JP2016122952A - デジタルカメラと携帯電話の接続方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話が、ペアリングしていないデジタルカメラ(未ペアリングデジタルカメラ)だけを列挙してペアリングして、一度ペアリングしたデジタルカメラ(ペアリング済デジタルカメラ)とは、ユーザー操作なしに簡単に接続できる携帯電話の接続方法を提供すること。【解決手段】携帯電話は、接続する撮像装置の識別情報を保持していない場合は、撮像装置と接続する前に、接続できるかどうかを表示手段に表示し、その間において、接続する撮像装置の識別情報を保持している別の撮像装置とは接続しないで待機させることを特徴とし、識別情報を保持していない撮像装置と接続する場合は、それと接続し、識別情報を保持していない撮像装置と接続しない場合は、別の撮像装置と接続することを特徴とする。【選択図】図3
Description
本発明は、無線LANデジタルカメラと接続可能なカメラ付情報処理装置と無線LANデジタルカメラの接続方法に関する。
近年、携帯電話の登場によって、画像や動画を活用したり、コミュニケーションする機会が増えている。その機会の増加に伴って、ユーザーは、より綺麗な画像・動画を記録しておきたいという欲求を満たすために、携帯電話に組み込まれているカメラで撮影した画像や動画だけなく、デジタルカメラで撮影した画像や動画も、依然として活用する機会が存在している。
そのような中で、デジタルカメラにある画像を携帯電話に簡単に転送する方法の一つとして、無線LAN搭載デジタルカメラがあげられる。このデジタルカメラは、デジタルカメラから携帯電話へ直接画像を転送することができるものである。具体的には、携帯電話とデジタルカメラが持つ無線LAN機能を使い、デジタルカメラと携帯電話を無線LAN接続のための情報交換を行い、デジタルカメラは、無線LANのインフラストラクチャーモードによるホストになり、携帯電話は、この無線LANネットワークに参加し接続を確立し、デジタルカメラから携帯電話へ直接画像を転送するというものである。
前述したとおり、無線LAN接続を行う必要があるために具体的には、SSIDとパスワードを用いて、無線LANネットワークに参加する必要がある。この作業を毎回行うのは、手間になるため、2回目以降の接続は、省略できるように一度接続した時のSSIDとパスワードを覚えることで、簡単に接続できるようになる。
しかし、初めて接続する場合は、無線LAN接続する携帯電話とデジタルカメラが、お互いに接続していいものかどうかをユーザーに確認させる認証手段(ペアリング)が必要になる。ただ、無線LANネットワークに参加するだけで接続できるようになってしまうと、意図しないデジタルカメラと携帯電話が接続されてしまうという問題が生じる。これを解決するダメに、初めての接続では、携帯電話かデジタルカメラの両方、または、いずれかの方で、接続するための認証(ペアリング)を行う必要がある。
前述した認証処理を用いた場合において、一度認証したデジタルカメラと携帯電話がある無線LANのネットワークの中に、もう一台の新規のデジタルカメラを参加させて、携帯電話と接続したいとする。しかし、一度認証したことがあるデジタルカメラが存在していると、優先的に接続されてしまい、新規のデジタルカメラと携帯電話を接続させるのが困難である。また、前述の前提条件として、携帯電話は、1台のデジタルカメラとしか接続できないシステムだとする。
今回のような一度認証済みのデジタルカメラがある中で、認証していない(未ペアリング)の新規のデジタルカメラを携帯電話と接続したい場合、認証済のデジタルカメラが優先的に接続されてしまうと、接続できなくなるという課題がある。
このような課題に対して、特許文献1では、対応する機能を要する無線装置とペアリングするための特許であり、本発明においても、ペアリング処理を行うこと自体は、共通である。
しかし、特許文献1は、機能が異なるものについてはサービスが同じでも表示しないというものであり、今回のように機能が同一であっても発生する課題を解決することはできない。
また、特許文献2においては、複数のユーザーが認証要求(ペアリング要求)を行って、ユーザの意図とは異なるペアが作られてしまうという課題に対して、定期期間で更新することができる UUID を発行して、組み合わせて一致しているものだけを列挙することが特徴である。
しかし、これを解決する手段としてペアリング済のデバイスも列挙する必要があり、本課題を解決するための方法としては複雑さが残る。
本発明の目的は、携帯電話が、ペアリングしていないデジタルカメラ(未ペアリングデジタルカメラ)だけを列挙してペアリングして、一度ペアリングしたデジタルカメラ(ペアリング済デジタルカメラ)とは、ユーザー操作なしに簡単に接続できる携帯電話の接続方法を提供することにある。
この時に、複数台のデジタルカメラが、同一の無線LANネットワークに存在する場合において、未ペアリングデジタルカメラとペアリング済デジタルカメラがあった場合、ペアリング済デジタルカメラが優先的に接続されてしまうようになってしまうということである。
上記の目的を達成するために、本発明の携帯電話の接続方法は、
後記携帯電話と通信できる通信手段があり、
一意の識別情報を保持する手段があり、
撮像機能を持った撮像装置と、
前記撮像装置と通信できる通信手段があり、
一意の識別情報を保持する手段があり、
前記撮像装置と接続するかどうかを促すことができる表示手段があり、
前記撮像装置と一度接続した場合は、前記撮像装置の識別情報を保持する手段を持つことができる、通話機能を持った携帯電話における接続方法において、
前記携帯電話は、接続する撮像装置の識別情報を保持していない場合は、前記撮像装置と接続する前に、接続できるかどうかを表示手段に表示し、その間において、接続する撮像装置の識別情報を保持している別の撮像装置とは接続しないで待機させることを特徴とし、
識別情報を保持していない撮像装置と接続する場合は、それと接続し、識別情報を保持していない撮像装置と接続しない場合は、別の撮像装置と接続することを特徴する。
後記携帯電話と通信できる通信手段があり、
一意の識別情報を保持する手段があり、
撮像機能を持った撮像装置と、
前記撮像装置と通信できる通信手段があり、
一意の識別情報を保持する手段があり、
前記撮像装置と接続するかどうかを促すことができる表示手段があり、
前記撮像装置と一度接続した場合は、前記撮像装置の識別情報を保持する手段を持つことができる、通話機能を持った携帯電話における接続方法において、
前記携帯電話は、接続する撮像装置の識別情報を保持していない場合は、前記撮像装置と接続する前に、接続できるかどうかを表示手段に表示し、その間において、接続する撮像装置の識別情報を保持している別の撮像装置とは接続しないで待機させることを特徴とし、
識別情報を保持していない撮像装置と接続する場合は、それと接続し、識別情報を保持していない撮像装置と接続しない場合は、別の撮像装置と接続することを特徴する。
本発明の携帯電話の接続方法によれば、デジタルカメラと携帯電話を接続する際に、未ペアリングのデジタルカメラと接続する時においてもペアリング済のデジタルカメラが同一ネットワーク上にいた場合においても、機会損失することなく、接続作業を進めることができるようになる。
以下に、本発明を実施するための形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されてもよい。また、各実施の形態を適宜組み合せることも可能である。
[第1の実施形態]
<デジタルカメラの構成>
図1(a)は、本実施形態の通信装置の一例であるデジタルカメラ100の構成例を示すハードウェア構成図である。なお、ここでは通信装置の一例としてデジタルカメラについて述べるが、通信装置はこれに限られない。例えば通信装置は携帯型のメディアプレーヤや、いわゆるタブレットデバイス、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置であってもよい。
<デジタルカメラの構成>
図1(a)は、本実施形態の通信装置の一例であるデジタルカメラ100の構成例を示すハードウェア構成図である。なお、ここでは通信装置の一例としてデジタルカメラについて述べるが、通信装置はこれに限られない。例えば通信装置は携帯型のメディアプレーヤや、いわゆるタブレットデバイス、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置であってもよい。
制御部101は、入力された信号や、後述のプログラムに従ってデジタルカメラ100の各部を制御する。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部102は、例えば、光学レンズユニットと絞り・ズーム・フォーカスなど制御する光学系と、光学レンズユニットを経て導入された光(映像)を電気的な映像信号に変換するための撮像素子などで構成される。撮像素子としては、一般的には、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)が利用される。撮像部102は、制御部101に制御されることにより、撮像部102に含まれるレンズで結像された被写体光を、撮像素子により電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行いデジタルデータを画像データとして出力する。本実施形態のデジタルカメラ100では、画像データは、DCF(Design Rule for Camera File System)の規格に従って、記録媒体110に記録される。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部101で実行される後述のプログラム等が格納される。作業用メモリ104は、撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリ、制御部101の作業領域等として使用される。
操作部105は、ユーザがデジタルカメラ100に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部105は例えば、ユーザがデジタルカメラ100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、撮影を指示するためのレリーズスイッチ、画像データの再生を指示するための再生ボタンを含む。さらに、後述の通信部111を介して外部機器との通信を開始するための専用の接続ボタンなどの操作部材を含む。また、後述する表示部106に形成されるタッチパネルも操作部105に含まれる。なお、レリーズスイッチは、SW1およびSW2を有する。
レリーズスイッチが、いわゆる半押し状態となることにより、SW1がONとなる。これにより、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備を行うための指示を受け付ける。また、レリーズスイッチが、いわゆる全押し状態となることにより、SW2がONとなる。これにより、撮影を行うための指示を受け付ける。
表示部106は、撮影の際のビューファインダー画像の表示、撮影した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部106は必ずしもデジタルカメラ100が内蔵する必要はない。デジタルカメラ100は内部又は外部の表示部106と接続することができ、表示部106の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
RTC107は、時計管理を行う。操作部105によって、ユーザーによって時刻設定した場合でもよいし、通信部111を介して時刻情報を取得して設定する、または、電波時計によって捕捉された時計設定でも構わない。時刻を管理することができればよい。
記録媒体110は、撮像部102から出力された画像データを記録することができる。記録媒体110は、デジタルカメラ100に着脱可能なよう構成してもよいし、デジタルカメラ100に内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラ100は少なくとも記録媒体110にアクセスする手段を有していればよい。通信部111は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態のデジタルカメラ100は、通信部111を介して、外部装置とデータのやりとりを行うことができる。例えば、撮像部102で生成した画像データを、通信部111を介して外部装置に送信することができる。
なお、本実施形態では、通信部111は外部装置とIEEE802.11の規格に従った、いわゆる無線LANで通信するためのインターフェースを含む。制御部101は、通信部111を制御することで外部装置との無線通信を実現する。なお、通信方式は無線LANに限定されるものではなく、例えば赤外通信方式も含む。通信部111は第1の無線通信手段の一例である。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100の通信部111は、インフラストラクチャモードにおけるアクセスポイントとして動作するAPモードと、インフラストラクチャモードにおけるクライアントとして動作するCLモードとを有している。そして、通信部111をCLモードで動作させることにより、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、インフラストラクチャモードにおけるCL機器として動作することが可能である。デジタルカメラ100がCL機器として動作する場合、周辺のAP機器に接続することで、AP機器が形成するネットワークに参加することが可能である。
また、通信部111をAPモードで動作させることにより、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、APの一種ではあるが、より機能が限定された簡易的なAP(以下、簡易AP)として動作することも可能である。デジタルカメラ100が簡易APとして動作すると、デジタルカメラ100は自身でネットワークを形成する。デジタルカメラ100の周辺の装置は、デジタルカメラ100をAP機器と認識し、デジタルカメラ100が形成したネットワークに参加することが可能となる。上記のようにデジタルカメラ100を動作させるためのプログラムは不揮発性メモリ103に保持されているものとする。
なお、本実施形態におけるデジタルカメラ100はAPの一種であるものの、CL機器から受信したデータをインターネットプロバイダなどに転送するゲートウェイ機能は有していない簡易APである。したがって、自機が形成したネットワークに参加している他の装置からデータを受信しても、それをインターネットなどのネットワークに転送することはできない。
次に、デジタルカメラ100の外観について説明する。図1(b)、図1(c)はデジタルカメラ100の外観の一例を示す図である。レリーズスイッチ105aや再生ボタン105b、方向キー105c、タッチパネル105dは、前述の操作部105に含まれる操作部材である。また、表示部106には、撮像部102による撮像の結果得られた画像が表示される。また、本実施形態のデジタルカメラ100は、カメラ筺体の側面に給電部112のアンテナ部分を有する。この給電部112同士を一定の距離に近づけることにより、給電を行うことができる。これにより、ケーブル等を介さずに非接触で給電可能であると共に、給電の開始終了を制御することができる。以上がデジタルカメラ100の説明である。
<携帯電話200の内部構成>
図2は本実施形態の情報処理装置の一例である携帯電話200の構成例を示すハードウェア構成図である。なお、ここでは情報処理装置の一例として携帯電話について述べるが、情報処理装置はこれに限られない。例えば情報処理装置は、無線機能付きのデジタルカメラ、タブレットデバイス、あるいはパーソナルコンピュータなどであってもよい。
図2は本実施形態の情報処理装置の一例である携帯電話200の構成例を示すハードウェア構成図である。なお、ここでは情報処理装置の一例として携帯電話について述べるが、情報処理装置はこれに限られない。例えば情報処理装置は、無線機能付きのデジタルカメラ、タブレットデバイス、あるいはパーソナルコンピュータなどであってもよい。
制御部201は、入力された信号や、後述のプログラムに従って携帯電話200の各部を制御する。なお、制御部201が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。撮像部202は、撮像部202に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行いデジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、制御部201にて所定の演算を行い、記録媒体210に記録される。
不揮発性メモリ203は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリである。不揮発性メモリ203には、制御部201が実行する基本的なソフトウェアであるOS(オペレーティングシステム)や、このOSと協働して応用的な機能を実現するアプリケーションが記録されている。また、本実施形態では、不揮発性メモリ203には、デジタルカメラ100と通信するためのアプリケーション(以下アプリ)が格納されている。作業用メモリ204は、表示部206の画像表示用メモリや、制御部201の作業領域等として使用される。
操作部205は、携帯電話200に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部205は例えば、ユーザが携帯電話200の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、表示部206に形成されるタッチパネルなどの操作部材を含む。表示部206は、画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部206は必ずしも携帯電話200が備える必要はない。携帯電話200は表示部206と接続することができ、表示部206の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
記録媒体210は、撮像部202から出力された画像データを記録することができる。記録媒体210は、携帯電話200に着脱可能なよう構成してもよいし、携帯電話200に内蔵されていてもよい。すなわち、携帯電話200は少なくとも記録媒体210にアクセスする手段を有していればよい。
通信部211は、外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態の携帯電話200は、通信部211を介して、デジタルカメラ100とデータのやりとりを行うことができる。本実施形態では、通信部211はアンテナであり、制御部101は、アンテナを介して、デジタルカメラ100と接続することができる。なお、デジタルカメラ100との接続では、直接接続してもよいしアクセスポイントを介して接続してもよい。データを通信するためのプロトコルとしては、例えば無線LANを通じたPTP/IP(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)を用いることができる。
なお、デジタルカメラ100との通信はこれに限られるものではない。例えば、通信部211は、赤外線通信モジュール、Bluewtooth(登録商標)通信モジュール、WirelessUSB等の無線通信モジュールを含むことができる。さらには、USBケーブルやHDMI(登録商標),IEEE1394など、有線接続を採用してもよい。
公衆網接続部213は、公衆無線通信を行う際に用いられるインターフェースである。携帯電話200は、公衆網接続部213を介して、他の機器と通話することができる。この際、制御部201はマイク214およびスピーカ215を介して音声信号の入力と出力を行うことで、通話を実現する。本実施形態では、公衆網接続部213はアンテナであり、制御部101は、アンテナを介して、公衆網に接続することができる。
なお、通信部211および公衆網接続部213は、一つのアンテナで兼用することも可能である。
なお、通信部211および公衆網接続部213は、一つのアンテナで兼用することも可能である。
マイク214は、ユーザーの発話情報を制御部に通知するインターフェイスである。これを制御部201が音声データをデジタルデータに変換し公衆網接続部213に通信することで、他の携帯電話200と通話情報を伝えることができるようになる。
スピーカー215は、マイク214と反対に、公衆網接続部213から得られた通信された情報を制御部201を介して音声アナログ情報に変換し、スピーカー215を通じてユーザーに音声を伝えることができるインターフェイスである。これにより他の携帯電話200と通話情報を受信することができるようになる。このスピーカー215は、通話情報だけではなく、たとえば、記憶媒体210に格納されている音声データや、動画データの情報を再生する際において、制御部201から音声信号に変換しスピーカー215を通じて音声を出力することが可能である。以上が携帯電話200の説明である。
<システム構成図>
続いて、第1の実施形態におけるシステム構成図について説明する。図3はデジタルカメラ100と携帯電話200とにおける接続システムにおいて、本特許における課題が発生する場合のシステム構成図である。ネットワーク300は、無線LANネットワークであり、このネットワークは、アクセスポイントによって作成されたインフラストラクチャーモードのネットワークと仮定する。この時、携帯電話200がこのネットワークに参加しており、この携帯電話200と過去に一度も接続したことがないデジタルカメラ100−aと、この携帯電話200と過去に接続したことがあるデジタルカメラ100−bがあるとする。
続いて、第1の実施形態におけるシステム構成図について説明する。図3はデジタルカメラ100と携帯電話200とにおける接続システムにおいて、本特許における課題が発生する場合のシステム構成図である。ネットワーク300は、無線LANネットワークであり、このネットワークは、アクセスポイントによって作成されたインフラストラクチャーモードのネットワークと仮定する。この時、携帯電話200がこのネットワークに参加しており、この携帯電話200と過去に一度も接続したことがないデジタルカメラ100−aと、この携帯電話200と過去に接続したことがあるデジタルカメラ100−bがあるとする。
この時、携帯電話200が通信部211を介して、デジタルカメラ100の検索を行うとしたときに、デジタルカメラ100−aとデジタルカメラ100−bを発見することができる。通常では、デジタルカメラ100−bは、過去に接続したことがあるため、認証処理が省略され、デジタルカメラ100−bと携帯電話200が接続確立のためのシーケンスにはいることができる。すると、デジタルカメラ100−aが携帯電話200と接続する機会がなくなってしまうという課題がある。
<未ペアリングダイアログ例のGUI>
続いて、第1の実施形態における携帯電話200の表示部106に表示されるGUIにおいて、未ペアリングダイアログ例のGUIを説明する。これは、図3において、デジタルカメラ100−bが存在していない場合、携帯電話200が、通信部211を介して、デジタルカメラ100−aのみを発見し、制御部201が、作業用メモリ204に展開されている実行プログラムに従って、表示部206に表示するGUIである。GUI400は、未ペアリングダイアログの全体を示すものである。
続いて、第1の実施形態における携帯電話200の表示部106に表示されるGUIにおいて、未ペアリングダイアログ例のGUIを説明する。これは、図3において、デジタルカメラ100−bが存在していない場合、携帯電話200が、通信部211を介して、デジタルカメラ100−aのみを発見し、制御部201が、作業用メモリ204に展開されている実行プログラムに従って、表示部206に表示するGUIである。GUI400は、未ペアリングダイアログの全体を示すものである。
GUI401は、GUI400を説明するためのテキストコントロールである。本実施形態では、「接続するデジタルカメラを選択してください。」と表示し、携帯電話200のユーザーに接続したいデジタルカメラを選択させるように促す。GUI402は、GUI401に指示されたデジタルカメラの一覧のリスト表示をするリストコントロールである。ここでは、未ペアリングのデジタルカメラのみがリストされるものとする。GUI403は、GUI402にリストされたデジタルカメラにおいて、2番目のデジタルカメラを選択した例を示す。仮に選択したとした場合、GUI400を閉じる仕様とする。
GUI404は、GUI400のダイアログを閉じるボタンである。GUI403によって、デジタルカメラを選択していない段階で、GUI404を押下した場合は、どの未ペアリングのデジタルカメラともペアリングしなかったことを示す。
図4のGUI表現によって、未ペアリングのデジタルカメラを列挙することができ、携帯電話200のユーザーがデジタルカメラとペアリングすることができるようになる。または、ペアリングしないで終了することもできる。
図4のGUI表現によって、未ペアリングのデジタルカメラを列挙することができ、携帯電話200のユーザーがデジタルカメラとペアリングすることができるようになる。または、ペアリングしないで終了することもできる。
<フローチャート>
続いて、第1の実施形態におけるデジタルカメラ100と携帯電話200とサーバー300のフローチャート図について説明する。図5(a)は携帯電話200のフローチャートを示す。図5(a)のフローチャートは、携帯電話200がデジタルカメラ100を検索し、図4のような未ペアリングダイアログGUIを表示して接続するためのフローチャートである。フロー500は、本フローチャートの開始を示す。
続いて、第1の実施形態におけるデジタルカメラ100と携帯電話200とサーバー300のフローチャート図について説明する。図5(a)は携帯電話200のフローチャートを示す。図5(a)のフローチャートは、携帯電話200がデジタルカメラ100を検索し、図4のような未ペアリングダイアログGUIを表示して接続するためのフローチャートである。フロー500は、本フローチャートの開始を示す。
フロー501は、携帯電話200の制御部201が、通信部211を介して、ネットワーク300にデジタルカメラ100が存在するかどうかを検索する。具体的には、UPnP(Universal Plug and Play)を使ったディスカバリプロトコルを使って、デジタルカメラ固有のサービスを持つデバイスの検索を行う。続いてフロー502に遷移する。
フロー502は、制御部201が通信部211に問い合わせて、デジタルカメラを発見したかどうかを判定する。発見していない場合は、フロー502へ遷移する。ここでは、フロー502に遷移する図を説明しているが、フロー501で再度検索するフローのどちらでもよい。発見した場合は、フロー503へ遷移する。ここでは、デジタルカメラが1台発見したものと仮定する。
フロー503は、制御部201が、発見したデジタルカメラが未ペアリングのカメラであるかペアリング済みのデジタルカメラかを判定する。具体的には、制御部201が、通信部211を介して得られたデジタルカメラの情報の中にデジタルカメラ固有の識別情報を参照し、また、作業用メモリに格納されているプログラムに従って、作業メモリにある過去に接続したことがあるデジタルカメラ一覧の固有の識別情報のリストを参照する。今回発見したデジタルカメラの識別情報が前述の固有の識別情報のリストと比較して一致するものがあるかどうかを判定する。一致する場合は、制御部201は、ペアリング済のデジタルカメラだと判定し、フロー506へ遷移する。一致するものがない場合は、未ペアリングのデジタルカメラだと判定し、フロー504へ遷移する。
フロー504は、制御部201が、表示部106に図4のGUI400である未ペアリングダイアログGUIを表示するように指示する。その後、フロー505へ遷移する。
フロー505は、携帯電話200のユーザーが、表示部106に表示されるGUIの指示に従って、操作を行い、制御部201が未ペアリングのデジタルカメラとペアリングしたかしなかったかの判定を行う。具体的には、GUI403のように携帯電話200のユーザーが未ペアリングのデジタルカメラを選択した場合は、フロー506へ遷移する。または、GUI404のように携帯電話200のユーザーが未ペアリングのデジタルカメラを選択せずにGUIを閉じてしまった場合は、フロー502に遷移する。フロー506は、発見したデジタルカメラと接続を確立する。具体的には、制御部201が通信部211を介して、PTP通信を行って通信の確立を行う。その後、フロー507へ遷移する。フロー507は、本フローチャートの終了を示す。
本フローチャートにおいて、フロー505において、未ペアリングのカメラとペアリングを行わないと判断した場合、フロー502に遷移すると記述したが、その後、同一のカメラを発見する可能性がある。すると何回も同じ未ペアリングダイアログGUI400を表示することになってしまうことが考えられるが、これを回避するためには、GUI400を表示する条件として、一度発見したデジタルカメラの識別情報を一時的に保持しておき、再度発見した場合は、2回目以降を表示しないように制御することでその問題を解決することができる。
次に、図5のフローチャート(b)の説明を行う。フローチャート(b)は、デジタルカメラ100のフローチャートであり、デジタルカメラ100−aとデジタルカメラ100−bのいずれも同一のフローとなっている。フロー510は、本フローチャートの開始を示す。フロー511は、デジタルカメラ100の制御部101が通信部111を介して、ネットワーク300に参加し、デジタルカメラ100が出現したことをブロードキャスト、または、マルチキャストする。具体的には制御部101がUPnPを用いて、アドバタイジングメッセージを行うか、検索要求に対するレスポンスメッセージを行う。その後フロー512に遷移する。
フロー512は、制御部101が、通信部111を介して、携帯電話200を発見したかどうかを判定する。携帯電話200がネットワーク300に参加していることがわかる場合は、フロー513に遷移する。わからない場合はフロー512に遷移する。具体的には、携帯電話200の通信部211からアドバタイジングメッセージがあるかどうかを判定するが、本フローチャートにおいては、重要なフローではない。
フロー513は、制御部101が通信部111に対して、携帯電話200の通信部211からの接続要求があるまで待機する。具体的にはフロー506が行われるまで、携帯電話200は、ユーザー操作が行われる可能性があるので時間としては待機せざるを得ない。ペアリング済のデジタルカメラ100−bの場合は、ユーザー操作を介さないため、フロー513で待機する時間はほとんど無視できるかもしれない。一方で、未ペアリングのデジタルカメラ100−aの場合は、フロー504を介すため、認証作業のためのユーザー操作が必要になり、待機することになる。接続完了すると、フロー514へ遷移する。フロー514は、本フローチャートの終了を示す。
図5のフローチャートを実現することによって、図3において発生しうる課題に対して、未ペアリングのデジタルカメラ100−aを接続機会を損失することなく、表示できるようになる。
100 デジタルカメラ、101 制御部、102 撮像部
Claims (2)
- 携帯電話と通信できる通信手段があり、
一意の識別情報を保持する手段があり、
撮像機能を持った撮像装置と、
前記撮像装置と通信できる通信手段があり、
一意の識別情報を保持する手段があり、
前記撮像装置と接続するかどうかを促すことができる表示手段があり、
前記撮像装置と一度接続した場合は、前記撮像装置の識別情報を保持する手段を持つことができる、通話機能を持った携帯電話における接続方法において、
前記携帯電話は、接続する撮像装置の識別情報を保持していない場合は、前記撮像装置と接続する前に、接続できるかどうかを表示手段に表示し、その間において、接続する撮像装置の識別情報を保持している別の撮像装置とは接続しないで待機させることを特徴とし、
識別情報を保持していない撮像装置と接続する場合は、それと接続し、識別情報を保持していない撮像装置と接続しない場合は、別の撮像装置と接続することを特徴とした携帯電話の接続方法。 - 携帯電話と通信できる通信手段があり、
一意の識別情報を保持する手段があり、
撮像機能を持った撮像装置と、
前記撮像装置と通信できる通信手段があり、
一意の識別情報を保持する手段があり、
前記撮像装置と接続するかどうかを促すことができる表示手段があり、
前記撮像装置と一度接続した場合は、前記撮像装置の識別情報を保持する手段を持つことができる、通話機能を持った携帯電話における接続方法において、
前記携帯電話は、接続する撮像装置の識別情報を保持していない場合は、前記撮像装置と接続する前に、接続できるかどうかを表示手段に表示し、その間において、接続する撮像装置の識別情報を保持している別の撮像装置とは接続しないで待機させることを特徴とし、
識別情報を保持していない撮像装置と接続する場合は、それと接続し、識別情報を保持していない撮像装置と接続しない場合は、別の撮像装置と接続することを特徴とした携帯電話。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014261476A JP2016122952A (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | デジタルカメラと携帯電話の接続方法 |
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JP2014261476A JP2016122952A (ja) | 2014-12-25 | 2014-12-25 | デジタルカメラと携帯電話の接続方法 |
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JP (1) | JP2016122952A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018085577A (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-31 | キヤノン株式会社 | 通信装置、制御方法、及びプログラム |
-
2014
- 2014-12-25 JP JP2014261476A patent/JP2016122952A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018085577A (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-31 | キヤノン株式会社 | 通信装置、制御方法、及びプログラム |
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