JP6589127B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱調理器に関するものである。
従来、この種の蒸気調理を行う加熱調理器は、加熱室内に蒸し器が設置され、蒸気発生ノズルと蒸し器の蒸気取り入れ口が離して設けられ、蒸気発生ノズルから蒸気が蒸気取り入れ口に向かって噴射することにより、蒸し器内に蒸気を充満させ蒸し調理を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−271104号公報
しかしながら、蒸気による加熱後、蒸し器内部底面には蒸気の結露水や、デンプン等の食品成分を含んだ食品からの水分が残り、そのまま何度も蒸気による加熱を行うと食品が水に浸かってしまうか、蒸気取り入れ口から水が外部にあふれ加熱室内が水浸しになってしまう。また、水が残った状態で高周波加熱すると、水を加熱するために熱量を浪費し、肝心の食品に高周波が届かない。さらに、水が蒸し器内にのこったまま放置されると、蒸し器内にカビ等が繁殖しやすく衛生的によくないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、食品が水に浸かってしまったり、水が蒸し器からあふれて加熱室内が水浸しになったりすることなく、効率良く食品を加熱でき、衛生的な加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、食品を加熱する加熱室と、蒸気を発生させる蒸気発生装置と、前記加熱室内に配置された蒸気室と、一端が前記蒸気発生装置に接続され他端が前記蒸気室に接続された蒸気投入路と、一端が前記蒸気室に接続された蒸気室排水路と、を備え、前記蒸気投入路は、前記蒸気発生装置から発生した蒸気を前記蒸気室に導き、前記蒸気室排水路は、前記蒸気室内の水を前記蒸気室外に導くものである。
これによって、蒸気による加熱後に蒸気室内に結露した水やデンプン等の食品成分を含んだ食品からの水分を蒸気室外部に排水し、食品が水に浸かってしまったり、水が蒸気室からあふれて加熱室内が水浸しになったりすることを防ぐことができる。また、高周波加熱時に、水を加熱するために熱量を浪費することなく、効率良く食品を加熱できる。さらに、水が放置されてカビ等が繁殖することのない、衛生的な加熱調理器を提供することができる。
本発明の加熱調理器は、食品が水に浸かってしまったり、水が蒸気室からあふれて加熱室内が水浸しになったりすることなく、効率良く食品を加熱でき、衛生的な加熱調理器を提供することができる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の正面断面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器のドアを取り外した状態を表す側面断面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の載置台近傍を表す正面断面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の載置台を表す上面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の食品容器の蓋を取った状態を表す上面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の蒸気室近傍を表す上面断面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の蒸気室を表す左側面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の加熱室排水路近傍を表す断面図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の正面断面図 (a)本発明の実施の形態2における加熱調理器の加熱室からの排水時の排水弁を表す断面図(b)本発明の実施の形態2における加熱調理器の蒸気発生装置からの排水時の排水弁を表す断面図(c)本発明の実施の形態2における加熱調理器の排水をしない時の排水弁を表す断面図 本発明の実施の形態3における加熱調理器の載置台を表す上面図 本発明の実施の形態3における加熱調理器の食品容器の蓋を取った状態を表す上面図 本発明の実施の形態3における加熱調理器の蒸気室近傍を表す上面断面図
第1の発明は、食品を加熱する加熱室と、蒸気を発生させる蒸気発生装置と、前記加熱室内に配置された蒸気室と、一端が前記蒸気発生装置に接続され他端が前記蒸気室に接続された蒸気投入路と、一端が前記蒸気室に接続された蒸気室排水路と、を備え、前記蒸気投入路は、前記蒸気発生装置から発生した蒸気を前記蒸気室に導き、前記蒸気室排水路は、前記蒸気室内の水を前記蒸気室外に導くことにより、蒸気による加熱後に蒸気室内に結露した水やデンプン等の食品成分を含んだ食品からの水分を蒸気室外部に排水し、食品が浸水することや、水が蒸気室から溢れて加熱室内が水浸しになることを防ぐことができる。
また、高周波加熱時に水を加熱するために熱量を浪費することなく、効率良く食品を加熱できる。さらに、水が放置されてカビ等が繁殖することのない衛生的な加熱調理器を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記蒸気室排水路が接続され前記蒸気室の壁に形成された蒸気室排水開口と、前記蒸気投入路が接続され前記蒸気室の壁に設けられた蒸気室投入開口と、を有し、前記蒸気室排水開口は前記蒸気室投入開口近傍の前記蒸気室の壁面に形成されたことにより、蒸気室内に蒸気投入路を通じて蒸気が噴出したときに、蒸気流路方向が排水流路方向と逆方向であるため、蒸気投入路から蒸気室に勢いよく流入した蒸気が蒸気室排水路に流れることを低減し、蒸気が外部に漏れることによる加熱効率悪化を防ぐことができる。
第3の発明は、特に、第2の発明において、前記蒸気室排水開口の下端は、前記蒸気室投入開口の下端より下方に位置するよう形成されたことにより、蒸気室内に水が溜まり水位が上昇した時に、蒸気室内の水が蒸気投入路を逆流して蒸気発生装置内に流れるよりも先に蒸気室排水路を流れるため、蒸気室内に溜まった食品成分等が蒸気発生装置内に流れ込み蒸気発生装置内に付着し、蒸気性能が低下することを防ぐことができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれかの1つの発明において、前記蒸気室排水路を介して流出する前記蒸気室内の水を前記蒸気室外に導く蒸気室排水導入口を備え、前記
蒸気室排水導入口は、前記蒸気室排水路と着脱自在に設けられたことにより、蒸気室排水路を蒸気室排水導入口から取り外して蒸気室排水路内部に溜まった水や汚れを容易に清掃することができる。
第5の発明は、特に、第4の発明において、前記蒸気投入路が着脱自在に接続され前記蒸気発生装置から発生した蒸気を前記蒸気投入路へ噴出する蒸気噴出口を備え、前記蒸気噴出口は、前記蒸気室排水導入口の近傍に形成されたことにより、ユーザが蒸気投入路を蒸気噴出口に嵌合し接続しようとすると、同時に、蒸気室排水路も蒸気室排水導入口に近づくため、両方の篏合を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の斜視図である。
図1において、加熱調理器1の本体内には、後述する加熱室2が設けられている。加熱室2には、前面に開口が設けられている。そして、この開口には、開閉可能にドア3が設けられている。このドア3を手前に回動して開け、開口を通して、食品を加熱室2内に収納、あるいは加熱室2から取り出している。
加熱調理器1下方には、加熱室2を支える底板4が設けられている。底板4の加熱室2の開口側には、加熱調理器1内に、冷却風を取り込む複数の流入口5が、設けられている。底板4の下方には、底板4を支えるタンクケース6が設けられ、タンクケース6の加熱室2の開口側ほぼ全面にわたり、給水タンク7、排水タンク8を収納している。給水タンク7、排水タンク8は、タンクケース6に引き出して着脱可能に取り付けられている。
そして、給水タンク7、排水タンク8の前部には、給水タンク7、排水タンク8を手で出し入れし易いように、それぞれ凹部9a、9bが設けられている。そして、給水タンク7、排水タンク8は、貯えられている水量が分かり易いように、透明な樹脂で形成されている。給水タンク7と排水タンク8上方の底板4には、加熱調理器1内に、冷却風を取り込む複数の流入口5が、設けられている。
なお、本実施の形態においては、加熱室2の開口側を前方とし、この前方より後方に向かって右側を右方とし、前方より本体に向かって左側を左方として、以下の説明を行う。
ドア3は、上下方向に開閉可能に、設けられている。このドア3の前面には、ユーザが調理メニューや調理時間を設定できる操作表示部10が、備えられている。そして、ドア3を開いた時には、加熱調理器1の各熱源の動作を停止させるため、安全スイッチ(図示せず)が、加熱調理器1の本体に、設けられている。
図2は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の正面断面図である。
図2において、加熱室2の壁面は、アルミメッキ鋼板の表面をフッ素塗装して構成されている。加熱室2内の天面には、マイカで形成された天板11と、この天板11の下方に、棒状の3本の加熱室ヒータ12が、後方に向かって相互に平行に設けられている。
加熱室2の壁面は、それぞれアースコード(図示せず)によって、接地されている。加熱室2の左右側壁には、レール13が一体成型され、載置皿(図示せず)を着脱自在に保持する。したがって、レール13も、接地されている。
なお、本実施の形態では、加熱室2の壁面は、汚れが拭き取り易いフッ素塗装を行ったが、ホーロー塗装や、他の耐熱性のある塗装を行ってもよい。また、加熱室2の壁面の材質としては、ステンレスを用いることもできる。
加熱室2の奥壁である隔壁14の右上部には、加熱室2内の空気を外部に排出する複数の加熱室排気孔38を備えている。また、加熱室2の右側壁上部には、庫内雰囲気温度を検出する庫内サーミスタ9と、加熱室2の右側壁に設けた検出用孔16を通じて、加熱室2内の食品100や食品容器55の温度を検出する赤外線センサ17とが、設けられている。
加熱室2外側下方には、蒸気を発生させる蒸気発生装置20が、設けられている。蒸気発生装置20上部には、蒸気導入路21が接続され、加熱室2の左側面から、加熱室2内へ蒸気を供給する。蒸気導入路21の先端には、蒸気噴出口22が形成され、蒸気を加熱室2内に、水平方向へ噴出するよう形成されている。
蒸気発生装置20下方には、タンクケース6、給水タンク7、排水タンク8が、設けられている。蒸気発生装置20と給水タンク7は、給水ポンプ23を介して、給水路27により接続されている。
加熱室2左側面には、加熱室2内からの排水を流す加熱室排水路24と、蒸気発生装置20底部には、蒸気発生装置20からの排水を流す、蒸気発生装置排水路25が設けられている。蒸気発生装置排水路25と排水タンク8に水を流す排水路45は、排水弁26に接続されている。蒸気導入路21、加熱室排水路24、蒸気発生装置排水路25、排水路45は、シリコーンチューブで、形成されている。
なお、本実施の形態では、給水タンク7を右方に、排水タンク8を左方に配置したが、この位置は左右逆であってもよく、あるいは前後に配置してもよい。
加熱室2底面を略全面覆うように、載置台50が載置され、加熱室2に着脱できるように、少し隙間を有している。なお、本実施の形態では、載置台50は、加熱室2底面の略全面を覆っているが、一部分だけ覆っていても構わない。また、本実施の形態では、載置台50の側壁が、加熱室2底面上に接することにより、載置台50を支持しているが、載置台50の側壁は、加熱室2底面から浮かし、載置台50に脚形状を設けて、脚形状で加熱室2底面上やレール13上に載置台50を支持してもよい。
図3は、本発明の実施の形態1における加熱調理器のドアを取り外した状態を表す側面断面図を示す。
図3において、加熱室2の後方には、隔壁14によって、加熱室2内とは区切られた空間がある。この空間内には、加熱室2内の空気を撹拌、循環させる循環ファン33と、加熱室2内を循環する空気を加熱する室内気加熱ヒータとしてのコンベクションヒータ34が、循環ファン33を取り囲むようにして、設けられている。
隔壁14の中央付近には、加熱室2内の空気を循環ファン33側へ、送風するための複数の吸気用通風孔35と、逆に、コンベクションヒータ34により加熱された循環ファン33側の空気を加熱室2側へ、送風を行うための複数の送風用通風孔36とが設けられている。
給水タンク7および排水タンク8と加熱室2との間の底板4前面には、流入口5を有し
、加熱中は、冷却ファン37により、流入口5から冷却風を取り入れ、加熱室2および蒸気発生装置20と、給水タンク7および排水タンク8の間を通って冷却ファン37に吸い込まれる。そして、冷却風は、制御手段40やマイクロ波発生装置であるマグネトロン41等に向かって吹き出し、冷却する。その後、冷却風は、吸気孔39から加熱室2内に流入し、加熱室2内を通じて加熱室排気孔38から、加熱調理器1外に排出され、加熱室2内を換気している。各通風孔35、36、38、39は、多数のパンチング孔で形成されている。
なお、本実施の形態では、給水タンク7および排水タンク8上方の底板4の前面に、略均一な密度で流入口5を設けて、加熱室2からの伝熱を万遍なく防げるようにしたが、冷却したいもしくは伝熱を防ぎたい部材の位置に応じて、流入口5の数や面積を変えてもよい。例えば、蒸気発生装置20側に流入口5を多く開ければ、蒸気発生装置20を重点的に冷やすことができる。要するに、加熱室2と給水タンク7あるいは排水タンク8との間に、流入口5を設けて、制御手段40等への冷却風を、取り込めるようにすればよいものである。
加熱室2外側後方には、マイクロ波発生手段であるマグネトロン41が、垂直方向上向きに設けられ、マイクロ波を加熱室2内へ伝送する導波管42に、接続されている。導波管42は、2枚のアルミメッキ鋼鈑を曲げて溶接され、内部通路を形成している。
そして、加熱室2の水平方向における中央付近には、回転アンテナ43が設けられている。回転アンテナ43は、アルミメッキ鋼板で形成され、モータ44に接続されて、加熱室2に、マイクロ波を撹拌しながら照射している。
なお、マグネトロン41、導波管42、回転アンテナ43、モータ44は、加熱室2の上方に設けているが、これに限らず下面や側面側に設けることもでき、設置向きもあらゆる方向に設定することができる。
また、回転アンテナ43を設けず、導波管42出口の開孔だけで、加熱室2内にマイクロ波を供給してもよい。
加熱室2後方には、制御手段40が設けられ、制御手段40は、ユーザの調理メニューの選択により、マグネトロン41、モータ44、循環ファン33、冷却ファン37、各ヒータ、各サーミスタ、赤外線センサ17、給水ポンプ23、操作表示部10、庫内灯(図示せず)等を制御している。
図4は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の載置台近傍を表す正面断面図を示す。
図4において、載置台50は略直方体形状の箱状であり、下方に開口して形成されている。そして、載置台50上面は略平面となっており、加熱室2底面から、高さ約40mmの空間を有して、加熱室2底面に対して略平行に構成されている。
載置台50の下方には、蒸気室51と、この蒸気室51に接続され、蒸気室51の左方でかつ水平方向に円筒形の蒸気投入路52とが、設けられている。蒸気噴出口22の外側形状と蒸気投入路52の内側形状とは略同一であり、蒸気噴出口22の外側に、蒸気投入路52が、約30mmオーバーラップして、着脱自在に篏合している。蒸気噴出口22の外側に、蒸気投入路52が嵌合し、蒸気流路が狭まる嵌合部の段差がないため、蒸気が篏合部の隙間に入りにくく外部に漏れにくい。このとき、蒸気噴出口22と蒸気投入路52の間に、パッキンを設ければ、さらに蒸気漏れを防ぐことができる。なお、円筒形状の蒸
気噴出口22と蒸気投入路52が嵌合した際に、ロックするロック機構を設けてもよいものである。
また、逆に、蒸気噴出口22の内側形状と蒸気投入路52の外側形状とを略同一形状にし、蒸気噴出口22の内側に、蒸気投入路52がオーバーラップして着脱自在に篏合しても、蒸気流路を形成できる。
開口板53は、載置台50および蒸気室51に嵌合、係止され、載置台50の上面略中央部に、着脱自在に取り付けられている。開口板53の略中央部には、複数の貫通孔である開口板孔54が、形成されている。開口板孔54が設けられた開口板53の上面は、載置台50上面と略同一平面を形成し、開口板53上には、食品容器55が置かれている。食品容器55は、被加熱物である食品100を収納している。そして、食品容器55の上方開口部が、複数の貫通孔である蒸気孔56を有した蓋57で、覆われている。
食品容器55の食品容器凸部58は、開口板53に形成された開口板凹部59に嵌合され、蒸気が外部に漏れにくい構成となっている。食品容器55底部に形成された複数の貫通孔である食品容器孔60と、開口板孔54とを介して、蒸気室51と食品容器55内とを連通している。
なお、本実施の形態では、開口板53は、載置台50とは別部品として構成されているが、開口板53を備えず、載置台50の上面に複数の貫通孔が設けられていてもよいものである。
また、食品容器55を用いずに直接開口板53上に食品100を載置してもよい。さらに、食品容器55は食品を封入できる包装形態であれば容器形状に限らず袋状等、何でもよく、要は食品等を包装した物に開口孔を有していれば良い。また、食品を封入する包装の材料は、樹脂以外に紙やゴム等、蒸気の熱に耐えられる材料であれば何でもよい。
蒸気投入路52および後述する蒸気室排水導入口67を避けるように、載置台50の両側壁には載置台切欠き63を有し、左右逆に載置台50を挿入されても蒸気投入路52および蒸気室排水導入口67と接触することはない。
蒸気投入路52、蒸気室51、開口板53、載置台50は、マイクロ波を透過する耐熱温度120℃の耐熱ポリプロピレン樹脂で形成されている。なお、本実施の形態では、耐熱温度120℃の耐熱ポリプロピレン樹脂で形成されているが、他の材料であっても構わない。
なお、蒸気噴出口22と蒸気投入路52とを水平方向に設けたが、斜めや垂直方向に設けて嵌合させてもよいものである。
また、食品100としては、例えば、冷蔵や冷凍の中華まん、餃子、ご飯、麺等が考えられるが、これに限定されるものではない。なお、個数は1個に限らずさらに多くてもよく、食品以外の被加熱物でもよい。
図5は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の載置台近傍を表す上面図である。
図5において、載置台50は、開口板53の周囲に、孔の開いていない平面部64を設けている。開口板53は、略長方形の薄板形状である。また、開口板孔54は、載置台50の長手方向に長辺を有するトラック楕円で構成され、千鳥配置で複数個設けられている。なお、開口板孔54の孔形状は、円形や四角形等の形状でも、蒸気を通すものであれば
よい。しかし、食品100の種類によっては、孔の大きさ、形状によって通過してしまう可能性があるため、食品100に応じて、適宜開口板孔54の孔形状を選択する必要がある。
また、開口板53には、開口板切欠き65が前後に2箇所設けられ、開口板切欠き65に、指や爪を入れて、開口板53を載置台50から、容易に着脱できるようにしている。なお、蒸気の圧力で、載置台50から、開口板53が浮き上がることを防止するため、開口板53は、載置台50と爪構成で嵌合させてもよい。
図6は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の食品容器の蓋を取った状態を表す上面図である。
図6において、食品容器55は上面視略矩形状で形成されている。食品容器55の食品容器孔60は、開口板孔54とほぼ同じ位置、同じ大きさで構成されており、食品容器55の食品容器凸部58と開口板53の開口板凹部59とを嵌合させることにより、食品容器孔60と開口板孔54とを一致させることが容易になる。なお、完全に孔を一致させなくても部分的にでも一致していれば蒸気は通ることができるものである。
図7は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の蒸気室近傍を表す上面断面図である。
図7において、蒸気室51は上面視略矩形状で形成されている。蒸気投入路52と蒸気室排水路66は、相互に略平行に並行して配置されて、蒸気室51の左方側壁に、それぞれの一端が接続され、固定されている。蒸気室51側の蒸気投入路52端部が接続された開口(蒸気室投入開口)と、蒸気室51側の蒸気室排水路66端部が接続された開口(蒸気室排水開口)とは、蒸気室51を構成する壁の内、同一側壁に並んで形成されている。
そして、蒸気室51側の蒸気投入路52端部が接続された開口(蒸気室投入開口)から、蒸気室51内へ、蒸気が流れ込む。また、蒸気室51側の蒸気室排水路66端部が接続された開口(蒸気室排水開口)へ、蒸気室51内に溜まった蒸気の結露水や、デンプン等の食品成分を含んだ食品からの水分が、排出される。したがって、蒸気投入路52の蒸気の流れは、蒸気室排水路66の結露水や食品からの水分の流れとは、反対方向の流れである。
また、蒸気室排水導入口67の内側形状と蒸気室排水路66の外側形状とは、略同一形状である。蒸気室排水路66は、蒸気室排水導入口67の内側に、約30mmオーバーラップして、着脱自在に嵌合され、蒸気室排水路66は、加熱室排水路24と接続されている。これにより、蒸気室排水路66は、蒸気室51内に溜まった蒸気の結露水や、デンプン等の食品成分を含んだ食品からの水分を排出できる。
ここで、蒸気室排水路66内径は、蒸気投入路52の内径よりも小さくすることにより、蒸気室排水路66内の管路圧損を大きくできるので、蒸気投入路52を通じて、蒸気室51内に流れ込んだ蒸気を、蒸気室排水路66に流れにくくできる。
また、蒸気室排水導入口67は、蒸気室排水路66の外側に嵌合しているため、排水流路に対して、排水流路を狭めるようは篏合部の段差をなくすことができるので、排水を外部に漏れにくくできる。
なお、蒸気室排水導入口67と蒸気室排水路66との間に、パッキンを設けてもよい。また、蒸気室排水路66が、円筒形状の蒸気室排水導入口67に嵌合した状態で、ロック
するロック機構を設けてもよいものである。さらに、逆に、蒸気室排水導入口67の外側形状と蒸気室排水路66の内側形状とを略同一形状にし、蒸気室排水導入口67の外側に、蒸気室排水路66が、オーバーラップして着脱自在に篏合していても、排水できるものである。
また、蒸気室排水導入口67と蒸気噴出口22は、2か所のボス部69を有して、一体の部品で形成されており、加熱室2内からネジをボス部69にねじ込むことにより、固定されている。これにより、加熱室2への取付け時の取付誤差の発生を防ぎ、蒸気投入路52および蒸気室排水路66と嵌合しづらくなることを防止し、また、部品点数を減らして、構成を簡単にできる。
蒸気室排水路66の蒸気室51側端部が接続された開口(蒸気室排水開口)には、メッシュで形成された半球状の蒸気室フィルター68が、着脱自在に設けられている。また、蒸気室フィルター68は、マイクロ波を透過し、耐熱温度が120℃である、耐熱ポリプロピレン樹脂で形成されている。蒸気室フィルター68は、蒸気室51内に溜まった大きな食品のかけら等が、蒸気室排水路66内に流れ込んで詰まり、排水できなくなることを防いでいる。そして、蒸気室フィルター68は着脱自在であるため、蒸気室フィルター68が、食品のかけら等で詰まっても、ユーザが簡単に取り外して、清掃することができる。
なお、本実施の形態では、耐熱温度120℃の耐熱ポリプロピレン樹脂で形成されているが、他の材料であっても構わない。また、本実施の形態では、蒸気導入路21、蒸気噴出口22、蒸気投入路52、蒸気室排水路66、蒸気室排水導入口67、加熱室排水路24は、断面形状が円形状で形成されているが、楕円形や矩形状でもよい。
また、蒸気導入路21、蒸気噴出口22加熱室排水路24、蒸気室排水導入口67は、本実施の形態では加熱室2左方側壁に設けたが、右方や奥面であっても構わない。また、蒸気噴出口22および蒸気室排水導入口67を挿入する、加熱室2側面の孔の最長内寸は、マイクロ波が漏れないように、マイクロ波の波長の1/2以下、本実施の形態では、マイクロ波の波長が約120mmであるため、60mm以下が望ましい。
さらに、蒸気投入路52と蒸気室排水路66を略平行に配置したが、蒸気室排水路66に、直接蒸気が流れ込まない、角度および位置であればよいものである。また、蒸気噴出口22および蒸気室排水導入口67を無くし、蒸気導入路21と蒸気投入路52、および加熱室排水路24と蒸気室排水路66をそれぞれ接続し、固定してもよい。
さらに、本実施の形態では、蒸気投入路52および蒸気室排水路66をそれぞれ1個ずつ蒸気室51に設けているが、複数個設けてもよい。複数個設けることにより、蒸気や排水を分散できるため、それぞれの蒸気流路や排水流路を小さくでき、それにともない加熱室2壁面の孔も小さく構成でき、結果として、加熱室2から外部へのマイクロ波の漏れをより少なくすることができる。
図8は、実施の形態1における加熱調理器の蒸気室を表す左側面図である。
図8において、蒸気投入路52の開口(蒸気室投入開口)は、蒸気室51の略中央部に向かって、蒸気を吐出できるよう取り付けている。蒸気室51の蒸気室排水路66の蒸気室排水開口の下端は、蒸気投入路52の開口(蒸気室投入開口)の下端より、下方に配置されている。
これにより、蒸気室51内に、水が溜まった時、溜まった水の水位は、蒸気投入路52
の開口(蒸気室投入開口)の下端より先に、蒸気室排水路66の開口(蒸気室排水開口)下端に到達するため、蒸気室排水路66内を通って、蒸気室51外部に排水される。
図9は、実施の形態1における加熱調理器の加熱室排水路近傍を表す断面図である。
図9において、加熱室排水路24の排水タンク8側の端部には、排水路出口28が、設けられている。排水路出口28の内径は、オリフィス状に、排水タンク8に近づくにつれて、徐々に小さくなっている。このため、管路圧損が大きくなり、蒸気室51内に流れ込んだ蒸気が、加熱室排水路24を通じて、排水タンク8に漏れにくくしている。
なお、本実施の形態では、排水路出口28の内径をオリフィス状にしたが、傾斜をつけずに内径を細くしたり、管路長を長くしたりすることにより、管路圧損を大きくして、蒸気を漏れにくくしてもよい。また、排水路出口28を加熱室排水路24とは別部品にすることにより、排水路出口28だけを取り外して、容易に清掃することもできる。
なお、本実施の形態では、排水は水の自重を利用して行ったが、ポンプ等を用いて水を吸い出せば、より早く多量の水を排水することができる。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
(蒸気加熱動作)
はじめに、蒸気加熱の場合の動作について説明する。
まず、加熱調理器1のユーザは、ドア3を開け、蒸気室51の蒸気投入路52と加熱室2に固定された蒸気噴出口22、および蒸気室51の蒸気室排水路66と加熱室2に固定された蒸気室排水導入口67とを篏合させて、蒸気室51を加熱室2底面上にセットする。次に、ユーザは、載置台50の平面部64が蒸気室51を覆うように、載置台50を加熱室2底面上に載置する。そして、開口板53を載置台50の開口部を塞ぐように、セットする。
なお、この作業は毎回行う必要はなく、適宜各部品を清掃等で取り外した後、行うものである。
そして、給水タンク7をタンクケース6から引き出して、注水口(図示せず)から給水タンク7内に水を入れ、給水タンク7をタンクケース6の奥まで、挿入する。また、ユーザは、排水タンク8も、タンクケース6の奥まで、挿入する。
次に、食品100を収容した食品容器55の食品容器凸部58を、開口板53の開口板凹部59に嵌合させて、食品容器55を開口板53にセットする。すると、開口板孔54と食品容器孔60とが、自動的に連通する。載置台50等がセットされている通常時に、ユーザが準備する作業はこれだけで、あとはドア3を閉めて、操作表示部10から蒸気によるメニューを選択し、加熱をスタートするだけである。
加熱をスタートすると、蒸気発生装置20が発熱し、蒸気発生装置20の温度が十分上昇した後、給水タンク7内の水を給水ポンプ23によって、給水路27を通じて蒸気発生装置20に供給し、瞬間的に蒸気を発生させる。なお、蒸気発生装置20に、水を貯めて加熱することにより、徐々に蒸気を発生させてもよい。
発生した蒸気は、蒸気導入路21を通じ、蒸気噴出口22から噴出する。蒸気噴出口22から噴出した蒸気は、蒸気投入路52を通じて、蒸気室51内に流れ込み、蒸気室51内に拡散する。
その後、蒸気は、開口板孔54、食品容器孔60を通じて、食品容器55内に流れ込み、食品100周囲全体に結露して蒸発潜熱を与え、ムラなく加熱する。特に、食品100が隙間の多いもの(例えば、麺類)や多孔質状のものである場合、食品100内に、蒸気が入り込み、内部からも効率良く加熱する。また、マイクロ波を用いて同時加熱する場合、蒸気が食品容器55内に充満すると、空間の誘電率が変化し、食品容器55内のマイクロ波の波長が短くなり、加熱ムラが軽減するという効果もある。
加熱が進み食品100の温度が上昇してくると、蒸気が食品100に結露しにくくなり、蒸気のまま食品容器55内に充満する。最終的に、結露せずに充満した蒸気は、蓋57の蒸気孔56から、食品容器55外部に排出される。なお、蒸気孔56を無くし、蓋57と食品容器55との隙間から、充満した蒸気を排出してもよい。
また、蒸気室51内に蒸気の結露水や、デンプン等の食品成分を含んだ食品100からの水分、および食品100のかけら等が、食品容器孔60、開口板孔54を介して落下して溜まってくる。このように余分な水分を食品100から蒸気室51に落とすことで食品100の水っぽさをなくして食味を向上させることができる。
蒸気室51内に水分が溜まってくると、水分は自重により、蒸気室排水路66、蒸気室排水導入口67、加熱室排水路24、排水路出口28を通じて、排水タンク8内に流れる。
蒸気発生装置20の温度が上昇したことを検知して、冷却ファン37が動作し、流入口5から冷却風を取り込み、蒸気発生装置20および蒸気発生装置20近傍の温度上昇を抑制しつつ、制御手段40を冷却する。
加熱終了とほぼ同時に、排水弁26が開き、蒸気発生装置排水路25を通じて、蒸気発生装置20内の水を排水する。しばらく、排水弁26は開いた状態を維持し、再び排水弁26は閉じる。
もちろん、連続して加熱する場合には、しばらく、排水弁26を閉じた状態にして、蒸気発生装置20内に熱水を保持し、その熱水を活かして、素早く蒸気が出るようにしてもよい。また、ユーザから排水の指示があった時に、排水弁26を開くようにし、排水タンク8に溜まった水を捨て忘れた場合でも、自動的に排水され、排水タンク8から水が溢れることを防ぐこともできる。
加熱終了後、ユーザはドア3を開けて、食品容器55を開口板53から持ち上げて取り外し、例えば、店舗で使用される際には、すぐに、食品100を消費者に、提供することが可能である。
この後、蒸気を使わずにマイクロ波加熱する場合、開口板53を含む載置台50上に、食品容器55もしくは食品100を載置するだけで、加熱可能である。
また、ユーザが排水しきれていない蒸気室51内の水を、強制的に排水したい場合、通常の蒸気加熱より多い蒸気量を、長時間、蒸気室51に噴出させることにより、蒸気室51内の水を、強制的に排水するお手入れモードを選択する。
そして、通常蒸気加熱時より多い蒸気量を、長時間、蒸気発生装置20で発生し、蒸気が蒸気導入路21を通じ、蒸気噴出口22から噴出し、蒸気投入路52を通じて、蒸気室51内に流れ込む。蒸気室51に流れ込んだ蒸気は、蒸気量が多いため、蒸気室51内の内圧を上昇させ、開口板孔54を通じて上方に流れると同時に、蒸気室51内底部に溜まった水を押し出しながら、蒸気室排水路66、蒸気室排水導入口67、加熱室排水路24
、排水路出口28を通じて、排水タンク8内に流れ込む。こうして、蒸気室51内に溜まった水を、強制的に排水タンク8に、排出することができる。なお、確実に蒸気室51内の水を排水するために、長時間蒸気を発生させたが、溜まっている量によっては、短時間でも十分排水できるものである。
このとき、開口板53上に蓋部材(図示せず)を置いて開口板孔54を塞げば、より蒸気室51内の内圧が高まり、効果的に排水することができる。なお、開口板孔54を塞ぐ蓋部材は蒸気を通さないものであれば何でもよく、例えば、陶器やプラスチック製の食器のようなものでもよい。また、開口板孔54をすべて塞ぐ必要はなく、一部が塞がれていなくても、強制排水の効果は、得られるものである。
(マイクロ波加熱動作)
次に、マイクロ波加熱の場合の動作について説明する。
加熱調理器1のユーザが、食品100を加熱室2内に載置し、ドア3を閉めて、操作表示部10により、マイクロ波のメニューを選択し、加熱をスタートする。すると、マグネトロン41からマイクロ波が放出され、マイクロ波は導波管42内を伝播し、モータ44によって回転する、回転アンテナ43に供給される。そして、マイクロ波は、回転アンテナ43を通して、加熱室2内に、撹拌されながら照射される。
ほとんどのマイクロ波は、直接、食品100に吸収され、食品100を発熱させる。回転アンテナ43を回転制御することにより、加熱室2内のマイクロ波分布を変化させることができ、食品100の種類、形状、位置、数に応じて、適切な分布性能を選択することができる。
マグネトロン41が動作している間、冷却ファン37が動作し、流入口5から冷却風を取り込み、マグネトロン41および制御手段40を冷却する。
(オーブン加熱動作)
次に、オーブン加熱の場合の動作について、説明する。
加熱調理器1のユーザが、載置台50、蒸気室51、蒸気投入路52を加熱室2から取り外して、食品100を加熱室2内の載置皿(図示せず)に載置し、ドア3を閉めて、操作表示部10により、オーブン加熱のメニューを選択し、加熱をスタートする。すると、コンベクションヒータ34が発熱し、循環ファン33が回転し始める。循環ファン33が回転することにより、加熱室2内の空気を吸気用通風孔35から取り入れ、コンベクションヒータ34により加熱した後、再び、送風用通気孔36を通じて、加熱室2内に、加熱された空気を戻す。このように、加熱室2内の空気を循環させ、温度を上昇させて、食品100を加熱していく。
オーブン加熱している間、冷却ファン37が動作し、流入口5から冷却風を取り込み、加熱室2から給水タンク7や排水タンク8への伝熱を防ぎつつ、制御手段40を冷却する。オーブン動作が終わった後も、しばらく冷却ファン37は動作し、加熱室2からの伝熱を防ぐ。
なお、本実施の形態では、蒸気単独加熱とマイクロ波単独加熱、オーブン単独加熱とを示したが、加熱室ヒータ12によるグリル加熱、マイクロ波と蒸気の複合加熱、さらに加熱室ヒータ12やコンベクションヒータ34を用いて輻射熱や熱風を利用して単独加熱や複合加熱を行うこともできる。
また、載置台50、蒸気室51、蒸気投入路52を加熱室2から取り外して、蒸気噴出口22から、加熱室2内に直接蒸気を噴出することによる蒸気加熱を行うこともできる。
さらに、加熱時間は、ユーザが直接時間を操作表示部10から入力してもよいし、操作表示部10から自動メニューを選択すると、メニューに応じた加熱時間と庫内サーミスタ9や赤外線センサ17からの情報を元に、自動で最適な時間が設定される。
以上のように、本実施の形態では、食品100を加熱する加熱室2と、蒸気を発生させる蒸気発生装置20と、加熱室2内に配置された蒸気室51と、一端が蒸気発生装置20に接続され他端が蒸気室51に接続された蒸気投入路52と、一端が蒸気室51に接続された蒸気室排水路66とを備え、蒸気投入路52は、蒸気発生装置20から発生した蒸気を蒸気室51に導き、蒸気室排水路66は、蒸気室51内の水を蒸気室51外に導くことにより、蒸気による加熱後に蒸気室51内に結露した水やデンプン等の食品成分を含んだ食品100からの水分を、蒸気室51外部に排水し、食品100が水に浸かったり、水が蒸気室51から溢れて、加熱室2内が水浸しになったりすることを防ぐことができる。
また、マイクロ波加熱時に、水を加熱するために熱量を浪費することなく、効率良く食品100を加熱できる。さらに、水が放置されて、カビ等が繁殖することのない、衛生的な加熱調理を行うことができる。
さらに、蒸気室排水路66が接続され蒸気室51の壁に形成された蒸気室排水開口と、蒸気投入路52が接続され蒸気室51の壁に設けられた蒸気室投入開口とを有し、
蒸気室排水開口は蒸気室投入開口近傍の蒸気室51壁面に形成されたことにより、蒸気室51内に蒸気投入路52を通じて蒸気が噴出した時に、蒸気投入路52の蒸気流路方向が、蒸気室排水路66の排水流路方向と逆方向であるため、蒸気投入路52から蒸気室51に勢いよく流入した蒸気が、蒸気室排水路66に流れることを低減し、蒸気が外部に漏れることによる、加熱効率悪化を防ぐことができる。
また、蒸気室排水路66の排水流路の下端は、蒸気投入路52の蒸気流路の下端より下方に設けたことにより、蒸気室51内に水が溜まり、水位が上昇した時に、蒸気室51内の水が、蒸気投入路52を逆流して、蒸気発生装置20内に流れるよりも先に、蒸気室排水路66を流れ排水することができ、蒸気室51内に溜まった食品100の成分等が、蒸気発生装置20内に流れ込み、蒸気発生装置20内に付着し、蒸気性能が低下することを防ぐことができる。
さらに、蒸気室排水路66から流れてきた水を、蒸気室排水路66外部に導く蒸気室排水導入口67を備え、蒸気室排水導入口67は、蒸気室排水路66と着脱自在に設けたことにより、蒸気室排水路66を蒸気室排水導入口67から取り外して、蒸気室排水路66内部に溜まった水や汚れを、容易に清掃することができる。
また、蒸気室排水路66は、蒸気投入路52の蒸気噴出口22の近傍に設けたことにより、ユーザが蒸気投入路52を蒸気噴出口22に狙って嵌合しようとすると、同時に、蒸気室排水路66も蒸気室排水導入口67に近づくため、両方の篏合を容易に行うことができる。
さらに、蒸気発生装置20から発生させる蒸気量を通常加熱時より増やし、蒸気室51内の内圧を高めるお手入れモードを設けたことにより、蒸気室51内に溜まり、自重では流れにくかった水を、蒸気室排水路66に押し出して、強制的に排水することができる。
また、本実施の形態では、マイクロ波を発生させる加熱調理器1を用いたが、少なくとも蒸気発生装置20を設けた加熱調理器であれば、同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について、説明する。以下、実施の形態1の構成、動作との相違点を中心に述べ、実施の形態1と同一要素については同一符号を付してその構成、動作の詳細な説明を省略する。
図10は、本発明の実施の形態2における加熱調理器の正面断面図である。
加熱室排水路24と蒸気発生装置排水路25と排水タンク8に水を流す排水路45は、それぞれ3方弁である排水弁26に接続されている。
図11(a)、図11(b)、図11(c)は発明の実施の形態1における加熱調理器の排水弁を表す断面図である。
図11(a)において、排水弁26内部は、略L字状に孔の開いたボール弁70を、排水弁モータ71で回転させる構造になっており、ボール弁70の角度によって、排水路を切り替えている。図11(a)のように加熱室排水路24と排水路45が連通する角度にボール弁70が回転した時は加熱室2内からの排水が加熱室排水路24、排水路45を通じて流れる。
図11(b)において、図11(a)から180度ボール弁70が回転しており、蒸気発生装置排水路25と排水路45が連通する角度にボール弁70が位置しているため、加熱室2内からの排水が蒸気発生装置排水路25、排水路45を通じて流れる。
図11(c)において、図11(a)から右に90度(図12(b)から左に90度)ボール弁70が回転しており、加熱室排水路24も蒸気発生装置排水路25も、排水路45と連通しない角度に、ボール弁70が位置しているため、排水が流れない構成になっており、排水を流すとき以外の基本位置はこの状態である。
排水弁モータ71内には、図11(c)におけるボール弁70位置を原点として検出できるホールICが内蔵されており、この原点からボール弁70を右に90度回転させるか、左に90度回転させるかで、排水路45を切り替えている。なお、排水弁モータ71はステッピングモータであり、左右に90度回転させるパルス数を入力し、ボール弁70を回転させている。なお、排水弁モータ71として、通常のDCモータを用い、ホールIC等で90度の角度を検出して、回転を止めれば、同様の効果は得られる。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
蒸気加熱終了とほぼ同時に、排水弁26が動作し、加熱室排水路24も、蒸気発生装置排水路25も、閉じていた状態から、蒸気発生装置排水路25側を開放し、蒸気発生装置20内の水を排水する。蒸気発生装置排水路25側を、しばらく開放した後、再び、排水弁26が動作し、加熱室排水路24側を開放し、蒸気室排水路66、蒸気室排水導入口67を通じて、蒸気室51内の水を排水する。加熱室排水路24側を、しばらく開放した後、再び、排水弁26が動作し、加熱室排水路24も蒸気発生装置排水路25も、閉じた状態に戻る。
もちろん、連続して加熱する場合には、蒸気発生装置排水路25を、しばらく閉じた状態にして、蒸気発生装置20内に熱水を保持し、その熱水を活かして、素早く蒸気が出るようにしてもよい。また、ユーザから排水の指示があった時に、加熱室排水路24側と蒸気発生装置排水路25側の両方、またはいずれか一方を開くようにし、排水タンク8に溜まった水を捨て忘れた場合でも、自動的に排水され、排水タンク8から水が溢れることを
防ぐこともできる。
以上のように、本実施の形態では、蒸気室排水導入口67から流れてきた水を加熱室2外部に導く加熱室排水路24を備え、蒸気室排水路66から加熱室排水路24の経路の途中に、排水弁26を設けたことにより、排水弁26の開閉で、排水を流すタイミングを制御することができるため、排水タンク8が挿入されていないときに、排水して床を水浸しにすることを防ぎ、また、蒸気が外部に漏れることを防ぐことができる。
また、蒸気発生装置20内に溜まった水を、蒸気発生装置20外部に導く、蒸気発生装置排水路25を備え、排水弁26を3方弁で構成し、一方の弁は、蒸気室排水路66から加熱室排水路24の経路の途中に設け、もう一方の弁は蒸気発生装置排水路25の途中に設けたことにより、二つの弁を使わずに一つの弁で排水の切り替えができるため小型で軽量な加熱調理器1を実現することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について、説明する。以下、実施の形態1、2の構成、動作との相違点を中心に述べ、実施の形態1、2と同一要素については同一符号を付してその構成、動作の詳細な説明を省略する。
図12は、本発明の実施の形態3における加熱調理器の載置台近傍を表す上面図である。
図12において、載置台50は、開口板53の周囲に、孔の開いていない平面部64を設けている。開口板53は、略円形の薄板形状である。また、開口板孔54は、載置台50の長手方向に長辺を有するトラック楕円で構成され、千鳥配置で複数個設けられている。
図13は、本発明の実施の形態3における加熱調理器の食品容器の蓋を取った状態を表す上面図である。
図13において、食品容器55は上面視略円形状で形成されている。食品容器55の食品容器孔60は、開口板孔54とほぼ同じ位置、同じ大きさで構成されており、食品容器55の食品容器凸部58と開口板53の開口板凹部59とを嵌合させることにより、食品容器孔60と開口板孔54とを一致させることが容易になる。なお、完全に孔を一致させなくても部分的にでも一致していれば蒸気は通ることができるものである。
図14は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の蒸気室近傍を表す上面断面図である。
図14において、蒸気室51は上面視略円形状で形成されている。蒸気投入路52と蒸気室排水路66は、相互に略平行に並行して配置されて、蒸気室51の左方壁面に、それぞれの一端が接続され、固定されている。蒸気室51側の蒸気投入路52端部が接続された開口(蒸気室投入開口)は、蒸気室51側の蒸気室排水路66端部が接続された開口(蒸気室排水開口)近傍の側壁に並んで形成されている。
蒸気室51は上面視略円形状に形成されているため、蒸気投入路52から流入した蒸気が万遍なく蒸気室51内に拡散し、開口板孔54、食品容器孔60を通じて食品容器55内の食品100をより均一に温めることが可能である。
なお、本実施の形態では、開口板53、食品容器55、蒸気室51は平面視略円形状で
形成されているが、楕円形状や多角形形状であっても構わない。
以上のように本発明にかかる加熱調理器は、蒸気発生装置を有する電子レンジ、オーブン電子レンジ、スチーマー等の用途に適用できる。
1 加熱調理器
2 加熱室
20 蒸気発生装置
22 蒸気噴出口
51 蒸気室
52 蒸気投入路
66 蒸気室排水路
67 蒸気室排水導入口
100 食品

Claims (5)

  1. 食品を加熱する加熱室と、蒸気を発生させる蒸気発生装置と、前記加熱室内に配置された蒸気室と、一端が前記蒸気発生装置に接続され他端が前記蒸気室に接続された蒸気投入路と、一端が前記蒸気室に接続された蒸気室排水路と、を備え、
    前記蒸気投入路は、前記蒸気発生装置から発生した蒸気を前記蒸気室に導き、前記蒸気室排水路は、前記蒸気室内の水を前記蒸気室外に導く加熱調理器。
  2. 前記蒸気室排水路が接続され前記蒸気室の壁に形成された蒸気室排水開口と、前記蒸気投入路が接続され前記蒸気室の壁に設けられた蒸気室投入開口と、を有し、
    前記蒸気室排水開口は前記蒸気室投入開口近傍の前記蒸気室壁面に形成された請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記蒸気室排水開口の下端は、前記蒸気室投入開口の下端より下方に位置するよう形成された請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記蒸気室排水路を介して流出する前記蒸気室内の水を前記蒸気室外に導く蒸気室排水導入口を備え、
    前記蒸気室排水導入口は、前記蒸気室排水路と着脱自在に設けられた請求項1〜3いずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 前記蒸気投入路が着脱自在に接続され前記蒸気発生装置から発生した蒸気を前記蒸気投入路へ噴出する蒸気噴出口を備え、
    前記蒸気噴出口は、前記蒸気室排水導入口の近傍に形成された請求項4に記載の加熱調理器。
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