JP6621336B2 - 検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原子炉のノズルコーナ部を検査する検査装置に関する。
本発明の検査対象の一例である、沸騰水型原子炉の圧力容器の給水ノズルのコーナ部について、図面を参照しつつ説明する。図1は、原子炉圧力容器の鉛直断面図(但し、原子炉圧力容器の上蓋を取り外した状態を示し、原子炉圧力容器内の機器を示さず)であり、図2は、図1中断面C−C’による原子炉圧力容器の水平断面図である。図3(a)及び図3(b)は、給水ノズルのコーナ部を拡大して示す原子炉圧力容器の鉛直断面図及び水平断面図である。図4は、図3(a)中矢印D方向からの矢視図である。なお、図1及び図2においては、後述する本発明の一実施形態の検査装置の据付状態も表している。
原子炉圧力容器10には、複数の給水ノズル11が周方向に離間して設けられている。各給水ノズル11には、内側配管としてサーマルスリーブ12が設けられ、サーマルスリーブ12に給水スパージャ13が接続されている。給水スパージャ13は、サーマルスリーブ12に接続されたT字管14と、T字管14の両側に接続されて原子炉圧力容器10の内壁に沿って延在するヘッダ管15と、ヘッダ管15の上側に設けられた複数のスプレイノズル16とを有している。そして、給水スパージャ13のスプレイノズル16から原子炉圧力容器10内に低温水が供給され、この低温水が気液分離器(図示せず)で分離された高温水と混合するようになっている。
給水ノズル11のコーナ部17では、上述したように低温水と高温水が混合することから、温度変化が大きい。そして、温度変化による構造物の膨張又は収縮に起因した熱応力が作用するため、給水ノズル11のコーナ部17の表面(特に、図3(a)及び図3(b)中点線で示す検査領域)に熱疲労割れが発生する可能性がある。そこで、給水ノズル11のコーナ部17を検査するための検査装置が提唱されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の検査装置は、渦電流探傷プローブと、給水スパージャを回避しつつ、渦電流探傷プローブを給水ノズルのコーナ部の任意の位置に配置するオフセットアーム(詳細には、後述するシングルオフセットアーム又はダブルオフセットアーム)と、オフセットアームを回転して、渦電流探傷プローブを給水ノズルのコーナ部に沿って回転移動させる駆動部とを備えている。
シングルオフセットアームは、駆動部の回転軸から径方向に延在するオフセット部と、オフセット部の先端部から軸方向に延在するアーム部とで構成され、アーム部の先端部に渦電流探傷プローブが設けられている。そして、シングルオフセットアームのアーム部と給水スパージャが干渉しない回転範囲で、シングルオフセットアームを回転することにより、渦電流探傷プローブを給水ノズルのコーナ部の上側部位及び下側部位に配置することが可能である。したがって、給水ノズルのコーナ部の上側部位及び下側部位を検査することが可能である。
ダブルオフセットアームは、駆動部の回転軸から径方向に延在する第1オフセット部と、第1オフセット部の先端部から軸方向に延在するアーム部と、アーム部の先端部から周方向に延在する第2オフセット部とで構成され、第2オフセット部の先端部に渦電流探傷プローブが設けられている。そして、ダブルオフセットアームのアーム部と給水スパージャが干渉しない回転範囲で、ダブルオフセットアームを回転することにより、渦電流探傷プローブを給水ノズルのコーナ部の左側部位及び右側部位を配置することが可能である。したがって、給水ノズルのコーナ部の左側部位及び右側部位を検査することが可能である。
特開2015−102527号公報
しかしながら、上記従来技術には次のような改善の余地があった。上述したオフセットアームのアーム部の回転半径は、渦電流探傷プローブの回転半径(言い換えれば、給水ノズルの内径)とほぼ同じである。そのため、例えば給水スパージャのT字管の上側又は下側に給水ノズルの内径位置まで突出した突起物などが設けられた場合に、オフセットアームのアーム部と突起物が干渉する。そのため、オフセットアームの1回の回転操作における回転範囲が小さくなり、オフセットアームの挿入・引出操作の回数が増える。その結果、検査時間が増大する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、検査時間の短縮を図ることができる検査装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、原子炉のノズルコーナ部を検査する検査装置において、渦電流探傷プローブと、前記原子炉の内壁に沿って存在する配管を回避しつつ、前記渦電流探傷プローブを前記ノズルコーナ部の任意の位置に配置するオフセットアームと、前記オフセットアームを回転して、前記渦電流探傷プローブを前記ノズルコーナ部に沿って回転移動させる回転装置とを備え、前記オフセットアームは、前記渦電流探傷プローブより回転半径が大きくなるように前記回転装置の回転軸から径方向外側にオフセットされて軸方向に延在するアーム部と、前記アーム部の先端部から径方向内側に向けて延在するオフセット部とを有し、前記オフセット部の先端部に前記渦電流探傷プローブが設けられており、更に、前記オフセットアームは、互いに鏡像対称的な構造を有する2種類のものがあり、選択的に取り付けられる。
このような本発明においては、オフセットアームのアーム部の回転半径が渦電流探傷プローブの回転半径(言い換えれば、給水ノズルの内径)より大きくなっている。これにより、例えば給水スパージャのT字管の上側又は下側に給水ノズルの内径位置まで突出した突起物などが設けられた場合でも、オフセットアームのアーム部と突起物との干渉を避けることができる。そのため、オフセットアームの1回の回転操作における回転範囲が小さくならず、オフセットアームの挿入・引出操作の回数が増えない。その結果、検査時間の短縮を図ることができる。
本発明によれば、検査時間の短縮を図ることができる。
本発明の一実施形態における検査装置の据付状態を表す原子炉圧力容器の鉛直断面図である。 図1中断面C−C’による原子炉圧力容器の水平断面図である。 本発明の検査対象の一例である給水ノズルのコーナ部を表す原子炉圧力容器の鉛直断面図及び水平断面図である。 図3中矢印D方向からの矢視図である。 本発明の一実施形態における検査装置の構造を表す原子炉圧力容器の鉛直断面図及び水平断面図であり、給水ノズルのコーナ部に対し渦電流探傷プローブを挿入していない状態を示す。 本発明の一実施形態における検査装置の構造を表す原子炉圧力容器の鉛直断面図及び水平断面図であり、給水ノズルのコーナ部に対し渦電流探傷プローブを挿入した状態を示す。 本発明の一実施形態における検査装置の構造を表す原子炉圧力容器の鉛直断面図及び水平断面図であり、給水ノズルのコーナ部に沿って渦電流探傷プローブを回転移動した状態を示す。 本発明の一実施形態における第1及び第2のオフセットアームの回転範囲を表す図である。 本発明の一実施形態における第1のオフセットアーム及び渦電流探傷プローブの構造を表す上面図及び側面図である。 図9中矢印E方向からの矢視図に相当し、第1のオフセットアームの回転動作を表す。 本発明の一実施形態における第1のオフセットアームに付随された渦電流探傷センサ、配線部、及びプローブ回路部を表す図であり、渦電流探傷センサ及び配線部を構成するフレキシブル基板を展開した状態を示す。 本発明の一実施形態における第2のオフセットアーム及び渦電流探傷プローブの構造を表す上面図及び側面図である。 図12中矢印F方向からの矢視図に相当し、本発明の一実施形態における第2のオフセットアームの回転動作を表す。 本発明の一実施形態における第2のオフセットアームに付随された渦電流探傷センサ、配線部、及びプローブ回路部を表す図であり、渦電流探傷センサ及び配線部を構成するフレキシブル基板を展開した状態を示す。 本発明の一実施形態における検査システムの構成を表すブロック図である。 本発明の一実施形態における検査方法の手順を表すフローチャートである。
本発明の検査対象として原子炉圧力容器の給水ノズルのコーナ部を例にとり、本発明の一実施形態の検査装置を、上述の図1及び2並びに図5〜図14を用いて説明する。なお、図5〜図14において、上述の図1〜4を用いて説明した部分と同等の部分は同一の符号を付す。
まず、本実施形態の検査装置の構造について説明する。図5(a)及び図5(b)は、本実施形態における検査装置の構造を表す原子炉圧力容器の鉛直断面図及び水平断面図であり、給水ノズルのコーナ部に対して渦電流探傷プローブを挿入していない状態を示す。図6(a)及び図6(b)は、本実施形態における検査装置の構造を表す原子炉圧力容器の鉛直断面図及び水平断面図であり、給水ノズルのコーナ部に対して渦電流探傷プローブを挿入した状態を示す。図7(a)及び図7(b)は、本実施形態における検査装置の構造を表す原子炉圧力容器の鉛直断面図及び水平断面図であり、給水ノズルのコーナ部に沿って渦電流探傷プローブを回転移動した状態を示す。図8(a)及び図8(b)は、上述の図4に相当し、本実施形態における第1及び第2のオフセットアームの回転範囲を表す図である。
本実施形態の検査装置20は、大別して、支持部と、この支持部に着脱可能な駆動部とで構成されている。検査装置20の支持部は、支持フレーム21と、支持フレーム21に固定され、左右一対のフック22を動作させるフック動作装置23と、支持フレーム21に固定されたベース台座24とを備えている。
そして、例えば図1で示すように、原子炉圧力容器10の上方の作業台車(図示せず)からチェーン18で検査装置20を吊り下げて、原子炉圧力容器10内に検査装置20を投入する。その後、給水スパージャ13のヘッダ管15にフック22を係合させ、フック動作装置23によってフック22を炉心側(図5(a)及び図5(b)中左側)に引くことにより、支持フレーム21の複数(例えば4つ)の脚部が原子炉圧力容器10に接触して突っ張り力が発生する。これにより、原子炉圧力容器10及び給水スパージャ13に対して支持フレーム21を固定するようになっている。
検査装置20の駆動部は、支持部のベース台座24に着脱可能な回転装置ベース25と、回転装置ベース25上に設けられた回転装置26と、調整機構27(後述の図15参照)と、移動機構28(後述の図15参照)とを備えている。回転装置26の回転軸には第1のオフセットアーム29a又は第2のオフセットアーム29b(後述の図12〜図14参照)が取り付けられる。オフセットアーム29aの先端部に渦電流探傷プローブ30aが設けられ、オフセットアーム29bの先端部に渦電流探傷プローブ30b(後述の図12〜図14参照)が設けられている。なお、オフセットアーム29a,29bは、互いに鏡像対称的な構造を有している(詳細は後述)。
回転装置ベース25には複数(例えば4つ)のピン穴が形成され、これらピン穴にそれぞれ対応する複数のガイドピン31がベース台座24に設けられている。そして、回転装置ベース25のピン穴にベース台座24のガイドピン31を差し込むことにより、回転装置ベース25とベース台座24を位置合わせする。また、図示しないボルト手段によって、回転装置ベース25とベース台座24が着脱可能になっている。
調整機構27は、詳細を図示しないものの、回転装置ベース25に対して回転装置26を上下方向(Z方向)及び左右方向(Y方向)に移動可能としている。これにより、回転装置26の回転軸を、給水ノズル11の中心軸に合わせることが可能である。移動機構28は、詳細を図示しないものの、回転装置ベース25のガイドレール32に沿って回転装置26を前後方向(X方向)に移動させる。これにより、給水ノズル11のコーナ部17に対して渦電流探傷プローブ30a又は30bを挿入・引出可能としている。オフセットアーム29a又は29bは、給水スパージャ13を回避しつつ、渦電流探傷プローブ30a又は30bを給水ノズル11のコーナ部17の任意の位置に配置するようになっている。
回転装置26は、第1のオフセットアーム29aが取り付けられた場合に、オフセットアーム29aと給水スパージャ13が干渉しない回転範囲で、オフセットアーム29aを回転させる。図8(a)中矢印A1で示すオフセットアーム29aの回転範囲では、給水スパージャ13のT字管14の上側から給水ノズル11のコーナ部17に渦電流探傷プローブ30aを挿入し、給水ノズル11のコーナ部17に沿って右回りに渦電流探傷プローブ30aを回転移動させる。図8(a)中矢印A2で示すオフセットアーム29aの回転範囲では、給水スパージャ13のT字管14の下側から給水ノズル11のコーナ部17に渦電流探傷プローブ30aを挿入し、給水ノズル11のコーナ部17に沿って右回りに渦電流探傷プローブ30aを回転移動させる。
回転装置26は、第2のオフセットアーム29bが取り付けられた場合に、オフセットアーム29bと給水スパージャ13が干渉しない回転範囲で、オフセットアーム29bを回転させる。図8(b)中矢印B1で示すオフセットアーム29bの回転範囲では、給水スパージャ13のT字管14の上側から給水ノズル11のコーナ部17に渦電流探傷プローブ30bを挿入し、給水ノズル11のコーナ部17に沿って左回りに渦電流探傷プローブ30bを回転移動させる。図8(b)中矢印B2で示すオフセットアーム29bの回転範囲では、給水スパージャ13のT字管14の下側から給水ノズル11のコーナ部17に渦電流探傷プローブ30bを挿入し、給水ノズル11のコーナ部17に沿って左回りに渦電流探傷プローブ30bを回転移動させる。
したがって、2種類のオフセットアーム29a,29bを選択的に取り付けることにより、給水ノズル11のコーナ部17を全周にわったって検査することが可能である。なお、オフセットアーム29a,29bは、給水ノズル11のコーナ部17に渦電流探傷プローブを押し付けて回転するため、剛性と軽量化が必要である。そのため、例えばアルミ合金又はステンレス鋼製であることが好ましい。
次に、本実施形態における第1のオフセットアーム29a及び渦電流探傷プローブ30aの構造について説明する。図9(a)及び図9(b)は、本実施形態におけるオフセットアーム29a及び渦電流探傷プローブ30aの構造を表す上面図及び側面図である。図10(a)及び図10(b)は、図9(a)中矢印E方向からの矢視図(但し、便宜上、給水ノズル11のコーナ部17及び給水スパージャ13の位置関係も示す)に相当し、オフセットアーム29aの回転動作を表す。図11は、本実施形態におけるオフセットアーム29aに付随された渦電流探傷センサ、配線部、及びプローブ回路部を表す図であり、渦電流探傷センサ及び配線部を構成するフレキシブル基板を展開した状態を示す。
本実施形態のオフセットアーム29aは、プレート33と、プレート33における回転中心Oを基準とした径方向及び周方向の位置が渦電流探傷プローブ30aと同じ位置Paから接線方向の一方側(図9(a)中上側、図10(a)中右側)及び他方側(図9(a)中下側、図10(a)中左側)に延在するオフセット部34aと、オフセット部34aの一方側の先端部から軸方向(図9(a)及び図9(b)中右方向)に延在するアーム部35aと、アーム部35aの先端部から上記接線方向の内側(図9(a)中下側、図10(a)中左側)に延在するオフセット部36aとで構成されている。別の言い方をすれば、オフセット部34a、アーム部35a、及びオフセット部36aは、図9(a)で示すように、略コ字形の平板状に形成されている。そして、オフセット部36aの先端部には渦電流探傷プローブ30aが設けられている。
なお、本実施形態では、オフセット部34aは、プレート33の位置Paから接線方向の一方側及び他方側に延在しているものの、接線方向の一方側だけに延在していてもよい。また、本実施形態では、図示のように、アーム部35aとオフセット部36aの間で湾曲しているものの、湾曲していなくともよい。
そして、オフセットアーム29aにより、図10(a)で示すように、給水スパージャ13のT字管14の上側から給水ノズル11のコーナ部17に渦電流探傷プローブ30aを挿入し、その後、図10(b)で示すように、給水ノズル11のコーナ部17に沿って渦電流探傷プローブ30aを回転移動させる。そのため、プレート33の位置Paからオフセット部34aの一方側の先端部までの長さ(言い換えれば、プレート33の位置Paとアーム部35aの間隔)L1aは、給水スパージャ13の断面半径D/2より大きくしている。また、アーム部35aの長さ(言い換えれば、オフセット部34aとオフセット部36aの間隔)L2aは、原子炉圧力容器10の内壁からの給水スパージャ13の占有幅寸法M(上述の図6(b)参照)より大きくしている。
ここで、本実施形態の大きな特徴として、オフセットアーム29aのアーム部35aは、その回転半径Raが渦電流探傷プローブ30aの回転半径Roより大きくなるように、回転中心O(言い換えれば、回転装置26の回転軸)から径方向外側にオフセットされており、オフセット部36aは、アーム部35aの先端部から径方向内側に向けて延在している。このような特徴により、例えば給水スパージャ13のT字管14の上側又は下側に給水ノズル1の内径位置まで突出した突起物などが設けられた場合でも、オフセットアーム29aのアーム部35aと突起物との干渉を避けることができる。そのため、オフセットアーム29aの1回の回転操作における回転範囲が小さくならず、オフセットアーム29aの挿入・引出操作の回数が増えない。その結果、検査時間の短縮を図ることができる。
渦電流探傷プローブ30aは、オフセット部36aの先端部に設けられたプローブ支持部37と、プローブ支持部37の曲面にスポンジ等の弾性体を介して設けられた渦電流探傷センサ38aとを有している。渦電流探傷センサ38aは、フレキシブル基板39aと、フレキシブル基板39a上に配列された複数(例えば2列×100個)のコイル40とで構成されている。渦電流探傷センサ38aは、弾性体で給水ノズル11のコーナ部17に押し付けられることにより、コーナ部17の断面形状に追従するようになっている。
オフセットアーム29aの基端側のプレート33には、プローブ回路部41が設けられている。プローブ回路部41は、電子デバイスと基板で構成されてシリコン等で水封されており、複数のコイル40のうち励磁コイルと検出コイルの組み合わせ(チャンネル)を切り替える制御を行うようになっている。詳細には、励磁コイルとして選択したコイルに励磁信号を出力して交流磁場を発生させ、検査対象の表面に渦電流を発生させる。また、検出コイルとして選択したコイルから、欠陥による渦電流の変化を検出した検出信号を入力する。このようにして励磁コイルと検出コイルの組み合わせを電子的に切り替えることにより、広範囲な探傷が行える。
渦電流探傷センサ38aとプローブ回路部41の間で信号を伝達する配線部42aがオフセットアーム29aに沿うように設けられている。配線部42aは、渦電流探傷センサ38aのフレキシブル基板39aと共に一体的に成形されたフレキシブル基板と、このフレキシブル基板にプリントされた配線とで構成されている。配線部42aは、オフセットアーム29a及びプローブ支持部37の底面に沿わせる部分43aと、渦電流探傷センサ38aのフレキシブル基板39aとの間で円弧状に曲げる部分44aとからなり、オフセットアーム29aにテープ等で固縛される。このような構成により、例えば導線ケーブルで構成された場合と比べ、配線部42aを薄型化して、給水スパージャ13との干渉を避けることができる。
次に、本実施形態における第2のオフセットアーム29b及び渦電流探傷プローブ30bの構造について説明する。図12(a)及び図12(b)は、本実施形態におけるオフセットアーム29b及び渦電流探傷プローブ30bの構造を表す上面図及び側面図である。図13(a)及び図13(b)は、図12(a)中矢印F方向からの矢視図(但し、便宜上、給水ノズル11のコーナ部17及び給水スパージャ13の位置関係も示す)に相当し、オフセットアーム29bの回転動作を表す。図14は、本実施形態におけるオフセットアーム29bに付随された渦電流探傷センサ、配線部、及びプローブ回路部を表す図であり、渦電流探傷センサ及び配線部を構成するフレキシブル基板を展開した状態を示す。
本実施形態のオフセットアーム29bは、プレート33と、プレート33における回転中心Oを基準とした径方向及び周方向の位置が渦電流探傷プローブ30bと同じ位置Pbから接線方向の一方側(図12(a)中上側、図13(a)中右側)及び他方側(図12(a)中下側、図13(a)中左側)に延在するオフセット部34bと、オフセット部34bの他方側の先端部から軸方向(図12(a)及び図12(b)中右方向)に延在するアーム部35bと、アーム部35bの先端部から上記接線方向の内側(図12(a)中上側、図13(a)中右側)に延在するオフセット部36bとで構成されている。別の言い方をすれば、オフセット部34b、アーム部35b、及びオフセット部36bは、図12(a)で示すように、略コ字形の平板状に形成されている。そして、オフセット部36bの先端部には渦電流探傷プローブ30bが設けられている。
なお、本実施形態では、オフセット部34bは、プレート33の位置Pbから接線方向の一方側及び他方側に延在しているものの、接線方向の他方側だけに延在していてもよい。また、本実施形態では、図示のように、アーム部35bとオフセット部36bの間で湾曲しているものの、湾曲していなくともよい。
そして、オフセットアーム29bにより、図13(a)で示すように、給水スパージャ13のT字管14の上側から給水ノズル11のコーナ部17に渦電流探傷プローブ30bを挿入し、その後、図13(b)で示すように、給水ノズル11のコーナ部17に沿って渦電流探傷プローブ30bを回転移動させる。そのため、プレート33の位置Pbからオフセット部34bの他方側の先端部までの長さ(言い換えれば、プレート33の位置Pbとアーム部35bの間隔)L1bは、給水スパージャ13の断面半径D/2より大きくしている。また、アーム部35bの長さ(言い換えれば、オフセット部34bとオフセット部36bの間隔)L2bは、原子炉圧力容器10の内壁からの給水スパージャ13の占有幅寸法Mより大きくしている。
ここで、本実施形態の大きな特徴として、オフセットアーム29bのアーム部35bは、その回転半径Rbが渦電流探傷プローブ30bの回転半径Roより大きくなるように、回転中心O(言い換えれば、回転装置26の回転軸)から径方向外側にオフセットされており、オフセット部36bは、アーム部35bの先端部から径方向内側に向けて延在している。このような特徴により、例えば給水スパージャ13のT字管14の上側又は下側に給水ノズル11の内径位置まで突出した突起物などが設けられた場合でも、オフセットアーム29bのアーム部35bと突起物との干渉を避けることができる。そのため、オフセットアーム29bの1回の回転操作における回転範囲が小さくならず、オフセットアーム29bの挿入・引出操作の回数が増えない。その結果、検査時間の短縮を図ることができる。
渦電流探傷プローブ30bは、オフセット部36bの先端部に設けられたプローブ支持部37と、プローブ支持部37の曲面にスポンジ等の弾性体を介して設けられた渦電流探傷センサ38bとを有している。渦電流探傷センサ38bは、フレキシブル基板39bと、フレキシブル基板39b上に配列された複数(例えば2列×100個)のコイル40とで構成されている。渦電流探傷センサ38bは、弾性体で給水ノズル11のコーナ部17に押し付けられることにより、コーナ部17の断面形状に追従するようになっている。
オフセットアーム29bの基端側のプレート33には、プローブ回路部41が設けられている(プローブ回路部41の詳細は、上記と同様)。渦電流探傷センサ38bとプローブ回路部41の間で信号を伝達する配線部42bがオフセットアーム29bに沿うように設けられている。配線部42bは、渦電流探傷センサ38bのフレキシブル基板39bと共に一体的に成形されたフレキシブル基板と、このフレキシブル基板にプリントされた配線とで構成されている。配線部42bは、オフセットアーム29b及びプローブ支持部37の底面に沿わせる部分43bと、渦電流探傷センサ38bのフレキシブル基板39bとの間で円弧状に曲げる部分44bとからなり、オフセットアーム29bにテープ等で固縛される。このような構成により、例えば導線ケーブルで構成された場合と比べ、配線部42bを薄型化して、給水スパージャ13との干渉を避けることができる。
次に、上述した検査装置20を備えた検査システムを、図15を用いて説明する。図15は、本発明の一実施形態における検査システムの構成を表すブロック図である。
本実施形態の検査システムは、検査装置20と、検査装置20のフック動作装置23、回転装置26、調整機構27、及び移動機構28を駆動制御する装置制御盤50と、プローブ回路部41を介し渦電流探傷センサ38a又は38bを制御して渦電流探傷を行う渦電流探傷器51と、探傷条件の設定や探傷データの表示などを行う探傷器制御器52(例えばコンピュータ)とを備えている。探傷器制御器52は、ネットワークを介し装置制御盤50と接続されており、装置制御盤50から渦電流探傷センサ38a又は38bの位置情報を入力して探傷データへ付加するようになっている。
次に、上述した検査システムを用いた検査方法を、図16を用いて説明する。図16は、本発明の一実施形態における検査方法の手順を表すフローチャートである。
まず、ステップS10では、原子炉圧力容器10の上方のオペレーションフロアにて、検査装置20の動作確認を行う。その後、原子炉圧力容器10の上方の作業台車からチェーン18で検査装置20を吊り下げて、原子炉圧力容器10内に検査装置20を投入する。なお、これ以降、原子炉圧力容器10内に投入した水中カメラの映像を確認しながら、作業を実施する。
そして、給水スパージャ13のヘッダ管15にフック22を係合させる。その後、装置制御盤50がフック動作装置23を駆動制御して、フック22を炉心側に引くことにより、原子炉圧力容器10に対して支持フレーム21を固定する。その後、チェーン18を支持フレーム21から外して台車上へ巻き上げる。なお、最初、回転装置26の回転軸には、オフセットアーム29aが取り付けられているものとして説明する。
ステップS20に進み、装置制御盤50が調整機構27を駆動制御して、回転装置26の回転軸を給水ノズル11の中心軸に合わせる。その後、装置制御盤50が移動機構28を駆動制御して、回転装置26を前進させ、給水スパージャ13のT字管14の上側から、給水ノズル11のコーナ部17に対して渦電流探傷プローブ30aを挿入する。このとき、オフセットアーム29a及び渦電流探傷プローブ30aと給水スパージャ13が干渉しないように、水中カメラの映像を確認しながら回転装置26を前進させる。また、水中カメラの映像や渦電流探傷センサ38aの信号レベル等により、渦電流探傷プローブ30aと給水ノズル11のコーナ部17の接触状態を確認する。
ステップS30に進み、装置制御盤50が回転装置26を駆動制御して、図8中矢印A1で示すようにオフセットアーム29aを回転させることにより、給水ノズル11のコーナ部17に沿って渦電流探傷プローブ30aを回転移動させる。また、渦電流探傷プローブ30aの回転位置毎に、渦電流探傷器51がプローブ回路部41を介し渦電流探傷センサ38aを制御して、励磁コイルと検出コイルの組み合わせを切り替えて探傷を行う。渦電流探傷器51は、プローブ回路部41で増幅された渦電流探傷センサ38aの検出信号を処理し、探傷データを作成する。探傷器制御器52は、装置制御盤50から渦電流探傷センサ38aの位置情報を入力して探傷データへ付加し、それらを記録する。
ステップS40に進み、装置制御盤50が回転装置26を駆動制御して、オフセットアーム29aを反対に回転させて元の位置に戻す。その後、装置制御盤50が移動機構28を駆動制御して、回転装置26を後進させ、給水ノズル11のコーナ部17から渦電流探傷プローブ30aを引き抜く。
ステップS50に進み、オフセットアーム29aを用いて給水スパージャ13の下側領域の探傷を実施したか否かを判定する。最初は、ステップS50の判定が満たされず、ステップS60に移る。ステップS60では、装置制御盤50が回転装置26を駆動制御して、オフセットアーム29aを180度回転させる。
ステップS20に進み、装置制御盤50が移動機構28を駆動制御して、回転装置26を前進させ、給水スパージャ13のT字管14の下側から、給水ノズル11のコーナ部17に対して渦電流探傷プローブ30aを挿入する。
ステップS30に進み、装置制御盤50が回転装置26を駆動制御して、図8中矢印A2で示すようにオフセットアーム29aを回転させることにより、給水ノズル11のコーナ部17に沿って渦電流探傷プローブ30aを回転移動させる。また、渦電流探傷プローブ30aの回転位置毎に、渦電流探傷器51がプローブ回路部41を介し渦電流探傷センサ38aを制御して、励磁コイルと検出コイルの組み合わせを切り替えて探傷を行う。
ステップS40に進み、装置制御盤50が回転装置26を駆動制御して、オフセットアーム29aを反対に回転させて元の位置に戻す。その後、装置制御盤50が移動機構28を駆動制御して、回転装置26を後進させ、給水ノズル11のコーナ部17から渦電流探傷プローブ30aを引き抜く。
ステップS50に進み、オフセットアーム29aを用いて給水スパージャ13の下側領域の探傷を実施したか否かを判定する。今度は、ステップS50の判定が満たされ、ステップS70に移る。ステップS70では、給水スパージャ13の全領域の探傷を完了したか否かを判定する。最初は、ステップS70の判定が満たされず、ステップS80に移る。
ステップS80では、台車上から遠隔ポールを使用して、検査装置20の駆動部を支持部から分離し、台車上からチェーン18で吊り上げて、検査装置20の駆動部をオペレーションフロアに引き上げる。その後、駆動部の回転装置26の回転軸からオフセットアーム29aを取り外し、オフセットアーム29bを取り付ける。その後、台車上からチェーン18で吊り下げて、検査装置20の駆動部を原子炉圧力容器10内に投入し、台車上から遠隔ポールを使用して、検査装置20の駆動部を支持部に取り付ける。
ステップS20に進み、装置制御盤50が調整機構27を駆動制御して、回転装置26の回転軸を給水ノズル11の中心軸に合わせる。その後、装置制御盤50が移動機構28を駆動制御して、回転装置26を前進させ、給水スパージャ13のT字管14の上側から、給水ノズル11のコーナ部17に対して渦電流探傷プローブ30bを挿入する。
ステップS30に進み、装置制御盤50が回転装置26を駆動制御して、図8中矢印B1で示すようにオフセットアーム29bを回転させることにより、給水ノズル11のコーナ部17に沿って渦電流探傷プローブ30bを回転移動させる。また、渦電流探傷プローブ30bの回転位置毎に、渦電流探傷器51がプローブ回路部41を介し渦電流探傷センサ38bを制御して、励磁コイルと検出コイルの組み合わせを切り替えて探傷を行う。
ステップS40に進み、装置制御盤50が回転装置26を駆動制御して、オフセットアーム29bを反対に回転させて元の位置に戻す。その後、装置制御盤50が移動機構28を駆動制御して、回転装置26を後進させ、給水ノズル11のコーナ部17から渦電流探傷プローブ30bを引き抜く。
ステップS50に進み、オフセットアーム29bを用いて給水スパージャ13の下側領域の探傷を実施したか否かを判定する。最初は、ステップS50の判定が満たされず、ステップS60に移る。ステップS60では、装置制御盤50が回転装置26を駆動制御して、オフセットアーム29bを180度回転させる。
ステップS20に進み、装置制御盤50が移動機構28を駆動制御して、回転装置26を前進させ、給水スパージャ13のT字管14の下側から、給水ノズル11のコーナ部17に対して渦電流探傷プローブ30aを挿入する。
ステップS30に進み、装置制御盤50が回転装置26を駆動制御して、図8中矢印A2で示すようにオフセットアーム29aを回転させることにより、給水ノズル11のコーナ部17に沿って渦電流探傷プローブ30aを回転移動させる。また、渦電流探傷プローブ30aの回転位置毎に、渦電流探傷器51がプローブ回路部41を介し渦電流探傷センサ38aを制御して、励磁コイルと検出コイルの組み合わせを切り替えて探傷を行う。
ステップS40に進み、装置制御盤50が回転装置26を駆動制御して、オフセットアーム29aを反対に回転させて元の位置に戻す。その後、装置制御盤50が移動機構28を駆動制御して、回転装置26を後進させ、給水ノズル11のコーナ部17から渦電流探傷プローブ30aを引き抜く。
なお、以上においては、検査対象である原子炉のノズルコーナ部として、原子炉圧力容器10の給水ノズル11のコーナ部17を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、原子炉のノズルコーナ部と同じ高さ位置で原子炉の内壁に沿うように配管が存在するのであれば適用してよく、例えば炉心スプレイノズルのコーナ部を検査対象としてもよい。
10 原子炉圧力容器
11 給水ノズル
13 給水スパージャ
17 給水ノズルのコーナ部
20 検査装置
26 回転装置
29a,29b オフセットアーム
30a,30b 渦電流探傷プローブ
35a,35b アーム部
36a,36b オフセット部
39a,39b フレキシブル基板
40 コイル
41 プローブ回路部
42a,42b 配線部

Claims (3)

  1. 原子炉のノズルコーナ部を検査する検査装置において、
    渦電流探傷プローブと、
    前記原子炉の内壁に沿って存在する配管を回避しつつ、前記渦電流探傷プローブを前記ノズルコーナ部の任意の位置に配置するオフセットアームと、
    前記オフセットアームを回転して、前記渦電流探傷プローブを前記ノズルコーナ部に沿って回転移動させる回転装置とを備え、
    前記オフセットアームは、前記渦電流探傷プローブより回転半径が大きくなるように前記回転装置の回転軸から径方向外側にオフセットされて軸方向に延在するアーム部と、前記アーム部の先端部から径方向内側に向けて延在するオフセット部とを有し、前記オフセット部の先端部に前記渦電流探傷プローブが設けられており、
    更に、前記オフセットアームは、互いに鏡像対称的な構造を有する2種類のものがあり、選択的に取り付けられたことを特徴とする検査装置。
  2. 請求項1に記載の検査装置において、
    前記渦電流探傷プローブは、第1フレキシブル基板と、前記第1フレキシブル基板上に配列された複数のコイルとを有し、
    前記複数のコイルのうちの励磁コイルと検出コイルの組み合わせを切り替える制御を行うプローブ回路部を、前記オフセットアームの基端側に設け、
    前記渦電流探傷プローブと前記プローブ回路部の間で信号を伝達する配線部を、前記オフセットアームに沿って設けており、
    前記配線部は、前記第1フレキシブル基板と共に一体的に成形された第2フレキシブル基板と、前記第2フレキシブル基板にプリントされた配線とで構成されたことを特徴とする検査装置。
  3. 請求項1に記載の検査装置において、
    前記ノズルコーナ部は、原子炉圧力容器の給水ノズルのコーナ部であり、
    前記オフセットアームは、前記原子炉圧力容器の内壁に沿って存在する給水スパージャを回避しつつ、前記渦電流探傷プローブを前記給水ノズルのコーナ部の任意の位置に配置することを特徴とする検査装置。
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