JP6619252B2 - エンジン発電機 - Google Patents

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Description

この発明はエンジン発電機に関し、特にクランク軸が鉛直軸の方向に配置されるエンジンを備えるエンジン発電機に関する。
この種のエンジン発電機の例として、例えば特許文献1記載のエンジン発電機が知られている。特許文献1記載のエンジン発電機は箱型を呈して鉛直軸の方向において下方から上方に向けて第1室から第4室に区画されるパッケージ(フレーム)を備えると共に、第1室に空気取り入れ通路を配置し、第2室にクランク軸が鉛直軸の方向に配置される水冷エンジンを配置すると共に、その下方に発電機を配置し、第3室にラジエータとその冷却風取り入れ通路を配置し、第4室にマフラなどを冷却するための冷却風排風通路を配置するように構成している。
より具体的には、特許文献1記載のエンジン発電機は、第2室に換気ファンを配置して第1室の下方から空気を吸引すると共に、第3室の側壁の一方を開口して吸引した空気を外部に放出するように構成している。また、第3室の側壁の他方を開口すると共に、第2にファンを配置し、側壁の他方から吸引された空気を上記した冷却取り入れ通路から第4室の冷却風排風通路に接続し、第4室の側壁に開口された出口から外部に放出するように構成している。
特許第2739186号公報
上記した如く、特許文献1記載のエンジン発電機においては冷却風を冷却ファンによってパッケージの下部と側壁の一方から吸引して側壁の他方から外部に排出するように構成しているため、冷却風がエンジン本体や補機などに衝突しながら側方に流れることとなり、エンジンや発電機を効率的に冷却するのが困難であった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、クランク軸が鉛直軸の方向に配置されるエンジンを備えるエンジン発電機において、エンジンと発電機を効果的に冷却するようにしたエンジン発電機を提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1にあっては、エンジンと、前記鉛直軸の方向において前記エンジンの下方に配置されると共に、ロータが前記エンジンのクランク軸に締結される発電機とを備えるエンジン発電機において、前記発電機の下方に配置されると共に、前記ロータを介して前記エンジンのクランク軸に連結される冷却ファンと、前記冷却ファンの下方に配置されると共に、内壁面の全周にわたって前記鉛直軸の回りを回転しながら上方に向かう螺旋曲線からなるフィンが複数個形成される吸気ダクトと、前記鉛直軸の方向において前記エンジンの上方に配置される排気ダクトとを備える如く構成した。
請求項1に係るエンジン発電機にあっては、鉛直軸の方向において発電機の下方に冷却ファンと吸気ダクトを備えると共に、エンジンの上方に排気ダクトを備え、さらに吸気ダクトの内壁面の全周にわたって鉛直軸の回りを回転しながら上方に向かう螺旋曲線からなるフィンを複数個形成するように構成したので、下方から吸引された空気はそのままエンジンと発電機の回りを流れることなってエンジンと発電機を効果的に冷却することができる。即ち、冷却風は発熱温度の低い発電機を冷却し、次いで発電機より発熱温度の高いエンジン(本体)を冷却して外部に放出される。
さらに、吸気ダクトの内壁面の全周にわたって鉛直軸の回りを回転しながら上方に向かう螺旋曲線からなるフィンを複数個形成するように構成したので、冷却ファンによって吸気ダクトの中心から導入された空気は内壁面に形成されたフィンによって回転させられる結果、圧力は外周側に集中することで中心部は低圧状態となり、外周側との間に圧力差を生じる、換言すれば負圧状態となるため、一層多くの空気を吸引することが可能となり、エンジンと発電機を一層効果的に冷却することができる。
また、上方に熱容量の大きい排気ダクトが設けられることで、自然対流現象を利用することができ、下方から吸引された空気には鉛直対流(熱対流)となってそのままエンジンと発電機の回りを流れることとなり、エンジンと発電機を一層効果的に冷却することができる。
図1はこの発明の実施形態に係るエンジン発電機の正面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図1に示すエンジン発電機の上面図である。 図1に示すエンジン発電機の底面図である。 図2に示す冷却ファンの説明図である。 図2に示すエンジン発電機を下方から見たときの拡大斜視図である。 図2に示す吸気ダクトの内壁面に形成されるフィンを備える場合と備えない場合の流量Qと圧力Pの特性を示す特性図である。
以下、添付図面に即してこの発明に係るエンジン発電機を実施するための形態について説明する。
図1はこの発明の実施形態に係るエンジン発電機の正面図、図2は図1のII−II線断面図、図3は図1のIII−III線断面図、図4は上面図、図5は底面図である。
図1から図5において符号10はエンジン発電機を示す。エンジン発電機10は、鉛直軸の方向(図1から図3の上下方向)において上から順に、エンジン(より具体的にはエンジン本体)12と、発電機14と、冷却ファン16と、吸気ダクト20と、シュラウド(排気ダクト)22とを備えると共に、鉛直軸の方向回りの円筒形に形成される円筒フレーム24の内部に収容される。
円筒フレーム24は円筒面(側面)24aと上面24bとが気密・液密に締結される一方、図5に示す如く、下部24cは開口されてそこから空気を吸引可能に形成される。より詳しくは、円筒フレーム24は上下に配置される円形パイプ24d,24eと、鉛直軸の方向に延びて円形パイプ24d,24eを接続する3本の真っ直ぐなパイプ24f,24g,24hとを備える。
上側の円形パイプ24dは上面24bから離間して配置されることで、操作者が把持して円筒フレーム24を運搬することを容易にすると共に、下側の円形パイプ24eは、図5などに示す如く、接地スタンドとして機能することから安定した設置を可能とする。
エンジン12はガソリンを燃料とする点火式の空冷エンジンからなり、シリンダヘッド12aに1個のシリンダとピストン(共に図示せず)が図2と図3において横向きに配置され、クランク軸12bが鉛直軸の方向に配置されてなる単気筒エンジンで例えば160cc程度の排気量を備える。このようにエンジン発電機10は、クランク軸12bが鉛直軸の方向(図1から図3の上下方向)に配置されるエンジン12を備える、いわゆる「バーティカル発電機」として構成される。
鉛直軸の方向においてエンジン12の下方に配置される発電機14は、エンジン12のクランク軸12bに締結されて中央部位に回転可能に設けられるロータ14aと、その回りの全周に配置(固定)される磁性体からなるステータ14bとを備え、エンジン12の駆動によるロータ14aの回転に伴ってステータ14bの磁束に鎖交することで誘電起電力(発電出力)を生じる。ステータ14bは例えば24極を備える(極数は3の倍数であれば幾つでも可)。
鉛直軸の方向において発電機14の下方に配置される冷却ファン16は、発電機14のロータ14aを介してエンジン12のクランク軸12bに連結され、エンジン12の駆動によるロータ14aの回転に伴って回転して空気を吸引する。
より詳しくは、冷却ファン16は、図6に示す如く、ロータ14aの下部に締結されてロータ14aと一体に回転する台座16aと、台座16aから鉛直軸の方向において下方に突出させられる複数枚(図示例では8枚)のブレード16bとを備える。
冷却ファン16の鉛直軸の方向において下方にはエンジン12の始動用のリコイルスタータ18が設けられ、操作者がロープ18aを操作してエンジン12を始動するように構成される。
鉛直軸の方向において冷却ファン16の下方に配置される吸気ダクト20は、図7に良く示す如く、内壁面20aの全周にわたって鉛直軸の回りを回転しながら上方に向かう螺旋曲線からなるフィン20bが複数個(図示例では12枚)形成される。それぞれのフィン20bは内周面20aからピッチ角30度程度で突出するように構成される。
次いで吸気ダクト20の上方側について説明すると、吸気ダクト20の上方側にはハウジング26が接続される。ハウジング26は、エンジン12の下端から鉛直軸と交差する方向、より具体的には一旦横方向に突出した後、斜め下方向に折曲して傾斜すると共に、その全周に複数個(図示例では10度刻みで36個)の通気孔26bが穿設される傾斜面26aと、鉛直軸の方向の下方において傾斜面26aの下端に接続されると共に、エンジンケースカバーとして機能する大径部26cとを備え、大径部26cで吸気ダクト20に接続される。ハウジング26と吸気ダクト20とは鉛直軸を中心とする円筒形に形成される。ハウジング26と吸気ダクト20は図2に示す如く、ダクトカバー20cで被覆される。
また、前記した如く、エンジン12と発電機14と冷却ファン16と吸気ダクト20とは、鉛直軸を中心とする円筒形に形成される円筒フレーム24に収容される。但し、図5に示す如く、吸気ダクト20(とハウジング26)を構成する円筒の重力軸はエンジン12のクランク軸12b(図示の便宜のためリコイルスタータ18の中心位置で示す)の上にあり、円筒フレーム24を構成する円筒の重力軸(図1のII−II線に相当)から偏心する。
尚、円筒フレーム24には、下部24cの開口に加え、冷却風取り入れスリット24iが円筒面24aに局部的に穿設され、空気は吸気ダクト20の側方からエンジン12と発電機14に直接流れ、それらを冷却するように構成される。
次いで、エンジン12の排気系について説明すると、図2などに示す如く、エンジン12の前部排気管12cはシリンダヘッド12aから一旦横方向に延びた後、方向を上方に転じて鉛直軸の方向を延び、エンジン12の上方に形成されるマフラ12dに入った直後の位置で切断される。切断部には微小距離をおいて、より大径の後部排気管12eが対向して配置される。
このようにエンジン12の排気系は前部排気管12cとマフラ12dと後部排気管12eとで構成される。よってエンジン12から排出される排気は前部排気管12cからマフラ12dに流れ、それから後部排気管12eを介して外部に放出される。後部排気管12eまでもシュラウド22内に収容される。
シュラウド22は、鉛直軸の方向において上方に延びて円筒フレーム24の上側の円形パイプ24dを越える位置付近で鉛直軸と交差する横方向に曲がって開口する先端開口部22aと、先端開口部22aから下方に向けて延びる狭隘部22bと、その下部のマフラ12dの付近の拡径部22cと、その下部の径大部22dとを備える。シュラウド22の内部には、大略スカート状を呈する内部空間22eが形成される。
シュラウド22において、狭隘部22bと先端開口部22aの間は冷却風が流れるときの通気抵抗が減少するように滑らかに連続させられる。先端開口部22aの開口には金網22a1が張られて異物の侵入を防止する。
シュラウド22の下端は図2と図3と図7に示すように全面的に開口され、その内部空間22eには、排気系(前部排気管12cとマフラ12dと後部排気管12e)とエンジン(本体)12とハウジング26の上部とが収容される。
シュラウド22の外周にはエンジン12の燃料(ガソリン)を貯留する燃料タンク12fが配置される。燃料タンク12fは図2などに示すように断面視球形を呈すると共に、図4に示すように上面視円形(環状)のドーナツ形状を呈すると共に、そのドーナツ形状の中央開孔部12f1にシュラウド22の拡径部22cが挿通される。
図4において符号12fcは燃料タンク12fのキャップを示す。キャップ12fcは、燃料の注入を容易にするために円筒フレーム24の上面24bに設けられる。尚、燃料タンク12fとシュラウド22の間には断熱材30(図2のみ図示)が配置され、シュラウド22から燃料タンク12fへの伝熱を遮断する。
シュラウド22は鉛直軸を中心とする円筒形に形成されると共に、エンジン12と発電機14とシュラウド22と吸気ダクト20とは、鉛直軸を中心とする円筒形に形成される円筒フレーム24に収容される。エンジン発電機10は円筒フレーム24に収容されたとき、例えば30kg程度の重量を有する。円筒フレーム24の大きさは例えば、直径60cm、高さ100cmである。
また、図2などで符号32はコントロールパネルを、符号34はその内部の電力取り出し用アウトレットを示す。尚、アウトレット34に接続されるインバータあるいはAVRなどの発電回路、さらにはエンジン12の駆動を制御する制御機器の詳細の図示と説明は省略する。
ここで、円筒フレーム24の下部24cから吸引される冷却風の流れを説明すると、図2に矢印で示す如く、冷却風は冷却ファン16と吸気ダクト20の内壁面20aに形成されたフィン20bによって下部24cから吸引され、吸気ダクト20を流れる。
次いで冷却風は吸気ダクト20からハウジング26を流れ、上端の傾斜面26aに穿設された通気孔26bを通ってシュラウド22に入り、その内部空間22eを上方に流れ、狭隘部22bを抜けて先端開口部22aから外部に放出される。このとき冷却風は発熱温度の低い発電機14を冷却し、次いで発電機14より発熱温度の高いエンジン(本体)12を冷却し、その後に発熱温度が最も高いエンジン12の排気系(マフラ12dなど)を冷却して外部に放出される。このように冷却風は発電機14とエンジン12などの全周を流れることができ、それらを効果的に冷却することができる。
さらに、吸気ダクト20の内壁面20aの全周にわたって鉛直軸の回りを回転しながら上方に向かう螺旋曲線からなるフィン20bを複数個形成するように構成したので、冷却ファン16によって吸気ダクト20の中心から導入された空気はフィン20bによって回転させられる結果、圧力は外周側(内壁面20a側)に集中することとなって中心部は低圧状態となり、外周側との間に圧力差を生じる。換言すれば、吸気ダクト20は負圧状態となるため、一層多くの空気を吸引することが可能となり、エンジン(本体)12と発電機14とマフラ12dなどの排気系とを一層効果的に冷却することができる。
これについて図8を参照して説明する。同図はこの実施形態に係るエンジン発電機10における流量Qに対する圧力Pの関係を示す特性図である。
図示の如く、発明者達が知見した限り、この実施形態に係るフィン20bを備えたエンジン発電機10ではエンジン回転数の上昇に伴って流量Qが増加するにつれ、フィン20bを備えない場合に対して通気抵抗の差(換言すれば圧力Pの差)が増加することが知見された。このことは、上記した如く、吸気ダクト20においてフィン20bが形成される全周側に対してフィン20bが形成されない中心部側の圧力が低下し、負圧状態となって一層多くの空気を吸引できることを意味する。尚、エンジン12は発電用であることから、動作時は基本的に一定した常用回転域で駆動される。
また、上方に熱容量の大きいシュラウド(排気ダクト)22が設けられることで、自然対流現象を利用することができ、下方から吸引された空気には鉛直対流(熱対流)となってそのままエンジン12と発電機14の回りを流れることとなり、熱溜まりを起こすことなく、円滑な流れを確保することができ、エンジン(本体)12と発電機14とマフラ12dなどの排気系とを一層効果的に冷却することができる。
上記した如く、この実施形態にあっては、クランク軸12bが鉛直軸の方向に配置されるエンジン12と、前記鉛直軸の方向において前記エンジン12の下方に配置されると共に、ロータ14aが前記エンジン12のクランク軸12bに締結される発電機14とを備えるエンジン発電機10において、前記発電機14の下方に配置されると共に、前記ロータ14aを介して前記エンジン12のクランク軸12bに連結される冷却ファン16と、前記冷却ファン16の下方に配置されると共に、内壁面20aの全周にわたって前記鉛直軸の回りを回転しながら上方に向かう螺旋曲線からなるフィン20bが複数個形成される吸気ダクト20と、前記鉛直軸の方向において前記エンジン12の上方に配置される排気ダクト(シュラウド)22とを備える如く構成したので、下方から吸引された空気はそのままエンジン12と発電機14の回りを流れることなってエンジン12と発電機14を効果的に冷却することができる。
より具体的には、冷却風は発熱温度の低い発電機14を冷却し、次いで発電機14より発熱温度の高いエンジン(本体)12を冷却し、その後に発熱温度が最も高いエンジン12のマフラ12dを冷却して外部に放出される。このように冷却風は発電機14とエンジン12などの全周を流れることで、それらを効果的に冷却することができる。
さらに、吸気ダクトの内壁面の全周にわたって鉛直軸の回りを回転しながら上方に向かう螺旋曲線からなるフィンを複数個形成するように構成したので、一層多くの空気を吸引することが可能となり、エンジン12と発電機14を一層効果的に冷却することができる。
また、上方に熱容量の大きいシュラウド(排気ダクト)22が設けられることで、自然対流現象を利用することができ、下方から吸引された空気には鉛直対流(熱対流)となってそのままエンジン12と発電機14の回りを流れることとなり、エンジン12と発電機14を一層効果的に冷却することができる。
また、前記エンジン12の下端に前記吸気ダクト20に連続するハウジング26を取り付け、前記ハウジング26の前記鉛直軸の方向において上部に、前記エンジン12の下端から前記鉛直軸と交差する方向に向けて傾斜すると共に、全周に複数個の通気孔26bが穿設される傾斜面26aを形成する如く構成したので、下方から吸引された空気はエンジン12と発電機14の全周を流れることとなり、それらを一層効果的に冷却することができる。
また、前記ハウジング26が、前記エンジン12の下端において前記エンジン12のエンジンケースカバーとして機能する如く構成したので、上記した効果に加え、スペースを効果的に活用することができる。
また、前記ハウジング26と前記吸気ダクト20とが、前記鉛直軸を中心とする円筒形に形成される如く構成したので、上記した効果に加え、スペースを効果的に活用することができる。
また、前記吸気ダクト20が、前記鉛直軸の方向において前記エンジン12の外周に前記エンジン12を包囲するように配置されるシュラウド(排気ダクト)22からなる如く構成したので、下方から吸引された空気はエンジン12と発電機14の全周を流れることとなり、それらを一層効果的に冷却することができる。
また、前記エンジン12と前記発電機14と前記冷却ファン16と前記吸気ダクト20とが、前記鉛直軸を中心とする円筒形に形成される円筒フレーム24に収容される如く構成したので、上記した効果に加え、スペースを効果的に活用することができると共に、例えばシュラウド22の先端開口部22aや後部排気管12eなどの向きを容易に変更することができる。
尚、上記においてエンジン発電機10を収容するフレームを円筒形状としたが、それに限られるものではなく、角形などであっても良い。
また、冷却ファン16のブレード16bと吸気ダクト20のフィン20bの個数などの全ての数値は例示であってそれに限定されるものではない。
また、エンジン12と発電機14などの構造も図示のものに限定されないことはいうまでもない。例えばシュラウドに代えて簡単な形状の排気ダクトなどを用いてもよい。
10 エンジン発電機、12 エンジン、12a シリンダヘッド、12b クランク軸、排気系(12c 前部排気管、12d マフラ、12e 後部排気管)、12f 燃料タンク、12f1 中央開孔部、14 発電機、14a ロータ、14b ステータ、16 冷却ファン、16a 台座、16b ブレード、18 リコイルスタータ、20 吸気ダクト、20a 内壁面、20b フィン、22 シュラウド(排気ダクト)、22a 先端開口部、22b 狭隘部、22c 拡径部、22d 径大部、22e 内部空間、24 円筒フレーム、24a 円筒面、24b 上面、24c 下部、24d,24e,24f,24g,24h パイプ、26 ハウジング、26a 傾斜面、26b 通気孔、26c 大径部、30 断熱材

Claims (6)

  1. クランク軸が鉛直軸の方向に配置されるエンジンと、前記鉛直軸の方向において前記エンジンの下方に配置されると共に、ロータが前記エンジンのクランク軸に締結される発電機とを備えるエンジン発電機において、前記発電機の下方に配置されると共に、前記ロータを介して前記エンジンのクランク軸に連結される冷却ファンと、前記冷却ファンの下方に配置されると共に、内壁面の全周にわたって前記鉛直軸の回りを回転しながら上方に向かう螺旋曲線からなるフィンが複数個形成される吸気ダクトと、前記鉛直軸の方向において前記エンジンの上方に配置される排気ダクトとを備えることを特徴とするエンジン発電機。
  2. 前記エンジンの下端に前記吸気ダクトに連続するハウジングを取り付け、前記ハウジングの前記鉛直軸の方向において上部に、前記エンジンの下端から前記鉛直軸と交差する方向に突出に向けて突出すると共に、全周に複数個の通気孔が穿設される突出面を形成したことを特徴とする請求項1記載のエンジン発電機。
  3. 前記ハウジングが、前記エンジンの下端において前記エンジンのエンジンケースカバーとして機能することを特徴とする請求項2記載のエンジン発電機。
  4. 前記ハウジングと前記吸気ダクトとが、前記鉛直軸を中心とする円筒形に形成されることを特徴とする請求項2または3記載のエンジン発電機。
  5. 前記排気ダクトが、前記鉛直軸の方向において前記エンジンの外周に前記エンジンを包囲するように配置されるシュラウドからなることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のエンジン発電機。
  6. 前記エンジンと前記発電機と前記冷却ファンと前記吸気ダクトとが、前記鉛直軸を中心とする円筒形に形成される円筒フレームに収容されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のエンジン発電機。
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