JP6612697B2 - 食品の台紙敷設装置 - Google Patents

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Description

この発明は、グラシン紙などの台紙を食品の底面に敷設する食品の台紙敷設装置に関する。
ブロック状に裁断された三角形状や四角形状のケーキは、その側周面に合成樹脂製フィルムが巻き付けされると共に、その底面に台紙が敷設されている。特許文献1,2などには、ケーキの側周面にフィルムを巻き付ける作業を自動化する装置が提案されている。
特公平4−8290号公報 特許第2964026号公報
しかしながら、ケーキなどの食品の底面に台紙を敷設する作業は、今日においても自動化されておらず、人手に頼っているため、ケーキ側周面へのフィルム巻き付けを自動化しても、生産効率の向上は限定的となっている。
すなわち本発明は、従来の技術に係る前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、食品の底面に台紙を敷設する作業の自動化を図り得る食品の台紙敷設装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の食品の台紙敷設装置は、
第1搬送路と、該第1搬送路と同速度で走行する第2搬送路とを、第1搬送路の搬送終端部と第2搬送路の搬送始端部の間に、第1搬送路から第2搬送路へ型崩れし易い食品が移載可能な所定の隙間を設けて直列に接続し、各搬送路において前記食品を載置して搬送する物品コンベヤと、
台紙供給手段から受け取った台紙を、その前部が、前記隙間から前記第1搬送路および第2搬送路の搬送面より上方へ搬送下流側に向けて斜め上向きに飛び出突出位置まで搬送し、該突出位置で停止した台紙を保持する、上昇傾斜する吸着走行路を備えた台紙搬送コンベヤと、
前記台紙を積層部から吸着して取り出し、前記台紙搬送コンベヤに供給する前記台紙供給手段とを備え、
前記第1搬送路から第2搬送路へ前記食品を移載する際に、前記第1搬送路で搬送される食品の前部が、前記突出位置で停止して待機する前記台紙に当接する時期に合わせて、前記吸着走行路は前記物品コンベヤにおける第1搬送路と第2搬送路との搬送速度と同速度で台紙の搬送を再開して食品と台紙とを抱き合わせ、前記台紙を敷設した食品を第2搬送路により搬送するようにしたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、第1搬送路の搬送終端部において台紙の前部を搬送面から飛び出して、食品が当接した台紙を食品と共に搬送して食品底面に抱き合わせるよう構成したので、これまで人手に頼っていた食品の底面に台紙を敷設する作業を自動化できて、生産効率を向上することができる。また、物品コンベヤで搬送される食品の搬送速度および吸着走行路で搬送路側に送り出される台紙の搬送速度を同一としたので、食品の底面に台紙を抱き合わせる際や、第1搬送路から第2搬送路への食品の乗り移り時に該食品に速度差に起因する外力が作用することはなく、軟質で形崩れし易い食品が位置ずれしたり形崩れするのを防止して良好な台紙敷設を図り得る。
また、第1搬送路の搬送面から前部が飛び出る突出位置に台紙を停止状態で保持して待機させるよう構成したので、第1搬送路で搬送される食品の前部を台紙に対して適正な位置に当接することができ、食品の底面に対して台紙を位置ずれすることなく良好に敷設することができる。
請求項に係る発明では、前記台紙搬送コンベヤの吸着走行路は、前記物品コンベヤにおける第1搬送路および第2搬送路とは異なる無端ベルトからなる吸着ベルトにより構成し、前記吸着走行路の搬送終端部を構成するプーリが前記隙間に臨み、前記第1搬送路から前記第2搬送路に乗り移る食品の底面を台紙を介して支持するよう構成したことを特徴とする。
請求項に係る発明によれば、台紙を搬送する吸着走行路を、物品コンベヤの搬送路とは異なる吸着ベルトで構成したので、食品を連続搬送しつつ台紙を突出位置で停止状態で待機させることができる。
請求項に係る発明では、前記第1搬送路には、食品の搬送中心からの位置ずれと搬送向きの傾きとを矯正する矯正手段と、該矯正手段を食品の搬送に合わせて前進移動するよう搬送方向前後に往復移動可能な同調移動手段とを設けたことを特徴とする。
請求項に係る発明によれば、第1搬送路で搬送中の食品の搬送位置や搬送姿勢を、該食品が突出位置に至る前に矯正するよう構成したので、人手によって第1搬送路に不揃いの位置や姿勢で載置された食品を台紙上の定位置に敷設することができる。
請求項に係る発明では、前記積層部は、複数の台紙ホッパーを備え、前記台紙供給手段は、台紙ホッパーの夫々から吸着部材により取り出した台紙を前記台紙搬送コンベヤの搬送方向前後に離間して受け渡すよう構成したことを特徴とする。
請求項に係る発明によれば、台紙供給コンベヤに複数の台紙を一度に受け渡すよう構成したので、処理能力を高めることができる。
請求項に係る発明では、前記積層部(18)は、前記台紙搬送コンベヤ(42)の一側に離間して配設され、
前記台紙供給手段は、台紙を吸着可能な吸着部材を設けた支持部を備え、前記吸着部材が前記積層部と台紙搬送コンベヤの吸着走行路とに臨む位置に支持部を移動する横移動手段と、前記吸着部材が前記台紙搬送コンベヤの吸着走行路の傾斜に合うように支持部を傾ける傾動手段とからなる作動機構を設けたことを特徴とする。
請求項に係る発明によれば、吸着部材を設けた支持部を作動機構で移動して、積層部から吸着部材で取り出した台紙を吸着走行路に受け渡すよう構成したので、積層部から取り出した台紙を、別に移し換えることなく吸着走行路まで保持状態で移送して姿勢を乱すことなく良好に受け渡すことができる。
請求項に係る発明では、前記第1搬送路には検知センサを備え、該検知センサにより食品の到来を検知して該食品が台紙に当接する時期に合わせて前記吸着走行路により物品コンベヤと同速度で台紙を搬送するよう構成したことを特徴とする。
請求項に係る発明によれば、検知センサで食品の到来を検知して吸着走行路の走行動作を制御するよう構成したので、食品がランダムな間隔で搬送されてきても、その搬送間隔に合わせた台紙の抱き合わせタイミングを設定することができ、食品に対する台紙の敷設位置がずれることなく良好になし得る。
本発明に係る食品の台紙敷設装置によれば、食品の底面に台紙を敷設する作業を自動化して、生産効率を向上することができる。
本発明の実施例に係る食品の台紙敷設装置を示す概略側面図である。 実施例に係る台紙敷設装置を示す概略平面図である。 実施例の台紙供給手段の吸着パッドと台紙搬送コンベヤとの関係を示す概略平面図である。 実施例の台紙供給手段の吸着パッドと台紙搬送コンベヤとの関係を示す概略側面図である。
次に、本発明に係る食品の台紙敷設装置につき、実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。実施例では、食品として平面視三角形状のケーキ10の底面にグラシン紙などの台紙12を敷設する例を挙げて説明する。
図1および図2に示す如く、台紙敷設装置は、無端ベルトの搬送面14aに所定間隔で載置されたケーキ10を搬送する第1搬送路14と、該第1搬送路14の搬送終端部14bに接続されて第1搬送路14から送り込まれたケーキ10を無端ベルトの搬送面16aに載置して搬送する第2搬送路16とからなる物品コンベヤ17と、該物品コンベヤ17の搬送面14a,16aより下方に整列して配設され、ケーキ10の底面に敷設する台紙12の前部12aを搬送面側に飛び出すまで物品コンベヤ17の下方から送り込むよう台紙12を搬送する吸着走行路46bを備えた台紙搬送コンベヤ42と、台紙12を積層貯留する積層部18から取り出した台紙12を台紙搬送コンベヤ42に受け渡し供給する台紙供給手段23とを備える。第1搬送路14には、上流側に配置された図示しない胴巻き装置によって側周面にフィルムを巻き付けたケーキ10が、三角形の一つの頂点を搬送方向の上流側に向けた姿勢で第1搬送路14から第2搬送路16へ受け渡される。なお、搬送下流側を「前」、搬送上流側を「後」と指称する場合がある。
前記第1搬送路14および第2搬送路16の搬送速度は同一に設定されると共に、両搬送路14,16の搬送面(物品載置面)14a,16aの高さは一致している。図1および図2に示すように、前記第1搬送路14における搬送終端部14bと、第2搬送路16における搬送始端部16bとの間に、ケーキ10が乗り移るのを阻害することなく台紙12が通過可能な僅かな隙間Sが設けられ、前記台紙搬送コンベヤ42で搬送される台紙12が、隙間Sから搬送路14,16の搬送面14a,16aより上方に飛び出すよう送り出し可能に構成されている。すなわち、ケーキ10を載置して搬送する物品コンベヤ17は、第1搬送路14と第2搬送路16とを、搬送終端と搬送始端との間に所定の隙間Sを設けて直列に接続されている。
前記第1搬送路14から一側に離間した下方位置に、前記積層部18が設けられる。積層部18は、前後に離間して複数(実施例では2つ)の台紙ホッパー18a,18bを備える。各台紙ホッパー18a,18bは、図2に示す如く、台紙12を上下に積層する載置台19aと、該載置台19aに載置された台紙12の水平方向の位置規制を行う複数の規制部材19bと、載置台19aを台紙12の積層量に応じた高さに合わせて台紙12の取り出し高さを維持する調節機構20と、最上部の台紙12の積層高さを検知する位置センサ22とを備える。積層された最上部の台紙12の上面位置が位置センサ22により監視されており、載置台19aへの台紙12の積層量が減少するのに伴って載置台19aを上昇して、最上部の台紙12の高さ位置を常に一定高さに位置するようになっている。調節機構20は、例えば、載置台19aに連繋されるネジ調節手段と、該ネジ調節手段のネジ軸21aを正逆回転させるモータ21bとから構成され、前記位置センサ22により最上部の台紙12の高さ位置が検知されるようにモータ21bを回転制御して台紙ホッパー18a,18bの台紙12の積層高さが一定位置に維持されるよう載置台19aが移動調節される。なお、台紙12は、三角状のケーキ10の底面形状と対応するよう三角形状に形成された台座部12bと、該台座部12bの左右側縁から上方に折り曲げ形成された立上げ部12c,12cとから形成され(図3参照)、第1搬送路14で円弧状面部を前方に向けて搬送されるケーキ10の搬送向きに整合するよう台紙12が台座部12bを上下に重ねて台紙ホッパー18a,18bに積層される。
前記台紙供給手段23は、台紙取出し手段24と、台紙移載手段25とから構成されている。図1および図2に示す如く、前記台紙取出し手段24は、前記2つの台紙ホッパー18a,18bの離間間隔に対応して支持部31に配設され、前記各台紙ホッパー18a,18bに積層された台紙12を積層上部から吸着して順次取り出す複数の吸着パッド26a,26bを備えた吸着部材26と、該吸着部材26によって、台紙ホッパー18a,18bの積層上部の取出し位置M1において吸着した台紙12を、台紙ホッパー18a,18bの上方に離間した取上げ位置M2まで上昇するよう、第1のエアシリンダ29で支持部31を昇降動可能な昇降手段27とから構成されている。また、前記台紙移載手段(作動機構)25は、吸着パッド26a,26bを、前記取上げ位置M2と台紙搬送コンベヤ42における吸着走行路46bの上方に臨む受渡し手前位置M3との間で移動可能に、支持部31を第2のエアシリンダ32により水平に進退移動する横移動手段28と、吸着パッド26a,26bを、前記受渡し手前位置M3から、前記吸着走行路46bの傾斜に合わせた傾斜姿勢にして吸着走行路46bに台紙12を受け渡す位置(受渡し位置M4)まで移動するよう、第3のエアシリンダ40により傾動部材38を回動して支持部31を傾ける傾動手段34により構成されている。そして、前記受渡し位置M4において吸着部材26(支持部31)が前記吸着走行路46bの傾斜と同じ姿勢となって傾き、台紙12を台紙搬送コンベヤ42に載置した前記受渡し位置M4において吸着部材26の吸着が解除されて、2枚の台紙12が台紙ホッパー18a,18bの離間間隔と一致する間隔で台紙搬送コンベヤ42の搬送方向前後に離間して受け渡される。
前記横移動手段28は、図3に示す如く、前記台紙搬送コンベヤ42の搬送方向と交差する方向に水平に進退移動自在な移動部材36に、前記第2のエアシリンダ32が連結されている。移動部材36に、前記台紙取出し手段24および傾動手段34が支持されており、第2のエアシリンダ32によって移動部材36を進退移動することで、台紙取出し手段24の支持部31(吸着部材26)が前記取上げ位置M2(図3の実線位置)と受渡し手前位置M3(図3の二点鎖線位置)との間で移動するよう構成される。また、前記傾動手段34は、図1および図4に示す如く、前記移動部材36に回転自在に支持された前記傾動部材38を備え、該傾動部材38のレバー部38aに連結した前記第3のエアシリンダ40を作動することで傾動部材38が傾動する。傾動部材38に、前記昇降手段27が配設されている。この昇降手段27は、第1のエアシリンダ29が支持部31に連結されており、前記取上げ位置M2において傾動部材38を水平姿勢としたもとで第1のエアシリンダ29を作動することで、支持部31(吸着部材26)が取上げ位置M2と取出し位置M1との間で昇降する。また、前記受渡し手前位置M3において第3のエアシリンダ40を作動することで、支持部31(吸着部材26)が受渡し手前位置M3と前記受渡し位置M4との間で傾動する。
前記物品コンベヤ17の搬送面14a,16aより下方に、前記台紙搬送コンベヤ42が配設されている。台紙搬送コンベヤ42は、図1に示す如く、サーボモータからなる駆動手段44により走行する無端状のベルト(吸着ベルト)46から構成されて、前記台紙供給手段23から受け渡された台紙12を吸着して前記隙間Sに向けて搬送する搬送方向前方に向けて上昇傾斜する吸着走行路46bを備えている。台紙搬送コンベヤ42は、第1搬送路14から第2搬送路16に乗り移るケーキ10の底面に台紙12が敷設されるように、ケーキ10が第2搬送路16に乗り移る前に吸着ベルト46で吸着した台紙12の前部12aを、隙間Sから搬送面側に突出させるように台紙12を搬送するよう構成される。実施例では、吸着ベルト46によって搬送される台紙12を、その前部12aが隙間Sから飛び出る突出位置M5に至ったときに吸着ベルト46の走行が一時休止されて、台紙12は突出位置M5で第1搬送路14により搬送されるケーキ10の到来を待機するようになっている。なお、吸着ベルト46には、走行方向へ所定間隔毎に通孔46aが設けられており(図3参照)、吸着ベルト46の裏面側に臨む吸引チャンバ48の吸引口48aを介して負圧が生じる通孔46aからの吸引力で台紙12を吸着して搬送する。
前記台紙搬送コンベヤ42における吸着ベルト46は、前記台紙供給手段23から台紙12が受け渡される受渡し位置M4から前記隙間Sに向かう走行路が、図1に示す如く、前記第1搬送路14の搬送方向の下流側に向けて上昇傾斜するよう配置され、その吸着走行路46bで吸着して搬送される台紙12は、前部12aが第1搬送路14の下流側に向けて上方傾斜する姿勢で隙間Sから飛び出る突出位置M5まで搬送するよう構成される。また、吸着ベルト46における台紙12の搬送中心は、第1搬送路14におけるケーキ10の搬送中心と整列するようになっている。なお、前記吸着走行路46bの搬送終端部を構成するプーリ42aが隙間Sに臨み、第1搬送路14から第2搬送路16に乗り移るケーキ10の底面を台紙12を介して支持するよう構成される。
前記第1搬送路14の搬送終端側には、ケーキ10の到来を検知する第1の検知センサ50が設けられている。そして、第1の検知センサ50の検知情報に基づいて、検知されたケーキ10の前部が突出位置M5に待機している台紙12に当接する時期に合わせて、該台紙12が第1搬送路14の搬送速度と同速度で前進するように吸着ベルト46が走行制御される。すなわち、第1搬送路14で搬送されるケーキ10に当接した台紙12を第1搬送路14と同速度で搬送して搬送面側に送り出すことで、ケーキ10の底面に台紙12を抱き合わせるよう構成される。なお、吸着ベルト46により台紙12が突出位置M5まで搬送される前に、第1の検知センサ50でケーキ10が検知されると、第1搬送路14による搬送が停止または減速されるよう第1搬送路14(無端ベルト)の走行が制御され、台紙12がケーキ10の底面に敷設されることなくケーキ10が第2搬送路16に乗り移ってしまうようなことはない。
ここで、人手によりケーキ10を物品コンベヤ17に載置する場合などにおいて、前記第1搬送路14におけるケーキ10の搬送途上で、物品コンベヤ17で搬送されるケーキ10の搬送中心からの位置ずれや搬送姿勢を矯正する整合装置51が設けられることが好ましい。整合装置51は、ケーキ10の搬送中心からの位置ずれと搬送向きの傾きとを矯正する矯正手段52と、該矯正手段52をケーキ10の搬送に合わせて前進移動するよう物品コンベヤ17の搬送方向前後に往復移動可能な同調移動手段58とを備える。矯正手段52は、図2に示す如く、三角状のケーキ10の側形状に対応するよう下流側の間隔が広がった八の字状の左右の揃えガイド54a,54aからなる案内部材54と、第1搬送路14の搬送面上方において両揃えガイド54a,54aを相互に接近離間する矯正用のエアシリンダ56,56とで構成される。そして、矯正用のエアシリンダ56,56を正逆付勢することにより、両揃えガイド54a,54aは、相互に接近してケーキ側面に軽接触してケーキ10を左右から挟む矯正位置と、ケーキ10の側面から相互に離間して両揃えガイド54a,54aの間にケーキ10を受け入れ可能な退避位置との間を往復移動するよう構成される。また、同調移動手段58は、サーボモータ60により矯正手段52を往復移動するよう構成され、矯正手段52(案内部材54)は第1搬送路14で搬送されるケーキ10の搬送速度と同速度で下流側へ移動される。
前記第1搬送路14には、ケーキ10の到来を検知する第2の検知センサ62が設けられている。そして、整合装置51は、第2の検知センサ62で検知されたケーキ10が両揃えガイド間に到来するタイミングに応じて退避位置にある揃えガイド54a,54aをケーキ10の受け入れを許容した後に矯正位置に移動し、同調移動手段58によって揃えガイド54a,54a(矯正手段52)を下流側に移動させることで、ケーキ10を物品コンベヤ17の搬送中心に幅寄せすると共にケーキ10は搬送向きが揃うように姿勢が矯正される。また、両揃えガイド54a,54aを搬送上流に戻すまでの間に、該揃えガイド54a,54aを退避位置まで移動させることが好ましい。
次に、実施例に係る台紙敷設装置の作用について説明する。胴巻き装置により側周面にフィルムが巻き付けられたケーキ10は、円弧状面部を前方に向けた姿勢で第1搬送路14で搬送される。第2の検知センサ62がケーキ10を検知すると、該ケーキ10が両揃えガイド間に到来するタイミングに応じて、前記矯正用のエアシリンダ56,56により両揃えガイド54a,54aを退避位置から相互に接近して矯正位置に移動すると共に、前記サーボモータ60により同調移動手段58が作動されて案内部材54を下流側に移動する。そして、両揃えガイド54a,54aがケーキ10の側面に接触しつつ下流側に移動することで、搬送中心から位置ずれしたり、搬送向きが左右に傾いていたりするケーキ10が搬送中心に幅寄せされると共に姿勢が矯正される。両揃えガイド54a,54aは、ケーキ10の側面に軽接触した状態で下流側に該ケーキ10と同速度で移動するので、ケーキ10を変形させることなく矯正することができる。そして、下流側に所定距離移動した両揃えガイド54a,54aは、上流側に戻る際に矯正用のエアシリンダ56,56の作動により退避位置まで移動して後続するケーキ10の到来を待機する。
前記取上げ位置M2に位置する支持部31を第1のエアシリンダ29の付勢によって取出し位置M1まで下降することで(図1参照)、前記台紙ホッパー18a,18bに積層貯留されている最上部の台紙12,12が前記吸着パッド26a,26bに吸着される。そして、第1のエアシリンダ29の逆付勢によって支持部31を取上げ位置M2まで上昇することで、台紙ホッパー18a,18bの最上部の台紙12,12が1枚ずつ取り出される。前記第2のエアシリンダ32を付勢して支持部31を一側から他側へ移動することで、図3に示す如く、取上げ位置M2(図の実線位置)の吸着パッド26a,26bが前記台紙搬送コンベヤ42における吸着走行路46bの上方の受渡し手前位置M3(図の二点鎖線位置)まで水平移動する。
次に、前記第3のエアシリンダ40を付勢して支持部31を傾動することで、図4に示す如く、吸着パッド26a,26bは水平姿勢(受渡し手前位置M3(図の二点鎖線位置))から前記吸着走行路46bの傾斜に合うよう傾動し、受渡し位置M4(図の実線位置)に至ったときに吸着を解除することで、台紙12,12は吸着走行路46bの搬送方向前後に離間して吸着ベルト46に吸着されて受け渡される。
前記吸着走行路46bによって搬送される台紙12の前部12aが、前記第1搬送路14と第2搬送路16との隙間Sから搬送面側に飛び出した状態になった時に、吸着走行路46bの走行を一時休止して、台紙12はケーキ10が到来するのを突出位置M5において待機する。前記第1の検知センサ50によるケーキ10の到来が検知されて、該ケーキ10の前部が突出位置M5の台紙12に当接する時期になるタイミングで、該台紙12がケーキ10の搬送速度と同速度で搬送されるように吸着走行路46bの走行が再開され、第2搬送路16に乗り移るケーキ10の底面に台紙12が抱き合わされた状態でケーキ10と共に台紙12が前進し、第2搬送路16の搬送面16aにおいて台紙12の上にケーキ10が乗り移って下流側に搬送され、側周面にフィルムが巻き付けられたケーキ10の底面に台紙12が敷設される。
実施例の台紙敷設装置では、前記第1搬送路14の搬送終端部14bにおいて台紙12の前部12aを搬送面14aから飛び出して、ケーキ10が当接した台紙12をケーキ10と共に搬送してケーキ底面に台紙12を抱き合わせるよう構成したので、これまで人手に頼っていたケーキ10の底面に台紙12を敷設する作業を自動化できて、生産効率を向上することができる。また、第1および第2搬送路14,16での搬送速度および吸着走行路46bで搬送路側に送り出される台紙12の搬送速度を同一としたので、軟質で形崩れし易い食品であるケーキ10の底面に台紙12を抱き合わせる際や第1搬送路14から第2搬送路16へのケーキ10の乗り移り時に該ケーキ10に速度差に起因する外力が作用することはなく、ケーキ10が位置ずれしたり形崩れするのを防止してケーキ10に対する良好な台紙敷設を図り得る。更に、第1搬送路14で搬送中のケーキ10の搬送位置や搬送姿勢を、該ケーキ10が突出位置M5に至る前に整合装置51によって矯正するので、人手によって物品コンベヤ17に不揃いの位置や姿勢で載置されたケーキ10を台紙上の定位置に敷設することができる。
前記台紙搬送コンベヤ42は、第1搬送路14の搬送面14aから前部12aを飛び出した突出位置M5に台紙12を停止状態で保持して待機させるので、第1搬送路14で搬送されるケーキ10の前部を台紙12に対して適正な位置に当接することができ、ケーキ10の底面に対して台紙12を位置ずれすることなく良好に敷設することができる。また、第1の検知センサ50でケーキ10の到来を検知して物品コンベヤ17と台紙搬送コンベヤ42の走行動作を制御するので、ケーキ10がランダムな間隔で搬送されてきても、その搬送間隔に合わせた台紙12の抱き合わせタイミングを設定することができ、ケーキ10に対する台紙12の敷設位置がずれることなく良好になし得る。
また、隙間Sに向かう吸着走行路46bを、第1搬送路14の下流側に向けて上昇傾斜させて、隙間Sから搬送面側に前部12aが飛び出す台紙12を第1搬送路14の下流側に向かう上昇傾斜の姿勢とし、上流側から搬送されてくるケーキ10の前部が当接した台紙12を下流側に搬送するので、ケーキ10に形崩れなどのダメージを与えることなくその底面に台紙12をスムーズに抱き合わせることができる。また、台紙12を搬送する吸着走行路46bを、物品コンベヤ17の搬送路14,16とは異なる吸着ベルト46で構成したので、ケーキ10を連続搬送しつつ台紙12を突出位置M5で停止状態で待機させることができる。
前記積層部18から吸着部材26で取り出した台紙12を吸着走行路46bに受け渡す台紙供給手段23は、積層部18から取り出した台紙12を、別に移し換えることなく吸着走行路46bまで保持状態で移送して姿勢を乱すことなく良好に受け渡すことができる。また、台紙供給手段23で複数の台紙12を取り出して吸着走行路46bに一度に受け渡すので、処理能力を高めることができる。
(変更例)
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1) 台紙搬送コンベヤ42は、台紙供給手段23からの台紙12の受取り位置から該台紙12の搬送終端部まで1つのコンベヤで構成しているが、受取り位置より下流側において別の吸着コンベヤを接続するなど、複数の吸着ベルトを搬送方向に直列に(連続して)並べて配置する構成を採用することができる。このような構成によれば、台紙12を突出位置M5で待機させるために下流側の吸着ベルトを一時休止している間に、上流側の吸着ベルトで台紙12を受け取って搬送することができ、搬送の効率化によって処理能力を向上できる。
(2) 吸着ベルト46と第2搬送路16のベルトとを、一体としたコンベヤにより構成してもよい。例えば、台紙搬送コンベヤ42の下流側搬送部を、実施例に示した第2搬送路16による水平搬送部として構成し、該水平搬送部を走行する吸着ベルト46を第2搬送路16とすると共に、水平搬送部を走行する吸着ベルト46には負圧を生じさせないようにするなどの構成を採用できる。
(3) 吸着ベルト46は、台紙供給手段23からの台紙12の受取り位置から該台紙12の搬送終端部まで一定角度で上昇傾斜するよう構成しているが、少なくとも隙間Sに向けた搬送終端部付近について上昇傾斜する傾斜区間(吸着走行路46b)として設定されていればよく、必要に応じてその他の区間の傾斜角度を異ならせたり、水平な区間としたりする構成を採用することができる。
(4) 整合装置51は、必要に応じて採用すればよく、例えば、ケーキ10にフィルムを自動で胴巻きする装置の下流側に直接第1搬送路14を接続しない場合など、例えば予め胴巻き包装されたケーキ10を人手にて第1搬送路14へ供給する場合などにおいて採用するようにすればよい。
(5) 台紙供給手段23に設けられる吸着パッド26a,26bの数は2つに限らず、1つまたは3つ以上の複数であってもよく、該吸着パッド26a,26bの数に合わせて台紙ホッパー18a,18bの数と台紙搬送コンベヤ42の搬送長などを設定すればよい。
(6) 台紙供給手段23を構成する各手段27,28,34の駆動にエアシリンダに代えてモータ、その他の公知の駆動手段を採用することができる。
(7) 吸着ベルト46の搬送路の延長線上における下方に台紙ホッパー18a,18bを配置し、該台紙ホッパー18a,18bから取り出した台紙12を直線的に移動して吸着ベルト46に受け渡す構成や、台紙搬送コンベヤ42の搬送路の上方に臨んで台紙ホッパー18a,18bを配置して、吸着パッド26a,26bで取り出した台紙12をそのまま台紙搬送コンベヤ42に載置する形態などの種々の台紙供給形態を採用することができる。
(8) 台紙ホッパー18a,18bの最上部から台紙12を取り出す構成に代えて、台紙ホッパー18a,18bの最下部から台紙12を取り出す構成を採用してもよい。
() 食品としてはケーキに限らず、まんじゅう等の和菓子や、その他の形崩れし易い食品などに好適に採用できる。
10 ケーキ(食品),12 台紙,12a 前部,14 第1搬送路
14a 搬送面,16 第2搬送路,16a 搬送面,17 物品コンベヤ
18 積層部,18a,18b 台紙ホッパー,23 台紙供給手段
25 台紙移載手段(作動機構),26 吸着部材,28 横移動手段
31 支持部,34 傾動手段,42 台紙搬送コンベヤ,42a プーリ
46 吸着ベルト,46b 吸着走行路
50 第1の検知センサ(検知センサ),52 矯正手段,58 同調移動手段
S 隙間,M5 突出位置

Claims (6)

  1. 第1搬送路(14)と、該第1搬送路(14)と同速度で走行する第2搬送路(16)とを、第1搬送路(14)の搬送終端部(14b)と第2搬送路(16)の搬送始端部(16b)の間に、第1搬送路(14)から第2搬送路(16)へ型崩れし易い食品(10)が移載可能な所定の隙間(S)を設けて直列に接続し、各搬送路(14,16)において前記食品(10)を載置して搬送する物品コンベヤ(17)と、
    台紙供給手段(23)から受け取った台紙(12)を、その前部(12a)が、前記隙間(S)から前記第1搬送路(14)および第2搬送路(16)の搬送面(14a,16a)より上方へ搬送下流側に向けて斜め上向きに飛び出突出位置(M5)まで搬送し、該突出位置(M5)で停止した台紙(12)を保持する、上昇傾斜する吸着走行路(46b)を備えた台紙搬送コンベヤ(42)と、
    前記台紙(12)を積層部(18)から吸着して取り出し、前記台紙搬送コンベヤ(42)に供給する前記台紙供給手段(23)とを備え、
    前記第1搬送路(14)から第2搬送路(16)へ前記食品(10)を移載する際に、前記第1搬送路(14)で搬送される食品(10)の前部が、前記突出位置(M5)で停止して待機する前記台紙(12)に当接する時期に合わせて、前記吸着走行路(46b)は前記物品コンベヤ(17)における第1搬送路(14)と第2搬送路(16)との搬送速度と同速度で台紙(12)の搬送を再開して食品(10)と台紙(12)とを抱き合わせ、前記台紙(12)を敷設した食品(10)を第2搬送路(16)により搬送するようにした
    ことを特徴とする食品の台紙敷設装置。
  2. 前記台紙搬送コンベヤ(42)の吸着走行路(46b)は、前記物品コンベヤ(17)における第1搬送路(14)および第2搬送路(16)とは異なる無端ベルトからなる吸着ベルト(46)により構成し、前記吸着走行路(46b)の搬送終端部を構成するプーリ(42a)が前記隙間(S)に臨み、前記第1搬送路(14)から前記第2搬送路(16)に乗り移る食品(10)の底面を台紙(12)を介して支持するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の食品の台紙敷設装置。
  3. 前記第1搬送路(14)には、食品(10)の搬送中心からの位置ずれと搬送向きの傾きとを矯正する矯正手段(52)と、該矯正手段(52)を食品(10)の搬送に合わせて前進移動するよう搬送方向前後に往復移動可能な同調移動手段(58)とを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の食品の台紙敷設装置。
  4. 前記積層部(18)は、複数の台紙ホッパー(18a,18b)を備え、前記台紙供給手段(23)は、台紙ホッパー(18a,18b)の夫々から吸着部材(26)により取り出した台紙(12)を前記台紙搬送コンベヤ(42)の搬送方向前後に離間して受け渡すよう構成したことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の食品の台紙敷設装置。
  5. 前記積層部(18)は、前記台紙搬送コンベヤ(42)の一側に離間して配設され、
    前記台紙供給手段(23)は、台紙(12)を吸着可能な吸着部材(26)を設けた支持部(31)を備え、前記吸着部材(26)が前記積層部(18)と台紙搬送コンベヤ(42)の吸着走行路(46b)とに臨む位置に支持部(31)を移動する横移動手段(28)と、前記吸着部材(26)が前記台紙搬送コンベヤ(42)の吸着走行路(46b)の傾斜に合うように支持部(31)を傾ける傾動手段(34)とからなる作動機構(25)を設けたことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の食品の台紙敷設装置。
  6. 前記第1搬送路(14)には検知センサ(50)を備え、該検知センサ(50)により食品(10)の到来を検知して該食品(10)が台紙(12)に当接する時期に合わせて前記吸着走行路(46b)により物品コンベヤ(17)と同速度で台紙(12)を搬送するよう構成したことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の食品の台紙敷設装置。
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