JP6598511B2 - 電源装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置及び画像形成装置に係り、特に、防爆弁を備えた電解コンデンサを有する電源装置等に関する。
従来より、レーザプリンタ等の画像形成装置には、商用交流電源を整流・平滑して直流電源に変換する電源装置が用いられている。直流用の電源装置の一種としてのスイッチング電源装置では、整流・平滑化した直流電源をトランスに入力してスイッチングさせ、所望の出力を得ている。スイッチング電源装置の方式としては、フライバック方式、フォワード方式、電流共振方式等がある。これらのスイッチング電源装置は、入力された交流電源を整流する整流回路及び整流された電流を平滑化する平滑回路を有している。
平滑回路には、大容量のキャパシタンスを得るために、電解コンデンサを用いる場合がある。電解コンデンサに過大な電圧が印加されると、コンデンサ内部からガスが発生する。ガスによるコンデンサ内部の圧力上昇を防止するために、電解コンデンサには防爆弁と呼ばれる切れ込みが形成されている。この防爆弁が作動すると、コンデンサ内部から導電性を有する電解液が外部へと噴出する。噴出した電解液が周辺の回路に付着すると回路がその影響を受けることがある。
噴出した電解液が周辺回路に付着するのを防止するため、例えば、電解コンデンサの防爆弁周囲に不燃性のキャップ部材を配置する構成が開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。これによれば、防爆弁の作動時にたとえ引火しても、キャップ部材により防爆弁周辺を酸欠状態として窒息消火させることができるとされる。また、電解コンデンサに過電圧が印加された場合に防爆弁が作動しないように、電源入力部と整流素子との間に過電流遮断手段を有する構成が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2002−345247号公報 特開2002−345262号公報 特開2006−288155号公報
しかしながら、特許文献1、2に開示のものでは、防爆弁が作動可能な状態を維持しつつキャップ部材が防爆弁周囲を覆う必要があり、比較的サイズの大きいキャップ部材を電解コンデンサに装着する必要がある。キャップ部材を含む電解コンデンサの回路基板上での占有スペースが大きくなり、回路配置の自由度が損なわれる可能性がある。また、特許文献3に開示のものでは、電源入力部と整流素子との間に過電流遮断手段を別途備える必要がある。この構成によれば、回路構成が複雑となってコストアップの要因になり得る。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、防爆弁が作動した場合に電解液が周辺回路に付着しない構成を、簡単かつ安価に実現することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)一次側回路部が形成された回路基板と、前記一次側回路部に実装され、所定値以上の電圧が印加された場合に開弁して内部の電解液を外部へと噴出させる防爆弁を有する電解コンデンサと、前記電解コンデンサの近傍に配置され、前記防爆弁から前記電解液が噴出した場合、噴出した前記電解液が前記回路基板の所定の位置に付着することを防止する偏向部材と、を有し、前記偏向部材は、前記電解コンデンサに直接的に取り付けられることなく、かつ前記回路基板に取り付けられることなく、前記防爆弁に対向して少なくとも所定の距離だけ離間して配置され、前記回路基板周辺の部材に取り付けられており、前記噴出した電解液を前記一次側回路部から離れる方向へ導くように偏向することを特徴とする電源装置。
(2)一次側回路部が形成された回路基板と、前記一次側回路部に実装され、所定値以上の電圧が印加された場合に開弁して内部の電解液を外部へと噴出させる防爆弁を有する電解コンデンサと、前記電解コンデンサの近傍に配置され、前記防爆弁から前記電解液が噴出した場合、噴出した前記電解液を反射させることにより、前記回路基板の所定の位置に噴出した前記電解液が付着することを防止する偏向部材と、を有し、前記偏向部材は、前記電解コンデンサに直接的に取り付けられることなく前記防爆弁に対向して少なくとも所定の距離だけ離間して配置されており、前記噴出した電解液を前記一次側回路部から離れる方向へ導くように反射させることを特徴とする電源装置。
(3)一次側回路部が形成された回路基板と、前記一次側回路部に実装され、所定値以上の電圧が印加された場合に開弁して内部の電解液を外部へと噴出させる防爆弁を有する電解コンデンサと、前記電解コンデンサの近傍に配置され、前記防爆弁から前記電解液が噴出した場合、噴出した前記電解液が前記回路基板の所定の位置に付着することを防止する偏向部材と、を有し、前記偏向部材は、前記電解コンデンサに直接的に取り付けられることなく前記防爆弁に対向して少なくとも所定の距離だけ離間して配置され、前記電解コンデンサにおいて前記防爆弁が配置された面に対して傾斜して配置された平板状部材であり、前記平板状部材は、前記噴出した電解液を前記一次側回路部から離れる方向へと導くように偏向することを特徴とする電源装置。
(4)記録材に画像形成を行う画像形成部と、前記(1)から前記(3)のうちいずれか1項に記載の電源装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、防爆弁が作動した場合に電解液が周辺回路に付着しない構成を、簡単かつ安価に実現することができる。
実施例1のプリンタの全体構成図、実施例1の電源装置の回路構成図 実施例1の平滑回路の部分拡大図、電解コンデンサ付近の配置状態図 プリンタに実施例1の電源装置が組み込まれた状態図、実施例1及び変形例1の電源装置の断面図 変形例3の電解コンデンサ付近の配置状態図、プリンタに変形例4の電源装置が組み込まれた状態図 実施例2の電解コンデンサ付近の配置状態図、プリンタに実施例2、変形例5の電源装置が組み込まれた状態図 実施例3の電解コンデンサ付近の配置状態図、プリンタに電源装置が組み込まれた状態図 変形例6の電解コンデンサ付近の配置状態図、プリンタに変形例7の電源装置が組み込まれた状態図
以下、本発明を実施するための形態を、実施例により図面を参照しながら詳しく説明する。
[プリンタ201]
以下、本発明の実施例1について、図面を参照しながら説明する。図1(a)は、実施例1の画像形成装置としてのレーザプリンタ201の全体構成図である。画像形成装置としては、電子写真方式を用いたレーザプリンタ、複写機、ファクシミリ等を例示できる。本実施例1では、印刷(画像形成)時の印刷濃度を補正する濃度補正制御及び印刷位置(画像形成位置)を補正する印刷位置補正制御を実行可能なカラー方式のレーザプリンタ(以下、単にプリンタという)201について説明する。プリンタ201は、給紙部10、露光部210、画像形成部30、転写部40、定着部224、排紙部50、制御部60、電源装置Aを有して大略構成される。
給紙部10は、記録紙(記録材)221を保管し、転写部40へと送り出すためのものである。給紙部10は、記録紙221を積層して収容するカセット220と、カセット220から記録紙221を1枚ずつ給送して転写部40へと搬送する給紙ローラ222とを有する。
露光部210は、帯電された感光ドラム(像担持体)215に対して露光を行い、感光ドラム215の表面に静電潜像を形成するためのものである。露光部210は、露光光源としてのレーザ光源211と、レーザ光源211からの光をスキャンするための回転多面鏡207とを有している。回転多面鏡207によってスキャンされた光は、レンズ、ミラー等を介して各色に対応する複数の感光ドラム215の表面に結像する。
画像形成部30は、感光ドラム215表面の静電潜像にトナーを付着させて現像し、感光ドラム215表面にトナー画像を形成するためのものである。画像形成部30は、前述の露光部210、感光ドラム215に加え、感光ドラム215を帯電させる帯電部216、感光ドラム215表面にトナーを付着させる現像部217を有している。
転写部40は、感光ドラム215表面のトナー画像を、駆動ローラ226によって回転駆動される中間転写ベルト202を介して記録紙221上に転写するためのものである。転写部40は、無端ベルト状の中間転写ベルト202、転写ローラ218、二次転写部223を有している。感光ドラム215と転写ローラ218とにより各色ごとのトナー画像が中間転写ベルト202上に転写(一次転写)される。中間転写ベルト202上に一次転写されたトナー画像が、二次転写部223及び従動ローラ227によって記録紙221上に転写(二次転写)される。
定着部224は、記録紙221上に二次転写されたトナー画像を加熱・加圧することにより、記録紙221上にトナー画像を定着するものである。定着部224は、二次転写部223から送られてきた記録紙221を加圧するための定着ローラと記録紙221を加熱するためのヒータとを有している。
排紙部50は、定着後の記録紙221をプリンタ201内部から外部へと排出するためのものである。排紙部50は、記録紙221の搬送方向において定着部224より下流側に配置された排紙ローラ51と排紙された記録紙221を積層して載置する載置部52とを有する。
制御部60は、プリンタ201の画像形成部30の動作制御を行うものであり、画像生成部204と画像制御部206とを有している。画像制御部206は、内部にCPU209を有し、画像生成部204と接続されている。CPU209は、ROM209aに記憶された各種プログラムに従って、RAM209bを作業領域として使用しながら、画像形成部30の動作を制御する。画像生成部204は、外部機器からの画像データ203に基づき画像形成用のビデオ信号205を生成し、画像制御部206へと送信する。画像制御部206は、画像形成部30と接続され、ビデオ信号205に基づいて画像形成部30に画像形成を実行させる。
電源装置Aは、プリンタ201内の制御部60、画像形成部30を含む各部に電力を供給するためのものである。電源装置Aは、プリンタ201内に備えられ、制御部60、画像形成部30を含む各部と直接的に又は間接的に接続されている。以下、電源装置Aの詳細について説明する。
[電源装置A]
(実施例1)
図1(b)は、実施例1の電源装置Aの回路構成図である。電源装置Aは、回路部(一次側回路部)Cと回路部(二次側回路部)Dとを有して構成される。回路部Cと回路部Dとは、回路基板E(図2等参照)上に配置されている。回路基板Eは通常は1枚のプリント基板により構成されるが、実装面を平行とする複数枚のプリント基板により構成される場合もある。
回路部Cは、インレット101、ヒューズ102、フィルタ回路103、整流回路(一次側整流回路)104、平滑回路105、FET(スイッチングFET)107、制御回路108を有している。回路部Dは、整流回路(二次側整流回路)109、検出回路111を有している。電源装置Aは、トランス106も有している。トランス106の一次側コイル106aは回路部Cに属し、二次側コイル106bは回路部Dに属するが、トランス106は素子全体としては、回路部Cに含まれるものとする。
電源装置Aに商用交流電源Bが接続され、インレット101を介して電力が供給されるようになっている。電源装置Aに供給された電力は、ヒューズ102、フィルタ回路103を経由して整流回路104に到達する。整流回路104は、例えば四つのダイオードによるダイオードブリッジ回路である。商用交流電源Bの正弦波形である交流の入力電流が整流回路104によって整流されて脈流波形となる。脈流波形を呈する入力電流は、平滑回路105によって平滑化される。
平滑化された入力電流の電流値は、交流の入力電流の正弦波形でのピーク電流値に近い値となる。平滑化された入力電流は、プラス端子104aよりトランス106に入力され、FET107を介してマイナス端子104bへと帰還する。FET107のオンオフのタイミングは、制御回路108によって制御されている。制御回路108の電源電力はトランス106で生成されている。
トランス106の二次側コイル106bには、整流回路109が接続されている。トランス106によって電圧変換された電力は整流回路109へと至り、整流回路109で所定の電流値に整流・平滑化され、電源装置Aの外部の負荷110へと出力される。整流回路109の出力側端子は、検出回路111に接続されており、整流回路109の出力電流値が検出回路111にも入力されるようになっている。検出回路111での検出値(整流回路109の出力電流値)は、制御回路108へと入力される。検出回路111側(二次側回路部D側)と制御回路108側(一次側回路部C側)との間の絶縁を確保するために、例えばフォトカプラ等の素子を介して検出回路111と制御回路108とが接続される。制御回路108に入力された検出回路111での検出値に基づき、制御回路108は、FET107のオンオフのタイミングを決定する。
[電解コンデンサ120の周囲の構成]
図2(a)は、平滑回路105の部分拡大図であって、回路基板Eの側面から見た図である。平滑回路105では、回路基板Eの上に電解コンデンサ120を含む電子部品が実装されている。電解コンデンサ120の上面(回路基板Eと反対側の面)に防爆弁121が備えられている。防爆弁121は、電解コンデンサ120に過大な電圧が印加された場合(所定値以上の電圧が印加された場合)に開弁し、電解コンデンサ120内部の電解液Hを外部に噴出させるためのものである。図2(a)では、防爆弁121が開弁し、電解液Hが噴出した状態を示している。
図2(b)に示すように、平滑回路105は、ガイド(偏向部材)Jを有している。ガイドJは、防爆弁121から電解液Hが噴出した場合に、噴出した電解液Hの噴出方向を変更し、電解液Hが回路基板Eの所定の位置に付着することを防止するためのものである。所定の位置は、典型的には、特に回路部Cであってよいが、回路部Cに限定されず、設計上の都合に応じて、回路基板E上の各種電子部品の実装位置や配線パターンの所在位置であってよい。ガイドJは、回路基板Eに直接実装されていてもよいし、回路基板E上に取り付けられた部品を介して配置されていてもよい。また、回路基板Eではなく、回路基板E周辺の部材(例えば、不図示の基板ケース)に取り付けられていてもよい。ガイドJは、電解コンデンサ120に直接的に取り付けられていない。本実施例1では、ガイドJは図2(b)に示すように平板部材である。ガイドJの材質は、金属材料であってもプラスチック等の樹脂材料であってもよい。
ガイドJは、電解コンデンサ120の防爆弁121から噴出した電解液Hが回路基板Eと平行な方向に反射するように、又は回路基板Eから離れる方向に反射するように防爆弁121のある面(上面)に対向して傾斜して配置される。防爆弁121からの電解液Hの噴出角度をα(図2(a)参照)とする。噴出角度αは、電解コンデンサ120の上面(防爆弁121が配置された面)から電解液Hが拡散しつつ噴出した際の拡散角度であって、当該上面と電解液Hの拡散方向とがなす角度である。図2(a)のように、電解コンデンサ120が回路基板Eに立設して実装された場合は、噴出角度αは、回路基板Eの実装面と電解液Hの拡散方向とがなす角度と略一致する。
ガイドJの設置角度をβ(図2(b)参照)とする。設置角度(傾斜角度)βは、電解コンデンサ120の上面とガイドJの表面の延長方向とがなす角度である。本実施例1では、電解コンデンサ120が回路基板Eに立設して実装されているので、設置角度βは、回路基板Eの実装面とガイドJの表面の延長方向とがなす角度と略一致する。噴出した電解液Hを回路基板Eの実装面と平行な方向に反射させるか、又は回路基板Eの実装面から離れる方向に反射させるために、ガイドJ上の位置Zで正反射する電解液Hの反射方向が回路基板Eの実装面と平行になるようにガイドJを配置する。また、本実施例1では、電解コンデンサ120が回路部Cと回路部Dとの境界近傍に実装されており、ガイドJが、回路部C側から回路部D側に向けて開く設置角度βで配置されている。
図2(b)は、ガイドJ上の位置Zで正反射する電解液Hの反射方向が回路基板Eの実装面と平行な状態を示している。位置Zは、噴出した電解液HがガイドJに最も近い位置で到達するガイドJ上の位置である。換言すると、噴出した電解液Hが最も小さい入射角度でガイドJに入射する位置である。実施例1では、噴出角度αと設置角度βとの間に、以下の式の関係が成立する。
β=(180°−α)/2
噴出角度αの場合に、ガイドJを設置角度β以上の角度で配置することで、ガイドJで電解液Hが反射された際の反射方向を、回路基板Eの表面と平行な方向か、又は回路基板Eの表面から離れる方向とすることができる。
所定条件のもとで、電解コンデンサ120の防爆弁121を作動させた場合の噴出角度αを実測すると70°〜75°であった。例えば、噴出角度α=70°とすると、上記式より、ガイドJの設置角度β=55°となり、噴出角度α=75°とすると、ガイドJの設置角度β=52.5°となる。防爆弁121からの電解液Hの噴出角度αに応じて、ガイドJの設置角度βを設定することにより、電解液Hの回路基板Eへの、特に回路部Cへの付着を防止することができる。図2(b)に示すように、ガイドJの下端部J1と電解コンデンサ120の上面(防爆弁121が配置された面)との間には、所定の距離dが確保されている。距離dは、防爆弁121の作動にガイドJが影響を与えないために確保される距離であり、例えば3mm程度である。
図2(c)は、回路基板E上での電解コンデンサ120付近の配置状態を示す図である。図2(c)は、回路基板Eを側面から見た側面図を示している。回路部C側に整流回路104、FET107が配置され、トランス106は、回路部C、Dに跨るように配置される。電解コンデンサ120は、回路部C側であって、回路部Cと回路部Dとの境界に近い位置に配置される。電解コンデンサ120の上面に対向してガイドJが配置されている。
電解コンデンサ120に過電圧が印加され、電解コンデンサ120内部の圧力が上昇して防爆弁121が作動すると、防爆弁121から電解液Hが噴出する。ガイドJがないと、噴出した電解液Hは、周囲に散乱し、回路部C側の電子部品に付着する。しかし、本実施例1では、噴出した電解液HがガイドJによって反射され、回路部D側へと偏向される。その反射方向は、回路基板Eと平行な方向か、又は回路基板Eから離れる方向である。更に、電解コンデンサ120の配置位置は、回路部Cと回路部Dとの境界近傍である。したがって、噴出した電解液Hが回路部C側の電子部品に付着することが防止される。
[プリンタ201内での電源装置Aの配置]
図3(a)は、プリンタ201に電源装置Aが組み込まれた状態を示す図である。実施例1では、プリンタ201の設置時に回路基板Eの実装面が略鉛直方向となるように配置されている。回路基板E上に実装される電解コンデンサ120は、その延長方向が略水平方向であって、上面(防爆弁121が配置される面)が略鉛直方向である。したがって、防爆弁121から噴出する電解液Hの噴出方向の中心軸は略水平方向である。図3(a)に、設置状態でのプリンタ201の三軸各方向をXYZで示す。他の図面においても、プリンタ201内に配置された電源装置Aの各軸方向を、図3(a)のXYZ軸に対応して示す。
図3(b)は、図3(a)に示す電源装置Aを側面201aに平行で電解コンデンサ120の略中心を通る平面で切断した断面図である。切断面Pを、図3(a)に太い二点鎖線で示す。電解コンデンサ120が実装された回路基板Eは、ネジKによりシャーシFに取り付けられており、シャーシFに接地されている。シャーシFはプリンタ201の筐体に直接的に、又は電源装置Aのケース(図3(b)中に破線で示す)を介して固定され、プリンタ201の筐体に接地されている。
このように回路基板Eの実装面が略鉛直となるように配置することで、噴出した電解液HがガイドJに付着したままの状態となっても、その電解液Hが回路基板Eの方へ(特に、回路部Cの方へ)流れることが防止される。ガイドJに付着した電解液Hが流れる場合は、回路基板Eのない鉛直下方側へと流れることとなる。以上のように、本実施例1によれば、防爆弁121が作動した場合に電解液が周辺回路、特に回路部C側に付着しない構成を、簡単かつ安価に実現することができる。
(変形例1)
実施例1においては、ガイドJの設置角度βが開く方向を回路部D側としている。しかし、設置角度βが開く方向を図3(c)に示す下方(すなわち、回路基板Eや電子部品のない側)とすることも有効である。防爆弁121から噴出し、ガイドJによって反射した電解液Hを、回路基板Eや電子部品のない方向に向けて偏向することができる。なお、図3(c)は、変形例1に係る電源装置Aの断面図であって、図3(b)と同様の切断面Pで切断して矢視した図である。変形例1によれば、防爆弁121から噴出した電解液Hを回路基板Eや電子部品のない方向に向けて変更することができる。
(変形例2)
実施例1においては、プリンタ201の設置時において回路基板Eの実装面が略鉛直方向となる構成について説明したが、プリンタ201の設置時において回路基板Eの実装面が略水平方向となる構成であってもよい。この場合、電解コンデンサ120の延長方向が略鉛直方向となり、防爆弁121が配置される電解コンデンサ120の上面が略水平方向となる。ガイドJを、電解コンデンサ120に対して実施例1の場合と同様の位置関係で配置すれば、防爆弁121から噴出した電解液Hは、ガイドJにより反射されて回路部D側へと偏向される。電解液Hが回路部C側の電子部品に付着することが防止される。変形例2によれば、回路基板Eの実装面を略水平方向とした場合であっても、電解液Hの回路部Cへの付着を防止することができる。
(変形例3)
実施例1では、ガイドJが平板状部材である場合について説明したが、図4(a)に示すように、電解液Hの噴出方向を徐々に変更する曲面を有するガイドJ2を用いてもよい。変形例3における回路基板Eの配置は、実施例1と同様に、プリンタ201の設置時において実装面が略鉛直方向である。ガイドJ2の材質や回路基板E等への取り付け方法については、実施例1のガイドJと同様であってよい。ガイドJ2は、例えば、図4(a)に示すように、断面円弧状部分を有し、その曲率半径はRである。また、ガイドJ2の下端部J1は、実施例1と同様に、電解コンデンサ120の上面から距離dだけ離間して配置されている。
ガイドJ2の断面円弧状部分は、その円弧中心が電解コンデンサ120よりも回路部C側となるように配置され、防爆弁121から噴出してガイドJ2で反射された電解液Hが回路部D側へと偏向されるようになっている。その反射方向は、回路基板Eと平行な方向か、又は回路基板Eから離れる方向であることが好ましいが、電解液Hが回路部Cに付着しなければ、回路部Dへと向かう方向であってもよい。ガイドJ2の電解コンデンサ120に対する配置関係、断面円弧状部分の曲率半径Rの数値、距離dの数値は、電解コンデンサ120の回路基板E上での実装位置、防爆弁121からの電解液Hの噴出角度α等に応じて適宜設定される。なお、ガイドJ2が有する曲面は、断面円弧状である場合に限られず、断面楕円弧状、断面放物線状、その他の曲面が適宜選択される。変形例3によれば、防爆弁121から噴出した電解液Hが回路部C側に付着するのを防止することができる。
(変形例4)
変形例3では、ガイドJ2の円弧中心が電解コンデンサ120よりも回路部C側となるように配置されていた。変形例4では、ガイドJ2の円弧中心が図4(b)に示すように下方(すなわち、回路基板Eや電子部品のない側)とされることも有効である。防爆弁121から噴出し、ガイドJ2によって反射した電解液Hを、回路基板Eや電子部品のない方向に向けて偏向することができる。なお、図4(b)は、プリンタ201内部に変形例3に係る電源装置Aを配置した場合の電源装置Aの断面図であって、図3(c)と同様の切断面Pで切断して矢視した図である。変形例4によれば、防爆弁121から噴出した電解液Hを回路基板Eや電子部品のない方向に向けて変更することができる。
(実施例2)
図5(a)は、実施例2の電源装置Aにおける回路基板E上での電解コンデンサ120付近の配置状態を示す図である。図5(a)は、図2(c)、図4(a)と同様に、回路基板Eを側面から見た側面図を示している。実施例2では、実施例1と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
実施例2では、電解コンデンサ120の上面近傍に、偏向部材としてのガイドJ3が配置されている。ガイドJ3は、入口端部J4と出口端部J5とが、周囲が覆われた中空通路によって連通された通路状部材である。ガイドJ3の入口端部J4は、電解コンデンサ120の防爆弁121が配置される上面に対向しており、所定の距離dだけ離間して配置されている。防爆弁121が作動したときに噴出する電解液Hの殆どが入口端部J4から中空通路内へと侵入するように、噴出角度αを考慮して距離dや入口端部J4の大きさが設定される。ガイドJ3の材質や回路基板E等への取り付け方法については、実施例1のガイドJと同様であってよい。
ガイドJ3の出口端部J5は、回路部D側へと向けられている。出口端部J5の位置は、回路部Cと回路部Dとの境界近傍であることが好ましく、その境界を超えて回路部D側へと侵入していることがより好ましい。入口端部J4と出口端部J5とを連通する中空通路は、周囲が覆われており、中空通路内の電解液Hが通路の途中で外部へと漏出しないようになっている。出口端部J5が向く方向、すなわち出口端部J5近傍での中空通路の延長方向は、回路基板Eと平行であることが好ましく、回路基板Eから離れる方向であることがより好ましい。
図5(b)は、プリンタ201内部に実施例2の電源装置Aが組み込まれた状態を示す。図5(b)は、図3(b)と同様に、電解コンデンサ120の略中心を通る切断面Pで部分的に切断した断面図である。図5(b)に示すように、プリンタ201内部に実施例2の電源装置Aを、回路基板Eの実装面が略鉛直方向となるように配置する。ガイドJ3の入口端部J4の寸法が、電解コンデンサ120の上面(防爆弁121が配置される面)の寸法よりも大きく設定されている。防爆弁121から噴出した電解液Hの殆どすべてが入口端部J4を介してガイドJ3の中空通路内へと導入される。以上のように、本実施例2によれば、防爆弁121が作動した場合に電解液が周辺回路、特に回路部C側に付着しない構成を、簡単かつ安価に実現することができる。
(変形例5)
実施例2においては、ガイドJ3の出口端部J5を回路部D側へと向けた例について説明した。しかし、図5(c)に示すように、出口端部J5を下方(すなわち、回路基板Eや電子部品のない側)へ向けて配置することも有効である。防爆弁121から噴出し、入口端部J4から中空通路内へと導入された電解液Hを、回路基板Eや電子部品のない方向に向けて偏向することができる。なお、図5(c)は、変形例5に係る電源装置Aの断面図であって、図5(b)と同様の切断面Pで部分的に切断して矢視した図である。変形例5によれば、防爆弁121から噴出した電解液Hを回路基板Eや電子部品のない方向に向けて変更することができる。
(実施例3)
図6(a)は、実施例3の電源装置Aにおける回路基板E上での電解コンデンサ120付近の配置状態を示す図である。図6(a)は、図2(c)、図4(a)と同様に、回路基板Eを側面から見た側面図を示している。実施例3では、実施例1と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
実施例3では、回路部Cを覆うように、カバー(遮蔽部材)Mが配置されている。カバーMは、防爆弁121から電解液Hが噴出した場合に、電解液Hが回路基板Eの所定の位置に付着することを防止するためのものである。カバーMは、回路基板Eの実装面側に配置されており、電解コンデンサ120の防爆弁121を有する上面を露出させる開口M1が形成されている。回路基板Eを実装面側から見て、回路部C側に配置される電子部品は、電解コンデンサ120を除いてカバーMによって覆われる。電解コンデンサ120の上面のみが開口M1から露出している。その結果、カバーMと防爆弁121とは所定の距離だけ離間することとなり、カバーMは防爆弁121の動作に影響を与えない。カバーMの材質や回路基板E等への取り付け方法については、実施例1のガイドJと同様であってよい。
カバーMで回路部C側の電子部品を覆うことにより、防爆弁121が作動して電解液Hが噴出した場合であっても、電解液Hが回路部C側の電子部品等に付着するのを防止することができる。噴出した電解液Hが電源装置A内の他の部品やケース等に衝突して跳ね返り、回路基板E側へと向かう場合でも、カバーMにより回路部C側への電解液Hの付着は防止される。また、カバーMが回路部C側の回路基板E全体を覆うことで、カバーMに付着した電解液Hが流下する場合でも、その電解液Hが回路部C側の回路基板Eに付着することが防止される。図6(b)に示すように、プリンタ201内に電源装置Aを、回路基板Eの実装面が略鉛直方向となるように配置する。それにより、噴出して他の部品等に衝突して跳ね返った電解液HがカバーMに付着した場合でも、その電解液Hをそのまま回路基板Eや電子部品のない方向に向けて流下させることができる。以上のように、本実施例3によれば、防爆弁121が作動した場合に電解液が周辺回路、特に回路部C側に付着しない構成を、簡単かつ安価に実現することができる。
(変形例6)
変形例6では、実施例3で説明したカバーMと実施例1で説明したガイドJとを組み合わせて使用する。図7(a)は、変形例6の電源装置Aにおける回路基板E上での電解コンデンサ120付近の配置状態を示す図である。図7(a)は、図2(c)、図4(a)と同様に、回路基板Eを側面から見た側面図を示している。防爆弁121から噴出した電解液Hが回路部C側の電子部品等に付着するのを、カバーMによって防止している。更に、ガイドJを配置しているので、噴出した電解液Hが電源装置A内の他の部品等から跳ね返り、電解コンデンサ120に付着することも防止している。変形例6のガイドJは、設置角度βが開く方向を回路部D側としている。
ガイドJの材質や回路基板E等への取り付け方法については、実施例1と同様であってよい。カバーMの材質や回路基板E等への取り付け方法については、実施例3と同様であってよい。変形例6では、回路部C側がカバーMで覆われているので、ガイドJによって反射する電解液Hの反射方向は、実施例1の場合よりも高い自由度を有する。すなわち、変形例6では、ガイドJによって反射された電解液Hが回路基板Eの実装面に近接する方向に反射するような設置角度βでガイドJが配置されていても、カバーMによって電解液Hが回路部C側の電子部品等に付着することが防止される。変形例6によれば、防爆弁121から噴出した電解液Hが回路部C側に付着するのを防止することができる。加えて、防爆弁121から噴出した電解液Hが電解コンデンサ120に付着するのも防止することができる。
(変形例7)
変形例6においては、ガイドJの設置角度βが開く方向を回路部D側としている。しかし、設置角度βが開く方向を図7(b)に示す下方(すなわち、回路基板Eや電子部品のない側)とすることも有効である。図7(b)は、プリンタ201内部に変形例7の電源装置Aが組み込まれた状態を示す。図7(b)は、プリンタ201内に変形例7の電源装置Aを、回路基板Eの実装面が略鉛直方向となるように配置した状態を、図3(b)と同様に、電解コンデンサ120の略中心を通る切断面Pで部分的に切断した部分断面図である。この変形例7では、ガイドJの設置角度βが下方に向けて開いているので、防爆弁121から噴出し、ガイドJによって反射した電解液Hを、回路基板Eや電子部品のない方向(下方)に向けて偏向することができる。
変形例7によれば、防爆弁121から噴出した電解液Hが回路部C側に付着するのを防止することができる。加えて、防爆弁121から噴出した電解液Hを回路基板Eや電子部品のない方向に向けて変更することができる。なお、偏向部材として機能するガイドJ、J2、J3や遮蔽部材として機能するカバーMを総称して、回路基板E、特に回路部Cへの電解液Hの付着を防止するための付着防止部材と概念することができる。
d 距離
E 回路基板
H 電解液
J、J2、J3 ガイド(偏向部材、付着防止部材)
M カバー(遮蔽部材、付着防止部材)
120 電解コンデンサ
121 防爆弁

Claims (11)

  1. 一次側回路部が形成された回路基板と、
    前記一次側回路部に実装され、所定値以上の電圧が印加された場合に開弁して内部の電解液を外部へと噴出させる防爆弁を有する電解コンデンサと、
    前記電解コンデンサの近傍に配置され、前記防爆弁から前記電解液が噴出した場合、噴出した前記電解液が前記回路基板の所定の位置に付着することを防止する偏向部材と、
    を有し、
    前記偏向部材は、前記電解コンデンサに直接的に取り付けられることなく、かつ前記回路基板に取り付けられることなく、前記防爆弁に対向して少なくとも所定の距離だけ離間して配置され、前記回路基板周辺の部材に取り付けられており、前記噴出した電解液を前記一次側回路部から離れる方向へと導くように偏向することを特徴とする電源装置。
  2. 一次側回路部が形成された回路基板と、
    前記一次側回路部に実装され、所定値以上の電圧が印加された場合に開弁して内部の電解液を外部へと噴出させる防爆弁を有する電解コンデンサと、
    前記電解コンデンサの近傍に配置され、前記防爆弁から前記電解液が噴出した場合、噴出した前記電解液を反射させることにより、前記回路基板の所定の位置に噴出した前記電解液が付着することを防止する偏向部材と、
    を有し、
    前記偏向部材は、前記電解コンデンサに直接的に取り付けられることなく前記防爆弁に対向して少なくとも所定の距離だけ離間して配置されており、前記噴出した電解液を前記一次側回路部から離れる方向へと導くように反射させることを特徴とする電源装置。
  3. 前記偏向部材は、前記電解コンデンサにおいて前記防爆弁が配置された面に対して傾斜して配置された平板状部材であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電源装置。
  4. 一次側回路部が形成された回路基板と、
    前記一次側回路部に実装され、所定値以上の電圧が印加された場合に開弁して内部の電解液を外部へと噴出させる防爆弁を有する電解コンデンサと、
    前記電解コンデンサの近傍に配置され、前記防爆弁から前記電解液が噴出した場合、噴出した前記電解液が前記回路基板の所定の位置に付着することを防止する偏向部材と、
    を有し、
    前記偏向部材は、前記電解コンデンサに直接的に取り付けられることなく前記防爆弁に対向して少なくとも所定の距離だけ離間して配置され、前記電解コンデンサにおいて前記防爆弁が配置された面に対して傾斜して配置された平板状部材であり、
    前記平板状部材は、前記噴出した電解液を前記一次側回路部から離れる方向へと導くように偏向することを特徴とする電源装置。
  5. 前記回路基板の上に二次側回路部が形成され、
    前記一次側回路部は、商用交流電源による電流を整流する一次側整流回路と、前記電解コンデンサを有し前記一次側整流回路により整流された後の電流を平滑化する平滑回路と、を少なくとも有し、
    前記二次側回路部は、前記平滑回路によって平滑化され、トランスによって電圧変換された後の電流を整流する二次側整流回路と、当該二次側整流回路により整流された後の電流値を検出する検出回路と、を少なくとも有し、
    前記偏向部材は、噴出した前記電解液が少なくとも前記一次側回路部に付着するのを防止することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電源装置。
  6. 前記防爆弁から噴出した前記電解液のうち最も拡散するものと前記防爆弁が配置された面とがなす角度を噴出角度αとしたときに、前記偏向部材の傾斜角度が、(180−α)/2の値か又はそれ以上であることを特徴とする請求項に記載の電源装置。
  7. 前記偏向部材は、当該偏向部材と、前記防爆弁が配置された面とが前記二次側回路部に向けて開くように傾斜して配置されることを特徴とする請求項5又は請求項に記載の電源装置。
  8. 前記偏向部材は、前記平板状部材に連続し、前記噴出した電解液の方向を徐々に変更する曲面部を有することを特徴とする請求項に記載の電源装置。
  9. 前記回路基板の上に形成された前記一次側回路部のうち前記電解コンデンサを除いて覆う遮蔽部材を有することを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
  10. 記録材に画像形成を行う画像形成部と、
    請求項1から請求項のうちいずれか1項に記載の電源装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 設置された状態において、
    前記回路基板の実装面が略鉛直方向であり、
    当該回路基板の上に実装された前記電解コンデンサの延長方向が略水平方向であり、
    当該電解コンデンサの上面が略鉛直方向であり、かつ、
    当該上面に前記防爆弁が配置される、ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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