JP6637655B2 - 飲食品用消泡剤 - Google Patents

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Description

本発明は、消泡における即効性、及び持続性に優れた飲食品用消泡剤、及びこれを用いた飲食品に関するものである。
各種飲食品の製造、加工にあたっては、その工程中に泡を発生するものが多くある。泡の発生は、生産性や歩留まりの低下、さらには飲食品の品質を低下させる要因となり得る。このような飲食品には原材料中に起泡性を有するタンパク質やサポニン、泡沫安定性を付与する増粘多糖類などが含まれており、これらの成分が撹拌や送液、加熱等の製造工程中に気泡を生じ易くさせ、あるいは長時間に渡り泡を残存させるなどのトラブルを引き起こす。このような気泡は、例えば飲料の製造工程中では、容器充填時の噴きこぼれの発生や充填量のバラつきの発生、さらには充填速度を律速せしめるなど生産効率の低下や製品品質の低下をもたらす。
このような飲食品の製造工程中の気泡の発生を防止するために、様々な消泡剤が検討されている。食品用乳化剤等を利用した消泡剤はシリコーン樹脂由来のものよりイメージ的に好ましく、応用範囲も広いため多くの技術が報告されている。食品用乳化剤等を利用した消泡剤には、親油性の乳化剤、油脂類などが多く用いられている。
具体的には、ポリグリセリン脂肪酸エステルを有効成分とする消泡剤であって、該ポリグリセリン脂肪酸エステルが特定の群から選ばれる1つ又は2つ以上のものであることを特徴とする飲料用消泡剤(特許文献1)、食品用乳化剤を有効成分とし、粒度分布が5〜40μmであるコロイダル粒子が食品用乳化剤の70%以上占有することを特徴とする食品用消泡剤組成物(特許文献2)融点が30℃以下の親油性乳化剤と融点が50℃以上の親油性乳化剤とを特定の比率で含有する飲料用消泡剤(特許文献3)等の技術が開示されている。
これらの技術で利用されている消泡剤は、何れも界面活性効果を有する成分が利用されている。一般には水に難溶性である低HLBの乳化剤が使用されるが、必ずしも低HLBの乳化剤であれば消泡作用があるとは言えず、どのような乳化剤を使用するかについては、対象となる気泡の性質によって選択する必要があることが指摘されている(非特許文献1)。
低HLBの乳化剤は、そのまま食品原料と混合して製造すると、製造容器やラインに乳化剤が付着する、食品自体の見た目が悪い、風味や食感に影響を及ぼすなど分散性に起因する問題があった。この点を改良するために、特許文献1〜2では、水性溶媒への分散性を考慮して、分散用乳化剤を用いてエマルジョンとして使用することが好ましいとされている。また特許文献1の消泡剤では、経口流動食やドリンクヨーグルトなどの高濃度のタンパク溶液などに対して、消泡の即効性や持続性の点で必ずしも十分なものとは言えなかった。
さらに特許文献2では、粒度分布が5〜40μmであるコロイダル粒子が70%以上占有することにより、消泡力と分散性に優れた食品用消泡組成物を得られるとしている。しかし、特許文献2の消泡の有効成分である食品用乳化剤は、特に組成を限定したものではなく、高濃度のタンパク溶液などでの消泡用途には消泡性は不十分な結果となることもあった。
特許文献3の消泡剤は、分散剤となる乳化剤は含有しておらず、分散性の点で不良となる恐れを有する。また特許文献3の消泡剤は、缶入り飲料に用途を限定した消泡剤である。従って、非特許文献1に指摘のあるように、気泡の原因となる成分によって使用する活性剤を選択しなければならない状況を勘案すると、特許文献3には他の加工食品に対する効果は開示されていないに等しいと言える。
特開平09−187257号公報 特開平09−248140号公報 特開平04−320668号公報
渡辺隆夫 著 「食品開発と界面活性剤 −その基礎と応用」 (株)光琳1990年3月発行 第45頁
本発明の目的は、消泡における即効性と持続性に優れた飲食品用消泡剤を提供することにあり、本飲食品用消泡剤を用いることにより、上述した飲食品の製造工程などにおける消泡の問題を解決するものである。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意努力した結果、本発明に至った。本発明は、下記に記載の(a)、(b)、(c)を含有し、O/W乳化物であることを特徴とする飲食品用消泡剤である。
(a).グリセリン不飽和脂肪酸エステル、及び/又はHLBが7以下であるポリグリセリン不飽和脂肪酸エステル
(b).融点が45〜80℃であり、HLBが8以下である親油性乳化剤
(c).HLBが9以上である親水性乳化剤
本発明の飲食品用消泡剤を飲食品中に添加することで、製造工程における消泡などの課題を解決する。
本発明によれば、消泡の即効性と持続性に優れた飲食品用消泡剤が提供されることとなり、従来の消泡剤では不十分であった高濃度のタンパク質溶液中の消泡や飲料の充填時に必要となる瞬時の消泡性など、泡立ちに起因する様々な飲食品の問題解決に寄与するものである。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明の飲食品用消泡剤は、下記に記載の(a)、(b)、(c)の3成分を必須成分とする。
(a).グリセリン不飽和脂肪酸エステル、及び/又はHLBが7以下であるポリグリセリン不飽和脂肪酸エステル
(b).融点が45〜80℃であり、HLBが8以下である親油性乳化剤
(c).HLBが9以上である親水性乳化剤
本発明における(a)成分は、グリセリン不飽和脂肪酸エステル、及び/又はHLBが7以下であるポリグリセリン不飽和脂肪酸エステルを指す。
本発明におけるグリセリン不飽和脂肪酸エステルとは、グリセリンと不飽和脂肪酸とをエステル化反応してなるか、またはグリセリンと液状油脂とのエステル交換反応からなる乳化剤である。前者製法における不飽和脂肪酸は、脂肪酸の炭素鎖中に1つ以上の不飽和の炭素結合を有するものであれば良い。1つの不飽和炭素結合を有するものを1価不飽和脂肪酸、2つ以上の不飽和炭素結合を有するものを多価不飽和脂肪酸と呼ぶ。本発明における不飽和脂肪酸は、1価不飽和脂肪酸、または多価不飽和脂肪酸に関し限定するものではないが、酸化安定性や風味劣化しにくいことから、1価不飽和脂肪酸が好ましく、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、エルカ酸など挙げられる。また、原料入手面やコスト面から、1価不飽和脂肪酸の中でもオレイン酸がさらに好ましい。後者製法における液状油脂は、室温において液体である食用油脂であれば良く、これを限定するものではないが、例えば、菜種油、サフラワー油、大豆油などが挙げられる。また、グリセリン不飽和脂肪酸エステルは、反応品、蒸留品のいずれでも良く、それらの混合物であっても良いが、消泡性の点から反応品の方がより好ましい。
本発明におけるポリグリセリン不飽和脂肪酸エステルとは、ポリグリセリンと不飽和脂肪酸をエステル化反応してなる乳化剤であって、HLBが7以下である。その製造方法は特に限定するものではないが、例えば、原料となるポリグリセリンと脂肪酸にアルカリ等の触媒を加え、常圧もしくは減圧下においてエステル化反応を行うことで製造することができる。原料の脂肪酸は1価不飽和脂肪酸、または多価不飽和脂肪酸でも良く限定するものではないが、酸化安定性や風味劣化しにくいことから、1価不飽和脂肪酸が好ましく、例えば、ミリストレイン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、エルカ酸などが挙げられる。また、原料入手面やコスト面から、1価不飽和脂肪酸の中でもオレイン酸がさらに好ましい。
HLBとは親水性と親油性のバランスを示すものであり、本発明においては(式1)に示したアトラス法から算出したHLBを指す。
(式1)HLB=20×(1−S/A)
S:ポリグリセリン脂肪酸エステルのけん化価
A:原料脂肪酸の中和価
本発明におけるポリグリセリン不飽和脂肪酸エステルのHLBは7以下である。HLBが7を超えると、消泡力及び/又は持続性の点で劣る結果となる。HLBは1〜5の範囲にあることが消泡剤の即効性及び/又は持続性の点で、さらに好ましい。
本発明におけるポリグリセリン不飽和脂肪酸エステルを構成するポリグリセリンは、そのグリセリン平均重合度を限定するものではなく、平均重合度が2以上のものが利用できる。ポリグリセリンの平均重合度は、末端基分析法による水酸基価から算出される。詳しくは、(式2)及び(式3)から算出した平均重合度である。
(式2)平均重合度=(112.2×103−18×水酸基価)/(74×水酸基価−56.1×103)
(式3)水酸基価=(a−b)×28.05/試料の採取量(g)
a:空試験による0.5N水酸化カリウム溶液の消費量(ml)
b:本試験による0.5N水酸化カリウム溶液の消費量(ml)
上記(式2)中の水酸基価は社団法人日本油化学会編「日本油化学会制定 基準油脂分析試験法(I)2013年度版」に準じて(式3)で算出される。
本発明における(b)の成分は、食品用乳化剤であって、融点が45〜80℃であり、HLBが8以下であれば良い。具体的には、脂肪酸組成がパルミチン酸、ステアリン酸、べへニン酸などからなるグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステルなどが挙げられ、1種又は2種以上であっても良い。
本明細書における融点とは、示差走査熱量計で測定したときの融解吸熱のピークトップ温度をいう。
本発明の飲食品用消泡剤における(a):(b)の重量比は、消泡力及び/又は持続性の観点から、15:1〜2:1の範囲にあることが好ましく、さらに10:1〜4:1がより好ましい。
本発明における(c)の成分は、HLBが9以上である親水性乳化剤であれば良い。具体的には、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、酵素分解レシチン、ポリソルベートなどが挙げられ、1種又は2種以上であっても良い。
本発明の飲食品用消泡剤には、(a)、(b)、(c)の3成分に加え、(d)の成分として、脂肪酸鎖長が8〜14であるジグリセリン飽和脂肪酸エステルを加えることで、さらなる消泡の即効性と持続性の向上が期待できる。ジリグリセリン飽和脂肪酸エステルとは、平均重合度が2であるジグリセリンと脂肪酸鎖長が8〜14の範囲にある飽和脂肪酸をエステル化反応してなる乳化剤を指す。その製造方法は特に限定するものではないが、例えば、原料となるジグリセリンと飽和脂肪酸にアルカリ等の触媒を加え、常圧もしくは減圧下においてエステル化反応を行うことで製造することができる。
さらに本発明の飲食品用消泡剤には、食用油脂を添加することができる。当該食用油脂を併用することにより、消泡効果の持続性向上を見込むことができる。本発明で使用可能な食用油脂の例としては、例えば、ナタネ油、コーン油、大豆油、綿実油、パーム油などが挙げられる。さらに、それらの部分硬化油や硬化油も挙げられる。
さらに本発明の飲食品用消泡剤には、本剤のO/W型乳化を不安定化させない範囲において、製剤の防腐性の観点から、エタノールやグリセリンやプロピレングリコールなどを添加することができる。同様に、製剤安定性の観点から、各種の増粘多糖類やフィチン酸などキレート剤を添加することもできる。
本発明におけるO/W型乳化物とは、水相中に親油性乳化剤を主とする油相部が微粒子状に分散した状態を指す。詳しくは、上記(c)の成分を水などの親水性溶媒に溶解した水相部を外相とし、(a)及び(b)の親油性乳化剤を必須成分とし混融した状態で油相部が微粒子状に分散した状態にあることが好ましい。同様に、油相部に上記(a)及び(b)に(d)成分、及び/又は食用油脂をさらに配合する場合も油相部は混融した状態であることが好ましい。
本発明におけるO/W型乳化物は、その平均粒子径を特に限定するものではないが、消泡の即効性に優れるとの観点から、2μm〜100μmにあるものが好ましく、さらに5〜40μmにあるものがより好ましい。
本発明におけるO/W型乳化物は、上記乳化剤を用いて常法により乳化工程を経て調製することができる。その乳化工程はその方法を限定されるものではなく、一例を挙げると、乳化剤(c)をイオン交換水に添加、加熱溶解し、これを水相部とする。次いで乳化剤(a)及び(b)、さらには(d)及び/又は食用油脂を混合、加熱溶解し油相部とする。油相部を水相部に添加し、乳化機を用いて乳化することにより得ることができる。
乳化機については、ホモミキサー、コロイドミル、ラインミキサー等の一般的な乳化機で良く、特に限定されるものではないが、粒子径の最適化の観点から、強力な剪断力は好ましくない。
本発明の消泡剤が適用できる飲食品としては特に限定されるものではない。例を挙げると、飲料(コーヒー、紅茶、抹茶、ココア、緑茶、炭酸飲料、果汁飲料、清涼飲料など)、アルコール類(チューハイ、リキュール、ビール、ワインなど)、乳製品(乳飲料、ヨーグルト、ドリンクヨーグルトなど)、乳タンパクを含んだ飲食品(パスタソース、クリームソースなど)、プリン、ゼリーなどのデザート類、アイスクリーム、キャンディー、豆腐、醤油などが挙げられる。また、アミノ酸製造、製糖の過程にも使用できる。
本発明の飲食品用消泡剤は、特に0℃以上、50℃未満の液温において優れた消泡効果を示し、限定されるものではないが、該温度帯で消泡されることを特徴とする飲食品およびその製造工程において効果的に使用できる。
本発明の消泡剤の飲食品への添加量は、飲食品の風味に影響を及ぼさない範囲において、求める消泡の程度に応じ適量が添加されるものであって、特に限定されるものではないが、好ましくは飲食品に対し0.0005〜0.5重量%、さらに好ましくは0.001〜0.1重量%が良い。0.0005重量%以下では十分な効果が期待できず、0.5重量%以上では風味的に好ましくない場合がある。
以下に本発明に係わる消泡剤組成物の実施例を示し、比較例と比較しながらより詳細に説明する。なお本発明は、これによって限定されるものではない。
* 使用した乳化剤
<乳化剤(a)>
オレイン酸反応モノグリセリド「サンソフトO−30V」太陽化学(株)製
デカグリセリンペンタオレイン酸エステル(HLB=4.5)グリセリン平均重合度10「サンソフトQ−175S」、太陽化学(株)製
<乳化剤(b)>
・ショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1.0)融点62℃「リョートーシューガーエステルS−170」三菱化学(株)製
・ ステアリン酸反応モノグリセリド(HLB=3.0)融点57〜62℃
「サンソフトNo.2500」太陽化学(株)製
<乳化剤(c)>
・ショ糖ステアリン酸エステル(HLB=16.0)「リョートーシューガーエステルS−1670」三菱化学(株)製
・デカグリセリンモノミリスチン酸エステル(HLB=14.5)「サンソフトQ−14S」太陽化学(株)製
<乳化剤(d)>
・ジグリセリンカプリン酸エステル「サンソフトQ−10D」太陽化学(株)製
・ジグリセリンミリスチン酸エステル「サンソフトQ−14D」太陽化学(株)製
<油脂>
パーム硬化油「パームRPO」植田製油(株)製
消泡剤組成物の製造例
実施例1
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水73.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。オレイン酸反応モノグリセリド13重量部とショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1)2重量部を混合、70℃に加熱混融し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、本発明品1を得た。
実施例2
ショ糖ステアリン酸エステル(HLB=16)1.2重量部をイオン交換水73.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。オレイン酸反応モノグリセリド13重量部とステアリン酸反応モノグリセリド2重量部を混合、70℃に加熱混融し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、本発明品2を得た。
実施例3
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水73.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。デカグリセリンペンタオレイン酸エステル13重量部とショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1)2重量部を混合、70℃に加熱混融し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、本発明品3を得た。
実施例4
ショ糖ステアリン酸エステル(HLB=16)1.2重量部をイオン交換水73.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。デカグリセリンペンタオレイン酸エステル13重量部とステアリン酸反応モノグリセリド2重量部を混合、70℃に加熱混融し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、本発明品4を得た。
実施例5
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水66.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。オレイン酸反応モノグリセリド13重量部とショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1)2重量部とパーム硬化油7重量部を混合、70℃に加熱混融し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、本発明品5を得た。
実施例6
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水69.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。オレイン酸反応モノグリセリド13重量部とショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1)2重量部とジグリセリンカプリン酸エステル4重量部を混合、70℃に加熱混融し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、本発明品6を得た。
実施例7
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水69.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。オレイン酸反応モノグリセリド13重量部とショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1)2重量部とジグリセリンミリスチン酸エステル4重量部を混合、70℃に加熱混融し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、本発明品7を得た。
実施例8
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水62.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。オレイン酸反応モノグリセリド13重量部とショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1)2重量部とジグリセリンカプリン酸エステル4重量部とパーム硬化油7重量部を混合、70℃に加熱混融し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、本発明品8を得た。
実施例9
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水62.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。オレイン酸反応モノグリセリド13重量部とショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1)2重量部とジグリセリンミリスチン酸エステル4重量部とパーム硬化油7重量部をを混合、70℃に加熱混融し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、本発明品9を得た。
実施例10
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水73.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。オレイン酸反応モノグリセリド14.2重量部とショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1)0.8重量部を混合、70℃に加熱混融し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、本発明品10を得た。
実施例11
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水73.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。オレイン酸反応モノグリセリド9重量部とショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1)6重量部を混合、70℃に加熱混融し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、本発明品11を得た。
比較例1
イオン交換水73.8重量部を70℃に加熱し、これを水相部とした。オレイン酸反応モノグリセリド14.2重量部とショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1)2重量部を混合、70℃に加熱混融し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、比較品1を得た。
比較例2
イオン交換水73.8重量部を70℃に加熱し、これを水相部とした。デカグリセリンペンタオレイン酸エステル14.2重量部とステアリン酸反応モノグリセリド2重量部を混合、70℃に加熱混融し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、比較品2を得た。
比較例3
ショ糖ステアリン酸エステル(HLB=16)1.2重量部をイオン交換水73.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。オレイン酸反応モノグリセリド15重量部を70℃に加熱し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、比較品3を得た。
比較例4
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水73.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。デカグリセリンペンタオレイン酸エステル15重量部を70℃に加熱し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、比較品4を得た。
比較例5
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水73.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。ショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1)15重量部を70℃に加熱し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、比較品5を得た。
比較例6
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水73.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。ショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1)15重量部を70℃に加熱し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、比較品6を得た。
比較例7
イオン交換水73.8重量部を70℃に加熱し、これを水相部とした。オレイン酸反応モノグリセリド10.2重量部とショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1)2重量部とジグリセリンカプリン酸エステル4重量部を混合、70℃に加熱し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、比較品7を得た。
比較例8
イオン交換水73.8重量部を70℃に加熱し、これを水相部とした。デカグリセリンペンタオレイン酸エステル10.2重量部とステアリン酸反応モノグリセリド2重量部とジグリセリンミリスチン酸エステル4重量部を混合、70℃に加熱し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、比較品8を得た。
比較例9
ショ糖ステアリン酸エステル(HLB=16)1.2重量部をイオン交換水73.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。オレイン酸反応モノグリセリド11重量部とジグリセリンカプリン酸エステル4重量部を混合、70℃に加熱し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、比較品9を得た。
比較例10
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水73.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。デカグリセリンペンタオレイン酸エステル11重量部とジグリセリンミリスチン酸エステル4重量部を混合、70℃に加熱し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、比較品10を得た。
比較例11
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水73.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。ショ糖ステアリン酸エステル(HLB=1)11重量部とジグリセリンカプリン酸エステル4重量部を混合、70℃に加熱し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、比較品11を得た。
比較例12
デカグリセリンモノミリスチン酸エステル1.2重量部をイオン交換水73.8重量部に添加し、70℃に加熱溶解し、これを水相部とした。ステアリン酸反応モノグリセリド11重量部とジグリセリンミリスチン酸エステル4重量部を混合、70℃に加熱し、これを油相部とした。油相部を水相部に添加し、ホモミキサー(プライミクス(株)製)にて回転数3000rpmで乳化した。50℃まで冷却後、99%エタノール10重量部を混合し、比較品12を得た。
試験例1(消泡の即効性)
5%脱脂粉乳水溶液を調製し、200ml容ネスラー管に100mlずつ分注し、液温を25℃に保温し、実施例1〜11及び比較例1〜12の消泡剤組成物を100ppmとなるよう添加した。栓をした状態でネスラー管を上下に激しく10回振とうさせた後、静置して経時的な泡の残存量を測定した。経過時間と泡の残存量に応じ、消泡の即効性を下記の5段階に分け評価した。
評価 :基準
◎ :30秒以内に全ての泡が消える
○ :30秒を超え60秒以内に全ての泡が消える
△ :60秒を超え120秒以内に全ての泡が消える
× :120秒の時点で泡が残りその泡量が20ml以内にある
×× :120秒の時点で泡が残りその泡量が20ml超える
試験例2(消泡の持続性)
5%脱脂粉乳水溶液を調製し、200ml容ネスラー管に100mlずつ分注し、液温を25℃に保温し、実施例1〜11及び比較例1〜12の消泡剤組成物を100ppmとなるよう添加した。栓をした状態でネスラー管を上下に激しく10回振とうさせた後、液温を25℃に保温し静置した。1時間おきに、10回振とう、静置を繰り返し、3時間後の振とう後の経時的な泡の残存量を測定した。経過時間と泡の残存量に応じ、消泡の即効性を5段階で下記の5段階に分け評価した。
評価 :基準
◎ :30秒以内に全ての泡が消える
○ :30秒を超え60秒以内に全ての泡が消える
△ :60秒を超え120秒以内に全ての泡が消える
× :120秒の時点で泡が残りその泡量が20ml以内にある
×× :120秒の時点で泡が残りその泡量が20ml超える
試験例3(消泡剤の製剤安定性評価)
実施例1〜11及び比較例1〜12の消泡剤組成物を調製後、室温に静置し製剤安定性を下記の3段階に分け評価した。
評価 :基準
○ :調製1ケ月後にクリーム状に乳化を維持し、油状物は認められない
△ :調製1時間後には油状物は見られないが1ケ月後に油状物が認められる
× :調製1時間後に油状物が認められる
試験例1〜3の結果を表1、2に示す。
Figure 0006637655
Figure 0006637655
表1、2より明らかなように本発明の飲食品用消泡剤は、消泡の即効性と持続性に優れたものであり飲食品の製造に寄与するところが大である。
本発明の飲食品用消泡剤は、消泡の即効性と持続性に優れたものであり、従来の消泡剤では不十分であった高濃度のタンパク質溶液中の消泡や飲料の充填時に必要となる瞬時の消泡性など、泡立ちに起因する様々な飲食品の問題解決に寄与するものであり産業上貢献大である。

Claims (3)

  1. 下記に記載の(a)、(b)、(c)及び(d)を含有し、O/W型乳化物であることを特徴とし、(a):(b)の重量比が15:1〜2:1である飲食品用消泡剤であって、飲食品に対して0.001〜0.1重量%の添加量で添加される飲食品用消泡剤。
    (a).グリセリン不飽和脂肪酸エステル、及び/又はHLBが7以下であるポリグリセリン不飽和脂肪酸エステル
    (b).融点が45〜80℃であり、HLBが8以下である親油性乳化剤
    (c).HLBが9以上のポリグリセリン脂肪酸エステル及び/またはショ糖脂肪酸エステル
    (d).脂肪酸鎖長が8〜14であるジグリセリン飽和脂肪酸エステル
  2. さらに食用油脂を含有することを特徴とする請求項1記載の飲食品用消泡剤。
  3. 請求項1又は2記載の飲食品用消泡剤を含有する飲食品であって、飲食品が、少なくとも製造工程において液体であり、飲食品に対して0.001〜0.1重量%の割合で前記飲食品用消泡剤を含有し、前記飲食品用消泡剤の添加によって消泡されている飲食品。
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