JP6597587B2 - トナー容器及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナー容器と、このトナー容器を備えた画像形成装置と、に関する。
従来、プリンター、コピー機、ファクシミリ又は複合機等の画像形成装置は、現像装置にトナーを補給するためのトナー容器を備えている。
例えば、特許文献1には、トナーを収容するトナーボトルと、トナーボトルの口部を覆うキャップと、トナーボトルの口部の内周面に設けられる排出フィンと、を備えたトナーカートリッジが開示されている。
特開2000−310901号公報
特許文献1では、トナーボトルの口部の内周面に排出フィンが設けられている。そのため、トナーボトル内のトナーを排出フィンによってほぐすことができたとしても、キャップ内のトナーを排出フィンによってほぐすことは困難であり、キャップ内においてトナーが詰まる恐れがある。
特許文献1では、排出フィンがトナーボトルとは別体に設けられている。そのため、トナーカートリッジの部品点数が増加し、トナーカートリッジの製造コストが上昇する恐れがある。
そこで、本発明は、トナー容器の部品点数が増加するのを抑制しつつ、キャップの連通空間においてトナーが詰まるのを抑制することを目的とする。
本発明に係るトナー容器は、トナーを収容する収容空間を有し、回転軸の周りを回転する容器本体と、前記収容空間と連通する連通空間と、前記収容空間から前記連通空間へと導入されたトナーを排出する排出口と、を有し、前記容器本体の回転時において回転が停止しているキャップと、前記容器本体と一体に形成され、前記容器本体から径方向外側に向かって突出しており、前記容器本体の回転に伴って前記連通空間内を移動する突起と、を備えている。
前記突起は、前記容器本体の回転に伴って前記連通空間内を移動する際に、前記排出口の直上を通過しても良い。
前記容器本体には、前記容器本体の回転に伴って前記収容空間内のトナーを前記回転軸方向一側から他側に向かって搬送する搬送部が設けられ、前記容器本体の前記回転軸方向他側の端部には、前記収容空間と前記連通空間を連通させる切り欠きが設けられ、前記突起は、前記容器本体の前記回転軸方向他側の端部の外周面から径方向外側に向かって突出しており、前記回転軸方向の位置が前記切り欠きと重なっていても良い。
前記突起は、前記容器本体の回転方向における前記切り欠きの下流側に、前記切り欠きと隣接して設けられていても良い。
前記容器本体の前記回転軸方向他側の縁部には、開口が設けられ、前記切り欠きは、前記開口と連続して設けられ、前記キャップは、前記開口を覆っていても良い。
前記トナー容器は、前記容器本体と前記キャップの間に介装されるシール部材を更に備え、前記突起は、前記シール部材よりも前記回転軸方向外側に配置されていても良い。
前記容器本体の外周面には、フランジが突設され、前記キャップの内周面には、前記フランジよりも前記回転軸方向外側に段差が設けられ、前記シール部材は、前記フランジと前記段差の間に介装され、前記突起の径方向外側の端部は、前記フランジの径方向外側の端部よりも径方向内側に位置していても良い。
前記トナー容器は、前記キャップの下面に沿って移動し、前記排出口を開閉するシャッターを更に備え、前記連通空間の一部は、前記シャッターが前記排出口を閉止している状態で、前記容器本体と前記シャッターの間に位置していても良い。
前記容器本体の回転時において、前記キャップの回転が停止していても良い。
本発明に係る画像形成装置は、前記トナー容器と、前記トナー容器が着脱可能に装着される装着部と、を備えている。
本発明によれば、トナー容器の部品点数が増加するのを抑制しつつ、キャップの連通空間においてトナーが詰まるのを抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る複合機を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るトナーコンテナ及び装着部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトナーコンテナを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトナーコンテナを示す背面図である。 図4のV−V断面図である。 本発明の一実施形態に係るトナーコンテナにおいて、容器本体と突起を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトナーコンテナにおいて、シャッター及びその周辺を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトナーコンテナにおいて、連通空間の下方領域に固着したトナーが突起によって持ち上げられる直前の状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るトナーコンテナにおいて、連通空間の下方領域に固着したトナーが突起によって持ち上げられた直後の状態を示す断面図である。 本発明の他の異なる実施形態に係るトナーコンテナにおいて、容器本体と突起を示す斜視図である。 本発明の更に他の異なる実施形態に係るトナーコンテナにおいて、容器本体と突起を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る複合機1(画像形成装置の一例)について説明する。各図に適宜付される矢印Fr、Rr、L、R、U、Loは、それぞれ、複合機1の前側、後側、左側、右側、上側、下側を示している。
まず、複合機1の全体の構成について説明する。
図1に示されるように、複合機1は、箱型形状の複合機本体2(装置本体の一例)を備えている。複合機本体2の上端部には、原稿画像を読み取るための画像読取装置3が設けられている。
複合機本体2の上部には、排紙トレイ4が設けられている。複合機本体2の略中央部には、中間転写ベルト5と4個の画像形成部6が収容されている。各画像形成部6は、例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのトナーに対応している。各画像形成部6は、感光体ドラム7(像担持体の一例)と現像装置8を備えている。複合機本体2の下部には、露光装置10が収容されている。複合機本体2の下端部には、用紙S(記録媒体の一例)を収納する給紙カセット11が収容されている。
複合機本体2の右側部には、用紙Sの搬送路Pが設けられている。搬送路Pの上流端部には、給紙部12が設けられている。搬送路Pの中流部には、二次転写部13が設けられている。搬送路Pの下流部には、定着装置14が設けられている。
複合機本体2の上部には、排紙トレイ4の下方に4個のトナーコンテナ15(トナー容器の一例)が収容されている。各トナーコンテナ15は、例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのトナーに対応している。4個のトナーコンテナ15は、複合機本体2の上部に設けられた4個の装着部16に着脱可能に装着されている。
次に、複合機1の動作の一例について説明する。
まず、露光装置10からの光(図1の点線矢印参照)によって、各画像形成部6の感光体ドラム7上に静電潜像が形成される。この静電潜像は、各画像形成部6の現像装置8によって現像される。これにより、感光体ドラム7にトナー像が担持される。このトナー像は、各画像形成部6の感光体ドラム7から中間転写ベルト5に一次転写される。これにより、中間転写ベルト5上にフルカラーのトナー像が形成される。
また、給紙部12によって給紙カセット11から取り出された用紙Sは、搬送路Pを下流側へと搬送されて、二次転写部13に進入する。この二次転写部13において、中間転写ベルト5上に形成されたフルカラーのトナー像が用紙Sに二次転写される。トナー像を二次転写された用紙Sは、搬送路Pを更に下流側へと搬送されて、定着装置14に進入する。この定着装置14において、用紙Sにトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙Sは、排紙トレイ4上に排出される。
次に、4個のトナーコンテナ15について更に説明する。なお、各トナーコンテナ15の構成は同様であるため、以下、1個のトナーコンテナ15について説明を行い、残りの3個のトナーコンテナ15については説明を省略する。図2以降の各図に適宜付される矢印Oはトナーコンテナ15の前後方向外側を示し、図2以降の各図に適宜付される矢印Iはトナーコンテナ15の前後方向内側を示している。
図2を参照して、トナーコンテナ15は、前側から後側に向かう装着方向Zに沿って装着部16に着脱可能に装着されている。装着方向Zは、前後方向と平行である。以下、トナーコンテナ15の各部の説明において、「装着方向手前側」と記載する場合には装着方向Zにおける手前側を指し、「装着方向奥側」と記載する場合には装着方向Zにおける奥側を指す。
図3〜図5を参照して、トナーコンテナ15は、容器本体21と、容器本体21の後部の外周に装着される伝達部材22と、伝達部材22の後側に設けられるキャップ23と、キャップ23の下側に設けられるシャッター24と、キャップ23の中央部に収容されるシール部材25と、キャップ23の後部に収容される突起26と、を備えている。
図3を参照して、トナーコンテナ15の容器本体21は、前後方向に長い円筒状を成している。つまり、本実施形態では、前後方向が容器本体21の長手方向である。容器本体21は、前後方向に延びる回転軸Xの周りを回転可能に設けられている。つまり、本実施形態では、前後方向が容器本体21の回転軸方向である。以下、トナーコンテナ15の各部の説明において、「径方向外側」と記載する場合には回転軸Xから離間する側を指し、「径方向内側」と記載する場合には回転軸Xに接近する側を指す。
容器本体21は、正面視で時計回りとなる回転方向RDに回転可能に設けられている。以下、トナーコンテナ15の各部の説明において、「回転方向上流側」と記載する場合には回転方向RDにおける上流側を指し、「回転方向下流側」と記載する場合には回転方向RDにおける下流側を指す。
容器本体21の前端部(前後方向一側の端部、且つ、装着方向手前側の端部)には、把持部31が前側に向かって突設されている。把持部31は、ユーザーやサービスマンなどの作業者がトナーコンテナ15を装着部16に対して着脱する際に把持する部分である。
容器本体21の外周部には、搬送部32が径方向内側に向かって突設されている。搬送部32は、容器本体21の前部(前後方向一側の部分)から後部(前後方向他側の部分)まで螺旋状に連続している。
図5を参照して、容器本体21の後部には、段部33が設けられている。容器本体21のうちの段部33の前側の部分の外径は、容器本体21のうちの段部33の後側の部分の外径よりも大きい。容器本体21の後部の外周面には、段部33よりも後側に、第1縮径部34が設けられている。第1縮径部34の外径は、後側に向かって徐々に小さくなっている。容器本体21の後部の外周面には、第1縮径部34よりも後側に、円環状のフランジ35が突設されている。容器本体21の後部の外周面には、フランジ35よりも後側に、第2縮径部36が設けられている。第2縮径部36の外径は、後側に向かって徐々に小さくなっている。
容器本体21の内部には、収容空間S1が形成されている。収容空間S1には、トナー(現像剤)が収容されている。なお、各図に適宜付される矢印Aは、収容空間S1内におけるトナーの搬送方向を示している。
図6を参照して、容器本体21の後縁部(前後方向他側の縁部)には開口37が設けられている。開口37は、容器本体21にキャップ23が組み付けられていない状態において、収容空間S1と外部空間を連通させている。
容器本体21の後端部には、一対のベース部39A、39Bが設けられている。一対のベース部39A、39Bは、回転軸Xを中心とする対角位置に配置されている。各ベース部39A、39Bは、回転軸Xの方向に見て、回転軸Xを中心とする円弧状に湾曲している。
容器本体21の後端部(前後方向他側の端部)には、一対のベース部39A、39Bの形成間隔に、一対の切り欠き38A、38Bが設けられている。各切り欠き38A、38Bは、第1縮径部34、フランジ35及び第2縮径部36よりも後側に設けられている。各切り欠き38A、38Bは、開口37と連続して設けられている。
図5を参照して、トナーコンテナ15の伝達部材22は、回転軸Xを軸心とする円筒状を成している。伝達部材22は、回り止め機構(図示せず)によって、容器本体21に対する相対回転が規制されている。伝達部材22は、容器本体21の段部33とキャップ23の間に配置されることによって、容器本体21に対する前後方向の移動が規制されている。伝達部材22の外周面には、伝達ギア40が設けられている。伝達ギア40は、モーターなどによって構成される駆動源41に接続されている。
トナーコンテナ15のキャップ23は、トナーコンテナ15が装着部16に装着された状態において、装着部16に固定され、回転が規制される。キャップ23の径方向内側には、容器本体21の後端部が回転可能に挿入されている。
キャップ23の後部の内部には、シール部材25よりも後側(前後方向外側)に、連通空間S2が設けられている。連通空間S2は、容器本体21の後端部の径方向外側に設けられる円環状の空間である。連通空間S2は、容器本体21の一対の切り欠き38A、38Bを介して、容器本体21の収容空間S1と連通している。連通空間S2は、容器本体21の後端部の下方に位置する下方領域S2Aを含んでいる。
キャップ23は、本体部43と、本体部43の後面(前後方向外側の面)を閉止する閉止部44と、を備えている。
キャップ23の本体部43は、回転軸Xを軸心とする円筒状を成している。本体部43の内周面には、容器本体21のフランジ35よりも後側(前後方向外側)に、段差46が設けられている。本体部43の後下部には、排出口47が設けられている。排出口47は、連通空間S2の下方領域S2Aの下方に設けられており、連通空間S2と連通している。排出口47は、上下方向(収容空間S1内におけるトナーの搬送方向と直交する方向)に沿って設けられている。
キャップ23の閉止部44は、鉛直方向に沿って延びている。閉止部44は、容器本体21の後縁部と僅かな隙間を介して対向している。閉止部44は、容器本体21の後縁部に設けられた開口37を覆っている。
図7を参照して、トナーコンテナ15のシャッター24は、前後方向に長い形状を成している。シャッター24は、キャップ23によって支持されている。図5を参照して、シャッター24は、キャップ23の排出口47を閉止する位置(図5の二点鎖線参照)と、キャップ23の排出口47を開放する位置(図5の実線参照)と、の間で、キャップ23の本体部43の下面に沿って前後方向に移動可能に設けられている。シャッター24は、キャップ23の排出口47を閉止している状態で、連通空間S2の下方領域S2Aの下方に位置している。
図5を参照して、トナーコンテナ15のシール部材25は、円環状を成している。シール部材25は、容器本体21の第2縮径部36の外周に設けられている。シール部材25は、圧縮された状態で、容器本体21のフランジ35とキャップ23の段差46の間に介装されている。シール部材25の少なくとも一部は、ウレタンフォームなどの弾性材料によって構成されている。
トナーコンテナ15の突起26は、シール部材25よりも後側(前後方向外側)に配置されている。突起26は、容器本体21と一体に形成されている。突起26の径方向外側の端部は、容器本体21のフランジ35の径方向外側の端部よりも径方向内側に位置している。突起26の前後方向の位置は、容器本体21の各切り欠き38A、38B(図5では、切り欠き38Bのみを表示)の前後方向の位置と全体的に重なっている。具体的には、突起26の後端部は、各切り欠き38A、38Bの後端部よりも前側(前後方向内側)に位置し、突起26の前端部は、各切り欠き38A、38Bの前端部よりも後側(前後方向外側)に位置している。突起26の後端部と容器本体21の後縁部の間には、間隔G1が設けられている。
図6を参照して、突起26は、直方体形状を成している。突起26は、容器本体21の後端部に設けられたベース部39Aの外周面から径方向外側に向かって突出している。突起26の周方向の長さは、ベース部39Aの周方向の長さよりも短い。つまり、突起26は、ベース部39Aの周方向の一部から突出している。突起26は、回転方向RDにおける切り欠き38Aの下流側に、切り欠き38Aと隣接して設けられている。突起26の回転方向上流側の端部と切り欠き38Aの回転方向下流側の端部の間には、間隔G2が設けられている。
次に、上記のように構成された複合機1において、トナーコンテナ15から画像形成部6の現像装置8にトナーを補給する動作について説明する。
図5を参照して、トナーコンテナ15から画像形成部6の現像装置8にトナーを補給する際には、シャッター24がキャップ23の排出口47を開放した状態で、駆動源41を駆動させる。このように駆動源41が駆動すると、駆動源41からの回転駆動力が伝達部材22に伝達され、伝達部材22が回転する。このように伝達部材22が回転すると、容器本体21が伝達部材22と一体に回転する。即ち、伝達部材22によって駆動源41からの回転駆動力が容器本体21に伝達される。なお、容器本体21が回転しても、キャップ23及びシャッター24の回転は停止している。
上記のように容器本体21が回転すると、突起26が容器本体21と一体に回転し、キャップ23の連通空間S2内を移動する。突起26は、連通空間S2の下方領域S2Aを通過する度に、キャップ23の排出口47の直上を通過する。
また、上記のように容器本体21が回転すると、図5に矢印Aで示されるように、容器本体21の搬送部32によって容器本体21の収容空間S1内のトナーが前側(前後方向一側)から後側(前後方向他側)に向かって搬送される。このように搬送部32によって搬送されたトナーは、容器本体21の各切り欠き38A、38Bを介して収容空間S1から排出され、キャップ23の連通空間S2へと導入される。このように収容空間S1から連通空間S2へと導入されたトナーは、図5に矢印Bで示されるように、キャップ23の排出口47を介してトナーコンテナ15の外部に排出され、補給管(図示せず)を介して画像形成部6の現像装置8に補給される。
本実施形態では上記の通り、突起26が容器本体21から径方向外側に向かって突出しており、容器本体21の回転に伴って突起26が連通空間S2内を移動している。そのため、連通空間S2において固まったトナーを突起26によってほぐすことが可能となり、連通空間S2においてトナーが詰まるのを抑制することが可能となる。
また、上記の通り、突起26が容器本体21と一体に形成されている。そのため、トナーコンテナ15の部品点数が増加するのを抑制することが可能となり、これに伴って、トナーコンテナ15の製造コストが上昇するのを抑制することが可能となる。
また、容器本体21の回転に伴って突起26が連通空間S2内を移動する際に、キャップ23の排出口47の直上を突起26が通過する。そのため、突起26によってほぐされて落下したトナーが、キャップ23の排出口47を介してスムーズにトナーコンテナ15の外部に排出されることになる。これに伴って、トナーの排出効率を高めることが可能となる。
また、突起26の前後方向の位置は、容器本体21の各切り欠き38A、38Bの前後方向の位置と全体的に重なっている。そのため、各切り欠き38A、38Bを介して収容空間S1から連通空間S2へと導入されたトナーを、突起26によってほぐしやすくなる。
また、突起26は、回転方向RDにおける切り欠き38Aの下流側に、切り欠き38Aと隣接して設けられている。そのため、図8A、図8Bに示される通り、連通空間S2の下方領域S2Aにおいて固まったトナー(符号Ta参照)が突起26によって持ち上げられた直後に、収容空間S1内のトナー(符号Tb参照)が切り欠き38Aを介して連通空間S2の下方領域S2Aに導入されることになる。そのため、収容空間S1内のトナーを連通空間S2の下方領域S2Aへとスムーズに導入することが可能となり、トナーの排出効率を一層高めることが可能となる。
また、容器本体21の後縁部(前後方向他側の縁部)には開口37が設けられ、各切り欠き38A、38Bは開口37と連続して設けられている。そのため、各切り欠き38A、38Bを容易に形成することが可能となる。また、キャップ23の閉止部44が容器本体21の開口37を覆っているため、容器本体21の開口37を介して多量のトナーが収容空間S1から連通空間S2へと一度に導入されるのを抑制することが可能となり、連通空間S2内においてトナーが詰まるのを一層効果的に抑制することが可能となる。
また、突起26は、シール部材25よりも後側(前後方向外側)に配置されている。そのため、突起26の形状や大きさがシール部材25によって制約を受けにくくなり、突起26の形状や大きさの自由度を高めることができる。
また、シール部材25は、容器本体21のフランジ35とキャップ23の段差46の間に介装されている。そのため、簡易な構成によってシール部材25を位置決めすることが可能となる。また、突起26の径方向外側の端部は、フランジ35の径方向外側の端部よりも径方向内側に位置している。そのため、作業者が容器本体21にキャップ23を組み付ける際に、突起26がキャップ23の本体部43の内周面と干渉するのを抑制することができる。
また、シャッター24は、キャップ23の本体部43の下面に沿って移動し、キャップ23の排出口47を開閉する。そのため、キャップ23の排出口47からのトナー漏れを抑制することができる。
ところで、本実施形態では、シャッター24がキャップ23の排出口47を閉止している状態(図5の二点鎖線参照)では、連通空間S2の下方領域S2Aが容器本体21の後端部とシャッター24の間に位置している。そのため、連通空間S2の下方領域S2Aに収容されたトナーは容器本体21の後端部とシャッター24の間に挟まれることになり、これに伴って、連通空間S2の下方領域S2Aに収容されたトナーが固まりやすくなる恐れがある。しかしながら、本実施形態では、たとえ連通空間S2の下方領域S2Aに収容されたトナーが多少固まったとしても、この固まったトナーを突起26によってほぐすことができるため、連通空間S2の下方領域S2Aにおいてトナーが詰まるのを抑制することができる。
また、容器本体21の回転時において、キャップ23の回転が停止している。このような構成を採用することで、容器本体21の回転に伴って突起26をキャップ23に対して相対的に移動させることが可能となる。これに伴って、連通空間S2内のトナーを突起26によって効果的にほぐすことが可能となる。
また、複合機1は、トナーコンテナ15と、トナーコンテナ15が着脱可能に装着される装着部16と、を備えている。このような構成を採用することで、トナーコンテナ15を容易に交換することが可能となる。
本実施形態では、回転方向RDにおける切り欠き38Aの下流側に、切り欠き38Aと隣接して突起26が設けられている。一方で、他の異なる実施形態では、図9に示されるように、回転方向RDにおける切り欠き38Aの上流側に、切り欠き38Aと隣接して突起26が設けられていても良い。また、更に他の異なる実施形態では、各切り欠き38A、38Bと隣接しない位置に突起26が設けられていても良い。
本実施形態では、容器本体21のベース部39Aから突起26が突出しており、容器本体21のベース部39Bからは突起26が突出していない。一方で、他の異なる実施形態では、図10に示されるように、複数のベース部39A、39Bからそれぞれ突起26が突出していても良い。
本実施形態では、1個のベース部39Aから1個の突起26が突出している。一方で、他の異なる実施形態では、1個のベース部39Aから複数の突起26が突出しても良い。
本実施形態では、突起26の周方向の長さがベース部39Aの周方向の長さよりも短い。一方で、他の異なる実施形態では、突起26の周方向の長さがベース部39Aの周方向の長さと同一であっても良い。つまり、突起26がベース部39Aの周方向の全域から突出していても良い。
本実施形態では、突起26の後端部と容器本体21の後縁部の間に間隔G1が設けられている。一方で、他の異なる実施形態では、突起26の後端部と容器本体21の後縁部の間に間隔が設けられていなくても良い。
本実施形態では、突起26の回転方向上流側の端部と切り欠き38Aの回転方向下流側の端部の間に間隔G2が設けられている。一方で、他の異なる実施形態では、突起26の回転方向上流側の端部と切り欠き38Aの回転方向下流側の端部の間に間隔G2が設けられていなくても良い。
本実施形態では、突起26の前後方向の位置が容器本体21の各切り欠き38A、38Bの前後方向の位置と全体的に重なっている。一方で、他の異なる実施形態では、突起26の前後方向の位置が容器本体21の各切り欠き38A、38Bの前後方向の位置と部分的に重なっていても良いし、突起26の前後方向の位置が容器本体21の各切り欠き38A、38Bの前後方向の位置と重なっていなくても良い。
本実施形態では、容器本体21の回転に伴って突起26が連通空間S2内を移動する際に、突起26がキャップ23の排出口47の直上を通過する。一方で、他の異なる実施形態では、容器本体21の回転に伴って突起26が連通空間S2内を移動する際に、突起26がキャップ23の排出口47の斜め上方などを通過しても良い。
本実施形態では、複合機1に本発明の構成を適用する場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、プリンター、コピー機、ファクシミリ等の複合機1以外の画像形成装置に本発明の構成を適用することも可能である。
1 複合機(画像形成装置の一例)
15 トナーコンテナ(トナー容器の一例)
16 装着部
21 容器本体
23 キャップ
24 シャッター
25 シール部材
26 突起
32 搬送部
35 フランジ
37 開口
38A、38B 切り欠き
46 段差
47 排出口
S1 収容空間
S2 連通空間
X 回転軸

Claims (7)

  1. トナーを収容する収容空間を有し、回転軸の周りを回転する容器本体と、
    前記収容空間と連通する連通空間と、前記収容空間から前記連通空間へと導入されたトナーを排出する排出口と、を有し、前記容器本体の回転時において回転が停止しているキャップと、
    前記容器本体と一体に形成され、前記容器本体から径方向外側に向かって突出しており、前記容器本体の回転に伴って前記連通空間内を移動する突起と、を備え
    前記突起は、前記容器本体の回転に伴って前記連通空間内を移動する際に、前記排出口の直上を通過し、
    前記容器本体には、前記容器本体の回転に伴って前記収容空間内のトナーを前記回転軸方向一側から他側に向かって搬送する搬送部が設けられ、
    前記容器本体の前記回転軸方向他側の端部には、前記収容空間と前記連通空間を連通させる切り欠きが設けられ、
    前記突起は、前記容器本体の前記回転軸方向他側の端部の外周面から径方向外側に向かって突出しており、前記回転軸方向の位置が前記切り欠きと重なっていることを特徴とするトナー容器。
  2. 前記突起は、前記容器本体の回転方向における前記切り欠きの下流側に、前記切り欠きと隣接して設けられていることを特徴とする請求項に記載のトナー容器。
  3. 前記容器本体の前記回転軸方向他側の縁部には、開口が設けられ、
    前記切り欠きは、前記開口と連続して設けられ、
    前記キャップは、前記開口を覆っていることを特徴とする請求項又はに記載のトナー容器。
  4. 前記容器本体と前記キャップの間に介装されるシール部材を更に備え、
    前記突起は、前記シール部材よりも前記回転軸方向外側に配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のトナー容器。
  5. 前記容器本体の外周面には、フランジが突設され、
    前記キャップの内周面には、前記フランジよりも前記回転軸方向外側に段差が設けられ、
    前記シール部材は、前記フランジと前記段差の間に介装され、
    前記突起の径方向外側の端部は、前記フランジの径方向外側の端部よりも径方向内側に位置していることを特徴とする請求項に記載のトナー容器。
  6. 前記キャップの下面に沿って移動し、前記排出口を開閉するシャッターを更に備え、
    前記連通空間の一部は、前記シャッターが前記排出口を閉止している状態で、前記容器本体と前記シャッターの間に位置していることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のトナー容器。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載のトナー容器と、
    前記トナー容器が着脱可能に装着される装着部と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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