JP6297580B2 - ワイヤレスブロードキャスト/マルチキャストデータ送信の抑制 - Google Patents

ワイヤレスブロードキャスト/マルチキャストデータ送信の抑制 Download PDF

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Description

本開示は、一般に、通信システムに関し、より詳細には、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を受信することに関心がある受信機の数がしきい値を下回るときに、その送信を抑制することに関する。
電話、ビデオ、データ、メッセージング、および放送などの様々な電気通信サービスを提供するために、ワイヤレス通信システムが広範囲に配備されている。通常のワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を利用することができる。そのような多元接続技術の例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システムが含まれる。
これらの多元接続技術は、様々なワイヤレスデバイスが自治体、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。新興の電気通信規格の一例は、ロングタームエボリューション(LTE)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)のモバイル規格に対する拡張セットである。LTEは、スペクトル効率を改善することによってモバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートすること、コストを下げること、サービスを向上すること、新しいスペクトルを利用すること、ならびに、ダウンリンク(DL)上のOFDMA、アップリンク(UL)上のSC-FDMA、および多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して、他のオープン規格とより良く統合することを行うように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術、およびこれらの技術を利用する電気通信規格に適用可能であるべきである。
本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置は、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をスケジュールするために複数の受信機に向けられた予約信号をワイヤレスに送信し、複数の受信機のうちの少なくとも1つからの確認信号を監視し、確認信号が受信された場合、複数の受信機にブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をワイヤレスに送信し、確認信号が受信されなかった場合、複数の受信機へのブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を抑制する。
本開示のさらなる態様では、装置は、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をスケジュールするために複数の受信機に向けられた予約信号をワイヤレスに送信し、複数の受信機のうちの少なくとも1つからの確認信号を監視し、複数の受信機のうちの少なくとも1つからの受信された確認信号の数または受信された確認信号の信号強度のうちの少なくとも1つを判定し、受信された確認信号の数または受信された確認信号の信号強度のうちの判定された少なくとも1つに基づいて、ブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を抑制し、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信の抑制を示す取消信号を複数の受信機に送る。
一実施形態による、ネットワークアーキテクチャの一例を示す図である。 一実施形態による、アクセスネットワークの一例を示す図である。 一実施形態による、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図である。 一実施形態による、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図である。 一実施形態による、ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図である。 一実施形態による、アクセスネットワーク内の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図である。 一実施形態による、異種ネットワーク内の範囲が拡張されたセルラー領域を示す図である。 一実施形態による、例示的なデバイス間(D2D)通信システムの図である。 一実施形態による、少なくとも1つの受信機が受信できることを確認応答したときの受信機へのブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を示す図である。 一実施形態による、どの受信機も受信できることを確認応答しなかったときのブロードキャスト/マルチキャストデータ送信の抑制を示す図である。 一実施形態による、条件が満足されなかったときのスケジュールされたブロードキャスト/マルチキャスト送信の抑制を示す図である。 一実施形態による、ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 一実施形態による、ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 一実施形態による、例示的な装置内の様々なモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念的なデータフロー図である。 一実施形態による、処理システムを利用する装置のためのハードウェア実装の一例を示す図である。
添付の図面に関連して下記に記載される発明を実施するための形態は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書に記載される概念が実践され得る唯一の構成を表すように意図されていない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解をもたらす目的で、具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にすることを回避するために、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
次に、電気通信システムのいくつかの態様が、様々な装置および方法を参照して提示される。これらの装置および方法は、以下の発明を実施するための形態で記載され、様々な(「要素」と総称される)ブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装することができる。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例およびシステム全体に課された設計制約に依存する。
例として、要素または要素の任意の部分または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」で実装することができる。プロセッサの例には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって記載される様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアが含まれる。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または他の名称で呼ばれるかどうかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するように広く解釈されるべきである。
したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、記載される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装される場合がある。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして非一時的コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、または符号化される場合がある。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる、任意の他の媒体を含むことができる。本明細書で使用する場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、およびフロッピー(登録商標)ディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は、発展型パケットシステム(EPS)100と呼ばれる場合がある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102、発展型UMTS地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)104、発展型パケットコア(EPC)110、ホーム加入者サーバ(HSS)120、および事業者のIPサービス122を含む場合がある。EPSは、他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単にするために、それらのエンティティ/インターフェースは示されていない。図示されたように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者が容易に諒解するように、本開示の全体を通して提示される様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張することができる。
E-UTRAN104は、発展型ノードB(eNB)106および他のeNB108を含む。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端および制御プレーンプロトコル終端を提供する。eNB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNB108に接続される場合がある。eNB106は、基地局、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または他の何らかの適切な用語で呼ばれる場合もある。eNB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを提供する。UE102の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソール、または同様に機能する任意の他のデバイスが含まれる。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または他の何らかの適切な用語で呼ばれる場合もある。
eNB106は、S1インターフェースによってEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME)112、他のMME114、サービングゲートウェイ116、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118を含む。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME112は、ベアラおよび接続の管理を実現する。ユーザIPパケットは、サービングゲートウェイ116を介して転送され、サービングゲートウェイ116自体は、PDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118は、UEのIPアドレス割振りならびに他の機能を実現する。PDNゲートウェイ118は、事業者のIPサービス122に接続される。事業者のIPサービス122は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、およびPSストリーミングサービス(PSS)を含む場合がある。
図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数の低電力クラスeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有する場合がある。低電力クラスeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモート無線ヘッド(RRH)であり得る。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202内のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを提供するように構成される。アクセスネットワーク200のこの例では集中型コントローラは存在しないが、代替の構成では集中型コントローラが使用される場合がある。eNB204は、無線ベアラ制御、アドミッション制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関連機能に関与する。
アクセスネットワーク200によって利用される変調方式および多元接続方式は、導入されている特定の電気通信規格に応じて異なる場合がある。LTEの適用例では、DL上ではOFDMが使用され、UL上ではSC-FDMAが使用されて、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートする。当業者が以下の発明を実施するための形態から容易に諒解するように、本明細書で提示される様々な概念は、LTEの適用例に好適である。しかしながら、これらの概念は、他の変調技法および多元接続技法を利用する他の電気通信規格に容易に拡張することができる。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張することができる。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを利用してブロードバンドインターネットアクセスを移動局に提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W-CDMA(登録商標))およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形形態を利用するユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、TDMAを利用するモバイル通信用グローバル・システム(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを利用する発展型UTRA(E-UTRA)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、およびフラッシュOFDMに拡張することができる。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、およびGSM(登録商標)は、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。利用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課される全体的な設計制約に依存する。
eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有する場合がある。MIMO技術を使用すると、eNB204が空間領域を活用して、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートすることが可能になる。空間多重化は、同じ周波数で同時にデータの様々なストリームを送信するために使用することができる。データストリームを単一のUE206に送信してデータレートを増大させることができるか、または、複数のUE206に送信して全体的なシステム容量を増大させることができる。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いで、空間的にプリコーディングされた各ストリームをDL上で複数の送信アンテナを介して送信することによって実現される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、様々な空間シグネチャとともにUE206に到達し、これにより、UE206の各々が、そのUE206に向けられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上では、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204が、空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
空間多重化は、一般に、チャネル状態が良いときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるために、ビームフォーミングを使用することができる。これは、複数のアンテナを介して送信するためにデータを空間的にプリコーディングすることによって実現することができる。セルの縁部で良いカバレッジを実現するために、単一ストリームのビームフォーミング送信を、送信ダイバーシティと組み合わせて使用することができる。
以下の発明を実施するための形態では、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照して、アクセスネットワークの様々な態様が記載される。OFDMは、OFDMシンボル内でいくつかのサブキャリアにわたってデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは、寸分違わない周波数で間隔があけられる。間隔は、受信機がサブキャリアからのデータを復元することを可能にする「直交性」をもたらす。時間領域では、ガード間隔(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに加えられて、OFDMシンボル間の干渉を抑制することができる。ULは、SC-FDMAをDFT拡散OFDM信号の形式で使用して、高いピーク対平均電力比(PAPR)を補償することができる。
図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割することができる。各サブフレームは、連続する2つのタイムスロットを含むことができる。リソースグリッドは2つのタイムスロットを表すために使用することができ、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは、複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域内の連続する12個のサブキャリアを含み、各OFDMシンボル内の通常のサイクリックプレフィックスの場合、時間領域内の連続する7つのOFDMシンボル、すなわち84個のリソース要素を含む。拡張サイクリックプレフィックスの場合、リソースブロックは、時間領域内の連続する6つのOFDMシンボルを含み、72個のリソース要素を有する。R302、R304として示されたリソース要素のうちのいくつかは、DL基準信号(DL-RS)を含む。DL-RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS)302、およびUE固有RS(UE-RS)304を含む。UE-RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)がマッピングされるリソースブロック上のみで送信される。各リソース要素によって搬送されるビットの数は、変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、かつ変調方式が高いほど、UE向けのデータレートは高くなる。
図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションおよび制御セクションに区分化することができる。制御セクションは、システム帯域幅の2つの縁部に形成することができ、構成可能なサイズを有することができる。制御セクション内のリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てることができる。データセクションは、制御セクションに含まれないすべてのリソースブロックを含むことができる。このULフレーム構造により、データセクションは連続的なサブキャリアを含むことになり、これにより、単一のUEが、データセクション内の連続するサブキャリアのすべてを割り当てられることが可能になり得る。
UEは、制御セクション内のリソースブロック410a、410bを割り当てられて、制御情報をeNBに送信することができる。UEはまた、データセクション内のリソースブロック420a、420bを割り当てられて、データをeNBに送信することができる。UEは、制御セクション内の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH)内で、制御情報を送信することができる。UEは、データセクション内の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH)内で、データのみ、またはデータと制御情報の両方を送信することができる。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにまたがることができ、周波数を越えてホップすることができる。
初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)430内でUL同期を実現するために、1組のリソースブロックを使用することができる。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、連続する6つのリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数は、ネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、特定の時間リソースおよび周波数リソースに制限される。PRACHの場合、周波数ホッピングは存在しない。PRACHの試行は、単一のサブフレーム(1ms)内で、または少数の連続するサブフレームのシーケンス内で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACHの試行しか行うことができない。
図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3という3つのレイヤで示される。レイヤ1(L1レイヤ)は、最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。本明細書では、L1レイヤは物理レイヤ506と呼ばれる。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクに関与する。
ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ510、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ512、およびパケットデータ収束プロトコル(PDCP)514サブレイヤを含み、これらは、ネットワーク側でeNBにおいて終端する。図示されていないが、UEは、L2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有する場合があり、これらは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端するネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、遠端UE、サーバなど)において終端するアプリケーションレイヤとを含む。
PDCPサブレイヤ514は、様々な無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を実現する。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位レイヤのデータパケット用のヘッダ圧縮、データパケットを暗号化することによるセキュリティ、およびeNB間のUE用のハンドオーバのサポートを実現する。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤのデータパケットのセグメント化および再アセンブリ、紛失したデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序の狂った受信を補償するためのデータパケットの並べ替えを実現する。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を実現する。MACサブレイヤ510はまた、1つのセルの中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)をUEの間で割り振ることに関与する。MACサブレイヤ510はまた、HARQ動作に関与する。
制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーン用のヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)内に無線リソース制御(RRC)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得すること、およびeNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することに関与する。
図6は、アクセスネットワーク内でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に供給される。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化、ならびに、様々な優先順位基準に基づくUE650への無線リソース割振りを実現する。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作、紛失したパケットの再送信、およびUE650へのシグナリングに関与する。
送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。これらの信号処理機能は、UE650における順方向誤り訂正(FEC)を容易にするためのコーディングおよびインタリービングと、様々な変調方式(たとえば、2値位相シフトキーイング(BPSK)、直交位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M-PSK)、M直交振幅変調(M-QAM))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングとを含む。次いで、コーディングされ変調されたシンボルは、並列ストリームに分割される。次いで、各ストリームは、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して一緒に結合されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、空間的にプリコーディングされて、複数の空間ストリームを生成する。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調の方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用することができる。チャネル推定値は、UE650によって送信された基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出することができる。次いで、各空間ストリームは、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に供給される。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
UE650において、各受信機654RXは、それぞれのアンテナ652を介して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、この情報を受信(RX)プロセッサ656に供給する。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、情報に対して空間処理を実行して、UE650を宛先とするあらゆる空間ストリームを復元する。複数の空間ストリームがUE650を宛先とする場合、これらは、RXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成することができる。次いで、RXプロセッサ656は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別個のOFDMシンボルストリームを含む。各サブキャリア上のシンボル、および基準信号は、eNB610によって送信された最も可能性の高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって、復元され復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されたチャネル推定値に基づく場合がある。次いで、軟判定は復号されデインタリーブされて、物理チャネル上でeNB610によって元々送信されたデータおよび制御信号を復元する。次いで、データおよび制御信号は、コントローラ/プロセッサ659に供給される。
コントローラ/プロセッサ659は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ660と関連付けることができる。メモリ660は、コンピュータ可読媒体と呼ばれる場合がある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、暗号化解除、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を実現して、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元する。次いで、上位レイヤパケットはデータシンク662に供給され、データシンク662は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを代表する。様々な制御信号も、L3処理のためにデータシンク662に供給することができる。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために、確認応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用する誤り検出に関与する。
ULでは、上位レイヤパケットをコントローラ/プロセッサ659に供給するために、データソース667が使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを代表する。eNB610によるDL送信に関連して記載された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、ならびに、eNB610による無線リソース割振りに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を実現することによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、紛失したパケットの再送信、およびeNB610へのシグナリングに関与する。
適切なコーディングおよび変調の方式を選択し、空間処理を容易にするために、eNB610によって送信された基準信号またはフィードバックからチャネル推定器658によって導出されたチャネル推定値は、TXプロセッサ668によって使用することができる。TXプロセッサ668によって生成された空間ストリームは、別々の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に供給される。各送信機654TXは、送信用のそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
UL送信は、eNB610において、UE650における受信機機能に関連して記載された方法と同様の方法で処理される。各受信機618RXは、それぞれのアンテナ620を介して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、この情報をRXプロセッサ670に供給する。RXプロセッサ670は、L1レイヤを実装することができる。
コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ676と関連付けることができる。メモリ676は、コンピュータ可読媒体と呼ばれる場合がある。ULでは、コントローラ/プロセッサ675は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、暗号化解除、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を実現して、UE650からの上位レイヤパケットを復元する。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットは、コアネットワークに供給することができる。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出に関与する。
図7は、異種ネットワーク内の範囲が拡張されたセルラー領域を示す図700である。RRH710bなどの低電力クラスeNBは、RRH710bとマクロeNB710aとの間の高度セル間干渉調整を介して、およびUE720によって実行された干渉消去を介してセルラー領域702から拡張された、範囲が拡張されたセルラー領域703を有することができる。高度セル間干渉調整では、RRH710bは、UE720の干渉状態に関して、マクロeNB710aから情報を受信する。この情報により、RRH710bが、範囲が拡張されたセルラー領域703においてUE720にサービスし、範囲が拡張されたセルラー領域703にUE720が入ったときに、マクロeNB710aからのUE720のハンドオフを受け入れることが可能になる。
図8は、例示的なデバイス間(D2D)通信システムの図800である。デバイス間通信システム800は、複数のワイヤレスデバイス806、808、810、812を含む。デバイス間通信システム800は、たとえば、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)などのセルラー通信システムと重なる場合がある。ワイヤレスデバイス806、808、810、812のうちのいくつかは、デバイス間通信で互いに通信する場合があり、いくつかは基地局804と通信する場合があり、いくつかは両方とも行う場合がある。たとえば、図8に示されたように、ワイヤレスデバイス806と808はデバイス間通信中であり、ワイヤレスデバイス810と812はデバイス間通信中である。ワイヤレスデバイス812は基地局804とも通信している。
ワイヤレスデバイスは、代わりに、当業者によって、ユーザ機器(UE)、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、ワイヤレスノード、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれる場合がある。基地局は、代わりに、当業者によって、アクセスポイント、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、発展型ノードB、または何らかの他の適切な用語で呼ばれる場合がある。
以下で説明される例示的な方法および装置は、たとえば、FlashLinQ、WiMedia、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、またはIEEE802.11規格に基づくWi-Fiに基づくワイヤレスデバイス間通信システムなどの、様々なワイヤレスデバイス間通信システムのいずれにも適用可能である。例示的な方法および装置が、より一般的には、様々な他のワイヤレスデバイス間通信システムに適用可能であることを、当業者は理解されよう。
一態様では、リンクレイヤにおけるワイヤレスのブロードキャストまたはマルチキャストのデータ送信は、受信機の使用可能性を考慮せずに行われる場合がある。たとえば、IEEE802.11のMACレイヤでは、ブロードキャストパケットは、送出機と潜在的な受信機との間のネゴシエーション機構の不在下で、潜在的な受信機に送られる場合がある。ネゴシエーション機構が存在しないので、送信機は、任意の受信機がブロードキャストパケットを受信する位置にあるかどうかを前もって知ることができず、したがって、送信機は、送信機の通信範囲内に受信機がなくても、ブロードキャストパケットを送信する場合がある。したがって、送信についての受信機の同意を受けずに、パケットは、単一の受信機が復号に成功することなしに送信される場合がある。これにより、チャネルリソースが浪費され、システムの効率が低下する。
本開示では、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信の前に、スケジューリングフェーズを提供することができる。ここで、ブロードキャスト送信は、ネットワーク上のすべてのデバイスによって受信されるべき情報を送信することを指すことができる。マルチキャスト送信は、ネットワーク上のデバイスの特定のグループによって受信されるべき情報を送信することを指すことができる。したがって、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信は、複数のエンドポイントに送信される信号またはメッセージを指すことができる。具体的には、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信は一度送信され、同じ時刻に、またはその近くで、複数の受信機によって受信され得る。いくつかの実施形態では、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信は、単一のエンドポイントに向けられた他の送信からブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を区別する、ブロードキャスト/マルチキャストアドレスまたは他の情報を含む場合がある。
スケジューリングフェーズの間、送出機は、スケジューリング要求を送ることによって、そのローカルの近傍にある受信機のうちのいくつかまたはすべてに、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を送るというその要望を示す。受信機のうちのいずれかが、スケジューリング要求によって示されたスケジューリング配列に同意した場合、受信機は応答でその要求に確認応答する。受信機のうちのどれも使用可能性を確認応答しなかった場合、送出機は、そのブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を抑制する。送出機は、後で次のスケジューリング要求を使用して受信機に到達するように試みる。
スケジューリングフェーズを使用すると、意味のない送信が回避され、チャネルリソースが節約されるので有益である。送出機がデータを送る試みを抑制したとき、送出機は、近傍にある他の送出機がそれらそれぞれの需要(たとえば、ユニキャスト、ブロードキャスト、またはマルチキャストの送信)に利用するために、チャネルリソースを解放する。
図9Aは、少なくとも1つの受信機が受信できることを確認応答したときの受信機へのブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を示す図900である。図9Bは、どの受信機も受信できることを確認応答しなかったときのブロードキャスト/マルチキャストデータ送信の抑制を示す図950である。
図9Aを参照すると、送出機Sは、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をスケジュールする(たとえば、そのためのリソースを予約する)ために、ある時刻に送信要求(RTS)信号などの予約信号(RS)を送ることができる。それに応じて、受信機R1、R2、またはR3のうちの任意の1つまたは複数は、送信可(CTS)信号などの確認信号(CS)で応答することによって、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を受信できることを確認応答することができる。その後、受信機R1、R2、またはR3のうちの任意の1つまたは複数からCSを受信すると、送出機Sは、3つの受信機R1、R2、およびR3すべてにブロードキャスト/マルチキャストデータを送信することができる。そうする際に、Sは、ブロードキャスト/マルチキャストデータを一度送信することができ、3つの受信機R1、R2、およびR3の各々は、送信されたブロードキャスト/マルチキャストデータを個別に受信することができる。
図9Bを参照すると、送出機Sがブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をスケジュールするためにRSを送ったが、受信機R1、R2、またはR3のうちのどれもブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を受信できることを確認応答しないシナリオが示される。したがって、送出機Sは、受信機R1、R2、またはR3からいずれの応答(すなわち、CS)も受信しない。応答が受信されないので、送出機Sは、どの受信機も送信を受信することが可能ではないため、ブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を抑制する。
一態様では、送出機Sは、各々のスケジュールされたブロードキャスト/マルチキャスト送信が最小限の数の受信機に到達することを要求する場合がある。この条件下で、送出機Sは、使用可能な受信機(たとえば、送出機Sによって送信されたRSにCSで応答する受信機)の数をカウントし、使用可能な受信機の数をあらかじめ定義されたしきい値と比較することができる。使用可能な受信機の数があらかじめ定義されたしきい値よりも少ない場合、送出機Sは、スケジュールされたブロードキャスト/マルチキャスト送信を抑制することができる。送出機Sはまた、スケジュールされたブロードキャスト/マルチキャスト送信の取消を示す別の信号を送ることができる。使用可能な受信機の数があらかじめ定義されたしきい値よりも多いか、またはそれに等しい場合、送出機Sは、スケジュールされたブロードキャスト/マルチキャスト送信を送ることができる。
さらなる態様では、送出機Sは、受信機から受信された確認信号(CS)が最小限の信号強度を有することを要求する場合がある。この条件下で、送出機Sは、受信されたCSの強度をあらかじめ定義されたしきい値と比較することができる。CSの信号強度があらかじめ定義されたしきい値よりも小さい場合、送出機Sは、スケジュールされたブロードキャスト/マルチキャスト送信を抑制することができる。送出機Sはまた、スケジュールされたブロードキャスト/マルチキャスト送信の取消を示す別の信号を送ることができる。CSの信号強度があらかじめ定義されたしきい値よりも大きいか、またはそれに等しい場合、送出機Sは、スケジュールされたブロードキャスト/マルチキャスト送信を送ることができる。
図10は、条件が満足されなかったときのスケジュールされたブロードキャスト/マルチキャスト送信の抑制を示す図1000である。図10を参照すると、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信のために送出機Sによって要求された受信機の数は、あらかじめ定義されたしきい値(たとえば、2)に基づく場合がある。送出機Sがブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をスケジュールするためにRSを送ったとき、送出機Sは、1つの受信機(たとえば、受信機R2)のみからCSを受信する場合がある。したがって、データ送信を受信できることを確認応答した受信機の数があらかじめ定義されたしきい値よりも少ないので、送出機Sは、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を中止(または抑制)するように決定することができる。送信を受信するその義務から受信機R2を解放するために、送出機Sは、前に送られたRSの取消および送出機Sのリソース予約の失効を示す取消信号「RS取消」を送ることができる。すなわち、取消信号は、送出機Sがもはやブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を送るようにスケジュールされていないことを受信機R2に示す。
図10をさらに参照すると、CSについて送出機Sによって要求された信号強度は、あらかじめ定義されたしきい値に基づく場合がある。送出機Sがブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をスケジュールするためにRSを送ったとき、送出機Sは、特定の信号強度を有するCSを受信する場合がある。それに応じて、受信されたCSの特定の信号強度があらかじめ定義されたしきい値よりも小さい場合、送出機Sは、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を中止(または抑制)するように決定することができる。その後、送出機Sは、送信を受信するその義務から受信機R2を解放するために、取消信号「RS取消」を送ることができる。上述されたように、取消信号は、前に送られたRSの取消および送出機Sのリソース予約の失効を示す。取消信号を受信すると、受信機R2は、送出機Sがもはやブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を送るようにスケジュールされていないことを示される。
図11は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1100である。この方法は、UEによって実行することができる。ステップ1102で、UEは、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をスケジュールするために、複数の受信機(たとえば、他のUE)に向けられた予約信号を送る。ステップ1104で、UEは、複数の受信機のうちの少なくとも1つからの確認信号を監視する。
ステップ1106で、UEは、確認信号が受信されたかどうかを判定する。ステップ1108で、確認信号が受信されたとき、UEは、複数の受信機にブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を送る。しかしながら、ステップ1110で、UEが少なくとも1つの受信機から確認信号を受信できなかったとき、UEは、複数の受信機へのブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を抑制する。
図12は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1200である。この方法は、UEによって実行することができる。ステップ1202で、UEは、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をスケジュールするために、複数の受信機(たとえば、他のUE)に向けられた予約信号を送る。予約信号は、予約信号が複数の受信機に向けられたことを示すことができる。指示は、予約信号の内容(たとえば、ブロードキャスト/マルチキャストアドレスもしくは他の情報)および/またはリソースブロック内の予約信号の位置(たとえば、リソースブロック内の1つもしくは複数のリソース要素の位置)を介して遂行することができる。
ステップ1204で、UEは、複数の受信機のうちの少なくとも1つからの確認信号を監視する。一態様では、確認信号は、予約信号が送られたトーンシンボル(たとえば、リソース要素)とは異なるリソースブロックのトーンシンボル(たとえば、リソース要素)上で監視することができる。さらなる態様では、複数の受信機からの確認信号は、リソースブロックの同じトーンシンボル上で互いに関連して受信することができる。たとえば、図3を参照すると、すべての受信された確認信号は、リソースブロックを構成する84個のトーンシンボルのうちの同じトーンシンボル上で受信することができる。確認信号はまた、リソースブロックの異なるシンボルにわたる異なるトーンシンボル上で互いに関連して受信することができる。たとえば、図3を参照すると、確認信号は、リソースブロックを構成する7個のOFDMシンボルのうちの任意の数のOFDMシンボルにわたる12個のトーンのうちの任意の数のトーン上で受信することができる。
ステップ1206で、UEは、複数の受信機のうちの少なくとも1つからの受信された確認信号の数および/または受信された確認信号の信号強度がしきい値を下回るかどうかを判定する。ステップ1208で、受信された確認信号の数がしきい値を上回るか、またはそれに等しいとき、UEは、複数の受信機にブロードキャスト/マルチキャストデータを送る。代替または追加として、受信された確認信号の信号強度がしきい値を上回るか、またはそれに等しいとき、UEは、複数の受信機にブロードキャスト/マルチキャストデータを送る。
ステップ1210で、受信された確認信号の数がしきい値を下回るとき、UEは、複数の受信機へのブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を抑制する。代替または追加として、受信された確認信号の信号強度がしきい値を下回るとき、UEはまた、複数の受信機へのブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を抑制する。ステップ1212で、UEは、複数の受信機に取消信号を送って、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信の抑制を示すことができる。
図13は、例示的な装置1302における異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念的なデータフロー図1300である。装置はUEであり得る。装置は、受信モジュール1304、確認信号処理モジュール1306、データ処理モジュール1308、予約信号処理モジュール1310、取消信号処理モジュール1312、および送信モジュール1314を含む。
予約信号処理モジュール1310は、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をスケジュールするために、複数の受信機に向けられた予約信号を(たとえば、送信モジュール1314を介して)送る。予約信号は、予約信号が複数の受信機に向けられたことを示すことができる。指示は、予約信号の内容および/またはリソースブロック内の予約信号の位置を介して遂行することができる。
確認信号処理モジュール1306は、複数の受信機1350のうちの少なくとも1つからの確認信号を(たとえば、受信モジュール1304を介して)監視し、確認信号が受信されたかどうかを判定する。一態様では、確認信号処理モジュール1306は、予約信号処理モジュール1310が予約信号を送ったトーンシンボルとは異なるリソースブロックのトーンシンボル上で確認信号を監視することができる。さらなる態様では、確認信号処理モジュール1306は、リソースブロックの同じトーンシンボル上の複数の受信機から、互いに関連する確認信号を受信することができる。確認信号処理モジュール1306は、代替として、リソースブロックの異なるシンボルにわたる異なるトーンシンボル上で、互いに関連する確認信号を受信することができる。
一態様では、確認信号処理モジュール1306が確認信号を受信したとき、データ処理モジュール1308は、複数の受信機1350にブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を(送信モジュール1314を介して)送る。しかしながら、確認信号処理モジュール1306が少なくとも1つの受信機1350から確認信号を受信できなかったとき、データ処理モジュール1308は、複数の受信機1350へのブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を抑制する。
別の態様では、確認信号処理モジュール1306は、複数の受信機のうちの少なくとも1つからの受信された確認信号の数および/または受信された確認信号の信号強度がしきい値を下回るかどうかを判定する。受信された確認信号の数がしきい値を上回るか、またはそれに等しいとき、データ処理モジュール1308は、複数の受信機1350にブロードキャスト/マルチキャストデータを送る。代替として、受信された確認信号の信号強度がしきい値を上回るか、またはそれに等しいとき、データ処理モジュール1308は、複数の受信機にブロードキャスト/マルチキャストデータを送る。
受信された確認信号の数がしきい値を下回るとき、データ処理モジュール1308は、複数の受信機へのブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を抑制する。代替として、受信された確認信号の信号強度がしきい値を下回るとき、データ処理モジュール1308は、複数の受信機へのブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を抑制する。最後に、取消信号処理モジュール1312は、複数の受信機1350に(送信モジュール1314を介して)取消信号を送って、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信の抑制を示すことができる。
装置は、図10〜図11の上述されたフローチャート内のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加モジュールを含む場合がある。したがって、図10〜図11の上述されたフローチャート内の各ステップは、モジュールによって実行される場合があり、装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含む場合がある。モジュールは、指定されたプロセス/アルゴリズムを実行するように明確に構成され、指定されたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実施され、プロセッサによる実施のためにコンピュータ可読媒体内に記憶された、1つもしくは複数のハードウェア構成要素、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
図14は、処理システム1414を利用する装置1302'のためのハードウェア実装の一例を示す図1400である。処理システム1414は、バス1424によって全体的に表されたバスアーキテクチャで実装される場合がある。バス1424は、処理システム1414の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含む場合がある。バス1424は、プロセッサ1404、モジュール1304、1306、1308、1310、1312、1314およびコンピュータ可読媒体1406によって表された、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を一緒にリンクする。バス1424は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクすることもできるが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上は記載されない。
処理システム1414は、トランシーバ1410に結合される場合がある。トランシーバ1410は、1つまたは複数のアンテナ1420に結合される。トランシーバ1410は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。処理システム1414は、コンピュータ可読媒体1406に結合されたプロセッサ1404を含む。プロセッサ1404は、コンピュータ可読媒体1406に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理に関与する。ソフトウェアは、プロセッサ1404によって実行されたとき、任意の特定の装置に対して、上記に記載された様々な機能を処理システム1414に実行させる。コンピュータ可読媒体1406は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1404によって操作されるデータを記憶するために使用される場合もある。処理システム1414は、モジュール1304、1306、1308、1310、1312、および1314のうちの少なくとも1つをさらに含む場合がある。一実施形態では、トランシーバ1410は、受信モジュール1304および送信モジュール1314を含む場合がある。したがって、ワイヤレス信号を受信すると、トランシーバ1410は、受信モジュール1304を実施して、処理システム1414の様々なモジュールによる処理に適した形態に、受信された信号を復号および/または復調することができる。トランシーバ1410はまた、送信モジュール1314を実施して、処理システム1414の様々なモジュールによって生成されたデータを、ワイヤレス送信に適した形態にコード化および/または変調することができる。モジュールは、コンピュータ可読媒体1406に存在する/記憶された、プロセッサ1404で実行されるソフトウェアモジュール、プロセッサ1404に結合された1つもしくは複数のハードウェアモジュール、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1414は、UE650の構成要素であり得るし、メモリ660、ならびに/または、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659のうちの少なくとも1つを含む場合がある。
一構成では、ワイヤレス通信用の装置1302/1302'は、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をスケジュールするために複数の受信機に向けられた予約信号を送るための手段と、複数の受信機のうちの少なくとも1つからの確認信号を監視するための手段と、確認信号が受信されたとき、複数の受信機にブロードキャスト/マルチキャストデータ送信を送るための手段と、確認信号が受信されなかったとき、複数の受信機へのブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を抑制するための手段と、複数の受信機のうちの少なくとも1つからの受信された確認信号の数または受信された確認信号の信号強度のうちの少なくとも1つを判定するための手段と、受信された確認信号の数または受信された確認信号の信号強度のうちの判定された少なくとも1つに基づいて、ブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を抑制するための手段と、ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信の抑制を示す取消信号を複数の受信機に送るための手段とを含む。
上記の手段は、装置1302の上記のモジュール、および/または上記の手段によって記載された機能を実行するように構成された装置1302'の処理システム1414のうちの1つまたは複数であり得る。上記に記載されたように、処理システム1414は、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659を含む場合がある。したがって、一構成では、上記の手段は、上記の手段によって記載された機能を実行するように構成された、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659であり得る。
開示されたプロセスにおけるステップの具体的な順序または階層は、例示的な手法の説明であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの具体的な順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップを組み合わせるか、または省略することができる。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示しており、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
これまでの説明は、本明細書に記載された様々な態様を、任意の当業者が実践することを可能にするために与えられる。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義された一般的な原理は他の態様に適用することができる。したがって、特許請求の範囲は本明細書に示された態様に限定されるものではなく、文言通りの特許請求の範囲に整合するすべての範囲を与えられるべきであり、単数の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は1つまたは複数を指す。当業者に知られている、または後で知られることになる、本開示全体にわたって記載された様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的な均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるものである。その上、本明細書で開示された内容は、そのような開示が特許請求の範囲で明示的に記載されているかどうかにかかわらず、公に供されるものではない。いかなるクレーム要素も、要素が「ための手段」という語句を使用して明確に記載されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
100 LTEネットワークアーキテクチャ
102 ユーザ機器(UE)
104 発展型UMTS地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)
106 発展型ノードB(eNB)
108 他のeNB
110 発展型パケットコア(EPC)
112 モビリティ管理エンティティ(MME)
114 他のMME
116 サービングゲートウェイ
118 パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ
120 ホーム加入者サーバ(HSS)
122 事業者のIPサービス
200 LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク
202 セルラー領域(セル)
204 マクロeNB
206 UE
208 低電力クラスeNB
210 セルラー領域
300 LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図
302 セル固有RS(CRS)
304 UE固有RS(UE-RS)
400 LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図
410a 制御セクション内のリソースブロック
410b 制御セクション内のリソースブロック
420a データセクション内のリソースブロック
420b データセクション内のリソースブロック
430 物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)
500 LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図
506 物理レイヤ
508 レイヤ2(L2レイヤ)
510 媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ
512 無線リンク制御(RLC)サブレイヤ
514 パケットデータ収束プロトコル(PDCP)サブレイヤ
516 無線リソース制御(RRC)サブレイヤ
610 eNB
616 送信(TX)プロセッサ
618TX 送信機
618RX 受信機
620 アンテナ
650 UE
652 アンテナ
654TX 送信機
654RX 受信機
656 受信(RX)プロセッサ
658 チャネル推定器
659 コントローラ/プロセッサ
660 メモリ
662 データシンク
667 データソース
668 TXプロセッサ
670 RXプロセッサ
674 チャネル推定器
675 コントローラ/プロセッサ
676 メモリ
700 異種ネットワーク内の範囲が拡張されたセルラー領域を示す図
702 セルラー領域
703 範囲が拡張されたセルラー領域
710a マクロeNB
710b RRH
720 UE
800 デバイス間通信システムの図
804 基地局
806 ワイヤレスデバイス
808 ワイヤレスデバイス
810 ワイヤレスデバイス
812 ワイヤレスデバイス
900 少なくとも1つの受信機が受信できることを確認応答したときの受信機へのブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を示す図
950 どの受信機も受信できることを確認応答しなかったときのブロードキャスト/マルチキャストデータ送信の抑制を示す図
1000 条件が満足されなかったときのスケジュールされたブロードキャスト/マルチキャストデータ送信の抑制を示す図
1100 ワイヤレス通信の方法のフローチャート
1200 ワイヤレス通信の方法のフローチャート
1300 概念的なデータフロー図
1302 装置
1302' 装置
1304 受信モジュール
1306 確認信号処理モジュール
1308 データ処理モジュール
1310 予約信号処理モジュール
1312 取消信号処理モジュール
1314 送信モジュール
1350 受信機
1400 ハードウェア実装の一例を示す図
1404 プロセッサ
1406 コンピュータ可読媒体
1410 トランシーバ
1414 処理システム
1420 アンテナ
1424 バス

Claims (16)

  1. ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をスケジュールするために、複数の受信機に向けられた予約信号をワイヤレスに送信するステップであって、前記予約信号は、前記予約信号が前記複数の受信機に向けられたことを、リソースブロック内の予約信号の位置によって指示する、ステップと、
    前記複数の受信機のうちの少なくとも1つからの確認信号を監視するステップと、
    前記確認信号が受信された場合、前記確認信号の信号強度を判定するステップと、
    前記確認信号が受信され、前記信号強度がしきい値よりも大きい場合、前記複数の受信機に前記ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をワイヤレスに送信するステップと、
    前記確認信号が受信されない場合、または前記確認信号が受信され、前記信号強度が前記しきい値よりも小さい場合、前記ブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を抑制するステップと
    を含む、ワイヤレス通信の方法。
  2. 前記複数の受信機のうちの前記少なくとも1つから受信された確認信号の数を判定するステップと、
    受信された確認信号の前記判定された数に基づいて、前記ブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を抑制するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 受信された確認信号の前記数がしきい値を下回るとき、前記ブロードキャスト/マルチキャストデータの前記送信が抑制される、請求2に記載の方法。
  4. 前記確認信号が、リソースブロックの同じトーンシンボル上で互いに関連して受信されるか、またはリソースブロックの異なるシンボルにわたる異なるトーンシンボル上で互いに関連して受信される、請求項2に記載の方法。
  5. 前記ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信の前記抑制を示す取消信号を、前記複数の受信機にワイヤレスに送信するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  6. 記予約信号が、さらに、予約信号の内容によって前記指示を示す、請求項2に記載の方法。
  7. リソースブロックの異なるトーンシンボル上で、前記予約信号が送られ、前記確認信号が監視される、請求項2に記載の方法。
  8. ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をスケジュールするために、複数の受信機に向けられた予約信号をワイヤレスに送信するための手段であって、前記予約信号は、前記予約信号が前記複数の受信機に向けられたことを、リソースブロック内の予約信号の位置によって指示する、手段と、
    前記複数の受信機のうちの少なくとも1つからの確認信号を監視するための手段と、
    前記確認信号が受信された場合、前記確認信号の信号強度を判定するための手段と、
    前記確認信号が受信され、前記信号強度がしきい値よりも大きい場合、前記複数の受信機に前記ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信をワイヤレスに送信するための手段と、
    前記確認信号が受信されなかった場合、または前記確認信号が受信され、前記信号強度がしきい値よりも小さい場合、前記ブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を抑制するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信装置。
  9. 前記複数の受信機のうちの前記少なくとも1つから受信された確認信号の数を判定するための手段と、
    受信された確認信号の前記判定された数に基づいて、前記ブロードキャスト/マルチキャストデータの送信を抑制するための手段と
    をさらに備える、請求項8に記載の装置。
  10. 受信された確認信号の前記数がしきい値を下回るとき、前記ブロードキャスト/マルチキャストデータの前記送信が抑制される、請求項9に記載の装置。
  11. 前記確認信号が、リソースブロックの同じトーンシンボル上で、互いに関連して受信される、請求項9に記載の装置。
  12. 前記確認信号が、リソースブロックの異なるシンボルにわたる異なるトーンシンボル上で、互いに関連して受信される、請求項9に記載の装置。
  13. 前記ブロードキャスト/マルチキャストデータ送信の前記抑制を示す取消信号を、前記複数の受信機にワイヤレスに送信するための手段をさらに備える、請求項9に記載の装置。
  14. 記予約信号が、さらに、予約信号の内容よって前記指示を示す、請求項9に記載の装置。
  15. リソースブロックの異なるトーンシンボル上で、前記予約信号が送られ、前記確認信号が監視される、請求項9に記載の装置。
  16. コンピュータ上で実行される時に、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法を実行するためのコードを含むコンピュータプログラム。
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