JP6652107B2 - 高所作業用台車 - Google Patents

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Description

本発明は、天井搬送車が走行するエリア内で使用され、作業台の高さを変更することができる高所作業用台車に関する。
例えば、下記の特許文献1には、搬送設備に用いられる天井搬送車〔10〕の障害物検出装置〔1〕が開示されている。特許文献1の設備では、天井〔54〕付近に敷設されたレール〔40〕に沿って天井搬送車〔10〕が走行することにより、被搬送物の搬送が行われている。このような設備においては、定期的、或いは、トラブルの発生時にメンテナンスが行われる。例えば、レール〔40〕等のメンテナンスを行う場合など、高所での作業が必要な場合には、作業者が載ることが可能な高所作業用台車が用いられることがある。
特許文献1の障害物検出装置〔1〕は、天井搬送車〔10〕の下端部近傍の高さを境界として設定された危険領域を、設備側に設けられた測距ビームスキャン検出装置〔2〕によって監視している。そして、危険領域への作業者〔57〕の侵入が検出された場合に、作業者〔57〕に対して、警告灯の点灯や警報の吹鳴による注意喚起が行われる。このように、特許文献1では、床〔56〕から上方に距離を置いた高所においてメンテナンスを行う作業者〔57〕と、走行中の天井搬送車〔10〕と、の接触可能性がある場合に、作業者〔57〕に対する注意喚起が行われている。
特開2006−323435号公報
ところで、特許文献1の装置では、天井搬送車〔10〕が走行するエリアの全体を検出エリアとする測距ビームスキャン検出装置〔2〕が用いられているため、装置が大掛かりとなり、高コスト化の要因となり易い。また、測距ビームスキャン検出装置〔2〕の検出エリアが広く、当該広い検出エリア内に検出対象でない障害物が存在しないようにする必要があり、搬送設備や建物の配置構成に制約が大きい。
そこで、比較的簡易な構成により実現でき、設備や建物に対する制約も少なく注意喚起システムを構築可能な高所作業用台車の実現が望まれる。
本開示に係る高所作業用台車は、
天井搬送車が走行するエリア内で使用され、作業台の高さを変更することができる高所作業用台車であって、
前記作業台の高さを検出する高さ検出装置と、
前記天井搬送車が発する信号を受信する受信装置と、
前記作業台上の作業者に注意喚起を行う注意喚起装置と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、前記高さ検出装置により検出される前記作業台の高さが予め定めた設定高さ以上であって、前記受信装置により受信される信号に基づく前記天井搬送車の前記作業台に対する相対位置が予め定めた設定範囲内である場合に、前記注意喚起装置により注意喚起を行う。
本構成によれば、天井搬送車との接触可能性に対する注意喚起を行うために必要な構成を高所作業用台車の側に備えているため、このような構成を搬送設備側に設ける場合に比べて、装置構成を簡素なものにし易い。すなわち、搬送設備の全体をカバーする測距ビームスキャン検出装置のような大掛かりな検出装置を設ける必要がなく、高所作業用台車に設置する高さ検出装置及び受信装置等を用いて、注意喚起システムを簡素に構築することができる。また、本構成によれば、従来のように天井搬送車が走行するエリアの全体を検出エリアとすることなく、作業者と天井搬送車との接触を避けることができる。従って、搬送設備や建物に対する制約が少ない状態で適切に注意喚起システムを構築することができる。
本開示に係る技術のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
物品搬送設備の平面図 走行方向視での天井搬送車を示す図 レール幅方向視での高所作業用台車を示す図 平面視での高所作業用台車を示す図 高所作業用台車の制御構成を示すブロック図 電波強度の増減を示すタイムチャート 制御手順を示すフローチャート 第二実施形態における、平面視での高所作業用台車を示す図 第二実施形態に係る高所作業用台車の制御構成を示すブロック図 第二実施形態における、制御手順を示すフローチャート
1.第一実施形態
高所作業用台車100の第一実施形態について図面を参照して説明する。以下では、高所作業用台車100が、天井搬送車9を備えた物品搬送設備Fに用いられる場合を例示して説明する。
図1及び図2に示すように、物品搬送設備Fは、天井94に沿って敷設されたレール99に沿って走行する天井搬送車9と、天井搬送車9が搬送する被搬送物(不図示)を処理する複数の処理装置97と、処理装置97による被搬送物の処理が開始される際、或いは処理が終了した際に当該被搬送物を載置するための複数の載置台98と、を備えている。
レール99は、複数の処理装置97の全てを経由するように設けられており、より詳細には、平面視で複数の載置台98の全てと重複するように設けられている。レール99は、複数組(図示の例では6組)の処理装置97を経由する複数の工程内経路と、複数の工程内経路どうしを接続する工程間経路と、を含んで構成されている。本実施形態では、レール99は、左右一対設けられて天井94から吊り下げ支持されている。
天井搬送車9は、昇降と被搬送物の保持とが可能な保持部(不図示)を有しており、この保持部によって、下方に配置された載置台98に対して被搬送物の積み降ろしを行う。例えば、物品搬送設備Fが半導体製造設備である場合(処理装置97が半導体処理装置である場合)には、被搬送物は、半導体基板を収容する容器(Front Opening Unified Pod;FOUP)等であっても良い。
図2及び図3に示すように、天井搬送車9は、走行体93と搬送本体部91とを備えている。走行体93は、車体本体93Aと、この車体本体93Aに回転自在に支持された複数の車輪93Bとを有する。車体本体93Aは、前後一対設けられている。車輪93Bは、前後一対の車体本体93Aのそれぞれにおいて左右一対設けられており、レール99の上面を転動する。複数の車輪93Bのうちの少なくとも1つは、駆動モータ(不図示)によって回転駆動される駆動輪であり、天井搬送車9に推進力を付与する。
また、天井搬送車9は、天井搬送車9の外部に設けられた各種装置(例えば、設備を統括する制御装置等)に対して信号を発する送信装置93Fを有している。これにより、天井搬送車9は、各種装置との間で情報のやり取りを行うことが可能となっている。例えば、天井搬送車9は、設備を統括する制御装置から搬送指令を受けて、被搬送物を各所に搬送する場合に、その進捗状況等を制御装置に送信する。
本実施形態に係る高所作業用台車100は、上記のような物品搬送設備Fにおいて、高所での作業を行う場合に用いられる。例えば、物品搬送設備Fでは、床面96から上方に距離を置いた位置において、レール99のメンテナンス等が行われることがある(図3参照)。レール99は天井搬送車9が走行する走行路であり、高所作業用台車100は、このような天井搬送車9が走行するエリア内で使用される。
図3に示すように、高所作業用台車100は、作業者Mが作業を行うための作業台1と、作業台1上の作業者Mの転落を防止するための柵11と、を有している。作業者Mは、作業台1に載ってメンテナンス等の作業を行うことができる。
また、高所作業用台車100は、車輪14によって床面96を走行可能な台車本体13を有している。これにより、異なるメンテナンス場所への移動が容易になっている。作業台1は、昇降装置2の作動により上下方向に伸縮自在な支持部12を介して、台車本体13と連結している。図3に示す例では、支持部12は、複数のアームがリンクして動作するパンタグラフ構造となっており、昇降装置2によって駆動されるシリンダの伸縮に伴って上下方向に伸縮する(詳細には、上方に向かって展開し、下方に向かって折りたたまれる)。このように、高所作業用台車100は、作業台1の高さを変更することが可能に構成されている。ただし、作業台1の高さを変更するための構成は、上記のような構成に限られない。例えば、高所作業用台車100は、上下方向に沿うマストと、プーリに巻回されたベルト等を用いて、昇降装置2によってプーリを駆動することによりマストに沿って作業台1の高さを変更するように構成されていても良い。
図3に示すように、高所作業用台車100は、作業台1の高さを検出する作業台高さ検出装置3と、天井搬送車9が発する信号を受信する受信装置4と、作業台1上の作業者Mに注意喚起を行う注意喚起装置5と、制御部7と、を備えている。本実施形態では、作業台高さ検出装置3が「高さ検出装置」に相当する。
作業台高さ検出装置3は、床面96から作業台1までの高さである作業台高さH1を検出する。本実施形態では、作業台高さH1は、床面96から作業台1の上面までの高さに設定されている。例えば、作業台高さ検出装置3は、レーザ光の反射を利用して対象物との距離を検出するレーザ距離センサとして構成される。図3に示す例では、作業台高さ検出装置3は、下向きに取り付けられており、台車本体13からの反射光を検出可能に構成されている。そして、既知である床面96から台車本体13の上面までの高さと、当該検出値と、に基づいて床面96から作業台1までの高さを算出する。ただし、作業台高さ検出装置3は、直接、床面96からの反射光を検出するように構成されていても良い。なお、作業台高さ検出装置3は、このような構成に限られず、例えば、支持部12、又は昇降装置2のシリンダの伸縮量を検出可能な検出装置により構成されていても良い。この場合には、支持部12又はシリンダの伸縮量に応じた作業台高さH1を算出するように構成されていると良い。また、前述のように昇降装置2としてプーリに巻回されたベルト等が用いられる場合には、作業台高さ検出装置3は、プーリの回転量に基づいて作業台高さH1を検出可能なロータリエンコーダ等により構成されていても良い。
受信装置4は、天井搬送車9に搭載された送信装置93Fから発信される信号を受信する。本実施形態では、受信装置4及び送信装置93Fは、無線装置として構成されており、受信装置4は、送信装置93Fから発信される信号を継時的に受信する。
注意喚起装置5は、作業台1上の作業者Mに注意喚起を行う。本実施形態では、注意喚起装置5は、照明装置、具体的には回転灯として構成されており、作業者Mの目線に入り易い高さ(図示の例では柵11の高さ)に配置されている。これにより、作業者Mに注意喚起装置5の作動を気付かせ易くすることができる。ただし、注意喚起装置5は、作業者Mへの注意喚起が促されるようなものであれば良く、上記のような構成に限られない。例えば、注意喚起装置5は、警報音を発生させるブザーやスピーカ等の音発生装置として構成されていても良く、或いは、照明装置及び音発生装置として構成されていても良い。
図3等に示すように、本実施形態では、高所作業用台車100は、作業台1の上方における天井搬送車9が走行するレール99の高さである上方レール高さRHを検出するレール高さ検出装置6Aを更に備えている。本実施形態では、レール高さ検出装置6Aは、撮像装置であり、対象物との距離を検出可能なステレオカメラを含んで構成されている。なお、本実施形態において「上方レール高さRH」とは、高所作業用台車100の周辺における床面96からレール99までの高さを指す。なお、レール高さ検出装置6Aは、ステレオカメラの代わりに単眼カメラを含んで構成されていても良く、更には、カメラの代わりに超音波センサを含んで構成されていても良い。
レール高さ検出装置6Aは、当該レール高さ検出装置6Aからレール99までの距離を検出する。レール高さ検出装置6Aは、例えば、ステレオカメラによって対象物を撮像した画像に基づいて、対象物までの距離を検出する。レール高さ検出装置6Aがレール99(対象物)の直下に位置している場合には、レール99までの距離が、レール高さ検出装置6Aからレール99までの高さとなる。図4に示すように、レール高さ検出装置6Aが、レール99の直下に位置しておらず、レール99に対して平面視でずれた位置に在る場合には、レール高さ検出装置6Aからレール99(対象物)までの距離と、レール高さ検出装置6Aとレール99(対象物)とを結ぶ線の基準面(例えば水平面又は鉛直面)に対する傾斜角と、が検出される。そして、当該距離と当該傾斜角とに基づいて、レール高さ検出装置6Aからレール99までの高さ(鉛直方向の距離)が算出される。なお、レール高さ検出装置6Aが単眼カメラを含んで構成されている場合には、撮像画像における一対のレール99の間隔の長短に基づいてレール99との距離を検出するようにしても良い。また、レール高さ検出装置6Aが超音波センサを含んで構成されている場合には、レール99からの反射波に基づいて当該レール99との距離を検出するようにしても良い。
本実施形態では、レール高さ検出装置6Aは、当該レール高さ検出装置6Aからレール99までの高さと、既知である作業台1から当該レール高さ検出装置6Aまでの高さと、に基づいて作業台1からレール99までの高さである台上高さH2を算出する。本例では、台上高さH2は、作業台1の上面からレール99の下面までの高さに設定されている。
以上のように、本実施形態では、作業台高さ検出装置3によって床面96から作業台1の上面までの高さである作業台高さH1を検出することができ、レール高さ検出装置6Aによって作業台1の上面からレール99の下面までの高さである台上高さH2を検出することができる。レール99の高さ、すなわち、床面96からレール99の下面までの高さは、作業台高さH1に台上高さH2を加えた値となる。従って、上記の構成によれば、天井搬送車9が走行するエリア内で場所によってレール99の高さが異なる場合であっても、高所作業用台車100の周辺におけるレール高さである上方レール高さRHを検出することができる。
また、本実施形態では、作業台高さ検出装置3と、受信装置4と、注意喚起装置5と、制御部7とが、互いに一体化された注意喚起ユニットUとして構成されている。図3等に示す例では、注意喚起ユニットUは、上記の各装置に加えて、レール高さ検出装置6Aも一体化されて構成されている。そして、注意喚起ユニットUは、作業台1に対して着脱可能に取り付けられている。例えば、図3等に示すように、注意喚起ユニットUは、作業台1の柵11に対して着脱可能に構成されていると良い。これにより、作業台1への着脱が容易になる。また、柵11への取り付けにより、平面視において作業台1からはみ出した位置に作業台高さ検出装置3を配置することが容易となり、これにより、作業台高さ検出装置3を作業台1よりも下側に向けて配置することが容易となる。
本実施形態では、高所作業用台車100は、第1条件C1と第2条件C2とを満たした場合に、作業者Mに対して注意喚起を行う。
第1条件C1は、“作業台高さH1が予め定めた設定高さSH以上であること”を条件としている(図3参照)。本実施形態において「予め定めた設定高さSH」とは、上方レール高さRHから、天井搬送車9におけるレール99よりも下方に突出した部分の長さ(図3に示す例では、レール99の下面から本体ケース92の下面までの高さ)である第1設定高さSH1と、作業者Mの身長よりも少し高めに設定された第2設定高さSH2(例えば2メートル)と、を引いた高さである。また、設定高さSHは、床面96から上方に向けて設定されている。
第2条件C2は、“受信装置4により受信される信号に基づく天井搬送車9の作業台1に対する相対位置が予め定めた設定範囲SE内であること”を条件としている(図4参照)。本実施形態では、「予め定めた設定範囲SE」は、距離の範囲として設定されており、従って、平面視で受信装置4を中心とした円形の範囲に設定されている(図6では円の一部を形成する弧を示している)。ここで、図6に示すように、受信装置4によって受信される信号の強さは、電波強度Eとして換算される。図6では、縦軸が電波強度Eであり、横軸が時間Tである。天井搬送車9(送信装置93F)と受信装置4との距離が近づくほど電波強度Eは強くなり、逆に、天井搬送車9(送信装置93F)と受信装置4との距離が離れるほど電波強度Eは弱くなる。本実施形態では、受信装置4から設定範囲SEの端までの距離(設定範囲SEの半径距離SR)に対応する電波強度Eが閾値Wとして設定される。すなわち、電波強度Eが閾値W以上である場合に、天井搬送車9が設定範囲SE内に位置していると判断することができる。
制御部7は、マイクロコンピュータ等のプロセッサ、メモリ等の周辺回路等を備えている。そして、これらのハードウェアと、コンピュータ等のプロセッサ上で実行されるプログラムと、の協働により、制御部7の各機能が実現される。本実施形態では、制御部7は、第1条件C1及び第2条件C2を満たすか否かを判定するための構成を備えている。図5に示す例では、制御部7は、第1条件C1を満たすか否かを判定する第1条件判定部7Aと、第2条件C2を満たすか否かを判定する第2条件判定部7Bと、を備えている。
また、制御部7は、作業台高さ検出装置3から検出された検出値に基づいて作業台高さH1を判定する作業台高さ判定部72と、レール高さ検出装置6Aから検出された検出値に基づいて上方レール高さRHを判定するレール高さ判定部73と、を更に備えている。
第1条件判定部7Aは、レール高さ判定部73から取得した上方レール高さRHから、記憶部71に予め記憶されている第1設定高さSH1と第2設定高さSH2とを引いた高さを、設定高さSHとして設定する。このように、制御部7は、上方レール高さRHに応じて設定高さSHを異ならせるように構成されている。このように設定された設定高さSHは、一時的又は恒久的に記憶部71に記憶される。そして、第1条件判定部7Aは、作業台高さ判定部72から取得した作業台高さH1と設定高さSHとを比較して、第1条件C1を満たしているか否かを判定する。より具体的には、第1条件判定部7Aは、作業台高さH1が予め定めた設定高さSH以上であるか否かを判定する。
また、制御部7は、受信装置4から受信された信号に基づいて電波強度Eを判定する電波強度判定部74と、電波強度判定部74から取得した電波強度Eに基づいて作業台1(詳細には受信装置4)と天井搬送車9(詳細には送信装置93F)との相対距離D1(図4参照)を判定する相対距離判定部75と、を更に備えている。
第2条件判定部7Bは、予め記憶部71に記憶されている設定範囲SEの半径距離と、相対距離判定部75から取得した相対距離D1とを比較して、当該相対距離D1が設定範囲SEの半径距離よりも短いか否か、すなわち、第2条件C2を満たしているか否かを判定する。より具体的には、第2条件判定部7Bは、受信装置4により受信される信号に基づく天井搬送車9の作業台1に対する相対位置が予め定めた設定範囲SE内であるか否かを判定する。
そして、制御部7は、第1条件C1及び第2条件C2を満たすと判定した場合に、注意喚起装置5を作動させて作業者Mに対する注意喚起を行う。このように、制御部7は、作業台高さ検出装置3により検出される作業台1の高さである作業台高さH1が予め定めた設定高さSH以上であって(第1条件C1)、受信装置4により受信される信号に基づく天井搬送車9の作業台1に対する相対位置が予め定めた設定範囲SE内である場合に(第2条件C2)、注意喚起装置5により注意喚起を行う。
次に、高所作業用台車100の制御部7が、作業者Mに対する注意喚起を行う手順について、図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御部7は、第1条件C1を満たすか否かの判定を、作業台高さ検出装置3の検出値に基づく作業台高さH1と設定高さSHとを比較することにより行う(#11)。作業台高さH1が設定高さSH以上であると判定された場合には(#11:Yes)、制御部7は、第2条件C2を満たすか否かの判定を、受信装置4の検出値に基づく相対距離D1と、設定範囲SE(詳細には設定範囲SEの半径距離SR)とを比較することにより行う(#12)。相対距離D1が設定範囲SE以内、すなわち、相対距離D1が設定範囲SEの半径距離SR以下であると判定された場合には(#12:Yes)、制御部7は、注意喚起装置5に注意喚起を行わせる注意喚起制御を実行する(#13)。これにより、注意喚起装置5の回転灯が点灯し、作業者Mに対する注意喚起が行われる。
2.第二実施形態
次に、高所作業用台車100の第二実施形態について図8〜図10を参照して説明する。なお、以下では、本実施形態について上記の第一実施形態と異なる点を中心に説明し、特に説明しない点については、上記の第一実施形態と同様とする。
図8に示すように、高所作業用台車100は、上下方向視(平面視)における作業台1と天井搬送車9が走行するレール99との距離であるレール距離RDを検出するレール距離検出装置6Bを更に備えている。本実施形態では、レール距離検出装置6Bは、撮像装置であり、対象物との距離を検出可能なステレオカメラを含んで構成されている。なお、本実施形態では、レール検出装置6が、レール高さ検出装置6A及びレール距離検出装置6Bの双方の機能を兼ねている。
レール距離検出装置6Bは、当該レール距離検出装置6Bからレール99までの距離を検出する。レール距離検出装置6Bは、例えば、ステレオカメラによってレール99を撮像した画像に基づいて、当該レール99までの距離を検出する。そして、レール距離検出装置6Bは、レール距離検出装置6Bからレール99までの距離と、レール距離検出装置6Bとレール99とを結ぶ線の基準面(例えば水平面又は鉛直面)に対する傾斜角と、を検出する。そして、当該距離と当該傾斜角とに基づいて、上下方向視におけるレール距離検出装置6Bとレール99との距離(水平方向の距離)であるレール距離RDを算出する。
図8に示すように、本実施形態では、上下方向視においてレール99を走行する天井搬送車9の走行軌跡MPと作業台1とが重ならない距離である設定距離SDが設定されている。ここで、「走行軌跡MP」は、レール99に沿って走行する天井搬送車9(詳細には本体ケース92)の軌跡である。そして、「設定距離SD」は、レール99の横幅方向の同じ側におけるレール99の端部と走行軌跡MPの端部との距離に設定されている。また、「設定距離SD」は、一対のレール99のそれぞれに対して、横幅方向の外側に設定されている。
ところで、作業台1(作業者M)に対して天井搬送車9が接近している場合であっても、天井搬送車9との接触可能性が低いと判断できる場合には、作業者Mに対する注意喚起を行わないようにすることが、不必要な注意喚起が行われる頻度を低減する上で好ましい。また、不必要な注意喚起が行われる頻度を低減することで、頻繁に注意喚起が行われることによる作業者Mの緊張感の低下を抑制することにもつながる。
本実施形態では、高所作業用台車100は、第1条件C1と第2条件C2とを満たしている場合であっても、除外条件CEを満たす場合に、作業者Mに対する注意喚起を行わないように構成されている。
除外条件CEは、レール検出装置6によりレール99を対象物として検出した場合であっても、天井搬送車9との接触可能性が低い(又はない)場合には、作業者Mに対する注意喚起を行わないための条件である。本実施形態では、除外条件CEは、“レール距離RDが、上下方向視において天井搬送車9の走行軌跡MPと作業台1とが重ならない距離である設定距離SDよりも大きいこと”を条件としている(図8参照)。ただし、天井搬送車9との接触をより安全に回避するためには、“レール距離RDが、設定距離SDと安全距離とを合算した値よりも大きいこと”を除外条件CEとしても良い。なお、安全距離は、作業者が作業台1から突出し得る最大距離等に応じて設定されると良い。
本実施形態では、制御部7は、除外条件CEを満たすか否かを判定可能な構成を備えている。図9に示す例では、制御部7は、上述した第一実施形態の構成に加えて、除外条件CEを満たすか否かを判定する除外条件判定部7Cと、レール距離検出装置6Bから検出された検出値に基づいてレール距離RDを判定するレール距離判定部76と、を更に備えている。
除外条件判定部7Cは、レール距離判定部76から取得したレール距離RDと、予め記憶部71に記憶されている設定距離SDとを比較して、除外条件CEを満たしているか否かを判定する。より具体的には、除外条件判定部7Cは、レール距離RDが設定距離SDよりも大きいか否かを判定する。
そして、制御部7は、第1条件C1及び第2条件C2を満たすと判定した場合であっても、除外条件CEを満たすと判定した場合には、作業者Mに対する注意喚起を行わないようにする。このように、制御部7は、レール距離RDが、上下方向視においてレール99を走行する天井搬送車9の走行軌跡MPと作業台1とが重ならない距離(設定距離SD)である場合には、注意喚起装置5による注意喚起を行わないようにする。
次に、本実施形態における制御手順について、図10のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御部7は、第1条件C1を満たすか否かの判定を、作業台高さ検出装置3の検出値に基づく作業台高さH1と設定高さSHとを比較することにより行う(#21)。作業台高さH1が設定高さSH以上であると判定された場合には(#21:Yes)、制御部7は、第2条件C2を満たすか否かの判定を、受信装置4の検出値に基づく相対距離D1と、設定範囲SE(詳細には設定範囲SEの半径距離SR)とを比較することにより行う(#22)。相対距離D1が設定範囲SE以内、すなわち、相対距離D1が設定範囲SEの半径距離SR以下であると判定された場合には(#22:Yes)、制御部7は、除外条件CEを満たすか否かの判定を、レール距離検出装置6Bの検出値に基づくレール距離RDと、設定距離SDと、を比較することにより行う(#23)。レール距離RDが設定距離SDよりも大きいと判定された場合には(#23:Yes)、天井搬送車9との接触可能性が低い(又はない)と判断できるため、作業者Mに対する注意喚起は行われない。一方、ステップ23において、レール距離RDが設定距離SD以下と判定された場合には(#23:No)、制御部7は、注意喚起制御を実行し作業者Mに対する注意喚起を行う(#24)。
このように、本実施形態によれば、作業台高さH1が設定高さSH以上であって作業台1に対する天井搬送車9の相対位置が設定範囲SE内である場合であっても、上下方向視において天井搬送車9の走行軌跡MPと作業台1とが重ならないために作業者Mと天井搬送車9との接触可能性が低い場合には、作業者Mに対する注意喚起を行わない。これにより、不必要な注意喚起が行われる頻度を低減することができる。
3.その他の実施形態
次に、高所作業用台車100のその他の実施形態について説明する。
(1)上記の第二実施形態では、制御部7が、除外条件CEを満たしているかの判定よりも先に、第1条件C1及び第2条件C2を満たしているか否かを判定する例について説明した。しかし、これらの判定は、適宜順番を変更して行うことができる。例えば、除外条件CEを満たしているか否かの判定を最初に行うようにしても良い。この場合には、天井搬送車9との接触可能性が低い(又はない)と判断できるため、作業者Mに対する注意喚起を行わなくても良い旨の判定がされる。従って、第1条件C1及び第2条件C2を満たしているか否かの判定を省略することができる。
(2)上記の第二実施形態では、除外条件CEを満たしている場合に、制御部7は、注意喚起装置5による注意喚起を行わない例について説明した。しかし、このような構成に代えて、或いは、このような構成に加えて、制御部7は、受信装置4により受信される信号の強度を継時的に検出し、信号の強度が低下傾向である場合には、注意喚起装置5による注意喚起を行わないようにしても良い。図6に示すタイムチャートでは、時刻T1において信号の強度としての電波強度Eが最も強くなり、天井搬送車9が作業台1(作業者M)に対して最も接近していることを示している。そして、時刻T1以降は、電波強度Eが低下傾向となっている。このような状態においては、天井搬送車9が作業台1(作業者M)から遠ざかっていると判断することができる。そのため、時刻T1以降における電波強度Eが低下傾向にある状態では、天井搬送車9との接触可能性は低い(又はない)ため、作業者Mに対する注意喚起の必要性も低くなる。従って、このような場合には、制御部7は作業者Mに対する注意喚起を行わない。この構成によれば、電波強度Eが低下傾向にある場合に注意喚起を行わないことで、不必要な注意喚起が行われる頻度を低減することができる。
(3)上記の各実施形態では、床面96からレール99までの高さを実際に測定することにより上方レール高さRHを検出する例について説明した。しかし、床面96からレール99までの高さを実際に測定することなく、上方レール高さRHを検出するようにしても良い。例えば、レール高さの異なるエリア毎において、そのエリアでのレール高さ情報を記憶したバーコードをレール99の下面等に取り付けておく。そして、レール検出装置6によってバーコードを読み取ることによって上方レール高さRH(高所作業車100周辺のレール高さ)を検出するようにしても良い。なお、バーコードには二次元バーコードが含まれていても良く、また、バーコードに代えて、無線ICタグ等を用いても良い。更には、高所作業用台車100が、自車位置を把握可能なGPS(Global Positioning System)機能を有するように構成すると共に、レール高さの異なるエリア毎にレール高さ情報を記憶しておき、現在の自車位置とエリア毎のレール高さ情報とに基づいて、上方レール高さRHを検出するようにしても良い。
(4)上記の各実施形態では、制御部7により、上方レール高さRHに応じて設定高さSHを異ならせる例について説明した。しかし、例えば、走行エリア内におけるレール99の高さが一定である場合などには、設定高さSHは、当該走行エリア内において一定に設定されていると良い。また、走行エリア内におけるレール99の高さが、上記の各実施形態のように場所によって異なる場合であっても、設定高さSHは、当該走行エリア内において一定に設定されていても良い。この場合、設定高さSHは、レール99が走行エリア内で最も低くなっている部分の高さに基づいて設定されると良い。
(5)上記の各実施形態では、作業台高さ検出装置3と、受信装置4と、注意喚起装置5と、制御部7とが、互いに一体化された注意喚起ユニットUとして構成され、また、このような注意喚起ユニットUが、作業台1に対して着脱自在に構成されている例について説明した。しかし、これらの各装置は、作業台1に対して個別に取り付けられるように構成されていても良い。更には、注意喚起ユニットU、または、当該ユニットを構成する各装置は、作業台1に対して着脱不能に固定配置されていても良い。
(6)なお、前述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
4.上記実施形態の概要
以下、上記において説明した高所作業用台車の概要について説明する。
天井搬送車が走行するエリア内で使用され、作業台の高さを変更することができる高所作業用台車であって、
前記作業台の高さを検出する高さ検出装置と、
前記天井搬送車が発する信号を受信する受信装置と、
前記作業台上の作業者に注意喚起を行う注意喚起装置と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、前記高さ検出装置により検出される前記作業台の高さが予め定めた設定高さ以上であって、前記受信装置により受信される信号に基づく前記天井搬送車の前記作業台に対する相対位置が予め定めた設定範囲内である場合に、前記注意喚起装置により注意喚起を行う。
本構成によれば、天井搬送車との接触可能性に対する注意喚起を行うために必要な構成を高所作業用台車の側に備えているため、このような構成を搬送設備側に設ける場合に比べて、装置構成を簡素なものにし易い。すなわち、搬送設備の全体をカバーする測距ビームスキャン検出装置のような大掛かりな検出装置を設ける必要がなく、高所作業用台車に設置する高さ検出装置及び受信装置等を用いて、注意喚起システムを簡素に構築することができる。また、本構成によれば、従来のように天井搬送車が走行するエリアの全体を検出エリアとすることなく、作業者と天井搬送車との接触を避けることができる。従って、搬送設備や建物に対する制約が少ない状態で適切に注意喚起システムを構築することができる。
ここで、前記高さ検出装置は、床面から前記作業台までの高さである作業台高さを検出すると好適である。
本構成によれば、上下方向における作業台の位置を確実性高く把握することができ、作業台の高さが予め定めた設定高さ以上であるか否かを精度良く判定することができる。
また、前記作業台の上方における前記天井搬送車が走行するレールの高さである上方レール高さを検出するレール高さ検出装置を更に備え、
前記制御部は、前記上方レール高さに応じて前記設定高さを異ならせると好適である。
本構成によれば、レール高さが場所によって異なる場合であっても、それぞれの場所でのレール高さに応じて、適切に注意喚起を行うことができる。これにより、不必要な注意喚起が行われる頻度を低減することができる。
また、上下方向視における前記作業台と前記天井搬送車が走行するレールとの距離であるレール距離を検出するレール距離検出装置を更に備え、
前記制御部は、前記レール距離が、上下方向視において前記レールを走行する前記天井搬送車の走行軌跡と前記作業台とが重ならない距離である場合には、前記注意喚起装置による注意喚起を行わないと好適である。
本構成によれば、作業台の高さが設定高さ以上であって作業台に対する天井搬送車の相対位置が設定範囲内である場合であっても、上下方向視において天井搬送車の走行軌跡と作業台とが重ならないために、作業者と天井搬送車との接触可能性が低い場合には、作業者に対する注意喚起を行わない。これにより、不必要な注意喚起が行われる頻度を低減することができる。
また、前記制御部は、前記受信装置により受信される信号の強度を継時的に検出し、前記信号の強度が低下傾向である場合には、前記注意喚起装置による注意喚起を行わない構成とすると好適である。
受信装置により受信される信号の強度が継時的に低下傾向である場合には、天井搬送車が高所作業用台車から遠ざかっている状態であると判断することができ、その場合には、作業者と天井搬送車との接触可能性は低いと判断できる。本構成によれば、このような場合に注意喚起を行わないことで、不必要な注意喚起が行われる頻度を低減することができる。
また、前記高さ検出装置と、前記受信装置と、前記注意喚起装置と、前記制御部とが、互いに一体化された注意喚起ユニットとして構成され、
前記注意喚起ユニットは、前記作業台に着脱可能に取り付けられていると好適である。
本構成によれば、注意喚起ユニットが作業台に対して着脱可能であるため、複数の高所作業用台車の内で必要なもののみに注意喚起ユニットを取り付けて、適宜注意喚起システムを構成することが可能となる。また、注意喚起システムを構成するために、専用の高所作業用台車ではなく、汎用の高所作業用台車を用いて注意喚起システムを構成することができる。すなわち、既存の設備や高所作業用台車を、簡単に注意喚起システムを備えたものに改良することができる。従って、注意喚起システムを、より一層簡素に構築することができると共に、搬送設備や建物に対する制約が少ない状態で注意喚起システムを構築することができる。
本開示に係る技術は、天井搬送車が走行するエリア内で使用され、作業台の高さを変更することができる高所作業用台車に利用することができる。
100 :高所作業用台車
1 :作業台
3 :作業台高さ検出装置(高さ検出装置)
4 :受信装置
5 :注意喚起装置
6 :レール検出装置
6A :レール高さ検出装置
6B :レール距離検出装置
7 :制御部
9 :天井搬送車
96 :床面
99 :レール
D1 :相対距離
SH :設定高さ
RH :上方レール高さ
M :作業者
MP :走行軌跡
SD :設定距離
RD :レール距離
SE :設定範囲
U :注意喚起ユニット

Claims (6)

  1. 天井搬送車が走行するエリア内で使用され、作業台の高さを変更することができる高所作業用台車であって、
    前記作業台の高さを検出する高さ検出装置と、
    前記天井搬送車が発する信号を受信する受信装置と、
    前記作業台上の作業者に注意喚起を行う注意喚起装置と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記高さ検出装置により検出される前記作業台の高さが予め定めた設定高さ以上であって、前記受信装置により受信される信号に基づく前記天井搬送車の前記作業台に対する相対位置が予め定めた設定範囲内である場合に、前記注意喚起装置により注意喚起を行う高所作業用台車。
  2. 前記高さ検出装置は、床面から前記作業台までの高さである作業台高さを検出する請求項1に記載の高所作業用台車。
  3. 前記作業台の上方における前記天井搬送車が走行するレールの高さである上方レール高さを検出するレール高さ検出装置を更に備え、
    前記制御部は、前記上方レール高さに応じて前記設定高さを異ならせる請求項1又は2に記載の高所作業用台車。
  4. 上下方向視における前記作業台と前記天井搬送車が走行するレールとの距離であるレール距離を検出するレール距離検出装置を更に備え、
    前記制御部は、前記レール距離が、上下方向視において前記レールを走行する前記天井搬送車の走行軌跡と前記作業台とが重ならない距離である場合には、前記注意喚起装置による注意喚起を行わない請求項1から3のいずれか一項に記載の高所作業用台車。
  5. 前記制御部は、前記受信装置により受信される信号の強度を継時的に検出し、前記信号の強度が低下傾向である場合には、前記注意喚起装置による注意喚起を行わない請求項1から4のいずれか一項に記載の高所作業用台車。
  6. 前記高さ検出装置と、前記受信装置と、前記注意喚起装置と、前記制御部とが、互いに一体化された注意喚起ユニットとして構成され、
    前記注意喚起ユニットは、前記作業台に着脱可能に取り付けられている請求項1から5のいずれか一項に記載の高所作業用台車。
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