JP6599370B2 - D2d通信のためのフィードバック制御 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2014年6月10日に出願された「FEEDBACK CONTROL FOR D2D COMMUNICATIONS」と題する米国仮出願第62/010,353号、および2015年2月23日に出願された「FEEDBACK CONTROL FOR D2D COMMUNICATIONS」と題する米国特許出願第14/629,206号の利益を主張する。
[0002]本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、デバイスツーデバイス(D2D:device-to-device)通信のためのフィードバック制御の方法に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムがある。
[0004]これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを与えるために様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例はロングタームエボリューション(LTE(登録商標))である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標):Third Generation Partnership Project)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)モバイル規格の拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、およびダウンリンク(DL)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
[0005]本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。本装置はワイヤレス通信ユーザ機器であり得る。本装置は、第2のUEにD2D通信において情報を送信し、情報は、第2のUEがUEへの直接フィードバック経路を使用すべきなのかUEへの間接フィードバック経路を使用すべきなのかを示す。本装置は、D2D通信において示された情報に基づいて直接フィードバック経路または間接フィードバック経路のうちの1つを通してフィードバックを受信する。間接フィードバック経路は、第2のUEから第2のUEをサービスする第1の基地局への第1の経路と、第1の基地局からUEをサービスする第2の基地局への第2の経路と、第2の基地局からUEへの第3の経路とを含み得る。フィードバックは電力制御コマンドを含み得、本装置は、電力制御コマンドを含むフィードバックに従って送信電力を調整し得る。フィードバックは肯定応答/否定応答(ACK/NACK)に対応し得る。
[0006]本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。本装置はワイヤレス通信ユーザ機器であり得る。本装置は、第2のUEからD2D通信を受信する。本装置は、D2D通信に応答してフィードバックを第2のUEへの直接フィードバック経路を介して送信すべきなのか第2のUEへの間接フィードバック経路を介して送信すべきなのかを決定する。本装置は、D2D通信に応答して、フィードバックを決定されたフィードバック経路中で送信する。間接フィードバック経路は、UEからUEをサービスする第1の基地局への第1の経路と、第1の基地局から第2のUEをサービスする第2の基地局への第2の経路と、第2の基地局から第2のUEへの第3の経路とを含み得る。本装置は、直接経路を使用すべきなのか間接経路を使用すべきなのかを示す第2のD2D通信を受信し得る。第2のD2D通信は、発見信号またはスケジューリング割当てであり得る。第2のD2D通信において示された情報は、直接経路を使用すべきなのか間接経路を使用すべきなのかを明示的に示し得る。第2のD2D通信において示された情報は、第2のUEが基地局のカバレージ内にあるかどうかを示し得る。第2のD2D通信において示された情報は、D2D通信のために使用された第2のUEのリソース割振りモードを示し得る。UEは、第2のD2D通信に対応するリソースに従って、直接フィードバック経路を使用すべきなのか間接フィードバック経路を使用すべきなのかを決定するように構成され得る。
[0007]本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。本装置はワイヤレス通信ユーザ機器であり得る。本装置は、メモリと、メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを含み得る。少なくとも1つのプロセッサは、第2のUEにD2D通信において情報を送信するように構成され、情報は、第2のUEがUEへの直接フィードバック経路を使用すべきなのかUEへの間接フィードバック経路を使用すべきなのかを示す。少なくとも1つのプロセッサは、D2D通信において示された情報に基づいて直接フィードバック経路または間接フィードバック経路のうちの1つを通してフィードバックを受信するように構成される。
[0008]本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。本装置はワイヤレス通信ユーザ機器であり得る。本装置は、メモリと、メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを含み得る。少なくとも1つのプロセッサは、第2のUEからD2D通信を受信するように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、D2D通信に応答してフィードバックを第2のUEへの直接フィードバック経路を介して送信すべきなのか第2のUEへの間接フィードバック経路を介して送信すべきなのかを決定するように構成される。少なくとも1つのプロセッサは、D2D通信に応答して、フィードバックを決定されたフィードバック経路中で送信するように構成される。
[0009]本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。本コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読媒体に記憶され得、コードを含み得る。コードは、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、第2のUEにD2D通信において情報を送信させ、情報は、第2のUEがUEへの直接フィードバック経路を使用すべきなのかUEへの間接フィードバック経路を使用すべきなのかを示す。コードは、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、D2D通信において示された情報に基づいて直接フィードバック経路または間接フィードバック経路のうちの1つを通してフィードバックを受信させる。
[0010]本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。本コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読媒体に記憶され得、コードを含み得る。コードは、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、第2のUEからD2D通信を受信させる。コードは、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、D2D通信に応答してフィードバックを第2のUEへの直接フィードバック経路を介して送信すべきなのか第2のUEへの間接フィードバック経路を介して送信すべきなのかを決定させる。コードは、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、D2D通信に応答して、フィードバックを決定されたフィードバック経路中で送信させる。
[0011]本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。本装置はUEのワイヤレス通信のためのものであり得る。本装置は、第2のUEにデバイスツーデバイス(D2D)通信において情報を送信するための手段を含み、情報は、第2のUEがUEへの直接フィードバック経路を使用すべきなのかUEへの間接フィードバック経路を使用すべきなのかを示す。本装置は、D2D通信において示された情報に基づいて直接フィードバック経路または間接フィードバック経路のうちの1つを通してフィードバックを受信するための手段をさらに含む。間接フィードバック経路は、第2のUEから基地局への第1の経路と、基地局からUEへの第2の経路とを含み得る。フィードバックは電力制御コマンドを含み得る。フィードバックはACK/NACKに対応し得る。D2D通信において示された情報は、直接経路を使用すべきなのか間接経路を使用すべきなのかを明示的に示し得る。D2D通信において示された情報は、UEが基地局のカバレージ内にあるかどうかを示し得る。D2D通信において示された情報は、UEのリソース割振りモードを示し得る。本装置は、基地局にフィードバックを送信するための手段と、ここにおいて、第2のUEは基地局のカバレージの外にある、基地局にフィードバックを送信したことに応答して、基地局から追加のフィードバックを受信するための手段とをさらに含み得る。本装置は、発見信号、D2Dデータ、またはスケジューリング割当てを送信するための手段をさらに含み得、ここにおいて、フィードバックは、発見信号、D2Dデータ、またはスケジューリング割当ての関数である。
[0012]本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。本装置はUEであり得る。本装置は、第2のUEからデバイスツーデバイス(D2D)通信を受信するための手段を含む。本装置は、D2D通信に応答してフィードバックを第2のUEへの直接フィードバック経路を介して送信すべきなのか第2のUEへの間接フィードバック経路を介して送信すべきなのかを決定するための手段をさらに含む。本装置は、D2D通信に応答して、フィードバックを決定されたフィードバック経路中で送信するための手段をさらに含む。間接フィードバック経路は、UEから基地局への第1の経路と、基地局から第2のUEへの第2の経路とを含み得る。D2D通信は、発見信号またはスケジューリング割当てであり得、フィードバックは電力制御コマンドを含み得る。D2D通信はD2Dデータ通信であり得、フィードバックはACK/NACKに対応し得る。本装置は、直接経路を使用すべきなのか間接経路を使用すべきなのかを示す第2のD2D通信を受信するための手段をさらに含み得る。本装置は、UEが基地局のアップリンクカバレージ中にあるかどうかを決定するための手段をさらに含み得、ここにおいて、UEは、UEが基地局のアップリンクカバレージ外にあるとき、直接フィードバック経路を使用することを決定し、UEが基地局のアップリンクカバレージ中にあるとき、間接フィードバック経路を使用することを決定する。決定するための手段は、基地局からの情報に従って、またはUEに記憶された情報に従って、直接フィードバック経路または間接フィードバック経路を決定するように構成され得る。
[0013]ネットワークアーキテクチャの一例を示す図。 [0014]アクセスネットワークの一例を示す図。 [0015]LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図。 [0016]LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図。 [0017]ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図。 [0018]アクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図。 [0019]デバイスツーデバイス通信システムの図。 [0020]例示的な実施形態のデバイスツーデバイス通信システムの図。 [0021]ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0022]ワイヤレス通信の方法のフローチャート。 [0023]例示的な装置中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図。 [0024]処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図。
[0025]添付の図面に関して以下に記載する発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る構成のみを表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
[0026]次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および方法について、以下の発明を実施するための形態において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課せられる設計制約に依存する。
[0027]例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
[0028]したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスクROM(CD−ROM)または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0029]図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)104と、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)110と、事業者のインターネットプロトコル(IP)サービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示していない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
[0030]E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106と他のeNB108とを含み、マルチキャスト協調エンティティ(MCE:Multicast Coordination Entity)128を含み得る。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNB108に接続され得る。MCE128は発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)(eMBMS)のために時間/周波数無線リソースを割り振り、eMBMSのために無線構成(たとえば、変調およびコーディング方式(MCS:modulation and coding scheme))を決定する。MCE128は別個のエンティティ、またはeNB106の一部であり得る。eNB106は、基地局、ノードB、アクセスポイント、基地トランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。eNB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを与える。UE102の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
[0031]eNB106はEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)112と、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)120と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ124と、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC:Broadcast Multicast Service Center)126と、パケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)ゲートウェイ118とを含み得る。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を行う。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通して転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118はUEのIPアドレス割振りならびに他の機能を与える。PDNゲートウェイ118とBM−SC126とはIPサービス122に接続される。IPサービス122は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)、PSストリーミングサービス(PSS:PS Streaming Service)、および/または他のIPサービスを含み得る。BM−SC126は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を与え得る。BM−SC126は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとして働き得、PLMN内のMBMSベアラサービスを許可し、開始するために使用され得、MBMS送信をスケジュールし、配信するために使用され得る。MBMSゲートウェイ124は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属するeNB(たとえば、106、108)にMBMSトラフィックを配信するために使用され得、セッション管理(開始/停止)と、eMBMS関係の課金情報を収集することとを担当し得る。
[0032]図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200はいくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモートラジオヘッド(RRH)であり得る。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを与えるように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中型コントローラはないが、代替構成では集中型コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関係機能を担当する。eNBは1つまたは複数の(たとえば、3つの)(セクタとも呼ばれる)セルをサポートし得る。「セル」という用語は、特定のカバレージエリアをサービスするeNBサブシステムおよび/またはeNBの最小カバレージエリアを指すことができる。さらに、「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用されることがある。
[0033]アクセスネットワーク200によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。当業者が以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念はLTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO:Evolution-Data Optimized)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを採用する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、ならびに、OFDMAを採用する、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDMに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課せられる全体的な設計制約に依存することになる。
[0034]eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでDL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコーディングされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともに(1つまたは複数の)UE206に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上で、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、各空間的にプリコーディングされたデータストリームのソースを識別することが可能になる。
[0035]空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通して送信するためのデータを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
[0036]以下の詳細な説明では、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照しながらアクセスネットワークの様々な態様について説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは正確な周波数で離間される。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性」を与える。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
[0037]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、ノーマルサイクリックプレフィックスの場合、リソースブロックは、合計84個のリソース要素について、周波数領域中に12個の連続するサブキャリアを含んでおり、時間領域中に7つの連続するOFDMシンボルを含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスの場合、リソースブロックは、合計72個のリソース要素について、周波数領域中に12個の連続するサブキャリアを含んでおり、時間領域中に6つの連続するOFDMシンボルを含んでいる。R302、304として示されるリソース要素のうちのいくつかは、DL基準信号(DL−RS:DL reference signal)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS:Cell-specific RS)302と、UE固有RS(UE−RS:UE-specific RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がマッピングされるリソースブロック上のみで送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
[0038]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、単一のUEがデータセクション中の連続サブキャリアのすべてを割り当てられることを可能にし得る、連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
[0039]UEは、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bを割り当てられ得る。UEは、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bをも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、周波数上でホッピングし得る。
[0040]初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)430中でUL同期を達成するために、リソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。周波数ホッピングはPRACHにはない。PRACH試みは単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEはフレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みのみを行うことができる。
[0041]図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、3つのレイヤ、すなわち、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3とともに示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤを本明細書では物理レイヤ506と呼ぶ。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
[0042]ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含めてL2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
[0043]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するために上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するeNB間のハンドオーバサポートとを与える。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよびリアセンブリと、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)による、順が狂った受信を補正するためのデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ510はまたHARQ動作を担当する。
[0044]制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(たとえば、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
[0045]図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメンテーションおよび並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、様々な優先度メトリックに基づくUE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。
[0046]送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングとインターリービングとを含む。コーディングされ、変調されたシンボルは、次いで並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いで、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成される。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられ得る。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
[0047]UE650において、各受信機654RXは、それのそれぞれのアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信(RX)プロセッサ656に情報を与える。RXプロセッサ656はL1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行し得る。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで、高速フーリエ変換(FFT)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと、基準信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータと制御信号とを復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いで、コントローラ/プロセッサ659に与えられる。
[0048]コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連付けられ得る。メモリ660はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号(deciphering)と、ヘッダ復元(decompression)と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表すデータシンク662に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用する誤り検出を担当する。
[0049]ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメンテーションおよび並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、eNB610へのシグナリングとを担当する。
[0050]eNB610によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられ得る。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
[0051]UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した様式と同様の様式でeNB610において処理される。各受信機618RXは、それのそれぞれのアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
[0052]コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連付けられ得る。メモリ676はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、制御/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担当する。
[0053]図7はデバイスツーデバイス通信システム700の図である。デバイスツーデバイス通信システム700は複数のワイヤレスデバイス704、706、708、710を含む。デバイスツーデバイス通信システム700は、たとえば、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)などのセルラー通信システムと重なり得る。ワイヤレスデバイス704、706、708、710の一部は、DL/UL WWANスペクトルを使用してデバイスツーデバイス通信において互いに通信し、一部は基地局702と通信し、一部は両方を行い得る。たとえば、図7に示されているように、ワイヤレスデバイス708、710はデバイスツーデバイス通信中であり、ワイヤレスデバイス704、706はデバイスツーデバイス通信中である。ワイヤレスデバイス704、706は基地局702とも通信している。
[0054]以下で説明する例示的な方法および装置は、たとえば、FlashLinQ、WiMedia、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、またはIEEE802.11規格に基づくWi−Fiに基づくワイヤレスデバイスツーデバイス通信システムなど、様々なワイヤレスデバイスツーデバイス通信システムのいずれにも適用可能である。説明を簡略化するために、例示的な方法および装置についてLTEのコンテキスト内で説明する。ただし、例示的な方法および装置は、様々な他のワイヤレスデバイスツーデバイス通信システムにより一般的に適用可能であることを当業者は理解されよう。
[0055]以下で説明する例示的な実施形態は、UEの間のD2D通信の態様を制御するために、ネットワーク中の1つまたは複数のUEからのフィードバック(たとえば、フィードバック情報、またはフィードバック制御情報)を使用することに関する。
[0056]現在、D2D通信のためのレイヤL1、または物理レイヤ(PHYレイヤ)の設計の焦点は、主にブロードキャスト通信に限定されており、物理レイヤの設計は、フィードバックチャネルが存在しないと仮定している。現在使用されているブロードキャストL1設計はまた、グループキャストおよびユニキャストD2D通信のために使用され得、それにより、レイヤL2、またはMACレイヤは、ユニキャストトラフィックと、グループキャストトラフィックと、ブロードキャストトラフィックとを区別する。しかしながら、ユニキャストトラフィックおよびグループキャストトラフィックのためにブロードキャストL1を再利用することが、準最適な性能につながることがある。ユニキャストおよびグループキャストのためのネットワーク性能は、D2D通信のためのフィードバック経路、またはフィードバックチャネルの導入とともに改善され得る。フィードバック経路、またはフィードバック制御経路を介したフィードバック制御は、ユニキャストおよびグループキャストに加えて、ブロードキャストのためのD2Dトラフィックをも改善し得る。
[0057]たとえば、UEの比較的小さいグループがあり、グループのUEが比較的近くにとどまろうとしている場合、送信しているUEが信号を全電力で送信することは、非効率であることがある。しかしながら、UEのグループのサイズおよび近接度は、即時に明らかではなく、したがって、送信機/送信/TX UE(たとえば、D2D送信機)は、最初に全電力で送信し得、その後、グループ中の1つまたは複数の受信機/受信/RX UE(たとえば、D2D受信機)からフィードバックを受信し得る。TX UEは、次いで、それが、必要よりも大きい電力での、または信号強度の信号を送信していると決定し得、次いで、それに応じて、それが追加の信号をRX UEに送信するための電力を低減し得る。
[0058]別の例として、TX UEによって送信されるあらゆるパケットが「ブラインドで」4回送信されることを意味する、4ブラインドハブ送信があり得る。すなわち、ネットワークのセルのエッジ上のブロードキャスト局RX UEのためにさえ、各パケットが4回送信され得る。しかしながら、以下で説明する実施形態のフィードバックチャネルを介してフィードバックを与えることによって、RX UEは、「ACK/NACK」メッセージ(たとえば、肯定応答ベースまたは否定応答ベースのプロトコルに対応するメッセージ)を取得し、それにより、再送信する必要をなくし、ネットワーク内の送信の総数を低減し得る。
[0059]以下で説明する実施形態では、様々なUEは、例示的な実施形態の理解のためにそれについて手短に以下で説明する、2つのモード(たとえば、モード1およびモード2)のうちの1つにあり得る。
[0060]モード1では、eNBは、スケジューリング割当て(SA:scheduling assignment)とD2Dデータの両方のためにリソースをUEに割り当てるかまたは割り振る。本方法では、TX UEは、(たとえば、「D2D開始指示」を送信することによって)D2Dデータを送信するというUEの意図を表すためにeNBに接触し得、次いで、eNBは、SAを送信するためのリソースをTX UEに与え得、データのためのリソースをもUEに与え得る。その後、UEは、データのためのリソースを含む、SAを送信することができる。したがって、RX UEは、単に、データをいつ期待すべきかを決定するためにSAを監視し得る。これは、eNBが物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)またはEPDCCHを使用して、SAおよびデータのUEの送信電力を制御することによって達成され得る。
[0061]モード2では、UEは単独でリソースを選択することができる。すなわち、TX UEは、SAのプールに気づくことになり、UEがD2D通信に対応するデータをその上で送信することを意図するリソースのうちの1つを選定し得る。
[0062]したがって、モード1では、TX UEはRRC接続状態にあるであろうが、RX UEはRRCアイドル状態またはRRC接続状態のいずれかにあり得る。モード2では、TX UEおよびRX UEは、RRCアイドル状態またはRRC接続状態にあり得る。
[0063]以下で説明する例示的な実施形態によれば、概して、2つの異なるフィードバック経路/チャネルがある。フィードバックを送信するためにフィードバック経路のうちのどれが使用されるかは、以下で説明するように、様々なファクタを使用して決定され得る。さらに、以下でもさらに説明するように、フィードバックは、概して、1つまたは複数のファクタ、すなわち、TX UEによって送信された発見信号、TX UEによって送信されたSA、および/またはD2Dデータの関数であり得る。特に、フィードバックは、電力制御および/またはACK/NACK(たとえば、HARQ ACK/NACK)であり得る。UEは、TX UEによって送信された発見信号および/またはTX UEによって送信されたSAを受信したとき、電力制御フィードバックを与え得る。UEは、D2Dデータを受信したとき、ACK/NACKフィードバックを与え得る。
[0064]図8はデバイスツーデバイス通信システム800の図である。図8では、4つのシナリオが示されている。第1のシナリオでは、TX UE801およびRX UE811が両方とも第1のeNB832によってサービスされている。第2のシナリオでは、TX UE801は第1のeNB832によってサービスされており、RX UE812が第2のeNB822によってサービスされている。第3のシナリオでは、TX UE803がカバレージ中(たとえば、第1のeNB832によってサービスされるセル内)にあり、RX UE816がカバレージの外にある。第4のシナリオでは、RX UE813がカバレージ中(たとえば、第1のeNB832によってサービスされるセル内)にあり、TX UE802ならびに2つの他のRX UE814および815がカバレージの外にある。
[0065]前述のように、概して、2つのフィードバック経路がある。第1のフィードバック経路は、直接フィードバック経路と呼ばれることがある。直接フィードバック経路では、RX UEは、フィードバックをTX UEに直接送信する。たとえば、RX UE813、814、および815は、フィードバックをそれぞれフィードバック経路847、845、および846を介してTX UE802に送信する。別の例として、RX UE816は、フィードバックをフィードバック経路848を介してTX UE803に送信する。
[0066]第2のフィードバック経路は、間接フィードバック経路と呼ばれることがある、1つまたは複数のサービングeNB(たとえば、eNB822および/または832)を通る経路を含む。間接フィードバック経路では、RX UEは、フィードバックをRX UEをサービスしているeNBに送信し得る(たとえば、RX UE811からeNB832へのフィードバック経路841と、RX UE812からeNB822へのフィードバック経路843とを参照)。eNBは、次いで、フィードバックを別のeNBまたはTX UEに送信し得る。
[0067]フィードバックを受信した後に、対応するTX UEおよびRX UEが同じeNBによってサービスされる場合(たとえば、TX UE801、RX UE811、およびeNB832を参照)、eNB832は、RX UE811から受信されたフィードバックをフィードバック経路842を介してTX UE801に送信し得る。しかしながら、TX UEおよびRX UEが異なるセルによってカバーされ、したがって、異なるeNBによってサービスされる場合(たとえば、TX UE801およびRX UE812)、RX UE812をサービスするeNB822は、フィードバックをフィードバック経路844を介して、TX UE801をサービスするeNB832に送信し得、ネイバリングeNB832は、フィードバックをフィードバック経路842を介してTX UE801に送信し得る。
[0068]直接制御経路に加えて間接フィードバック経路を与えることによって、対応するeNBは、それのセル中で発生するD2D通信に対する何らかの制御を与えられる。たとえば、フィードバックを送信している複数のRX UEがあり、それらのRX UEのうちのいくつかがフィードバックをeNBに送信する場合、eNBは、受信された様々なフィードバックを効果的に分析することができ、その後、分析に基づいてTX UEに1つのコマンド(たとえば、電力制御コマンド)を発行し得る。
[0069]さらに、他の実施形態では、フィードバック経路848を介してRX UE816から直接、フィードバックを受信するTX UE803はさらに、RX UE816(または複数のRX UE)から受信されたフィードバックをフィードバック経路850を介してeNB832にフォワーディングし得る。
[0070]同様に、RX UE813は、TX UE802を介してRX UE814および815からフィードバックを受信し得、いくつかの場合には、フィードバックをフィードバック経路851を介してeNB832にフォワーディングし得る。様々なフィードバックをeNB832にフォワーディングすることによって、eNB832は、UEのうちのいくつか(814および815)がeNB832のカバレージの外にあっても、すべてのRX UE813、814、および815からのすべてのフィードバックを組み込むことによって、D2D送信に対する制御を有することが可能である。したがって、いくつかのRX UEは、フィードバックを対応するTX UEに直接送信することができ、他のRX UEは、フィードバックを対応するeNBに直接送信することができる。
[0071]前述のように、フィードバックを送信するためにフィードバック経路のうちの(1つまたは複数の)どれが使用されるかは、1つまたは複数のファクタによって決定され得る。
[0072]第1の例示的な実施形態では、TX UEが、1つまたは複数の対応するRX UEが使用すべきである(1つまたは複数の)フィードバック経路がどれかを決定する。たとえば、TX UEは、RX UEがどのフィードバック経路/チャネルを使用すべきかを明示的に示し得、TX UEのカバレージ状態に従ってどの経路かを決定し得る。たとえば、TX UE802は、それが範囲の外にあり、したがって、eNB832から通信を受信することができないことに気づき得る。TX UE802は、eNB832からフィードバックを受信することができないので、TX UE802は、それがD2D通信において関与しているRX UE813、814、および815からフィードバックが直接来ることをTX UE802が望むことを示し得る。したがって、RX UE813、814、および815は、フィードバックを(たとえば、フィードバック経路845、846、または847の各々を介して)TX UE802に直接送信し得る。したがって、(1つまたは複数の)どのフィードバック経路が使用されるべきであるかに関するTX UEの指示は、それ自体のカバレージ状態に基づいており、指示を与えるための方法は様々な方法で行われ得る。
[0073]本実施形態の1つの方法によれば、TX UEのカバレージ状態(たとえば、カバレージ中にあるのかカバレージの外にあるのか)は、TX UEによって送られたSA中に含まれるカバレージ状態情報によって示され得る。たとえば、カバレージ状態情報は、TX UEが、RX UEが直接経路を使用することを期待するのか、RX UEが間接経路を使用することを期待するのかを示し得る。TX UEがカバレージの外にある場合(たとえば、TX UE802)、カバレージ状態情報は、(たとえば、送信経路860を介して)SA中で送られ得、TX UEが、対応するRX UE(たとえば、RX UE813)がフィードバックをTX UEに送信するために直接フィードバック経路(たとえば、フィードバック経路847)を使用することを望むことを、RX UEに示し得る。
[0074]本実施形態の別の方法によれば、SA中で示されたTX UEのカバレージ状態情報は、TX UEが対応するeNBのUL/DLカバレージ中にあるかどうかを示し得る。この実施形態では、TX UEは、1つまたは複数の対応するRX UEによって受信されたSA中で、TX UEがアップリンクおよび/またはダウンリンクカバレージ中にあるかどうかを示し得る。本実施形態では、TX UEは、RX UEにどのフィードバック経路を使用すべきかを指示しないことがあるが、代わりに、単にRX UEにTX UEのカバレージ状態を通知し得る。その後、RX UEは、どのフィードバック経路を使用すべきかを個々に決定し得る。
[0075]本実施形態のまた別の方法によれば、TX UEのカバレージ状態をSA中で示すことの代わりに、対応するRX UEによって受信されたSAは、リソース割振りのためにTX UEによってモード1が使用されているのかモード2が使用されているのかを示し得る。いくつかの場合には、RX UEは、単に、(たとえば、モード1およびモード2が別個のSAリソースプールを使用するとき)使用されているリソースを分析することによって、モード1が使用されているのかモード2が使用されているのかを推論することが可能であり得るので、TX UEがモード1を使用しているのかモード2を使用しているのかの明示的指示が必要でないことがある。さらに、RX UEは、モード1が使用されているとき、TX UEがカバレージ内にあると決定し得る。しかしながら、TX UEがモード2を使用している場合、TX UEは、カバレージの外にあり得るか、または、単に、直接経路を使用することによって(たとえば、ネットワークが負荷をかけられているかまたはオーバーロードされている場合)ネットワークに関与することを避けるために、モード2を使用していることがある。TX UEが、ネットワーク制御が必要とされないときにそれの使用を回避することによって、ネットワークの全体的性能が改善され得る。
[0076]第2の例示的な実施形態によれば、RX UEは、それ自体のカバレージ状態に基づいて、(1つまたは複数の)どのフィードバック経路を使用すべきかを決定し得る。たとえば、RX UEがカバレージ中にある(たとえば、RX UE812)場合、RX UEは間接フィードバック経路(たとえば、フィードバック経路843および844)を選定し得る。RX UEがカバレージの外にある(たとえば、RX UE816)場合、RX UEは直接フィードバック経路(たとえば、フィードバック経路848)を選定し得る。
[0077]第3の例示的な実施形態によれば、RX UEは、それ自体のカバレージ状態ならびに対応するTX UEによって示されたカバレージ状態の両方の分析に基づいて、(1つまたは複数の)どのフィードバック経路を使用すべきか決定し得る。たとえば、TX UEまたはRX UEのいずれかがカバレージ外にある場合、RX UEは直接フィードバック経路を使用することを選択し得る。TX UEとRX UEの両方がカバレージ内にある(たとえば、TX UE801とRX UE 811)場合、RX UEは間接フィードバック経路(たとえば、フィードバック経路841および842)を選定し得る。
[0078]前述のように、フィードバック中に含まれている情報は、概して、TX UEによって送信された発見信号および/またはTX UEによって送信されたSAの関数であり得る。
[0079]RX UEの観点からフィードバック中にどんな情報が含まれているかに関して、フィードバック経路が決定されると(たとえば、TX UEから受信された1つまたは複数の信号に従ってフィードバック経路が決定されると)、RX UEが送信するフィードバックは、TX UEによって送信されたSA、TX UEによって送信された発見信号、および/またはD2Dデータの関数であり得る。一実施形態では、フィードバック中に含まれている情報は、電力制御に対応し得る。別の実施形態では、フィードバック中に含まれている情報は、ACK/NACKに対応し得る。たとえば、TX UEがSAを全電力で送信している場合など、信号がTX UEから全電力で送信されている場合、RX UEは、RX UEがTX UEからどのくらい離れているかの計算を可能にするために、フィードバック情報をTX UEに送信することができる。同様に、(たとえば、発見信号が固定電力で送信される場合)発見信号が使用され得る。したがって、SAおよび発見信号は、どのようなフィードバックが送信されるべきであるのかを計算するために使用され得る。
[0080]以下で説明する例示的な実施形態は、D2D通信のためのフィードバック制御を与えるための方法を与える。
[0081]例示的な実施形態によれば、図9は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート900である。本方法はUEによって実行され得る。
[0082]図9に示されているように、ステップ901において、UEは、発見信号、D2Dデータ、またはSAを送信し得、フィードバックは、発見信号、D2Dデータ、またはSAの関数であり得る。たとえば、図8を参照すると、UE801、802、または803は、860、861、862、863、864、または865において、発見信号、D2Dデータ、またはSAを送信し得る。
[0083]ステップ902において、UEは、第2のUEにD2D通信において情報を送信し、情報は、第2のUEがUEへの直接フィードバック経路を使用すべきなのかUEへの間接フィードバック経路を使用すべきなのかを示す。たとえば、図8を参照すると、UE(たとえば、TX UE801、802、または803)は、第2のUE(たとえば、TX UE801に対応するRX UE811または812、TX UE802に対応するRX UE813、814、または815、あるいはTX UE803に対応するRX UE816のうちの1つ)にD2D通信(たとえば、860、861、862、863、864、または865)において情報を送信し、情報は、第2のUE811、812、813、814、815、または816が、UE802または803への直接フィードバック経路(RX UE813に対応する経路847、RX UE814に対応する経路845、RX UE815に対応する経路846、およびRX UE816に対応する経路848)を使用すべきなのか、UE801への間接フィードバック経路(RX UE811に対応する経路841〜842、またはRX UE812に対応する経路843〜844〜842)を使用すべきなのかを示す。
[0084]ステップ904において、UEは、D2D通信において示された情報に基づいて直接フィードバック経路または間接フィードバック経路のうちの1つを通してフィードバックを受信する。たとえば、図8を参照すると、UE802または803は、D2D通信860、861、862、863、864、または865において示された情報に基づいて、直接フィードバック経路845、846、847、または848、間接フィードバック経路841〜842、あるいは間接フィードバック経路843〜844〜842のうちの1つを通してフィードバックを受信する。
[0085]ステップ906において、UEは、フィードバックを基地局に送信し、ここにおいて、第2のUEは基地局のカバレージの外にある。たとえば、図8を参照すると、UE803は、フィードバック850を基地局832に送信し得、ここにおいて、第2のUE816は基地局832のカバレージの外にある。ステップ908において、UEは、フィードバックを基地局に送信したことに応答して、基地局から追加のフィードバックを受信する。たとえば、図8を参照すると、UE803は、フィードバック850を基地局832に送信したことに応答して、基地局832から追加のフィードバック849を受信し得る。
[0086]一構成では、間接フィードバック経路は、第2のUEから基地局への第1の経路と、基地局からUEへの第2の経路とを含む。たとえば、図8を参照すると、間接フィードバック経路841〜842は、第2のUE811から基地局832への第1の経路841と、基地局832からUE801への第2の経路842とを含む。
[0087]一構成では、間接フィードバック経路は、第2のUEから第2のUEをサービスしている第1の基地局への第1の経路と、第1の基地局からUEをサービスしている第2の基地局への第2の経路と、第2の基地局からUEへの第3の経路とを含む。たとえば、図8を参照すると、間接フィードバック経路843〜844〜842は、第2のUE812から第2のUE812をサービスしている第1の基地局822への第1の経路843と、第1の基地局822からUE801をサービスしている第2の基地局832への第2の経路844と、第2の基地局832からUE801への第3の経路842とを含む。
[0088]一構成では、フィードバックは電力制御コマンドを含む。UEは、電力制御コマンドを含むフィードバックに従って送信電力を調整し得る。一構成では、フィードバックはACK/NACKに対応する。一構成では、D2D通信において示された情報は、直接経路を使用すべきなのか間接経路を使用すべきなのかを明示的に示す。一構成では、D2D通信において示された情報は、UEが基地局のカバレージ内にあるかどうかを示す。一構成では、D2D通信において示された情報が、UEのリソース割振りモードを示す。
[0089]例示的な実施形態によれば、図10は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1000である。本方法はUEによって実行され得る。
[0090]図10に示されているように、ステップ1002において、UEは第2のUEからD2D通信を受信する。たとえば、図8を参照すると、UE(たとえば、TX UE801に対応するRX UE811または812、TX UE802に対応するRX UE813、814、または815、あるいはTX UE803に対応するRX UE 816のうちの1つ)は、第2のUE801、802、または803からD2D通信860、861、862、863、864または865を受信する。
[0091]ステップ1003において、UEは、UEが基地局のアップリンクカバレージ中にあるかどうかを決定する。たとえば、図8を参照すると、UE811、812、813、814、815、または816は、UE811、812、813、814、815、または816が基地局(たとえば、UE811または813に対応する基地局832、あるいはUE812に対応する基地局822)のアップリンクカバレージ中にあるかどうかを決定し得る。
[0092]ステップ1004において、UEは、D2D通信に応答してフィードバックを第2のUEへの直接フィードバック経路を介して送信すべきなのか第2のUEへの間接フィードバック経路を介して送信すべきなのかを決定する。たとえば、図8を参照すると、UEは、D2D通信860、861、862、863、864、または865に応答してフィードバックを第2のUE802または803への直接フィードバック経路(RX UE813に対応する経路847、RX UE814に対応する経路845、RX UE815に対応する経路846、およびRX UE816に対応する経路848)を介して送信すべきなのか、第2のUE801への間接フィードバック経路(RX UE811に対応する経路841〜842、またはRX UE812に対応する経路843〜844〜842)を介して送信すべきなのかを決定する。
[0093]ステップ1006において、UEは、D2D通信に応答して、フィードバックを決定されたフィードバック経路中で送信する。たとえば、図8を参照すると、UE811、812、813、814、815、または816は、D2D通信860、861、862、863、864、または865に応答して、フィードバックを決定されたフィードバック経路845、846、847、848、841〜842、または843〜844〜842中で送信する。
[0094]一構成では、間接フィードバック経路は、UEから基地局への第1の経路と、基地局から第2のUEへの第2の経路とを含む。たとえば、図8を参照すると、間接フィードバック経路841〜842は、UE811から基地局832への第1の経路841と、基地局832から第2のUE801への第2の経路842とを含む。
[0095]一構成では、間接フィードバック経路は、UEからUEをサービスしている第1の基地局への第1の経路と、第1の基地局から第2のUEをサービスしている第2の基地局への第2の経路と、第2の基地局から第2のUEへの第3の経路とを含む。たとえば、図8を参照すると、間接フィードバック経路843〜844〜842は、UE812からUE812をサービスしている第1の基地局822への第1の経路843と、第1の基地局822から第2のUE801をサービスしている第2の基地832局への第2の経路844と、第2の基地局832から第2のUE801への第3の経路842とを含む。
[0096]一構成では、D2D通信は発見信号またはSAであり、フィードバックは電力制御コマンドを備える。一構成では、D2D通信はD2Dデータ通信であり、フィードバックはACK/NACKに対応する。
[0097]一構成では、UEは、直接経路を使用すべきなのか間接経路を使用すべきなのかを示す第2のD2D通信を受信し得る。第2のD2D通信はSAであり得る。第2のD2D通信において示された情報は、直接経路を使用すべきなのか間接経路を使用すべきなのかを明示的に示し得る。第2のD2D通信において示された情報は、第2のUEが基地局のカバレージ内にあるかどうかを示し得る。第2のD2D通信において示された情報は、第2のUEのリソース割振りモードを示し得る。
[0098]一構成では、UEは、UEが基地局のカバレージ中にあるかどうかを決定し得、ここにおいて、UEが基地局のカバレージ外にあるとき、直接フィードバック経路を使用することを決定し、UEが基地局のカバレージ中にあるとき、間接フィードバック経路を使用することを決定する。たとえば、図8を参照すると、UE811または816は、UE811または816が基地局832のカバレージ中にあるかどうかを決定し得、ここにおいて、UE816は、UE816が基地局832のカバレージ外にあるとき、直接フィードバック経路848を使用することを決定し、UE811は、UE811が基地局832のカバレージ中にあるとき、間接フィードバック経路841〜842を使用することを決定する。
[0099]図11は、例示的な装置1102中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1100である。本装置はUEであり得る。装置1102は、D2D通信において示された情報に基づいてフィードバックを直接フィードバック経路または間接フィードバック経路のうちの1つを通してを受信することと、フィードバックを基地局(たとえば、基地局1122)に送信したことに応答して、基地局から追加のフィードバックを受信することと、別のUE(たとえば、UE1101)からD2D通信を受信することと、直接経路を使用すべきなのか間接経路を使用すべきなのかを示す第2のD2D通信を受信することとを行うように構成された、受信モジュール1104を含む。
[00100]装置1102は、受信モジュール1104と通信するように構成され、D2D通信に応答してフィードバックを別のUE(たとえば、1101)への直接フィードバック経路を介して送信すべきなのか別のUEへの間接フィードバック経路を介して送信すべきなのかを決定することと、UEが基地局(たとえば、基地局1122)のアップリンクカバレージ中にあるかどうかを決定することとを行うように構成された、決定モジュール1106をさらに含む。
[00101]装置1102は、決定モジュール1106と通信するように構成され、直接フィードバック経路を使用すべきなのか基地局(たとえば、基地局1122)を介した間接フィードバック経路を使用すべきなのかを示すための情報を、別のUE(たとえば、UE1101)にD2D通信において送信することと、発見信号、D2Dデータ、またはスケジューリング割当てを送信することと、D2D通信に応答して、フィードバックを決定されたフィードバック経路中で送信することとを行うように構成された、送信モジュール1108をさらに含む。
[00102]本装置は、図9および/または図10の上述のフローチャート中のアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、図9および/または図10の上述のフローチャート中の各ブロックは1つのモジュールによって実行され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
[00103]図12は、処理システム1214を採用する装置1102’のためのハードウェア実装形態の一例を示す図1200である。処理システム1214は、バス1224によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1224は、処理システム1214の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1224は、プロセッサ1204によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール1104、1106、1108と、コンピュータ可読媒体/メモリ1206とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1224はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。
[00104]処理システム1214はトランシーバ1210に結合され得る。トランシーバ1210は1つまたは複数のアンテナ1220に結合される。トランシーバ1210は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ1210は、1つまたは複数のアンテナ1220から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1214、特に受信モジュール1104に与える。さらに、トランシーバ1210は、処理システム1214、特に送信モジュール1108から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1220に適用されるべき信号を生成する。処理システム1214は、コンピュータ可読媒体/メモリ1206に結合されたプロセッサ1204を含む。プロセッサ1204は、コンピュータ可読媒体/メモリ1206に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1204によって実行されたとき、処理システム1214に、特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1206はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1204によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール1104、1106、および1108のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ1204中で動作し、コンピュータ可読媒体/メモリ1206中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ1204に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1214は、UE650の構成要素であり得、メモリ660および/またはTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とのうちの少なくとも1つを含み得る。
[00105]一構成では、ワイヤレス通信のための装置1102/1102’は第2のUEにD2D通信において情報を送信するための手段を含み、情報は、第2のUEがUEへの直接フィードバック経路を使用すべきなのかUEへの間接フィードバック経路を使用すべきなのかを示す。UEは、D2D通信において示された情報に基づいて直接フィードバック経路または間接フィードバック経路のうちの1つを通してフィードバックを受信するための手段をさらに含む。UEは、フィードバックを基地局に送信するための手段をさらに含み得、ここにおいて、第2のUEは基地局のカバレージの外にある。UEは、フィードバックを基地局に送信したことに応答して、基地局から追加のフィードバックを受信するための手段をさらに含み得る。UEは、フィードバックを基地局に送信するための手段をさらに含み得、ここにおいて、第2のUEは基地局のカバレージの外にある。UEは、フィードバックを基地局に送信したことに応答して、基地局から追加のフィードバックを受信するための手段をさらに含み得る。UEは、発見信号、D2Dデータ、またはスケジューリング割当てを送信するための手段をさらに含み得、ここにおいて、フィードバックは、発見信号、D2Dデータ、またはスケジューリング割当ての関数である。
[00106]UEの別の実施形態は、第2のUEからD2D通信を受信するための手段を含む。UEは、D2D通信に応答してフィードバックを第2のUEへの直接フィードバック経路を介して送信すべきなのか第2のUEへの間接フィードバック経路を介して送信すべきなのかを決定するための手段をさらに含む。UEは、D2D通信に応答して、フィードバックを決定されたフィードバック経路中で送信するための手段をさらに含む。UEは、直接経路を使用すべきなのか間接経路を使用すべきなのかを示す第2のD2D通信を受信するための手段をさらに含み得る。UEは、UEが基地局のアップリンクカバレージ中にあるかどうかを決定するための手段をさらに含み得る。
[00107]上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、装置1102、および/または装置1102’の処理システム1214の上述のモジュールのうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム1214は、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とを含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、TXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とであり得る。
[00108]開示したプロセス/フローチャートにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス/フローチャート中のステップの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは組み合わせられるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[00109]以上の説明は、当業者が本明細書で説明した様々な態様を実施できるようにするために与えられた。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された一般原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、クレーム文言に矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、ここにおいて、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。「例示的」という単語は、本明細書では、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様も、必ずしも他の態様よりも好適または有利であると解釈されるべきであるとは限らない。別段に明記されていない限り、「いくつか」という用語は1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、ならびに「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。詳細には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、ならびに「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであり得、ここで、いかなるそのような組合せも、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバーを含んでいることがある。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。その上、本明細書で開示したいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] ユーザ機器(UE)のワイヤレス通信の方法であって、
第2のUEにデバイスツーデバイス(D2D)通信において情報を送信することと、前記情報は、前記第2のUEが前記UEへの直接フィードバック経路を使用すべきなのか前記UEへの間接フィードバック経路を使用すべきなのかを示す、
前記D2D通信において示された前記情報に基づいて前記直接フィードバック経路または前記間接フィードバック経路のうちの1つを通してフィードバックを受信することとを備える、方法。
[C2] 前記間接フィードバック経路が、
前記第2のUEから基地局への第1の経路と、
前記基地局から前記UEへの第2の経路とを備える、C1に記載の方法。
[C3] 前記フィードバックが電力制御コマンドを備える、C1に記載の方法。
[C4] 前記D2D通信において示された前記情報が、前記直接経路を使用すべきなのか前記間接経路を使用すべきなのかを明示的に示す、C1に記載の方法。
[C5] 前記D2D通信において示された前記情報は、前記UEが基地局のカバレージ内にあるかどうかを示す、C1に記載の方法。
[C6] 前記D2D通信において示された前記情報が、D2D通信のために使用された前記UEのリソース割振りモードを示す、C1に記載の方法。
[C7] 前記フィードバックを基地局に送信することと、ここにおいて、前記第2のUEが前記基地局のカバレージの外にある、
前記フィードバックを前記基地局に送信したことに応答して、前記基地局から追加のフィードバックを受信することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C8] 発見信号、D2Dデータ、またはスケジューリング割当てを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記フィードバックが、前記発見信号、D2Dデータ、または前記スケジューリング割当ての関数である、C1に記載の方法。
[C9] ユーザ機器(UE)のワイヤレス通信の方法であって、
第2のUEからデバイスツーデバイス(D2D)通信を受信することと、
前記D2D通信に応答してフィードバックを前記第2のUEへの直接フィードバック経路を介して送信すべきなのか前記第2のUEへの間接フィードバック経路を介して送信すべきなのかを決定することと、
前記D2D通信に応答して、前記フィードバックを前記決定されたフィードバック経路中で送信することとを備える、方法。
[C10] 前記間接フィードバック経路が、
前記UEから基地局への第1の経路と、
前記基地局から前記第2のUEへの第2の経路とを備える、C9に記載の方法。
[C11] 前記D2D通信が、発見信号またはスケジューリング割当てであり、ここにおいて、前記フィードバックが電力制御コマンドを備える、C9に記載の方法。
[C12] 前記直接経路を使用すべきなのか前記間接経路を使用すべきなのかを示す第2のD2D通信を受信することをさらに備える、C9に記載の方法。
[C13] 前記UEが基地局のアップリンクカバレージ中にあるかどうかを決定することをさらに備え、
ここにおいて、前記UEは、前記UEが前記基地局のアップリンクカバレージ外にあるとき、前記直接フィードバック経路を使用することを決定し、前記UEが前記基地局のアップリンクカバレージ中にあるとき、前記間接フィードバック経路を使用することを決定する、C9に記載の方法。
[C14] 前記直接フィードバック経路または前記間接フィードバック経路が、基地局からの情報に従って、または前記UEに記憶された情報に従って決定される、C9に記載の方法。
[C15] ユーザ機器(UE)のワイヤレス通信のための装置であって、
メモリと、
前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
第2のUEにデバイスツーデバイス(D2D)通信において情報を送信することと、前記情報は、前記第2のUEが前記UEへの直接フィードバック経路を使用すべきなのか前記UEへの間接フィードバック経路を使用すべきなのかを示す、
前記D2D通信において示された前記情報に基づいて前記直接フィードバック経路または前記間接フィードバック経路のうちの1つを通してフィードバックを受信することと
を行うように構成された、装置。
[C16] 前記間接フィードバック経路が、
前記第2のUEから基地局への第1の経路と、
前記基地局から前記UEへの第2の経路とを備える、C15に記載の装置。
[C17] 前記フィードバックが電力制御コマンドを備える、C15に記載の装置。
[C18] 前記フィードバックが肯定応答/否定応答(ACK/NACK)に対応する、C15に記載の装置。
[C19] 前記D2D通信において示された前記情報が、前記直接経路を使用すべきなのか前記間接経路を使用すべきなのかを明示的に示す、C15に記載の装置。
[C20] 前記D2D通信において示された前記情報は、前記UEが基地局のカバレージ内にあるかどうかを示す、C15に記載の装置。
[C21] 前記D2D通信において示された前記情報が、前記UEのリソース割振りモードを示す、C15に記載の装置。
[C22] 前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記フィードバックを基地局に送信することと、ここにおいて、前記第2のUEが前記基地局のカバレージの外にある、
前記フィードバックを前記基地局に送信したことに応答して、前記基地局から追加のフィードバックを受信することとを行うようにさらに構成された、C15に記載の装置。
[C23] 前記少なくとも1つのプロセッサは、発見信号、D2Dデータ、またはスケジューリング割当てを送信するようにさらに構成され、ここにおいて、前記フィードバックが、前記発見信号、D2Dデータ、または前記スケジューリング割当ての関数である、C15に記載の装置。
[C24] ユーザ機器(UE)のワイヤレス通信のための装置であって、
メモリと、
前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサとを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
第2のUEからデバイスツーデバイス(D2D)通信を受信することと、
前記D2D通信に応答してフィードバックを前記第2のUEへの直接フィードバック経路を介して送信すべきなのか前記第2のUEへの間接フィードバック経路を介して送信すべきなのかを決定することと、
前記D2D通信に応答して、前記フィードバックを前記決定されたフィードバック経路中で送信することと
を行うように構成された、装置。
[C25] 前記間接フィードバック経路が、
前記UEから基地局への第1の経路と、
前記基地局から前記第2のUEへの第2の経路とを備える、C24に記載の装置。
[C26] 前記D2D通信が、発見信号またはスケジューリング割当てであり、ここにおいて、前記フィードバックが電力制御コマンドを備える、C24に記載の装置。
[C27] 前記D2D通信がD2Dデータ通信であり、ここにおいて、前記フィードバックが肯定応答/否定応答(ACK/NACK)に対応する、C24に記載の装置。
[C28] 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記直接経路を使用すべきなのか前記間接経路を使用すべきなのかを示す第2のD2D通信を受信するようにさらに構成された、C24に記載の装置。
[C29] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記UEが基地局のアップリンクカバレージ中にあるかどうかを決定するようにさらに構成され、
ここにおいて、前記UEは、前記UEが前記基地局のアップリンクカバレージ外にあるとき、前記直接フィードバック経路を使用することを決定し、前記UEが前記基地局のアップリンクカバレージ中にあるとき、前記間接フィードバック経路を使用することを決定する、C24に記載の装置。
[C30] 前記少なくとも1つのプロセッサが、基地局からの情報に従って、または前記UEに記憶された情報に従って、前記直接フィードバック経路または前記間接フィードバック経路を決定するように構成された、C24に記載の装置。

Claims (15)

  1. ユーザ機器(UE)のワイヤレス通信の方法であって、
    第2のUEにデバイスツーデバイス(D2D)通信において情報を送信することと、前記情報は、前記第2のUEが前記UEへの直接フィードバック経路を使用すべきなのか前記UEへの間接フィードバック経路を使用すべきなのかを明示的に示す、
    前記D2D通信において示された前記情報に基づいて前記直接フィードバック経路または前記間接フィードバック経路のうちの1つを通してフィードバックを受信することと
    を備える、方法。
  2. 前記間接フィードバック経路が、
    前記第2のUEから基地局への第1の経路と、
    前記基地局から前記UEへの第2の経路と
    を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記フィードバックが電力制御コマンドを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記D2D通信において示された前記情報は、前記UEが基地局のカバレージ内にあるかどうかを示す、請求項1に記載の方法。
  5. 前記D2D通信において示された前記情報が、D2D通信のために使用された前記UEのリソース割振りモードを示す、請求項1に記載の方法。
  6. 前記フィードバックを基地局に送信することと、ここにおいて、前記第2のUEが前記基地局のカバレージの外にある、
    前記フィードバックを前記基地局に送信したことに応答して、前記基地局から追加のフィードバックを受信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 発見信号、D2Dデータ、またはスケジューリング割当てを送信することをさらに備え、ここにおいて、前記フィードバックが、前記発見信号、D2Dデータ、または前記スケジューリング割当ての関数である、請求項1に記載の方法。
  8. ユーザ機器(UE)のワイヤレス通信の方法であって、
    第2のUEからデバイスツーデバイス(D2D)通信を受信することと、前記D2D情報は、前記UEが前記第2のUEへの直接フィードバック経路を使用すべきなのか前記第2のUEへの間接フィードバック経路を使用すべきなのかを明示的に示す、
    前記D2D通信に基づいて、前記D2D通信に応答してフィードバックを前記第2のUEへの前記直接フィードバック経路を介して送信すべきなのか前記第2のUEへの前記間接フィードバック経路を介して送信すべきなのかを決定することと、
    前記D2D通信に応答して、前記フィードバックを前記決定されたフィードバック経路中で送信することと
    を備える、方法。
  9. 前記間接フィードバック経路が、
    前記UEから基地局への第1の経路と、
    前記基地局から前記第2のUEへの第2の経路と
    を備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記D2D通信が、発見信号またはスケジューリング割当てであり、ここにおいて、前記フィードバックが電力制御コマンドを備える、請求項8に記載の方法。
  11. 前記UEが基地局のアップリンクカバレージ中にあるかどうかを決定することをさらに備え、
    ここにおいて、前記UEは、前記UEが前記基地局のアップリンクカバレージ外にあるとき、前記直接フィードバック経路を使用することを決定し、前記UEが前記基地局のアップリンクカバレージ中にあるとき、前記間接フィードバック経路を使用することを決定する、請求項8に記載の方法。
  12. 前記直接フィードバック経路または前記間接フィードバック経路が、基地局からの情報に従って、または前記UEに記憶された情報に従って決定される、請求項8に記載の方法。
  13. ユーザ機器(UE)のワイヤレス通信のための装置であって、
    第2のUEにデバイスツーデバイス(D2D)通信において情報を送信するための手段と、前記情報は、前記第2のUEが前記UEへの直接フィードバック経路を使用すべきなのか前記UEへの間接フィードバック経路を使用すべきなのかを明示的に示す、
    前記D2D通信において示された前記情報に基づいて前記直接フィードバック経路または前記間接フィードバック経路のうちの1つを通してフィードバックを受信するための手段と
    を備える、装置。
  14. ユーザ機器(UE)のワイヤレス通信のための装置であって、
    第2のUEからデバイスツーデバイス(D2D)通信を受信するための手段と、前記D2D情報は、前記UEが前記第2のUEへの直接フィードバック経路を使用すべきなのか前記第2のUEへの間接フィードバック経路を使用すべきなのかを明示的に示す、
    前記D2D通信に基づいて、前記D2D通信に応答してフィードバックを前記第2のUEへの前記直接フィードバック経路を介して送信すべきなのか前記第2のUEへの前記間接フィードバック経路を介して送信すべきなのかを決定するための手段と、
    前記D2D通信に応答して、前記フィードバックを前記決定されたフィードバック経路中で送信するための手段と
    を備える、装置。
  15. 行されたとき、コンピュータに、請求項1から7、および/または請求項8から12のうちのいずれかを実行させるコードを備えるコンピュータプログラ
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