JP6602591B2 - 玉ねぎ類処理機搭載トラクタ - Google Patents

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Description

本願発明は、圃場から収穫した玉ねぎ類の葉と根を圃場において順次移動しながら切除し得るようにした玉ねぎ類処理機搭載トラクタに関するものである。尚、本願発明において処理の対象となる玉ねぎ類は、鱗茎菜類と称されるもので、玉ねぎ自体のほかにラッキョウ、ニンニク、ユリ根、球根等を含むものであるが、以下の説明では、これらの玉ねぎ類を単に玉ねぎと表現することがある。
収穫した玉ねぎは、玉ねぎ本体部分の上部側に長い葉が連続している一方、玉ねぎ本体部分の下部側に根が付いている。そして、収穫した玉ねぎを出荷するには、玉ねぎ本体部分から葉及び根を切除する必要がある。
ところで、玉ねぎの葉及び根を切除する作業は、大半の農家では、1個ずつハサミによる手作業で行っているのが現状であるが、このように手作業による玉ねぎの葉・根切除作業は作業能率が非常に悪いとともにその切除作業を長時間継続することは非常に疲れる作業となる。
そこで、本件出願人は、玉ねぎ類の葉及び根を自動的(機械的)に切除するためのものとして、特開2015−116176号公報(特許文献1)に示されるものを既に特許出願している。尚、この特許文献1(特開2015−116176号公報)の発明の名称は、「玉ねぎ類の葉・根連続切除機」であるが、この「玉ねぎ類の葉・根連続切除機」も本願発明の内容に対応させて「玉ねぎ類処理機」と称する。
上記特許文献1の玉ねぎ類処理機は、概ね図5〜図6に示すものである。そして、この公知(図5〜図6)の玉ねぎ類処理機Zは、本願の玉ねぎ類処理機搭載トラクタにおいて採用する玉ねぎ類処理機の基本構成を備えた参考例であるが、本願で採用する玉ねぎ類処理機を理解し易くするために、まずこの公知の玉ねぎ類処理機Zの構成及び機能についてここで説明しておく。
図5〜図6に示す玉ねぎ類処理機Zは、収穫したままの葉・根付き玉ねぎTの葉Tbと根Tcを順次連続して切除し得るものであって、前後にかなりの長さを有した機体ケース1内に、それぞれ後述する葉切除ユニット2と上下反転装置4と根切除ユニット3とを一列状態で配置して構成されている。尚、図5〜図6に例示する玉ねぎ類処理機Zは、玉ねぎ処理部を左右に一連だけ設けたものを採用しているが、玉ねぎ処理部を左右並設状態で二連設けたものもある。
この玉ねぎ類処理機Zは、玉ねぎの処理方向が前から後に移動していくものであって、機体ケース1として左右幅の割に前後長さが長い形状となっている。尚、本件出願人(株式会社ニシザワ)が製作しているこの種の玉ねぎ類処理機Zは、左右幅が70〜80cm程度(玉ねぎ処理部が一連のもの)、前後長さが180〜200cm程度、高さが100cm程度の大きさのものが多いが、この大きさは特に限定されるものではない。
機体ケース1の前部には、葉・根付き玉ねぎTを投入するための投入シュート11を設けている一方、機体ケース1の後部には、葉Tbと根Tcを切除した葉・根除去玉ねぎT2を排出するための排出シュート12を設けている。
機体ケース1内には、投入シュート11(投入部A)から投入された葉・根付き玉ねぎTの葉Tbを玉ねぎ本体Ta部分から切除するための葉切除ユニット2と、該葉切除ユニット2で葉Tbを切除した葉除去・根付き玉ねぎT1の根Tcを切除するための根切除ユニット3とを、葉切除ユニット2が前側で根切除ユニット3が後側に位置する状態で設けているとともに、該葉切除ユニット2と該根切除ユニット3との間に葉Tbを切除した葉除去・根付き玉ねぎT1を上下反転させるための上下反転装置4を設けている。
上記葉切除ユニット2は、2本の移送ロール22,22を1組として葉・根付き玉ねぎTの葉Tbを下向きに垂下させた姿勢で後送させ得るようにした葉・根付き玉ねぎ移送装置21と、該葉・根付き玉ねぎ移送装置21の終端部の近傍位置において葉・根付き玉ねぎTの葉Tbの付け根部分を切断する葉切断装置25とを備えている。
葉・根付き玉ねぎ移送装置21の両移送ロール22,22は、その回転胴22aの外周面に移送用凸条22bを螺旋状に巻付けたものである。そして、該両移送ロール22,22は、動力装置で各ロール上面側が相互に内側に向けて回転するように駆動される。尚、葉切除ユニット2の移送装置21部分が葉・根付き玉ねぎTの移送部Bとなる。
葉切断装置25は、左右一対の円盤刃物26,26を葉・根付き玉ねぎ移送装置21の終端部の近傍位置にセットしたものである。そして、この葉切断装置25は、両円盤刃物26,26を動力装置によって回転させることによって、該両円盤刃物26,26の設置部分を通過する玉ねぎTの葉Tbをその付け根部分で切断するように機能する。葉切断装置25で切断された玉ねぎの葉Tb′(図6)は、葉受シュート15を通って機体ケース1の下方(地上)に落下する。尚、葉切断装置25部分が葉切断部Cとなる。
葉切断装置25で葉Tbを切除した葉除去・根付き玉ねぎT1は、根Tcが上向きのままであるので、該葉除去・根付き玉ねぎT1を次の根切除ユニット3の始端部上に受け渡す際には、上下反転装置4で根Tcが下向きになるように上下反転させる。この上下反転装置4は、玉ねぎ進行方向に対して水平直交方向に向けて設置したバー材が使用されている。尚、上下反転装置4部分が反転部Dとなる。
根切除ユニット3は、上記葉切断装置25の後側近傍位置に連続して設置されていて、2本の移送ロール32,32を1組として葉除去・根付き玉ねぎT1を後送させるための葉除去・根付き玉ねぎ移送装置31と、該葉除去・根付き玉ねぎ移送装置31の終端部近傍位置において葉除去・根付き玉ねぎT1の根Tcの付け根部分を切断する根切断装置35とを備えている。
根切除ユニット3の移送装置31は、葉除去・根付き玉ねぎT1を根Tcが下向きに垂下する状態で後送させるものである。尚、根切除ユニット3の移送装置31部分が葉除去・根付き玉ねぎT1の移送部Eとなる。
根切断装置35は、両円盤刃物36,36を動力装置によって回転させることによって、該両円盤刃物36,36の設置部分を通過する玉ねぎTの根Tcをその付け根部分で切断するように機能する。根切断装置35部分が根切断部Fとなる。
そして、根切断装置35で根Tcを切断した葉・根除去玉ねぎT2は、排出シュート12(排出部G)を通って機体ケース1外に排出される一方、根切断装置35で切断された玉ねぎの根Tc′(図6)は、根受シュート17を通って機体ケース1の下方(地上)に落下する。
機体ケース1は、前後左右(4本)のキャスター付き支持脚10,10・・で所定高さに支持されている。尚、この各支持脚10,10・・は、玉ねぎ類処理機Zの支持高さを調節できるようになっている。
図5〜図6に示す公知の玉ねぎ類処理機Zは、主として建物内の処理場(電源のある場所)に定置した状態で次のように使用される。尚、圃場では、大量の玉ねぎTが育成されていて、収穫時期には同時期に大量に収穫されるが、その収穫した葉・根付き玉ねぎTは、容器(かご)に収容して玉ねぎ類処理機Zの近傍まで運んでおく。
そして、各動力装置を作動させた状態で、機体ケース1の投入部11から収穫したままの葉・根付き玉ねぎTを投入すると、該玉ねぎTが葉切除ユニット2の両移送ロール22,22間の上面側谷部において前後に向く横倒し姿勢で転動し、続いて玉ねぎTの葉Tbが両移送ロール22,22により下方に引き込まれて、該葉・根付き玉ねぎTが葉Tbを下向きに垂下させた姿勢で後送されるようになる。
次に、葉切除ユニット2の終端部において、下向きに垂下している玉ねぎの葉Tbの付け根部分を葉切断装置25で切断し(図6の符号Tb′)、その葉除去・根付き玉ねぎT1を上下反転装置4で上下反転(根Tcが下向き)させ、該葉除去・根付き玉ねぎT1を根Tcが下向き状態で根切除ユニット3の両移送ロール32,32間の始端部上に落下させる。
次に、根切除ユニット3の始端部上に落下した葉除去・根付き玉ねぎT1は、両移送ロール32,32で根Tcを下方に引き下ろしながら後送され、該両移送ロール32,32の終端部から放出されるときに根切断装置35で根Tcを切断し((図6の符号Tc′)、その葉・根除去玉ねぎT2(処理完了品)が排出部12から機外に排出される。
このように、図5〜図6に示す公知の玉ねぎ類処理機では、機体ケース1の投入部11から収穫したままの葉・根付き玉ねぎTを順次投入するだけで、後は自動で排出部12から葉・根除去玉ねぎT2を取り出すことができるようになっている。
特開2015−116176号公報
ところで、図5〜図6に示す公知の玉ねぎ類処理機Zは、葉・根付き玉ねぎTを投入部11に投入するだけで後は自動で葉Tbと根Tcを切除できるので、玉ねぎの葉・根除去作業は非常に楽であるが、この玉ねぎ類処理機Zは、主として建物内の処理場(電源のある場所)にて使用されるものである。従って、圃場で収穫した葉・根付き玉ねぎTは、容器(かご)に入れた状態で処理場まで運んでおく(何度も往復する)必要があるので、その玉ねぎ運搬作業が面倒であるという問題があった。
又、この玉ねぎ類処理機Zに作動部駆動用の電力を起電する発電機を使えば、圃場での葉・根除去作業を実施できるが、発電機を用いたものでも、この玉ねぎ類処理機Zを圃場で移動させながら使用することはできない(定位置でしか使用できない)。
そこで、本願発明は、上記図5〜図6に示す公知の玉ねぎ類処理機のみによる玉ねぎ処理作業(定位置での処理)の問題点に鑑み、圃場を自力で移動しながら(場所を変えながら)玉ねぎの葉と根の除去処理が行えるようにし、しかも全体構成を使い勝手のよい形態(前後がコンパクトな形態)にし得るようにするとともに、玉ねぎ類処理機をトラクタに搭載した状態でも該玉ねぎ類処理機のメンテナンスを容易に行えるようにした、玉ねぎ類処理機搭載トラクタを提供することを目的としている。
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。本願発明は、上記のように葉・根付き玉ねぎの葉と根を自動で切除し得る機能を有した玉ねぎ類処理機をトラクタに搭載して、圃場を移動しながら該圃場において収穫した玉ねぎの葉と根を順次切除処理をし得るようにした玉ねぎ類処理機搭載トラクタを対象にしている。そして、本願発明の玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、玉ねぎ類処理機として図9〜図11に示すものを採用している。
[本願請求項1の発明]
本願請求項1の発明は、図9〜図11に示す玉ねぎ類処理機Zを、図7〜図8に示すようにトラクタXの車体後部に連結された機体載せ台Y上に搭載して、圃場をトラクタXで移動しながら玉ねぎ類処理機Zで玉ねぎの葉と根を切除処理し得るようにしたものである。尚、トラクタX及び該トラクタXの車体後部に連結された機体載せ台Yの基本構成については、図1〜図4の参考例を併用して説明する。
トラクタX(図1〜図4、図7〜図8参照)としては、左右の車輪間隔が玉ねぎ植生用の畝幅を跨げる程度の比較的小型のものでよい(トラクタXの大きさとして、例えば左右幅が150cm程度で前後長さが300cm程度のものでよい)。
図9〜図11に例示する玉ねぎ類処理機Zは、左右幅の割りに前後長さが長い機体ケース1内に収穫した葉・根付き玉ねぎから葉を切除する葉切除ユニット2と根を切除する根切除ユニット3とを前後に連続して設置したものである。この玉ねぎ類処理機Zの大きさとしては、特に限定するものではないが、左右幅が60〜80cm程度、前後長さが180〜200cm程度、高さが100cm程度、のものを使用できる。
上記機体載せ台Yは、図1〜図4(参考例)及び図7〜図8に示すように、玉ねぎ類処理機Zを載せ得る面積を有したもので、トラクタXの車体後部に連結装置6を介して連結されている。この機体載せ台Yの形状及び大きさは、玉ねぎ類処理機Zを安定姿勢で載せ得るものであればよい。
そして、この請求項1の玉ねぎ類処理機搭載トラクタは、上記玉ねぎ類処理機ZをトラクタXの進行方向とは直交する方向に長い姿勢で上記機体載せ台Y上に搭載している。尚、作業時には、玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Y上に載せた状態で、該玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Yに適宜の方法(例えば複数箇所をボルト止めによる結着部R)で固定しておくとよい。
このように、玉ねぎ類処理機ZをトラクタXの進行方向とは直交する方向に長い姿勢で機体載せ台Y上に搭載していると、該玉ねぎ類処理機Zの後方への出幅を小さくできるので、玉ねぎ類処理機搭載トラクタ全体の前後長さを短くできる(前後長さが4m程度に収まる)。尚、この玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、玉ねぎ類処理機Zの長い側(玉ねぎ処理方向)が左右方向に向いているので、玉ねぎ類処理機搭載トラクタ全体の最大左右幅が玉ねぎ類処理機Zの前後全長(実施例では2m程度)になるが、この程度の左右幅(2m程度)では、圃場での走行や旋回に支障が生じない。
又、この請求項1の玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、上記機体ケース1の下部を葉切除ユニット2で切除した玉ねぎTの切除葉Tb′と根切除ユニット3で切除した切除根Tc′とをそれぞれ下方に落下させ得る開放部としているとともに、機体載せ台Yにおける葉切除ユニット2による葉切除位置と根切除ユニット3による根切除位置とがそれぞれ対応する部分を、上記切除葉Tb′と上記切除根Tc′をそれぞれ地上に落下させ得る開放部としている。尚、上記切除葉Tb′及び上記切除根Tc′については、それぞれ図10に記載している。
又、この請求項1の玉ねぎ処理機搭載トラクタで採用される玉ねぎ類処理機Zは、図9〜図11に示すように、機体ケース1を前側ケース1Aと後側ケース1Bに分割し、前側ケース1A内に葉切除ユニット2を組付けた葉切除用ブロック体2Aと後側ケース1B内に根切除ユニット3を組付けた根切除用ブロック体3Aとをヒンジ結合して、葉切除用ブロック体2Aに対して根切除用ブロック体3Aを平面視において枢動開閉し得るようにしたものを採用している。
他方、機体載せ台Yには、上記葉切除用ブロック体2A部分を載せる第1受フレーム72Aと上記根切除用ブロック体3A部分を載せる第2受フレーム72Bとを有している。又、第2受フレーム72Bは、根切除用ブロック体3Aを載せ得る支持位置と該根切除用ブロック体3Aが水平面内で枢動するのに邪魔にならない退避位置(取外しを含む)との間で変位可能としている。
そして、この請求項1の玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Y上に載せた状態で、上記第2受フレーム72Bを上記退避位置に変位させることで、根切除用ブロック体3Aを葉切除用ブロック体2Aに対して枢動開閉し得るようにしている。
本願請求項1の玉ねぎ類処理機搭載トラクタは、次のように使用される。
即ち、この玉ねぎ類処理機搭載トラクタは、トラクタXの車体後部に連結された機体載せ台Y上に玉ねぎ類処理機Zを搭載した状態で、トラクタXの左右車輪が圃場の畝を跨ぐようにして圃場に設置される。そして、玉ねぎ類処理機Zを作動させた状態で、畝部分にある葉・根付き玉ねぎTを拾い集めて順次玉ねぎ類処理機Zの投入部Aに投入することで、葉切除ユニット2部分で玉ねぎTの葉Tbを切断した後、根切除ユニット3部分で玉ねぎT1の根Tcを切断して、葉と根を除去した玉ねぎT2(処理済み玉ねぎ)が排出部Gから機体ケース1外に排出される。
そして、玉ねぎ類処理機搭載トラクタ近辺の畝上にある玉ねぎTを収穫・処理すると、玉ねぎ類処理機搭載トラクタを所定小距離前進させて、次の場所での玉ねぎの収穫(拾い集め)・処理作業(葉・根除去)を行い、順次同様に玉ねぎ類処理機搭載トラクタの移動と玉ねぎの収穫・処理作業とを繰り返すことで、圃場の広範囲に亘って玉ねぎの収穫・処理作業が行える。
このように、本願の玉ねぎ類処理機搭載トラクタを使用すると、圃場を移動できることにより、圃場の玉ねぎの収穫(拾い集め)と処理作業(葉・根除去)とを連続(並行)して行うことができる。
又、この請求項1の玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、圃場において玉ねぎ類処理機Zの葉切断部と根切断部でそれぞれ切断された切除葉Tb′及び切除根Tc′(図10参照)は、玉ねぎ類処理機Z又は機体載せ台Yに留まる(引っ掛かる)ことなく確実に圃場に落下させることができるが、圃場は上記切除葉Tb′及び切除根Tc′がそのまま放置されても何ら支障がない場所である。
ところで、この請求項1の玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、図9〜図11に示す玉ねぎ類処理機Zを使用するものであるが、この図9〜図11に示す玉ねぎ類処理機Zは、前側の葉切除用ブロック体2Aに対して後側の根切除用ブロック体3Aを枢動開放させることで、図11に示すように葉切除用ブロック体2Aの後面2Aaと根切除用ブロック体3Aの前面3Aaとの間にメンテナンス用の大きな作業空間ができるようにしたものである。
そして、この請求項1では、図8に示すように、機体載せ台Y上に上記玉ねぎ類処理機Zを搭載した状態で(この場合、機体載せ台YはトラクタXに連結したままでよい)、機体載せ台Yの第2受フレーム72Bを上記退避位置に変位させると(図示例の場合は第2受フレーム72Bとバンパー材77を取外す)、玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Y上に載せたままで、後側の根切除用ブロック体3Aを前側の葉切除用ブロック体2Aに対して枢動開放させることができる。
従って、この請求項1のものでは、玉ねぎ処理機搭載トラクタの使用形態、即ちトラクタXに機体載せ台Yを連結し且つ機体載せ台Y上に玉ねぎ類処理機Zを搭載した状態のままで、葉切除用ブロック体2Aの後面2Aaと根切除用ブロック体3Aの前面3Aaとの間にメンテナンス用の大きな作業空間を形成することができる。
[本願請求項2の発明]
本願請求項2の発明は、上記請求項1の玉ねぎ類処理機搭載トラクタにおいて、機体載せ台Yに玉ねぎ類処理機Zを駆動する電力を起電する発電機75を搭載しているとともに、玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Y上に搭載したままで機体載せ台YをトラクタXから分離し得るようにしていることを特徴としている。
この請求項2の玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Yと共にトラクタXから分離させても、発電機75が機体載せ台Y上に搭載されているので、該玉ねぎ類処理機Zを任意の定位置(例えば建物内や圃場の片隅等)に設置した状態で使用できる。尚、玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Yと共にトラクタXから分離させたときには、玉ねぎ類処理機Zに備え付けのキャスター付き支持脚10(4本ある)で該玉ねぎ類処理機Zを支持させる。
[本願請求項1の発明の効果]
本願請求項1の玉ねぎ類処理機搭載トラクタは、玉ねぎ類処理機ZをトラクタXの車体後部に連結された機体載せ台Y上に搭載して、圃場をトラクタXで移動しながら玉ねぎ類処理機Zで玉ねぎの葉と根を切除処理し得るようにしている。
このように、本願請求項1の玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、圃場においてトラクタXで玉ねぎ類処理機Zを移動させながら(場所を変えながら)それぞれの位置において玉ねぎTの葉Tbと根Tcの除去処理が行えるので、従来のように圃場から収穫した大量の葉・根付き玉ねぎTを玉ねぎ類処理機Zの設置位置(例えば建物内の処理場)まで運ぶ必要がなくなり、葉・根付き玉ねぎTを玉ねぎ類処理機Zで処理するまでの玉ねぎ運搬作業が不要となる(玉ねぎの処理効率が向上する)という効果がある。
又、この請求項1の玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、玉ねぎ類処理機ZをトラクタXの進行方向とは直交する方向に長い姿勢で機体載せ台Y上に搭載しているので、該玉ねぎ類処理機Zの後方への出幅が小さくなり、玉ねぎ類処理機搭載トラクタ全体の前後長さを短くできる。そして、このように玉ねぎ類処理機搭載トラクタ全体の前後長さを短くできると、圃場での走行や旋回動作がし易くなるという効果がある。
尚、この玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、玉ねぎ類処理機Zの長い側(玉ねぎ処理方向)が左右方向に向いているので、玉ねぎ類処理機搭載トラクタ全体の最大左右幅が玉ねぎ類処理機Zの前後全長(実施例では2m程度)になるが、この程度の左右幅(2m程度)では、圃場での走行や旋回動作に支障が生じない。
さらに、この請求項1の発明では、玉ねぎ類処理機Z及び機体載せ台Yとして、玉ねぎ類処理機Zの葉切除ユニット2で切除した切除葉Tb′と根切除ユニット3で切除した切除根Tc′とをそれぞれそのまま地上(圃場面)に落下させ得るようにしているので、切除葉や切除根の後処理(掃除)が不要になる(そのまま圃場に放置してよい)という効果がある。
又、この請求項1の発明では、玉ねぎ類処理機Zとして前側の葉切除用ブロック体2Aに対して後側の根切除用ブロック体3Aを枢動開閉させ得るものを採用しているので、葉切除用ブロック体2Aに対して根切除用ブロック体3Aを枢動開放させることで、玉ねぎ類処理機Zの中間位置にメンテナンス用の作業空間を設けることができる。
従って、この請求項1の玉ねぎ処理機搭載トラクタでは、上記作業空間からメンテナンス作業(例えば機体ケース内の機材の調整・交換や掃除等)が行えるので、該メンテナンス作業が容易となるという効果がある。
又、この請求項1のものでは、該玉ねぎ処理機搭載トラクタの使用形態のままで(玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Y上に載せたままで)、前側の葉切除用ブロック体2Aに対して後側の根切除用ブロック体3Aを枢動開放させることができるので、玉ねぎ類処理機Zのメンテナンス時の準備作業(玉ねぎ類処理機Zの機体載せ台Yからの積み降ろしや機体載せ台Y上への搭載作業)が不要となるという効果がある。
[本願請求項2の発明の効果]
本願請求項2の発明は、上記請求項1の玉ねぎ類処理機搭載トラクタにおいて、機体載せ台Yに玉ねぎ類処理機Zを駆動する電力を起電する発電機75を搭載しているとともに、玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Y上に搭載したままで機体載せ台YをトラクタXから分離し得るようにしている。
従って、この請求項2の玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Yと共にトラクタXから分離させても、発電機75による玉ねぎ類処理機Zの駆動が行えるので、上記請求項1の効果に加えて、トラクタXから分離させた玉ねぎ類処理機Z及び機体載せ台Yのみでも所望の場所(建物内の処理場や圃場の片隅等)で使用できるという効果がある。
玉ねぎ類処理機として図5及び図6(公知)のものを採用した参考例の玉ねぎ類処理機搭載トラクタの側面図である。 図1(参考例)の玉ねぎ類処理機搭載トラクタの平面図である。 図1(参考例)の玉ねぎ類処理機搭載トラクタの後面(右側面)拡大図である。 図1(参考例)の玉ねぎ類処理機搭載トラクタの変化図で、トラクタによる移動姿勢を示す側面図である。 図1〜図4の玉ねぎ処理機搭載トラクタに使用している参考例の玉ねぎ類処理機の平面図である。 図5(参考例)のVI−VI矢視図である。 玉ねぎ類処理機として図9〜図11のものを採用した本願実施例の玉ねぎ類処理機搭載トラクタの平面図(図2相当図)である。 図7の状態変化図で、玉ねぎ類処理機の前部と後部を機体載せ台上で開放した状態の一部平面図である。 図7及び図8の本願実施例の玉ねぎ処理機搭載トラクタに使用している玉ねぎ類処理機の平面図である。 図9のX−X矢視図である。 図9の玉ねぎ類処理機において、葉切除用ブロック体に対して根切除用ブロック体を平面視で角度90°枢動開放させた状態の一部拡大平面図である。
図7〜図11には、本願実施例の玉ねぎ類処理機搭載トラクタを示している。尚、図1〜図4は図5及び図6に示す公知の玉ねぎ類処理機を搭載したものであるが、この図1〜図4に示すトラクタX部分及び機体載せ台Y部分の各基本構成は、図7〜図11に示す本願実施例にも適用されるものであるので、図1〜図4も本願実施例の説明に併用する。
図1〜図4に示す参考例の玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、玉ねぎ類処理機Zとして図5〜図6に示す公知(特許文献1)のものを採用している。
そして、この参考例の玉ねぎ類処理機搭載トラクタは、図1〜図4に示すように、トラクタXの車体後部に連結された機体載せ台Y上に図5〜図6に示す公知の玉ねぎ類処理機Zを搭載して、圃場をトラクタXで移動しながら玉ねぎ類処理機Zで玉ねぎの葉と根を切除処理し得るようにしたものである。
尚、図1〜図4においては、トラクタXと機体載せ台Yとを実線で記載している一方、玉ねぎ類処理機Z部分は機体載せ台Yに対して識別し易くするために2点鎖線で記載している。又、図1〜図4に2点鎖線で記載している玉ねぎ類処理機Zは、図5〜図6に記載している玉ねぎ類処理機Zを簡略図示したものであるが、図1〜図4の玉ねぎ類処理機Zと図5〜図6の玉ねぎ類処理機Zとは、基本的に同じ機能をするものであって、相互に同じものとして扱っている。
図1〜図4に示す玉ねぎ類処理機搭載トラクタは、トラクタXの車体後部に連結装置6を介して機体載せ台Yを連結している一方、該機体載せ台Y上に玉ねぎ類処理機Z(図5〜図6に記載のもの)を搭載して構成されたものである。尚、以下に示す各寸法は、各部材の大きさ又は長さを理解し易くするために例示したものであるが、これらの数値は特に限定されるものではなく、許容される範囲で変更可能なものである。
トラクタXとしては、左右の車輪50,50(図2参照)の内面間隔が玉ねぎ植生用の畝Mの幅W(図3)を跨げる程度の比較的小型のものでよい。即ち、玉ねぎ植生用の畝幅W(図3)が例えば70〜80cm程度であるとすると、トラクタXの大きさとしては、左右幅が150cm程度で前後長さが300cm程度のものでよい。尚、このトラクタXは、エンジンを動力源として走行する。
機体載せ台Yは、トラクタX側に位置するベースフレーム71と、該ベースフレーム71から後方に延出する各受フレーム(第1受フレーム72Aと第2受フレーム72Bと中間受フレーム72C)とを有している。
ベースフレーム71は、図1及び図3に示すように、角パイプ材を上下2段に組付けたもので、全体として左右方向にかなりの長さ(例えば200cm程度)を有している。
第1受フレーム72A及び第2受フレーム72Bは、それぞれ角パイプ製で左右に所定間隔(例えば130〜140cm程度の間隔)をもたせた状態で、ベースフレーム71の後方に向けて所定長さ(例えば80〜100cm程度)だけ延出させたものである。この参考例で使用されている機体載せ台Yでは、第1受フレーム72A及び第2受フレーム72Bは、それぞれ基端部がベースフレーム71に強固に固定(溶接又はボルト止め)されている。尚、第1受フレーム72Aの先端と第2受フレーム72Bの先端とはバンパー材77で連結されている。
他方、中間受フレーム72Cは、短小長さ(例えば15〜20cm程度)のものが採用されている。尚、この中間受フレーム72Cは、玉ねぎ類処理機Z(機体ケース1)の前後中間付近の側縁部下面を支持するものであるが、この中間受フレーム72Cは省略してもよい。
機体載せ台Yは、連結装置6を介してトラクタXの車体後部に連結されているが、この連結装置6には、左右2本のロアリンク61,61と1本のトップリンク62からなる3点リンクが使用されている。そして、この3点リンク(61,61,62)は、トラクタXの後部フレーム51と機体載せ台Yのベースフレーム71との間に介在されていて、機体載せ台YをトラクタXで牽引し得るようにしている。尚、この3点リンク(61,61,62)は、機体載せ台Yのベースフレーム71に対して離脱自在に連結されている。
図1〜図4に示す参考例の玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、玉ねぎ類処理機Zとして図5〜図6に示す公知のものを採用しているが、この図5〜図6の玉ねぎ類処理機Zの構成及び機能については、上記「背景技術」の項で説明しているので、その説明を援用する。
尚、図5〜図6の玉ねぎ類処理機Zは、左右幅の割りに前後長さが長い機体ケース1内に処理すべき葉・根付き玉ねぎTから葉Tbを切除する葉切除ユニット2と根Tcを切除する根切除ユニット3とを前後に連続して設置したものである。そして、この玉ねぎ類処理機Zの大きさは、左右幅が60〜80cm程度、前後長さが180〜200cm程度、高さが100cm程度のものが多用される。
図5〜図6の玉ねぎ類処理機Zは、図1〜図4に示すように、トラクタXに連結された機体載せ台Y上にトラクタXの進行方向とは直交する方向に長い姿勢で搭載して玉ねぎ類処理機搭載トラクタを構成している。即ち、この玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Yにおける左右2本の受けフレーム(第1受フレーム72Aと第2受フレーム72B)と中間受けフレーム72Cの上に載せた状態で、玉ねぎ類処理機Zの複数箇所(4本の支持脚10,10・・部分)をベースフレーム71又は受けフレーム72A,72Bに対してボルト止めにて固定(図2の各締結部R)していることにより、トラクタXと機体載せ台Yと玉ねぎ類処理機Zとを一体化させた玉ねぎ類処理機搭載トラクタを構成している。
尚、玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Y上に搭載した状態で玉ねぎ類処理機Zの各支持脚10,10・・が接地する場合には、図1に示すように該各支持脚10,10・・の突出長さを短くして、支持脚下端(キャスター)を地面(圃場面)から離間させておくとよい。
上記のように、玉ねぎ類処理機ZをトラクタXの進行方向とは直交する方向に長い姿勢で機体載せ台Y上に搭載していると、図1及び図2に示すように、玉ねぎ類処理機Zの後方への出幅を小さくできるので、玉ねぎ類処理機搭載トラクタ全体の前後長さを短くできる(前後長さが4m程度となる)。尚、この玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、玉ねぎ類処理機Zの長い側(玉ねぎ処理方向)が左右方向に向いているので、玉ねぎ類処理機搭載トラクタ全体の最大左右幅が玉ねぎ類処理機Zの前後全長(実施例では2m程度)になるが、この程度の左右幅(2m程度)では、圃場での走行や旋回に支障が生じない。
又、図1〜図4の参考例の玉ねぎ処理機搭載トラクタでは、図6に示すように、玉ねぎ類処理機Zにおける機体ケース1の下部を葉切除ユニット2で切除した玉ねぎTの切除葉Tb′と根切除ユニット3で切除した切除根Tc′とをそれぞれ下方に落下させ得る開放部としているとともに、図3に示すように機体載せ台Yにおける玉ねぎ類処理機Zの葉切除ユニット2による葉切除位置(葉切除部C)と根切除ユニット3による根切除位置(根切除部F)とがそれぞれ対応する部分を、上記切除葉Tb′と上記切除根Tc′をそれぞれ地上に落下させ得る開放部としている。
このようにすると、圃場において玉ねぎ類処理機Zの葉切断部Cと根切断部Fでそれぞれ切断された切除葉Tb′及び切除根Tc′(図6、図3参照)は、玉ねぎ類処理機Z又は機体載せ台Yに留まる(引っ掛かる)ことなく確実に圃場に落下させることができる。尚、圃場は上記切除葉Tb′及び切除根Tc′がそのまま放置されても何ら支障がない場所である。
他方、図1〜図4に示す参考例の玉ねぎ類処理機搭載トラクタには、上記の基本構成に加えて、以下の各構成を付加している。
第1の付加構成として、機体載せ台Yの下部に玉ねぎ類処理機Zが水平姿勢となる姿勢で地面に接地する接地部材73を設けているとともに、機体載せ台Yを、接地部材73が地面に接地する下動位置から接地部材73が地面から離間する上動位置まで上動させる上動装置60を有している。尚、玉ねぎ類処理機Zが水平姿勢となる姿勢は、該玉ねぎ類処理機Zの正常使用姿勢となるものである。
この参考例では、上記接地部材73として、機体載せ台Yのベースフレーム71から下方に所定長さだけ離間した位置に左右2つの車輪73,73を取付けたものを採用している。この各車輪73,73は、図3に示すように、圃場の畝Mを跨いで左右の畝溝N,Nに接地した状態で、トラクタ進行方向に転動し得るようになっている。
そして、図1及び図3に示すように、各車輪73,73が畝Mを跨いで左右の畝溝N,Nに接地した状態では、機体載せ台Y上に搭載している玉ねぎ類処理機Zが自動的に水平姿勢(使用姿勢)に維持される。従って、接地部材となる各車輪73,73は、玉ねぎ類処理機Zを水平姿勢(使用姿勢)に位置させるためのゲージとして機能する。尚、玉ねぎ類処理機Zが水平姿勢に維持された状態では、該玉ねぎ類処理機Zによる玉ねぎの葉・根処理作業が正常に行える。
他方、この参考例では、上記上動装置60として、油圧シリンダを使用している。そして、この上動装置(油圧シリンダ)60は、接地部材(車輪)73が接地する下動位置から機体載せ台Yを上動方向に作動させ得るようにしたものである。尚、機体載せ台Yを上動位置から下動させるには、上動装置(油圧シリンダ)60による支持を解除(油圧バルブを開放)するだけで、機体載せ台Y及び玉ねぎ類処理機Zの自重で下動するようになる。
そして、上動装置60により、図4に示すように機体載せ台Yを車輪(接地部材)73,73が地面から離間するまで上動させると、トラクタXの前後車輪以外に地面に接地するものがないので、玉ねぎ類処理機搭載トラクタを自由に移動(旋回を含む)させることができる。
第2の付加構成として、機体載せ台Yに玉ねぎ類処理機Zを駆動する電力を起電する発電機75を搭載しているとともに、玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Y上に搭載したままで機体載せ台YをトラクタXから分離し得るようにしている。
上記発電機75は、機体載せ台Yのベースフレーム71における前部側の左端部に取付けた発電機載せ台74上に搭載されている。尚、発電機載せ台74の取付場所は、ベースフレーム71における玉ねぎ類処理機Zの取付け側(後側)とは反対側(前側)の位置であって、機体載せ台Yの近辺における余剰スペースとなる部位である。
機体載せ台Yは、連結装置6の各ロアリンク61,61及びトップリンク62に対して着脱自在に連結(連結ピンで結合)されていて、各連結ピンを抜き外すことで機体載せ台Y上に玉ねぎ類処理機Zを搭載したまま該機体載せ台YをトラクタXから分離させ得るようにしている。
そして、この第2の付加構成を採用したものでは、玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Yと共にトラクタXから分離させても、発電機75が機体載せ台Y上に搭載されているので、機体載せ台Yと共に玉ねぎ類処理機Zを任意の定位置(例えば建物内や圃場の片隅等)に設置した状態で使用できる。尚、玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Yと共にトラクタXから分離させたときには、玉ねぎ類処理機Zに備え付けの支持脚10(4本ある)で該玉ねぎ類処理機Zを支持させる。
第3の付加構成として、図2及び図3に示すように、機体載せ台Y上に搭載される玉ねぎ類処理機Zの投入部A及び排出部Gのそれぞれ外側に、玉ねぎ収容用の容器(かご)Kを載置するための容器載せ台13,14を取付けている。この各容器載せ台13,14の取付状態では、該各容器載せ台13,14が玉ねぎ類処理機Zの長手方向両端部からそれぞれ外方に(図2の左右に)はみ出していて、玉ねぎ類処理機Z部分の全体長さが長くなっている。
そこで、この参考例では、図3に示すように、投入部A及び排出部Gにある各容器載せ台13,14を、それらの各上端部(各枢支部13a,14a)を中心にして符号13′及び14′で示すように上方に回動(格納)させ得るようにしている。そして、各容器載せ台13,14の不使用時には、符号13′及び14′で示すようにそれぞれ上方に回動(格納)させておくことにより、玉ねぎ類処理機Zの長さ方向をコンパクトにできるようにしている。
第4の付加構成として、機体載せ台Yのベースフレーム71には、発電機載せ台74とは反対側の右端部に玉ねぎ容器(かご)Kをストックしておくための容器載せ台76(図2参照)を設けている。
尚、図1〜図4の参考例におけるトラクタX部分と機体載せ台Y部分の上記第1〜第4の各付加構成は、そのまま図7及び図8に示す本願実施例の玉ねぎ類処理機搭載トラクタに適用できるものである。
上記した参考例(本願実施例のものも同様)の玉ねぎ類処理機搭載トラクタを使用するには、図1〜図3に示すように、トラクタXの車体後部に連結された機体載せ台Y上に玉ねぎ類処理機Zを搭載した状態で、トラクタXの左右車輪50,50が圃場の畝Mを跨ぐようにして圃場に設置される。このとき、接地部材となる両車輪73,73も畝Mを跨いだ両畝溝N,Nに接地させると、玉ねぎ類処理機Zが自動的に水平姿勢(使用姿勢)に維持される。
この状態で、発電機75による電力で玉ねぎ類処理機Zを作動させ、畝M部分にある葉・根付き玉ねぎTを拾い集めて順次玉ねぎ類処理機Zの投入部Aに投入することで、葉切断部Cで玉ねぎTの葉Tbを切断した後、根切断部Fで玉ねぎT1の根Tcを切断して、葉と根を除去した玉ねぎT2(処理済み玉ねぎ)が排出部Gから機体ケース外に排出される。
そして、玉ねぎ類処理機搭載トラクタ近辺の畝M上にある玉ねぎTを収穫・処理すると、玉ねぎ類処理機搭載トラクタを所定小距離前進させて、次の場所での玉ねぎの収穫(拾い集め)・処理作業(葉・根除去)を行い、順次同様に玉ねぎ類処理機搭載トラクタの移動と玉ねぎの収穫・処理作業とを繰り返すことで、圃場の広範囲に亘って玉ねぎの収穫・処理作業が行える。
このように、上記参考例(本願実施例のものも同様)の玉ねぎ類処理機搭載トラクタを使用すると、圃場を移動できることにより、圃場の玉ねぎの収穫(拾い集め)と処理作業(葉・根除去)とを連続(並行)して行うことができる。
又、上記参考例(本願実施例のものも同様)の玉ねぎ類処理機搭載トラクタでは、それぞれ次の機能を有している。
まず、玉ねぎ類処理機ZをトラクタXの進行方向とは直交する方向に長い姿勢で機体載せ台Y上に搭載しているので、該玉ねぎ類処理機Zの後方への出幅が小さくなり、玉ねぎ類処理機搭載トラクタ全体の前後長さを短くできる。そして、このように玉ねぎ類処理機搭載トラクタ全体の前後長さを短くできると、圃場での走行や旋回動作がし易くなる。
又、上記参考例(本願実施例のものも同様)の玉ねぎ類処理機搭載トラクタを圃場で使用すると、玉ねぎ類処理機Zの葉切断部Cと根切断部Gでそれぞれ切断された切除葉Tb′及び切除根Tc′をそのまま確実に圃場(掃除の不要な場所)に落下させることができるので、切断された上記切除葉Tb′及び切除根Tc′の後処理(掃除)が不要になる(そのまま放置してよい)。
さらに、機体載せ台Yを接地部材(車輪)73が接地するまで下動させると、玉ねぎ類処理機Zが自動的に水平姿勢(使用姿勢)に維持されるので、該接地部材73を玉ねぎ類処理機Zの位置決め用のゲージとして機能させることができる。
他方、上動装置60により機体載せ台Yを接地部材73が地面から離間するまで上動させると、トラクタXの車輪以外に地面に接地するものがないので、玉ねぎ類処理機搭載トラクタを自由に移動(旋回を含む)させることができる。
又、玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Yと共にトラクタXから分離させても、機体載せ台Y側に搭載した発電機75による電力で玉ねぎ類処理機Zを駆動させることができるので、トラクタXから分離させた玉ねぎ類処理機Z及び機体載せ台Yのみでも所望の場所(建物内の処理場や圃場の片隅等)で使用できる。
図7〜図には、図9〜図11の玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Y上に搭載した本願実施例の玉ねぎ類処理機搭載トラクタを示している。尚、この本願実施例で使用される図9〜図11の玉ねぎ類処理機Zは、本件出願人が特願2014−205488号で特許出願(未公開)しているものである。
図9〜図11の本願実施例で使用される玉ねぎ類処理機Zも、図5〜図6(参考例で使用)の玉ねぎ類処理機Zと同様に、左右幅の割りに前後長さが長い形状となっている。尚、図9〜図11の玉ねぎ類処理機Z(本願実施例で使用)において、図5〜図6(参考例で使用)に付した符号と同符号のものは、該図5〜図6の該当部分と同じ機能をするものであるので、本願実施例における参考例と同符号の部分の説明は、参考例の説明を援用する。
この本願実施例で使用する図9〜図11の玉ねぎ類処理機Zでも、投入部Aから葉・根付き玉ねぎTを投入すると、移送部Bにより葉Tbが下向きとなる姿勢で玉ねぎTを後送し、葉切断部Cで葉Tbを切断し、反転部Dで根Tcが下向きとなるように玉ねぎT1を上下反転させ、移送部Eにより根Tcが下向きとなる姿勢で玉ねぎT1を後送し、根切断部Fで根Tcを切断する各工程を順次自動で行った後、葉Tbと根Tcを切除した玉ねぎT2を排出部Gから排出させるようになっている。
ところで、本願実施例で使用する図9〜図11の玉ねぎ類処理機Zでは、機体ケース1を前側ケース1Aと後側ケース1Bに分割し、前側ケース1A内に葉切除ユニット2を組付けた葉切除用ブロック体2Aとしている一方、後側ケース1B内に根切除ユニット3を組付けた根切除用ブロック体3Aとして、前側の葉切除用ブロック体2Aの後面側部と後側の根切除用ブロック体3Aの前面側部とをヒンジ部9で枢支して、葉切除用ブロック体2Aに対して根切除用ブロック体3Aを平面視において枢動開閉し得るように構成している。尚、葉切除用ブロック体2Aの後面と根切除用ブロック体3Aの前面における、上記ヒンジ部9と対向する側縁部分には、両ブロック体2A,3Aを開放不能にロックするためのロック手段19(図11に示すように、係止片19aとネジ受部19bとボルト19cとで構成)を設けている。
本願実施例で使用する玉ねぎ類処理機Zの支持脚は、図9に示すように、前側ケース1A側に3箇所(符号10Aもの)と後側ケース1Bに1箇所(符号10Bのもの)設けられていて、図9及び図10に示すように葉切除用ブロック体2Aと根切除用ブロック体3Aとを一列状態で結合した状態と、図11に示すように葉切除用ブロック体2Aに対して根切除用ブロック体3Aを枢動開放させた状態の両形態でそれぞれ地上に自立させ得るようになっている。
他方、図7〜図8の本願実施例において、機体載せ台Yは、ベースフレーム71に玉ねぎ類処理機Zの葉切除用ブロック体2A部分を載せる第1受フレーム72Aと玉ねぎ類処理機Zの根切除用ブロック体3A部分を載せる第2受フレーム72Bとを有しているとともに、上記第2受フレーム72Bは、根切除用ブロック体3Aを載せ得る支持位置(図7)と該根切除用ブロック体3Aが水平面内で枢動するのに邪魔にならない退避位置(図8では取外し位置)との間で変位可能としている。
この本願実施例では、上記第2受フレーム72Bを上記使用位置と上記退避位置とに変位させるのに、該第2受フレーム72Bをベースフレーム71及びバンパー材77に対してそれぞれボルト止めにて着脱自在に取付けている。そして、この本願実施例では、第2受フレーム72Bを、図7に示すようにベースフレーム71とバンパー材77間に固定状態で架設した使用位置(根切除用ブロック体3Aを支持し得る位置)と、図8に示すようにベースフレーム71及びバンパー材77から取外した退避位置(根切除用ブロック体3Aを枢動開閉し得る位置)とに変位させ得るようになっている。尚、他の実施例では、上記第2受フレーム72Bを退避位置に変位させるのに、第2受フレーム72Bの基端部をベースフレーム71にピンで枢支した状態で別の止めボルトで水平姿勢に維持させる一方、第2受フレーム72Bの先端部をバンパー材77から分離させ得るようにして、第2受フレーム72Bの先端部からバンパー材77を取外し、該第2受フレーム72Bの基端側の止めボルトを取外すことにより、第2受フレーム72Bをその基端部(枢支部)を中心に下降傾斜させるようにしたものでもよい。
そして、この本願実施例の玉ねぎ処理機搭載トラクタでは、図7に示すように機体載せ台Yの第1受フレーム72Aと第2受フレーム72B上に玉ねぎ類処理機Zを載せた状態(4つの支持脚10A,10A,10A,10B部分をそれぞれ機体載せ台Yにボルト固定(締結部R)した状態)から、葉切除用ブロック体2A側の3つのボルト固定部(符号10Aの各支持脚部分の締結部R)を固定維持させた状態で根切除用ブロック体3A側の1つのボルト固定部(符号10Bの支持脚部分の締結部R)を外し、第2受フレーム72Bとバンパー材77とをそれぞれ取外す(図8の状態)ことによって、図8に符号3A′で示すように根切除用ブロック体3Aを葉切除ユニット2に対して平面視で枢動開放させ得るようにしている。尚、図8に示すように、根切除用ブロック体3A′を枢動開放させた状態では、該根切除用ブロック体3A′側の支持脚10Bの下端(キャスター)を接地させておくと、該根切除用ブロック体3A′の姿勢が安定する。
このように、図7〜図8に示す本願実施例の玉ねぎ処理機搭載トラクタでは、玉ねぎ類処理機Zとして前側の葉切除用ブロック体2Aに対して後側の根切除用ブロック体3Aを枢動開閉させ得るものを採用しているので、葉切除用ブロック体2Aに対して根切除用ブロック体3Aを枢動開放させることで、玉ねぎ類処理機Zの中間位置にメンテナンス用の作業空間を設けることができる(メンテナンス作業が容易となる)。
又、この本願実施例のものでは、玉ねぎ処理機搭載トラクタの使用形態のままで(玉ねぎ類処理機Zを機体載せ台Y上に載せたままで)、前側の葉切除用ブロック体2Aに対して後側の根切除用ブロック体3Aを枢動開放させることができるので、玉ねぎ類処理機Zのメンテナンス時の準備作業(玉ねぎ類処理機Zの機体載せ台Yからの積み降ろしや機体載せ台Y上への搭載作業)が不要となる。
1は機体ケース、1Aは前側ケース、1Bは後側ケース、2は葉切除ユニット、2Aは葉切除用ブロック体、3は根切除ユニット、3Bは根切除用ブロック体、4は上下反転装置、6は連結装置、72Aは第1受フレーム、72Bは第2受フレーム、75は発電機、Aは投入部、Bは葉・根付き玉ねぎの移送部、Cは葉切断部、Dは反転部、Eは葉除去・根付き玉ねぎの移送部、Fは根切断部、Gは排出部、Tは玉ねぎ、Taは玉ねぎ本体、Tbは葉、Tb′は切除葉、Tcは根、Tc′は切除根、Xはトラクタ、Yは機体載せ台、Zは玉ねぎ類処理機である。

Claims (2)

  1. 左右幅の割りに前後長さが長い機体ケース(1)内に葉・根付き玉ねぎ(T)から葉(Tb)を切除する葉切除ユニット(2)と根(Tc)を切除する根切除ユニット(3)とを前後に連続して設置してなる玉ねぎ類処理機(Z)を、トラクタ(X)の車体後部に連結された機体載せ台(Y)上に搭載して、圃場を上記トラクタ(X)で移動しながら上記玉ねぎ類処理機(Z)で玉ねぎ(T)の葉(Tb)と根(Tc)を切除処理し得るようにし、
    上記玉ねぎ類処理機(Z)は、上記トラクタ(X)の進行方向とは直交する方向に長い姿勢で上記機体載せ台(Y)上に搭載し、
    上記機体ケース(1)の下部を、上記葉切除ユニット(2)で切除した玉ねぎ(T)の切除葉(Tb′)と上記根切除ユニット(3)で切除した玉ねぎ(T)の切除根(Tc′)とをそれぞれ下方に落下させ得る開放部とし、
    上記機体載せ台(Y)における上記葉切除ユニット(2)による葉切除位置と上記根切除ユニット(3)による根切除位置とがそれぞれ対応する部分を、上記切除葉(Tb′)と上記切除根(Tc′)をそれぞれ地上に落下させ得る開放部としている一方、
    上記機体ケース(1)を前側ケース(1A)と後側ケース(1B)に分割し、
    上記玉ねぎ類処理機(Z)として、上記前側ケース(1A)内に上記葉切除ユニット(2)を組付けた葉切除用ブロック体(2A)と上記後側ケース(1B)内に上記根切除ユニット(3)を組付けた根切除用ブロック体(3A)とをヒンジ部(9)で連結して、上記葉切除用ブロック体(2A)に対して上記根切除用ブロック体(3A)を平面視において枢動開閉し得るようにしたものを採用し、
    上記機体載せ台(Y)には、上記葉切除用ブロック体(2A)部分を載せる第1受フレーム(72A)と上記根切除用ブロック体(3A)部分を載せる第2受フレーム(72B)とを有し、
    上記第2受フレーム(72B)は、上記根切除用ブロック体(3A)を載せ得る支持位置と該根切除用ブロック体(3A)が水平面内で枢動するのに邪魔にならない退避位置との間で変位可能としているとともに、
    上記玉ねぎ類処理機(Z)を上記機体載せ台(Y)上に載せた状態で、上記第2受フレーム(72B)を上記退避位置に変位させることで、上記根切除用ブロック体(3A)を上記葉切除用ブロック体(2A)に対して枢動開閉し得るようにしている、
    ことを特徴とする玉ねぎ類処理機搭載トラクタ。
  2. 請求項1において、
    上記機体載せ台(Y)に上記玉ねぎ類処理機(Z)を駆動する電力を起電する発電機(75)を搭載しているとともに、
    上記玉ねぎ類処理機(Z)を上記機体載せ台(Y)上に搭載したままで上記機体載せ台(Y)をトラクタ(X)から分離し得るようにしている、
    ことを特徴とする玉ねぎ類処理機搭載トラクタ。
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