JP6597000B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6597000B2
JP6597000B2 JP2015138982A JP2015138982A JP6597000B2 JP 6597000 B2 JP6597000 B2 JP 6597000B2 JP 2015138982 A JP2015138982 A JP 2015138982A JP 2015138982 A JP2015138982 A JP 2015138982A JP 6597000 B2 JP6597000 B2 JP 6597000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
software
image processing
control unit
scan
instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015138982A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017022567A (ja
Inventor
哲也 奥野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2015138982A priority Critical patent/JP6597000B2/ja
Priority to US15/203,876 priority patent/US9871932B2/en
Publication of JP2017022567A publication Critical patent/JP2017022567A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6597000B2 publication Critical patent/JP6597000B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00912Arrangements for controlling a still picture apparatus or components thereof not otherwise provided for
    • H04N1/00938Software related arrangements, e.g. loading applications
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00408Display of information to the user, e.g. menus
    • H04N1/00411Display of information to the user, e.g. menus the display also being used for user input, e.g. touch screen
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00474Output means outputting a plurality of functional options, e.g. scan, copy or print
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00962Input arrangements for operating instructions or parameters, e.g. updating internal software
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0094Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本明細書では、画像処理を実行可能な画像処理装置を開示する。
特許文献1には、スキャン、印刷、コピー、ファクシミリ等に対応する複数個のアプリケーションを備える複合機が開示されている。例えば、スキャンに対応するアプリは、オペレーションパネルに対するユーザの操作に従って、スキャンに関連する各種処理を実行する。
特開2002−84383号公報 特開2014−239302号公報 特開2003−296065号公報
特許文献1では、操作部に対するユーザの操作に起因して取得される指示に従ってスキャン処理を実行することが開示されているが、外部装置との通信によって取得される指示に従ってスキャン処理を実行することについて、何ら開示されていない。例えば、既存の画像処理装置が、操作部に対するユーザの操作に起因して取得される指示に従ってスキャン処理を実行するためのスキャンアプリケーションを備える状況を想定する。そして、このような既存の画像処理装置を改良して、外部装置との通信によって取得される指示に従ってスキャン処理を実行可能な画像処理装置を開発する。この場合、外部装置から指示が取得される場合に、当該指示をスキャンアプリケーションに供給する新たなアプリケーションを開発することが考えられる。しかしながら、このような手法を採用すると、新たなアプリケーションからの指示に応じてスキャン処理を実行するための仕組みをスキャンアプリケーションに追加しなければならず、既存のスキャンアプリケーションを大幅に変更しなければならない。
本明細書では、操作部に対するユーザの操作に起因して取得される指示と、外部装置との通信によって取得される指示と、のそれぞれに従って、同じ画像処理を実行可能な画像処理装置を実現するために、既存のソフトウェアを大幅に変更せずに済む技術を提供する。
本明細書によって開示される画像処理装置は、ユーザによって操作される操作部と、通信インターフェースと、画像処理エンジンと、複数個のソフトウェアを格納するメモリと、前記ユーザが前記操作部を操作することに起因して、前記画像処理の第1の開始指示を取得する場合に、前記複数個のソフトウェアのうちの第1のソフトウェアに従って、前記画像処理に関連する関連処理を実行して、前記画像処理エンジンに前記画像処理を実行させる第1の制御部と、前記複数個のソフトウェアのうちの第2のソフトウェアであって、前記第1のソフトウェアとは異なる前記第2のソフトウェアに従って、前記関連処理を実行するために必要な所定データを前記第1のソフトウェアからロードするロード処理を実行する第2の制御部と、を備え、前記第2の制御部は、さらに、外部装置から前記通信インターフェースを介して前記画像処理の第2の開始指示を取得する場合に、ロード済みの前記所定データを利用した前記関連処理を実行して、前記画像処理エンジンに前記画像処理を実行させる。
上記の構成によると、画像処理装置は、ユーザが操作部を操作することに起因して取得される第1の開始指示と、外部装置から通信インターフェースを介して取得される第2の開始指示と、のそれぞれに従って、同じ画像処理を実行することができる。具体的には、第1の制御部は、第1の開始指示を取得する場合に、第1のソフトウェアに従って、関連処理を実行して画像処理エンジンに画像処理を実行させる。また、第2の制御部は、第2のソフトウェアに従って、第1のソフトウェアから所定データをロードするロード処理を実行し、第2の開始指示を取得する場合に、ロード済みの所定データを利用した関連処理を実行して画像処理エンジンに画像処理を実行させる。この構成によると、第1のソフトウェアに従って実現される第1の制御部は、第2のソフトウェアからの指示に応じて上記の関連処理を実行せずに済む。このために、例えば、第1のソフトウェアが既存のソフトウェアである場合に、第1のソフトウェアを大幅に変更せずに済む。
上記の画像処理装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の画像処理装置と上記の外部装置とを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 通常スキャンを実現するための各部の動作を示す。 各画面が遷移する様子を示す。 スキャンアップロードを実現するための各部の動作を示す。 図4の続きの動作を示す。 図5の続きの動作を示す。
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、多機能機10と、仲介サーバ80と、複数個の保存サーバ90,92と、を備える。各デバイス10,80,90,92は、インターネット4を介して、相互に通信可能である。以下では、多機能機10のことを「MFP(Multi-Function Peripheralの略)10」と記載する。
(MFP10の構成)
MFP10は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能等を含む多機能を実行可能な周辺装置(即ち図示省略のPC(Personal Computerの略)等の周辺装置)である。MFP10は、表示パネル12と、通信インターフェース(以下では「I/F」と記載する)14と、印刷エンジン16と、スキャンエンジン18と、制御部30と、を備える。各部12〜30は、バス線(符号省略)に接続されている。
表示パネル12は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示パネル12は、いわゆるタッチパネルとしても機能し、ユーザから様々な指示を受け付けることもできる。即ち、表示パネル12は、操作部と表示部との双方の機能を実現する。ただし、変形例では、操作部と表示部とが別体に構成されていてもよい。通信I/F14は、有線通信又は無線通信を実行するためのインターフェースであり、図示省略のLANを介してインターネット4に接続されている。印刷エンジン16は、インクジェット方式、レーザー方式等の印刷機構を備える。スキャンエンジン18は、CCD(Charge Coupled Deviceの略)、CIS(Contact Image Sensorの略)等のスキャン機構を備える。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム36に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ34内のプログラム36は、複数個のソフトウェア38を含む。複数個のソフトウェア38は、アプリケーション層(以下では「App層」と記載する)に属するアプリケーション50〜58と、App層よりも下位層であるアプリケーションフレームワーク層(以下では「AppFw層」と記載する)に属する管理フレームワーク60と、を含む。以下では、アプリケーションのことを「アプリ」と呼ぶ。App層は、様々な機能を実現するための様々なアプリ50〜58が配置される層である。AppFw層は、各アプリ50〜58の間で共通的に利用されるソフトウェア(即ち管理フレームワーク60)が配置される層である。
各ソフトウェア50〜60がCPU32によって実行されることによって、以下の各部50A〜60Aが実現される。ホーム画面アプリ50は、いわゆるホーム画面を表示するホームUI(User Interfaceの略)部50Aを実現する。スキャン画面アプリ52は、スキャン処理に関連する各種画面を表示するスキャンUI部52Aを実現する。スキャン処理アプリ54は、スキャン処理をスキャンエンジン18に実行させるスキャン制御部54Aを実現する。通信画面アプリ56は、仲介サーバ80との通信に関連する各種画面を表示する通信UI部56Aを実現する。連携アプリ58は、通信UI部56Aと連携して各種処理(例えば仲介サーバ80との通信)を実行する連携制御部58Aを実現する。ここで、「連携」は、通信画面アプリ56及び連携アプリ58によって実現される各処理が1個のタスク内で実行されることを意味する。なお、プログラム36は、さらに、印刷に関連するアプリ、コピーに関連するアプリ等を含むが、それらに関する説明を省略する。
管理フレームワーク60は、主に、各部50A〜56Aの間の指示等の通信を中継する管理部60Aを実現する。このように、各部50A〜56Aが、直接的に通信するのではなく、管理部60Aを介して通信する構成を採用している理由は、以下のとおりである。例えば、第1のアプリが、第2のアプリ及び第3のアプリのそれぞれに指示を直接的に供給する構成を採用する状況を想定する。この場合、第1のアプリの開発者は、第2及び第3のアプリのそれぞれの開発者と協働して第1のアプリを開発しなければならない。これに対し、第1のアプリが、管理アプリを介して、第2及び第3のアプリのそれぞれに指示を間接的に供給する構成を採用すると、第1のアプリの開発者は、管理アプリの開発者と協働すれば済む。従って、各アプリの開発作業の分業化が容易である。このような思想が、いわゆるMVC(Model View Controllerの略)と呼ばれる設計モデルである。本実施例でも、MVCの設計モデルを採用しており、各アプリ50〜56によって実現される各部50A〜56Aの間の直接的な指示等の供給が禁止されている。このために、各アプリ50〜56の開発作業の分業化が容易であるので、MFP10の開発効率を向上させることができる。ただし、変形例では、管理部60Aを省略して、各部50A〜56Aの間の直接的な指示等の供給が許容されてもよい。
また、本実施例では、2個のアプリ52,54がスキャン処理に関連する各種処理を実現する。1個のアプリが当該各種処理を実行する構成と比べると、各アプリ52,54の開発作業を分業させることができるので、MFP10の開発作業を効率化させることができる。ただし、変形例では、2個のアプリ52,54によって実現される各処理が、1個のアプリによって実現されてもよい。
同様に、本実施例では、通信に関連する各種処理を実現する各アプリ56,58の開発作業を分業させることができるので、MFP10の開発作業を効率化させることができる。ただし、変形例では、2個のアプリ56,58によって実現される各処理が、1個のアプリによって実現されてもよい。特に、本実施例では、各アプリ56,58が連携して処理を実行するので、2個のアプリ56,58を1個のアプリにまとめてしまう方が、開発効率が向上するようにも考えられる。しかしながら、連携アプリ58を独立した1個のアプリにしておけば、仲介サーバ80との通信のみならず、他の装置(例えば、PC、ファクシミリ装置、他のサーバ等)との通信も連携アプリ58に実行させることができる。即ち、本実施例では、様々な種類の通信に関する処理を連携アプリ58に集約させて、連携アプリ58が通信画面アプリ56を含む複数の画面アプリのそれぞれと連携させる手法を採用することによって、開発効率の向上を図っている。
(各サーバ80,90,92の構成)
各保存サーバ90,92は、外部からデータを取得して保存する。例えば、保存サーバ90等は、MFP10からスキャンデータを取得して保存する。以下では、MFP10が、スキャン処理を実行してスキャンデータを生成し、当該スキャンデータを保存サーバ90等にアップロードする動作のことを、「スキャンアップロード」と呼ぶ。仲介サーバ80は、MFP10と保存サーバ90等の間のスキャンアップロードを仲介する。
(通常スキャン;図2)
MFP10は、表示パネル12に対するユーザの操作に起因して、スキャン処理の開始指示を取得する場合に、スキャン処理を実行してスキャンデータを生成し、当該スキャンデータをメモリ34に格納することができる。以下では、このような動作のことを「通常スキャン」と呼ぶ。図2を参照して、通常スキャンの内容を説明する。図2は、App層に属する各アプリ50〜58によって実現される各部50A〜58Aと、AppFW層に属する管理フレームワーク60によって実現される管理部60Aと、を模式的に示す。また、図2は、さらに、AppFw層よりも下位層であるハードウェアに属する各部12,14,18を示す。
図2の初期状態では、ホームUI部50A及び管理部60Aが起動状態であり、他の各部52A〜58Aが非起動状態である。ここで、「起動状態」、「非起動状態」は、それぞれ、ソフトウェアに従ったタスクがCPU32によって実行されている状態、実行されていない状態を意味する。初期状態では、ホームUI部50Aは、メモリ34に予め格納されている画面データを利用して、図3のホーム画面100を表示パネル12に表示させている。ホーム画面100は、何らかの指示に従った処理が実行されていない状態、即ち、何の指示も与えられていない待機状態を示す画面であり、「コピー」、「スキャン」、及び、「仲介サーバ」を示す複数個のボタンを含む。図2のS10では、表示パネル12は、ホーム画面100内の「スキャン」を選択する操作を受け付ける。この場合、S11では、表示パネル12は、「スキャン」が選択されたことを示す選択通知をホームUI部50Aに供給する。
ホームUI部50Aは、当該選択通知を取得する場合(S11)に、S12において、当該選択通知を管理部60Aに供給する。この場合、S13では、管理部60Aは、スキャンUI部52Aを起動させるための起動指示をスキャンUI部52Aに供給する。この結果、スキャンUI部52Aは、非起動状態から起動状態へ移行し、さらに、S14において、メモリ34に予め格納されている画面データを利用して、ホーム画面100に代えて、図3の設定画面110を表示パネル12に表示させる。
設定画面110は、ユーザがスキャン設定を選択するための画面であり、「両面スキャン」、「解像度」、及び、「色数」を示す複数個の設定項目を含む。「両面スキャン」は、両面スキャンの実行の有無を選択するための項目である。「解像度」は、スキャン解像度を選択するための項目である。「色数」は、カラースキャン又はモノクロスキャンを選択するための項目である。設定画面110は、さらに、「スタート」及び「キャンセル」を示す2個のボタンを含む。
図2のS20では、表示パネル12は、設定画面110内でスキャン設定を選択する操作を受け付けて、さらに、「スタート」を選択する操作を受け付ける。この場合、S21では、表示パネル12は、スキャン処理の開始指示をスキャンUI部52Aに供給する。
スキャンUI部52Aは、当該開始指示を取得する場合(S21)に、S22において、メモリ34に予め格納されている画面データを利用して、設定画面110に代えて、図3の実行中画面140を表示パネル12に表示させる。実行中画面140は、スキャンの実行中であることを示す文字列を含む。そして、図2のS23,S24では、スキャンUI部52Aは、スキャン制御部54Aを起動させるための起動指示を、管理部60Aを介して、スキャン制御部54Aに供給する。この結果、スキャン制御部54Aは、非起動状態から起動状態へ移行し、さらに、S25において、スキャン処理の実行指示をスキャンエンジン18に供給する。なお、変形例では、当該実行指示は、スキャン制御部54Aから他の部を介してスキャンエンジン18に間接的に供給されてもよい。
スキャンエンジン18は、当該実行指示を取得する場合(S25)に、設定画面110で選択されたスキャン設定に従って、スキャン処理を実行する。これにより、スキャンデータが生成されてメモリ34に格納され、通常スキャンが完了する。
(スキャンアップロード;図4)
続いて、図4を参照して、スキャンアップロードの内容を説明する。図4の初期状態は、図2の初期状態と同様である。図4のS100では、表示パネル12は、ホーム画面100内の「仲介サーバ」を選択する操作を受け付ける。この場合、S101では、表示パネル12は、「仲介サーバ」が選択されたことを示す選択通知をホームUI部50Aに供給する。
ホームUI部50Aは、当該選択通知を取得する場合(S101)に、S102において、当該選択通知を管理部60Aに供給する。この場合、S103では、管理部60Aは、通信UI部56Aを起動させるための起動指示を通信UI部56Aに供給する。この結果、通信UI部56Aは、非起動状態から起動状態へ移行し、さらに、S104,S105において、連携制御部58Aを起動させるための起動指示を、管理部60Aを介して、連携制御部58Aに供給する。この場合、連携制御部58Aは、非起動状態から起動状態へ移行し、この結果、通信UI部56A及び連携制御部58Aが連携する。即ち、1個のタスクによって各部56A,58Aが実現される。なお、変形例では、連携制御部58Aは、いわゆるライブラリであってもよい。この場合、通信UI部56Aは、管理部60Aを介さずに連携制御部58Aを直接的に利用してもよい。
(スキャンアップロードの続き;図5)
続いて、図5を参照して、図4の続きの動作を説明する。図5では、各部56A,58Aが連携している様子を、各部56A,58Aが接している状態で表現している。以下では、各部56A,58Aが連携して処理を実行するが、通信画面アプリ56によって実現される処理、連携アプリ58によって実現される処理を説明する際には、それぞれ、通信UI部56A、連携制御部58Aを主語として記載する。
S110では、連携制御部58Aは、通信I/F14を介して、画面要求を仲介サーバ80に供給する。この結果、S111では、連携制御部58Aは、通信I/F14を介して、仲介サーバ80から図3の選択画面120を表わす画面データを取得する。当該画面データが連携制御部58Aによって取得されることに応じて、S112では、通信UI部56Aは、当該画面データを利用して、ホーム画面100に代えて、選択画面120を表示パネル12に表示させる。
図3の選択画面120は、スキャンデータのアップロード先を選択するための画面であり、2個の保存サーバ90,92に対応する2個のサーバ名「サーバXXX」及び「サーバYYY」を示す2個のボタンと、「キャンセル」を示すボタンと、を含む。
図5のS120では、表示パネル12は、選択画面120内の「サーバXXX」(即ち保存サーバ90)を選択する操作を受け付ける。この場合、S121では、表示パネル12は、保存サーバ90が選択されたことを示す選択通知を通信UI部56Aに供給する。当該選択通知が通信UI部56Aによって取得されることに応じて、S122では、連携制御部58Aは、通信I/F14を介して、保存サーバ90が選択されたことを示す画面要求を仲介サーバ80に供給する。この結果、S123では、連携制御部58Aは、通信I/F14を介して、仲介サーバ80から図3の確認画面130を表わす画面データを取得する。当該画面データが連携制御部58Aによって取得されることに応じて、S124では、通信UI部56Aは、当該画面データを利用して、選択画面120に代えて、確認画面130を表示パネル12に表示させる。
図3の確認画面130は、スキャンアップロードを実行すべきか否かをユーザに確認するための画面であり、アップロード先のURLを示す文字列「serverXXX/aaa/bbb」と、スキャン設定を示す文字列(例えば「解像度:600dpi」)と、を含む。確認画面130は、さらに、「スタート」及び「キャンセル」を示す2個のボタンを含む。ここで、アップロード先のURLは、仲介サーバ80によって保存サーバ90から取得される。また、本実施例では、確認画面130内のスキャン設定は、仲介サーバ80によって予め決定されている。ただし、変形例では、スキャン設定を選択するための設定画面を表わす画面データが仲介サーバ80からMFP10に供給されて、MFP10のユーザによってスキャン設定が選択されてもよい。
(スキャンアップロードの続き;図6)
続いて、図6を参照して、図5の続きの動作を説明する。S130では、表示パネル12は、確認画面130内の「スタート」を選択する操作を受け付ける。この場合、S131では、表示パネル12は、「スタート」が選択されたことを示す選択通知を通信UI部56Aに供給する。当該選択通知が通信UI部56Aによって取得されることに応じて、S132では、連携制御部58Aは、通信I/F14を介して、当該選択通知を仲介サーバ80に供給する。この結果、S133では、連携制御部58Aは、通信I/F14を介して、仲介サーバ80からスキャン処理の開始指示を取得する。当該開始指示は、確認画面130で表示されたアップロード先のURL及びスキャン設定を含む。
連携制御部58Aは、当該開始指示を取得する場合(S133)に、S134において、ロード要求を管理部60Aに供給する。ロード要求は、スキャン画面アプリ52のうちの一部のデータのコピーであるコピーデータCDのロード(即ち、取得、読み込み)を管理部60Aに要求するためのコマンドである。ここで、上記の一部のデータは、例えば、図3の実行中画面140を表示するためのデータを含み、設定画面110を表示するためのデータを含まない。スキャン画面アプリ52のうちの全てのデータがロードされないので、不要なデータがロードされず、この結果、ロード処理の処理時間を短縮することができ、さらに、連携制御部58AがコピーデータCDを格納するためのメモリ容量が少なくて済む。ただし、変形例では、スキャン画面アプリ52のうちの全てのデータがロードされる構成を採用してもよい。また、本実施例では、スキャンに関連するアプリをスキャン画面アプリ52とスキャン処理アプリ54とに分けており、スキャン制御部54AがスキャンUI部52Aからの指示に応じて動作するように構成している。このために、連携制御部58Aは、スキャン画面アプリ52を構成するデータを含むコピーデータCDであって、スキャン処理アプリ54を構成するデータを含まないコピーデータCDをロードすることができる。以降の処理に不要なデータ(即ちスキャン処理アプリ54を構成するデータ)がロードされず、この結果、ロード処理の処理時間を短縮することができ、さらに、連携制御部58AがコピーデータCDを格納するためのメモリ容量が少なくて済む。
S135では、管理部60Aは、スキャンUI部52Aを非起動状態から起動状態へ移行させることなく、スキャン画面アプリ52を構成するコピーデータCDを取得する。そして、S136では、管理部60Aは、コピーデータCDを連携制御部58Aに供給する。これにより、連携制御部58AによってコピーデータCDがロードされる。この結果、通信UI部56A及び連携制御部58Aは、スキャンUI部52Aが実行可能な各処理(例えば図2のS22,S23)と同じ各処理を、ロード済みのコピーデータCDを利用して実行することができる。特に、通信UI部56Aではなく連携制御部58Aがロード処理を実行するので、例えば、既存のアプリの改良によって通信画面アプリ56が開発される際に、当該既存のアプリを大幅に変更しなくても通信画面アプリ56を実現することができる。ただし、変形例では、通信UI部56Aがロード処理を実行してもよい。また、別の変形例では、管理部60Aは、例えば、MFP10の電源投入時に、スキャンUI部52AからコピーデータCDを予め取得しておいてもよい。そして、管理部60Aは、S134のロード要求を取得する場合に、取得済みのコピーデータCDを連携制御部58Aに供給してもよい。
上述したように、スキャンUI部52Aは、設定画面110の表示処理と実行中画面140の表示処理とを実行可能である(図2のS14,S22)。ただし、スキャンアップロードでは、仲介サーバ80から取得されるS133の開始指示がスキャン設定を含んでいるので、設定画面110を表示させる必要がない。このために、S137では、連携制御部58Aは、ロード済みのコピーデータCDを利用して、確認画面130に代えて、設定画面110を表示させずに、実行中画面140を表示させる(図3参照)。
次いで、S138,S139では、通信UI部56Aは、ロード済みのコピーデータCDを利用して、スキャン制御部54Aを起動させるための起動指示を、管理部60Aを介して、スキャン制御部54Aに供給する。この結果、スキャン制御部54Aは、非起動状態から起動状態へ移行し、さらに、S140において、スキャン処理の実行指示をスキャンエンジン18に供給する。
スキャンエンジン18は、当該実行指示を取得する場合(S140)に、S133の開始指示内のスキャン設定に従って、スキャン処理を実行する。これにより、スキャンデータが生成される。この後の動作を図示省略しているが、連携制御部58Aは、S133の開始指示内のアップロード先のURLを宛先として、通信I/F14を介して、スキャンデータを出力する。この結果、保存サーバ90内の当該URLに対応する位置にスキャンデータが保存され、スキャンアップロードが完了する。
(本実施例の効果)
スキャンUI部52Aを実現するためのスキャン画面アプリ52は、MFP10の基本的な機能である通常スキャンを実現するためのアプリであり、通常、過去の製品に搭載されている既存のスキャン画面アプリを改良することによって準備される。例えば、通信UI部56A又は連携制御部58Aが、仲介サーバ80から開始指示を取得する場合(S133)に、管理部60Aを介して、第1の起動指示をスキャンUI部52Aに供給する第1の比較例の構成を採用することを想定する。第1の比較例では、スキャンUI部52Aは、第1の起動指示に応じて非起動状態から起動状態へ移行し、実行中画面140を表示パネル12に表示させる。そして、スキャンUI部52Aは、管理部60Aを介して、第2の起動指示をスキャン制御部54Aに供給する。この結果、スキャン制御部54Aは、第2の起動指示に応じて非起動状態から起動状態へ移行し、実行指示をスキャンエンジン18に供給する。第1の比較例では、スキャンUI部52Aは、通信UI部56A又は連携制御部58Aからの第1の起動指示に応じて、実行中画面140の表示と、第2の起動指示の供給と、を実行する必要がある。従って、第1の比較例のスキャン画面アプリ52を実現するためには、既存のスキャン画面アプリを大幅に変更する必要がある。
これに対し、本実施例のMFP10では、連携制御部58Aは、仲介サーバ80から開始指示を取得する場合(S133)に、コピーデータCDをロードする(S134〜S136)。そして、通信UI部56Aは、コピーデータCDを利用して実行中画面140を表示し(S137)、さらに、起動指示をスキャン制御部54Aに供給する(S138,S139)。従って、スキャンUI部52Aは、通信UI部56A又は連携制御部58Aからの起動指示に応じた処理を実行せずに済む。従って、既存のスキャン画面アプリを大幅に変更しなくても、スキャン画面アプリ52を準備することができる。換言すると、スキャン画面アプリ52は、MFP10の基本的な機能のみを実現するためのアプリとして維持される。このようにしておければ、将来、MFP10の後継機が開発されるべき際にも、スキャン画面アプリ52をほぼそのまま利用することもできる。
また、連携制御部58Aが、図4のS105の起動指示を取得したタイミングでコピーデータCDをロードする構成、即ち、図5のS112,S124の各画面120,130の表示の前(さらには図6のS133の開始指示の取得の前)にコピーデータCDをロードする第2の比較例の構成を採用することを想定する。第2の比較例では、各画面120,130内の「キャンセル」が選択される場合に、コピーデータCDが不要になり、この結果、コピーデータCDのロード処理が無駄になる。これに対し、本実施例では、連携制御部58Aは、図5のS112,S124の各画面120,130の表示が終了し、さらに、図6のS133の開始指示を取得した後に、コピーデータCDをロードする。従って、通信UI部56A及び連携制御部58AがコピーデータCDを確実に利用することになり、コピーデータCDのロード処理が無駄になるのを抑制することができる。また、例えば、連携制御部58Aが、スキャン画面アプリ52のコピーデータCDのみならず、他の画面アプリ(例えば、印刷画面アプリ、コピー画面アプリ等)のコピーデータもロードすべき状況を想定する。この場合、第2の比較例では、複数個の画面アプリの複数個のコピーデータが連携制御部58Aによって同時的にロードされる状況が起こり得るので、複数個のコピーデータを同時的に格納するためのメモリ容量を確保しておく必要がある。これに対し、本実施例では、連携制御部58Aは、コピーデータCDを利用すべき際にコピーデータCDをロードするので、コピーデータCDを利用した処理が完了すれば、コピーデータCDを削除すればよい。即ち、連携制御部58Aは、複数個の画面アプリのそれぞれに従った処理を実行すべき際に各画面アプリからコピーデータをロードし、処理が終了すれば当該コピーデータを削除すればよい。このために、1個のコピーデータを格納するためのメモリ容量を確保しておけばよく、複数個のコピーデータを同時的に格納するためのメモリ容量を確保しておかずに済む。なお、変形例では、連携制御部58Aは、図6のS133の開始指示の取得の前にロード処理を実行してもよい。例えば、連携制御部58Aは、図4のS105の起動指示を取得したタイミング、図5のS121の選択通知を取得したタイミング、又は、図6のS131の選択通知を取得したタイミングで、ロード処理を実行してもよい。
(対応関係)
スキャン画面アプリ52及びスキャン処理アプリ54の組合せが、「第1のソフトウェア」の一例であり、アプリ52、アプリ54が、それぞれ、「第1の表示ソフトウェア」、「エンジン制御ソフトウェア」の一例である。通信画面アプリ56及び連携アプリ58の組合せが、「第2のソフトウェア」の一例であり、アプリ56、アプリ58が、それぞれ、「第2の表示ソフトウェア」、「通信ソフトウェア」の一例である。スキャンUI部52A及びスキャン制御部54Aの組合せ、通信UI部56A及び連携制御部58Aの組合せが、それぞれ、「第1の制御部」、「第2の制御部」の一例である。
図2のS13の起動指示、S21の開始指示、S25の実行指示が、それぞれ、「第1の関連指示」、「第1の開始指示」、「実行指示」の一例である。図4のS103の起動指示が、「第2の関連指示」の一例である。図6のS133の開始指示が、「第2の開始指示」の一例である。図3の設定画面110、選択画面120、実行中画面140が、それぞれ、「第1の画像」、「第3の画像」、「第2の画像」の一例である。コピーデータCDが、「所定データ」の一例である。
図2のS14、S22、S23、S25が、それぞれ、「第1の表示処理」、「第2の表示処理」、「第1の起動処理」、「供給処理」の一例である。S22及びS23が、「関連処理」の一例である。図4のS104が、「第2の起動処理」の一例である。図5のS110及びS111が、「取得処理」の一例である。S112が、「第3の表示処理」の一例である。図6のS134及びS136が、「ロード処理」の一例である。S137、S138が、それぞれ、「第2の表示処理」、「第1の起動処理」の一例である。S137及びS138が、「関連処理」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例が含まれる。
(変形例1)上記の実施例では、スキャン処理が「画像処理」の一例であるが、これに代えて、例えば、印刷処理が「画像処理」の一例であってもよい。例えば、MFP10は、表示パネル12が操作されることに起因して、MFP10のメモリ34内のデータ又はMFP10に装着されるUSBメモリ内のデータに従った印刷処理の開始指示を取得する場合に、印刷処理を実行してもよい。この場合、例えば、印刷処理に関連するアプリは、印刷処理の実行中を示す実行中画面を表示パネル12に表示させてもよい。そして、MFP10は、PC等の外部装置から印刷データを含む開始指示を取得する場合に、印刷処理を実行してもよい。この場合、通信UI部56A及び連携制御部58Aは、印刷処理に関連するアプリを構成するコピーデータをロードして、ロード済みのコピーデータを利用して上記の実行中画面を表示パネル12に表示させてもよい。
(変形例2)MFP10は、ホーム画面100内の「スキャン」が選択される場合に、スキャン設定をユーザに選択させることなく、デフォルトのスキャン設定を利用してもよい。この場合、例えば、スキャンUI部52Aは、図2のS13の起動指示を取得する場合に、S14の設定画面110を表示せずに、S22の実行中画面を表示し、S23,S24の起動指示をスキャン制御部54Aに供給してもよい。即ち、S14、S20、及び、S21を省略可能である。本変形例では、「第1の表示処理」を省略可能である。また、本変形例では、S13の起動指示が、「第1の開始指示」の一例である。
(変形例3)スキャンUI部52Aは、図2のS21の開始指示を取得する場合に、S22の実行中画面140を表示しなくてもよい。即ち、S22を省略可能である。本変形例では、「第2の表示処理」を省略可能である。
(変形例4)図3の各画面120,130を表示するための各種情報(例えば、各サーバ名、アップロード先を示すURL、デフォルトのスキャン設定等)が、メモリ34に予め格納されていてもよい。この場合、通信UI部56Aは、メモリ34内の情報を利用して、図5のS112及びS124を実行する。即ち、S110,S111,S122,S123を省略可能である。本変形例では、「取得処理」を省略可能である。また、別の変形例では、アップロード先のURLが予め決められている場合には、図5のS110,S111,S112を省略してもよい。本変形例では、「第3の表示処理」を省略可能である。
(変形例5)上記の実施例では、MFP10のCPU32がプログラム36に従って処理を実行することによって、図2、図4〜図6の各処理が実現される。これに代えて、これらの各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下は、出願時の特許請求の範囲に記載されていた事項である。
(項目1)
画像処理装置であって、
ユーザによって操作される操作部と、
通信インターフェースと、
画像処理エンジンと、
複数個のソフトウェアを格納するメモリと、
前記ユーザが前記操作部を操作することに起因して、前記画像処理の第1の開始指示を取得する場合に、前記複数個のソフトウェアのうちの第1のソフトウェアに従って、前記画像処理に関連する関連処理を実行して、前記画像処理エンジンに前記画像処理を実行させる第1の制御部と、
前記複数個のソフトウェアのうちの第2のソフトウェアであって、前記第1のソフトウェアとは異なる前記第2のソフトウェアに従って、前記関連処理を実行するために必要な所定データを前記第1のソフトウェアからロードするロード処理を実行する第2の制御部と、を備え、
前記第2の制御部は、さらに、外部装置から前記通信インターフェースを介して前記画像処理の第2の開始指示を取得する場合に、前記第2のソフトウェアに従って、ロード済みの前記所定データを利用した前記関連処理を実行して、前記画像処理エンジンに前記画像処理を実行させる、画像処理装置。
(項目2)
前記画像処理装置は、さらに、
表示部を備え、
前記第1の制御部は、さらに、前記ユーザが前記操作部を操作することに起因して、前記画像処理に関連する第1の関連指示を取得する場合に、前記第1のソフトウェアに従って、前記画像処理に関連する第1の画像を前記表示部に表示させる第1の表示処理を実行し、
前記第1の制御部は、前記第1の画像が前記表示部に表示されている状態で前記ユーザが前記操作部を操作することに起因して、前記第1の開始指示を取得する場合に、前記第1のソフトウェアに従って、前記画像処理に関連する第2の画像を前記表示部に表示させる第2の表示処理を含む前記関連処理を実行し、
前記第2の制御部は、前記外部装置から前記第2の開始指示を取得する場合に、前記第1の表示処理を実行せずに、前記第2のソフトウェアに従って、前記第2の表示処理を含む前記関連処理を実行する、項目1に記載の画像処理装置。
(項目3)
前記第1のソフトウェアは、第1の表示ソフトウェアと、エンジン制御ソフトウェアと、を備え、
前記第1の制御部は、前記第1の表示ソフトウェアに従って、前記第1の表示処理と、前記関連処理と、を実行し、
前記関連処理は、前記第2の表示処理と、前記エンジン制御ソフトウェアを起動させる第1の起動処理と、を含み、
前記第1の制御部は、さらに、前記エンジン制御ソフトウェアが起動される場合に、前記エンジン制御ソフトウェアに従って、前記画像処理を前記画像処理エンジンに実行させるための実行指示を前記画像処理エンジンに供給する供給処理を実行し、
前記所定データは、前記第1の表示ソフトウェアを構成するデータを含み、前記エンジン制御ソフトウェアを構成するデータを含まない、項目2に記載の画像処理装置。
(項目4)
前記画像処理装置は、さらに、
表示部を備え、
前記第2の制御部は、さらに、前記ユーザが前記操作部を操作することに起因して、前記画像処理に関連する第2の関連指示を取得する場合に、前記第2のソフトウェアに従って、前記画像処理に関連する第3の画像を前記表示部に表示させる第3の表示処理を実行する、項目1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
(項目5)
前記第2のソフトウェアは、第2の表示ソフトウェアと、通信ソフトウェアと、を備え、
前記第2の制御部は、さらに、
前記第2の関連指示を取得する場合に、前記第2の表示ソフトウェアに従って、前記通信ソフトウェアを起動させる第2の起動処理と、
前記通信ソフトウェアが起動される場合に、前記通信ソフトウェアに従って、前記外部装置から前記通信インターフェースを介して前記第3の画像を表わす画像データを取得する取得処理と、を実行し、
前記第2の制御部は、前記外部装置から前記画像データを取得する場合に、前記第2の表示ソフトウェアに従って、取得済みの前記画像データを利用して、前記第3の表示処理を実行する、項目4に記載の画像処理装置。
(項目6)
前記第2の制御部は、前記外部装置から前記第2の開始指示を取得する場合に、前記通信ソフトウェアに従って、前記ロード処理を実行する、項目5に記載の画像処理装置。
(項目7)
前記第2の制御部は、前記第3の画像が前記表示部に表示された後に、前記外部装置から前記第2の開始指示を取得する場合に、前記通信ソフトウェアに従って、前記ロード処理を実行する、項目6に記載の画像処理装置。
(項目8)
前記第2の制御部は、前記第2の表示ソフトウェアに従って、ロード済みの前記所定データを利用した前記関連処理を実行する、項目5から7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
(項目9)
画像処理装置に搭載されるコンピュータによって実行されるコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータプログラムは、複数個のソフトウェアを含み、
前記複数個のソフトウェアのうちの第1のソフトウェアは、ユーザが前記画像処理装置の操作部を操作することに起因して、画像処理の第1の開始指示を取得する場合に、前記画像処理に関連する関連処理を前記コンピュータに実行させて、前記画像処理装置の画像処理エンジンに前記画像処理を実行させ、
前記複数個のソフトウェアのうちの第2のソフトウェアであって、前記第1のソフトウェアとは異なる前記第2のソフトウェアは、前記関連処理を実行するために必要な所定データを前記第1のソフトウェアからロードするロード処理を前記コンピュータに実行させ、
前記第2のソフトウェアは、さらに、外部装置から前記画像処理装置の通信インターフェースを介して前記画像処理の第2の開始指示を取得する場合に、ロード済みの前記所定データを利用した前記関連処理を前記コンピュータに実行させて、前記画像処理エンジンに前記画像処理を実行させる、コンピュータプログラム。
2:通信システム、10:多機能機(MFP)、12:表示パネル、14:通信インターフェース、16:印刷エンジン、18:スキャンエンジン、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、38:複数個のソフトウェア、50:ホーム画面アプリケーション、50A:ホームUI部、52:スキャン画面アプリケーション、52A:スキャンUI部、54:スキャン処理アプリケーション、54A:スキャン制御部、56:通信画面アプリケーション、56A:通信UI部、58:連携アプリケーション、58A:連携制御部、60:管理フレームワーク、60A:管理部、80:仲介サーバ、90,92:保存サーバ、100:ホーム画面、110:設定画面、120:選択画面、130:確認画面、140:実行中画面、CD:コピーデータ

Claims (9)

  1. 画像処理装置であって、
    ユーザによって操作される操作部と、
    通信インターフェースと、
    画像処理エンジンと、
    複数個のソフトウェアを格納するメモリと、
    前記ユーザが前記操作部を操作することに起因して、画像処理の第1の開始指示を取得する場合に、前記複数個のソフトウェアのうちの第1のソフトウェアに従って、前記画像処理エンジンに前記画像処理を実行させる第1の制御部であって
    前記第1のソフトウェアは、起動ソフトウェアと、エンジン制御ソフトウェアと、を備え、
    前記第1の制御部は、前記第1の開始指示を取得する場合に、前記起動ソフトウェアに従って、前記エンジン制御ソフトウェアを起動させる第1の起動処理を実行し、前記エンジン制御ソフトウェアが起動される場合に、前記エンジン制御ソフトウェアに従って、前記画像処理を前記画像処理エンジンに実行させるための実行指示を前記画像処理エンジンに供給する供給処理を実行する、前記第1の制御部と、
    前記複数個のソフトウェアのうち、前記第1のソフトウェアとは異なる第2のソフトウェアであって、所定データをロードして利用するための前記第2のソフトウェアに従って、前記第1のソフトウェアのうち、前記起動ソフトウェアを構成する前記所定データであって、前記エンジン制御ソフトウェアを起動させるために必要な前記所定データを前記第1のソフトウェアからロードするロード処理を実行する第2の制御部と、を備え、
    前記第2の制御部は、さらに、外部装置から前記通信インターフェースを介して前記画像処理の第2の開始指示を取得する場合に、前記第2のソフトウェアに従って、ロード済みの前記所定データを利用して、前記第1のソフトウェアに含まれる前記エンジン制御ソフトウェアを起動させることによって前記エンジン制御ソフトウェアに従って、前記画像処理エンジンに前記画像処理を実行させる、画像処理装置。
  2. 前記起動ソフトウェアは、さらに、画像を前記画像処理装置の表示部に表示させるためのソフトウェアであり、
    前記第1の制御部は、さらに、
    前記ユーザが前記操作部を操作することに起因して、前記起動ソフトウェアを起動させるための指示を取得する場合に、前記起動ソフトウェアに従って、前記画像処理の設定を選択するための設定画面である第1の画像を前記表示部に表示させる第1の表示処理を実行し
    記第1の画像が前記表示部に表示されている状態で前記ユーザが前記操作部を操作することに起因して、前記第1の開始指示を取得する場合に、前記起動ソフトウェアに従って、前記画像処理を実行中であることを示す実行中画面である第2の画像を前記表示部に表示させる第2の表示処理を実行し、
    前記所定データは、前記第2の画像を前記表示部に表示させるためのデータを含み、
    前記第2の制御部は、前記外部装置から前記第2の開始指示を取得する場合に、前記第1の表示処理を実行せずに、前記第2のソフトウェアに従って、ロード済みの前記所定データを利用して、前記第2の表示処理を実行する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 記所定データは、前記エンジン制御ソフトウェアを構成するデータを含まない、請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 記第2の制御部は、さらに、前記ユーザが前記操作部を操作することに起因して、前記第2のソフトウェアを起動させるための指示を取得する場合に、前記第2のソフトウェアに従って、スキャン処理である前記画像処理によって得られるスキャンデータのアップロード先を選択するための選択画面である第3の画像を前記画像処理装置の表示部に表示させる第3の表示処理を実行する、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2のソフトウェアは、表示ソフトウェアと、通信ソフトウェアと、を備え、
    前記第2のソフトウェアを起動させるための前記指示は、前記第2のソフトウェアのうちの前記表示ソフトウェアを起動させるための指示であり、
    前記第2の制御部は、さらに、
    前記第2のソフトウェアを起動させるための前記指示を取得する場合に、前記表示ソフトウェアに従って、前記通信ソフトウェアを起動させる第2の起動処理と、
    前記通信ソフトウェアが起動される場合に、前記通信ソフトウェアに従って、前記外部装置から前記通信インターフェースを介して前記第3の画像を表わす画像データを取得する取得処理と、を実行し、
    前記第2の制御部は、前記外部装置から前記画像データを取得する場合に、前記表示ソフトウェアに従って、取得済みの前記画像データを利用して、前記第3の表示処理を実行する、請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記第2の制御部は、前記外部装置から前記第2の開始指示を取得する場合に、前記通信ソフトウェアに従って、前記ロード処理を実行する、請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記第2の制御部は、前記第3の画像が前記表示部に表示された後に、前記外部装置から前記第2の開始指示を取得する場合に、前記通信ソフトウェアに従って、前記ロード処理を実行する、請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記第2の制御部は、前記表示ソフトウェアに従って、ロード済みの前記所定データを利用して、前記第1のソフトウェアに含まれる前記エンジン制御ソフトウェアを起動させる、請求項5から7のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  9. 画像処理装置に搭載されるコンピュータによって実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、複数個のソフトウェアを含み、
    前記複数個のソフトウェアのうちの第1のソフトウェアは、ユーザが前記画像処理装置の操作部を操作することに起因して、画像処理の第1の開始指示を取得する場合に、前記画像処理装置の画像処理エンジンに前記画像処理を実行させるためのソフトウェアであり
    前記第1のソフトウェアは、起動ソフトウェアと、エンジン制御ソフトウェアと、を備え、
    前記起動ソフトウェアは、前記第1の開始指示を取得する場合に、前記エンジン制御ソフトウェアを起動させる第1の起動処理を実行するためのソフトウェアであり、
    前記エンジン制御ソフトウェアは、前記エンジン制御ソフトウェアが起動される場合に、前記画像処理を前記画像処理エンジンに実行させるための実行指示を前記画像処理エンジンに供給する供給処理を実行するためのソフトウェアであり、
    前記複数個のソフトウェアのうち、前記第1のソフトウェアとは異なる第2のソフトウェアであって、所定データをロードして利用するための前記第2のソフトウェアは、前記第1のソフトウェアのうち、前記起動ソフトウェアを構成する前記所定データであって、前記エンジン制御ソフトウェアを起動させるために必要な前記所定データを前記第1のソフトウェアからロードするロード処理を実するためのソフトウェアであり
    前記第2のソフトウェアは、さらに、外部装置から前記画像処理装置の通信インターフェースを介して前記画像処理の第2の開始指示を取得する場合に、ロード済みの前記所定データを利用して、前記第1のソフトウェアに含まれる前記エンジン制御ソフトウェアを起動させることによって前記エンジン制御ソフトウェアに従って、前記画像処理エンジンに前記画像処理を実行させるためのソフトウェアである、コンピュータプログラム。
JP2015138982A 2015-07-10 2015-07-10 画像処理装置 Active JP6597000B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015138982A JP6597000B2 (ja) 2015-07-10 2015-07-10 画像処理装置
US15/203,876 US9871932B2 (en) 2015-07-10 2016-07-07 Image processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015138982A JP6597000B2 (ja) 2015-07-10 2015-07-10 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017022567A JP2017022567A (ja) 2017-01-26
JP6597000B2 true JP6597000B2 (ja) 2019-10-30

Family

ID=57730227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015138982A Active JP6597000B2 (ja) 2015-07-10 2015-07-10 画像処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9871932B2 (ja)
JP (1) JP6597000B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7136619B2 (ja) * 2018-07-26 2022-09-13 東芝テック株式会社 画像処理装置、画像処理システム及びアプリケーション起動制御方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3487559B2 (ja) * 1993-06-29 2004-01-19 キヤノン株式会社 複合制御装置および複合制御装置の制御方法
JP3679349B2 (ja) 2000-07-05 2005-08-03 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラムおよびアプリケーションプログラム
US7209249B2 (en) 2000-07-05 2007-04-24 Ricoh Company, Ltd. Method of and apparatus for image formation, and computer product
JP2003296065A (ja) 2002-03-29 2003-10-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP5026148B2 (ja) * 2006-09-19 2012-09-12 株式会社リコー 画像処理装置、方法、及びプログラム
JPWO2011121723A1 (ja) * 2010-03-30 2013-07-04 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP5693095B2 (ja) * 2010-08-27 2015-04-01 キヤノン株式会社 複合機、システム、情報処理方法及びプログラム
JP5927863B2 (ja) * 2011-11-24 2016-06-01 ブラザー工業株式会社 機能実行装置及びサーバ
JP5935364B2 (ja) * 2012-02-03 2016-06-15 ブラザー工業株式会社 制御装置
JP6223001B2 (ja) 2013-06-06 2017-11-01 キヤノン株式会社 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP5972311B2 (ja) * 2014-06-23 2016-08-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US9871932B2 (en) 2018-01-16
JP2017022567A (ja) 2017-01-26
US20170013146A1 (en) 2017-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7205522B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
US10725715B2 (en) Displaying information on terminal device based on terminal device type
JP2011242854A (ja) 画像処理装置、機器連携システム、サービス提供方法、プログラム
JP2013090264A (ja) 画像処理装置、表示制御方法、ブラウザプログラムおよびアプリケーションプログラム
JP5170141B2 (ja) プリンタ及び端末装置
JP5787664B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法
JP2017123610A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法およびプログラム
JP6597000B2 (ja) 画像処理装置
JP6455376B2 (ja) 画像処理装置および端末装置
US20180084122A1 (en) Processing device, image forming apparatus, and non-transitory computer readable medium
JP6123109B2 (ja) 画像形成装置
JP6852576B2 (ja) 画像形成装置の管理システム、画像形成装置の管理方法、画像形成装置管理用プログラム、および、画像形成システム
JP6863094B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP6013801B2 (ja) 画像出力システム、及び、画像出力装置
JP6266157B2 (ja) 制御方法及びプログラム
JP2017060089A (ja) 画像処理装置
US20190124212A1 (en) Image forming apparatus, information processing method, and program
JP2007164647A (ja) 電子機器,操作部イベント処理方法,プログラム,および記録媒体
JP2018073030A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP2011066660A (ja) 設定情報に従って処理を実行するデバイス
JP6965667B2 (ja) 情報処理装置、画像処理装置、および画像処理プログラム
JP6874561B2 (ja) 画像形成装置の管理装置、画像形成装置の管理方法、画像形成装置管理用プログラム、および、画像形成システム
JP2017092765A (ja) 画像形成装置、情報処理方法、画像形成システム、および、ジョブ管理プログラム
JP2009282785A (ja) 画像形成システム
JP2017022568A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190108

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190916

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6597000

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150