JP6644262B2 - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像における白飛びとなっている部分を補正することができる画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムに関する。
近年、HDR(High Dynamic Range)画像の規格策定が進み、HDR画像のコンテンツが増えつつある。HDR画像はダイナミックレンジが広いことから、明るい部分が白飛びの状態となることは少ない。しかしながら、一般的なSDR(Standard Dynamic Range)画像のコンテンツが依然として主流である。SDR画像はダイナミックレンジが狭く、人物等に多くの階調を割り当てて撮影することが一般的であり、明るい部分が白飛びの状態となってしまうことがある。
特開2007−133592号公報
SDR画像のコンテンツは、画像の撮影時または撮影した画像に基づくコンテンツの制作時に、明るい部分が白飛びの状態となっていることが多い。撮像装置による撮影時に露出を調整することによって白飛びを軽減させることは容易である。しかしながら、一旦作成されたデジタル画像のコンテンツの白飛びを軽減させることは容易ではない。
本発明は、デジタル画像における白飛びとなっている部分を補正することができる画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、3原色のRGBデータによって構成されたデジタル画像における注目画素及び前記注目画素を取り囲む周辺画素よりなる近傍画素群を抽出する近傍画素群抽出部と、前記近傍画素群におけるそれぞれの画素の輝度値を算出する輝度値算出部と、前記輝度値算出部によって算出されたそれぞれの画素の輝度値に基づいて、前記近傍画素群における画素の輝度値の平均値である平均輝度値を算出する平均輝度値算出部と、前記輝度値算出部によって算出されたそれぞれの画素の輝度値に基づいて、前記注目画素の輝度値と前記周辺画素それぞれの輝度値との差の絶対値を累計して輝度差累計値を算出する輝度差累計値算出部と、前記平均輝度値と前記輝度差累計値とに基づいて前記注目画素が白飛びの状態であると判定され、かつ、前記注目画素が前記デジタル画像のフレームの上端部から所定の垂直方向位置までの上部に位置する画素である特定の条件を満たすとき、値が1未満の乗算係数を生成し、前記特定の条件を満たさないとき値が1の乗算係数を生成する乗算係数生成部と、前記乗算係数生成部で生成された乗算係数を前記注目画素におけるR及びGデータに乗算するRGB補正部とを備えることを特徴とする画像処理装置を提供する。
本発明は、3原色のRGBデータによって構成されたデジタル画像における注目画素及び前記注目画素を取り囲む周辺画素よりなる近傍画素群を抽出し、前記近傍画素群におけるそれぞれの画素の輝度値を算出し、算出されたそれぞれの画素の輝度値に基づいて、前記近傍画素群における画素の輝度値の平均値である平均輝度値を算出し、算出されたそれぞれの画素の輝度値に基づいて、前記注目画素の輝度値と前記周辺画素それぞれの輝度値との差の絶対値を累計して輝度差累計値を算出し、前記平均輝度値と前記輝度差累計値とに基づいて前記注目画素が白飛びの状態であり、かつ、前記注目画素が前記デジタル画像のフレームの上端部から所定の垂直方向位置までの上部に位置する画素である特定の条件を満たすか否かを判定し、前記特定の条件を満たすとき値が1未満の乗算係数を生成し、前記特定の条件を満たさないとき値が1の乗算係数を生成し、前記乗算係数を前記注目画素におけるR及びGデータに乗算することを特徴とする画像処理方法を提供する。
本発明は、コンピュータに、3原色のRGBデータによって構成されたデジタル画像における注目画素及び前記注目画素を取り囲む周辺画素よりなる近傍画素群を抽出するステップと、前記近傍画素群におけるそれぞれの画素の輝度値を算出するステップと、算出されたそれぞれの画素の輝度値に基づいて、前記近傍画素群における画素の輝度値の平均値である平均輝度値を算出するステップと、算出されたそれぞれの画素の輝度値に基づいて、前記注目画素の輝度値と前記周辺画素それぞれの輝度値との差の絶対値を累計して輝度差累計値を算出するステップと、前記平均輝度値と前記輝度差累計値とに基づいて前記注目画素が白飛びの状態であり、かつ、前記注目画素が前記デジタル画像のフレームの上端部から所定の垂直方向位置までの上部に位置する画素である特定の条件を満たすか否かを判定するステップと、前記特定の条件を満たすとき値が1未満の乗算係数を生成し、前記特定の条件を満たさないとき値が1の乗算係数を生成するステップと、前記乗算係数を前記注目画素におけるR及びGデータに乗算するステップとを実行させることを特徴とする画像処理プログラムを提供する。
本発明の画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムによれば、デジタル画像における白飛びとなっている部分を補正することができる。
一実施形態の画像処理装置を示すブロック図である。 図1における近傍画素群抽出部1の具体的な構成例を示すブロック図である。 近傍画素群の一例を示す図である。 一実施形態の画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムによって白飛びを補正するデジタル画像の一例を示す図である。 図1における乗算係数生成部5が生成する乗算係数の一例を示す図である。 一実施形態の画像処理方法による手順及び一実施形態の画像処理プログラムで実行される処理を示すフローチャートである。
以下、一実施形態の画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムについて、添付図面を参照して説明する。
図1において、近傍画素群抽出部1には、3原色のRGBデータによって構成されたデジタル画像の画素Pが入力される。具体的には、近傍画素群抽出部1には、画素PのR,G,Bそれぞれの画素値と画素座標とが入力される。R,G,Bの画素値は例えば8ビットであり、0〜255の値を持つものとする。
近傍画素群抽出部1には、デジタル画像の1フレームを構成する1ラインの左端部の画素Pから右端部の画素Pへと順に、上端部のラインから下端部のラインへと画素Pが順に入力される。
近傍画素群抽出部1は、図2に示すように、1ライン遅延器であるラインメモリ11及び12と、1画素遅延器であるDフリップフロップ(DFF)13〜18とを有する。ラインメモリ11は入力された画素Pを1ライン遅延し、ラインメモリ12はラインメモリ11の出力を1ライン遅延する。
DFF13は入力された画素Pを1画素分遅延し、DFF14はDFF13の出力を1画素分遅延する。DFF15はラインメモリ11の出力を1画素分遅延し、DFF16はDFF15の出力を1画素分遅延する。DFF17はラインメモリ12の出力を1画素分遅延し、DFF18はDFF17の出力を1画素分遅延する。
近傍画素群抽出部1は、図2に示す構成によって、図3に示す水平方向3画素、垂直方向3画素の9画素の画素Pよりなる近傍画素群を抽出する。図3における中央に位置するハッチングを付した画素Pを注目画素P(i,j)とする。注目画素P(i,j)及び注目画素P(i,j)を取り囲む周辺画素P(i−1,j−1),P(i,j−1),P(i+1,j−1),P(i−1,j),P(i+1,j),P(i−1,j+1),P(i,j+1),P(i+1,j+1)の全体が近傍画素群である。
近傍画素群抽出部1は、水平方向5画素、垂直方向5画素の25画素の画素Pを近傍画素群としてもよい。近傍画素群抽出部1が抽出する近傍画素群の領域は特に限定されないが、正方形状の9画素または25画素とするのがよい。
なお、1フレームの角に位置する画素Pが注目画素P(i,j)であり、周辺画素の一部が存在しない場合には、存在しない周辺画素を公知の方法によって補間すればよい。
図1に戻り、近傍画素群抽出部1によって抽出された近傍画素群は、輝度値算出部2に入力される。輝度値算出部2は、下記式(1)で示すBT.709規格の変換式を用いて、近傍画素群それぞれの画素Pの輝度値Yを算出する。
Y=0.2126×R+0.7152×G+0.0722×B …(1)
近傍画素群それぞれの画素Pの輝度値Yは、平均輝度値算出部3及び輝度差累計値算出部4に入力される。平均輝度値算出部3は、入力された近傍画素群それぞれの画素Pの輝度値Yに基づいて、近傍画素群における画素Pの輝度値Yの平均値である平均輝度値Yavを算出する。
輝度差累計値算出部4は、入力された近傍画素群それぞれの画素Pの輝度値Yに基づいて、下記式(2)を用いて、注目画素P(i,j)の輝度値Yと周辺画素それぞれの輝度値Yとの差の絶対値を累計して輝度差累計値Dyacを算出する。式(2)において、Y(i,j)は注目画素P(i,j)の輝度値Y、Y(i+p,j+q)は周辺画素の輝度値Yを示す。
Figure 0006644262
平均輝度値Yav及び輝度差累計値Dyacは、乗算係数生成部5に入力される。乗算係数生成部5には、注目画素P(i,j)の画素座標が入力される。乗算係数生成部5には、注目画素P(i,j)の垂直方向の位置を示すライン数(即ち、jの値)のみが入力されてもよい。
乗算係数生成部5は、次のように乗算係数kを生成する。一例として、デジタル画像の1フレームが図4に示すような状態であったとする。デジタル画像がフルHDの画像であるとすると、1フレームは1080ラインを有する。図4に示すように、フレームの上端部から所定の垂直方向位置までの領域は空であることが多く、空の部分が白飛びの状態となっていることがある。
1フレームのライン数をHとすると、フレームの上部のH/4の領域は空であると想定することができる。1フレームの垂直方向の何分の1の領域を空と想定するかは適宜設定すればよく、フレームの上部のH/4に限定されるものではない。
輝度が非常に高く、画像が平坦で何らかの絵柄が存在しなければ、白飛びの状態であるとみなすことができる。そこで、乗算係数生成部5は、一例として、平均輝度値Yavが220を超え、輝度差累計値Dyacが60未満であれば、白飛びの状態であると判定する。
乗算係数生成部5は、注目画素P(i,j)のjの値がH/4未満であり、平均輝度値Yavが220を超え、輝度差累計値Dyacが60未満の白飛びの状態である特定の条件を満たすとき、値が1未満の乗算係数kを生成する。
乗算係数生成部5は、フレームの上端部で最小であり、上端部から所定の垂直方向位置(H/4の位置)に向かうに従って順に大きくなる乗算係数kを生成することが好ましい。一例として、乗算係数生成部5は、式(3)に基づいて乗算係数kを生成する。
k=0.7+0.3×j/(H/4) …(3)
乗算係数生成部5は、特定の条件を満たさないとき、即ち、jの値がH/4以上であるか、jの値がH/4未満であっても白飛びの状態でなければ、値が1の乗算係数kを生成する。
仮にフレームの上部のH/4の領域が白飛びの状態であるとすると、乗算係数生成部5は図5に示すような乗算係数kを生成する。乗算係数生成部5は、式(3)により、jの値が0から269まで線形的に増加する乗算係数kを生成し、jの値が270以降、値が1の乗算係数を生成する。
式(3)によれば乗算係数kは線形的に変化するが、乗算係数kは非線形的に変化する特性を有していてもよい。
図1に戻り、乗算係数kはRGB補正部6に入力される。RGB補正部6には、近傍画素群抽出部1より注目画素P(i,j)が入力される。RGB補正部6は、乗算係数kを注目画素P(i,j)のR及びGデータに乗算して、補正画素P’を出力する。
RGB補正部6が注目画素P(i,j)のR及びGデータに値が1未満の乗算係数kを乗算すれば、注目画素P(i,j)における白飛びの状態が補正される。RGB補正部6が注目画素P(i,j)のR及びGデータに値が1の乗算係数kを乗算すれば、注目画素P(i,j)は補正されず、元の状態が維持されることになる。
デジタル画像が動画像であれば、図1に示す画像処理装置は各フレームで以上の動作を繰り返し、フレームの上部の空であると想定される部分が白飛びの状態であれば、白飛びの状態を補正したフレームを出力する。
以上の構成によって、本実施形態の画像処理装置によれば、デジタル画像におけるフレームの上部の白飛びとなっている部分を補正することができる。本実施形態の画像処理装置によれば、フレームの上部のH/4の領域以外の3H/4の領域においては何らの影響も与えない。
図4に示すデジタル画像の場合、フレームの上部のH/4の領域には、空だけでなく山が存在している。本実施形態の画像処理装置は、以上の構成及び動作によって白飛びしている空の部分のみ補正される。本実施形態の画像処理装置によれば、フレームの上部の空の部分が白飛びの状態であるとき空の色を青みが増加するように補正して、本来の空の色を再現することができる。
乗算係数生成部5が式(3)を用いて乗算係数kを生成すれば、フレームの上端部に近付くほど補正の程度を強くし、所定の垂直方向位置に近付くほど補正の程度を弱くすることができる。よって、フレームの上部のH/4の領域と残りの3H/4の領域との境界で色が不自然に変化することを回避することができる。
図1に示す画像処理装置は、ハードウェアによって構成されていてもよいし、ソフトウェアによって構成されていてもよいし、ハードウェアとソフトウェアとが組み合わされて構成されていてもよい。
図1に示す画像処理装置は、マイクロコンピュータの中央処理装置(CPU)及びメモリ、または、集積回路で構成されていてもよい。メモリに記憶されたコンピュータプログラム(画像処理プログラム)をCPUによって実行することによって、図1に示す画像処理装置が機能的に実現されていてもよい。
図6を用いて、一実施形態の画像処理プログラムで実行される処理を説明する。図6は、一実施形態の画像処理方法による手順も示している。
図6において、画像処理プログラムが実行されて処理が開始されると、CPUは、ステップS1にて、3原色のRGBデータによって構成されたデジタル画像の画素P(画素値及び画素座標)を取り込む。CPUは、ステップS2にて、注目画素P(i,j)及び注目画素P(i,j)を取り囲む周辺画素よりなる近傍画素群を抽出する。
CPUは、ステップS3にて、近傍画素群それぞれの画素の輝度値Yを算出する。CPUは、ステップS4にて、算出されたそれぞれの画素の輝度値Yに基づいて、近傍画素群の平均輝度値Yavを算出する。CPUは、ステップS5にて、算出されたそれぞれの画素の輝度値Yに基づいて、近傍画素群の輝度差累計値Dyacを算出する。ステップS4とステップS5との順は逆でもよいし、同時に実行されてもよい。
CPUは、ステップS6にて、注目画素P(i,j)が白飛びの状態であり、
注目画素P(i,j)がフレームの上端部から所定の垂直方向位置までの上部に位置する画素である特定の条件を満たすか否かを判定する。特定の条件を満たせば(YES)、CPUは、ステップS7にて、式(3)を用いて値が1未満の乗算係数kを生成する。特定の条件を満たさなければ(NO)、CPUは、ステップS8にて、値が1の乗算係数kを生成する。
CPUは、ステップS9にて、乗算係数kを注目画素P(i,j)のR及びGデータに乗算する。R及びGデータにステップS7にて生成された乗算係数kを乗算すれば、注目画素P(i,j)における白飛びの状態が補正される。R及びGデータにステップS8にて生成された乗算係数kを乗算すれば、注目画素P(i,j)は補正されず、元の状態が維持される。CPUは、ステップS10にて、フレーム内の全画素に対して、ステップS1〜S9の処理を実行したか否かを判定する。
フレーム内の全画素に対して処理を実行していなければ(NO)、CPUは、ステップS1〜S9の処理を繰り返す。フレーム内の全画素に対して処理を実行していれば(YES)、CPUは、処理を終了する。デジタル画像が動画像であれば、CPUは、各フレームでステップS1〜S10の処理を繰り返す。
本実施形態の画像処理方法及び画像処理プログラムによれば、上述した本実施形態の画像処理装置による効果と同様の効果を奏する。画像処理プログラムは、非一時的な記憶媒体に記憶されていてもよいし、インターネット等の通信回線で配信されてもよい。
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。本実施形態の画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムが処理の対象とするデジタル画像はフルHDの画像に限定されず、標準解像度のSD画像であってもよいし、4Kと称されるフルHDよりもさらに高解像度の画像であってもよい。また、処理の対象とするデジタル画像を白飛びが発生しやすいSDR画像を例としたが、SDR画像に限定されるものでもない。
1 近傍画素群抽出部
2 輝度値算出部
3 平均輝度値算出部
4 輝度差累計値算出部
5 乗算係数生成部
6 RGB補正部

Claims (4)

  1. 3原色のRGBデータによって構成されたデジタル画像における注目画素及び前記注目画素を取り囲む周辺画素よりなる近傍画素群を抽出する近傍画素群抽出部と、
    前記近傍画素群におけるそれぞれの画素の輝度値を算出する輝度値算出部と、
    前記輝度値算出部によって算出されたそれぞれの画素の輝度値に基づいて、前記近傍画素群における画素の輝度値の平均値である平均輝度値を算出する平均輝度値算出部と、
    前記輝度値算出部によって算出されたそれぞれの画素の輝度値に基づいて、前記注目画素の輝度値と前記周辺画素それぞれの輝度値との差の絶対値を累計して輝度差累計値を算出する輝度差累計値算出部と、
    前記平均輝度値と前記輝度差累計値とに基づいて前記注目画素が白飛びの状態であると判定され、かつ、前記注目画素が前記デジタル画像のフレームの上端部から所定の垂直方向位置までの上部に位置する画素である特定の条件を満たすとき、値が1未満の乗算係数を生成し、前記特定の条件を満たさないとき値が1の乗算係数を生成する乗算係数生成部と、
    前記乗算係数生成部で生成された乗算係数を前記注目画素におけるR及びGデータに乗算するRGB補正部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記乗算係数生成部は、前記上端部で最小であり、前記上端部から前記所定の垂直方向位置に向かうに従って順に大きくなる乗算係数を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 3原色のRGBデータによって構成されたデジタル画像における注目画素及び前記注目画素を取り囲む周辺画素よりなる近傍画素群を抽出し、
    前記近傍画素群におけるそれぞれの画素の輝度値を算出し、
    算出されたそれぞれの画素の輝度値に基づいて、前記近傍画素群における画素の輝度値の平均値である平均輝度値を算出し、
    算出されたそれぞれの画素の輝度値に基づいて、前記注目画素の輝度値と前記周辺画素それぞれの輝度値との差の絶対値を累計して輝度差累計値を算出し、
    前記平均輝度値と前記輝度差累計値とに基づいて前記注目画素が白飛びの状態であり、かつ、前記注目画素が前記デジタル画像のフレームの上端部から所定の垂直方向位置までの上部に位置する画素である特定の条件を満たすか否かを判定し、
    前記特定の条件を満たすとき値が1未満の乗算係数を生成し、
    前記特定の条件を満たさないとき値が1の乗算係数を生成し、
    前記乗算係数を前記注目画素におけるR及びGデータに乗算する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  4. コンピュータに、
    3原色のRGBデータによって構成されたデジタル画像における注目画素及び前記注目画素を取り囲む周辺画素よりなる近傍画素群を抽出するステップと、
    前記近傍画素群におけるそれぞれの画素の輝度値を算出するステップと、
    算出されたそれぞれの画素の輝度値に基づいて、前記近傍画素群における画素の輝度値の平均値である平均輝度値を算出するステップと、
    算出されたそれぞれの画素の輝度値に基づいて、前記注目画素の輝度値と前記周辺画素それぞれの輝度値との差の絶対値を累計して輝度差累計値を算出するステップと、
    前記平均輝度値と前記輝度差累計値とに基づいて前記注目画素が白飛びの状態であり、かつ、前記注目画素が前記デジタル画像のフレームの上端部から所定の垂直方向位置までの上部に位置する画素である特定の条件を満たすか否かを判定するステップと、
    前記特定の条件を満たすとき値が1未満の乗算係数を生成し、前記特定の条件を満たさないとき値が1の乗算係数を生成するステップと、
    前記乗算係数を前記注目画素におけるR及びGデータに乗算するステップと、
    を実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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