JP3723762B2 - 農作業機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、構成を簡単にできる農作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の農作業機は、例えば実開昭54−2641号公報等に記載されているように、所定方向に回転して圃場の農作物(例えば長ねぎ)の側方の土を排除する排土体(排土ロータリ)を備え、この排土体の後方位置に農作物の根部を切断する切断体(回転刃)が回転自在に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の農作業機のように、2つの排土体および切断体をそれぞれ別々に設けた構成では、構成が複雑になりがちである、という問題がある。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、構成を簡単にできる農作業機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の農作業機は、機体と、この機体に回転可能に設けられ、所定方向への回転により圃場の農作物の側方の土を排除すると同時に農作物の所定部位を切断する排土切断体とを具備し、前記排土切断体は、上下方向の回転中心軸線を中心として所定方向に回転する回転部と、この回転部の下端部から、上端から下端に向うに従って徐々に前記回転中心軸線から離反するように斜め下方に向って突出する細長板状の排土部と、この排土部の下端部から、前記回転中心軸線から離反する方向に向って水平状に突出する切断部とを有するものである。
【0006】
そして、所定方向への回転により圃場の農作物の側方の土を排除すると同時に農作物の所定部位を切断する排土切断体を具備する構成であるから、従来のようにした構成に比べて、構成が簡単になる。
【0007】
請求項2記載の農作業機は、機体と、この機体に互いに離間対向した状態で回転可能に設けられ、互いに異なる方向への回転により圃場の農作物の側方の土を排除すると同時に農作物の所定部位を切断する左右一対の排土切断体とを具備し、前記排土切断体は、上下方向の回転中心軸線を中心として所定方向に回転する回転部と、この回転部の下端部から、上端から下端に向うに従って徐々に前記回転中心軸線から離反するように斜め下方に向って突出する細長板状の排土部と、この排土部の下端部から、前記回転中心軸線から離反する方向に向って水平状に突出する切断部とを有するものである。
【0008】
そして、互いに異なる方向への回転により圃場の農作物の側方の土を排除すると同時に農作物の所定部位を切断する左右一対の排土切断体を具備する構成であるから、従来のようにした構成に比べて、構成が簡単になる。
【0009】
請求項3記載の農作業機は、請求項1または2記載の農作業機において、排土切断体は、左右位置調節可能になっているものである。
【0010】
そして、排土切断体の左右位置を調節することにより、排土切断体によって圃場の農作物の側方の土を適切に排除することが可能になり、かつ同時に農作物の所定部位を適切に切断することが可能になる。
【0011】
求項記載の農作業機は、請求項1ないしのいずれかに記載の農作業機において、排土切断体の後方位置で農作物を圃場から地上に持上げ搬送する搬送手段が、機体に設けられているものである。
【0012】
そして、搬送手段によって排土切断体の後方位置で農作物を圃場から地上に適切に持上げ搬送することが可能になる。
【0013】
請求項記載の農作業機は、請求項記載の農作業機において、機体を支持する接地輪が、圃場の農作物があった部分に接地して移動するようになっているものである。
【0014】
そして、機体を支持する接地輪が、圃場の農作物があった部分に接地して移動するようになっているので、作業の安定化が図られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の農作業機の一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0016】
図1および図2において、1は農作業機で、この片側作業型の農作業機1は、例えば走行車としての牽引車であるトラクタTの後部に脱着可能に装着されて使用される牽引式のねぎ収穫機等で、この農作業機1は、例えばトラクタTの走行(牽引動作)により圃場Hを前方(進行方向X)に移動しながら、圃場Hに生育した細長状の農作物Wを圃場Hから地上に連続的に持ち上げるものである。
【0017】
なお、圃場Hの農作物W、すなわち圃場Hに生育した収穫対象物である農作物Wは、図3に示されるように、例えば圃場Hに複数列状に凸設された畝H1に生育した細長状の長茎野菜、例えば長ねぎ等の根深ねぎで、上下方向に長手方向を有する細長状の本体部(茎葉部)W1を有し、本体部W1の下端側が畝H1内つまり土中に位置し、本体部W1の下端部から根部W2が延びている。
【0018】
そして、農作業機1は、図1および図2に示すように、機体2を備え、この機体2は、トラクタTの作業機昇降用支持装置である3点リンク機構T1に走行車連結手段である3点連結手段3を介して連結された固定機枠4を有している。
【0019】
この固定機枠4には、可動機枠5が連結手段である平行リンク6を介して左右方向に平行移動可能に連結されている。この可動機枠5は、駆動源であるシリンダ7のロッド8の進退に基づく平行リンク6の回動に応じて、円弧を描くように左右方向に平行移動するようになっている。
【0020】
この可動機枠5の一側部、すなわち例えば進行方向X左側部(図1では上側)には、トラクタTからの動力を入力する前後方向の入力軸10が回転可能に設けられ、この入力軸10はトラクタTのPTO軸(図示せず)にユニバーサルジョイント等を介して連結されている。
【0021】
また、可動機枠5の他側部、すなわち例えば進行方向X右側部には、互いに離間対向した左右一対の支持アームである回動アーム11が、可動機枠5から前方に向って突出した状態で左右方向に回動調節可能に設けられている。
【0022】
そして、各回動アーム11には、それぞれ、上下方向の回転中心軸線αを中心として所定方向(図示イ方向)に駆動回転することにより、圃場Hの畝H1の農作物Wの側方の土(畝側壁形成土)を畝H1を崩すことで排除すると同時に農作物Wの所定部位、例えば根部W2の所定部分を切断(根切り)する排土切断体12が回転可能に設けられている。
【0023】
すなわち、機体2の片側部である右側部には、上下方向の回転中心軸線αを中心として互いに異なる方向に同期して駆動回転することにより、圃場Hの畝H1の農作物Wの左右両側方の土を畝H1を崩すことで排除すると同時に農作物Wの所定部位、例えば根部W2の所定部分を切断する左右一対の前処理装置である排土切断体12が、互いに離間対向した状態で回転可能に設けられている。
【0024】
また、各排土切断体12は、対応する回動アーム11の回動調節により機体2に対して左右位置調節可能になっている。すなわち、左右一対の排土切断体12の離間距離が調節可能になっている。
【0025】
ここで、各回動アーム11は、基端部が可動機枠5のアーム連結部14に上下方向の回動軸15を介して連結されたアーム部16を有し、このアーム部16の先端部には上下方向に長手方向を有する筒状の保持部17が一体的に設けられ、この保持部17によって排土切断体12が回転可能に吊下げ状態に保持されている。また、この保持部17には農作物Wが側方に倒れないよう農作物Wを側方から支持してガイドする曲線状のガイド体であるガイド棒18が取付アーム19を介して取り付けられている。
【0026】
また、アーム部16の基端部には左右一対のボルト取付板21が一体的に突設され、各ボルト取付板21に取付具であるボルト22が螺着により取り付けられている。ボルト取付板21に対するボルト22の取付位置を変えることにより、対応する回動アーム11の回動調節つまり排土切断体12の左右位置調節を行う。
【0027】
また一方、各排土切断体12は、回転中心軸線αを中心として所定方向(図示イ方向)に駆動回転する上下方向の軸状の回転部25を有し、この回転部25の上下端部を除く部分が、対応する回動アーム11の保持部17内に位置している。
【0028】
この回転部25の露出した下端部からは、畝H1の側壁部を切削して畝H1を崩す複数(例えば2つ)の細長板状の切削刃部である排土部26が、上端から下端に向かうに従って徐々に回転中心軸線αから離反するように斜め下方に向って突出しており、各排土部26の下端部からは、やや細長板状の切断刃部である切断部27が回転中心軸線αから離反する外側方に向って水平状に突出している。
【0029】
すなわち、例えば金属製の細長い板状部材等にて一体に略L字状に形成された一対をなす排土機能および切断機能をもった作用板28が、側面視略ハ字状の配置となるように、例えばボルト29にて各回転部25の下端部に脱着可能に取り付けられている。
【0030】
そして、各作用板28の下端部にて切断部27が構成され、各作用板28の回転部25の下端部から突出した部分にて排土部26が構成されており、切断部27と排土部26とが一体に形成されている。
【0031】
また、一方の排土切断体12の切断部27の移動領域と他方の排土切断体12の切断部27の移動領域とが重ならないように、一方の排土切断体12と他方の排土切断体12とは所定距離以上の離間距離をもった状態になっている。なお、各排土切断体12の回転部25の上端部は、長孔31を介して伝動ケース32内に挿入されており、各回転部25には入力軸10からの動力が第1伝動手段33を介して伝達される。
【0032】
さらに、可動機枠5の右側部には、排土切断体12の後方位置で、左右一対のガイド棒18によってくわえ込み位置に呼び込まれるようにガイドされてきた立ち姿勢の農作物Wにおける本体部W1の所定部分(例えば排土切断体12の排土により露出した部分である比較的硬い白い部分)を左右両側からくわえ込むように挟持した後、その本体部W1の所定部分を挟持した状態で、農作物Wを立ち姿勢のまま地上の所定高さ位置まで後ろ斜め上方に持上げ搬送する前下がり傾斜状の挟持コンベヤ41が設けられている。
【0033】
この挟持コンベヤ41は、操作ハンドル42を回動操作することにより、左右方向の回動軸43を中心として上下方向に回動調節可能になっており、この挟持コンベヤ41の搬送始端の高さ位置(くわえ込み高さ位置)が調節可能になっている。
【0034】
また、挟持コンベヤ41は、例えば軟質ゴム等にて形成された無端状の左右一対の挟持ベルト44を有し、各挟持ベルト44は複数の回転体、すなわち例えば駆動ローラ45および従動ローラ46に回行可能に巻き掛けられている。一方の挟持ベルト44の搬送始端部と他方の挟持ベルト44の搬送始端部との間には、農作物Wを傷付けずにくわえ込み位置でくわえ込むことができるように平面視略三角状の搬入用の空間部48が形成されている。なお、各駆動ローラ45には、入力軸10からの動力が第2伝動手段34を介して伝達される。
【0035】
さらに、挟持コンベヤ41の搬送終端部には、この挟持コンベヤ41から搬出される農作物Wを挟持して一側方である左側方に搬送する補助挟持コンベヤ51が連設されている。
【0036】
この補助挟持コンベヤ51は、挟持コンベヤ41と同様、例えば軟質ゴム等にて形成された無端状の左右一対の挟持ベルト52を有し、各挟持ベルト52は複数の回転体、すなわち例えば駆動ローラ53および従動ローラ54に回行可能に巻き掛けられている。なお、各駆動ローラ53には、入力軸10からの動力が第2伝動手段34を介して伝達される。
【0037】
また、可動機枠5の右側部には、排土切断体12の後方位置で、立ち姿勢の農作物Wにおける根部W2の所定部分を先端側の掘取刃57で掘り取った後、農作物Wを搬送面58上に載置した状態、すなわち農作物Wを搬送面58にて下方から支持した状態で、後ろ斜め上方に持上げ搬送する前下がり傾斜状の載置コンベヤ61が設けられており、この載置コンベヤ61は、挟持コンベヤ41の搬送始端側の下方に配置されている。
【0038】
この載置コンベヤ61は、例えばロッドコンベヤ62とこのロッドコンベヤ62の搬送始端部に設けられ圃場Hの土中を移動する板状の掘取刃57とにて構成されている。
【0039】
このロッドコンベヤ62は、左右方向の駆動軸63および従動軸64を有し、駆動軸63および従動軸64のそれぞれの両端部には回転体であるスプロケット65が取り付けられている。また、これらスプロケット65には左右一対の回行体であるチェーン66が回行可能に巻き掛けられ、これら左右一対のチェーン66には左右方向の複数のロッド67が等間隔をおいて架け渡され、このロッドコンベヤ62の上面にて搬送面58が構成されている。
【0040】
なお、駆動軸63には、入力軸10からの動力が第2伝動手段34を介して伝達される。また、排土切断体12の後方位置で農作物Wを圃場Hから地上に持上げ搬送する持上げ装置である搬送手段70が、例えば挟持コンベヤ41、補助挟持コンベヤ51および載置コンベヤ61等にて構成されている。
【0041】
また、可動機枠5の右側部(機体2の片側部)には、左右水平方向の回転中心軸線βを中心として所定方向(図示ロ方向)に駆動回転することにより、搬送手段70の挟持コンベヤ41にて搬送中の農作物Wの下端部(例えば本体部W1の下端と切れ残り根部W2)に付着した付着土Sを、下方から除去すると同時に左右両側方から除去する土落し装置である土除去手段71が設けられており、この土除去手段71は、挟持コンベヤ41の中間部の下方に配置されている。
【0042】
この土除去手段71は、図4に示すように、入力軸10からの動力が第2伝動手段34を介して伝達されて回転中心軸線βを中心として所定方向(図示ロ方向)に駆動回転する1本の左右水平方向の回転軸体72を有し、この回転軸体72の基端側が第2伝動手段34に連結され、この回転軸体72の先端部が自由端部となっている。
【0043】
そして、この回転軸体72には、挟持コンベヤ41にて搬送中の農作物Wの真下の下方位置で回転して農作物Wの付着土Sを下方から除去する第1土除去体73が、回転軸体72と一体となって駆動回転するように固定して設けられている。
【0044】
この第1土除去体73は、例えば回転軸体72の外周に固着された円筒状の取付ドラム74を有し、この取付ドラム74の外周面には、農作物Wの付着土Sの下面側に接触して土除去を行う複数の弾性突起である土除去突起75が外周面全体に分散した状態に取り付けられている。各土除去突起75は、例えば軟質ゴム或いは鉄等の金属材料等にて形成された略逆V字状をなすもので、取付ドラム74の回転方向に対して所定角度傾斜した状態に取り付けられている。
【0045】
また、回転軸体72の第1土除去体73が設けられていない部分、例えば第1土除去体73の左右両側の部分には、挟持コンベヤ41にて搬送中の農作物Wの左右両側方位置で回転して農作物Wの付着土Sを両側方から除去する左右一対の第2土除去体77,77が、回転軸体72と一体となって駆動回転するように設けられており、各第2土除去体77は第1土除去体73と回転軸体72の軸方向に近接して並んで位置している。すなわち、第1土除去体73と第2土除去体77とは同軸上に配置され、共通軸線である回転中心軸線βを中心として回転するようになっている。
【0046】
この各第2土除去体77は、回転軸体72の軸方向に沿ってスライド調節可能になっており、第1土除去体73との距離が調節可能になっている。すなわち、各第2土除去体77は回転軸体72に対して左右位置調節可能になっている。
【0047】
そして、各第2土除去体77は、左右対称のもので、例えば回転軸体72の外周から径方向に沿って2方向に突出した長手状の取付アーム78を有し、この取付アーム78の長手方向両端部には、農作物Wの付着土Sの搬送方向に対する側面側に接触して土除去を行う弾性板である土除去板79が取り付けられている。
【0048】
4つの土除去板79は、それぞれ例えば軟質ゴム等にて矩形板状に形成されたもので、短手方向一端側が取付板部81となっており、短手方向他端側が弾性変形する作用板部82となっている。この取付板部81は、取付アーム78の被取付板部78aに重なり合った状態で脱着可能に取り付けられている。この作用板部82の一方の面である回転方向側の面82aは、回転により農作物Wの付着土Sを断続的に叩いて農作物Wから付着土Sを分離除去する。
【0049】
また、各土除去板79は、この土除去板79の長手方向が回転軸体72の径方向に対して所定角度θ(θは例えば約20°)だけ傾斜した状態に取り付けられている。すなわち、互いに左右に離間対向した対をなす土除去板79は、略ハ字状(テーパー状)の配置となるように取付アーム78の被取付板部78aに取り付けられている。つまり、互いに左右に離間対向した対をなす土除去板79は、農作物Wの本体部W1との離間距離が所定値以上確保されてこの本体部W1の損傷が防止されるように、本体部W1側に向って離間距離が徐々に増大するよう略ハ字状(テーパー状)に配置されている。
【0050】
さらに、各取付アーム78は、長手方向中央部に円筒状の挿通部84を有し、この挿通部84内に回転軸体72が挿通され、固定具であるボルト85によって取付アーム78が回転軸体72に対して解除可能に固定されている。このボルト85を緩めて取付アーム78の固定を一旦解除し、回転軸体72に対する取付アーム78の固定位置を変えることにより、第2土除去体77の回転軸体72の軸方向に沿ったスライド調節を行う。
【0051】
さらに、図1および図2に示されるように、可動機枠5には搬送手段70の補助挟持コンベヤ51から搬出される農作物Wを一旦貯留する第1載置台である貯留台91が設けられている。また、可動機枠5の左側部には貯留台91に隣接して位置する第2載置台である作業台92が脱着可能に設けられており、この作業台92上に図示しないシートを載せて所定量の農作物Wをそのシートで束ねる作業ができるようになっている。
【0052】
また、可動機枠5の右側部には、機体2を下方から支持する1つのゲージ輪等の接地輪93が回転可能に設けられており、この接地輪93は、排土切断体12の後方つまり載置コンベヤ61の後方に位置し、圃場Hの畝H1の農作物Wがあった比較的硬い部分の上面に接地して回転しながら移動するようになっている。また、接地輪93は、操作ハンドル94を回動操作することにより高さ位置調節可能になっている。
【0053】
さらに、接地輪93は、例えば畝H1の幅寸法と略等しい軸方向長さ寸法を有する比較的大径の円筒状をなす幅広の接地輪本体95を有し、この接地輪本体95が左右方向の車軸96に取り付けられている。
【0054】
なお、排土切断体12、ガイド棒18、搬送手段70および土除去手段71等にて作業手段98が構成されており、この作業手段98は、機体2の可動機枠5の左右平行移動により、トラクタTの後方に位置する非作業状態とトラクタTの走行部としての車輪である後輪T2よりも外側方に位置する作業状態とに切換え可能になっている。例えば、作業終了後、農作業機1を倉庫まで運搬する場合等には、作業手段98を可動機枠5の平行移動により非作業状態に切り換えかつ作業台92を可動機枠5から取り外し、トラクタT側方への突出量を少なくする。また、3点連結手段3、固定機枠4、平行リンク6、可動機枠5および回動アーム11等にて機体2が構成されている。
【0055】
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。
【0056】
トラクタTの走行により、作業手段98が作業状態に設定された農作業機1が圃場Hを進行方向Xに移動すると、左右一対の回転中の排土切断体12の排土部26にて、畝H1の左右の側壁部が切削されて畝H1が崩され、畝H1に生育した農作物Wの左右両側方の土が排除され、農作物Wの本体部W1の略全体が露出した状態になる。
【0057】
また同時に、左右一対の回転中の排土切断体12の切断部27にて、農作物Wの根部W2の所定部分が切断され、その根部W2の基端を除く部分が農作物Wから分離除去される。
【0058】
そして、このように前処理された農作物Wは、左右一対のガイド棒18によってくわえ込み位置に向けて左右両側からガイドされながら、載置コンベヤ61の掘取刃57で掘り取られた後、載置コンベヤ61および挟持コンベヤ41によって立ち姿勢のまま地上まで持上げ搬送される。
【0059】
この挟持コンベヤ41による搬送の際には、搬送中の農作物Wの下方位置で回転中の第1土除去体73にて農作物Wに比較的硬く付着していた付着土Sが下方から除去され、また同時に、搬送中の農作物Wの左右両側方位置で回転中の左右一対の第2土除去体77にて、農作物Wの付着土Sが左右両側方から除去される。こうして、搬送手段70の挟持コンベヤ41にて搬送中の農作物Wの下端部から付着土Sが分離除去され、圃場H上に落下する。
【0060】
その後、付着土Sが除去された農作物Wは、挟持コンベヤ41から補助挟持コンベヤ51に乗り移り、次いで、補助挟持コンベヤ51から貯留台91上に落下し、この貯留台91上に一旦貯留される。
【0061】
この貯留台91上に所定量の農作物Wが貯留された段階で、農作業機1の後ろを追う作業者は、貯留台91上に載った所定量の農作物Wを一旦持ち上げ、作業台92上の図示しないシート上に載せかえる。そして、その所定量の農作物Wをシートで束ね、このシートで束ねた農作物Wを圃場H上に置いていく。
【0062】
上記一実施の形態によれば、搬送手段70の前方位置で所定方向に回転して圃場Hの農作物Wの側方の土を排除すると同時に農作物Wの所定部位を切断する排土切断体12を具備する構成であるから、例えば排土体および切断体をそれぞれ別々に設けた構成等に比べて、部品点数を少なくでき、構成を簡単にでき、製造コストを低減できる。
【0063】
また、排土切断体12の左右位置を農作物Wに応じて調節することにより、排土切断体12によって農作物Wの側方の土を適切に排除でき、かつ同時に農作物Wの所定部位を適切に切断できる。
【0064】
さらに、機体2を支持する接地輪93が、圃場Hの畝H1の農作物Wがあった比較的硬い部分に接地して移動するようになっているので、例えば接地輪93が排土切断体12にて農作物Wの側方から排除された膨弱な土に接地して移動するようにした構成等に比べて、機体2が上下に揺動せず、作業の安定化を図ることができる。
【0065】
また、所定方向に回転して搬送中の農作物Wの下端部に付着した付着土Sを下方から除去すると同時に側方から除去する土除去手段71を具備する構成であるから、例えば2つの土落しローラおよび土除去ドラムをそれぞれ別々に設けた構成等に比べて、部品点数を少なくでき、構成を簡単にでき、製造コストを低減できる。
【0066】
また、土除去手段71の第2土除去体77の左右位置を農作物Wに応じて調節することにより、第2土除去体77によって農作物Wの付着土を側方から適切に除去できる。
【0067】
なお、農作業機1は、農作物Wとしての根深ねぎの収穫に最も適したものであるが、根深ねぎ以外の他の農作物Wの収穫にも適用することができる。
【0068】
また、農作業機1は、トラクタTの後部に脱着可能に装着して使用する牽引式のものには限定されず、例えばエンジンで駆動する車輪を機体2に設けた自走式のものでもよい。
【0069】
さらに、農作業機1は、左右一対で2つの排土切断体12を備えた構成には限定されず、例えば左右いずれか1つの排土切断体12のみを備えた構成でもよい。
【0070】
また、図示しないが、例えば排土切断体12の後方位置で農作物Wを圃場Hから地上に持上げ搬送する搬送手段70、貯留台91および作業台92を機体2に設けない構成としてもよい。
【0071】
さらに、一方の排土切断体12の切断部27の移動領域と他方の排土切断体12の切断部27の移動領域とが重ならないようにする構成には限定されず、例えば、一方の排土切断体12の切断部27の移動領域と他方の排土切断体12の切断部27の移動領域とが重なる構成としてもよく、或いは、1つの排土切断体12の切断部27を長くしてこの切断部27が農作物Wの一側方から他側方にわたって位置する構成としてもよい。
【0072】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、所定方向への回転により圃場の農作物の側方の土を排除すると同時に農作物の所定部位を切断する排土切断体を具備する構成であるから、従来のようにした構成に比べて、構成を簡単にできる。
【0073】
請求項2記載の発明によれば、互いに異なる方向への回転により圃場の農作物の側方の土を排除すると同時に農作物の所定部位を切断する左右一対の排土切断体を具備する構成であるから、従来のようにした構成に比べて、構成を簡単にできる。
【0074】
請求項3記載の発明によれば、排土切断体の左右位置を調節することにより、排土切断体によって圃場の農作物の側方の土を適切に排除でき、かつ同時に農作物の所定部位を適切に切断できる。
【0075】
求項記載の発明によれば、搬送手段によって排土切断体の後方位置で農作物を圃場から地上に適切に持上げ搬送することができる。
【0076】
請求項記載の発明によれば、機体を支持する接地輪が、圃場の農作物があった部分に接地して移動するようになっているので、作業の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の農作業機の一実施の形態を示す平面図である。
【図2】 同上農作業機の側面図である。
【図3】 同上農作業機の排土切断体の正面図である。
【図4】 同上農作業機の土除去手段の正面図である。
【符号の説明】
1 農作業機
2 機体
12 排土切断体
25 回転部
26 排土部
27 切断部
70 搬送手段
93 接地輪
H 圃場
W 農作物

Claims (5)

  1. 機体と、
    この機体に回転可能に設けられ、所定方向への回転により圃場の農作物の側方の土を排除すると同時に農作物の所定部位を切断する排土切断体とを具備し、
    前記排土切断体は、
    上下方向の回転中心軸線を中心として所定方向に回転する回転部と、
    この回転部の下端部から、上端から下端に向うに従って徐々に前記回転中心軸線から離反するように斜め下方に向って突出する細長板状の排土部と、
    この排土部の下端部から、前記回転中心軸線から離反する方向に向って水平状に突出する切断部とを有する
    ことを特徴とする農作業機。
  2. 機体と、
    この機体に互いに離間対向した状態で回転可能に設けられ、互いに異なる方向への回転により圃場の農作物の側方の土を排除すると同時に農作物の所定部位を切断する左右一対の排土切断体とを具備し、
    前記排土切断体は、
    上下方向の回転中心軸線を中心として所定方向に回転する回転部と、
    この回転部の下端部から、上端から下端に向うに従って徐々に前記回転中心軸線から離反するように斜め下方に向って突出する細長板状の排土部と、
    この排土部の下端部から、前記回転中心軸線から離反する方向に向って水平状に突出する切断部とを有する
    ことを特徴とする農作業機。
  3. 排土切断体は、左右位置調節可能になっている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の農作業機。
  4. 排土切断体の後方位置で農作物を圃場から地上に持上げ搬送する搬送手段が、機体に設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の農作業機。
  5. 機体を支持する接地輪が、圃場の農作物があった部分に接地して移動するようになっている
    ことを特徴とする請求項記載の農作業機。
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