JP6645822B2 - 搬送路切替装置及び該搬送路切替装置を備えたレーザマーカ装置 - Google Patents

搬送路切替装置及び該搬送路切替装置を備えたレーザマーカ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6645822B2
JP6645822B2 JP2015249075A JP2015249075A JP6645822B2 JP 6645822 B2 JP6645822 B2 JP 6645822B2 JP 2015249075 A JP2015249075 A JP 2015249075A JP 2015249075 A JP2015249075 A JP 2015249075A JP 6645822 B2 JP6645822 B2 JP 6645822B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport
plate
unit
transport unit
path switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015249075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017114592A (ja
Inventor
宇賀神 智久
智久 宇賀神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Copal Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP2015249075A priority Critical patent/JP6645822B2/ja
Publication of JP2017114592A publication Critical patent/JP2017114592A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6645822B2 publication Critical patent/JP6645822B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Description

本発明は、例えばICカードや、磁気カード、パスポート等の板状被搬送物を搬送する搬送路切替装置及び該搬送路切替装置を備えたレーザマーカ装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載される印刷装置のように、筐体内に、カードを送出するカード供給部と、該カード供給部から送出されるカードを搬入する一対のピンチローラと、その搬入方向に対し上方向へずれた位置にある一対のピンチローラとを備え、上部側と下部側の前記ピンチローラを、それぞれ回転させて、その搬送方向を変化させるようにしたものがある。
この従来技術では、前記カードを前記カード供給部から下側のピンチローラに搬入するステップと、下側のピンチローラを90度回転させてカード前端を上側のピンチローラに近づけるステップと、下側のピンチローラからカードを搬出するとともに該カードを上側のピンチローラに搬入するステップと、上側のピンチローラを90度回転させるステップと、上側のピンチローラからカードを搬出するステップとにより、カードが水平方向へ搬送される位置を下部側から上部側へ階段状にずらすようにしている。
特開2003−39717号公報
ところで、上記印刷装置等では、内部スペースの制約や、外観形状の小型化等のために、前記階段状にずれる量を小さくすることを求められる場合がある。
そこで、上記従来構造において、下側のピンチローラと上側のピンチローラの間をより狭めた設計にすることが考えられる。しかしながら、このようにした場合、下側のピンチローラに搬入されたカードの前端部が該ピンチローラの前端部から若干突出した状態で、その前端部を上側へ向けるように下側のピンチローラが回転する際に、前記カードの前端部が上側のピンチローラに干渉してしまうおそれがある。
本発明は、前記従来事情に鑑みて、以下の構成を具備するものである。
搬入される板状被搬送物を、その搬入方向に対し交差する方向へずれた位置から搬出するようにした搬送路切替装置であって、板状被搬送物を搬送可能であって且つその搬送方向を変化させるように回転可能な第1の搬送部と、前記搬入の方向に対し交差方向へずれた位置で板状被搬送物を搬送可能であって且つその搬送方向を変化させるように回転可能な第2の搬送部と、これら第1及び第2の搬送部の搬送及び回転を制御する制御部とを備え、前記制御部は、第1の搬送部に搬入される板状被搬送物を、該第1の搬送部の回転中心に対し搬送経路における一方側に偏った所定位置になるまで該第1の搬送部によって搬送する第1ステップと、前記板状被搬送物の前記一方側の端部を第2の搬送部から遠ざける回転方向に第1の搬送部を回転させて前記板状被搬送物の前記一方側に対する他方側の端部を第2の搬送部へ対向させる第2ステップと、第1の搬送部から前記板状被搬送物を前記他方側へ向けて搬出し第2の搬送部に搬入する第3ステップと、第2の搬送部を所定量回転させる第4ステップと、第2の搬送部から前記板状被搬送物を搬出する第5ステップとを、順次に実行するようにし、前記所定位置は、前記板状被搬送物の前後方向の中心部が第1の搬送部の回転中心を前記一方側へ過ぎた位置であって、かつ前記板状被搬送物における前記一方側に対する他方側の端部が第1の搬送部から突出しない位置であることを特徴とする搬送路切替装置。
また、本発明に係る他例としては、以下の構成を具備する。
搬入される板状被搬送物を、その搬入方向に対し交差する方向へずれた位置から搬出するようにした搬送路切替装置において、板状被搬送物を搬送可能であって且つその搬送方向を変化させるように回転可能な第1の搬送部と、前記搬入の方向に対し交差方向へずれた位置で板状被搬送物を搬送可能であって且つその搬送方向を変化させるように回転可能な第2の搬送部と、これら第1及び第2の搬送部の搬送及び回転を制御する制御部とを備え、前記制御部が、第1の搬送部に搬入される板状被搬送物を、該第1の搬送部の回転中心に対し搬送経路における一方側に偏った所定位置になるまで該第1の搬送部によって搬送する第1ステップと、前記板状被搬送物の前記一方側の端部を第2の搬送部から遠ざける回転方向に第1の搬送部を回転させて前記板状被搬送物の前記一方側に対する他方側の端部を第2の搬送部へ対向させる第2ステップと、第1の搬送部から前記板状被搬送物を前記他方側へ向けて搬出し第2の搬送部に搬入する第3ステップと、第2の搬送部を所定量回転させる第4ステップと、第2の搬送部から前記板状被搬送物を搬出する第5ステップとを、順次に実行する搬送路切替装置であって、第1の搬送部の搬送方向の長さを、前記板状被搬送物の前後方向の長さよりも短く設定し、前記第1ステップにより、前記板状被搬送物の前記一方側の端部が第1の搬送部から突出するようにしたことを特徴とする搬送路切替装置。
本発明に係る搬送路切替装置の一例を示す斜視図である。 同搬送路切替装置を図1に対して背面右寄りから視た斜視図であり、一方の支持部材16aの手前寄り部分を上下方向の全長にわたって切欠し、第2の駆動源の図示を省略している。 同搬送路切替装置を図1に対して背面左寄りから視た斜視図である。 同搬送路切替装置の動作を(a)と(b)に順次に示す模式図である。 同搬送路切替装置の動作を(c)と(d)に順次に示す模式図である。 搬送路切替装置を具備したレーザマーカ装置における処理の一例を示すフローチャートである。 同搬送路切替装置を備えたレーザマーカ装置をカラープリンターに並設した状態を模式的に示す側面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。以下、異なる図における同一符号は同一部位を示しており、重複する説明は適宜省略する。
図1〜図5は、本発明に係る搬送路切替装置の一例を示している。
この搬送路切替装置1は、板状被搬送物cを一端側から他端側へ搬送可能であって且つその搬送方向を変化させるように回転可能な第1の搬送部10と、前記搬入の方向に対し交差方向(図示例によれば上下方向)へずれた位置で板状被搬送物cを一端側から他端側へ搬送可能であって且つその搬送方向を変化させるように回転可能な第2の搬送部20と、これら第1及び第2の搬送部10,20の搬送及び回転を制御する制御部50とを備え、搬入される板状被搬送物cを、その搬入方向に対し前記交差方向へずれた位置から搬出する。
第1の搬送部10は、図1及び図2に示すように、板状被搬送物cを挟んで搬送する一対のローラ11,12と、これらローラ11,12をそれぞれ軸方向の両側で回転自在に支持する両回転枠13a,13bと、両回転枠13a,13bの両内側面に固定されて板状被搬送物cを搬送方向へ案内する両ガイド部14a,14bと、両回転枠13a,13bを軸方向の両側で支持する回転軸15a,15bとを具備する。
一対のローラ11,12のうち、一方側(図示例によれば下側)のローラ11は、後述する第1の駆動源30の回転力によって双方向へ回転する駆動ローラである。このローラ11は、その中心部に回転軸11aを固定している。
回転軸11aは、その両端側が後述する両回転枠13a,13bに対しベアリング等を介して回転自在に支持されている。一方の回転枠13aから突出する回転軸21aの端部には、歯車37a(図2参照)が固定されている。
他方側のローラ12は、ローラ11との間に板状被搬送物cを挟み、板状被搬送物cの搬送に伴って回転する従動ローラである。このローラ12は、その中心部に挿通された固定軸12aの外周部に、ベアリング等を介して回転自在に支持されている。固定軸12aの両端部は、両回転枠13a,13bに対し回転不能に固定されている。
回転枠13a,13bは、ローラ11,12の軸方向の両側に略平行に設けられた板状の部材である。これら回転枠13a,13bは、これらの間に跨る複数の軸状部材によって一体化されている。
両側の回転枠13a,13bの内側面には、ガイド部14a,14bが固定されている。
また、一方の回転枠13aの外側面には、その前後幅の中心寄り部分に回転軸15aが固定されている。同様に、他方の回転枠13bの外側面にも、回転軸15aと同芯状に、回転軸15bが固定されている。
ガイド部14a,14bは、板状被搬送物cの搬送経路の両側にそれぞれ配置されている。各ガイド部14a,14bは、板状被搬送物cの側端部を囲む断面略凹状の部材であり、回転枠13a,13bの前後端部間にわたって連続しており、板状被搬送物cの前後方向の長さよりも短く形成される。
各ガイド部14a,14bにおける搬送方向の中央寄りには、板状被搬送物cを厚みよりも若干広い幅であって、板状被搬送物cの表裏面に近接又は接触する平行面を有する。そして、この平行面よりも前側は、前方へ向かって前記幅を徐々に拡大した略ラッパ状に形成され、同様に後端側も、後方へ向かって前記幅を徐々に拡大した略ラッパ状に形成される(図4参照)。
回転軸15a,15bは、それぞれ両端側が、支持部材16a,16bに貫通するとともに、ベアリング等を介して両支持部材16a,16bに回転自在に支持されている。
これら回転軸15a,15bは、第2の駆動源40から伝達される回転力によって双方向へ回転する。
支持部材16a,16bは、第1の搬送部10及び第2の搬送部20の両側で略平行に直立する2枚の板状部材であり、図1に示す一例によれば、下端側が軸状の部材によって連結されている。
第2の搬送部20は、第1の搬送部10と略同様の構造にて、一対のローラ21,22を複数組(図示例によれば3組)具備している。なお、図1及び図2では、3組のローラ21,22のうち、搬送方向の中央寄りに位置する上側のローラ22を省略して図示している。
この第2の搬送部20は、詳細に説明すれば、板状被搬送物cを挟んで搬送する複数組の一対のローラ21,22と、これらローラ21,22をそれぞれ軸方向の両側で回転自在に支持する両回転枠23a,23bと、両回転枠23a,23bの両内側面に固定されて板状被搬送物cを搬送方向へ案内する両ガイド部24a,24bと、両回転枠23a,23bを軸方向の両側で支持する回転軸25a(図2参照),25b(図1参照)とを具備する。
上下のローラ21,22は、上述したローラ11,12と同様に、下側が駆動ローラ、上側が従動ローラである。
一方のローラ21(駆動ローラ)は、その中心部に回転軸21aを固定している。回転軸21aは、その両端側が両回転枠23a,23bに対しベアリング等を介して回転自在に支持されている。一方の回転枠23aから突出する回転軸21aの端部には、歯車37b(図2参照)が固定されている。
他方のローラ22(従動ローラ)は、その中心部に挿通された固定軸22aの外周部に、ベアリング等を介して回転自在に支持されている。固定軸22aの両端部は、両回転枠23a,23bに対し回転不能に固定されている。
回転枠23a,23bは、上述した回転枠13a,13bと同様に、ローラ21,22の軸方向の両側に略平行に設けられた板状の部材であり、これらの間に跨る複数の軸状部材によって一体化されている。
両側の回転枠23a,23bの内側面には、ガイド部14a,14bと略同形状のガイド部24a,24bが固定されている。
また、一方の回転枠23aの外側面には、その中心寄り部分に回転軸25a(図2及び図3参照)が固定されている。同様に、他方の回転枠23bの外側面にも、回転軸25aと同芯状に、回転軸25b(図1参照)が固定されている。
回転軸25a,25bは、それぞれ両端側が、支持部材16a,16bに貫通するとともに、ベアリング等を介して両支持部材16a,16bに回転自在に支持されている。
回転軸25a,25bは、それぞれ、支持部材16aを貫通した先端側に、プーリ26a,26bを固定している。これらプーリ26a,26bの外周部には、無端輪状のベルト45(図2参照)が巻かれている。
これら回転軸25a,25bは、第2の駆動源40から伝達される回転力によって双方向へ回転する。
第1及び第2の駆動源30,40は、それぞれ、ステッピングモータであり、後述する制御部50によって回転量が制御されている。
これら第1及び第2の駆動源30,40は、支持部材16aの外側の面に支持されるとともに、出力軸を支持部材16aの内側へ貫通している。
第1の駆動源30は、出力軸に固定された歯車31(図1参照)を、他の複数の歯車に順次に噛み合わせて、その回転力を第1の搬送部10のローラ11と第2の搬送部20のローラ21の両方に伝達している。
詳細に説明すれば、先ず、第1の駆動源30出力軸の歯車31は、支持部材16aにブラケット等を介して回転自在に支持された歯車32へ回転力を伝達する(図1参照)。次に、歯車32は、支持部材16aに回転自在に支持された二つの歯車33a,33bに対し、同時に回転力を伝達する。
一方の歯車33aは、支持部材16aに回転自在に支持された歯車34a(図1参照)へ回転力を伝達する。そして、歯車34aは、回転軸15aに回転自在に支持された歯車35a(図1参照)へ回転力を伝達する。歯車35aは、回転枠13bに回転自在に支持された歯車36a(図2参照)へ回転力を伝達する。さらに、歯車36aは、ローラ11の回転軸11aに固定された歯車37a(図2参照)へ回転力を伝達する。よって、第1の駆動源30の回転力がローラ11へ伝達されることになる。
また、他方の歯車33bは、支持部材16aに回転自在に支持された歯車34b(図1参照)、回転軸25bに回転自在に支持された歯車35b(図1参照)、回転枠23aに回転自在に支持された歯車36b(図2参照)、下側の中央のローラ21の回転軸21aに固定された歯車37b(図2参照)へと、順次に回転力を伝達する。
そして、歯車37bは、両側に介在する歯車38b(図2参照)を介して、それぞれ、両側のローラ21の回転軸21aに固定された歯車37bへ回転力を伝達する。
よって、第1の駆動源30の回転力が複数のローラ21へ伝達され、これらローラ21は、同回転方向へ同期回転することになる。
また、第2の駆動源40は、出力軸に固定された歯車41(図3参照)を、他の複数の歯車に順次に噛み合わせて、その回転力を、第2の搬送部20の回転軸25a(図2参照)へ伝達し、さらに、回転軸25aの回転力をベルト45によって第1の搬送部10の回転軸15aへ伝達している。
詳細に説明すれば、第2の駆動源40における出力軸の歯車41(図3参照)は、支持部材16aにブラケット等を介して回転自在に支持された歯車42、支持部材16aに回転自在に支持された歯車43、第2の搬送部20の回転軸25aに固定された歯車44へと順次に回転力を伝達する。
そして、歯車44及び回転軸25aの回転力は、プーリ26a,26b及びベルト45(図2参照)を介して、第1の搬送部10の回転軸15aへ伝達される。
よって、第2の駆動源40の回転力が、第2の搬送部20の回転軸25a、及び第1の搬送部10の回転軸15aへ伝達され、これら第1の搬送部10及び第2の搬送部20が同回転方向へ同期回転することになる。
なお、上述した各歯車には、必要に応じて、大歯車と小歯車を同軸状に連結した二段歯車が用いられ、これら複数の歯車によって第1の駆動源30及び第2の駆動源40の回転数が適宜に調整され伝達されるようになっている。
また、制御部50は、記憶装置に記憶されたプログラムによりCPUを機能させるようにしたマイコンやプログラマブルコントローラ、その他の制御回路等とすることができ、各種感知部51〜55や、図示しない操作スイッチ等の信号に応じて、第1及び第2の駆動源30,40を、それぞれ、オン/オフ制御したり回転量を制御したりする。
この制御部50は、本実施の形態によれば、当該搬送路切替装置1が装着される他の機器(例えば、図7に示すレーザマーカ装置A等)の制御回路を併用している。なお、他例としては、独立した制御回路を当該搬送路切替装置1に一体的に設けた態様としてもよい。
感知部51,52,53,54の各々は、赤外線を発信する発光部aと、該発光部aから発信される赤外線を捕捉する受光部bとを具備した赤外線センサであり、前記赤外線の経路が板状被搬送物cによって遮られるのを感知し、その感知信号を発する(図4参照)。
感知部51は、ガイド部14a,14bを略水平状にした第1の搬送部10に対し、その搬入側(図4によれば右側)に設けられ、板状被搬送物cがガイド部14a,14bに搬入されるのを感知する。
感知部52は、ガイド部14a,14bを略水平状にした第1の搬送部10に対し、その搬出側(図4によれば左側)に設けられ、板状被搬送物cが第1の搬送部10の回転中心に対し搬送経路における一方側(図示例によれば下流側)へ偏った所定位置となり、この板状被搬送物cの前端部が第1の搬送部10から突出した状態(図4(a)参照)を感知する。
感知部53は、ガイド部24a,24bを略水平状にした第2の搬送部20に対し、その搬出側に設けられ、第2の搬送部20内に位置する板状被搬送物cの搬出側部分(図5(d)の左端側)を感知する。
感知部54は、ガイド部24a,24bを略水平状にした第2の搬送部20に対し、その前記搬出側に対する逆側に設けられ、第2の搬送部20内に位置する板状被搬送物cの反搬出側部分(図5(d)の右端側)を感知する。
また、感知部55(図2参照)は、第2の搬送部20における回転軸25aの回転量を検出し、その回転量に応じた電気信号を発するセンサであり、例えば、エンコーダやホール素子等により構成される。
また、ガイド部14a,14bを略水平状にした第1の搬送部10の上流側には、板状被搬送物cがガイド部14a,14b間に搬入されるのを案内する搬入ガイド部17が設けられる。
搬入ガイド部17は、板状被搬送物cの幅方向の両端部をそれぞれ断面略凹状に囲むように、板状被搬送物cの両側に設けられている。各搬入ガイド部17は、搬入方向の前端側に、板状被搬送物cの表裏面に近接又は接触する平行面を有し、この平行面よりも後方側の部分を、後方へ向かって上下幅を徐々に拡大した略ラッパ状に形成している。
なお、図1〜図3では、搬入ガイド部17の図示を省略している。
上記構成の搬送路切替装置1によって搬送される板状被搬送物cは、図4(a)に示すように、前端側を第1の搬送部10から突出させた所定位置において、その突出部分が撓みを生じない程度の剛性を有する板状物であればよい。
この板状被搬送物cの好ましい具体例としては、カード(ICカードや磁気カードを含む)や、パスポート等が挙げられる。さらに、板状被搬送物cの他例としては、前記撓みを生じない程度の剛性を有するものであれば、伝票や、証券紙、その他の紙葉類を用いることも可能である。
また、この板状被搬送物cの材質は、例えば、合成樹脂や、金属、厚紙等とすることが可能である。
そして、上記構成の搬送路切替装置1は、例えば、図7に示すように、レーザマーカ装置Aに具備され、このレーザマーカ装置Aに並設されたプリンターBから搬入される板状被搬送物cを、その搬入方向に対し交差する方向(図示例によれば上下方向)へずれた位置で、レーザマーカ装置A内の第3の搬送部3上へ搬出する。
レーザマーカ装置Aは、筐体2内に、上述した構成の搬送路切替装置1、搬送路切替装置1から搬出される板状被搬送物cをレーザ照射領域Eまで搬送する第3の搬送部3、板状被搬送物cに対しレーザ光を照射して印画を行うレーザ装置4等から構成される。
第3の搬送部3は、例えば、ローラコンベヤや、ピンチローラ又はベルトコンベヤ、及びモータ等から構成される。この第3の搬送部3は、制御部50により制御されて、搬送路切替装置1から搬出される板状被搬送物cを所定のレーザ照射領域Eまで搬送したり、同板状被搬送物cを裏返すために搬送路切替装置1へ戻したりする。
レーザ装置4は、例えば、共振器を有し、LD(レーザーダイオード)やLED(発光ダイオード)などの励起光源からの励起光を増幅して大きい強度のパルスレーザー光を出力し、このパルスレーザー光を、板状被搬送物c(露光対象物)の所定位置に1画素ずつ照射する。
また、プリンターBは、板状被搬送物cの種類や材質等に応じて、昇華型熱転写方式、レーザ方式、ドットインパクト方式、インクジェット方式等、適宜方式のカラープリンター又はモノクロプリンターを用いればよい。
このプリンターBは、図示しない供給装置に蓄積された板状被搬送物cを一枚ずつ供給し、所定の印刷を施して、レーザマーカ装置A内の搬送路切替装置1へ送入するように構成される。
次に、搬送路切替装置1を具備したレーザマーカ装置Aの制御動作の一例について、図6に示すフローチャートに沿って詳細に説明する。
先ず、制御部50は、第1ステップとして、第1の搬送部10と第2の搬送部20を、これらの搬送方向が略水平に平行する初期位置に保持し、第1の搬送部10に搬入される板状被搬送物cを、第1の搬送部の回転中心に対し搬送経路における下流側に偏った所定位置になるまで第1の搬送部10によって搬送する(図4(a)参照)。なお、図示例において前記所定位置は、板状被搬送物cの前後方向の中心部が第1の搬送部10の回転中心(具体的には回転軸15bの中心部)を下流側へ過ぎた位置になる。
詳細に説明すれば、プリンターBから送出された板状被搬送物cが搬入ガイド部17に進入すると、この搬入ガイド部17の前端側部分が感知部51によって感知される。制御部50は、感知部51の感知信号に応じて、第1の駆動源30を一方向へ回転させて、駆動側のローラ11を一方向(図示例によれば反時計方向)へ回転させ、ローラ11,12間に挟まれた板状被搬送物cを下流側へ搬送する。
そして、板状被搬送物cの前端部c1が、第1の搬送部10におけるガイド部14a,14bから前方へ突出し、感知部52によって感知されると、制御部50は、この感知信号に応じて、第1の駆動源30の回転を停止するとともにローラ11,12による板状被搬送物cの搬送を停止する。
したがって、板状被搬送物cは、図4(a)に示すように、第1の搬送部10から前端部c1を突出させた状態に保持される。
次に、第2ステップでは、第2の駆動源40を一方向へ所定量回転させることで、板状被搬送物cの前端部c1を下側の第2の搬送部20から遠ざける回転方向(図示例によれば時計方向)に第1の搬送部10を所定の回転量だけ回転させるとともに、ベルト45により連動する第2の搬送部20も同回転方向へ同量回転させ、板状被搬送物cの後端部c2を、第2の搬送部20のガイド部24a,24bに対向させる(図4(b)参照)。
なお、この第2ステップにおいて、第2の駆動源40の回転量は予め設定されており、図示例によれば、第1の搬送部10及び第2の搬送部20の初期位置からの回転角が90°になるようにしている。
次に、第3ステップでは、第1の駆動源30を逆方向へ回転させことで、第1の搬送部10のローラ11と第2の搬送部20のローラ21も逆方向(図示例によれば時計方向)へ回転させ、第1の搬送部10から板状被搬送物cを後方向きに搬出して第2の搬送部20に搬入する(図4(c)参照)。
この際の第1の駆動源30の回転量は、板状被搬送物cが第2の搬送部20のガイド部24a,24b内に収まるまで搬送されるように予め設定されている。なお、他例としては、ガイド部24a,24b内に納まった際の板状被搬送物cを感知する感知部(例えば、図示しない赤外線センサ等)を設け、この感知部による感知信号に応じて第1の駆動源30の前記回転を停止するようにしてもよい。
次に、第4ステップでは、第2の駆動源40を逆方向へ所定量回転させることで、板状被搬送物cの前端部c1をレーザマーカ装置Aに近づける回転方向(図示例によれば反時計方向)に第2の搬送部20を所定の回転量だけ回転させるとともに、ベルト45により連動する第1の搬送部10も同回転方向へ同量回転させ(図5(d)参照)、板状被搬送物cの前端部c1を、第3の搬送部3上面の搬入側の端部に対向させる。
なお、この第4ステップにおいて、第2の駆動源40の前記逆方向の回転量は、第2ステップにおける回転量と同一(回転角90°)である。
そして、この第4ステップによれば、上下の第1の搬送部10及び第2の搬送部20は、略水平に平行した上記初期位置に戻されることになる。
次に、第5ステップでは、板状被搬送物cを、第2の搬送部20から搬出し、さらに、第3の搬送部3によってレーザ照射領域Eに搬送する。
なお、第3の搬送部3の搬送動作は、図示しないセンサにより板状被搬送物cがレーザ照射領域Eに位置した際に停止すればよい。あるいは、第3の搬送部3の駆動源の回転量を予め設定しておき、板状被搬送物cがレーザ照射領域Eに位置した際に停止するようにしてもよい。
次に、第6ステップでは、レーザ照射領域E上の板状被搬送物cに対しレーザ装置4によってレーザ光を照射し印画を行う。
この後、第7ステップでは、第3の搬送部3及び第2の搬送部20を逆方向に搬送動作させて、板状被搬送物cを第2の搬送部20内へ戻す。制御部50は、板状被搬送物cが第2の搬送部20内に戻されたことを、感知部53,54の感知信号により判断すると、前記逆方向の搬送動作を停止する。
次に、第8ステップでは、第2の駆動源40を制御して第2の搬送部20を半回転させることで、板状被搬送物cの表裏を反転する。
次に、第9ステップでは、第2の搬送部20及び第3の搬送部3により、板状被搬送物cをレーザ照射領域Eに再度搬送する。
次に、第10ステップでは、レーザ照射領域E上の板状被搬送物cの反対面に対しレーザ装置4によってレーザ光を照射し印画を行う。
この後、板状被搬送物cは、レーザマーカ装置Aの第3の搬送部3によって更に下流側へ搬送され、筐体2の外部へ搬出される。
よって、上記構成の搬送路切替装置1及びレーザマーカ装置Aによれば、板状被搬送物cを、第1の搬送部10の回転中心よりも前方側へ偏った位置で、第2の搬送部20から遠ざけるように回転させるため、第1の搬送部10の回転中心よりも後部側(上流側)において板状被搬送物cを含む回転半径を小さくすることができ、ひいては、第1の搬送部10と第2の搬送部20の間隔を比較的小さく(例えば、板状被搬送物cの前後方向の長さよりも短く)設定することができ、ひいては、当該搬送路切替装置1に搬入される際の板状被搬送物cの位置と、当該搬送路切替装置1から搬出される際の板状被搬送物cの位置とのずれ量(図示例によれば上下方向のずれ量)を、小さくすることができる。
さらに、本実施の形態の好ましい一例では、第1の搬送部10の搬送方向の長さを、板状被搬送物cの前後方向の長さよりも短く設定して、板状被搬送物cの前端部が第1の搬送部10から突出するようにしているため、第1の搬送部10の外径をより小さくでき、ひいては、前記ずれ量をいっそう小さくすることができる。
また、第1の搬送部10側のローラ11と第2の搬送部20側のローラ21とを単一の第1の駆動源30により同期回転するようにし、さらに第1の搬送部10と第2の搬送部20も第2の駆動源40によって同期回転するようにしているため、構造及び制御等を簡素化して、製造コストを低減することができる。
また、第2の搬送部20を用いて板状被搬送物cの表裏を容易に反転させることが可能である。
なお、上記実施の形態によれば、特に好ましい態様として、同一の第1の駆動源30を用いて上下の駆動側のローラ11,21を同期させ、同一の第2の駆動源40を用いて上下の第1の搬送部10と第2の搬送部20の回転を同期させるようにしたが、他例としては、各回転要素毎に駆動源を備え、これら駆動源を同期制御する態様ことも可能である。
さらに他例としては、各回転要素毎に駆動源を備え、これら駆動源を同期させないで、それぞれ個別に動作させる態様とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、特に好ましい態様として、第2の搬送部20によって板状被搬送物cを反転する構成としたが、他例としては、上述した第7ステップ〜第10ステップを省き、板状被搬送物cを反転させない態様とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、上側で一方から搬入される板状被搬送物cを下側で他方へ搬出する態様としたが、他例としては、第1の搬送部10と第2の搬送部20の配置を逆にして、下側で一方から搬入される板状被搬送物cを上側で他方へ搬出する態様とすることも可能である。
さらに、他例としては、第1の搬送部10と第2の搬送部20をこれらの回転軸が上下を向くように横に並べて、左側(又は右側)で一方から搬入される板状被搬送物cを右側(又は左側)で他方へ搬出する態様にすることも可能である。
さらに、他例としては、板状被搬送物cを引き込んだ後の第2の搬送部20の回転角度を90°以外の角度とすることも可能であり、例えば、前記角度を180°にすれば、一方から第1の搬送部10に搬入される板状被搬送物cを、その搬入方向に対し交差方向へずれた位置で、第2の搬送部20によって逆方向へ搬出することが可能である。
また、上記構造の搬送路切替装置1では第1の搬送部10側のローラ11と第2の搬送部20側のローラ21とを同期回転させるようにしているため、第2の搬送部20から板状被搬送物cを搬出するのと同時に、第1の搬送部10に次の板状被搬送物cの搬入するようにして、より効率的な搬送及び搬送方向切替を行うことも可能である。
また、上記実施の形態では、板状被搬送物c内の板状被搬送物cの搬送経路中に搬送路切替装置1を設けたが、他例としては、プリンター内における板状被搬送物cの搬送経路中や、板状被搬送物cをラミネート加工装置に搬送する経路中、板状被搬送物cをICカードや磁気カードとした場合に該カードにデータ書込むための装置へ該カードを搬送する経路中、その他の板状被搬送物cの搬送経路中に、上記構成の搬送路切替装置1を設けることが可能である。
また、上記実施の形態において、第1ステップでは、板状被搬送物cを、第1の搬送部の回転中心に対し搬送経路における下流側に偏った所定位置になるまで搬送したが、前記第1ステップの他例としては、板状被搬送物cを、第1の搬送部の回転中心に対し搬送経路における上流側に偏った所定位置になるまで搬送する態様とすることも可能である。
この他例の場合、第2ステップでは、板状被搬送物cの後端部c2を下側の第2の搬送部20から遠ざける回転方向(図示例によれば反時計方向)に、第1の搬送部10を所定の回転量だけ回転させるとともに、第2の搬送部20も同量回転させ、板状被搬送物cの前端部c1を、第2の搬送部20のガイド部24a,24bに対向させる。なお、第2の搬送部20の回転方向は、上述した機構によれば第1の搬送部10の回転方向と同方向である反時計方向になるが、他の機構を用いて第1の搬送部10の回転方向と逆の方向へ回転させるようにしてもよい。
そして、前記他例における第3ステップでは、第1の搬送部10のローラ11と第2の搬送部20のローラ21を駆動回転させて、第1の搬送部10から板状被搬送物cをその前端部c1が前方を向くように搬出して第2の搬送部20に搬入する。
また、本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
1:搬送路切替装置
10:第1の搬送部
11,12,21,22:ローラ
14a,14b:ガイド部
15b,25b:回転軸
20:第2の搬送部
24a,24b:ガイド部
30:第1の駆動源
40:第2の駆動源
50:制御部
A:レーザマーカ装置
B:プリンター
E:レーザ照射領域
c:板状被搬送物

Claims (7)

  1. 搬入される板状被搬送物を、その搬入方向に対し交差する方向へずれた位置から搬出するようにした搬送路切替装置であって、
    板状被搬送物を搬送可能であって且つその搬送方向を変化させるように回転可能な第1の搬送部と、前記搬入の方向に対し交差方向へずれた位置で板状被搬送物を搬送可能であって且つその搬送方向を変化させるように回転可能な第2の搬送部と、これら第1及び第2の搬送部の搬送及び回転を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、第1の搬送部に搬入される板状被搬送物を、該第1の搬送部の回転中心に対し搬送経路における一方側に偏った所定位置になるまで該第1の搬送部によって搬送する第1ステップと、
    前記板状被搬送物の前記一方側の端部を第2の搬送部から遠ざける回転方向に第1の搬送部を回転させて前記板状被搬送物の前記一方側に対する他方側の端部を第2の搬送部へ対向させる第2ステップと、
    第1の搬送部から前記板状被搬送物を前記他方側へ向けて搬出し第2の搬送部に搬入する第3ステップと、
    第2の搬送部を所定量回転させる第4ステップと、
    第2の搬送部から前記板状被搬送物を搬出する第5ステップとを、順次に実行するようにし、
    前記所定位置は、前記板状被搬送物の前後方向の中心部が第1の搬送部の回転中心を前記一方側へ過ぎた位置であって、かつ前記板状被搬送物における前記一方側に対する他方側の端部が第1の搬送部から突出しない位置であることを特徴とする搬送路切替装置。
  2. 搬入される板状被搬送物を、その搬入方向に対し交差する方向へずれた位置から搬出するようにした搬送路切替装置において、
    板状被搬送物を搬送可能であって且つその搬送方向を変化させるように回転可能な第1の搬送部と、前記搬入の方向に対し交差方向へずれた位置で板状被搬送物を搬送可能であって且つその搬送方向を変化させるように回転可能な第2の搬送部と、これら第1及び第2の搬送部の搬送及び回転を制御する制御部とを備え、
    前記制御部が、第1の搬送部に搬入される板状被搬送物を、該第1の搬送部の回転中心に対し搬送経路における一方側に偏った所定位置になるまで該第1の搬送部によって搬送する第1ステップと、
    前記板状被搬送物の前記一方側の端部を第2の搬送部から遠ざける回転方向に第1の搬送部を回転させて前記板状被搬送物の前記一方側に対する他方側の端部を第2の搬送部へ対向させる第2ステップと、
    第1の搬送部から前記板状被搬送物を前記他方側へ向けて搬出し第2の搬送部に搬入する第3ステップと、
    第2の搬送部を所定量回転させる第4ステップと、
    第2の搬送部から前記板状被搬送物を搬出する第5ステップとを、順次に実行する搬送路切替装置であって、
    第1の搬送部の搬送方向の長さを、前記板状被搬送物の前後方向の長さよりも短く設定し、前記第1ステップにより、前記板状被搬送物の前記一方側の端部が第1の搬送部から突出するようにしたことを特徴とする搬送路切替装置。
  3. 第1の搬送部と第2の搬送部の各々は、板状被搬送物を挟んで搬送する一対のローラを備え、
    第1の搬送部の前記ローラと、第2の搬送部の前記ローラとを、同一の第1の駆動源により同期回転させるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の搬送路切替装置。
  4. 前記第1ステップでは、第1の搬送部と第2の搬送部とを、これらの搬送方向が略平行する初期位置に保持し、
    前記第2ステップでは、第1の搬送部と第2の搬送部を同期回転させて、前記板状被搬送物の前記他方側の端部を第2の搬送部へ対向させ、
    前記第4ステップでは、第1の搬送部と第2の搬送部を同期回転させて、第1の搬送部及び第2の搬送部を前記初期位置に戻すことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の搬送路切替装置。
  5. 第1の搬送部と第2の搬送部を、同一の第2の駆動源により同期回転させるようにしたことを特徴とする請求項4記載の搬送路切替装置。
  6. 請求項1乃至5何れか1項記載の搬送路切替装置を備えたレーザマーカ装置。
  7. 第2の搬送部による搬出先に設けられて板状被搬送物を双方向へ搬送可能な第3の搬送部と、該搬送部上に設けられたレーザ照射領域と、該レーザ照射領域へ向けてレーザを照射するレーザ装置とを具備したレーザマーカ装置であって、
    前記第5ステップでは、第2の搬送部から搬出される板状被搬送物を第3の搬送部によって前記レーザ照射領域に搬送し、
    この後、前記制御部は、前記レーザ照射領域上の板状被搬送物に対し前記レーザ装置によってレーザ光を照射する第6ステップと、
    第2の搬送部及び第3の搬送部による逆方向の搬送動作によって、前記板状被搬送物を第2の搬送部内へ戻す第7ステップと、
    第2の搬送部を半回転させることで前記板状被搬送物の表裏を反転する第8ステップと、
    第2の搬送部及び第3の搬送部によって前記板状被搬送物を前記レーザ照射領域に再度搬送する第9ステップと、
    前記レーザ照射領域上の前記板状被搬送物の反対面に対し前記レーザ装置によってレーザ光を照射する第10ステップとを順次に実行することを特徴とする請求項6記載のレーザマーカ装置。
JP2015249075A 2015-12-21 2015-12-21 搬送路切替装置及び該搬送路切替装置を備えたレーザマーカ装置 Active JP6645822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015249075A JP6645822B2 (ja) 2015-12-21 2015-12-21 搬送路切替装置及び該搬送路切替装置を備えたレーザマーカ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015249075A JP6645822B2 (ja) 2015-12-21 2015-12-21 搬送路切替装置及び該搬送路切替装置を備えたレーザマーカ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017114592A JP2017114592A (ja) 2017-06-29
JP6645822B2 true JP6645822B2 (ja) 2020-02-14

Family

ID=59233587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015249075A Active JP6645822B2 (ja) 2015-12-21 2015-12-21 搬送路切替装置及び該搬送路切替装置を備えたレーザマーカ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6645822B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017114592A (ja) 2017-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5074562B2 (ja) カッターユニットおよびプリンタ
JP5698609B2 (ja) 画像形成装置
JPH10129896A (ja) 連続用紙の斜行補正機構
JP2008094546A (ja) ベルトコンベヤ蛇行修正装置
JP6588668B1 (ja) カード姿勢矯正装置
JP2006327758A (ja) 方向転換装置
TW201431706A (zh) 票券發行裝置及票券發行方法
JP5509791B2 (ja) サーマルプリンタ
JP2022048548A (ja) 記録装置、記録装置の制御方法
JP6645822B2 (ja) 搬送路切替装置及び該搬送路切替装置を備えたレーザマーカ装置
JP2007160782A (ja) 印字装置
JP6331805B2 (ja) 画像読取装置
JP2015163405A (ja) レーザーマーキング装置
JP4452233B2 (ja) 連続基材巻き取り装置
JP2018083332A (ja) 間接転写方式カードプリンタおよび搬送ズレの修正方法
JPH11300830A (ja) カードオーバーレイ装置
WO2017099005A1 (ja) カード送出装置
JP2022146267A (ja) 搬送ユニット及びレーザーマーキング装置
JP2011084377A (ja) 方向転換装置
JP5154117B2 (ja) ベルトコンベヤ装置および搬送装置
JP5582398B2 (ja) 画像読取装置
JP2015016976A (ja) 媒体検出機構および媒体処理装置
JP2017159999A (ja) 紙葉類取扱装置及び紙葉類取扱方法
JP5750010B2 (ja) カートン用印字装置
JP6086009B2 (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6645822

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250