JP6650793B2 - 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信を介して他の機器と通信可能な通信装置に関する。
近年、携帯電話と無線LAN(Local Area Network)を介して接続し、画像データの授受が可能なデジタルカメラが知られてきている。また、この無線通信を介した接続のためにユーザが操作しなければならない手順の一部を省くために、無線通信を介して接続するための通信パラメータを、他の無線通信を用いて共有する技術(いわゆるハンドオーバー)が知られている。例えば特許文献1には、無線LANを介して機器同士が接続するための通信パラメータを、NFC(Near Field Communication)を用いて機器間で共有することが開示されている。
特開2013−157736号公報
一般に、特許文献1に開示されているハンドオーバーの技術を用いる場合、その機能を実現するアプリケーションを用いる。しかしながら、現在では、オペレーティングシステム(OS)の無線LANの接続設定をアプリケーション側からコントロールできるOSとそうでないOSとが存在する。そのため、通信パラメータを共有できたとしても、OSの種類によってはアプリ側からOSに無線LANのパラメータとして設定できず、自動的に無線LAN接続までを実行することができない。この場合、ユーザはOSの設定メニューを開き、手動で通信パラメータを入力しなければならないという手間があった。
本発明は、上記の課題に鑑み、OSの種類に応じてユーザの利便性が損なわれることを低減することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の通信装置は、第一の無線通信を介して外部装置と通信する第一の通信手段と、第一の無線通信とは異なる第二の無線通信を介して前記外部装置と通信する第二の通信手段と、前記第一の無線通信で用いる通信パラメータを生成する生成手段と、前記第二の通信手段により前記外部装置と通信した場合および前記外部装置と前記第一の通信手段を介して通信する指示をユーザから受け付けた場合の少なくとも一方が生じた場合、前記第一の通信手段により前記外部装置と通信するよう制御する制御手段とを有し、前記生成手段は、前記外部装置のオペレーティングシステムが、任意にインストール可能なアプリケーションから前記外部装置の第一の通信手段の設定を変更できる第一のオペレーティングシステムであるか、任意にインストール可能なアプリケーションから前記外部装置の第一の通信手段の設定を変更できない第二のオペレーティングシステムであるかに応じて、前記第一の無線通信を介して前記外部装置と通信する際に用いる通信パラメータの形式を異ならせることを特徴とする。
本発明によれば、OSの種類に応じてユーザの利便性が損なわれることを低減することができる。
(a)第1の実施形態におけるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。(b)、(c)第1の実施形態におけるデジタルカメラの外観図である。 (a)第1の実施形態におけるスマートデバイスの構成を示すブロック図である。(b)第1の実施形態におけるスマートデバイスの外観図である。 第1の実施形態におけるスマートデバイスで表示される画面の一例である。 第1の実施形態におけるスマートデバイスで表示される画面の一例である。 第1の実施形態におけるデジタルカメラとスマートデバイスとの通信シーケンスを示した図である。 第1の実施形態におけるデジタルカメラとスマートデバイスとの通信シーケンスを示した図である。 第1の実施形態におけるデジタルカメラで表示される画面の一例である。 第1の実施形態におけるスマートデバイスで表示される画面の一例である。 第1の実施形態におけるデジタルカメラとスマートデバイスとの通信シーケンスを示した図である。 第1の実施形態におけるデジタルカメラのフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されてもよい。また、各実施の形態を適宜組み合せることも可能である。
[第1の実施形態]
<デジタルカメラ100の構成>
図1(a)は、本実施形態の通信装置の一例であるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。なお、ここでは通信装置の一例としてデジタルカメラについて述べるが、通信装置はこれに限られない。例えば通信装置は携帯型のメディアプレーヤや、いわゆるタブレットデバイス、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置であってもよい。
制御部101は、入力された信号や、後述のプログラムに従ってデジタルカメラ100の各部を制御する。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部102は、例えば、光学レンズユニットと絞り・ズーム・フォーカスなど制御する光学系と、光学レンズユニットを経て導入された光(映像)を電気的な映像信号に変換するための撮像素子などで構成される。撮像素子としては、一般的には、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)が利用される。撮像部102は、制御部101に制御されることにより、撮像部102に含まれるレンズで結像された被写体光を、撮像素子により電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行いデジタルデータを画像データとして出力する。本実施形態のデジタルカメラ100では、画像データは、DCF(Design Rule for Camera File system)の規格に従って、記録媒体110に記録される。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部101で実行される後述のプログラム等が格納される。
作業用メモリ104は、撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリ、制御部101の作業領域等として使用される。
操作部105は、ユーザがデジタルカメラ100に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部105は例えば、ユーザがデジタルカメラ100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、撮影を指示するためのレリーズスイッチ、画像データの再生を指示するための再生ボタンを含む。さらに、後述の通信部111を介して外部機器との通信を開始するための専用の接続ボタンなどの操作部材を含む。また、後述する表示部106に形成されるタッチパネルも操作部105に含まれる。なお、レリーズスイッチは、SW1およびSW2を有する。レリーズスイッチが、いわゆる半押し状態となることにより、SW1がONとなる。これにより、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備を行うための指示を受け付ける。また、レリーズスイッチが、いわゆる全押し状態となることにより、SW2がONとなる。これにより、撮影を行うための指示を受け付ける。
表示部106は、撮影の際のビューファインダー画像の表示、撮影した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部106は必ずしもデジタルカメラ100が内蔵する必要はない。デジタルカメラ100は内部又は外部の表示部106と接続することができ、表示部106の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
記録媒体110は、撮像部102から出力された画像データを記録することができる。記録媒体110は、デジタルカメラ100に着脱可能なよう構成してもよいし、デジタルカメラ100に内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラ100は少なくとも記録媒体110にアクセスする手段を有していればよい。
通信部111は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態のデジタルカメラ100は、通信部111を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。例えば、撮像部102で生成した画像データを、通信部111を介して外部装置に送信することができる。なお、本実施形態では、通信部111は外部装置とIEEE802.11の規格に従った、いわゆる無線LANで通信するためのインターフェースを含む。制御部101は、通信部111を制御することで外部装置との無線通信を実現する。
近距離無線通信部112は、例えば無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するため変復調回路や通信コントローラから構成される。近距離無線通信部112は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することによりIEEE802.15の規格(いわゆるBluetooth(登録商標))に従った近距離無線通信を実現する。本実施形態においてBluetooth(登録商標)通信は、低消費電力であるBluetooth(登録商標) Low Energyのバージョン4.0を採用する。このBluetooth(登録商標)通信は、無線LAN通信と比べて通信可能な範囲が狭い(つまり、通信可能な距離が短い)。また、Bluetooth(登録商標)通信は、無線LAN通信と比べて通信速度が遅い。その一方で、Bluetooth(登録商標)通信は、無線LAN通信と比べて消費電力が少ない。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100の通信部111は、インフラストラクチャモードにおけるアクセスポイントとして動作するAPモードと、インフラストラクチャモードにおけるクライアントとして動作するCLモードとを有している。そして、通信部111をCLモードで動作させることにより、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、インフラストラクチャモードにおけるCL機器として動作することが可能である。デジタルカメラ100がCL機器として動作する場合、周辺のAP機器に接続することで、AP機器が形成するネットワークに参加することが可能である。また、通信部111をAPモードで動作させることにより、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、APの一種ではあるが、より機能が限定された簡易的なAP(以下、簡易AP)として動作することも可能である。デジタルカメラ100が簡易APとして動作すると、デジタルカメラ100は自身でネットワークを形成する。デジタルカメラ100の周辺の装置は、デジタルカメラ100をAP機器と認識し、デジタルカメラ100が形成したネットワークに参加することが可能となる。上記のようにデジタルカメラ100を動作させるためのプログラムは不揮発性メモリ103に保持されているものとする。
デジタルカメラ100の通信部111がAPモードとして動作する場合、所定のセキュリティ方式を用いることで、通信の傍受等により画像が漏えいしてしまうことを防ぐことができる。本実施形態では、セキュリティ方式としてWPA(Wi−Fi(登録商標) Protected Access2)もしくはWPA2のPSK(PreSharedKey)モードを採用する場合について述べる。WPAやWPA2のPSKモードでは二つの形式のセキュリティーキーを用いることができる。一つは、8文字から63文字のASCII文字(パスフレーズ)である。もうひとつは、64桁の16進数(PSK)を使用することができる。実際の認証動作の際にパスフレーズが選択されていた場合にはWPA・WPA2で定められたアルゴリズムに基づきPSKへ変換して使用される。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100はAPの一種であるものの、CL機器から受信したデータをインターネットプロバイダなどに転送するゲートウェイ機能は有していない簡易APである。したがって、自機が形成したネットワークに参加している他の装置からデータを受信しても、それをインターネットなどのネットワークに転送することはできない。
次に、デジタルカメラ100の外観について説明する。図1(b)、図1(c)はデジタルカメラ100の外観の一例を示す図である。レリーズスイッチ105aや再生ボタン105b、方向キー105c、タッチパネル105dは、前述の操作部105に含まれる操作部材である。また、表示部106には、撮像部102による撮像の結果得られた画像が表示される。
以上がデジタルカメラ100の説明である。
<スマートデバイス200の内部構成について>
図2(a)は、本実施形態の情報処理装置の一例であるスマートデバイス200の構成例を示すブロック図である。なお、スマートデバイスとはスマートフォン等の携帯電話やいわゆるタブレットデバイスを含む。なお、ここでは情報処理装置の一例としてスマートデバイスについて述べるが、情報処理装置はこれに限られない。例えば情報処理装置は、無線機能付きのデジタルカメラやプリンタ、テレビ、あるいはパーソナルコンピュータなどであってもよい。
制御部201は、入力された信号や、後述のプログラムに従ってスマートデバイス200の各部を制御する。なお、制御部201が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部202は、撮像部202に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行い、デジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、制御部201にて所定の演算を行い、記録媒体210に記録される。
不揮発性メモリ203は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリである。不揮発性メモリ203には、制御部201が実行する基本的なソフトウェアであるOS(オペレーティングシステム)や、このOSと協働して応用的な機能を実現するアプリケーションが記録されている。また、本実施形態では、不揮発性メモリ203には、デジタルカメラ100と通信するためのアプリケーション(以下アプリ)が格納されている。
作業用メモリ204は、表示部206の画像表示用メモリや、制御部201の作業領域等として使用される。
操作部205は、スマートデバイス200に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部205は例えば、ユーザがスマートデバイス200の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、表示部206に形成されるタッチパネルなどの操作部材を含む。
表示部206は、画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部206は必ずしもスマートデバイス200が備える必要はない。スマートデバイス200は表示部206と接続することができ、表示部206の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
記録媒体210は、撮像部202から出力された画像データを記録することができる。記録媒体210は、スマートデバイス200に着脱可能なよう構成してもよいし、スマートデバイス200に内蔵されていてもよい。すなわち、スマートデバイス200は少なくとも記録媒体210にアクセスする手段を有していればよい。
通信部211は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態のスマートデバイス200は、通信部211を介して、デジタルカメラ100とデータのやりとりを行うことができる。本実施形態では、通信部211はアンテナであり、制御部101は、アンテナを介して、デジタルカメラ100と接続することができる。なお、デジタルカメラ100との接続では、直接接続してもよいしアクセスポイントを介して接続してもよい。データを通信するためのプロトコルとしては、例えば無線LANを通じたPTP/IP(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)を用いることができる。なお、デジタルカメラ100との通信はこれに限られるものではない。
本実施形態におけるデジタルカメラ100との通信においては、デジタルカメラ100の通信部111がAPモードとして動作する。スマートデバイス200の通信部211はAPモードで動作するデジタルカメラ100の通信部111へ接続することによって通信接続を確立する。
スマートデバイス200の通信部211を用いる場合、通信パラメータを設定しなければならない。ここで、システム開発メーカーが提供する専用の設定アプリケーションを使用しなければならないシステムと、システム開発メーカーではない第3者が提供するユーザアプリケーションからも通信接続制御が可能なシステムの2種類が存在する。なお、ここで言う第3者が提供するユーザアプリケーションは、スマートデバイス200のユーザが任意にインストール可能なアプリケーションである。
システム開発メーカーが提供する専用の設定アプリケーションを使用しなければならないシステムにおいては、ユーザは専用の設定アプリケーションの無線LAN接続設定画面から、通信部211を設定しなければならない。たとえば、接続したい無線LANネットワークのSSID(Service Set Identifier)を選択し、必要に応じて無線LANネットワークのパスワードを入力する。これによって、スマートデバイス200の通信部211はAPモードとして動作するデジタルカメラ100の通信部111と通信接続を確立することができる。
一方、システム開発メーカーではない第3者が提供するユーザアプリケーションからも通信接続制御が可能なシステムにおいては、アプリケーションが自動的に通信部211を設定することができる。例えば後述する近距離無線通信部212を介してアプリケーションがSSID/パスワードをデジタルカメラ100から取得すれば、ユーザが無線LANネットワークを選択することなく、デジタルカメラ100と無線LANの通信を確立することができる。
近距離無線通信部212は、例えば無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するため変復調回路や通信コントローラから構成される。近距離無線通信部212は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することによりIEEE802.15の規格(いわゆるBluetooth(登録商標))に従った近距離無線通信を実現する。本実施形態においてBluetooth(登録商標)通信は、低消費電力であるBluetooth(登録商標) Low Energyのバージョン4.0(BLE)を採用する。このBluetooth(登録商標)通信は、無線LAN通信と比べて通信可能な範囲が狭い(つまり、通信可能な距離が短い)。また、Bluetooth(登録商標)通信は、無線LAN通信と比べて通信速度が遅い。その一方で、Bluetooth(登録商標)通信は、無線LAN通信と比べて消費電力が少ない。なお、デジタルカメラ100で撮影した画像をスマートデバイス200へ送信したい場合、通信速度の面で、BLEを使用することは現実的ではない。一方で、常に無線LAN接続を用いると消費電力が大きく、撮影していない時も接続したままにしておくことができない。そこで、本実施形態のデジタルカメラ100とスマートデバイス200は、通常時は消費電力が少ないBLEで接続し、画像転送の指示を受けたタイミングでBLE通信から無線LAN通信に切り替えることで、前述の通信速度と消費電力の問題を解決する。
また、本実施系におけるデジタルカメラ100との近距離無線通信においては、初回の接続時にペアリングと呼ばれる近距離無線通信で接続するための機器を互いに認識し合う処理が必要である。なお、このペアリングでは、暗号化をともなう接続に限定して用いられることもあるが、本実施形態では、暗号化の有無に関わらず、二つのデバイス間で互いをBluetooth(登録商標)接続の対象として認識し、登録し合う処理のことをペアリングと呼ぶ。
ペアリングにおいては例えばデジタルカメラ100がPeripheralとなり、近距離無線通信部112を用いてAdvertise信号をブロードキャストすることで、自機の存在を周辺に知らせる。一方、スマートデバイス200はCentralとして動作し、近距離無線通信部212を用いてScan動作を行うことによって、デジタルカメラ100からのAdvertise信号を待ち受ける。Advertise信号を受信した場合、スマートデバイス200は、デジタルカメラ100を発見し、Initiate動作によって参加要請し、近距離無線通信接続を確立する。ペアリングにより接続を確立した通信相手は、以後、通信可能な範囲まで近付いていればユーザの操作を特に必要とすることなく自動的に接続される。
公衆網接続部213は、公衆無線通信を行う際に用いられるインターフェースである。スマートデバイス200は、公衆網接続部213を介して、他の機器と通話することができる。この際、制御部201はマイク214およびスピーカ215を介して音声信号の入力と出力を行うことで、通話を実現する。本実施形態では、公衆網接続部213はアンテナであり、制御部101は、アンテナを介して、公衆網に接続することができる。なお、通信部211および公衆網接続部213は、一つのアンテナで兼用することも可能である。
次に、スマートデバイス200の外観について説明する。図2(b)はスマートデバイス200の外観の一例を示す図である。電源ボタン205aやホームボタン205b、タッチパネル205cは、前述の操作部205に含まれる操作部材である。ホームボタン205bはユーザが押下することで実行中のアプリケーションを中断し、表示部206へ他のアプリケーションを選択できるホーム画面を表示することができる。
以上がスマートデバイス200の説明である。
以降では、より簡易な操作でスマートデバイス200の操作のみで画像転送を行うためにBLEでの通信を介して無線LAN通信を確立する手法の実施方法を説明する。
なお、操作をより簡易化するためにはスマートデバイス200のシステムによってデジタルカメラ100の動作を切り替える必要がある。そこで、以下の2つのスマートデバイス200のシステムに対してデジタルカメラ100が実行する動作と、その時のスマートデバイス200の動作を説明する。
・システム開発メーカーが提供する専用の設定アプリケーションを使用しなければならないシステム
・システム開発メーカーではない第3者が提供するユーザアプリケーションからも無線LAN通信の設定が可能なシステム
<システム開発メーカーが提供する専用の設定アプリケーションを使用しなければならないシステムにおける画像転送までの流れについて>
まず、システム開発メーカーが提供する専用の設定アプリケーションを使用しなければならないシステムにおける画像転送までの流れについて説明する。
図3Aおよび図3Bはスマートデバイス200の表示画面の一例である。ユーザはこれらの画面を見て操作することで、図4Aおよび図4Bに示すシーケンスを進める。図4Aおよび図4Bはデジタルカメラ100とシステム開発メーカーが提供する専用の設定アプリケーションを使用しなければならないシステムを搭載したスマートデバイス200との画像転送までの流れである。
図4Aのシーケンスはスマートデバイス200とデジタルカメラ100がBLEでの通信可能な状態で始まる。なお、BLEでの接続が確立している状態では、デジタルカメラ100の画面は、図5の画面320に示すように、Bluetooth(登録商標)のマークが表示される。
図3Aの画面301はスマートデバイス200のホーム画面の一例である。図4AのS401でユーザはこの画面でデジタルカメラ100をBLEや無線LANで制御するためのアプリケーションを起動する。アプリケーションが起動すると図3Aの302のようにデジタルカメラ100を制御可能な機能が表示される。
ユーザがS402で“無線LAN接続”を行うための機能を選択するとS403でスマートデバイス200からデジタルカメラ100へ無線LAN接続要求が送信される。
S403ではこの無線LAN接続要求と共にスマートデバイス200が“無線LAN接続する際にシステム開発メーカーが提供する専用の設定アプリケーションを使用しなければならないシステム”を表す情報も送信する。
無線LAN接続要求を受信すると、S404にてデジタルカメラ100は、APモードで生成する無線LANネットワークに使用するSSIDとパスフレーズを生成する。ここでパスワードとしてPSKではなくパスフレーズを生成しているのは後述のステップでユーザがスマートデバイス200を操作し設定する際に扱いやすいからである。
次にS405でデジタルカメラ100は、認証方式により規定される計算方法を用いてパスフレーズからPSKを生成する。
続いてデジタルカメラ100はS406でスマートデバイス200に対してこれからAPモードで無線LANネットワークを生成する旨を伝える無線LAN接続応答を送信する。この無線LAN接続応答には生成する無線LANネットワークで使用するSSID/認証・暗号化方式/パスフレーズが含まれている。
スマートデバイス200は無線LAN接続応答を受信するとS407でBLEを切断するとともに、表示部206に図3Aの画面303に示す画面を表示する。画面303では、SSIDとパスフレーズとともにシステム開発メーカーが提供する専用の設定アプリケーションから無線LAN接続をすることを促すメッセージが表示される。
一方、デジタルカメラ100はS408で近距離無線通信部112の動作を停止する。
続くS409で、デジタルカメラ100は、S404で生成したSSIDとS405で生成したPSKを用いてAPモードでビーコンの発信を開始することで、無線LANネットワークを生成する。このとき、デジタルカメラ100では、図5の画面321のように通信パラメータを表示する。ユーザはこの画面に表示されるパラメータを見て、スマートデバイス200を操作することで、デジタルカメラ100が生成するネットワークに接続することができる。
次に、ユーザはS410でスマートデバイス200のホームボタン205bによってカメラを制御するためのアプリケーションを中断する(図3Aの画面304)。
ユーザは次にS411で図3Aの画面303でシステム開発メーカーが提供する専用の設定アプリケーションを選択し、起動させる。
ユーザはS412で設定アプリケーションの選択項目の中から無線LANの接続に関する項目を選択する(図3Aの画面304)と、スマートデバイス200は周囲のネットワークを検索する。具体的には、周囲から発信されているビーコンを受信したか否かを判断する。受信したならば、ビーコンに含まれるSSIDを画面に表示する(図3Aの画面305)。なお、ビーコンを受信する度に、画面305に追加していく。次に、処理は図4のS413に進む。
図4BのS413では、ユーザはS406でデジタルカメラ100から受信したSSIDと同じSSIDが表示されているネットワークを、図3Aの画面305に表示されているネットワークから選択する。
次に図3Aの画面306のようなパスワードを入力する画面がスマートデバイス200の表示部206へ表示される。この画面では、ユーザはタッチパネル205cを操作し、S406でデジタルカメラ100から受信したパスフレーズを入力することができる。正しいパスフレーズを入力するとスマートデバイス200は認証方式で規定された計算方法を用いてPSKを生成し、デジタルカメラ100が生成している無線LANネットワークへ参加し、S415で無線LAN接続が確立する。
無線LAN接続が確立すると、スマートデバイス200の画面には、図3Bの画面307のように接続が確立したネットワークにチェックマークが表示される。一方デジタルカメラ100では、図5の画面322のように接続中のスマートデバイスの情報が表示される。
その後、ユーザはS416でスマートデバイス200のホームボタン205cを操作し、ホーム画面に戻る(図3Bの画面308)。
S417では、ユーザは、ホーム画面にて再びデジタルカメラ100を制御するアプリケーションを起動する。
S418ではデジタルカメラ100とスマートデバイス200が同じネットワーク上デバイスをUPnP(Universal Plug and Play)やmDNS(multicastDNS)等のデバイス検索手法を用いて互いの存在を発見する。そして、例えばPTP−IPのような無線LANネットワーク上での画像転送用のプロトコル接続を確立する。
次にS419でデジタルカメラ100は記録媒体110に保存されている画像ファイルのサムネイル画像をスマートデバイス200へ送信し、スマートデバイス200は受信したサムネイル画像を表示部206へ表示する(図3Bの画面310)。一方、デジタルカメラ100では、画面323が表示され、ユーザにスマートデバイスの操作を促す。
ユーザはS420でスマートデバイス200の表示部206に表示されたサムネイル画像をタッチパネル205(c)を操作することにより選択し、スマートデバイス200は、選択された画像の受信開始の指示を受け付ける。
スマートデバイス200はユーザから画像の受信開始の指示を受け付けるとS421にてデジタルカメラ100へユーザが選択した画像の送信を要求する。
デジタルカメラ100はスマートデバイス200から画像送信要求を受信すると、S422で本画像をスマートデバイス200へ送信する(図5の画面324)。一方、スマートデバイス200はS423で受信した本画像を記録媒体210へ保存する(図3Bの画面311、画面312)。
以上がデジタルカメラ100とシステム開発メーカーが提供する専用の設定アプリケーションを使用しなければならないシステムを搭載したスマートデバイス200との画像転送までの流れである。
<システム開発メーカーではない第3者が提供するユーザアプリケーションからも無線LAN通信の設定が可能なシステムにおける画像転送までの流れについて>
次にシステム開発メーカーではない第3者が提供するユーザアプリケーションからも無線LAN通信の設定が可能なシステムにおける画像転送までの流れについて説明する。
図6はスマートデバイス200の表示画面の一例である。ユーザはこの画面を見て操作することで、図7に示すシーケンスを進める。図7はデジタルカメラ100とシステム開発メーカーではない第3者が提供するユーザアプリケーションからも無線LAN通信の設定が可能なシステムを搭載したスマートデバイス200との画像転送までの流れである。
図7のシーケンスはスマートデバイス200とデジタルカメラ100がBLEでの通信可能な状態で始まる。
図6の画面331はスマートデバイス200のホーム画面を表している。図7のS731でユーザはこの画面でデジタルカメラ100をBLEや無線LANで制御するためのアプリケーションを起動する。アプリケーションが起動すると図6の画面332のようにデジタルカメラ100を制御可能な機能が表示される。
ユーザがS732で“無線LAN接続”を行うための機能を選択するとS733でスマートデバイス200からデジタルカメラ100へ無線LAN接続要求が送信される。S733ではこの無線LAN接続要求と共にスマートデバイス200が“無線LAN接続する際にシステム開発メーカーではない第3者が提供するユーザアプリケーションからも無線LAN通信の設定が可能なシステム”を表す情報も送信する。
無線LAN接続要求を受信すると、S734にてデジタルカメラ100は、APモードで生成する無線LANネットワークに使用するSSIDとPSKを生成する。ここでパスワードとしてパスフレーズではなくPSKを生成しているのは実際に無線LANネットワーク生成で使用するのはパスフレーズではなくPSKであり、パスフレーズからPSKへの変換は計算量が多く、時間がかかるからである。また、スマートデバイス200が第3者が提供するユーザアプリケーションからも無線LAN通信の設定が可能なシステムを搭載している場合、アプリケーションが自動的にPSKをOSに設定することができるため、ユーザの入力操作の必要がない。つまり、ユーザの入力の手間を低減するためのパスフレーズを採用する必要はないことも、PSKを使用する理由の一つである。また、ユーザがパスフレーズを入力する必要がないため、デジタルカメラ100側でも、図5の画面321のように通信パラメータをユーザに示す画面は表示しない。
デジタルカメラ100はS735でスマートデバイス200に対してこれからAPモードで無線LANネットワークを生成する旨を伝える無線LAN接続応答を送信する。この無線LAN接続応答には生成する無線LANネットワークで使用するSSID/認証・暗号化方式/PSKが含まれている。スマートデバイス200は無線LAN接続応答を受信するとS736でBLEを切断する。デジタルカメラ100はスマートデバイス200からBLEが切断されるとS737で近距離無線通信部112のBLEとしての動作を停止する。
S738ではデジタルカメラ100は、S734で生成したSSIDとPSKを用いてAPモードでビーコンの発信を開始することで、無線LANネットワークを生成する。
スマートデバイス200はS739でデジタルカメラ100が生成する無線LANネットワークを検索し、ユーザの操作無しにS735で受信したSSID/認証・暗号方式/PSKを使用して無線LANネットワーク接続を行う(図6の画面334)。
S740で無線LAN接続が確立する。
S741ではデジタルカメラ100とスマートデバイス200が同じネットワーク上デバイスをUPnP(Universal Plug and Play)やmDNS(multicastDNS)等のデバイス検索手法を用いて存在を発見する。そして、例えばPTP−IPのような無線LANネットワーク上での画像転送用のプロトコル接続を確立する。
次にS742でデジタルカメラ100は記録媒体110に保存されている画像ファイルのサムネイル画像をスマートデバイス200へ送信し、スマートデバイス200は受信したサムネイル画像を表示部206へ表示する(図6の画面335)。
ユーザはS743でスマートデバイス200の表示部206に表示されたサムネイル画像をタッチパネル205cを操作することにより選択し、受信開始を実行する。スマートデバイス200はユーザから画像受信指示を受け付けるとS744にてデジタルカメラ100へユーザが選択した画像の送信を要求する。
デジタルカメラ100はスマートデバイス200から画像送信要求を受信すると、S745で本画像をスマートデバイス200へ送信し、スマートデバイス200はS746で受信した本画像を記録媒体210へ保存する(図6の画面336、画面337)。
以上がデジタルカメラ100とシステム開発メーカーではない第3者が提供するユーザアプリケーションからも無線LAN通信の設定が可能なシステムを搭載したスマートデバイス200との画像転送までの流れである。
<デジタルカメラ100のフローチャート>
次に、上述のシーケンスを実現するデジタルカメラ100の処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
本フローチャートはデジタルカメラ100とスマートデバイス200がお互いの近距離無線通信部112および212を用いてBLEで接続されている状態で開始される。
S801でデジタルカメラ100の制御部101は近距離無線通信部112を通じてBLEでスマートデバイス200から無線LAN接続要求が送信されてくるのを待つ。
スマートデバイス200より近距離無線通信部112を通じて無線LAN接続要求を受信したら制御部101はS802でスマートデバイスのシステムを判断する。スマートデバイスのシステムが無線LAN接続設定の際に“システム開発メーカーが提供する専用の設定アプリケーションを使用しなければならないシステム”だった場合S803へ進む。この場合、デジタルカメラ100の制御部101はS803でSSIDとパスフレーズを生成する。
その後デジタルカメラ100の制御部101はS804でパスフレーズから認証方式で規定された計算方法に基づきPSKを生成する。S805ではデジタルカメラ100の制御部101は近距離無線通信部112を通じてスマートデバイスへS803で生成したSSIDとパスワードを送信する。
一方S802で“システム開発メーカーではない第3者が提供するユーザアプリケーションからも無線LAN通信の設定が可能なシステム”と判断した場合はS806へ進む。この場合、S806でデジタルカメラ100の制御部101はSSIDとPSKを生成し、続くS807で近距離無線通信部112を通じてスマートデバイス200へSSIDとPSKを送信する。
次にS808でデジタルカメラ100の制御部101はS808でスマートデバイス200から近距離無線通信部112を通じてBLEが切断されるのを待つ。スマートデバイス200からのBLE切断を検知するとデジタルカメラ100の制御部101はS809で近距離無線通信部112に対してBLEの停止を指示する。
S810ではデジタルカメラ100の制御部101は通信部111を用いて、S803・S804もしくはS806で生成したSSIDとPSKを用いてAPモードとして無線LANネットワークを生成する。
S811では制御部101は、スマートデバイス200がS810で生成した無線LANネットワークへ参加してくるのを待つ。スマートデバイス200が無線LANネットワークへ参加したことを検知すると、制御部101は通信部111を通じてスマートデバイス200とPTP−IPなどの無線LAN上での画像転送プロトコルでの接続を行う。画像転送プロトコルでの接続が確立すると制御部101は記録媒体110から画像ファイルのサムネイル画像を取り出し、通信部111を通じてスマートデバイス200へ送信する。
S814では制御部101はスマートデバイスから通信部111を通じて画像送信要求を受信するのを待つ。スマートデバイスから通信部111を通じて画像送信要求を受信すると、制御部101は記録媒体110から本画像を取得し、通信部111を通じてスマートデバイス200へ指定された本画像を送信する。
なお、ユーザ操作などにより画像の送信を終えて無線LANの接続を終了した場合は、自動的にBLEでの通信を再開する。
以上説明したように本実施形態のデジタルカメラは、APモードで起動して生成する無線LANネットワークのパスワードとして、パスフレーズを渡すかPSKを渡すかを、スマートデバイスのOSに応じて切り替える。これによってセキュリティ性を保つことと、スムーズに無線LAN接続を可能にすることとを両立することができる。
[その他の実施形態]
上述の実施形態ではデジタルカメラ100もしくはスマートデバイス200の要因によりBLEと無線LANを同時に使用できない(排他的に動作する)システムについて説明した。これについては、両者がBLEと無線LANを同時に使用可能な場合、BLEを切断せずに無線LAN接続を行ってもよい。
また、上述の実施形態では、BLEから無線LANへのハンドオーバーを例に挙げて説明した。これについては、例えばNFCも搭載して、NFCから無線LANへのハンドオーバーにも適用してもよい。
あるいは、NFCはBLEより一度に送信できるデータ量が限られているため、よりデータ量を少なくしたいことを考慮して、NFCから無線LANへのハンドオーバーの場合は、スマートデバイスのOSの種類に関わらず、常にパスフレーズを共有してもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記録媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (13)

  1. 第一の無線通信を介して外部装置と通信する第一の通信手段と、
    第一の無線通信とは異なる第二の無線通信を介して前記外部装置と通信する第二の通信手段と、
    前記第一の無線通信で用いる通信パラメータを生成する生成手段と、
    前記第二の通信手段により前記外部装置と通信した場合および前記外部装置と前記第一の通信手段を介して通信する指示をユーザから受け付けた場合の少なくとも一方が生じた場合、前記第一の通信手段により前記外部装置と通信するよう制御する制御手段とを有し、
    前記生成手段は、前記外部装置のオペレーティングシステムが、任意にインストール可能なアプリケーションから前記外部装置の第一の通信手段の設定を変更できる第一のオペレーティングシステムであるか、任意にインストール可能なアプリケーションから前記外部装置の第一の通信手段の設定を変更できない第二のオペレーティングシステムであるかに応じて、前記第一の無線通信を介して前記外部装置と通信する際に用いる通信パラメータの形式を異ならせることを特徴とする通信装置。
  2. 前記外部装置のオペレーティングシステムが、任意にインストール可能なアプリケーションから前記外部装置の第一の通信手段の設定を変更できる第一のオペレーティングシステムである場合、前記生成手段は、第一の形式の通信パラメータを生成し、
    前記外部装置のオペレーティングシステムが、任意にインストール可能なアプリケーションから前記外部装置の第一の通信手段の設定を変更できない第二のオペレーティングシステムである場合、前記生成手段は、第二の形式の通信パラメータを生成し、
    前記第一の形式の通信パラメータは、前記第二の形式の通信パラメータから生成することができることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第二の形式の通信パラメータを前記第二の通信手段により前記外部装置と共有した場合、前記制御手段は、前記第二の形式の通信パラメータから生成した前記第一の形式の通信パラメータを利用して前記第一の通信手段により前記外部装置と通信するよう制御することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  4. 前記第一の通信パラメータはPSKであり、前記第二の通信パラメータはパスフレーズであることを特徴とする請求項またはに記載の通信装置。
  5. 前記通信パラメータはセキュリティーキーであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記第二の通信手段により前記外部装置と通信して、前記通信パラメータを共有した場合、前記制御手段は、該共有した通信パラメータを用いて前記第一の通信手段により前記外部装置と通信するよう制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記第一の通信手段は、ビーコンの発信によって前記第一の通信によるネットワークを生成し、前記外部装置からのアクセスを待つことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 被写体を撮像して画像データを生成する撮像手段をさらに有し、
    前記第一の通信手段は、前記撮像手段により生成された画像データを送信し、
    前記第二の通信手段は、前記撮像手段により生成された画像データを送信しないことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記第一の通信手段と前記第二の通信手段は排他的に動作することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記第一の通信手段による通信が終了した場合、前記制御手段は、前記第二の通信手段での通信を開始するよう制御することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  11. 前記第二の通信手段を用いて前記外部装置から、前記外部装置のオペレーティングシステムに関する情報を受信し、該情報に基づき、前記外部装置のオペレーティングシステムの種類を判断することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 第一の無線通信を介して外部装置と通信する第一の通信手段と、第一の無線通信とは異なる第二の無線通信を介して前記外部装置と通信する第二の通信手段を有する通信装置の制御方法であって、
    前記第一の無線通信で用いる通信パラメータを生成する生成ステップと、
    前記第二の通信手段により前記外部装置と通信した場合および前記外部装置と前記第一の通信手段を介して通信する指示をユーザから受け付けた場合の少なくとも一方が生じた場合、前記第一の通信手段により前記外部装置と通信するよう制御する制御ステップとを有し、
    前記生成ステップでは、前記外部装置のオペレーティングシステムが、任意にインストール可能なアプリケーションから前記外部装置の第一の通信手段の設定を変更できる第一のオペレーティングシステムであるか、任意にインストール可能なアプリケーションから前記外部装置の第一の通信手段の設定を変更できない第二のオペレーティングシステムであるかに応じて、前記第一の無線通信を介して前記外部装置と通信する際に用いる通信パラメータの形式を異ならせることを特徴とする通信装置の制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
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