックコイル8は例えばCuから形成することができる。フィードバックコイル8は一つの連続したコイルであるが、2つのコイルが第2の軟磁性体10aと第2の軟磁性体10bのそれぞれの周りを螺旋状に巻回していてもよい。つまり、フィードバックコイル8は磁気抵抗効果素子7の周りを巻回している必要はなく、少なくとも第2の軟磁性体10a,10bの周りを巻回していればよい。
電流センサ1は、第1の磁場強度調整手段である第1の軟磁性体9と、第2の磁場強度調整手段である一対の第2の軟磁性体10a,10bと、を有している。第1の軟磁性体9と第2の軟磁性体10a,10bはパーマロイ(NiFe)などの軟磁性体から形成されている。第1の軟磁性体9は磁気抵抗効果素子7と電流線6との間に設けられている。第1の軟磁性体9は第1の部分9aと第2の部分9bとからなっている。第1の部分9aは後述する基板11と平行に広がって磁気抵抗効果素子7を覆っており、磁気抵抗効果素子7を電流線6から遮蔽している。第2の部分9bは、第1の部分9aの感磁方向(x方向)における少なくとも一方の縁部、好ましくは両側の縁部から感磁方向と垂直で且つ基板11に近づく方向(z方向)に延びている。なお、第2の部分9bの断面形状は、図4においては第1の部分9aの端面に接続された長方形であるが、図5,9に示すように、第1の部分9aの第2の軟磁性体10a,10b側の端部と対向する部分が切り欠かれた長方形であってもよい。第2の部分9bは省略することも可能である。第2の軟磁性体10a,10bは磁気抵抗効果素子7の感磁方向(x方向)に関し磁気抵抗効果素子7の両側に設けられている。
図4は電流センサ1のより詳細な断面を示している。基板11上には絶縁層を介してフィードバックコイル8が設けられている。フィードバックコイル8の内側には上述した磁気抵抗効果素子7が形成されている。磁気抵抗効果素子7のx方向両側には、図示しない絶縁層を介して一対の第2の軟磁性体10a,10bが設けられている。磁気抵抗効果素子7と一対の第2の軟磁性体10a,10bは同一のx−y平面上に形成されている。磁気抵抗効果素子7の下端には下部リード層12が、上端には上部リード層13が接続されている。下部リード層12と上部リード層13は磁気抵抗効果素子7にセンス電流を供給する電極として機能する。フィードバックコイル8の上段部分8bは絶縁層で覆われており、その上に第1の軟磁性体9が設けられている。フィードバックコイル8と第1の軟磁性体9との距離d1を離すことで磁気抵抗効果素子7の感度や第1の軟磁性体9のもつヒステリシスの影響を低減することができる。一方、距離d1を離しすぎると軟磁性体9が外部磁場Boを遮蔽する効果が弱まるため、消費電力が増加する。よって、距離d1は0.1μm以上、30μm以下であることが望ましい。フィードバックコイル8と第2の軟磁性体10a,10bとの距離d2が小さいとキャンセル磁場Bcが強められる。一方、距離d2が小さすぎると磁気抵抗効果素子7とフィードバックコイル8間の絶縁耐性が悪くなる。よって、距離d2は0.1μm以上、10μm以下であることが望ましい。
以上説明した電流センサ1は以下のように作動する。図2(a)において紙面手前から奥側(y方向)に、図2(b)において左から右に、電流iが電流線6を流れている。この電流iによって、図2(a)において時計回りの外部磁場Boが誘起される。外部磁場Boは第1の軟磁性体9で減衰され、第2の軟磁性体10a,10bで増幅され、信号磁場Bsとして磁気抵抗効果素子7に左向きに印加される。磁気抵抗効果素子7は信号磁場Bsに相当する電圧信号を出力し、電圧信号がフィードバックコイル8に入力される。フィードバックコイル8にはフィードバック電流Fiが流れ、フィードバック電流Fiは信号磁場Bsをキャンセルするキャンセル磁場Bcを発生させる。信号磁場Bsとキャンセル磁場Bcは絶対値が同じで方向が逆向きであるため、信号磁場Bsはキャンセル磁場Bcと相殺され、磁気抵抗効果素子7に印加される磁場は実質的にゼロとなる。フィードバック電流Fiは抵抗(図示せず)によって電圧に変換され、電圧値として出力される。電圧値はフィードバック電流Fi、キャンセル磁場Bc及び信号磁場Bsに比例するため、電圧値から電流線6を流れる電流を得ることができる。
第1の軟磁性体9(第1の磁場強度調整手段)は外部磁場Boを減衰させる。従って、磁気抵抗効果素子7に印加される信号磁場Bsは第1の軟磁性体9がない場合と比べて低減される。また、第1の軟磁性体9(第1の磁場強度調整手段)は磁気抵抗効果素子7に印加されるキャンセル磁場Bcを増加させる。一方、第2の軟磁性体10a,10b(第2の磁場強度調整手段)は、磁気抵抗効果素子7に印加される信号磁場Bsとキャンセル磁場Bcの双方を、第2の軟磁性体10a,10bがない場合と比べて増加させる。以上より、外部磁場Boは第1の軟磁性体9によって一旦減衰させられものの、第2の軟磁性体10a,10bによって増幅され、信号磁場Bsとして磁気抵抗効果素子7に印加されることになる。また、キャンセル磁場Bcは第1の軟磁性体9と第2の軟磁性体10a,10bの双方によって増幅されることになる。さらに、第2の軟磁性体10a,10bは磁気抵抗効果素子7のフリー層71の側方に絶縁層を介して隣接しているため、磁束がフリー層71に効率的に加えられる。これにより、フリー層71の感度自体も高められる。
図5は実施例と比較例の概略構成を示している。図5(a)に示す実施例1の電流センサは上述の実施形態に対応しており、第1の軟磁性体9と第2の軟磁性体10a,10bとを備えている。第1の軟磁性体9は第1の部分9aと第2の部分9bとを備えている。図5(b)に示す実施例2の電流センサは、第1の軟磁性体9が第1の部分9aだけを備えている(第2の部分9bが省略されている)ことを除き実施例1の電流センサと同一である。実施例2の電流センサの第1の部分9aは、基板11と平行に広がる平板状の形状を有している。図5(c)に示す比較例1の電流センサは実施例1の第1の軟磁性体9を備えているが、第2の軟磁性体10a,10bが省略されている。図5(d)に示す比較例2の電流センサは実施例2の第1の軟磁性体9を備えているが、第2の軟磁性体10a,10bが省略されている。図5(e)に示す比較例3の電流センサは実施例1,2の第2の軟磁性体10a,10bを備えているが、第1の軟磁性体9が省略されている。図5(f)に示す比較例4の電流センサは第1の軟磁性体9と第2の軟磁性体10a,10bのいずれも備えていない。
図6は実施例1,2、比較例1〜4におけるフィードバック電流Fiとキャンセル磁場Bcの関係を示している。実施例1,2は所望のキャンセル磁場Bcをより小さなフィードバック電流Fiで得ることができ、特に実施例1のフィードバック電流Fiは最も小さくなっている。これは第1の軟磁性体9と第2の軟磁性体10a,10bがフィードバックコイル8で発生した磁場を強めるヨークとして機能しており、且つ第1の軟磁性体9の第2の部分9bが磁気抵抗効果素子7を取り囲むように配置されているため、キャンセル磁場Bcがより増幅されるためである。従って、実施例1,2は消費電力の観点から比較例1〜4よりも有利であり、実施例1が最も有利となっている。
図7は実施例1,2、比較例1〜4における外部磁場Boとフィードバック電流Fiの関係を示している。実施例1は外部磁場Boをキャンセルするために必要となるフィードバック電流Fiが比較例1とともに最も小さくなっている。これに対し第1の軟磁性体9を備えていない比較例3,4は、外部磁場Boが減衰されず、大きな信号磁場Bsが磁気抵抗効果素子7に印加されるため、外部磁場Boをキャンセルするためにより大きなフィードバック電流Fiが必要となっている。実施例1では、第1の軟磁性体9によって外部磁場Boが減衰されるため、消費電力を大きく低減することができる。実施例2と比較例1は、実施例1及び比較例1よりフィードバック電流Fiが大きいが、比較例3,4より小さい。従って、第1の軟磁性体9が第1の部分9aだけを備える場合も、フィードバック電流Fiを抑え、消費電力を低減することができる。
図8は実施例1,2、比較例1〜4における外部磁場Boと信号磁場Bsの関係を示している。外部磁場Boに対する信号磁場Bsの比率を信号磁場増幅率という。信号磁場増幅率は、第1及び第2の磁場強度調整手段(第1の軟磁性体9、第2の軟磁性体10a,10b)がない場合に磁気抵抗効果素子7に印加される信号磁場Bsに対する、磁気抵抗効果素子7に実際に印加される信号磁場Bsの比率として定義される。信号磁場増幅率は図8のグラフの傾きに等しく、信号磁場増幅率が大きいほど磁気抵抗効果素子7の感度(以下、素子感度という)が高くなる。素子感度が高いほど電流の検出精度が向上する。比較例3は同じ外部磁場Boに対して最も大きな信号磁場Bsが印加されており、比較した4つのケースの中で最も素子感度が高い。これは、比較例3では、外部磁場Boを減衰させる第1の軟磁性体9が設けられておらず、外部磁場Boを増幅させる第2の軟磁性体10a,10bが設けられているためである。
第1の軟磁性体9が設けられ第2の軟磁性体10a,10bが設けられていない比較例1,2は、比較例3とは逆に外部磁場Boが最も減衰するため、4つのケースの中では素子感度が最も低くなっている。素子感度が低下すると、温度によるオフセットドリフト(電流センサの出力であるVout1とVout2の差分が温度に依存してシフトする現象)も相対的に顕在化し、測定誤差がさらに大きくなる。実施例1,2は比較例3には劣るものの、比較例1,2,4より素子感度が高くなっている。これらの比較から、実施例1,2は消費電力が抑えられ、素子感度も良好であり、消費電力の抑制と電流の検出精度が両立されていることがわかる。
図9(a)〜(c)は第2の軟磁性体10a,10bの感磁方向(x方向)の幅Bのいくつかの例を示しており、図9(d)は第2の軟磁性体10a,10bの幅Bと信号磁場増幅率との関係、及び第2の軟磁性体10a,10bの幅Bと磁場変換効率との関係を示している。図9(a)〜(c)の各図において、第2の軟磁性体10aの幅と第2の軟磁性体10bの幅は同じである。磁場変換効率はフィードバック電流Fiに対するキャンセル磁場Bcの比率であり、少ないフィードバック電流Fiでどれだけ大きなキャンセル磁場Bcを発生させることができるかを示す指標である。磁場変換効率は第2の軟磁性体10a,10bの幅Bによらずほぼ一定であり、約4.0mT/mAと大きな値となっている。一方、信号磁場増幅率は第2の軟磁性体10a,10bの幅Bが大きくなるにつれ高くなる。図9に示す例の場合、第2の軟磁性体10a,10bの幅Bが2μm以上のときに、第1の軟磁性体9による信号磁場Bsの減衰量より第2の軟磁性体10a,10bによる信号磁場Bsの増加量が大きくなっており、電流線6で発生した外部磁場Boは減衰されることなく磁気抵抗効果素子7に印加されている。従って、第2の軟磁性体10a,10bの幅Bによらず磁場変換効率をほぼ一定に維持しつつ、第2の軟磁性体10a,10bの感磁方向の幅Bを調整することで、外部磁場Boの減衰量(信号磁場Bsの強度)を調整することができる。
図10(a)はキャンセル磁場発生手段の他の実施形態を示す図2(a)と同様の図である。図10(b)は図10(a)のC方向から見上げた底面図である。本実施形態では、キャンセル磁場発生手段として、基板11と平行な面内を巻回する平面渦巻き型のフィードバックコイル108a,108bが用いられている。フィードバックコイル108aは磁気抵抗効果素子7と第1の軟磁性体9との間に設けられ、フィードバックコイル108bは磁気抵抗効果素子7に関し第1の軟磁性体9の反対側に設けられている。フィードバックコイル108a,108bはこれらのいずれか一方だけが設けられていてもよい。平面渦巻き型のフィードバックコイル108a,108bは複数の直線部を有し、互いに隣接する直線部が概ね直角に接続されている。上述のソレノイド型のコイル8と同様にキャンセル磁場Bcを発生させるため、コイルの一巻きの部分のうち一つの辺が第2の軟磁性体10a,10bの近傍に位置するように配置されている。
図11は本発明の他の実施形態を示す、図2(a)と同様の図である。本実施形態では、第1の軟磁性体9は磁気抵抗効果素子7に関し電流線6の反対側に位置している。第1の軟磁性体9は第1の部分9aと第2の部分9bとからなっている。第2の部分9bは上述の実施形態と異なり、第1の部分9aの電流線6側にあり、基板11から遠ざかる方向に延びている。電流線6で発生した外部磁場Boは第1の軟磁性体9で吸収されるため、磁気抵抗効果素子7に印加される信号磁場Bsもこれに応じて減少する。このため、本実施形態の第1の軟磁性体9は上述の実施形態の第1の軟磁性体9と同様の効果を奏する。
1 電流センサ
6 電流線
7 磁気抵抗効果素子
71 フリー層
72 スペーサ層
73 ピンド層
74 反強磁性層
8,108a,108b フィードバックコイル(キャンセル磁場発生手段)
8a 下段部分
8b 上段部分
8c,8d 側方部
9 第1の軟磁性体
9a 第1の部分
9b 第2の部分
10 第2の軟磁性体
12 下部リード層
13 上部リード層
Bc キャンセル磁場
Bo 外部磁場
Bs 信号磁場
Fi フィードバック電流
i 電流線を流れる電流

Claims (11)

  1. 電流線の近傍に設置され、前記電流線を流れる電流により誘起される信号磁場が印加され、前記信号磁場の変化に応じて磁気抵抗変化を発生させる磁気抵抗効果素子と、
    前記磁気抵抗効果素子の近傍に設けられ、前記信号磁場をキャンセルするキャンセル磁場を発生させるキャンセル磁場発生手段と、
    前記磁気抵抗効果素子と前記電流線との間に設けられた第1の軟磁性体と、
    前記磁気抵抗効果素子の感磁方向に関し前記磁気抵抗効果素子の両側に設けられた一対の第2の軟磁性体と、
    前記磁気抵抗効果素子と、前記キャンセル磁場発生手段と、前記第1の軟磁性体と、前記一対の第2の軟磁性体とが設けられる基板と、を有し、
    前記第1の軟磁性体は、前記基板と平行な方向に広がり前記磁気抵抗効果素子を前記電流線から遮蔽する第1の部分と、前記第1の部分の前記感磁方向における少なくとも一方の縁部から前記基板に近づく方向に延びる第2の部分と、を有する、電流センサ。
  2. 前記第2の軟磁性体は、前記感磁方向に関し前記第1の軟磁性体の内側に位置している、請求項1に記載の電流センサ。
  3. 電流線の近傍に設置され、前記電流線を流れる電流により誘起される信号磁場が印加され、前記信号磁場の変化に応じて磁気抵抗変化を発生させる磁気抵抗効果素子と、
    前記磁気抵抗効果素子の近傍に設けられ、前記信号磁場をキャンセルするキャンセル磁場を発生させるキャンセル磁場発生手段と、
    前記磁気抵抗効果素子と前記電流線との間に設けられた第1の軟磁性体と、
    前記磁気抵抗効果素子の感磁方向に関し前記磁気抵抗効果素子の両側に設けられた一対の第2の軟磁性体と、を有し、前記第2の軟磁性体は前記感磁方向に関し前記第1の軟磁性体の内側に位置している、電流センサ。
  4. 前記磁気抵抗効果素子と、前記キャンセル磁場発生手段と、前記第1の軟磁性体と、前記一対の第2の軟磁性体とが設けられる基板を有する、請求項に記載の電流センサ。
  5. 前記キャンセル磁場発生手段は、前記第2の軟磁性体の周りを巻回するコイルである、請求項から4のいずれか1項に記載の電流センサ。
  6. 前記キャンセル磁場発生手段は、前記磁気抵抗効果素子と前記第1の軟磁性体との間と、前記磁気抵抗効果素子に関し前記第1の軟磁性体の反対側の少なくともいずれかに位置し、前記基板と平行な面内を巻回する少なくとも一つのコイルである、請求項1,2,4のいずれか1項に記載の電流センサ。
  7. 電流線の近傍に設置され、前記電流線を流れる電流により誘起される信号磁場が印加され、前記信号磁場の変化に応じて磁気抵抗変化を発生させる磁気抵抗効果素子と、
    前記磁気抵抗効果素子の近傍に設けられ、前記信号磁場をキャンセルするキャンセル磁場を発生させるキャンセル磁場発生手段と、
    前記磁気抵抗効果素子に関し前記電流線の反対側に設けられた第1の軟磁性体と、
    前記磁気抵抗効果素子の感磁方向に関し前記磁気抵抗効果素子の両側に設けられた一対の第2の軟磁性体と、
    前記磁気抵抗効果素子と、前記キャンセル磁場発生手段と、前記第1の軟磁性体と、前記一対の第2の軟磁性体とが設けられる基板と、を有し、
    前記第1の軟磁性体は、前記基板と平行な方向に広がり前記磁気抵抗効果素子を前記電流線から遮蔽する第1の部分と、前記第1の部分の前記感磁方向における両側の縁部から前記基板から遠ざかる方向に延びる第2の部分と、を有する電流センサ。
  8. 電流線の近傍に設置され、前記電流線を流れる電流により誘起される信号磁場が印加され、前記信号磁場の変化に応じて磁気抵抗変化を発生させる磁気抵抗効果素子と、
    前記磁気抵抗効果素子の近傍に設けられ、前記信号磁場をキャンセルするキャンセル磁場を発生させるキャンセル磁場発生手段と、
    前記磁気抵抗効果素子に関し前記電流線の反対側に設けられた第1の軟磁性体と、
    前記磁気抵抗効果素子の感磁方向に関し前記磁気抵抗効果素子の両側に設けられた一対の第2の軟磁性体と、を有し、前記第2の軟磁性体は、前記感磁方向に関し前記第1の軟磁性体の内側に位置している、電流センサ。
  9. 前記キャンセル磁場発生手段と前記第1の軟磁性体との距離は0.1μm以上、30μm以下であり、前記キャンセル磁場発生手段と前記第2の軟磁性体との距離は0.1μm以上、10μm以下である、請求項1からのいずれか1項に記載の電流センサ。
  10. 前記磁気抵抗効果素子はTMR素子である、請求項1からのいずれか1項に記載の電流センサ。
  11. 前記TMR素子の前記感磁方向の長さが0.1μm以上、10μm以下であり、前記電流線と平行な方向の長さが前記感磁方向の長さの2倍以上である、請求項10に記載の電流センサ。
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