JP6599048B1 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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Abstract

開閉装置を増設して列盤を増やす場合に、増設作業を容易にして作業時間の短縮を図るガス絶縁開閉装置を得る。遮断器を収容する遮断器タンク(2)の上部に母線(7)を収容する母線タンク(3)が配置され、母線(7)は、母線タンク(3)の幅方向の端部に設けられた母線接続用ブッシング(13)に接続され、母線タンク(3)のタンク幅寸法は、ガス絶縁開閉装置(1)の筐体幅寸法より小さく構成されており、筐体幅寸法とタンク幅寸法との差分で形成される空間部を、ガス絶縁開閉装置を列盤する際の母線(7)の接続スペースとした。

Description

本願は、ガス絶縁開閉装置に関し、特にその母線接続構造に関するものである。
ガス絶縁開閉装置は封入されたSF6ガスの優れた絶縁性能によって機器をコンパクト化することで、電気室のスペース縮小に貢献している。ガス絶縁開閉装置は、通常、受電盤、フィーダ盤などのそれぞれの用途の盤を列盤し、それらの盤を母線により接続した構成となっている。母線部分に関しては、ガス絶縁開閉装置の据付時に母線タンクを接続し、母線タンク内の母線導体を接続するガス母線方式が一般的である。
また、近年は、固体絶縁母線を用いることでガス絶縁開閉装置の据付時の現地ガス処理作業をなくしているケースもある。例えば、遮断部と断路部を一体にモールドしたモールドユニットの上方に、3相の固体絶縁母線が、スイッチギヤの前面から見て左右方向に向けて配置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−93133号公報(第8頁、図1−2,図8)
前述のように、ガス絶縁開閉装置の母線部分に固体絶縁母線を用いて、ガス絶縁開閉装置の現地据付時のガス処理作業を無くすことは可能である。特許文献1のような固体絶縁母線構成の場合は、スイッチギヤの各盤の上部に母線接続用ブッシングが配置され、その上方に固体絶縁母線が配置される。したがって、開閉装置を複数面列盤した際には、列盤した盤の上部を渡る形で、盤どうしを接続する固体絶縁母線が、複数面の開閉装置の上部に配置される構成となる。
このような構成において開閉装置を増設する場合、母線を停電させ、既設盤の上部の固体絶縁母線をすべて取り外した上で、増設盤を列盤し、増設盤の分も含めた固体絶縁母線を再度取り付けるという作業が必要となる。この理由は、特許文献1のような固体絶縁母線構造は、列盤した盤の上部を渡る形で母線が配置されているので、一面部分だけの固体絶縁母線を取り外すことができず、全部同時に取り外す必要があるためである。このため、増設時の作業時間が長時間化するという課題があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、増設等で列盤を増やす場合に、母線の接続作業を容易にして作業時間の短縮を図るガス絶縁開閉装置を得ることを目的とする。
本願に開示されるガス絶縁開閉装置は、遮断器を収容する遮断器タンクと、前記遮断器タンクの上部に配置され母線を収容する母線タンクとを有するガス絶縁開閉装置を、盤筐体の幅方向である盤幅方向に複数並べて列盤配置されるガス絶縁開閉装置であって、前記列盤配置される各ガス絶縁開閉装置の母線タンクは、前記盤幅方向の両端部のそれぞれに、前記母線と接続された母線接続用ブッシングが配置されると共に、前記盤幅方向におけるタンク幅寸法が、前記盤筐体の筐体幅寸法より小さく構成されており、隣接する前記母線タンクの母線接続用ブッシングどうしが、前記筐体幅寸法と前記タンク幅寸法との差分で形成される空間部に配置された第1の固体絶縁母線アダプタにより接続されていると共に、列盤の増設が予定される終端側にある前記母線タンクの母線接続用ブッシングには、端部に絶縁栓が取り付けられた第2の固体絶縁母線アダプタが接続されているものである。
本願に開示されるガス絶縁開閉装置によれば、母線を収容する母線タンクのタンク幅寸法は、ガス絶縁開閉装置の筐体幅寸法より小さく構成されており、筐体幅寸法とタンク幅寸法との差分で形成される空間部を、ガス絶縁開閉装置を列盤する際の母線の接続スペースとしたので、列盤時に隣接する盤と母線を接続する作業が発生した場合は、接続スペースを利用して隣接する盤どうしの母線を容易に接続することが可能となるため、作業時間の短縮を図ることが可能となる。
実施の形態1によるガス絶縁開閉装置の側面断面図である。 図1の上面図である。 実施の形態1によるガス絶縁開閉装置の固体絶縁母線アダプタの断面図である。 図3の固体絶縁母線アダプタに母線接続用ブッシングを挿入した状態を示す断面図である。 図4の母線コンタクト係合部に用いられるプラグイン接触子を示す断面図である。 実施の形態1によるガス絶縁開閉装置の2面列盤時の途中を示す上面図である。 図6の状態から2面列盤を完了した状態を示す上面図である。 図7の2面列盤後に固体絶縁母線アダプタと絶縁栓を取り付けた状態を示す上面図である。 実施の形態1によるガス絶縁開閉装置の3面列盤時を示す上面図である。 図9の単線図である。 実施の形態2によるガス絶縁開閉装置の2面列盤時の状態を示す単線図である。 実施の形態2によるガス絶縁開閉装置の3面列盤時の状態を示す単線図である。 実施の形態3によるガス絶縁開閉装置を示す単線図と前面図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるガス絶縁開閉装置の側面断面図である。図2は、図1のガス絶縁開閉装置1を上部から見た上面図であり、主として上部の母線タンク部およびその接続部の断面を示し、本願に直接関係しない部分の図示は省略している(以下の上面図も同様)。なお、図1では図の左側が前面であり、図2では90度回転させて下側を前面として図示している。したがって、図1の左右方向はガス絶縁開閉装置の盤筐体の奥行き方向であり、図2の左右方向は盤筐体の幅方向である。
図1に示すように、ガス絶縁開閉装置1は、遮断器タンク2と、その上方に配置された母線タンク3を有しており、絶縁ガスが封入された遮断器タンク2の内部には、遮断器4と計器用変流器5が配置され、同じく絶縁ガスが封入された母線タンク3内には、断路器6と母線7が配置されている。遮断器タンク2の前方は、操作機構等が収容される操作室8、その上方は制御機器等が収容される制御室9、また、遮断器タンク2の下方は電力ケーブル10が収容されるケーブル室11となっている。
遮断器4の可動側は、遮断器タンク2と母線タンク3の区画部に設けられたブッシング12と、それに続く断路器6を経由して母線7に接続されている。遮断器4の固定側は、接続導体およびその途中に設けられた計器用変流器5を経由して電力ケーブル10に接続されている。
なお、遮断器タンク2、ケーブル室11の内部構成は一例を示すもので、本図に限定するものではない。
図2の上面図に示すように、遮断器タンク2の上方に配置された母線タンク3のタンク幅寸法は、ガス絶縁開閉装置1の筐体幅寸法より小さく構成されているのが、本願の特徴部である。
母線タンク3の内部には、3相の母線7が、盤幅方向に向けて並行に配置されている。そして、母線7の両端のタンク壁貫通部には母線接続用ブッシング13が配置され、母線7は、この母線接続用ブッシング13に接続されて支持されている。
列盤される、すなわち複数のガス絶縁開閉装置1が幅方向に並べて配置される場合、例えば図2において図の左側に配置されるガス絶縁開閉装置の母線は、母線タンク3の左側の母線接続用ブッシング13に接続される。右側に配置されるガス絶縁開閉装置の母線は、母線タンク3の右側の母線接続用ブッシング13に接続される。
図3は、列盤したときに各盤の母線どうしを接続する部分に使用される固体絶縁母線アダプタ14を示す断面図である。全体が円筒状であり、外表面は表面導電層14a、その内側は内部絶縁層14bである。内部絶縁層14bは、例えばゴムのように弾性を有する絶縁体で構成されている。内径側において、長手方向の両端側から中央に向かって縮径するようにテーパ状に形成された部分がプラグイン部14cであり、中央部のストレート部分が母線コンタクト係合部14dである。
図4は、固体絶縁母線アダプタ14に母線接続用ブッシング13を挿入した状態を示す断面図である。
プラグイン部14cには母線接続用ブッシング13が嵌合され、母線コンタクト係合部14dには次に説明するプラグイン接触子凹15とプラグイン接触子凸16が挿入される。これらの組み合わせ手順は後述する。
母線接続用ブッシング13は、母線タンク3の外側に突出する部分が、中心の導体部13aと、その外面を被覆する絶縁部13bで構成され、絶縁部13bは、先端側が細くなったコーン状をしており、この部分がプラグイン部14cに嵌合する。
なお、母線接続用ブッシング13の、母線タンク3への取付け部および内部側は図示を省略している。
図5は、母線コンタクト係合部14dに挿入されるプラグイン接触子凹15と、プラグイン接触子凸16を示す断面図である。プラグイン接触子凹15は、中空円筒状で一端側が母線接続用ブッシング13への取付け面となっており、中心部に取付け穴が形成されている。プラグイン接触子凸16は、円柱状で一端側が母線接続用ブッシング13の取付け面となっており、中心部に取付け穴が形成されている。また、外周面には接触子部16aを有している。この接触子部16aがプラグイン接触子凹15の中空部の内周面と接触して通電部となる。
図6は、ガス絶縁開閉装置1を列盤する途中を示す上面図であり、本願に関係する要部のみを示している。最初の盤を「1面目」と呼び、増設する盤を「2面目」と呼ぶことにする。1面目の盤を固定した後、1面目の母線接続用ブッシング13にプラグイン接触子凹15をボルト締め等で取付け、次に固体絶縁母線アダプタ14を挿入して組付ける。固体絶縁母線アダプタ14の内部絶縁層14bは弾性部材で構成されているので、プラグイン接触子凹15を取り付けた状態で固体絶縁母線アダプタ14の挿入が可能である。
なお、1面目の盤の左側に列盤する予定がない場合は、1面目の母線タンク3の左側面の母線接続用ブッシング13は、外部側をコーン状に突出させる必要はなく、母線7の端部を単に支持するだけの構造でよい。
一方の2面目の盤は、母線タンク3の左側の母線接続用ブッシング13に、プラグイン接触子凸16をボルト締め等で取り付ける。その後、2面目の盤を1面目の盤の方向にスライドさせることで、盤どうしが列盤されると同時に固体絶縁母線アダプタ14の両側に1面目と2面目の母線接続用ブッシング13がプラグインされ母線の接続が完了する。
図7は、列盤が完了した状態を示す上面図である。図から分かるように、固体絶縁母線アダプタ14の長さは、ガス絶縁開閉装置1の筐体幅寸法から母線タンク3のタンク幅寸法を差し引いた長さと略同じように設定している。また、これに嵌合するように母線接続用ブッシング13の母線タンク3より外部に突出する部分の長さを設定している。固体絶縁母線アダプタ14の部分が固体絶縁母線の役目をするので、列盤後は、両盤の母線7どうしが固体絶縁母線で接続されたものと同等になる。このように、ガス絶縁開閉装置1の筐体幅寸法と母線タンク3のタンク幅寸法との差分で形成される空間部を、列盤する際の母線どうしの接続スペースとして利用するものである。
上述の図6、図7では、2面で運用する場合であったが、例えば、運用初期は2面で運用し、将来2面目の右側にさらに1面の増設が予定されているような場合について説明する。
図8は、2面列盤後にさらに列盤が予定されている場合を示す上面図である。2面目の右側に突出する母線接続用ブッシング13に固体絶縁母線アダプタ14と絶縁栓17を取り付けている。このように、将来の増設に備え、増設の予定側にある母線接続用ブッシング13に、固体絶縁母線アダプタ14を接続し、その端部に絶縁栓17を取り付けておくものである。こうすることで、増設の予定側である2面目の母線端を絶縁して開閉装置を運用することが可能となる。
図9は、3面列盤時の状態を示す上面図である。図8の状態から3面目を増設する際には、母線7を停電させ、2面目右側の固体絶縁母線アダプタ14に設けていた絶縁栓17を取り外し、先に説明した2面目の場合と同様の手順で3面目を列盤することで3面の母線7が接続される。
なお、さらに列盤を増やす場合には、4面目以降も同様な方法で列盤することが可能である。また、これ以上増設の予定がない場合は、終端の盤の外側の母線接続用ブッシング13は、コーン状に突出させておく必要はない。
図10は、図9に対応し、3面列盤したときの単線図である。
特許文献1で示したような従来のガス絶縁開閉装置では、例えば、既設盤のすべての絶縁母線を取り外して、増設盤の列盤を行い、その後絶縁母線の再組立を行う必要があったが、本実施の形態では、増設にあたっては端盤の絶縁栓17を取り外すだけで既設盤側に大きな作業が発生しないため、大幅な作業時間の短縮を図ることが可能となる。
なお、図2,図6−図9では、盤幅方向に対する母線タンク3の配置位置を、前面から見て右側に寄せて配置した場合を示したが、母線タンク3の盤幅方向の配置位置は図に限定するものではなく、例えば盤幅方向の左側、中央に配置しても良い。
以上のように、実施の形態1のガス絶縁開閉装置によれば、遮断器を収容する遮断器タンクの上部に母線を収容する母線タンクが配置されたガス絶縁開閉装置であって、母線は、母線タンクの幅方向の端部に設けられた母線接続用ブッシングに接続され、母線タンクのタンク幅寸法は、ガス絶縁開閉装置の筐体幅寸法より小さく構成されており、筐体幅寸法とタンク幅寸法との差分で形成される空間部を、ガス絶縁開閉装置を列盤する際の母線の接続スペースとしたので、列盤時に隣接する盤と母線を接続する作業が発生した場合は、接続スペースを利用して隣接する盤どうしの母線を容易に接続することが可能となるため、作業時間の短縮を図ることが可能となる。
また、ガス絶縁開閉装置が列盤されるときは、接続スペースにおいて隣接する盤の母線接続用ブッシングどうしが固体絶縁母線アダプタにより接続されるので、列盤する際には、既設盤側の絶縁母線を取り外すことなく、容易に母線を接続して列盤できる。また、列盤後は母線どうしが固体絶縁母線で接続されたものと同等になる。
また、母線接続用ブッシングは、固体絶縁母線アダプタが接続され、固体絶縁母線アダプタの端部に絶縁栓が設けられているので、将来増設作業が発生した場合には、固体絶縁母線アダプタの絶縁栓を取り外して容易に増設盤との母線接続が可能となり、作業時間を短縮できる。
実施の形態2.
図11は、実施の形態2によるガス絶縁開閉装置を示す単線図である。2面列盤した場合を示しており、1面目は実施の形態1の場合と同じである。本実施の形態は、2面目のガス絶縁開閉装置部分に特徴を有するが、1面目と同等部分は同一符号を付している。
1面目と2面目との母線接続は、実施の形態1の場合と同様であり、母線タンク3の側面の接続スペースにおいて、固体絶縁母線アダプタ14を用いて接続されている。ここまでは実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、図11に示すように、2面目は、母線タンク3の内部に、実施の形態1と同様の母線7と並行し、離隔して第2の母線18を有している。第2の母線18も母線接続用ブッシング13により支持されている。
2面目の盤の母線タンク3の内部において、母線7と第2の母線18とは、第2の断路器19を介して接続されている。第2の母線18の右側の母線接続用ブッシング13の外部側には固体絶縁母線アダプタ14が接続され、絶縁栓17により第2の母線18を絶縁した状態としている。なお、第2の断路器19の部分は、断路器に限定するものではなく、要は開閉器であれば良い。また、母線は2つとしたが、それ以上あっても良い。
図12は、3面目を列盤した状態を示す単線図である。3面目は、母線タンク3の高さ方向を2面目と同程度にし、母線7の位置を2面目の第2の母線18と合わせているが、それ以外は基本的に1面目と同等なので、同等部分は同一符号で示し説明は省略する。
2面目の右側に3面目を増設する際は、まず2面目の盤の第2の断路器19を「切」として2面目の盤において母線7と第2の母線18とを切り離し、第2の母線18を接地とする。これにより、増設工事の際には、1面目と2面目を停電させずに運用したままで、第2の母線18に接続した固体絶縁母線アダプタ14の絶縁栓17を取り外し、2面目と同様の手順で3面目を列盤する。
増設後は、2面目の断路器19、3面目の断路器6を「入」としたのち、3面目の遮断器4を「入」とすることで、3面目も課電状態となり運用可能となる。
以上のように、実施の形態2のガス絶縁開閉装置によれば、母線タンクに収容する母線は、並行に配置された複数の母線で構成され、複数の母線どうしは開閉器を介して接続されているので、増設により列盤を増やすときは、開閉器を切とし、増設盤側の母線を接地しておくことで、既設盤側の母線が課電された状態で増設工事を行うことができる。
実施の形態3.
図13は、実施の形態3によるガス絶縁開閉装置を示す図で、図13(a)は単線図、図13(b)は図13(a)に対応した盤の前面図の要部のみを示している。
ガス絶縁開閉装置自体は、基本的に実施の形態1で説明したものと同等である。母線タンク3に収容した母線7の側面に母線接続用ブッシング13が配置されている。ここで、母線接続用ブッシング13の外部側に電力ケーブル20を接続可能に構成した点が本実施の形態の特徴部である。このため、電力ケーブル20が接続される側の母線接続用ブッシング13の外部側の接続インターフェースの形状を、一般的なケーブル接続部のインターフェースと同じ形状としている。すなわち、母線接続用ブッシング13の外部突出側は、電力ケーブル20のケーブルヘッド部20aが嵌合可能な形状としている。
これにより、母線接続用ブッシング13に電力ケーブル20のケーブルヘッド部20aを直接接続することが可能となる。電力ケーブル20を覆うように、ケーブル保護のためケーブルカバー21を設けている。
図13(a)の単線図に示すように、受電側の電力ケ−ブル20から母線7,断路器6,遮断器4を経由して送り出し側の電力ケーブル10へと繋がる経路を、開閉装置1面で構成することが可能となる。
従来のようなスイッチギヤであれば、例えば、スイッチギヤに電力ケーブルを下引き込みした場合、スイッチギヤを介してさらに下向きに送り出しケーブルを出す場合は、当該盤に加えてもう1面増設し、当該盤と追加盤を母線接続した上で追加盤側から送り出しケーブルを下に引き出す形態となるため、2面分のスペースが必要となり、コスト、スペースともに増加する場合があったが、本実施の形態であれば1面のみで構成可能である。当然ながら、実施の形態1と同様に、この盤の左側に盤を増設することも可能である。
以上のように、実施の形態3のガス絶縁開閉装置によれば、母線接続用ブッシングの外部側の接続インターフェースの形状が、電力ケーブルの接続部のインターフェースに合わせ形成されており、母線接続用ブッシングに電力ケーブルが直接接続可能に構成されているので、ケーブル接続のための盤を必要とせず受電側の電力ケーブルを容易に接続することができる。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 ガス絶縁開閉装置、2 遮断器タンク、3 母線タンク、4 遮断器、5 計器用変流器、6 断路器、7 母線、8 操作室、9 制御室、10 電力ケーブル、11 ケーブル室、12 ブッシング、13 母線接続用ブッシング、13a 導体部、13b 絶縁部、14 固体絶縁母線アダプタ、14a 表面導電層、14b 内部絶縁層、14c プラグイン部、14d 母線コンタクト係合部、15 プラグイン接触子凹、16 プラグイン接触子凸、16a 接触子部、17 絶縁栓、18 第2の母線、19 第2の断路器、20 電力ケーブル、20a ケーブルヘッド部、21 ケーブルカバー

Claims (4)

  1. 遮断器を収容する遮断器タンクと、前記遮断器タンクの上部に配置され母線を収容する母線タンクとを有するガス絶縁開閉装置を、盤筐体の幅方向である盤幅方向に複数並べて列盤配置されるガス絶縁開閉装置であって、
    前記列盤配置される各ガス絶縁開閉装置の母線タンクは、前記盤幅方向の両端部のそれぞれに、前記母線と接続された母線接続用ブッシングが配置されると共に、前記盤幅方向におけるタンク幅寸法が、前記盤筐体の筐体幅寸法より小さく構成されており、
    隣接する前記母線タンクの母線接続用ブッシングどうしが、前記筐体幅寸法と前記タンク幅寸法との差分で形成される空間部に配置された第1の固体絶縁母線アダプタにより接続されていると共に、列盤の増設が予定される終端側にある前記母線タンクの母線接続用ブッシングには、端部に絶縁栓が取り付けられた第2の固体絶縁母線アダプタが接続されている
    ことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 請求項1に記載のガス絶縁開閉装置において、
    前記固体絶縁母線アダプタは、表面が導電層であり、内側は絶縁層で構成されていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のガス絶縁開閉装置において、
    前記母線接続用ブッシングは、前記母線タンクの外側に突出する部分が、中心の導体部と、その外面を被覆する絶縁部で構成され、前記絶縁部は、先端側が細くなったコーン状をしていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉装置において、
    前記母線タンクに収容する前記母線は、並行に配置された複数の母線で構成され、前記複数の母線どうしは開閉器を介して接続されていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
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