JP6602691B2 - ウェーハ搬送装置 - Google Patents

ウェーハ搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6602691B2
JP6602691B2 JP2016035026A JP2016035026A JP6602691B2 JP 6602691 B2 JP6602691 B2 JP 6602691B2 JP 2016035026 A JP2016035026 A JP 2016035026A JP 2016035026 A JP2016035026 A JP 2016035026A JP 6602691 B2 JP6602691 B2 JP 6602691B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
cassette
state
transfer
arithmetic unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016035026A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017152596A (ja
Inventor
暁 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Manufacturing and Service Corp
Original Assignee
Hitachi High Tech Manufacturing and Service Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Tech Manufacturing and Service Corp filed Critical Hitachi High Tech Manufacturing and Service Corp
Priority to JP2016035026A priority Critical patent/JP6602691B2/ja
Publication of JP2017152596A publication Critical patent/JP2017152596A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6602691B2 publication Critical patent/JP6602691B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

本発明は、ウェーハ搬送装置に係り、特に、ウェーハを格納するカセットからウェーハを安全に取り出すことができるウェーハ搬送装置に関する。
半導体工場では、半導体ウェーハへの異物等の付着を防止するために、ウェーハをカセットに入れて管理している。また、ウェーハの測定や検査等を行うときに、局所的クリーン化搬送装置は装置に搭載されているロードポートと呼ばれるカセット開閉機構によりカセットの開閉を行っている。局所的クリーン化搬送装置は、開けられたカセットから搬送ロボットに搭載されているハンドリングアームによりウェーハを取り出し、半導体装置へウェーハの受け渡しを行っている。
特許文献1には、ウェーハの格納状態をモニタするためのセンサを備えたマッピングユニットが開示されている。特許文献1には、発光部と受光部を備えたセンサをウェーハの積層方向に移動させ、発光部と受光部間の光の遮断状態をモニタすることによって、ウェーハがカセット内の正しい位置に挿入されているか否かを判定する手法が開示されている。
特開2006−128294号公報
特許文献1に開示されているように、カセット内にウェーハが正常挿入(カセットに対しウェーハが水平に収納)された状態を記憶し、記憶情報と発光素子により取得したウェーハ位置を用いて、ハンドリングアームを教示位置からオフセットしウェーハを取出す方式は、前垂れ状態を区別し取出す点では非常に有効な手段である。
しかし、カセット内のウェーハの配置状態は、前垂れ状態(カセットの奥側に対して、カセットの開口側に位置するウェーハ部位が下方に位置する状態)だけではなく、斜め挿し状態(ウェーハの端面が異なる段にかかっている状態。例えば、複数のウェーハが収納可能なように、内部側壁に複数の支持部が設けられているカセットの場合、ウェーハの一端が1段目の支持部に支持され、ウェーハの他端が2段目の支持部に支持された状態。ウェーハが斜めに収納されている。)、2枚挿し状態(カセットのある段にウェーハが2枚挿入された状態。)等が考えられる。特許文献1には、このような異常配置状態への対応が言及されていない。また、工場で使用しているカセットは、繰り返し使用による経年変化や温度影響により形状が変化しているものがある。このように形状が変化したカセットに、前垂れ状態のウェーハが搭載されている場合、単にハンドリングアームを教示位置からオフセットする方法では、ハンドリングアームとウェーハの接触を防止することが困難となる場合がある。
以下に、種々考えられるウェーハの異常配置状態や、カセットの経年変化等によらず、安定してウェーハの搬送を行うことを目的とするウェーハ搬送装置を提案する。
上記目的を達成するための一態様として、複数のウェーハが収容されたウェーハカセットから、ウェーハを取り出す搬送アームを備えたウェーハ搬送装置であって、前記ウェーハカセットに収容されたウェーハの有無を検出する第1の検出素子と、当該第1の検出素子を前記ウェーハカセットに収容されたウェーハの配列方向に沿って移動させる移動機構と、当該移動機構によって支持されると共に、前記ウェーハカセット内で前記ウェーハを支持する支持部を検出する第2の検出素子と、前記第1の検出素子と前記第2の検出素子の出力を処理する演算装置を備えたウェーハ搬送装置を提案する。
上記構成によれば、精密なウェーハ配置状態の把握に基づく、搬送装置の適切な制御を行うことが可能となる。
局所クリーン化搬送装置上面図。 小口径ウェーハを対象とした局所クリーン化搬送装置上面図。 局所クリーン化搬送装置に搭載される搬送ロボット上面図。 局所クリーン化搬送装置側面図。 小口径ウェーハを対象とした局所クリーン化搬送装置側面図。 ウェーハとカセットの棚の同時検出を行うときの搬送ロボットを説明する図。 ウェーハカセット内に設けられたウェーハを支持する棚を検出する検出素子と、ウェーハを検出する検出素子が設けられたマッピングユニットの一例を示す図。 検出素子を用いて、ウェーハを検出する例を示す図。 検出素子を用いて、ウェーハカセット内に設けられた棚を検出する例を示す図。 2つの検出素子を用いてウェーハカセット内のウェーハの収納状態を判定する工程を示すフローチャート。 ウェーハカセットのウェーハの収納状態の評価に基づいて、ロボットアームの制御条件を選択する工程を示すフローチャート。
以下に説明する実施例では、カセット内に搭載されたウェーハの位置を検知する第1の検出素子と、ウェーハを支持する支持部材(棚)の位置を検知する第2の検出素子を備え、当該2つの検出素子を支持する移動機構を、ウェーハの積層方向に移動させ、ウェーハと棚の双方の検知に基づいて、ハンドリングアーム(搬送アーム)のカセットに対する進入位置の調整、或いはハンドリングアームを用いた搬送の一時停止等を判定する制御装置を備えたウェーハ搬送装置について説明する。より具体的には、搬送ロボット102や、ウェーハカセットの蓋を開放する開閉機構のような上下動機構に、マッピングユニット301を搭載する(図3参照)。マッピングユニット301には、ウェーハ位置検知用発光素子302と、ウェーハ位置検知用受光素子304を備えた第1の検出素子が搭載されている。搬送ロボット102によって、第1の検出素子を、カセット内に搭載されたウェーハの端部と、ウェーハ位置検知用発光素子302から照射される光の軌道(ウェーハ位置検知用発光素子光軸303)が干渉するように、上下方向に移動させ、ウェーハ位置検知用受光素子304にて受光される光が遮断される位置を検出することによって、カセット開口側のウェーハの高さ位置を特定する。
また、マッピングユニット301には、棚位置検知用発光素子302を含む第2の検出素子が設けられている。第2の検出素子は、棚位置を検出するためのものであり、例えば発光素子から照射された光が、棚部に設けられた反射材に反射した光を受光する受光素子を備え、その受光位置によって、棚の高さ位置を特定する。また、棚と棚との間の凹部に反射材を設けておき、棚部は光が反射しない部材としておくことによって、棚部の位置を検出するようにしても良い。
ウェーハ搬送装置内、或いは外部に設けられた演算装置は、図8に例示するウェーハ104の高さ方向の位置と、図9に例示する棚801の高さ方向の位置の検出に基づいて、ウェーハが搭載された状態を判定する。演算装置は、この判定結果に基づいて、ハンドリングアーム105の制御を実行する。例えば、ウェーハが所定位置よりずれて搭載されているような場合は、ハンドリングアーム105のカセットへの進入位置を、上記ずれ分、補正する。また、ウェーハが異常搭載され、ロボットを用いたハンドリングに適していないような場合には、装置を停止し、エラーメッセージを表示したり、異常搭載状態のウェーハの搬送を見送る(スキップする)ような制御を行う。2つの位置情報のアンド条件によって、異常状態を正確に特定することができる。このように2つの検出素子の出力に基づいて、装置の制御を行うことによって、搬送装置の適切なハンドリングを行うことが可能となる。
上述のような構成によれば、カセットに対するウェーハの搭載状態を正確に特定することができ、ロボットアームの適切なハンドリングが可能となる。
以下、図面を用いて2つの検出素子を備えたウェーハ搬送装置を説明する。図1は、局所クリーン化搬送装置の上視図であり、図4は、局所クリーン化搬送装置の側面図である。また、図2は、小口径ウェーハを対象とした局所クリーン化搬送装置の上視図であり、図5は、小口径ウェーハを対象とした局所クリーン化搬送装置の側面図である。図1に例示する搬送装置には、ウェーハを収容するカセットを配置するためのロードポート103が設けられ、図2に例示する搬送装置には、カセットを配置するための置き台201が設けられている。
局所クリーン化搬送装置101は、ウェーハ104を搬送するための搬送ロボット102を筺体内に搭載している。ウェーハ104は複数枚収納できる密閉型カセット401(図4参照)、または開放型カセット501(図5参照)に収納される。
図4に例示する密閉型カセット401は、局所クリーン化搬送装置101に搭載された密閉型カセット401のカセット蓋402は、ロードポート103の開閉機構403により開閉される。ロードポート103にはマッピングユニット301が搭載されており(図3参照)、マッピングユニット301にはウェーハ位置検知用発光素子302と棚位置検知用発光素子305が設けられている。
また、図4に例示する開放型カセット501を使用する場合には、開閉動作が不要のため局所クリーン化搬送装置101にはロードポート103は搭載されない。そのため、局所クリーン化搬送装置101内または搬送ロボット102にマッピングユニット301を搭載しており、マッピングユニット301にはウェーハ位置検知用発光素子302と棚位置検知用発光素子305が設けられている。
搬送ロボット102はカセットよりウェーハ104を取り出すため、図7に例示するようにマッピングユニット301を挿入し、マッピングユニット202を垂直方向(ウェーハの配列方向)に移動させる。図6は、マッピングユニット301を支持する搬送ロボットの位置を説明する図であり、位置601は、マッピングユニット301をカセット内の上側に位置付けたときの搬送ロボットの位置であり、位置602は、マッピングユニット301をカセット内の下側に位置付けたときの搬送ロボットの位置である。搬送ロボットを位置601と位置602との間で移動させることによって、カセット内に挿入されたウェーハと、ウェーハを支持する棚701の位置情報を取得する。図8は、第1の検出素子によって、光が遮断される高さ範囲を特定することによって、ウェーハ104の位置を検出する例を説明する図である。遮光された部分がウェーハの位置であるため、演算装置は、この遮光情報に基づいて、ウェーハ位置のデータを取得し、所定の記憶媒体に記憶させる。図9は、第2の検出素子によって、光が検出可能な高さ範囲を特定することによって、棚801の位置を検出する例を説明する図である。図8の例では、棚801の第2の検出素子への対向面を鏡とし、第2の検出素子が鏡の前を通過したときに、第2の検出素子によって、反射光を検出することによって、棚の位置を検出している。
このように、上下動機構にウェーハと棚の位置を検出可能な検出素子を設けることによって、両者の位置情報を併せて取得することができるため、単にウェーハの高さを特定する場合と比較して、より詳細なウェーハの配置状態を特定することが可能となる。この特定によって例えば、搬送ロボットの適正な挿入位置の把握だけではなく、搬送ロボットを用いた搬送に適する状態か否か等の判断をも行うことができる。
カセット内のウェーハ位置情報802およびカセットの棚位置情報901の取得によって、ウェーハ位置情報802およびカセットの棚位置情報901の比較を行うことが可能となる。
図3は局所クリーン化搬送装置101に搭載された搬送ロボット102の上面図である。図8はウェーハ位置検知用発光素子302によって取得したウェーハ位置情報802を示した図である。図9は棚位置検知用発光素子305によって取得したカセット内の棚位置情報901を示した図である。
局所クリーン化搬送装置101はカセットからウェーハ104を取り出すために、搬送ロボット102もしくはロードポート103に搭載されたマッピングユニット301をカセット内に挿入し、垂直方向に移動することでウェーハ位置検知用発光素子302によってウェーハ位置情報802を、棚位置検知用発光素子305によってカセットの棚位置情報901を取得する。この位置情報を用いてカセット内のウェーハ有無、位置、及び棚の位置の少なくとも1つを判断する。図10は、本判定処理工程を示すフローチャートである。有無判定処理S01によりカセット内のウェーハ有無を判断する。
図3は局所クリーン化搬送装置101に搭載された搬送ロボット102の上面図である。図8はウェーハ位置検知用発光素子302によって取得したウェーハ位置情報802を示した図である。図9は棚位置検知用発光素子305によって取得したカセット内の棚位置情報901を示した図である。
局所クリーン化搬送装置101は、搬送ロボット102もしくはロードポート103に搭載されたマッピングユニット301を垂直移動させることによりウェーハ位置情報802および棚位置情報901を取得する。搬送ロボット102はこの位置情報を用いて、カセット内のウェーハが正常挿入状態であることを判断する。本判定処理のフロー図を図10へ示す。有無判定処理S01、前垂れ判定処理S02、厚み判定処理S03の処理を抜けることで正常挿入状態であると判断し、ウェーハをハンドリングアーム105によって取出すことが可能となる。
図3は局所クリーン化搬送装置101に搭載された搬送ロボット102の上面図である。図8はウェーハ位置検知用発光素子302によって取得したウェーハ位置情報802を示した図である。図9は棚位置検知用発光素子305によって取得したカセット内の棚位置情報901を示した図である。
局所クリーン化搬送装置101は、搬送ロボット102もしくはロードポート103に搭載されたマッピングユニット301を垂直移動させることによりウェーハ位置情報802および棚位置情報901を取得する。搬送ロボット102はこの位置情報を用いて、カセット内にウェーハが斜め挿し状態であることを判断する。本判定処理のフロー図を図10へ示す。厚み判定処理S03、斜め挿し判定処理S04の処理により斜め挿し状態と判断したウェーハにはウェーハおよびハンドリングアームの破損防止のため、取出し動作を無効とする。
図3は局所クリーン化搬送装置101に搭載された搬送ロボット102の上面図である。図8はウェーハ位置検知用発光素子302によって取得したウェーハ位置情報802を示した図である。図9は棚位置検知用発光素子305によって取得したカセット内の棚位置情報901を示した図である。
局所クリーン化搬送装置101は、搬送ロボット102もしくはロードポート103に搭載されたマッピングユニット301を垂直移動させることによりウェーハ位置情報802および棚位置情報901を取得する。搬送ロボット102はこの位置情報を用いて、カセット内にウェーハが2枚挿し状態であることを判断する。本判定処理のフロー図を図10へ示す。厚み判定処理S03、斜め挿し判定処理S04の処理により2枚挿し状態と判断したウェーハにはウェーハおよびハンドリングアームの破損防止のため、取出し動作を無効とする。
図3は局所クリーン化搬送装置101に搭載された搬送ロボット102の上面図である。図8はウェーハ位置検知用発光素子302によって取得したウェーハ位置情報802を示した図である。図9は棚位置検知用発光素子305によって取得したカセット内の棚位置情報901を示した図である。
局所クリーン化搬送装置101は、搬送ロボット102もしくはロードポート103に搭載されたマッピングユニット301を垂直移動させることによりウェーハ位置情報802および棚位置情報901を取得する。搬送ロボット102はこの位置情報を用いて、カセット内でウェーハが前垂れ状態であることを判断する。本判定処理のフロー図を図10へ示す。前垂れ判定処理S02の処理により前垂れを判断する。
実施例5で前垂れ状態と判断した場合、搬送ロボット102に設けられた設定値により、前垂れ状態のウェーハの取出し可否を変更可能とする。前垂れ状態のウェーハは正常挿入状態のウェーハと比較し位置が低いため、取出しの際にはハンドリングアームと接触するリスクが高まる。そのため、前垂れ状態のウェーハ取出し時にはハンドリングアームの補正動作を行う。本動作のフロー図を図11に示す。補正動作では前垂れ量確認処理S06により、一定量以下の前垂れであればウェーハ104を安全にカセットから取出すことが可能となる。
実施例1、2、3、4、5のマッピングユニット301に設けられるウェーハ位置検知用発光素子302は1箇所だけでなく、複数箇所設けてもよい。これによりウェーハの奥行き情報を取得することが可能となる。
以上のように、搬送ロボット等の上下動機構に、ウェーハの高さ位置を検出する第1の検出素子に加えて、棚の高さ位置を検出する第2の検出素子を備え、2つの検出素子の情報に基づいて、ウェーハの搭載状態を判定する演算装置を設けることによって、ウェーハの搭載状態を高精度に把握することが可能となる。ウェーハの搭載状態を高精度に検出、或いは適切な制御を行うためには、第1の検出素子と第2の検出素子の検出情報の組み合わせに応じたウェーハの搭載状態情報、或いは2つの検出情報の組み合わせに応じた搬送機構の処理情報を予め記憶しておき、2つの検出素子の出力情報に基づいて、ウェーハの搭載状態の出力や、搬送機構の制御を行うことによって、自動的にウェーハを搬送する搬送装置であっても、搬送機構とウェーハの異常接触の可能性を抑制することが可能となる。
101…局所クリーン化搬送装置、102…搬送ロボット、103…ロードポート、104…ウェーハ、105…ハンドリングアーム、201…置き台、301…マッピングユニット、302…ウェーハ位置検知用発光素子、303…ウェーハ位置検知用発光素子光軸、305…棚位置検知用発光素子、401…密閉型カセット、402…カセット蓋、403…開閉機構、501…開放型カセット、601…搬送ロボット移動後位置、701…棚、802…ウェーハ位置情報、901…棚位置情報、S01…有無判定処理、S02…前垂れ判定処理、S03…厚み判定処理、S04…斜め挿し判定処理、S05…取出し時前垂れ確認処理、S06…前垂れ量確認処理

Claims (11)

  1. 複数のウェーハが収容されたウェーハカセットから、ウェーハを取り出す搬送アームを備えたウェーハ搬送装置において、
    前記ウェーハカセットに収容されたウェーハの位置情報を検出する第1の検出素子と、当該第1の検出素子を前記ウェーハカセットに収容されたウェーハの配列方向に沿って移動させる移動機構と、当該移動機構によって支持されると共に、前記ウェーハカセット内で前記ウェーハを支持する支持部の位置情報を検出する第2の検出素子と、前記第1の検出素子と前記第2の検出素子の位置情報を処理する演算装置を備え
    前記演算装置は、前記移動機構が第1の移動位置から第2の移動位置に移動した際に併せて取得した前記第1及び第2の検出素子の位置情報に基づいて、前記ウェーハカセットに収容されたウェーハの搭載状態を識別することを特徴とするウェーハ搬送装置。
  2. 請求項1において、
    前記演算装置は、前記第1及び前記第2の検出素子の位置情報に応じて、前記ウェーハカセットから前記ウェーハを取り出すか否かを決定することを特徴とするウェーハ搬送装置。
  3. 請求項1において、
    前記演算装置は、前記ウェーハの検出高さが、前記支持部の検出高さと同じ、或いは下にあるか否かの判定に基づいて、前記ウェーハの搭載状態の識別を行うことを特徴とするウェーハ搬送装置。
  4. 請求項1において、
    前記移動機構は、前記ウェーハカセットに設けられた蓋を開閉する開閉機構であることを特徴とするウェーハ搬送装置。
  5. 請求項1において、
    前記移動機構は、前記搬送アームを支持する搬送ロボットであることを特徴とするウェーハ搬送装置。
  6. 請求項1において、
    前記演算装置は、ウェーハの厚みが所定値以上か否かを判定することを特徴とするウェーハ搬送装置。
  7. 請求項1において、
    前記演算装置は、前記ウェーハが1の支持部によって支持される位置と、前記1の支持部とは異なる高さに位置する他の支持部によって支持される位置の双方に位置するか否かを判定し、当該判定に基づいて、当該ウェーハが斜めに挿入されている、或いは前記搬送アームによる搬送を停止するウェーハと判定することを特徴とするウェーハ搬送装置。
  8. 請求項7において、
    前記演算装置は、ウェーハの厚みが所定値以上であって、前記ウェーハが斜めに挿入されていないと判定した場合に、前記1の支持部によって複数のウェーハが支持されていると判定することを特徴とするウェーハ搬送装置。
  9. 請求項1において、
    前記演算装置は、前記搭載状態として、前垂れ状態と斜め挿し状態と2枚挿し状態とを識別することを特徴とするウェーハ搬送装置。
  10. 請求項9において、
    前記演算装置は、前記ウェーハカセットに収容されたウェーハの有無を識別することを特徴とするウェーハ搬送装置。
  11. 請求項9において、
    前記前垂れ状態は、前記ウェーハカセットの奥側に位置するウェーハ部位に対して、前記ウェーハカセットの開口側に位置するウェーハ部位が下方に位置する状態であることを特徴とするウェーハ搬送装置。
JP2016035026A 2016-02-26 2016-02-26 ウェーハ搬送装置 Active JP6602691B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016035026A JP6602691B2 (ja) 2016-02-26 2016-02-26 ウェーハ搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016035026A JP6602691B2 (ja) 2016-02-26 2016-02-26 ウェーハ搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017152596A JP2017152596A (ja) 2017-08-31
JP6602691B2 true JP6602691B2 (ja) 2019-11-06

Family

ID=59739124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016035026A Active JP6602691B2 (ja) 2016-02-26 2016-02-26 ウェーハ搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6602691B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10173030A (ja) * 1996-12-10 1998-06-26 Canon Inc 基板搬送装置およびこれを用いた露光装置
JP2003158170A (ja) * 2001-11-20 2003-05-30 Aitec:Kk 基板用カセットのスロット検出装置
JP3628320B2 (ja) * 2003-01-31 2005-03-09 大日本スクリーン製造株式会社 基板検出方法
US7596456B2 (en) * 2005-11-18 2009-09-29 Texas Instruments Incorporated Method and apparatus for cassette integrity testing using a wafer sorter
JP2007150063A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 搬送システム
WO2011062138A1 (ja) * 2009-11-17 2011-05-26 シンフォニアテクノロジー株式会社 ウエハ検出装置
JP5447431B2 (ja) * 2011-05-09 2014-03-19 株式会社安川電機 ロボットシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017152596A (ja) 2017-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10128138B2 (en) Substrate transfer method and storage medium
US9696262B2 (en) Substrate processing apparatus, method of operating substrate processing apparatus, and storage medium
US10115588B2 (en) Substrate treating apparatus and substrate treating method
JP5131094B2 (ja) 熱処理装置及び熱処理方法並びに記憶媒体
TWI425590B (zh) 基板處理裝置及其基板搬送方法
JP7349240B2 (ja) 基板倉庫及び基板検査方法
CN110729225B (zh) 晶圆搬运设备与其方法
CN107731708B (zh) 判定装置
JP5356956B2 (ja) 基板処理装置、基板処理方法および半導体装置の製造方法
JP6602691B2 (ja) ウェーハ搬送装置
US20090225160A1 (en) System, methods and apparatus for substrate carrier content verification using a material handling system
JPH1116989A (ja) 反応器
JP2020194925A (ja) 搬送方法及び搬送システム
JP5889814B2 (ja) 基板搬送装置、基板処理装置および基板収容方法
JP7419693B2 (ja) ウエハマッピング装置およびロードポート装置
KR200411345Y1 (ko) 웨이퍼 유무 인식 장치
JP2011096843A (ja) ウェーハ搬送装置及びウェーハサイズの判別方法
WO2015001907A1 (ja) 搬送システム
JP7276090B2 (ja) 検査方法、シリコンウェーハの製造方法および検査装置
TW202014360A (zh) 裝載埠和檢測裝載埠的foup蓋的異常的方法
JPH04154144A (ja) 基板入出機構
JP2009206351A (ja) ウエハ搬送システム、および、ウエハ収納カセット
JP2022157983A (ja) ワークの搬送装置及びマッピング方法
KR20040078349A (ko) 반도체 제조설비의 웨이퍼 맵핑장치
JP2005142244A (ja) 基板処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160229

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170120

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170126

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180214

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180216

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190708

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191009

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6602691

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350