JP6645010B2 - 樹脂組成物、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙 - Google Patents

樹脂組成物、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙 Download PDF

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Description

本発明は、樹脂組成物、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙に関する。より詳細には、本発明は、戸建て住宅、集合住宅、店舗、事務所ビル等の建築物の壁面装飾などに利用可能な発泡壁紙並びにそれに用いられる樹脂組成物、樹脂シート及び積層シートに関する。
建築物の壁面装飾等に用いる壁紙としては、紙基材に塩化ビニル樹脂の樹脂層を設けた塩化ビニル壁紙が広く利用されている。近年、環境に配慮し、エチレン−酢酸ビニル共重合体のような非塩素系熱可塑性樹脂が用いられている(例えば、下記特許文献1及び2を参照)。
これらの発泡壁紙の製造方法として、基材上に、発泡剤が含まれる樹脂組成物を溶融押出コートし積層するか、別途Tダイ押出法によりシーティングしておき、後からドライラミネート又は熱ラミネートにて基材を張り合わせるかして、基材上に樹脂シートが設けられた積層シートを得た後、必要に応じて表面に印刷が施された樹脂シートを加熱して発泡剤を分解・発泡させる方法がある。
このような熱分解型の発泡剤を添加するタイプの発泡壁紙では、発泡剤の分解促進や分解温度の調整等を目的として、脂肪酸金属塩を発泡助剤として用いることが知られている。例えば、特許文献3では、ステアリン酸亜鉛及びオクチル酸亜鉛を発泡助剤として用いることが開示されている。
特開平6−47875号公報 特開2001−347611号公報 特開2010−228416号公報
しかし、上述した脂肪酸金属塩を高い発泡倍率が得られるように配合した発泡壁紙用の樹脂シートは、表面に印刷を施すような製品を用いる場合、インキの密着性、絵柄模様の転移性等の印刷適性が低下することがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、良好な発泡性を有し且つ十分な印刷適性を有する樹脂組成物、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、基材と、該基材上に設けられた発泡樹脂層と、を備える発泡壁紙の前記発泡樹脂層を形成するための樹脂組成物であって、充填剤と、発泡剤と、発泡助剤と、樹脂分と、を含み、発泡助剤が、脂肪酸亜鉛と脂肪酸亜鉛以外の脂肪酸金属塩の一種以上との複合体、を含む、樹脂組成物を提供する。
本発明の樹脂組成物によれば、良好な発泡性を有し且つ十分な印刷適性を有する樹脂シートを形成することができる。このような効果が得られる理由を、本発明者らは以下のように推察する。まず、従来の脂肪酸金属塩が配合された樹脂シートの印刷適性が低下する要因として、脂肪酸金属塩の界面活性作用が非常に強く、印刷が施される表面又は印刷後の印刷界面にブリードアウトした脂肪酸金属塩が、表面の濡れ性や親インク性を低下させたり、インキの密着性を低下させたりすることが考えられる。これに対し、本発明では、脂肪酸亜鉛と脂肪酸亜鉛以外の脂肪酸金属塩の一種以上との複合体を用いることにより、発泡性を向上させる効果を十分得つつ、複合化による融点の低下により発泡助剤と樹脂分との相溶性が向上することで上記ブリードアウトを低減することができるものと本発明者らは考えている。
また、本発明の樹脂組成物によれば、例えば、積層シートの表面に非発泡層を設けて発泡助剤のブリードアウトをブロックする等といった処置を必要とせずとも十分な印刷適性を確保することができるので、より簡便なシート構造で十分な印刷適性と良好な発泡性とを兼ね備える樹脂シートを形成することができる。
上記複合体における亜鉛と亜鉛以外の金属とのモル比は3:1〜1:3とすることができる。このような複合体を用いることにより、発泡助剤としての効果と、印刷適性とをバランスよく両立させることができる。
上記複合体は、脂肪酸亜鉛と、脂肪酸マグネシウム、脂肪酸カルシウム、脂肪酸ストロンチウム、脂肪酸バリウム及び脂肪酸ラジウムからなる群より選択される一種以上との複合体であることが好ましい。これらの脂肪酸金属塩は、内部滑剤としての効果が高いため、複合体の分散性を更に向上させることができる。このような複合体を用いることにより、発泡助剤としての効果と印刷適性とを更に高水準で両立させることができる。
上記樹脂分は、密度0.91g/cm以上0.94g/cm以下の低密度ポリエチレンを少なくとも含むことが好ましい。このような樹脂を用いることにより、樹脂の柔軟性を向上させることができ、良好な発泡状態の発泡樹脂層を有し、施工性にも優れた発泡壁紙を実現することが容易となる。
上記樹脂分は、上述した低密度ポリエチレンに加えて、密度0.88g/cm以上0.91g/cm未満の超低密度ポリエチレンを更に含むことが好ましい。このような樹脂を用いることにより、樹脂の柔軟性を更に向上させることができ、良好な発泡状態の発泡樹脂層を有し、施工性にも優れた発泡壁紙を実現することがより容易となる。
上記複合体の含有量は、発泡剤100質量部に対して10〜150質量部であることが好ましい。複合体の含有量が上記範囲内であることにより、良好な発泡性及び十分な印刷適性をより高いレベルで両立し得る樹脂シートを形成することができる。
また、本発明は、上記本発明に係る樹脂組成物を押出製膜して得られる樹脂シートを提供する。本発明の樹脂シートは、良好な発泡性と十分な印刷適性を有することができる。
本発明に係る樹脂シートは、架橋処理が施されていてもよい。これにより、発泡時のガス抜けを抑制することができ、均一且つ表面からのガス抜けがより少ない発泡樹脂層を得ることができる。
本発明はまた、基材と、該基材上に設けられた、上記本発明に係る樹脂シートとを備える積層シートを提供する。
本発明はまた、基材と、該基材上に設けられた発泡壁紙と、を備える発泡壁紙であって、上記本発明に係る積層シートにおける上記樹脂シートに含まれる発泡剤を発泡させて得られる発泡壁紙を提供する。
本発明によれば、良好な発泡性を有し且つ十分な印刷適性を有する樹脂組成物、樹脂シート、積層シート及び発泡壁紙を提供することができる。
[樹脂組成物]
本実施形態に係る樹脂組成物は、基材と、該基材上に設けられた発泡樹脂層と、を備える発泡壁紙の発泡樹脂層を形成するための樹脂組成物であって、充填剤と、発泡剤と、発泡助剤と、樹脂分と、を含む。
本実施形態における充填剤としては、無機充填剤及び有機充填剤が挙げられる。無機充填剤としては、例えば、炭酸カルシウム、二酸化チタン等が挙げられ、これらは1種を単独で、又は2種以上を併用して用いることができる。有機充填剤としては、例えば、メラミンシアヌレート、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、木粉、セルロース及びその誘導体が挙げられ、これらは1種を単独で、又は2種以上を併用して用いることができる。
充填剤の含有量は、特に制限されないが、その合計量が、樹脂組成物全量を基準として10〜60質量%であることが好ましい。充填剤を添加する理由としては、発泡壁紙の隠蔽性の確保、単位面積当たりの燃焼カロリーの低減、嵩増しによる製造コストの低減等が挙げられるが、充填剤(特には無機充填剤)の含有量が樹脂組成物全量を基準として20〜40質量%であると、発泡壁紙としての良好な隠蔽性を確保しながら燃焼カロリーが低く、製造コストの手頃な発泡壁紙を製造することができる。
本実施形態に係る発泡剤としては、例えば、熱分解型発泡剤を用いることができる。熱分解型発泡剤としては、例えば、アゾジカルボンアミド(ADCA)、アゾブチロニトリル、ジアゾアミノベンゼン等のアゾ系発泡剤、p−トルエンスルホニルヒドラジド等のヒドラジド系発泡剤、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン等のニトロソ系発泡剤などが挙げられる。これらの中でも、毒性が少なく、発泡開始温度の調節が容易で適用範囲の広いADCAが好ましい。これらは1種を単独で、又は2種以上を併用して用いることができる。
発泡剤の含有量は、特に制限されないが、その合計量が、樹脂組成物全量を基準として1〜20質量%であることが好ましい。発泡剤の含有量が上記範囲であると、過剰なガスの発生による表面からのガス抜けが抑制されている発泡樹脂層を得ることができる。
本実施形態に係る発泡助剤は、脂肪酸亜鉛と脂肪酸亜鉛以外の脂肪酸金属塩の一種以上との複合体を含む。上記複合体は、酸化亜鉛及び酸化亜鉛以外の金属酸化物の一種以上を所望の割合で混合した混合物を用い、脂肪酸で中和することにより得ることができる。合成原料として使用される脂肪酸は特に制限されず、その構成炭化水素基は、直鎖であっても分枝鎖であってもよい。また、上記炭化水素基は、飽和であっても不飽和であってもよく、その炭素数は6〜30が好ましいが、炭素数が少なくなると金属石鹸(脂肪酸金属塩)の融点が低下して液状になり取り扱いが難しくなるという点や、炭素鎖が長すぎると融点が高くなりすぎて成型温度での分散性が低下するという観点から、炭素数は10〜24がより好ましい。このような炭化水素基を有する脂肪酸としては、例えば、カプリル酸、ステアリン酸、ラウリン酸、ベヘン酸等の飽和脂肪酸系、セバシン酸、アゼライン酸等のジカルボン酸系、オレイン酸、リノール酸、ウンデシレン酸等の不飽和カルボン酸などが挙げられる。
上記脂肪酸亜鉛以外の脂肪酸金属塩としては、亜鉛よりもイオン半径が小さい金属を有するものであってよい。亜鉛よりもイオン半径が小さい金属を有する脂肪酸金属塩を用いることにより、複合体の融点を上記脂肪酸亜鉛及び脂肪酸金属塩のそれぞれの融点よりも低くすることができる。例えば、ステアリン酸カルシウムとステアリン酸亜鉛を1:1のモル比で使用する場合、単なる混合物の場合は、115℃〜123℃にステアリン酸亜鉛の融点ピーク、148℃〜155℃にステアリン酸カルシウムの融点ピークが観測されるが、本実施形態の複合体の場合は、95℃〜102℃に単一の融点ピークが観測される。なお、上記融点は、示差熱分析測定(DTA)が可能な熱分析機器によって測定した値である。上記熱分析機器によって融点を測定する場合、融解熱のピークが立ち上がり始めたときの温度(融解開始温度)からピークがベースラインに戻ったときの温度(融解終了温度)を融点として記録する。
本実施形態に係る複合体は、上記の測定方法で求められる融点が、以下で述べる樹脂分のうち、主成分となる樹脂分の融点に近いことが好ましい。例えば、主成分となる樹脂分が低密度ポリエチレンである場合には、上記複合体の融点は、90〜110℃の範囲にあることが好ましい。主成分となる樹脂分がエチレン−酢酸ビニル共重合体である場合には、上記複合体の融点は、79〜90℃の範囲にあることが好ましい。なお、上記融点の数値範囲の下限値は、上述した融解終了温度がとり得る値であり、上限値は、上述した融解開始温度がとり得る値である。
上記のように、発泡助剤の融点を低くすることにより、樹脂分との相溶性を向上させることができ、これにより効果的にブリードアウトが低減され、発泡性と印刷適性を更に高水準で両立することができる。特に、樹脂分としてエチレン単独重合体又はエチレンと他のオレフィンとの共重合体と組み合わせた場合には、ベース樹脂の表面エネルギーが大きいためにブリードアウトの低減による親インク性の向上効果がより大きく発揮され、印刷適性の良好な発泡壁紙用の樹脂シートや積層シートを得ることができる。
脂肪酸亜鉛以外の脂肪酸金属塩としては、脂肪酸マグネシウム、脂肪酸カルシウム、脂肪酸ストロンチウム、脂肪酸バリウム及び脂肪酸ラジウムからなる群より選択される一種以上であることが好ましい。これらの脂肪酸金属塩は、内部滑剤としての効果が高いため、複合体の分散性を更に向上させることができる。中でも、安全性・コスト的な観点から、脂肪酸マグネシウム及び脂肪酸カルシウムより選択される一種以上であることがより好ましい。
本実施形態に係る複合体における亜鉛と亜鉛以外の金属のモル比は、3:1〜1:3であることが好ましく、2:1〜1:2であることがより好ましく、1:1であることが更に好ましい。亜鉛と亜鉛以外の金属のモル比が上記の範囲内であれば、発泡助剤としての効果と、十分な印刷適性とをバランスよく得ることができる。
本実施形態に係る複合体の含有量としては、樹脂分100質量部に対して、1〜10質量部の範囲内であることが好ましく、1〜6質量部の範囲内であることがより好ましい。当該含有量が樹脂分100質量部に対して1〜10質量部の範囲内であれば、より良好な印刷適性を有する樹脂シートを形成することができる。上記含有量が1質量部以上であると、複合体の発泡助剤としての効果が十分に得られ、発泡剤の分解効率がより向上する傾向があり、10質量部以下であれば、製膜した樹脂シートの表面に存在する複合体の影響を受けにくく、印刷適性を良好に保つことができる。
本実施形態に係る複合体の含有量としては、発泡剤100質量部に対して、10〜150質量部であることが好ましく、20〜100質量部であることがより好ましく、20〜50質量部であることが更に好ましい。当該含有量が発泡剤100質量部に対して10〜150質量部の範囲内であれば、より良好な印刷適性及び発泡倍率が得られる樹脂シートを形成することができる。
本実施形態の発泡助剤は、本願発明による効果が損なわれない範囲であれば、上述した複合体以外の発泡助剤を含んでいてもよい。そのような発泡助剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸等の脂肪族系、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド等の脂肪酸アミド系、ステアリン酸亜鉛、ラウリン酸カルシウム、オクチル酸亜鉛等の脂肪酸金属塩系のほか、尿素系、塩化亜鉛、酸化亜鉛等が挙げられる。
また、発泡助剤に対する上記複合体の含有量としては、発泡助剤全量を基準として、25〜100質量%であることが好ましく、50〜100質量%であることがより好ましい。当該含有量が発泡助剤全量を基準として25〜100質量%の範囲内であれば、より良好な印刷適性を有する樹脂シートを形成することができる。
本実施形態に係る樹脂分は、燃焼時にダイオキシン等の有毒ガスの発生を防ぐ観点から、非塩素系熱可塑性樹脂を含むことが好ましい。非塩素系熱可塑性樹脂としては、例えば、エチレン単独重合体、エチレンと他のオレフィンとの共重合体、ポリオレフィン樹脂(ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペンテン等)、スチレン系樹脂(ポリスチレン、アクリロニトリル・スチレン樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂等)、エチレンコポリマー(エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−メチルアクリレート共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体等)などが挙げられる。これらは1種を単独で、又は2種以上を併用して用いることができる。
中でも、本実施形態に係る樹脂分は、無極性であることが好ましい。このような無極性の樹脂を用いることで、上述した充填剤を添加した際の増粘効果を最小限に抑えることができ、高品質の壁紙を安定して生産することができる。また、このような無極性の樹脂は、エチレン単独重合体又はエチレンと他のオレフィンとの共重合体を含むことが好ましい。エチレン単独重合体又はエチレンと他のオレフィンとの共重合体を用いることにより、ベース樹脂の表面エネルギーが大きいためにブリードアウトの低減による親インク性の向上効果がより大きく発揮される。
エチレン単独重合体としては、例えば、高圧法で合成された低密度ポリエチレン、中低圧法で合成されたコモノマーを含まない高密度ポリエチレン等が挙げられる。中でも、低密度ポリエチレンが好ましい。
低密度ポリエチレンは、例えば、密度が0.91g/cm以上0.94g/cm以下の範囲にあるものが挙げられる。低密度ポリエチレンの密度は、好ましくは0.91g/cm以上0.93g/cm以下であり、より好ましくは0.92g/cm以上0.93g/cm以下である。低密度ポリエチレンの分子量、融点、メルトフローレート(MFR)等については特に制限されないが、融点については、50℃〜140℃が好ましく、60℃〜110℃がより好ましい。融点が140℃以下であれば樹脂を溶融して成型する際により高温で溶融する必要がなく、発泡剤が成型中に分解してしまうという可能性が少ない。一方、融点が50℃以上であれば、実使用上の熱耐久性が十分に得られる。MFRについては3〜150のものが好ましく、4〜100のものがより好ましい。MFRが3以上であれば、成型時に生じるせん断発熱を抑えることができ、加工温度の制御が容易になり、成型中に発泡剤が分解してしまうという可能性が少ない。一方、MFRが150以下であれば、製造された発泡壁紙の機械強度が保たれ、施工性及び耐久性に優れる。
低密度ポリエチレンとしては、例えば、ノバテックLD LC802A、ノバテックLD LC604(以上、日本ポリエチレン製)、宇部ポリエチレン J2516(宇部丸善ポリエチレン製)等の市販品を用いることができる。
エチレンと他のオレフィンとの共重合体は、例えば直鎖状低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、コモノマーとの共重合で得られた高密度ポリエチレン等が挙げられ、これらは1種を単独で、又は2種以上を併用して用いることができる。中でも、超低密度ポリエチレンが好ましい。
超低密度ポリエチレンとしては、例えば、密度0.88g/cm以上0.91g/cm未満の範囲にあるものが挙げられる。超低密度ポリエチレンの密度は、好ましくは密度0.88g/cm以上0.90g/cm以下であり、より好ましくは密度0.89g/cm以上0.90g/cm以下である。超低密度ポリエチレンの分子量、融点、MFR等については特に制限されないが、融点については50〜140℃が好ましく、60〜110℃がより好ましい。融点が140℃以下であれば樹脂を溶融して成型する際により高温で溶融する必要がなく、発泡剤が成型中に分解してしまうという可能性が少ない。一方、融点が50℃以上であれば、実使用上の熱耐久性が十分に得られる。MFRについては3〜150のものが好ましく、4〜100のものがより好ましい。MFRが3以上であれば、成型時に生じるせん断発熱を抑えることができ、加工温度の制御が容易になり、成型中に発泡剤が分解してしまうという可能性が少ない。一方、MFRが150以下であれば、製造された発泡壁紙の機械強度が保たれ、施工性及び耐久性に優れる。
超低密度ポリエチレンとしては、例えば、タフマー DF140、DF940、DF7350(いずれも三井化学製)、カーネル KJ−640T(日本ポリエチレン製)、エクセレンFX CX5508(住友化学製)、エンゲージ 8400/8407(ダウ・ケミカル製)、エボリューP SP90100(プライムポリマー製)等の市販品を用いることができる。
樹脂分の含有量は、樹脂の合計量が、樹脂組成物全量を基準として、20〜80質量%であることが好ましく、40〜75質量%であることがより好ましく、50〜70質量%であることが更に好ましい。なお、この場合、樹脂分は架橋されていてもよい。
また、本実施形態に係る樹脂組成物には、必要に応じて顔料等を添加して着色してもよい。顔料の添加による着色は、透明であってもよいし、半透明であってもよいし、不透明であってもよい。顔料としては、例えば、酸化鉄、カーボンブラック等の無機顔料、又はアニリンブラック、フタロシアニンブルー等の有機顔料などを挙げることができる。
顔料の添加量としては、樹脂組成物全量を基準として、好ましくは5〜50質量%、より好ましくは10〜30質量%である。
また、樹脂組成物には、必要に応じて、難燃剤、セル調整剤、安定剤、滑剤等の周知の添加剤を用いることができる。
難燃剤としては、例えば、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等の金属酸化物系難燃剤、リン酸エステル系等のリン系難燃剤、テトラブロモビスフェノールA等の臭素系難燃剤などが挙げられる。
セル調整剤としては、例えば、アクリル酸エステル系樹脂、メタクリル酸エステル系樹脂等が挙げられる。
安定剤としては、例えば、フェノール/アミン系酸化防止剤、ヒンダードアミン系光安定剤等のラジカル補足剤、リン系、イオウ系等の過酸化物分解剤、ベンゾトリアゾール系、ヒドロキシフェニルトリアジン系、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤などが挙げられる。
滑剤としては、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸等の脂肪酸系、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド等の脂肪酸アミド系、ステアリン酸亜鉛、ラウリン酸カルシウム、オクチル酸亜鉛等の脂肪酸金属塩系の滑剤などが挙げられる。
[樹脂シート]
本実施形態に係る樹脂シートは、上記本実施形態に係る樹脂組成物から形成されるものである。本実施形態に係る樹脂シートは、例えば、上記本実施形態に係る樹脂組成物を押出製膜して得ることができる。
押出製膜の方法としては、例えば、Tダイ押出法、Tダイ押出同時ラミネーション法、Tダイ押出タンデムラミネーション法、円形ダイ押出法、円形ダイインフレーション押出法等の押出成形が挙げられる。
本実施形態に係る樹脂シートは、押出成形以外に、射出成形、プレス成形、ブロー成形、カレンダ成形、コーテイング成形、キャスト成形、ディッピング成形、真空成形、トランスファ成形などの公知の成形方法によっても製造することができる。
樹脂組成物は、各成分を押出機で溶融・混練・分散させた後に、適宜ペレット化したものを用いることができる。押出機は単軸押出機でも2軸押出機でもよいが、生産性や品質への影響を考慮した場合、2軸押出機が望ましい。
押出製膜の条件としては、押出温度100〜160℃、押出圧力2〜50MPaが挙げられる。発泡剤成分の分解を抑制しつつポリエチレン成分の融点以上とする観点から、押出温度は110〜150℃が好ましく、120〜140℃がより好ましい。また、押出安定性の観点から、押出圧力は、3〜40MPaが好ましく、3〜30MPaがより好ましい。
樹脂シートの厚みは、用途に応じて適宜設定することができるが、例えば、発泡壁紙用途であれば50〜200μmとすることができる。
樹脂シートは、架橋処理が施されていてもよい。架橋処理としては、電子線照射処理、過熱蒸気処理等の加熱処理が挙げられる。樹脂組成物が上記シラン架橋性樹脂を含む場合には、過熱蒸気処理、水架橋処理を行うことができる。
電子線照射処理は、例えば、製膜した樹脂シートの片面側から、又は両面から電子線を照射することにより、樹脂シートに架橋処理を施すことができる。電子線照射の条件としては、発泡樹脂層の厚みにもよるが、加速電圧150〜300kV、照射線量10〜100kGyが好ましい。加速電圧が上記範囲内であれば、電子線を樹脂シートの厚み方向深くまで十分に到達させることができ、なおかつ裏打紙への電子線による劣化を抑制することができる。また、照射線量が上記範囲内であれば、樹脂シートの黄変や機械物性の変化を抑制しつつ、樹脂シートに所望の架橋を施すことが容易となる。
過熱蒸気処理は、例えば、130℃〜280℃の環境下で20秒から15分間、過熱蒸気(過熱水蒸気ともいう)処理する方法等が挙げられる。過熱蒸気処理は、例えば、過熱蒸気雰囲気下にシート状物を配し、シート状物に過熱蒸気を接触させる方法が挙げられる。また、水架橋させる方法としては、湿度60%以上の環境下、40℃〜70℃の温度域で1日〜1か月養生させて水架橋させる方法が挙げられ、具体的には、40℃90%の恒温恒湿槽の環境下において養生させて水架橋させる方法が挙げられる。
樹脂シートの架橋処理は、樹脂組成物を製膜したものに施してもよく、後述する積層シートにした後に施してもよい。
[積層シート]
本実施形態に係る積層シートは、基材と、基材上に設けられた上記樹脂シートと、を備える。当該積層シートは、樹脂シートを、基材上にラミネートして得ることができる。ラミネートの方法としては、特に限定されるものではないが、樹脂シートと基材とを、熱プレス機等を用いて熱圧着を行う方法、過熱蒸気を用いて圧着を行う方法等が挙げられる。過熱蒸気を用いて圧着を行う方法によれば、過熱蒸気によってシート状物の表面の溶融状態を保ったまま基材上へラミネートすることが可能となり、そのレベリング効果によって、密着させる基材の表面の凹凸が樹脂シートに転写されることを抑制することができる。また、樹脂シートがシラン架橋性樹脂を含む場合は、過熱蒸気によってシラン架橋性樹脂を効率よく架橋させることができる。
上記基材としては、従来ある壁紙用裏打紙等の紙基材として通常使用されているものであれば特に限定されずに使用可能である。このような基材としては、例えば、スルファミン酸グアニジン、リン酸グアニジン等の水溶性難燃剤を含浸させたパルプ主体の難燃紙、又は炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の無機質剤を混抄した無機質紙などが挙げられる。これらの秤量は、50〜300g/mであってもよく、60〜160g/mであってもよい。
また、基材と上記樹脂シートとの接着性を向上させる観点から、基材の表面で樹脂シートを設ける側の面には、例えば、コロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン処理等の易接着処理を施してもよく、アクリル−ブチル共重合体、イソシアネートとポリオールとからなるポリウレタン等から形成される易接着処理層を設けてもよい。
[発泡壁紙]
本実施形態に係る発泡壁紙は、基材と、基材上に設けられた発泡樹脂層と、を備える。このような発泡壁紙は、例えば、上述した樹脂シートを、基材上にラミネートして積層シートを得る工程と、上記樹脂シートに含まれる発泡剤を発泡させることにより、発泡樹脂層を形成する工程と、を備える、製造方法によって得ることができる。
発泡剤の発泡は、樹脂シートを加熱することにより行うことができる。加熱条件としては、当該樹脂シートを構成する成分によって適宜設定することができ、特に制限はないが、160℃〜280℃で10秒〜120秒間加熱することが好ましく、220℃〜240℃で20秒〜40秒間加熱することがより好ましく、220℃で40秒間加熱することが更に好ましい。
他の実施形態として、発泡壁紙は、上記積層シートにおける樹脂シートに含まれる発泡剤を発泡させることにより、発泡樹脂層を形成する工程を備える方法によっても得ることができる。
さらに、本実施形態に係る発泡壁紙において、発泡樹脂層の基材とは反対側の面は凹凸形状を有していてもよい。凹凸形状を設ける方法としては、特に制限されるものではないが、例えば、加熱発泡の際の熱を利用して、表面側を冷却エンボスロールとし、基材側をゴムロールとしておき、2つのトールでニップし(エンボス加工し)冷却することにより、表面に凹凸形状を形成する方法等が挙げられる。凹凸形状としては、特に制限されるものではないが、例えば、木目板導管溝、石板表面凹凸、布表面テクスチャア、梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝等が挙げられ、目的とする意匠により適宜選択可能である。
本実施形態に係る発泡壁紙は、模様層及び表面保護層を設けてもよい。模様層及び表面保護層は、公知の材料を使用して適宜設けることができる。本発明の目的が達成できるのであれば、模様層及び表面保護層を設けなくともよい。模様層及び表面保護層は、グラビアコーティング等の公知の印刷技術を用いて設けることが可能である。なお、模様層及び表面保護層は、発泡剤を発泡させる前に設けることができる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[発泡壁紙の作製]
(実施例1〜6、比較例1〜3)
コートハンガータイプのマニュホールドを有するTダイを用いて、スクリュー径(D)65mm、L/D=32のバリアタイプスクリューを用い、表1に示される組成(表中の数値は質量部を示す)を有する樹脂組成物を、押出温度125℃、厚み100μmで製膜し、樹脂シートをそれぞれ得た。
なお、上記樹脂シートはそれぞれ、加速電圧200kV、照射線量50kGyで電子線の照射をし、樹脂分を架橋させた。
次に、裏打紙(KJ特殊紙製、WK−6651HT、重量65g/cm)上に、実施例及び比較例で製膜した樹脂シートを置き、110℃で加熱した熱プレス機でプレス圧力5MPaの条件で2分間プレスして熱融着させ、積層シートを得た。
得られた積層シートの樹脂シート側表面にコロナ放電処理を施した後、グラビア印刷機により水性インキ(大日精化工業株式会社製、ハイドリックWP)を用いて織物絵柄を印刷した。次に、それぞれの積層シートを240℃のオーブンで25秒間加熱し、発泡剤を発泡させて、発泡壁紙を作製した。
Figure 0006645010
表1に示される各成分は以下の材料を用いた。
[低密度ポリエチレン]
樹脂A:ノバテックLD LC604(日本ポリエチレン株式会社製、密度=0.918g/cm
[超低密度ポリエチレン]
樹脂B:タフマー DF140(三井化学製、密度=0.905g/cm
[炭酸カルシウム]
充填剤A:ソフトン1000(備北粉化工業製)
[二酸化チタン]
充填剤B:タイペークCR−60−2(石原産業製)
発泡剤:ビニホールAC#3C−2K(永和化成工業製)
発泡助剤A:HT−00(日東化成工業株式会社製、ステアリン酸カルシウム・ステアリン酸亜鉛複合体、Ca:Znモル比=1:1、融点:96〜106℃)
発泡助剤B:ステアリン酸カルシウム・ステアリン酸亜鉛複合体、Ca:Znモル比=2:1
発泡助剤C:ステアリン酸カルシウム・ステアリン酸亜鉛複合体、Ca:Znモル比=1:2
発泡助剤D:OF−101(株式会社ADEKA製、ステアリン酸亜鉛、融点:120〜126℃)
発泡助剤E:Ca−St CP(日東化成工業株式会社製、ステアリン酸カルシウム、融点:150〜160℃)
滑剤:アデカスタブAP−546(ADEKA製)
なお、上記発泡助剤の融点は、示差熱分析測定(DTA)が可能な熱分析機器(Perkinelmer.Jpn社製、STA6000)を用い、昇温速度1.0℃/分の測定条件下で測定して得られたチャートに基づき算出した。具体的には、融解熱のピークが立ち上がり始めたときの温度(融解開始温度)及びピークがベースラインに戻ったときの温度(融解終了温度)を、融点の下限値及び上限値として記録した。
[発泡壁紙の評価]
作製した発泡壁紙について、下記の方法に従い、発泡倍率及びインキの密着性を評価した。
(発泡倍率)
発泡前の乾燥発泡樹脂層の厚さ(a)を測定し、これを初期値とした。次に発泡炉にて発泡した後の発泡壁紙の発泡樹脂層の厚さ(b)を測定し、(b)/(a)を発泡倍率として算出した。結果を表2に示す。
(インキ密着性)
織物絵柄を印刷した積層シートに対して、テープ(ニチバン株式会社製、CT−24)による絵柄層の密着試験を行った。密着性に関しては、試験前と比較して絵柄層が90%以上残留しているものを「○」、絵柄層の残留率が50%以上90%未満のものを「△」、50%未満のものを「×」とした。結果を表2に示す。
[積層シートの評価]
上記と同様にして、実施例1〜4、比較例1の積層シートをそれぞれ得た。これらの積層シートについて、下記の方法に従い、コロナ処理後の濡れ性及びインキに対する接触角を評価した。結果を表2に示す。
(濡れ性)
積層シートの樹脂シート側表面にコロナ放電処理を施した。コロナ放電処理した面に対し、濡れ張力試験用混合液(株式会社和光純薬製、ぬれ張力試験用混合液No.30〜No.42)を用いて、JIS K6768に記載のとおり試験を行い、樹脂シートのぬれ張力(mN/m=N/mm)を測定した。
(接触角)
接触角の測定は株式会社マツボー製携帯式接触角計PG−3を用いて、ハイドリックインキ(大日精化工業株式会社製、ハイドリックWP)に対する接触角を測定した。
Figure 0006645010

Claims (4)

  1. 基材と、該基材上に設けられた発泡樹脂層と、該発泡樹脂層の前記基材とは反対側の面上に設けられた水性インキを含む模様層と、を備える発泡壁紙の製造方法であって、
    基材と、該基材上にラミネートされた、充填剤、発泡剤、発泡助剤及び樹脂分を含む樹脂組成物からなる樹脂シートと、を備える積層シートを用意する第1工程と、
    前記積層シートにおける前記樹脂シートに含まれる前記発泡剤を発泡させて発泡樹脂層を形成する第2工程と、
    前記第2工程の前に、前記積層シートにおける前記樹脂シートの前記基材とは反対側の面上に水性インキを含む模様層を設ける工程と、を備え、
    前記発泡助剤が、脂肪酸亜鉛と脂肪酸カルシウムとの複合体を含み、
    前記複合体における亜鉛とカルシウムとのモル比が3:1〜1:3であり、
    前記樹脂分が、密度0.91g/cm以上0.94g/cm以下の低密度ポリエチレン及び密度0.88g/cm以上0.91g/cm未満の超低密度ポリエチレンを含み、
    前記樹脂分の含有量が、前記樹脂組成物全量を基準として、20〜80質量%であり、
    前記複合体の含有量が、前記樹脂分100質量部に対して、1〜10質量部である、
    製造方法。
  2. 前記樹脂シートが、前記樹脂組成物を押出製膜して得られるものである、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記複合体の含有量が、前記発泡剤100質量部に対して10〜150質量部である、請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. 前記樹脂シートは、架橋処理が施されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の製造方法。
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