JP6626971B2 - 投射型映像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、投射型映像表示装置に関する。
一般に、プロジェクタなどの投射型映像表示装置は、光源と、光源から発せられた光を集光して照明光を生成する照明光学系と、投射する映像を生成する表示素子と、映像をスクリーン等に投射する投射光学系と、を備える。照明光学系で生成した照明光は、ミラーにより反射されて、表示素子に照射される。
表示素子を照射する照明光の一部は、映像の投射に不要な光(以下、「不要光」という)として投射光学系の投射レンズに入射する。不要光は、スクリーン上に映るなどして投射画像の品質に悪影響を及ぼし、コントラストを低下させる要因となる。そのため、不要光の投射レンズへの入射を抑制することは、投射画像の品質の低下を防ぐために重要である。
不要光の投射レンズへの入射を抑制する従来技術として、例えば特許文献1が公知である。特許文献1には、「投射光学系の絞りの開口に設けられた半円形、円形、楕円形等の遮蔽部によって、不要光を遮光すること」が記載されている。
特開2006−308992号公報
この種の投射型映像表示装置では、表示素子の映像表示範囲(以下、「有効表示領域」という)が、照明光学系からの照明光(以下、「投射光領域」という)の範囲に収まり、かつ、有効表示領域と投射光領域との間に生じる領域が上下及び左右方向に略均等かつ必要最小限のマージンとなるように、照明光学系からの照明光を表示素子へ反射する特定のミラー(以下、「光線角度調整ミラー」という)の角度調整を行う必要がある。
ここで言う「必要最小限のマージン」とは、投射型映像表示装置を使用している環境の温度変化や投射型映像表示装置内部の温度変化、振動や落下等の外部からの衝撃等が原因となって照明光の位置がずれた場合でも、スクリーン等に投射される映像に欠けや色の変化等の不具合を起こさないために必要な最小限のマージンのことである。
光線角度調整ミラーの角度調整前後における有効表示領域と投射光領域との相対位置の変化について、図12を用いて説明する。図12(a)に示すように、光線角度調整ミラーの角度が適正でないと、有効表示領域に対して投射光領域がずれた位置関係となってしまう。そのため、図12(b)に示すように、光線角度調整ミラーをX軸及び/又はY軸回りに回転させて角度を調整して、有効表示領域と投射光領域との間に生じる領域が上下及び左右方向に略均等で必要最小限のマージンとなるように、有効表示領域と投射光領域との相対的な位置調整をする必要がある。
特許文献1に記載の投射型映像表示装置に対して上記した光線角度調整ミラーの角度調整を行う場合、遮光板によって不要光が遮光されるため、光線角度調整ミラーの角度調整が困難であるという課題がある。この課題について図13を用いて説明する。図13(a)に示すように、遮光板がない状態では、本来の投射光領域ABCD全体がスクリーン上に投射されるため、有効表示領域abcdに対して投射光領域ABCDが最適な位置で重なり合うように光線角度調整ミラーの角度調整を行うことは簡単である。
しかしながら、遮光板がある状態では、図13(b)に示すように、遮光板によって不要光が遮光されるため、スクリーン上に投射される実際の投射光領域は有効表示領域abcdと同じ範囲(abcd)になる。即ち、有効表示領域abcdと本来の投射光領域ABCDとの間に生じる領域(図13(b)の斜線領域)がスクリーン上に投射されない。そのため、図13(b)に示す遮光板がある状態では、有効表示領域abcdが投射光領域ABCDの範囲に収まり、かつ、有効表示領域abcdと投射光領域ABCDとの間に生じる領域が上下及び左右方向に略均等で必要最小限のマージンとなるように光線角度調整ミラーの角度調整を行うことは容易ではない。
このように、特許文献1に記載の投射型映像表示装置は、遮光板により不要光の投射レンズへの入射を抑制することで、投射画像の品質の低下を防ぐことができるが、その一方で、光線角度調整ミラーの角度調整が困難であるという課題がある。
本発明は、上記した実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、投射画像の品質の低下を防ぎ、かつ、光線角度調整ミラーの角度調整を容易に行うことのできる投射型映像表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、代表的な本発明は、光源と、光源から発せられた光を集光して照明光を生成する照明光学系と、投射する映像を生成する表示素子と、前記照明光学系で生成した照明光を入射して、前記表示素子で生成された映像を投射する投射光学系と、を備えた投射型映像表示装置であって、前記照明光学系は、照明光を前記表示素子に向けて反射させるミラーと、照明光の光路上であって前記ミラーと前記表示素子との間に配置されるレンズと、前記ミラーの角度を調整するミラー角度調整機構と、前記ミラーで反射し、前記レンズを介して前記表示素子に向かう照明光の一部である不要光を遮光する遮光板と、前記遮光板を、前記不要光を遮光する第1の位置と、前記不要光の前記表示素子への照射を許容する第2の位置との間で可動させる遮光板可動機構と、を含み、前記遮光板は、前記第1の位置としての前記遮光板が前記レンズの一部を遮蔽する位置と、前記第2の位置としての前記遮光板が前記レンズの一部とは異なる部分を遮蔽する位置との間で可動する
また、光源と、光源から発せられた光を集光して照明光を生成する照明光学系と、投射する映像を生成する表示素子と、前記照明光学系で生成した照明光を入射して、前記表示素子で生成された映像を投射する投射光学系と、備えた投射型映像表示装置であって、前記照明光学系は、照明光を前記表示素子に向けて反射させるミラーと、照明光の光路上であって前記ミラーと前記表示素子との間に配置されるレンズと、前記ミラーの角度を調整するミラー角度調整機構と、前記ミラーで反射し、前記レンズを介して前記表示素子に向かう照明光の一部である不要光を遮光する遮光板と、前記遮光板を、前記不要光を遮光する第1の位置と、前記不要光の前記表示素子への照射を許容する第2の位置との間で可動させる遮光板可動機構と、を含み、前記遮光板可動機構は、軸部材と、前記遮光板に設けられ、前記軸部材を挿通する少なくとも1つの挿通孔と、前記軸部材の両端部をそれぞれ回動自在に支持する複数の軸受部と、前記遮光板を付勢力により前記第1の位置に保持する付勢部材と、前記遮光板に設けられ、治具により前記付勢部材の付勢力に抗する方向への押圧力を受けて、前記遮光板を前記軸部材の回りに前記第1の位置から前記第2の位置へ回動させる当接片と、を有する。
本発明によれば、投射画像の品質の低下を防ぎ、かつ、光線角度調整ミラーの角度調整を容易に行うことのできる投射型映像表示装置を提供することができる。なお、上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態である投射型映像表示装置の構成例についての概要を示す図である。 本実施の形態に係る投射型映像表示装置の光学エンジンの外観を示す斜視図である。 本実施の形態に係る投射型映像表示装置の光学ユニットの構成例について概要を示した斜視図である。 図2に示す光学部品収容部を一点鎖線に沿って上方から切断して、A方向(正面側)から見た断面図である。 図4に示すB−B断面図である。 光線角度調整ミラーの角度調整のメカニズムを説明するための模式図であり、(a)は光線角度調整ミラーが水平な状態、(b)は光線角度調整ミラーを傾けた状態を示す。 光線角度調整ミラーを取り外した状態、かつ、遮光板がリレーレンズの一部を遮蔽した位置(第1の位置)に保持されている状態における、光学部品収容部の内部構造を示す斜視図である。 光線角度調整ミラーを取り外した状態、かつ、遮光板がリレーレンズを露出させた位置(第2の位置)に保持されている状態における、光学部品収容部の内部構造を示す斜視図である。 リレーレンズを保持するレンズ保持部の斜視図であって、(a)は遮光板がリレーレンズの一部を遮蔽している状態を示す図、(b)は遮光板がリレーレンズの露出させた状態を示す図である。 治具の挿入位置と遮光板の回動位置を示す図であり、(a)は治具が当接片を少し押し当てた状態、(b)は治具が当接片を回動させた後、治具挿入前の当接片の位置を越えて挿入された状態を示す。 遮光板の可動機構の変形例を示す図であり、(a)は遮光板がリレーレンズの一部を遮蔽して不要光を遮光する位置(第1の位置)にある状態、(b)は遮光板がリレーレンズの中央部を遮蔽する位置(第2の位置)にある状態を示す。 (a)光線角度調整ミラーの角度調整前、(b)光線角度調整ミラーの角度調整後における有効表示領域と投射光領域との相対位置の変化を説明するための図である。 (a)遮光板なし、(b)遮光板ありによる光線角度調整ミラーの角度調整の違いを説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。一方で、ある図において符号を付して説明した部位について、他の図の説明の際に再度の図示はしないが同一の符号を付して言及する場合がある。
<装置構成(全体)>
図1は、本発明の一実施の形態である投射型映像表示装置の構成例についての概要を示す図である。図2は、本実施の形態に係る投射型映像表示装置の光学エンジンの外観を示す斜視図である。
図1において、投射型映像表示装置100は、例えば、図示しない外部電源から電力の供給を受けて、図示しないスクリーンに対して映像を投射して拡大表示する液晶プロジェクタ等である。
投射型映像表示装置100は、図1に示すように、例えば、筐体190内に、投射光学系101、表示素子102、表示素子駆動部103、照明光学系104、照度センサ105、光源106R、光源106G、光源106B、光源ドライバ107R、光源ドライバ107G、光源ドライバ107B、電源108、光源冷却部110R、光源冷却部110G、光源冷却部110B、音声出力部111、映像入力部112、音声入力部113、通信部114、操作信号入力部115、不揮発性メモリ116、メモリ117、制御部120、などの各部を有する。
光源ドライバ107Rは、制御部120からの制御に従って光源106Rを駆動する。光源ドライバ107Gは、制御部120からの制御に従って光源106Gを駆動する。光源ドライバ107Bは、制御部120からの制御に従って光源106Bを駆動する。
光源106Rは、光源ドライバ107Rからの制御に基づいて、画像を投射する光のうち赤色(R)の光を発光する。光源106Gは、光源ドライバ107Gからの制御に基づいて、画像を投射する光のうち緑色(G)の光を発光する。光源106Bは、光源ドライバ107Bからの制御に基づいて、画像を投射する光のうち青色(B)の光を発光する。
光源106R、光源106G、光源106Bは、例えば、LED(Light Emitting Diode)光源、レーザー光源等により構成され、図2に示すように光源収容部130に収容される。
光源冷却部110R、110G、110Bは、例えばヒートパイプ等で構成される。ヒートパイプは、熱伝導性に優れた材質により形成されていることが望ましい。ヒートパイプに適した材質としては、例えば銅等の金属等が挙げられる。
照明光学系104は、光源106R、光源106G、光源106Bから発光された光を収束させて白色光を生成する1つ以上のレンズなどの光学要素を有する光学系である。照明光学系104を構成する各種光学部品は、図2に示す光学部品収容部140に収容される。なお、光学部品収容部140の内部構成の詳細については、後述する。
照度センサ105は、照明光学系104において画像投射用の光の光量をセンシングし、センシングした光量データを制御部120に送信する。
表示素子102は、透過型または反射型液晶パネル、あるいはDMD(Digital Micromirror Device:登録商標)パネル等により構成される。表示素子102は、制御部120から送信された映像データに基づいて投射する画像を形成する。表示素子102は、照明光学系104により収束された光を透過もしくは反射させて素子に形成された画像を投射する。なお、表示素子102は、1枚あるいは複数枚でも良い。
投射光学系101は、表示素子102の光学像を拡大して、画像として図示しないスクリーン等に対して投射する1つ以上のレンズまたはミラーなどの光学要素を有する光学系である。
音声出力部111は、スピーカーや外部出力端子等を備え、表示映像に関連する音声データを出力したり、投射型映像表示装置100の操作やエラー等に係る通知音や警告音、音声データなどを出力したりする。
映像入力部112は、図示しない映像入力端子を介して接続された図示しないPC(Personal Computer)やタブレット端末、スマートフォン等の情報処理端末から、投射する映像データの入力を受け付けて、制御部120へ送信する外部インタフェースである。なお、映像入力端子は、例えば、HDMI(High-Definition Multimedia Interface高精細度マルチメディアインタフェース(登録商標))やVGA(Video Graphics Array)、DVI(Digital Visual Interface)など複数種類有していてもよい。
音声入力部113は、外部インタフェースを介して接続された情報処理端末から、投射する映像データに関連する音声データ等を入力する。入力した映像データや音声データは後述するメモリ117にバッファリングされてもよい。
通信部114は、例えば図示しないPC、タブレット端末、スマートフォン等の情報処理端末と通信を行い、各種制御信号等を入出力する機能を有する。操作信号入力部115は、投射型映像表示装置100に対する操作を行うための入力インタフェースであり、例えば、投射型映像表示装置100の本体上に設けられた操作ボタンや、リモコンの受光部により構成され、ユーザからの操作データを入力する。
操作信号入力部115は、投射型映像表示装置100の外装である筐体190に設けられた図示しないパネル等を介して、図示しないボタン等の操作によりユーザからの投射型映像表示装置100に対する指示の入力を受け付けて、制御部120に送信する外部インタフェースである。また、操作信号入力部115は、例えば受信部を備え、受信部が図示しないリモコン等による操作を受け付けるように構成されていてもよい。
不揮発性メモリ116は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリにより構成されている。不揮発性メモリ116は、投射型映像表示装置100の制御プログラム、各種操作用の表示アイコンなどの画像データ、操作やエラー等に係る通知音、警告音等の音声データ等を記憶する。また、投射型映像表示装置100単独で映像を投射するための映像データ(テンプレート画像などを含む)を保持するようにしてもよい。
メモリ117は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリにより構成されている。メモリ117は、不揮発性メモリ116に記憶された制御プログラム、投射型映像表示装置100に係る各種制御用データ等を展開して保持したりする。また、メモリ117は、映像入力部112等を介して入力された投射対象の映像データ、音声データ等をバッファリングしたりする。
光源放熱方向検出部118は、光源冷却部110R、110G、110Bの光源放熱方向を検出する。光源放熱方向検出部118は、検出した光源放熱方向データを制御部120に送信する。
電源108は、図示しない外部電源からの電力の供給を受けて、投射型映像表示装置100を構成する各部に対して、動作用の電力を供給する。
制御部120は、例えば、マイコンの動作や、CPU(Central Processing Unit)による制御プログラムの実行などにより、表示素子102における投射画像の形成と、光源ドライバ107R、107G、107Bの制御による映像の投射、照度センサ105から受信した光量データに基づいた光量の制御、光源放熱方向検出部118から受信した光源放熱方向データに基づいた制御等、投射型映像表示装置100の各部の動作を制御する機能を有する。
<装置構成(光学系)>
図3は、本実施の形態に係る投射型映像表示装置の光学ユニットの構成例について概要を示した斜視図である。図3に示すように、異なる位置にそれぞれ配置された光源106R、光源106G、および光源106Bの3色の光源から発光されて拡散する照射光が、対応するリレーレンズ201、202、および203により照明光束とされ、これらが色合成ミラー(ダイクロイックミラー)204、および205により合成されて白色の照明光束が生成される。図3の例では、光源106Gからの照射光と光源106Bからの照射光とが色合成ミラー205により合成され、さらにこれと光源106Rからの照射光とが色合成ミラー204により合成される。
合成された白色の照明光束は、リレーレンズ206を介してロッドインテグレータ207に入射して照度分布が均一化された後にリレーレンズ208を介して取り出される。この照明光束は、光線角度調整ミラー170により反射された後、リレーレンズ209、ミラー175を介してTIR(Total Internal Reflection:内部全反射)プリズム210に入射し、TIRプリズムの内部で全反射されて、投射する映像が生成された表示素子102(本実施の形態ではDMDパネル)に照射される。そして、表示素子102により反射された光は、TIRプリズム210を透過して投射光学系101に入射し、投射光学系101によって図示しないスクリーン等に映像が投射される。
本実施の形態において、光線角度調整ミラー170は本発明の「ミラー」に、リレーレンズ209は本発明の「レンズ」にそれぞれ相当する。
リレーレンズ209の入射側(光線角度調整ミラー170側)には、不要光を遮光するための遮光板250が設けられている。本実施の形態では、可動式の遮光板250を採用している点に特徴がある。なお、遮光板250の構造の詳細については、後述する。
<ミラー角度調整機構>
図4は、図2に示す光学部品収容部140を一点鎖線に沿って上方から切断して、A方向(正面側)から見た断面図である。図5は、図4に示すB−B断面図である。図4及び図5に示すように、光学部品収容部140は、主に表示素子102やTIRプリズム210などを取り付けるための第1収容部141と、主に光線角度調整ミラー170とその角度調整機構や、リレーレンズ209、遮光板250とその可動機構などを取り付けるための第2収容部142と、を含む。なお、本実施の形態において、第2収容部142は本発明の「収容部」に相当する。
第1収容部141は、図4に示すように矩形枠状の構造体であり、内部にTIRプリズム210等を取り付けることができる。TIRプリズム210の背面側には、図示しない表示素子102が配置されている。
一方、第2収容部142は、図5に示すように光線角度調整ミラー170を斜めに傾けた状態で保持すると共に、内部にリレーレンズ209や遮光板250等を収容するための構造体である。具体的には、光線角度調整ミラー170と略等しい大きさの矩形枠状から成る取付台143の上に、ミラー保持部材144に保持された状態の光線角度調整ミラー170がバネ145により付勢された状態で保持されている。即ち、光線角度調整ミラー170は、バネ145の付勢力によって取付台143と所定の間隔を空けて保持されている。
バネ145は光線角度調整ミラー170の対角線上に一対で設けられており、一対のバネ145にはそれぞれ調整ネジ146a、146bが挿入されている。また、光線角度調整ミラー170の中心は支点147により支持されている。そのため、調整ネジ146a、146bを締め付けたり緩めたりすることにより、支点147を中心として光線角度調整ミラー170の角度(傾き)を自在に調整することができる。
本実施の形態において、取付台143、ミラー保持部材144、バネ145、調整ネジ146a、146b、及び支点147により、本発明の「ミラー角度調整機構」が構成されている。
次に、光線角度調整ミラー170の角度調整について、図を用いて説明する。図6は、光線角度調整ミラー170の角度調整のメカニズムを説明するための模式図であり、(a)は光線角度調整ミラー170が水平な状態、(b)は光線角度調整ミラー170を傾けた状態を示す。図6(a)に示すように、2つの調整ネジ146a、146bの頭部の高さ位置が互いに等しい場合、光線角度調整ミラー170はバネ145の付勢力により取付台143に対して平行な状態に保たれる。
一方、図6(b)に示すように、一方の調整ネジ146bを締め付け、他方の調整ネジ146aを緩めると、光線角度調整ミラー170は支点147を中心に傾き、バネ145の付勢力によって傾いた状態に保持される。このように、本実施の形態では、調整ネジ146a、146bを回すことによって、光線角度調整ミラー170の角度調整が行われる。
<遮光板可動機構>
図7は、光線角度調整ミラー170を取り外した状態、かつ、遮光板250がリレーレンズ209の一部を遮蔽した位置(第1の位置)に保持されている状態における、光学部品収容部140の内部構造を示す斜視図である。図8は、光線角度調整ミラー170を取り外した状態、かつ、遮光板250がリレーレンズ209を露出させた位置(第2の位置)に保持されている状態における、光学部品収容部140の内部構造を示す斜視図である。図9はリレーレンズ209を保持するレンズ保持部材230の斜視図であって、(a)は遮光板250がリレーレンズ209の一部を遮蔽している状態を示す図、(b)は遮光板250がリレーレンズ209の露出させた状態を示す図である。
図7〜図9に示すように、遮光板250と後述する遮光板250の可動機構を取り付けたレンズ保持部材230は、第2収容部142の内部(下部)に収容されている。レンズ保持部材230には大きな開口233が設けられており、この開口233にリレーレンズ209が嵌め込まれる。そして、リレーレンズ209の一部を覆うように遮光板250がレンズ保持部材230に回動可能に取り付けられている。
なお、符号235は、後述する治具300を挿入するための挿入口である。挿入口235は、第2収容部142に形成された取付台143のうち、後述する遮光板250の当接片253を臨む位置に設けられている。
遮光板250は、例えばステンレスやアルミなどの耐熱性を有する金属材料から成り、不要光を遮光するのに好適な形状に形成される。例えば、本実施の形態において、遮光板250は略1/4楕円形状に形成されているが、その形状は問わない。遮光板250の長手方向の側縁部には、その長手方向(図9の上下方向)に沿って2つの挿通孔254が互いに間隔を空けて設けられている。2つの挿通孔254には、丸棒状の軸部材251が挿通される。
遮光板250の一端側には、軸部材251の周方向に沿って、軸部材251の略半分程度を覆うように屈曲する部材で構成される当接片253と、切欠き255とが設けられている。切欠き255は、軸部材251に装着されるトーションバネ252との干渉を避けるために設けられる。当接片253は、遮光板250を回動させる際に治具300による押圧を受ける部位である。
一方、レンズ保持部材230には、軸部材251の一端を回動自在に支持する軸受部232と、軸部材251の他端を回動自在に支持する軸受部231と、が設けられている。よって、遮光板250の2つの挿通孔254に軸部材251が挿通され、かつ、軸部材251の両端が軸受部231と軸受部232とによってそれぞれ支持された状態において、遮光板250は、軸部材251の回りを回動する。
ここで、軸部材251のうち軸受部232の近傍には付勢部材の一例であるトーションバネ252が装着されており、トーションバネ252により、遮光板250は、常時、リレーレンズ209の一部を遮蔽して不要光を遮光する遮光位置(第1の位置)に付勢されている。そして、トーションバネ252の付勢力に抗する力が遮光板250に作用した場合に、遮光板250は、遮光位置から、リレーレンズ209を露出して不要光が表示素子102へ照射されるのを許容する露出位置(第2の位置)まで回動可能である。
本実施の形態において、軸部材251、挿通孔254、軸受部231、232、トーションバネ252、及び当接片253により、本発明の「遮光板可動機構」が構成されている。
遮光板250を回動させるためには、丸棒状の治具300を使用する。図7に示すように、治具300を挿入口235から挿入して、治具300の先端を当接片253に押し当てる。図8に示すように、治具300を挿入方向(図8の矢印方向)に沿ってさらに押し込むと、当接片253がトーションバネ252の付勢力に抗して軸部材251の回りに回動する。その結果、遮光板250が当接片253と一体で軸部材251の回りを回動する。
ここで、本実施の形態では、治具300の先端が当接片253の先端を越えた所定の挿入位置まで挿入されると、この治具300の挿入によって遮光板250が露出位置に自動的に保持される構成(以下、セルフロックという)となっている点に特徴がある。以下、セルフロックのメカニズムについて図を用いて説明する。
図10は治具300の挿入位置と遮光板250の回動位置を示す図であり、(a)は治具300が当接片253を少し押し当てた状態、(b)は治具300が当接片253を回動させた後、治具300挿入前の当接片253の位置を越えて挿入された状態を示す。図10(a)に示すように、治具300が遮光板250の当接片253を少し押した状態では、治具300は図10(a)の矢印方向にトーションバネ252による付勢力を受ける。そのため、図10(a)の状態で作業者が治具300を持つ手を離すと、治具300はトーションバネ252の付勢力によって図中の矢印Qの方向に押し戻される。
これに対して、図10(b)の状態では、治具300の先端が当接片253を押圧して軸部材251の回りに図中のR方向に回動させた後、治具300挿入前の当接片253の位置を越えて図中のP方向に所定位置まで挿入されているため、トーションバネ252の付勢力に打ち勝って、遮光板250が露出位置に保持される。よって、作業者が治具300を持つ手を離しても、遮光板250は露出位置に保持されるため、リレーレンズ209に入射する照明光を遮光することはない。即ち、不要光の表示素子102への照射が許容される。
<光線角度調整ミラー170の角度調整手順>
例えば、投射型映像表示装置100の修理や出荷前検査において、光線角度調整ミラー170の角度調整を行う必要が生じた場合、まず、作業者は光学部品収容部140のカバー150を取り外す。すると、図4及び図5に示すように、挿入口235が露出するので、作業者は治具300を挿入口235から挿入し、当接片253に押し当てる。
トーションバネ252の付勢力に抗して当接片253を治具300の先端で押圧する動作に伴って、当接片253は遮光板250と一体で軸部材251の回りに回動する。治具300の先端が、治具300挿入前の当接片253の位置を越えて図10(b)のP方向に所定位置までさらに治具300を押し込むと、図10(b)に示すように、当接片253の回動動作が治具300によってロックされる。遮光板250はリレーレンズ209の一部を遮蔽する遮光位置(図7参照)から、リレーレンズ209を露出する露出位置(図8参照)まで回動し、その露出位置で保持される(セルフロック)。
この状態で作業者が治具300から手を離しても遮光板250は露出位置に保持されたままであるから、作業者は、スクリーンに投射された不要光が遮光されていない投射光領域ABCDと有効表示領域abcdとの相対位置(図13(a)参照)に基づいて、調整ネジ146a、146bを締め付けたり、緩めたりして、光線角度調整ミラー170の角度を簡単かつ高精度で調整することができる。
さらに、作業者が治具300を所定の挿入位置まで押し込むだけで、遮光板250による不要光が遮光されていない状態を作ることができるため、光線角度調整ミラー170の角度調整の作業が簡単である。そして、光線角度調整ミラー170の角度調整が終了すると、治具300を引き抜けば、トーションバネ252の付勢力により遮光板250はリレーレンズ209の一部を遮蔽する遮光位置に保持される。よって、通常の使用状態においては、遮光板250によって不要光が遮光されるため、投射画像の品質は低下しない。なお、トーションバネ252については、遮光板250及び当接片253を付勢できれば、マグネット等で代替できる。また、トーションバネ252とマグネットとを組み合わせた構成とすることもできる。
<その他の実施の形態についての言及>
遮光板250を可動させる目的は、光線角度調整ミラー170の角度調整の際に不要光が遮光されることで、投射される投射光領域の外周部が狭くなることを防止することにある(図13参照)。逆に言えば、投射光領域の外周部が狭くならなければ、投射光領域の内部に影ができたとしても、光線角度調整ミラー170を最適な角度に調整する作業を行う上で問題はない。
この点を踏まえると、遮光板250の可動機構は種々のバリエーションが考えられる。図11は遮光板250の可動機構の変形例を示す図であり、(a)は遮光板250がリレーレンズ209の一部を遮蔽して不要光を遮光する位置(第1の位置)にある状態、(b)は遮光板250がリレーレンズ209の中央部を遮蔽する位置(第2の位置)にある状態を示す。
図11に示すように、遮光板250は、アーム257に連結され、軸部材としてのピン258の回りに回動する。遮光板250は、図示しない付勢部材としてのバネによって図11(a)に示すように、遮光板250がリレーレンズ209の一部を遮蔽して不要光を遮光する遮光位置(第1の位置)に付勢されている。そして、図示しない治具によって、遮光板250をバネの付勢力に抗する作用が働くと、図11(b)に示すように、遮光板250は、遮光位置から、リレーレンズ209の中央部(異なる部分)に退避して、当該中央部を遮蔽して不要光が表示素子102へ照射されるのを許容する退避位置(第2の位置)まで回動可能である。
この構成によれば、光線角度調整ミラー170の角度調整を行う際、投射光領域の中央に遮光板250による影ができるものの、投射光領域の外周部の一部が遮光板250により隠れることはないため、投射光領域と有効表示領域との相対位置の最適な位置を確認できる。よって、上記した実施の形態と同様に、光線角度調整ミラー170の角度調整を簡単に、かつ、高精度で行うことができる。
また、遮光板250は、軸部材251あるいはピン258の回りに回動する構成の他にも、例えば、遮光板250をリレーレンズ209の面内方向に沿ってスライドさせる構成としても良い。
また、上記した実施の形態では、遮光板250をリレーレンズ209の入射側に設けたが、リレーレンズ209出射側の位置に設けても良い。この場合であっても、投射型映像表示装置の通常の使用態様において不要光を遮光して高品質な映像を確保し、かつ、光線角度調整ミラー170の角度調整が必要になった場合には、簡単で高精度にその角度調整を行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施の形態は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。
100 投射型映像表示装置
101 投射光学系
102 表示素子
104 照明光学系
106R、106G、106B 光源
140 光学部品収容部
141 第1収容部
142 第2収容部(収容部)
143 取付台(ミラー角度調整機構)
144 ミラー保持部材(ミラー角度調整機構)
145 バネ(ミラー角度調整機構)
146a、146b 調整ネジ(ミラー角度調整機構)
147 支点(ミラー角度調整機構)
170 光線角度調整ミラー(ミラー)
209 リレーレンズ(レンズ)
230 レンズ保持部材
231、232 軸受部
232 軸受部
235 挿入口
250 遮光板
251 軸部材
252 トーションバネ(付勢部材)
253 当接片
254 挿通孔
255 切欠き
257 アーム
258 ピン
300 治具


Claims (5)

  1. 光源と、
    光源から発せられた光を集光して照明光を生成する照明光学系と、
    投射する映像を生成する表示素子と、
    前記照明光学系で生成した照明光を入射して、前記表示素子で生成された映像を投射する投射光学系と、
    を備えた投射型映像表示装置であって、
    前記照明光学系は、
    照明光を前記表示素子に向けて反射させるミラーと、
    照明光の光路上であって前記ミラーと前記表示素子との間に配置されるレンズと、
    前記ミラーの角度を調整するミラー角度調整機構と、
    前記ミラーで反射し、前記レンズを介して前記表示素子に向かう照明光の一部である不要光を遮光する遮光板と、
    前記遮光板を、前記不要光を遮光する第1の位置と、前記不要光の前記表示素子への照射を許容する第2の位置との間で可動させる遮光板可動機構と、を含み、
    前記遮光板は、前記第1の位置としての前記遮光板が前記レンズの一部を遮蔽する位置と、前記第2の位置としての前記遮光板が前記レンズの一部とは異なる部分を遮蔽する位置との間で可動する投射型映像表示装置。
  2. 光源と、
    光源から発せられた光を集光して照明光を生成する照明光学系と、
    投射する映像を生成する表示素子と、
    前記照明光学系で生成した照明光を入射して、前記表示素子で生成された映像を投射する投射光学系と、
    を備えた投射型映像表示装置であって、
    前記照明光学系は、
    照明光を前記表示素子に向けて反射させるミラーと、
    照明光の光路上であって前記ミラーと前記表示素子との間に配置されるレンズと、
    前記ミラーの角度を調整するミラー角度調整機構と、
    前記ミラーで反射し、前記レンズを介して前記表示素子に向かう照明光の一部である不要光を遮光する遮光板と、
    前記遮光板を、前記不要光を遮光する第1の位置と、前記不要光の前記表示素子への照射を許容する第2の位置との間で可動させる遮光板可動機構と、を含み、
    前記遮光板可動機構は、
    軸部材と、
    前記遮光板に設けられ、前記軸部材を挿通する少なくとも1つの挿通孔と、
    前記軸部材の両端部をそれぞれ回動自在に支持する複数の軸受部と、
    前記遮光板を付勢力により前記第1の位置に保持する付勢部材と、
    前記遮光板に設けられ、治具により前記付勢部材の付勢力に抗する方向への押圧力を受けて、前記遮光板を前記軸部材の回りに前記第1の位置から前記第2の位置へ回動させる当接片と、を有する投射型映像表示装置。
  3. 請求項において、
    前記遮光板可動機構を収容する収容部をさらに備え、
    前記当接片は前記軸部材を覆うように屈曲して形成され、
    前記収容部には、前記遮光板可動機構が前記収容部に収容された状態において前記当接片を臨む位置に、前記治具を挿入するための挿入口が設けられ、
    前記挿入口から挿入された治具が、当該治具の挿入方向に沿って前記当接片を押圧しながら、前記治具を挿入する前の前記当接片の位置を越える所定の挿入位置まで挿入された状態において、前記遮光板は前記第2の位置に保持される投射型映像表示装置。
  4. 請求項2または3において、
    前記遮光板は、前記第1の位置としての前記遮光板が前記レンズの一部を遮蔽する位置と、前記第2の位置としての前記遮光板が前記レンズを露出する位置との間で可動する投射型映像表示装置。
  5. 請求項2または3において、
    前記遮光板は、前記レンズの入射側または出射側の表面の一部を遮蔽するよう配置される投射型映像表示装置。
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