JP6599700B2 - 系統連系装置 - Google Patents

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Description

本発明は、系統連系装置に関する。
近年、電力会社の系統と太陽電池等の発電設備とを接続し、系統と連系して宅内の負荷に電力を供給する系統連系装置が普及している。このような系統連系装置には、通常時は、系統や発電設備から宅内の負荷に電力を供給し、発電設備で生成された余剰電力を系統に供給する系統連系運転を行い、系統の停電や瞬時電圧低下(以下、瞬低)の発生時には、系統から解列し、発電設備で生成された電力を負荷に供給する自立運転を行うものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2015−6044号公報 特開2015−61429号公報
ところで、系統に瞬低が発生した場合に、一斉に解列すると系統全体の需給バランスが乱れ、広範囲に停電等が発生する可能性がある。そのため、系統連系規定には、事故時運転継続(FRT:Fault Ride Through)要件が定められている。FRT要件を満たすためには、瞬低発生時に系統連系運転を継続しなければならず、瞬低が発生した際、系統から系統連系装置をすぐに解列して自立運転に切り替えることはできない。そのため、系統から負荷に電力が供給されている場合に瞬低が発生すると、負荷に電力を供給できない。
本発明は、系統の瞬低や停電時において、系統連系規定を遵守しつつ、迅速に負荷に電力を供給しうる系統連系装置を提供することを目的とする。
本発明に係る系統連系装置は、直流電力を生成する発電装置と、交流電力を供給する系統とを接続し、前記発電装置及び前記系統の電力を負荷に供給する系統連系装置であって、前記系統と、前記発電装置と、前記負荷とに接続され、前記発電装置の直流電力を交流電力に変換する電力変換部と、前記系統の電圧低下を検出し、前記発電装置の直流電力に基づく所定電圧の交流電力を出力する補助電力変換部と、前記電力変換部と前記系統との間を導通又は非導通に切り替えるスイッチと、前記系統又は前記電力変換部から前記負荷に交流電力を供給し、前記スイッチにより前記電力変換部と前記系統との間を導通させ、前記電力変換部から前記系統に交流電力を供給する系統連系制御を行い、前記系統の電圧低下が検出された場合、所定時間の間、前記補助電力変換部から前記系統に交流電力を供給するとともに、前記スイッチにより前記電力変換部と前記系統との間を非導通にして、前記電力変換部から前記負荷に交流電力を供給する自立運転制御に切り替える系統連系制御部と、を備える。
この構成によれば、電力変換部と系統との間を導通させて系統と連系する系統連系運転を行い、系統の電圧が低下した場合には、電力変換部と系統との間を非導通にし、電力変換部を自立運転させ、所定時間の間、電力変換部から補助電力変換部を介して系統に電力を供給する。つまり、瞬低が発生した場合であっても、系統連系運転と同様に、系統に電力を供給し続けることができるので、系統連系規定のFRT要件を遵守しつつ、負荷に対して迅速に電力を供給することができる。
また、上記系統連系装置において、前記電力変換部は、前記発電装置の直流電力を蓄電池に充電し、少なくとも前記自立運転制御において、前記蓄電池から放電した直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給することとしてもよい。この構成によれば、瞬低の発生時においても、蓄電池の充電や、蓄電池から放電した電力を負荷に供給することができる。
また、上記系統連系装置において、前記補助電力変換部は、前記電力変換部と前記系統とに接続され、前記電力変換部で変換された交流電力を前記系統に応じた所定の電圧に変換して前記系統に供給することとしてもよい。この構成によれば、瞬低発生時において、電力変換部を自立運転させることができるとともに、系統連系運転時と同様、電力変換部から補助電力変換部を介して系統に電力を供給し続けることができる。
また、上記系統連系装置において、前記補助電力変換部は、前記発電装置と前記系統とに接続され、前記発電装置の直流電力を前記系統に応じた所定の電圧の交流電力に変換して前記系統に供給することとしてもよい。この構成によれば、瞬低発生時において、電力変換部を自立運転させることができるとともに、系統に電力を供給し続けることができる。
本発明の構成によれば、系統の瞬低や停電時において、系統連系規定を遵守しつつ、迅速に負荷に電力を供給することができる。
図1は、第1実施形態に係る系統連系装置による系統連系の構成例を示す構成図である。 図2は、第1実施形態に係る系統連系装置の動作フロー図である。 図3は、系統の電圧変化を例示した図である。 図4は、第2実施形態に係る系統連系装置による系統連系の構成例を示す構成図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る系統連系装置による系統連系の構成例を示す構成図である。図1に示すように、系統連系装置1は、配線Lに接続された分電盤(図示略)を介して系統2に接続されるとともに、太陽電池3、蓄電池4、及び交流負荷5と接続されている。
太陽電池3は、発電装置の一例であり、複数のセルが直列又は並列に接続された太陽電池モジュールを備え、光起電力効果によって太陽光を直流電力に変換する。
蓄電池4は、繰り返し充放電可能な二次電池であり、例えば、リチウムイオン電池が用いられる。蓄電池4は、パワーコンディショナー11の制御の下、直流電力を充電したり放電したりする。
交流負荷5は、例えば、宅内に設置されたパーソナルコンピュータやサーバ等のOA機器、テレビ、冷蔵庫、照明等、交流電力の供給によって動作する電気機器である。
系統連系装置1は、パワーコンディショナー11、遮断スイッチ12、サブコンバータ13、及び連系制御部14を備える。系統連系装置1は、系統2から供給される電力を交流負荷5へ供給したり、太陽電池3及び蓄電池4の電力を交流負荷5へ供給したりすることができる。また、系統連系装置1は、太陽電池3の電力を系統2に供給(逆潮流)することができる。以下、系統連系装置1の各構成について具体的に説明する。
パワーコンディショナー11は、DC/DCコンバータと、双方向インバータとを備える(いずれも図示略)。パワーコンディショナー11は、DC/DCコンバータにより、太陽電池3で生成された直流電力を蓄電池4の電圧に応じた所定の電圧に変換して蓄電池4に充電する。また、パワーコンディショナー11は、双方向インバータにより、太陽電池3で生成された直流電力、蓄電池4から放電した直流電力を所定電圧の交流電力に変換したり、系統2から供給される交流電力を蓄電池4の電圧に応じた所定の電圧の直流電力に変換したりする。
パワーコンディショナー11は、連系制御部14の制御の下、遮断スイッチ12のオン/オフを切り替え、その動作モードを変更する。具体的には、パワーコンディショナー11は、連系制御部14から、遮断スイッチ12をオンにして、パワーコンディショナー11と系統2との間を導通状態にし、系統2とパワーコンディショナー11との間で相互に電力をやり取りすることができる系統連系モードで動作する。また、パワーコンディショナー11は、連系制御部14から電圧低下が発生したことを示す所定の制御信号が供給されると、太陽電池3の発電による余剰電力をサブコンバータ13に出力するとともに、遮断スイッチ12をオフにして、パワーコンディショナー11と系統2との間を非導通状態にし、自立運転モードで動作する。自立運転モードでは、太陽電池3若しくは蓄電池4からの電力が交流負荷5に供給される。パワーコンディショナー11は、系統連系モードの場合には、定電流制御を行い、自立運転モードの場合には、定電圧制御を行う。
遮断スイッチ12は、例えば、交流リレー回路で構成され、パワーコンディショナー11によってオン/オフが切り替えられる。
サブコンバータ13は、系統2における電圧に基づいて、系統2の電圧低下及び電圧の復帰を検出し、検出結果を連系制御部14へ出力する。また、サブコンバータ13は、連系制御部14から供給される所定の制御信号に応じて、パワーコンディショナー11から供給される交流電力を系統2の電圧に応じた交流電力に変換して系統2へ出力する。サブコンバータ13は、少なくとも所定時間の間に交流電力を出力できればよいため、パワーコンディショナー11よりも小さい容量のものを用いることができる。
連系制御部14は、サブコンバータ13の検出結果に基づいて、パワーコンディショナー11及びサブコンバータ13を制御する。具体的には、連系制御部14は、サブコンバータ13によって系統2の電圧低下が検出された場合、電圧低下から所定時間内に電圧復帰が検出されるまでの間、パワーコンディショナー11及びサブコンバータ13に所定の制御信号を出力し、パワーコンディショナー11からサブコンバータ13に、太陽電池3の余剰電力を供給させる。そして、連系制御部14は、サブコンバータ13において、その余剰電力を系統2の電圧に応じた交流電力に変換して系統2に供給させるとともに、パワーコンディショナー11において遮断スイッチ12をオフにして自立運転モードに切り替えさせる。なお、この所定時間は、系統連系規定において、系統2の電圧が低下してから解列するまでの時間として定められた時間(日本国内の2017年3月版の系統連系規定では、瞬低及び停電時は1秒間)が含まれるように予め設定される。本実施の形態では、例えば5〜10秒程度である。
連系制御部14は、サブコンバータ13において、系統2の電圧低下から系統2の電圧の復帰が検出された場合には、パワーコンディショナー11及びサブコンバータ13への所定の制御信号の出力を停止し、パワーコンディショナー11において遮断スイッチ12をオンにして系統連系モードに切り替えさせる。また、連系制御部14は、系統2の電圧が所定時間内に復帰しない場合、所定時間の経過後、パワーコンディショナー11からサブコンバータ13への出力を停止させ、自立運転モードでの動作を継続する。
つまり、系統連系装置1は、系統2の電圧低下が生じた場合、電圧低下から所定時間の間は、サブコンバータ13により系統2に余剰電力を供給して系統連系モードでの動作を維持しつつ、パワーコンディショナー11と系統2との間を非導通状態にしてパワーコンディショナー11を自立運転モードで動作させる。そして、系統連系装置1は、系統2の電圧が復帰した場合、パワーコンディショナー11と系統2との間を導通状態にしてパワーコンディショナー11を系統連系モードで動作させる。
(動作)
図2は、系統連系装置1の動作フローを示す図である。例えば、系統2の電圧が図3のように変化する場合を例に系統連系装置1の動作を説明する。なお、図3の例では、系統2の電圧は、時刻t0〜t1の間は電圧低下が生じていない通常時の電圧であり、時刻t1〜t2の間は、例えば通常時の30%に電圧が低下し、時刻t2から電圧が復帰している。
系統連系装置1は、図3の時刻t0から時刻t1までの間、パワーコンディショナー11により遮断スイッチ12をオンにして系統連系モードで動作する(ステップS11)。つまり、図3の時刻t0〜t1の間は、太陽電池3の発電に基づく交流電力、又は蓄電池4の放電に基づく交流電力が交流負荷5に供給され、太陽電池3の余剰電力が系統2に供給されたり、蓄電池4に充電されたりする。
図3の時刻t1において系統2の電圧が低下すると、系統連系装置1は、サブコンバータ13により系統2の電圧低下を検出し(ステップS12:Yes)、連系制御部14からパワーコンディショナー11とサブコンバータ13に所定の制御信号を出力する。これにより、パワーコンディショナー11は、太陽電池3の余剰電力をサブコンバータ13に出力し、サブコンバータ13は、その余剰電力を系統2の電圧に応じて変換し、系統2に供給する。また、パワーコンディショナー11は、遮断スイッチ12をオフにして自立運転モードに移行する(ステップS13)。これにより、パワーコンディショナー11は、太陽電池3からの電力を交流負荷5又は蓄電池4に供給したり、蓄電池4からの電力を交流負荷5に供給したりすることができる。
図3の時刻t2において、系統連系装置1は、サブコンバータ13により系統2の電圧復帰を検出する。連系制御部14は、系統2の電圧復帰が、電圧低下から所定時間内である場合には(ステップS14:No,S15:Yes)、パワーコンディショナー11とサブコンバータ13への所定の制御信号の出力を停止する。これにより、パワーコンディショナー11は、遮断スイッチ12をオンにし、系統連系モードで動作を行う(ステップS16)。このとき、パワーコンディショナー11は、一定時間内に、電圧低下前の電力の80%以上となるように系統2へ交流電力を出力する。具体的には、例えば、サブコンバータ13において電圧低下前の電力の80%以上となるように交流電力を生成し、パワーコンディショナー11からその交流電力を一定時間内に出力してもよい。
なお、系統連系装置1は、系統2の電圧低下から所定時間内にサブコンバータ13により系統2の電圧復帰が検出されない場合には、連系制御部14により、系統2が停電していると判断し、パワーコンディショナー11からサブコンバータ13への交流電力の出力を停止させ、自立運転モードでの動作を継続する(ステップS14:Yes,S17)。
上述した第1実施形態では、系統連系装置1は、サブコンバータ13によって系統2の電圧変化を監視し、系統2の電圧が低下した場合、電圧低下から所定時間内に電圧が復帰するまで、サブコンバータ13によって系統連系を継続させるとともに、パワーコンディショナー11によって、系統2とパワーコンディショナー11との間を遮断して、パワーコンディショナー11を自立運転モードで動作させる。そのため、瞬低が発生しても、系統連系規定のFRT要件を遵守しつつ、パワーコンディショナー11を自立運転モードで動作させ、負荷に電力を供給することができる。また、系統連系装置1は、系統2の電圧が復帰した場合、パワーコンディショナー11と系統2との間を導通状態にしてパワーコンディショナー11を系統連系モードに切り替え、系統連系を迅速に再開させることができる。
<第2実施形態>
図4は、第2実施形態に係る系統連系装置による系統連系の構成例を示す構成図である。図4に示すように、系統連系装置1Aは、第1実施形態と同様の遮断スイッチ12を備えるとともに、パワーコンディショナー11A、連系制御部14A、及びサブインバータ15を備える。以下、第1実施形態と異なる構成について説明する。
パワーコンディショナー11Aは、連系制御部14Aの制御の下、遮断スイッチ12のオン/オフを切り替え、動作モードを変更する。具体的には、パワーコンディショナー11Aは、遮断スイッチ12をオンにし、パワーコンディショナー11Aと系統2との間を導通させて系統連系モードで動作する。また、パワーコンディショナー11Aは、連系制御部14から、系統2の電圧低下が発生したことを示す所定の制御信号が供給されると、遮断スイッチ12をオフにし、パワーコンディショナー11Aと系統2との間を非導通にし、自立運転モードで動作する。
サブインバータ15は、太陽電池3と系統2とに接続されている。サブインバータ15は、系統2の電圧に基づいて瞬低及び電圧の復帰を検出し、検出結果を連系制御部14Aに出力する。また、サブインバータ15は、連系制御部14Aから供給される所定の制御信号に応じて、太陽電池3の直流電力を系統2の電圧に応じた交流電力に変換し、系統2に供給する。
連系制御部14Aは、パワーコンディショナー11A及びサブインバータ15に接続され、サブインバータ15の検出結果に応じて、パワーコンディショナー11A及びサブインバータ15を制御する。つまり、連系制御部14Aは、サブインバータ15により系統2の電圧低下が検出された場合には、電圧低下から所定時間内に電圧復帰が検出されるまで、パワーコンディショナー11A及びサブインバータ15に所定の制御信号を出力し、サブインバータ15により、太陽電池3の発電による直流電力を所定の交流電力に変換して系統2に供給させる。そして、連系制御部14Aは、パワーコンディショナー11Aにより遮断スイッチ12をオフにして、パワーコンディショナー11Aを自立運転モードに切り替えさせる。
また、連系制御部14Aは、系統2の電圧低下から所定時間内にサブインバータ15により系統2の電圧復帰が検出された場合、パワーコンディショナー11A及びサブインバータ15への所定の制御信号の出力を停止し、パワーコンディショナー11Aにより遮断スイッチ12をオンにする。そして、パワーコンディショナー11Aを系統連系モードに切り替えさせ、サブインバータ15から系統2への交流電力の出力を停止させる。
連系制御部14Aは、系統2の電圧低下から所定時間内にサブインバータ15により電圧復帰が検出されなければ、所定時間の経過時に、サブインバータ15からの出力を停止させ、パワーコンディショナー11Aに自立運転モードでの動作を継続させる。
つまり、系統連系装置1Aは、サブインバータ15によって系統2の電圧変化を監視し、系統2に電圧低下が生じた場合、サブインバータ15から系統2に、太陽電池3の発電に基づく所定電圧の交流電力を供給しつつ、パワーコンディショナー11Aと系統2との間を非導通状態にしてパワーコンディショナー11Aを自立運転モードで動作させる。従って、本実施形態における構成において瞬低が発生しても、系統連系規定のFRT要件を遵守しつつ、パワーコンディショナー11Aを自立運転モードで動作させ、負荷に電力を供給することができる。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。以下、本発明の変形例について説明する。
(1)上述した実施形態では、発電装置として太陽電池3を用いる例を説明したが、例えば、風力を用いた発電装置や燃料電池等を発電装置として用いてもよい。
(2)上述した実施形態では、パワーコンディショナー11、11Aに蓄電池4が接続されている例を説明したが、蓄電池4が接続されていなくてもよい。
(3)上述した実施形態では、系統2の電圧の復帰後、サブコンバータ13又はサブインバータ15から系統2への電力の供給を停止させるようにしたが、電圧復帰後もサブコンバータ13又はサブインバータ15から系統2への電力の供給を継続させてもよい。この場合には、パワーコンディショナー11とサブコンバータ13、又はパワーコンディショナー11Aとサブインバータ15の両方から系統2に電力が供給される。
1,1A・・・系統連系装置、2・・・系統、3・・・太陽電池、4・・・蓄電池、5・・・交流負荷、11,11A・・・パワーコンディショナー、12・・・遮断スイッチ、13・・・サブコンバータ、14,14A・・・連系制御部、15・・・サブインバータ

Claims (3)

  1. 直流電力を生成する発電装置と、交流電力を供給する系統とを接続し、前記発電装置及び前記系統からの電力を負荷に供給する系統連系装置であって、
    前記系統と、前記発電装置と、前記負荷とに接続され、前記発電装置の直流電力を交流電力に変換する電力変換部と、
    前記電力変換部と前記系統とに接続され、前記系統の電圧低下を検出し、前記電力変換部で変換された交流電力を前記系統に応じた所定の電圧に変換して前記系統に供給する補助電力変換部と、
    前記電力変換部と前記系統との間を導通又は非導通に切り替えるスイッチと、
    前記系統又は前記電力変換部から前記負荷に交流電力を供給し、前記スイッチにより前記電力変換部と前記系統との間を導通させ、前記電力変換部から前記系統に交流電力を供給する系統連系制御を行い、前記系統の電圧低下が検出された場合、所定時間の間、前記電力変換部により定電圧制御で変換された交流電力を、前記補助電力変換部で前記系統に応じた所定の電圧に変換して前記系統に供給するとともに、前記スイッチにより前記電力変換部と前記系統との間を非導通にして、前記電力変換部から前記負荷に定電圧制御された交流電力を供給する自立運転制御に切り替える系統連系制御部と、
    を備える系統連系装置。
  2. 前記電力変換部は、前記発電装置の直流電力を蓄電池に充電し、少なくとも前記自立運転制御において、前記蓄電池から放電した直流電力を交流電力に変換して前記負荷に供給する、請求項1に記載の系統連系装置。
  3. 直流電力を生成する発電装置と、交流電力を供給する系統とを接続し、前記発電装置及び前記系統からの電力を負荷に供給する系統連系装置であって、
    前記系統と、前記発電装置と、前記負荷とに接続され、前記発電装置の直流電力を交流電力に変換する電力変換部と、
    前記系統の電圧低下を検出し、前記発電装置の直流電力に基づく所定電圧の交流電力を出力する補助電力変換部と、
    前記電力変換部と前記系統との間を導通又は非導通に切り替えるスイッチと、
    前記系統又は前記電力変換部から前記負荷に交流電力を供給し、前記スイッチにより前記電力変換部と前記系統との間を導通させ、前記電力変換部から前記系統に交流電力を供給する系統連系制御を行い、前記系統の電圧低下が検出された場合、所定時間の間、前記補助電力変換部から前記系統に交流電力を供給するとともに、前記スイッチにより前記電力変換部と前記系統との間を非導通にして、前記電力変換部から前記負荷に交流電力を供給する自立運転制御に切り替える系統連系制御部と、
    を備え、
    前記補助電力変換部は、前記発電装置と前記系統とに接続され、前記発電装置の直流電力を前記系統に応じた所定の電圧の交流電力に変換して前記系統に供給する、系統連系装置。
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