JP6594848B2 - 処理システム及び処理方法 - Google Patents
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Description
ブロー成形工程は、試験管状のプリフォームに空気を吹き込んでペットボトルを成形する工程である。充填工程は、ブロー成形された空のペットボトルを洗浄する工程と、洗浄されたペットボトルに飲料を充填する工程と、飲料が充填されたペットボトルにキャップを取り付ける工程と、を備えている。これらの各工程には、例えば特許文献1に開示されるように、ペットボトルを保持する手段であるグリッパを外周に備える回転体であるスターホイールを用いるロータリ式の装置が用いられる。この装置は、グリッパでペットボトルを保持しながら各々の工程に必要な動作を行なう。
本発明における処理システムは、第二処理部における第二処理の処理速度が第一処理よりも遅い低能力モードにおいて、第一処理部は、複数の処理対象物の間隔を第一ピッチとして第一処理を施し、第二処理部は複数の処理対象物の間隔を第一ピッチよりも小さい第二ピッチとして、第二処理を施す。
また、本発明における処理システムは、搬送部が、処理対象物を第一処理部から第二処理部に搬送する過程で、第一ピッチから第二ピッチに変換する、ことを特徴とする。
低能力モードにおいて、第一処理部は、所定数Nの1/n倍(ただし、nは2以上の正の整数)の数の第一処理要素を取り付けて第一処理を施す、ことができる。
高能力モードにおいて、第一処理部は、所定数Nの第一処理要素を取り付けて第一処理を施す、ことができる。
第一手段は、一つの第三回転搬送体がピッチ変換機構を備える。つまり、第一手段は、搬送部のいずれかの第三回転搬送体が、処理対象物を受け取る側が第一ピッチをなし、処理対象物を受け渡す側が第二ピッチをなす、ピッチ可変機構を備える。
第二手段は、好ましくは、上流側第三回転搬送体のグリッパと下流側第三回転搬送体のグリッパは、処理対象物の授受の際の開きを大きくすることで、相手側のグリッパへの干渉を回避する。
また、本発明の処理システムは、典型的には、低能力モードにおいて、第一処理部は、所定数Nの1/2倍の数設けられており、所定の取り付け位置の一つおきに第一処理要素を取り付けて第一処理を施す。
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係る飲料充填システム1は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)製のプラスチック容器100に飲料を充填する一連の工程を実現する。飲料充填システム1は、図1に示すように、プラスチック容器100の前駆体であるプリフォームをブロー成形することによりプラスチック容器100を成形するブロー成形部10と、成形されたプラスチック容器100に製品液を充填する充填部30と、を備える。この飲料充填システム1の基本構成は、第2実施形態に係る飲料充填システム2においても踏襲される。
なお、ブロー成形部10が本発明の第一処理部に対応し、ブロー成形部10におけるブロー成形が本発明の第一処理に対応する。また、充填部30が本発明の第二処理部に対応し、充填部30における製品液の充填が第二処理に対応する。さらに、プリフォーム及びプラスチック容器100が本発明の処理対象物に対応する。
ブロー成形部10は、上流から連続的に搬送される試験管状のプリフォームを延伸ブロー成形してプラスチック容器100を作製する。作製されたプラスチック容器100は、充填部30に搬送される。なお、ブロー成形部10に搬送される前にプリフォームを殺菌処理してもよいし、ブロー成形部10で成形後のプラスチック容器100を殺菌処理してから充填部30に搬送してもよい。また、飲料充填システム1において、ブロー成形部10及び充填部30を除く処理要素を加えることは任意である。
転送ホイール16で搬送されるプラスチック容器100は、充填部30の転送ホイール35に受け渡される。
次に、充填部30は、図1及び図2に示すように、上流のブロー成形部10から受け取ったプラスチック容器100に充填機33により製品液を充填する。また、充填部30は、ブロー成形部10から受け取ったプラスチック容器100を順に搬送する転送ホイール35,36を備えている。なお、転送ホイール15,16,35,36が本発明の搬送部に対応する。
充填機33は、回転体としてのスターホイールSWを備えており、スターホイールSWの周縁には、周方向に沿って等間隔に、図示を省略する複数の充填バルブと複数のグリッパとが対になって配置されている。グリッパに把持されたプラスチック容器100は、スターホイールの回転に伴って円周上を搬送されながら、充填バルブから製品液が充填される。充填機33を構成するスターホイールSWが本発明の第二回転搬送体に対応し、充填機33を構成する充填バルブが本発明の第二処理要素に対応する。充填機33は、充填バルブ(第二処理要素)を所定数Mだけ備えている。所定数Mは、高能力モード及び低能力モードにおいて同じである。
転送ホイール35は、飲料充填システム1が高能力モードで運転されるときに適用される高能力構造(35H)と、飲料充填システム1が低能力モードで運転されるときに適用される低能力構造(35L)と、が用意される。なお、転送ホイール35が本発明の第三回転搬送体に対応する。高能力モードのときには、高能力構造の転送ホイール35H(図3(b)及び図4)が充填室31に設置され、低能力モードのときには、転送ホイール35Hに換えて、低能力構造の転送ホイール35L(図3(c)及び図5)が設置される。以下、転送ホイール35H、転送ホイール35Lの順に説明する。なお、転送ホイール35Hと転送ホイール35Lは、カム溝59Hとカム溝59Lの形状が相違することを除いて同じ構成を有している。
転送ホイール35Hは、図3(a),(b)及び図4に示すように、軸線が鉛直方向に延びる支柱41と、支柱41の上端から一部が露出する回転軸43と、回転軸43に同軸状に固定される回転円板45と、を備える。回転軸43は、図示を省略する回転電機により回転運動し、この回転運動に伴って回転円板45も回転運動する。
スライダ49にはグリッパホルダ51が取り付けられており、このグリッパホルダ51はスライダ49の往復移動に追従してガイドアーム47の軸線方向に沿って往復移動する。グリッパホルダ51は、グリッパ52とカムピン53が取り付けられている。グリッパ52はカムピン53よりも回転円板45の径方向(以下、同様)の外側に取り付けられており、プラスチック容器100を把持する部分が、径方向の外側を向いている。グリッパ52とカムピン53も、スライダ49の往復移動に追従してガイドアーム47の軸線方向に沿って往復移動する。カムピン53は、カム板57Hのカム溝59Hに挿入される。グリッパ52は、プラスチック容器100を把持できる限り、その構造は任意である。
固定円板55には、カム板57Hが取り付けられている。転送ホイール35Hにおけるカム板57Hは、図4に示すように、カム曲線が円を描くように円形のカム溝59Hが形成されている。カム溝59Hにはカムピン53が挿入される。
次に、低能力モードのときに用いる転送ホイール35Lについて、図3(a),(b)及び図5を参照して説明する。転送ホイール35Lは、カム板57Lが転送ホイール35Hのカム板57Hと相違することを除くと転送ホイール35Hと同じ構成を有するので、以下ではこの相違点を中心に説明する。
具体的には、転送ホイール35Lは、ピッチP1(第一ピッチ)、搬送速度V2でプラスチック容器100を受け取り、ピッチP2(第二ピッチ)、搬送速度V1でプラスチック容器100を受け渡す。ただし、V1=1/2×V2、P1=2×P2を満たす。
次に、飲料充填システム1の動作について説明する。
飲料充填システム1は、大容量のプラスチック容器100に製品液を充填する高能力モードと、小容量のプラスチック容器100に製品液を充填する低能力モードと、を兼用するので、以下では、高能力モード、低能力モードの順に説明する。
なお、高能力モードは、充填部30に転送ホイール35Hが組み付けられ、また、低能力モードは、充填部30に転送ホイール35Lが組み付けられる。
高能力モードは、ブロー成形部10及び充填部30がともに搬送速度が速い高能力で運転する。
高能力モードで運転される飲料充填システム1は、図2(a)に示すように、ブロー成形部10において、成形室11で成形されたプラスチック容器100を転送ホイール15,16で順に搬送する。このとき、転送ホイール15,16の全てのグリッパでプラスチック容器100を把持して搬送する。なお、グリッパの図示は省略している。このときの転送ホイール15,16で搬送されるプラスチック容器100の間隔はピッチP2であり、搬送速度はV2である。
低能力モードは、ブロー成形部10が搬送速度の速い高能力で運転し、充填部30が搬送速度の遅い低能力で運転する。先行する運転モードが高能力モードである場合には、充填部30の転送ホイール35Hを転送ホイール35Lに交換する。
第1実施形態に係る飲料充填システム1が奏する効果を説明する。
飲料充填システム1は、低能力モードのときに、ピッチ可変機構を有する転送ホイール35Lを適用するので、充填部30が低速度で運転しても、ブロー成形部10は高能力モードのときと同じ高速度のままで運転ができる。ブロー成形部10はこのピッチ変換に合わせて、1ピッチおきにプリフォームを供給してプラスチック容器100を成形するので、大容量用金型も1ピッチおきに設ければよい。したがって、飲料充填システム1によれば、低能力モードから高能力モードに運転を切り替えるときに、小容量用金型から大容量用金型への交換に要する時間を半分にでき、生産停止時間を短くできる。これは、高能力モードから低能力モードに運転を切り替えるときの大容量用金型から小容量用金型への交換に要する時間も半分にできることを示唆している。
また、飲料充填システム1は、充填部30の転送ホイール35Lにピッチ変換する機能を設けたが、ピッチ変換する位置は、ブロー成形部10と充填部30の間であれば任意に定めることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る飲料充填システム2について、図6〜図9を参照して説明する。
飲料充填システム2は、低能力モードにおいて、上流側の転送ホイールの搬送速度と下流側の転送ホイールの搬送速度が相違することを前提とする。ただし、搬送速度が異なる転送ホイールでプラスチック容器100の授受を行うと、搬送速度の速い方のグリッパが、搬送速度の遅い方のグリッパに追いついて衝突する恐れがある。第2実施形態は、このグリッパの衝突を回避した転送ホイールを提案する。
飲料充填システム2は、基本的な構成は飲料充填システム1と同様であるから、以下では、その特徴部分である転送ホイール35,36に焦点をあてて説明する。ただし、転送ホイール35と転送ホイール36はグリッパ74の符号を除いて同じ構成を有しているので、以下では転送ホイール35を例にして説明する。
次に、飲料充填システム2の動作について説明する。
飲料充填システム2は、高能力モードと低能力モードを行う基本的な動作が飲料充填システム1と同じである。ただし、飲料充填システム2は、転送ホイール35と転送ホイール36を交換することなく、高速で運転されるブロー成形部10と低速で運転される充填部30のピッチ変換、速度調整を行うところが飲料充填システム1と相違する。以下ではこの相違点を中心に飲料充填システム2を説明する。なお、飲料充填システム2において、転送ホイール35が本発明の上流側第三回転搬送体に対応し、転送ホイール36が本発明の下流側第三回転搬送体に対応する。
高能力モードは、ブロー成形部10及び充填部30がともに搬送速度が速い高能力で運転する。
転送ホイール35,36は、搬送されるプラスチック容器100のピッチ及び搬送速度は、ともにP2,V2である。また、転送ホイール35,36は全てのグリッパ72を用いてプラスチック容器100を搬送する。
低能力モードは、ブロー成形部10が搬送速度(V2)の速い高能力で運転し、充填部30が搬送速度(V1)の遅い低能力で運転する。先行する運転モードが高能力モードであっても、充填部30の転送ホイール35,36をそのまま使い続ける。
低能力モードにおける成形機13に取り付けられる大容量用金型は、飲料充填システム1と同様に、保持しうる所定数Nの1/2を一つおきに取り付けられる。したがって、転送ホイール35に受け渡されるプラスチック容器100の間隔はP1(=2×P2)となってグリッパ72の一つ置きに保持される。また、転送ホイール35の搬送速度は高能力モードのときと同じでV2である。
図9は、転送ホイール35で搬送されてきたプラスチック容器100を転送ホイール36に受け渡す際の経過を示している。なお、図9は、図中の上段の方が下段よりも時間が先行しており、かつ、図中の左側の方が右側の方よりも時間が先行している。
第2実施形態に係る飲料充填システム2は、転送ホイール35及び転送ホイール36を交換することなく、前述した飲料充填システム1と同様の効果を奏する。したがって、飲料充填システム2は、高能力モードから低能力モードへの切り替え、又は、その逆のときに要する作業時間を短くできる。
例えば、ピッチP1からピッチP2に変換するピッチ可変機構は、第1実施形態及び第2実施形態に限るものではない。また、第1実施形態及び第2実施形態は、本発明の処理はステムとして飲料充填システム1を例にしたが、上流側の処理部と下流側の処理部とで処理速度とが同じ場合と異なる場合があり、特に異なる場合に、上流側の処理速度が速い種々のシステムに適用できる。
また、処理速度、ピッチが異なる例として、V1=1/2×V2、P1=2×P2の関係を満たすものとしてが、本発明はこれに限らず、V1=1/n×V2、P1=n×P2の関係に広く適用できる。ただし、nは2以上の整数である。同様に、低速モードにおいて第一処理部に第一処理要素(金型)を取り付ける数についても、1/2×Nに限るものでなく、所定数Nの1/n倍に適用できる。
10 ブロー成形部
11 成形室
13 成形機
15,16 転送ホイール
30 充填部
31 充填室
33 充填機
35,36 転送ホイール
35H,35L 転送ホイール
41 支柱
43 回転軸
45 回転円板
47 ガイドアーム
48 固定子
49 スライダ
51 グリッパホルダ
52 グリッパ
53 カムピン
55 固定円板
57,57H,57L カム板
59H,59L カム溝
61 第一円弧溝
63 第二円弧溝
65 連結溝
71 回転円板
72 グリッパ
73 ブラケットプレート
74 グリッパ
75A,75B 駆動側リンクプレート
77A,77B 従動側リンクプレート
78A,78B 基端部
79A,79B 把持部
81 カム
100 プラスチック容器
Claims (12)
- 第一回転搬送体により連続的に搬送される処理対象物に第一処理を施す第一処理部と、
前記第一処理部より下流側に設けられ、第二回転搬送体により連続的に搬送される、前記第一処理が施された前記処理対象物に第二処理を施す第二処理部と、
前記第一処理部で前記第一処理が施された前記処理対象物を把持する複数のグリッパを備え、単数の第三回転搬送体で前記処理対象物を連続的に搬送する搬送部と、を備え、
前記第二処理部における前記第二処理の処理速度が前記第一処理よりも遅い低能力モードにおいて、
前記第一処理部は、複数の前記処理対象物の間隔を第一ピッチとして、前記第一処理を施し、
前記第二処理部は、複数の前記処理対象物の間隔を前記第一ピッチよりも小さい第二ピッチとして、前記第二処理を施し、
前記搬送部は、複数の前記グリッパのうち、前記処理対象物を受け取る前記グリッパは速度V2で移動し、前記処理対象物を受け渡す前記グリッパは前記速度V2より遅い速度V1で移動する、
ことを特徴とする処理システム。
- 前記搬送部は、前記処理対象物を受け取る前記グリッパが前記第一ピッチをなし、前記処理対象物を受け渡す前記グリッパが前記第二ピッチをなす、ピッチ可変機構を備える、
請求項1に記載の処理システム。
- 前記ピッチ可変機構は、
前記第三回転搬送体の回転中心から前記グリッパが前記処理対象物を把持する位置までの距離を変えることにより、前記第一ピッチと前記第二ピッチの変換および前記速度V2と前記速度V1の変換がなされる、
請求項2に記載の処理システム。
- 第一回転搬送体により連続的に搬送される処理対象物に第一処理を施す第一処理部と、
前記第一処理部より下流側に設けられ、第二回転搬送体により連続的に搬送される、前記第一処理が施された前記処理対象物に第二処理を施す第二処理部と、
前記第一処理部で前記第一処理が施された前記処理対象物を把持する複数のグリッパを備え、複数の第三回転搬送体で前記処理対象物を連続的に搬送する搬送部と、を備え、
前記第二処理部における前記第二処理の処理速度が前記第一処理よりも遅い低能力モードにおいて、
前記第一処理部は、複数の前記処理対象物の間隔を第一ピッチとして、前記第一処理を施し、
前記第二処理部は、複数の前記処理対象物の間隔を前記第一ピッチよりも小さい第二ピッチとして、前記第二処理を施し、
前記搬送部は、
隣接する上流側第三回転搬送体と下流側第三回転搬送体を備え、前記上流側第三回転搬送体と前記下流側第三回転搬送体の間で、前記第一ピッチから前記第二ピッチに変更し、
前記上流側第三回転搬送体と前記下流側第三回転搬送体はそれぞれ前記処理対象物を把持する複数の上流側グリッパと複数の下流側グリッパを備え、
前記処理対象物の授受を終えたばかりの前記上流側グリッパが、先行して前記処理対象物の授受に関わった前記下流側グリッパに追いつき、
前記上流側グリッパと前記下流側グリッパは、前記処理対象物の授受の前後において、最も大きく開いている全開の状態において、平面視した相手側の移動軌跡との干渉が回避される、
ことを特徴とする処理システム。
- 前記処理対象物を受け取る前記上流側第三回転搬送体の前記グリッパは前記第一ピッチで移動し、前記処理対象物を受け渡す前記下流側第三回転搬送体の前記グリッパは前記第二ピッチで移動する、
請求項4に記載の処理システム。
- 前記第二処理部における前記第二処理の処理速度が前記低能力モードよりも速い高能力モードにおいて、
前記第一処理部における複数の前記処理対象物の間隔を、前記第二ピッチとし、
前記第二処理部における複数の前記処理対象物の間隔を、前記第二ピッチとし、
前記搬送部は、前記処理対象物を前記第一処理部から前記第二処理部に搬送する過程で、前記第二ピッチを維持する、
請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の処理システム。
- 前記第一処理部は、前記第一処理を施す所定数Nの第一処理要素が取り付け可能とされ、
前記第二処理部は、前記第二処理を施す所定数Mの第二処理要素を備え、
前記低能力モードにおいて、
前記第一処理部は、前記所定数Nの1/n倍(ただし、nは2以上の正の整数)の数の前記第一処理要素を取り付けて前記第一処理を施す、
請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の処理システム。
- 前記第二処理部における前記第二処理の処理速度が前記低能力モードよりも速い高能力モードにおいて、
前記第一処理部は、前記所定数Nの前記第一処理要素を取り付けて前記第一処理を施す、
請求項7に記載の処理システム。
- 前記低能力モードにおいて、
前記第一処理部は、前記第一処理を施す所定数Nの第一処理要素が取り付け可能とされ、所定の取り付け位置の一つおきに、前記所定数Nの1/2倍の数だけ、前記第一処理要素を取り付けて前記第一処理を施す、
請求項7に記載の処理システム。
- 前記第一処理部は、容器の前駆体であるプリフォームを前記容器に成形するブロー成形部であり、
前記第二処理部は、成形された前記容器に製品液を充填する充填部である、
請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の処理システム。
- 前記第一ピッチは前記第二ピッチの二倍である、
請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の処理システム。
- 請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の処理システムにより、
連続的に搬送される処理対象物に第一処理と第二処理を施す、
ことを特徴とする処理方法。
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