JP2011164479A - 投影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】照明光学系を簡易な構成ながら、照明光束の照射サイズを調整可能とし、光源の明るさを有効に活用する。
【解決手段】光源から画像表示素子を経て投影レンズに到る光路中に挿入され、光路を屈曲させるミラー51、ブロック上部で該ミラー51を所定の角度に保持する保持ブロック52、該保持ブロック52底面側に取付けられた略半球状の支点部材53、支点部材より小径の円形の窪み54Aを支点部材受けとして形成したベース板54、ベース板54を貫通して保持ブロック52底面に取付けられ、保持ブロック52とベース板54の相対角度を固定する複数の調整ネジ55,55、及び、保持ブロック52とベース板54の相対距離を調整して光路長を可変する調整機構としてのネジ軸56を有する調整ミラー部を備える。
【選択図】図3
【解決手段】光源から画像表示素子を経て投影レンズに到る光路中に挿入され、光路を屈曲させるミラー51、ブロック上部で該ミラー51を所定の角度に保持する保持ブロック52、該保持ブロック52底面側に取付けられた略半球状の支点部材53、支点部材より小径の円形の窪み54Aを支点部材受けとして形成したベース板54、ベース板54を貫通して保持ブロック52底面に取付けられ、保持ブロック52とベース板54の相対角度を固定する複数の調整ネジ55,55、及び、保持ブロック52とベース板54の相対距離を調整して光路長を可変する調整機構としてのネジ軸56を有する調整ミラー部を備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、照明光学系に反射部材を有する投影装置に関する。
図9は、マイクロミラー素子を用いるDLP(Digital Light Processing)(登録商標)方式のプロジェクタ装置10の構成を示す平面図である。同図で、内面に鏡面加工が施されたリフレクタ11内に、光源となる高圧水銀ランプ12が配置される。この高圧水銀ランプ12を交流高電圧の電源で駆動することで高輝度の白色光が発生する。
高圧水銀ランプ12で発生した光は、直接あるいはリフレクタ11内面で反射して光束として取り出され、第1ミラー13で反射された後にランプレンズ14を介して、回転するカラーホイール15に照射される。
カラーホイール15は、カラーホイールモータ16により回転される円板状の面壁部が、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各扇形状のカラーフィルタで形成される。したがって、カラーホイール15がカラーホイールモータ16により回転されることで、カラーホイール15を通過する白色光は、時分割でR,G,Bの各原色光として時分割で循環的に周波数帯域が抽出されて出力される。
カラーホイール15を介してR,G,Bの原色光は、ライトトンネル17を通過時に内部で乱反射を繰返し、光束密度の分布が平均化された後に照明系レンズ18を介して第2ミラー19で反射され、照明系レンズ20を介して第3ミラー21で反射された後にフィールドレンズ22を介してマイクロミラー素子23に照射される。
マイクロミラー素子23は、DMD(Digital Micromirror Device)(登録商標)とも称される表示素子である。マイクロミラー素子23は、アレイ状に配列された複数、例えばXGA(横1024画素×縦768画素)の画素数分の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して表示動作することで、その反射光により光像を形成する。
マイクロミラー素子23での反射光により形成された光像は、フィールドレンズ22を介して投影レンズユニット24に送られる。投影レンズユニット24は、対物側から第1レンズ群24A、第2レンズ群24B、及び第3レンズ群24Cの3群のレンズ構成を有し、マイクロミラー素子23で形成された光像を拡大して投影対象の図示しないスクリーンに向けて投影する。
上記図9の構成において、マイクロミラー素子23に照明光束を導く第3ミラー21の具体的な構成について図10により説明する。図10に示すように、第3ミラー21はミラーブロック31上に固定されて照明光束に対する角度を維持する。
このミラーブロック31の下部底面中央には略半球状の支点部材32を突設するように一体に構成している。ミラーブロック31は、この支点部材32の曲面側が、プロジェクタ装置側に取付けられるベース板33に形成された円孔33Aに当接されるようにして、複数、3本以上の角度調整ネジ34,34,…によりベース板33に対して固定される。
なお、円孔33Aは、少なくとも支点部材32の略半球状の曲面に対応した深さがあれば貫通孔である必要はなく、円形の窪みであっても構わない。
ベース板33に形成された角度調整ネジ34,34,…用の貫通孔は、いずれも角度調整ネジ34,34,…の軸部よりも大きな径を有して遊貫状態となる。
すなわち、ベース板33の円孔33Aに対して、ミラーブロック31の略半球状の支点部材32の曲面側を当接して摺動させ、ベース板33に対する第3ミラー21及びミラーブロック31の角度を調整した後、角度調整ネジ34,34,…をいずれも螺合してミラーブロック31下部底面とベース板33との間隔を固定することにより、ベース板33に対する第3ミラー21及びミラーブロック31の角度が固定化される。
工場出荷前には、第3ミラー21の正確な角度調整を行なうことで、照明系レンズ20を介して送られてきた照明光束のより大部分がマイクロミラー素子23側に反射し、その反射光で形成された光像が投影レンズユニット24側へ到るようになる。
しかしながら、上述した通り第3ミラー21は支点部材32を支点とした同径上の範囲内で角度を調整することしかできないため、照射サイズの調整を行なうことができず、特に照明光束を表示素子であるマイクロミラー素子23に導く第3ミラー21の角度調整が非常に重要でシビアなものになる。
この種のプロジェクタ装置10では、マイクロミラー素子23に照射される光束のサイズが、マイクロミラー素子23の表示エリアに対し、照明光学系を構成する各部材の誤差を考慮して十分に大きなサイズとなるよう設計されている。そのため、光源の明るさを効率的に活用できず、その活用できない光束によって迷光等が発生する不具合が生じている。
ところで従来、光源からの光束で画像表示素子を照明する照明光学系において、該照明光学系が、光源側に凸の負のメニスカスレンズと両凸の正レンズを有し、この2つのレンズの間隔を変えることによって上記画像表示素子での照明領域の大きさを変化させるようにした技術が考えられている。(例えば、特許文献1)
上記特許文献に記載された技術を採用する場合、上記図9で示した照明光学系中にさらに2つの光学レンズ及びそれらを光路方向に沿って移動させる可動機構を組込むこととなり、照明光学系がさらに複雑で装置全体が大型化するという不具合がある。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、照明光学系をできるだけ簡易な構成としながら、照明光束の照射サイズを調整可能とし、光源の明るさを有効に活用することが可能な投影装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、光源と、画像信号を入力する入力部と、上記入力部で入力した画像信号に基づいた画像を表示し、上記光源から得られる光を反射または透過させて光像を形成する画像表示素子と、上記画像表示素子で形成された光像を投影対象に向けて投影する投影レンズと、上記光源から画像表示素子を経て投影レンズに到る光路中に挿入され、光路を屈曲させるミラー、ブロック上部で該ミラーを所定の角度に保持する保持ブロック、該保持ブロック底面側に取付けられた略半球状の支点部材、上記支点部材より小径の円形の窪みを支点部材受けとして形成したベース板、上記ベース板を貫通して上記保持ブロック底面に取付けられ、保持ブロックとベース板の相対角度を固定する複数の調整ネジ、及び、保持ブロックとベース板の相対距離を調整して上記光路長を可変する調整機構を有する調整ミラー部とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記調整ミラー部は、光路中の、上記画像表示素子に上記光源からの光を導いて入射させる直前の位置に設けることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記調整ミラー部の調整機構は、上記支点部材を一端側に取付けたネジ部の他端側を上記保持ブロック底面側に螺合し、保持ブロックから突出する上記ネジ部の軸長を調整することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記調整ミラー部の調整機構は、上記ベース板本体に対して上記支点部材受けとなる円形の窪みを設けた一部分がネジ機構により板厚方向に移動することを特徴とする。
本発明によれば、照明光学系をできるだけ簡易な構成としながら、照明光束の照射サイズを調整可能とし、光源の明るさを有効に活用することが可能となる。
以下、本発明をマイクロミラー素子を用いるDLP(登録商標)方式のプロジェクタ装置に適用した場合の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ装置50の構成を示す平面図である。同図は、基本的には上記図9で示した内容とほぼ同様であるので、同一部分には同一符号を付してそれらの説明は省略する。
そして、上記図10でも説明した第3ミラー21に代えて、図中に矢印Aで示すように位置を調整可能な、第3ミラー51を用いる。
図2は、第3ミラー51とフィールドレンズ22及びマイクロミラー素子23周辺の構成を示す斜視図である。同図で第3ミラー51は、ミラーブロック52上に固定されて照明光束に対する角度を維持する。
このミラーブロック52の下部底面中央には、後述する略半球状の支点部材53(ここでは不図示)が突設するように取り付けられている。ミラーブロック52は、この支点部材53の外曲面側が、プロジェクタ装置50側に取付けられるベース板54に形成された円孔54Aに当接されるようにして、複数、例えば3本の角度調整ネジ55,55,55によりベース板54に対して固定される。
なお、円孔54Aは、少なくとも支点部材53の略半球状の曲面に対応した深さがあれば貫通孔である必要はなく、円形の窪みであっても構わない。
ベース板54に形成された角度調整ネジ55,55,55用の貫通孔54B,54B,54Bは、いずれも角度調整ネジ55,55,55の軸部よりも十分に大きな径を有して遊貫状態となる。
すなわち、ベース板54の円孔54Aに対して、ミラーブロック52の底面側に取付けられた略半球状の支点部材53の曲面部を当接して摺動させ、ベース板54に対する第3ミラー51及びミラーブロック52の角度を調整した後、角度調整ネジ55,55,55をいずれも螺合してミラーブロック52下部底面とベース板54との間隔を固定することにより、ベース板54に対する第3ミラー51及びミラーブロック52の角度が固定化される。
第3ミラー51及びミラーブロック52の角度調整に対応して、上述した如くベース板54に穿孔される角度調整ネジ55,55,55用の貫通孔54B,54B,54Bは、十分に余裕を持って角度調整ネジ55,55,55の軸径より大きな内径となるように形成される。
図3は、第3ミラー51を含むユニット一式の側面構成を示す。同図に示すように支点部材53は、ネジ軸56を介してミラーブロック52の底面側に取付けられる。支点部材53とネジ軸56が一体化される一方で、ネジ軸56はミラーブロック52の底面に形成されたネジ孔に対してねじ込まれることで、ミラーブロック52の底面から突出するネジ軸56の軸長及び支点部材53の位置が調整可能となる。この図3では、第3ミラー51の反射面が当初の設計位置Pと一致している状態を示す。
なお、第3ミラー51とミラーブロック52は一体構造であっても良い。また、支点部材53とネジ軸56も一体構造であっても良い。
続く図4では、ミラーブロック52に対するネジ軸56の突出軸長がより短くなるようにねじ込みを行なった上で、角度調整ネジ55,55,55によりベース板54に組み付けた状態を示す。図示する如く、光源側からの到来光は設計位置Pを超えてから第3ミラー51で反射され、フィールドレンズ22を介してマイクロミラー素子23に導かれる。
したがって、図4に示したようなミラーブロック52の調整位置では、上記図3に示した設計上のミラーブロック52の調整位置Pに比して、マイクロミラー素子23に入射させる光源光の光路を延長することができる。
また図5は、上記図4とは反対に、ミラーブロック52に対するネジ軸56の突出軸長がより長くなるようにねじ込みを行なった上で、角度調整ネジ55,55,55によりベース板54に組み付けた状態を示す。図示する如く、光源側からの到来光は設計位置Pより手前側で第3ミラー51により反射され、フィールドレンズ22を介してマイクロミラー素子23に導かれる。
したがって、図5に示したようなミラーブロック52の調整位置では、上記図3に示した設計上のミラーブロック52の調整位置Pに比して、マイクロミラー素子23に入射させる光源光の光路を短縮することができる。
なお、上記図3乃至図5はいずれも、ベース板54の平面に対してネジ軸56が直交するような調整位置の場合について説明したが、当然ながら支点部材53の円孔54Aに当接された面が球面状であること、及び角度調整ネジ55,55,55用のベース板54側の貫通孔54B,54B,54Bが、角度調整ネジ55,55,55の軸径に対して十分な余裕を持つことから、支点部材53を中心として到来光軸に対する角度調整を行なうことが可能である点は、上記図9及び図10で示した内容と同様である。
このように本実施形態によれば、照明光学系をできるだけ簡易な構成としながら、照明光路長を可変することで照明光束の照射サイズを調整可能とし、光源の明るさを有効に活用することが可能となる。
また、上記実施形態では、光路中で特にマイクロミラー素子23の直前に位置し、マイクロミラー素子23に光源からの光を導いて入射させる第3ミラー51において光路長の可変調整を可能としたので、マイクロミラー素子23で光像を形成する際の光束範囲を適切に設定し、光源からの光量をより有効に活用した投影を実現できる。
さらに上記実施形態では、ミラーブロック52に対して支点部材53を取付けるネジ軸56の軸長を可変することで光路長を調整可能としたので、ミラーブロック52に埋設するネジ軸56の軸の長さに合わせて比較的調整範囲を広く設定することができ、光路長がより大きく調整可能となる。
なお、上記図3乃至図5で説明した構成に代わる構成についても、本実施形態の他の構成例として説明しておく。
図6は、第3ミラー51を含むユニット一式の他の側面構成を示す。同図に示すように支点部材53は、ミラーブロック52の底面側に固定化して取付けられる。一方、支点部材53が当接されるベース板54′の円孔54Aを含む部分54Dは、周囲のベース板54′に対してその板厚方向に移動可能となるようなネジ構造を採っている。この図3では、第3ミラー51の反射面が当初の設計位置Pと一致しており、これと合わせてベース板54′の表裏両面が円孔形成部分54Dのそれとも一致している状態を示す。
図6は、第3ミラー51を含むユニット一式の他の側面構成を示す。同図に示すように支点部材53は、ミラーブロック52の底面側に固定化して取付けられる。一方、支点部材53が当接されるベース板54′の円孔54Aを含む部分54Dは、周囲のベース板54′に対してその板厚方向に移動可能となるようなネジ構造を採っている。この図3では、第3ミラー51の反射面が当初の設計位置Pと一致しており、これと合わせてベース板54′の表裏両面が円孔形成部分54Dのそれとも一致している状態を示す。
なお、第3ミラー51、ミラーブロック52、及び支点部材53は一体構造であっても良い。
続く図7では、ベース板54′に対して円孔形成部分54Dがミラーブロック52とは反対側により後退させるように円孔形成部分54Dの移動(ねじ込み)を行なった上で、角度調整ネジ55,55,55によりミラーブロック52とベース板54とを組み付けた状態を示す。図示する如く、光源側からの到来光は設計位置Pを超えてから第3ミラー51で反射され、フィールドレンズ22を介してマイクロミラー素子23に導かれる。
したがって、図7に示したようなミラーブロック52の調整位置では、上記図6に示した設計上のミラーブロック52の調整位置Pに比して、マイクロミラー素子23に入射させる光源光の光路を延長することができる。
また図8は、上記図7とは反対に、ベース板54′に対して円孔形成部分54Dがミラーブロック52側により前進させるように円孔形成部分54Dの移動(ねじ込み)を行なった上で、角度調整ネジ55,55,55によりミラーブロック52とベース板54とを組み付けた状態を示す。図示する如く、光源側からの到来光は設計位置Pより手前側で第3ミラー51により反射され、フィールドレンズ22を介してマイクロミラー素子23に導かれる。
したがって、図8に示したようなミラーブロック52の調整位置では、上記図6に示した設計上のミラーブロック52の調整位置Pに比して、マイクロミラー素子23に入射させる光源光の光路を短縮することができる。
なお、上記図6乃至図8はいずれも、ベース板54の平面に対してネジ軸56が直交するような調整位置の場合について説明したが、当然ながら支点部材53の円孔54Aに当接された面が球面状であること、及び角度調整ネジ55,55,55用のベース板54′側の貫通孔54B,54B,54Bが、角度調整ネジ55,55,55の軸径に対して十分な余裕を持つことから、支点部材53を中心として到来光軸に対する角度調整を行なうことが可能である点は、上記図9及び図10で示した内容と同様である。
このように本実施形態によれば、ベース板54′側の円孔形成部分54Dの位置を移動させることで光路長を調整可能としたので、ベース板54′に対して第3ミラー51、ミラーブロック52、及び支点部材53を角度調整ネジ55,55,55により緩く組み付けた状態から、円孔形成部分54Dに対して図6乃至図8の右側、すなわちミラーブロック52を取り付けていない裏面側から円孔形成部分54Dを回動させることで調整が可能となり、光路長及び第3ミラー51の角度調整に要する作業をより簡易なものにできる。
なお、上記実施形態では、本発明をマイクロミラー素子を用いるDLP(登録商標)方式のプロジェクタ装置に適用した場合について説明したが、本発明は光源となる素子や、画像表示素子によるプロジェクタ方式、あるいは単板式と3板式などを限定するものではなく、光路長や反射角度を調整可能なミラーを用いる投影装置であれば、いずれにも適用可能となる。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10…プロジェクタ装置、11…リフレクタ、12…高圧水銀ランプ、13…第1ミラー、14…ランプレンズ、15…カラーホイール、16…カラーホイールモータ、17…ライトトンネル、18…照明系レンズ、19…第2ミラー、20…照明系レンズ、21…第3ミラー、22…フィールドレンズ、23…マイクロミラー素子(DMD)、24…投影レンズユニット、24A〜24C…レンズ群、31…ミラーブロック、32…支点部材、33…ベース板、33A…円孔、34…角度調整ネジ、50…プロジェクタ装置、51…第3ミラー、52…ミラーブロック、53…支点部材、54,54′…ベース板、54A…円孔、54B…貫通孔、54D…円孔形成部分、55…角度調整ネジ、56…ネジ軸、61…、62…、63…、64…、65…、P…設計位置。
Claims (4)
- 光源と、
画像信号を入力する入力部と、
上記入力部で入力した画像信号に基づいた画像を表示し、上記光源から得られる光を反射または透過させて光像を形成する画像表示素子と、
上記画像表示素子で形成された光像を投影対象に向けて投影する投影レンズと、
上記光源から画像表示素子を経て投影レンズに到る光路中に挿入され、光路を屈曲させるミラー、ブロック上部で該ミラーを所定の角度に保持する保持ブロック、該保持ブロック底面側に取付けられた略半球状の支点部材、上記支点部材より小径の円形の窪みを支点部材受けとして形成したベース板、上記ベース板を貫通して上記保持ブロック底面に取付けられ、保持ブロックとベース板の相対角度を固定する複数の調整ネジ、及び、保持ブロックとベース板の相対距離を調整して上記光路長を可変する調整機構を有する調整ミラー部と
を具備したことを特徴とする投影装置。 - 上記調整ミラー部は、光路中の、上記画像表示素子に上記光源からの光を導いて入射させる直前の位置に設けることを特徴とする請求項1記載の投影装置。
- 上記調整ミラー部の調整機構は、上記支点部材を一端側に取付けたネジ部の他端側を上記保持ブロック底面側に螺合し、保持ブロックから突出する上記ネジ部の軸長を調整することを特徴とする請求項1記載の投影装置。
- 上記調整ミラー部の調整機構は、上記ベース板本体に対して上記支点部材受けとなる円形の窪みを設けた一部分がネジ機構により板厚方向に移動することを特徴とする請求項1記載の投影装置。
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