JP6592508B2

JP6592508B2 - ヒンジ

Info

Publication number: JP6592508B2
Application number: JP2017512431A
Authority: JP
Inventors: カイミヒャエルステューク，
Original assignee: ヘティッヒ−オーエヌイーゲーエムベーハーウントツェーオー．カーゲー
Priority date: 2014-05-16
Filing date: 2015-05-13
Publication date: 2019-10-16
Anticipated expiration: 2035-05-13
Also published as: CN106460434A; CN106460434B; RU2016146979A3; RU2016146979A; US10370884B2; AU2015261478B2; US20170138106A1; DE102014106910A1; EP3143228B1; AU2015261478A1; RU2673995C2; WO2015173353A1; CA2947069C; JP2017519137A; EP3143228A1; KR20170007319A; BR112016026589A2; CA2947069A1

Description

本発明は、ヒンジに関し、特に家具の要素又は家庭用器具のドア又はフラップに固定可能で、支持レバーとガイドレバーにより側部上を回転可能に取り付けられたヒンジ部と、該ヒンジ部の自己引込み範囲内で閉位置に予め張力を架ける少なくとも１つのバネと、ダンパハウジングに対して移動可能でヒンジ部の閉鎖及び開き動作を減衰するピストンロッドを有する線形ダンパとを有して、側部上の軸の回りを回転可能に取り付けられてダンパとガイドレバーとの間に配置された回転要素が配備されて、該回転要素はダンパを動かして、ヒンジ部の閉鎖動作時に減衰力を生成する。

ヨーロッパ公開公報2176486号は、ヒンジ部が側部に回転可能に取り付けられ線形ダンパが配置されたヒンジを開示している。ヒンジ部の閉鎖動作時に、圧縮ダンパとして構成される線形ダンパは圧縮されて、閉鎖動作を減速し、ドアのスラミング(衝撃音)を避ける。そのようなダンパは実際に証明されており、家具の種々の要素に有利に組み込まれている。しかし、ドアの開き動作時のストッパ上の減速は可成りの材料ひずみを生成する。
従って、本発明の目的は、取扱いが改善されたことを確実にするヒンジを提供することにある。

この目的は、請求項1の特徴を有するヒンジによって達成される。
本発明に従って、ヒンジはガイドレバーと線形ダンパの間に配置された回転要素を有して、ヒンジの閉鎖動作時にダンパを動かして減衰力を生成し、ヒンジ部の開き動作時に最大の開き位置に達する前にダンパを動かして減衰力を生成する。線形ダンパは回転要素によって駆動され、ヒンジ部の閉鎖動作時に、閉鎖位置に達する前に減衰力が生成され、またヒンジ部の開き動作時に最大の開き位置に達する直前に減衰力が生成される。線形ダンパは、閉鎖減衰及び開き減衰の両方に最善に用いられる。従って、ヒンジの開き動作時に、最大の開き位置に達する際にスラミングは回避される、何故なら開き動作は開き位置の直前に線形ダンパによって減速されるからである。これにより、素早い開き動作時の材料ひずみが減じられる、何故なら最大の開き位置における突然の減速が回避されるからである。

本発明の好ましい実施形態に従って、開き減衰は、ヒンジ部の最大の開き位置の前の少なくとも１０°の角度範囲、特に少なくとも２０°の角度範囲で作動する。開き減衰の開氏はヒンジ部の最大開き位置により選択され、例えば９０°、１００°又は１１０°である。少なくとも２０°より大きな角度範囲に亘る減衰は、線形ダンパによる開き方向の十分な減速を確実にする。

ヒンジの閉鎖減衰範囲におけるヒンジの閉鎖手順時のピストンロッドとダンパハウジング間の相対的な移動の方向は、開き減衰範囲におけるヒンジの開き手順時の方向と同じであるのが好ましい。相対的な移動はピストンロッドとダンパハウジング間の動きとして理解され、２つの本体は実際に独立して動かされる。両本体が同時に動くことも可能である。ダンパハウジング内へのピストンロッドの引込み時に減衰力を生成する圧縮ダンパが用いられるならば、ピストンロッドは従って閉鎖減衰時と開き減衰時の両方でダンパハウジング内に引き込まれるのが好ましい。その反対に、牽引ダンパが用いられるならば、閉鎖減衰時と開き減衰時の両方で、各場合において減衰範囲にてピストンロッドはダンパハウジングから出て伸長される。

軸上に取り付けられる回転要素は、ヒンジ部が完全に閉じた位置からヒンジ部が完全に開いた位置への動作時に、振り子動作を実行するのが好ましい。この場合、振り子動作は、先ず一方向への回転動作を含み、次に反対方向への回転動作を含む。回転要素の振り子動作の移動方向はこの場合、ヒンジ部が完全に閉じた位置から完全に開いた位置へ、閉鎖減衰範囲と開き減衰範囲との間で逆である。これにより、開き減衰と閉鎖減衰の両方を付与する１つの線形ダンパの使用が可能になる。

閉鎖減衰時の線形ダンパのストロークは、開き減衰時の線形ダンパのストロークよりも大きいのが好ましい。従って、側部に対するヒンジ部の回転速度が等しい状態にて、閉鎖時の減衰力は、開き減衰時よりも大きい。通常は、ドアは各場合において開き時に僅かに減速され、より低い減衰力が選択されて、ユーザがドアを減衰力に抗して動かすとき、ユーザが悩まされることが少ないことが判る。

ダンパは圧縮ダンパとして構成されるのが好ましく、ピストンロッドがダンパハウジングから出て伸長する際よりも、ピストンロッドのダンパハウジング内への引込み時にて、大きな減衰力を生成する。特にコンパクトな構成が得られる、何故なら、より短い構成の圧縮ダンパが用いられ得るからである。

他の実施形態において、ダンパは牽引ダンパとして構成されるのが好ましく、ピストンロッドのダンパハウジング内への引込み時よりも、ピストンロッドがダンパハウジングから出て相対的に伸長する際に、大きな減衰力を生成する。

ヒンジの自己引込み範囲にて閉位置でヒンジに予め張力を架けるバネが、開きヒンジとして構成されるのが好ましく、ヒンジ部をヒンジの開き角度から完全に開いた位置へ動かす。他の実施形態にて、この機能は少なくとも１つの別個の開きバネによって想定され、閉じバネと開きバネとが配備される。

本発明は添付の図面を参照して、例示的な実施形態に基づいて以下により詳細に説明される。
図１は、本発明に従った２つのヒンジを有する家具の要素の斜視図を示す。図２は、本発明に従ったヒンジの分解斜視図を示す。図３は、開閉手順時の図２のヒンジの詳細図を示す。図４は、開閉手順時の図２のヒンジの詳細図を示す。図５は、開閉手順時の図２のヒンジの詳細図を示す。図６は、開閉手順時の図２のヒンジの詳細図を示す。図７は、開閉手順時の図２のヒンジの詳細図を示す。図８は、ダンパの動作範囲の図を示す。図９は、開き減衰の図を示す。図１０は、閉鎖減衰の図を示す。図１１は、圧縮減衰の図を示す。図１２は、牽引減衰の図を示す。

家具の要素１は、キャビネット形の家具本体２を備え、該家具本体の側壁上に２つのヒンジ４がドア３を回転可能に取り付けるべく配備されている。各ヒンジ４はこの場合、家具本体２の側壁上に固定される取付け板６であり、ヒンジ４の側部５は取付け板６に保持される。側部５上の４つのヒンジ部７を介してヒンジ部７が回転可能に取り付けられる。

図２は、ヒンジ４を詳細に示す。ヒンジ４は家具本体上に固定される取付け板６を備え、該取付け板６上に内部分２６が固定され、同様に側部５の固定に用いられる。側部５は、第１の調整要素２４及び第２の調整要素２５を介して、取付け板６及び内部分２６に対して移動可能であり、家具本体２に対してドア３の位置を整列させることができる。
側部５はボックス状に構成され、両側壁に軸２０を取り付けるのに用いられる開口２１、２２、２３を備えている。

ヒンジ部７は、カップ形の容器１０を備え、該カップ形の容器１０の側壁に軸要素１３用の開口１１、１２が形成されている。軸要素１３はＵ字形に構成されて、長い脚部を有し、該脚部は支持レバー８又はガイドレバー９の回転軸として用いられる。支持レバー８はこの場合ヒンジ部７に取り付けられて、開口１１内に挿入される軸の回りに回転可能であり、ガイド部９はヒンジ部７に取り付けられて、開口１２内に挿入される軸の回りに回転可能である。

２つの突出した脚部を有して引込みバネとして構成されるバネ１４がまた、支持レバー８とガイドレバー９との間に配置される。ヒンジ部７はバネ１４によってヒンジ４の自己引込み範囲内で閉位置に予め張力を架けられている。

支持レバー８は開口２１内に挿入される軸２０を介して側部５上に回転可能に取り付けられ、一方、ガイドレバー９は開口２２内に挿入される軸２０の回りを回転可能に取り付けられる。開口２１、２２における軸から離れて、軸１６が開口２３内に挿入されて、軸１６の回りに回転要素１５を回転可能に取り付ける。回転要素１５は、２つのアームを備えたレバーとして構成され、レバー１９との関節として軸１７が第１のレバーアーム上に配備されている。このレバーは片方の側が回転要素１５と関節を成し、他方の側がガイドレバー９上の片持ちレバーと関節を成す。回転要素１５は軸１８が配備される第２のアームを有し、回転要素１５を線形ダンパとして構成されるダンパ３０に連接する。ダンパ３０はピストンロッド３１とダンパハウジング３２を備え、該ダンパハウジング内にピストンが配置される。ピストンロッド３１を引き込み且つ伸ばすことによって、ピストンはダンパハウジング３２内に動かされ、ピストンロッド３１の引き込み時に減衰力が生成され、一方、ピストンロッド３１の伸長が比較的スムーズに生じる。従って、ダンパは圧縮ダンパとして構成され、基本的にピストンロッド３１の引き込み時のみ減衰力を生成する。ピストンロッド３１はこの場合、接続要素３４の外側端部に配備され、第２のアームを回転要素１５の軸１８に連接する。反対側では、ダンパハウジング３２はホルダ３３を備えて、ダンパ３０を側部５に連接する。
取付け板６上に側部５を固定する為に、回転可能な留めデバイス２７が更に配備される。

図３は、閉位置にあるヒンジ４を示し、ドア３は閉位置にある。ヒンジ４はこの場合、概略的にのみ示され、何故ならヒンジ部７の位置及びそれに接続されるダンパ３０の動きは基本的に開閉動作の説明に重要だからである。閉位置において、ダンパ３０は引込み位置にあり、ピストンロッド３１はダンパハウジング３２内に実質的に引き込まれている。ヒンジ４が開かれると(図４)、ヒンジ部７は支持レバー８及びガイドレバー９を介して、４つのジョイント接続に従って回転し、概略的に示されるレバー１９は回転要素１５を軸１６の回りに時計方向に回転させる。ピストンロッド３１はこのようにダンパハウジング３２から僅かに伸長し、ピストンロッド３１の伸長はスムーズに生じ、開き時にブレーキ効果は殆ど知覚不可能である。図５に対応して、ヒンジ部はドア３と共に更に開き方向に動かされ、ピストンロッド３１は上記の機構によって、更にダンパハウジング３２の外側に伸長する。

図５及び図６に示す位置の間で、ドア３が更に開き方向に動かされると、ピストンロッド３１はダンパハウジング３２に対して殆ど動かず、開き動作がスムーズに生じる。
図７に示すように、ドア３が最大の開き位置に回転されると、支持レバー８とガイドレバー９の回転により、回転要素１５が反時計方向に回転し、ピストンロッド３１はダンパハウジング３２内に引き戻される。ピストンロッド３１がダンパハウジング３２内に引かれるとき、減衰力が生成され、ドア３の開き動作の減速を確実にする。

ドア３が最大の開き位置から出て、閉方向に戻れば、ピストンロッド３１は第１にダンパハウジング３２から引かれるように伸び、ピストンロッド３１の伸長はスムーズに生じ、如何なる力もユーザには殆ど知覚不可能である。その後に、図６、図５、図４に従った位置は通過され、特定の角度範囲から図４及び図３に示すように、ピストンロッド３１がダンパハウジング３２内に再び引き込まれる。閉位置に達する前にダンパ３０が減衰力を生成する点で閉鎖減衰が開始する。

図８は、閉鎖減衰αの範囲及び開き減衰βの範囲を示す。側部５に対するヒンジ部７の回転時に、閉鎖減衰はダンパ３０を介して閉位置に達する前に、例えば０°と３０°の間である角度範囲αで引き起こされる。更に、最大の開き位置に達する前に、開き減衰はダンパ３０により角度範囲βで引き起こされる。開き減衰は、例えば最大の開き位置に達する前に、少なくとも１０°、特に少なくとも２０°の範囲で生じる。最大の開き位置は、ヒンジのタイプにより８０°から１２０°である。閉鎖減衰αと開き減衰βの間の中間範囲にて、ダンパ３０は基本的に作動せず、ドア３の開き又は閉鎖を妨害しない。ダンパ３０が作動しない中間範囲は例えば、４５°と７０°の間である。

図９は、開き減衰を概略的に示す。ドア３の開き時に、ピストンロッド３１の伸長時は、ごく僅かの摩擦損失を除き、ダンパ３０により当初は如何なる力も殆ど生じない。減衰力は先ず図９にて９０°に選択される最大の開き位置まで、約６０°から６５°の角度範囲で増加する。開き減衰は従って、６５°から９０°の間の範囲で基本的に作動する。

図１０は、表にて閉鎖減衰を示す。ドア３の閉鎖時に、４５°の角度範囲まではごく僅かの摩擦損失を除き、ダンパ３０により基本的に力が作動しない。ダンパ３０は先ず、例えば０°と３５°の角度範囲で閉位置に達する前に作動し、閉位置に達する前に減衰力は短期的に最大となり、ドア３は閉位置に達する前に少なくとも短期的にスラミングノイズを回避するように十分に減速される。閉鎖動作に関して、バネ１４は自己引込み範囲でドア３を閉位置に動かす。自己引込み範囲は例えば、０°から４０°の範囲である。

図１１は、角度範囲に亘るダンパ３０のピストンストロークを示す。ダンパ３０は圧縮ダンパとして構成され、閉位置にてダンパハウジング３２内に引き込まれるピストンロッド３１を有する。ピストンロッド３１は開き動作時に、閉位置から出て伸長し、ピストンストロークは中間範囲より大きく、０°と３０°の間の当初の角度範囲である。ピストンロッド３１は図１１に概略的に示すように、最大の開き位置に達する前に素早くハウジング３２内に引き込まれる。

圧縮ダンパの代わりに牽引ダンパが使用されれば、ピストンストロークは図１２に示す結果となる。閉位置において、ピストンロッド３１は先ずダンパハウジング３２から出て、ヒンジ４の動作時に引き込まれる。ピストンロッドがダンパハウジングから出て伸長する時に、減衰力が発生する。

示された例示的な実施形態において、回転要素はダンパ３０のピストンロッド３１に間接に接続される。勿論、ヒンジの機械的動作の原理を修正することなく、回転要素とダンパの間に１以上の要素を付与することも可能である。回転要素１５は更に、レバー１９を介してガイドレバー９に接続される。ヒンジ４の発明に従った機構を変更することなく、回転要素１５を支持レバー８又はガイドレバー９に直に接続し、又は更なるレバー又は要素をその間に配置することも可能である。
圧縮ダンパとして構成されるダンパ３０に代えて、牽引ダンパが用いられ、該牽引ダンパによって開閉減衰が生じる。

ダンパ３０は更に調整可能に構成されて、減衰力を各ドア３の重量に適合させることが出来る。対応する機構及び調整機構は公知である。更に、ダンパはダンパハウジング及びピストンロッドよりも更なる要素を有することが出来、例えばピストンロッドはダンパの両側に配備され、ハウジング内に引き込まれ又はハウジングから出るように伸長する。

更なる例示的な実施形態において、自己開き範囲内でバネ１４はヒンジ部７を開き方向に予め張力を架け、同じバネ１４がヒンジ４の自己引込み範囲内でヒンジ部７を閉位置に予め張力を架けるのが好ましい。ドア又はフラップは、開き方向に予め張力を架けることによって、所定の開き位置に保持され得る。開き方向に予め張力を架けることは、例えば最大の開き位置までに４５°の開き角度から、特に６０°又は７０°より大きい際に生じる。

１家具
２家具本体
３ドア
４ヒンジ
５側部
６取付け板
７ヒンジ部
８支持レバー
９ガイドレバー
１０容器
１１開口
１２開口
１３軸要素
１４バネ
１５回転要素
１６軸
１７軸
１８軸
１９レバー
２０軸
２１開口
２２開口
２３開口
２４調整要素
２５調整要素
２６内部分
２７留めデバイス
３０ダンパ
３１ピストンロッド
３２ダンパハウジング
３３ホルダ
３４接続要素
α 閉鎖減衰の角度範囲
β 開き減衰の角度範囲

Claims

ヒンジ(４)であって、
ドア(３)又はフラップに固定可能で、支持レバー(８)とガイドレバー(９)により側部(５)上を回転可能に取り付けられたヒンジ部(７)と、
該ヒンジ(４)の自己引込み範囲内で閉位置に予め張力を架ける少なくとも１つのバネ(１４)と、
ダンパハウジング(３２)に対して移動可能でヒンジ部(７)の閉鎖及び開き動作を減衰するピストンロッド(３１)を有する線形ダンパ(３０)とを有して、
側部(５)上の軸(１６)の回りを回転可能に取り付けられて、ダンパ(３０)とガイドレバー(９)との間に配置された回転要素(１５)が配備されて、該回転要素(１５)はダンパ(３０)を動かして、ヒンジ部(７)の閉鎖動作時に減衰力を生成するヒンジ(４)において、
ヒンジ部(７)の開き動作時に、回転要素(１５)はヒンジ部(７)の最大の開き位置に達する前に、ダンパ(３０)を動かして減衰力を生成する、ヒンジ。
開き減衰は、ヒンジ部(７)の最大の開き位置の前の少なくとも１０°の角度範囲で動作する、請求項１に記載のヒンジ。
前記ヒンジ(４)の閉鎖減衰範囲(α)におけるヒンジ(４)の閉鎖手順時にて、ピストンロッド(３１)とダンパハウジング(３２)の間の相対移動方向は、開き減衰範囲(β)におけるヒンジ(４)の開き手順時の方向と同じである、請求項１又は２に記載のヒンジ。
軸上に取り付けられる前記回転要素(１５)は、前記ヒンジ部(７)が完全に閉じた位置からヒンジ部(７)が完全に開いた位置への動作時に、振り子動作を実行する、請求項１乃至３の何れかに記載のヒンジ。
前記ヒンジ部(７)が完全に閉じた位置からヒンジ部(７)が完全に開いた位置への動作時に、前記回転要素(１５)の振り子動作は、閉鎖減衰範囲と開き減衰範囲との間で逆である、請求項４に記載のヒンジ。
閉鎖減衰時のダンパ(３０)のピストンロッド(３１)の動きは、開き動作時のダンパ(３０)のピストンロッド(３１)の動きよりも大きい、請求項１乃至５の何れかに記載のヒンジ。
閉鎖減衰時のダンパ(３０)のストロークは、開き減衰時のダンパ(３０)のストロークよりも大きい、請求項１乃至６の何れかに記載のヒンジ。
回転可能に取り付けられた回転要素は、ダンパ(３０)又はダンパ(３０)に連結された要素に連接される、請求項１乃至７の何れかに記載のヒンジ。
前記回転要素は、ガイドレバー(９)又はガイドレバー(９)に接続された要素(１９)に連接される、請求項１乃至８の何れかに記載のヒンジ。
前記ダンパは圧縮ダンパとして構成され、前記ピストンロッド(３１)がダンパハウジング(３２)から出て伸長する際よりも、ピストンロッド(３１)のダンパハウジング(３２)内への相対的引込み時にて、大きな減衰力を生成する、請求項１乃至９の何れかに記載のヒンジ。
前記ダンパは牽引ダンパとして構成され、ピストンロッド(３１)のダンパハウジング(３２)内への引込み時よりも、ピストンロッド(３１)がダンパハウジング(３２)から出て相対的に伸長する際に、大きな減衰力を生成する、請求項１乃至９の何れかに記載のヒンジ。
自己開き範囲にて、少なくとも１つのバネはヒンジ部(７)に開き方向に予め張力を架け、同じバネ(１４)がヒンジ(４)の自己引込み範囲にて閉じ位置にてヒンジ部(７)に予め張力を架ける、請求項１乃至１１の何れかに記載のヒンジ。